JPH0247358A - 複合素材の漂白方法 - Google Patents

複合素材の漂白方法

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Publication number
JPH0247358A
JPH0247358A JP63195333A JP19533388A JPH0247358A JP H0247358 A JPH0247358 A JP H0247358A JP 63195333 A JP63195333 A JP 63195333A JP 19533388 A JP19533388 A JP 19533388A JP H0247358 A JPH0247358 A JP H0247358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
fiber
bleaching
raw material
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63195333A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Sugano
行雄 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Publication of JPH0247358A publication Critical patent/JPH0247358A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蛋白繊維及び/又は蛋白アクリロニトリル共
重合繊維と天然セルローズ繊維との複合素材の漂白方法
に関し、さらに詳しくはこれら複合素材を同浴で漂白す
る際に、蛋白繊維に変色、脆化等の傷害を与えることの
ない複合素材の漂白方法に関する。
(従来の技術) 天然セルローズ繊維の漂白方法としては、従来より過酸
化水素、亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸塩、過酢酸等を用
いた漂白方法が提案されている。ところが、これらの漂
白方法は、いずれもアルカリ液で精練した後、及びアル
カリ液を併用して漂白しているため、この漂白方法を上
記複合素材に適用した場合には、次のような欠点がある
■過酸化水素、亜塩素酸ソーダを用いて漂白する方法は
、処理温度が80〜100°Cであるなめ、蛋白繊維が
変色(黄褐色)し、また繊維の強力低下を起こす。
■次亜塩素酸塩を用いて漂白する方法は、蛋白繊維の脆
化を起こすおそれがある。
■過酢酸を用いて漂白する方法は、上記欠点は有してい
ないが、漂白の安定性に欠ける。
(発明が解決しようとする課題) そこで、複合素材の漂白時に蛋白繊維を保護する方法と
して、処理温度を下げる(例えば、60〜80℃で処理
する)、又はアルカリ使用量を制限して漂白処理する(
例えば、pH9以下)等によって対応することが考えら
れるが、この場合には以下の欠点がある。
■漂白条件が緩いために、天然セルローズ繊維の漂白が
充分でなく、また天然セルローズ繊維の葉カス等が残留
する。
■蛋白繊維が黄褐色するおそれがあり、変色防止が充分
でない。
本発明は上記欠点を解決するものであり、その目的とす
るところは、複合素材を同浴で漂白するにあたって、複
合素材に含まれる蛋白繊維に変色、強力低下、風合変化
等の傷害を与えることなく天然セルローズ繊維を漂白す
ることができる複合素材の漂白方法を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の複合素材の漂白方法は、その複合素材を、酸化
漂白剤を含有するアルカリ性処理液で処理し、次にこの
複合素材を水洗した後、酸で中和し、その後複合素材を
湯洗いすることを特徴としており、そのことにより上記
目的が達成される。
本発明で使用される漂白処理液は、酸化漂白剤が添加さ
れているアルカリ水溶液を用いることができる。酸化漂
白剤としては、例えば、過酸化物、過酢酸又はその混合
物が挙げられる。また、処理液のpHは11〜13程度
が好ましい。処理液のpHが11より低すぎると、天然
セルローズ繊維の漂白が充分でなく、処理液のpHが1
3より高すぎると、蛋白繊維が変色するおそがある。処
理温度は、氷結点以上〜40℃までの低温で行うのが好
ましい。処理温度が40°Cを超えると、この漂白処理
による蛋白繊維への傷害が大きく、例えば、蛋白繊維が
黄褐色に変色し、また蛋、白繊維の強力低下環を起こす
おそれがある。処理温度が氷結点を下回る場合には、上
記処理液の安定性を損なうものである。処理時間は、5
〜48時間行うのが好ましい。処理時間が5時間未満の
場合には、天然セルローズ繊維を漂白する効果が小さく
、また処理時間が48時間を超えてもそれ以上の漂白効
果は期待できない。
特に、10〜48時間漂白処理するのが好ましい。
また、漂白処理は、上記処理液を複合素材に含浸させた
後、密封状態にて低温下で処理するのが好ましい。ここ
で、密封状態とは、有効酸素の消費を防止する目的で行
うものであり、例えば処理液を複合素材に含浸させたも
のをビニールで覆い、あるいは密閉なチャンバー内で上
記処理を行うのが好ましい。
このようにして、複合素材を漂白処理した後、水洗を充
9分行い、次いで常法に従って酸中和し、その後湯洗い
する。水洗時の温度は、15°C〜25°Cが好ましく
、また湯洗い時の温度は40°C以上が好ましい。
このようにして、複合素材に含まれる蛋白繊維に傷害を
与えることなく、天然セルローズ繊維を充分漂白するこ
とができる。
(実施例) 以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
被染物として、プロミックス/木綿混紡糸60’/、”
(55/45)よりなるフライス地を3反用い、この被
染物を以下の加工条件で処理した。
く加工条件〉 ■精練 ダイヤダビンEWN(2%0貨f)、セレッシュ−10
0(0,5g/ i )を含有する液で80″CX30
分精練加工を行う。
■水洗を行った後、乾燥(80℃×3分)する。
■以下の組成からなる漂白処理液を用いてバッドした後
、引き上げて常温(23〜25°C)で24時間放置す
る。
過酸化発生触媒    10cc/ 1過酸化水素水(
35%)  90cc/ 1過酢酸(90%)    
 10cc/ 42アルカリ側安定剤   20g/ 
1 水酸化ナトリウム(フレーク)    5g/l浸透剤
        20g/ R ■水洗した後、■酸中和し、■その後湯洗いする。
■仕上剤(ファインソフトGTX 10%owf )を
用いて、50℃で20分間処理する。
080°Cにて3分間乾燥する。
■その後、スチームセット処理する。
このようにして得られた漂白フライス地は、変色するこ
ともなく、また天然セルローズ繊維が充分漂白されてい
るものであった。
(発明の効果) このように、本発明は複合素材を、酸化漂白剤を含有す
るアルカリ性処理液で処理し、次にこの複合素材を水洗
した後、酸で中和し、その後複合素材を湯洗いしている
ので、複合素材に含まれる蛋白繊維が変色したり、蛋白
繊維の強力が低下したり、風合変化等を生じることなく
、天然セルローズ繊維を漂白することができる。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、蛋白繊維及び/又は蛋白アクリロニトリル共重合繊
    維と、天然セルローズ繊維との複合素材を、酸化漂白剤
    を含有するアルカリ性処理液で処理し、次にこの複合素
    材を水洗した後、酸で中和し、その後複合素材を湯洗い
    することを特徴とする複合素材の漂白方法。
JP63195333A 1988-08-04 1988-08-04 複合素材の漂白方法 Pending JPH0247358A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105421019A (zh) * 2015-12-24 2016-03-23 陕西科技大学 一种人发纤维漂白工艺

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887362A (ja) * 1981-11-16 1983-05-25 グンゼ株式会社 繊維の漂白方法
JPS60181390A (ja) * 1984-02-20 1985-09-17 サンメイトレ−デイング株式会社 梛子の実の繊維の漂白方法

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