JPH0247205A - Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法 - Google Patents
Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法Info
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- JPH0247205A JPH0247205A JP19587788A JP19587788A JPH0247205A JP H0247205 A JPH0247205 A JP H0247205A JP 19587788 A JP19587788 A JP 19587788A JP 19587788 A JP19587788 A JP 19587788A JP H0247205 A JPH0247205 A JP H0247205A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、Alを主成分とした急冷凝固粉末の経済性に
優れた押出加工方法に関する。
優れた押出加工方法に関する。
(従来の技術)
NもしくはN合金等のAIを主成分とした急冷凝固粉末
(以下、N基急冷凝固粉末という。)の好適な押出加工
方法を、出願人は特願昭60年第196459において
提案した。この方法は、前記粉末を真比重の60〜80
%に圧縮成形した後、押出温度250〜450°Cに加
熱、均熱した後、押出し、前記粉末表面に形成されてい
た酸化AI被被膜よび/v基地中の晶出物や析出物を分
断すると共に基地同士を拡散接合した押出材を得るもの
である。この方法によって熱間静水圧加圧(HIP)等
の煩雑でコスト高の要因となる工程を必要とせず、HI
P処理後の成形体の押出材と同等の強度を有するN基
で、冷凝固粉末の押出材を得ることができた。
(以下、N基急冷凝固粉末という。)の好適な押出加工
方法を、出願人は特願昭60年第196459において
提案した。この方法は、前記粉末を真比重の60〜80
%に圧縮成形した後、押出温度250〜450°Cに加
熱、均熱した後、押出し、前記粉末表面に形成されてい
た酸化AI被被膜よび/v基地中の晶出物や析出物を分
断すると共に基地同士を拡散接合した押出材を得るもの
である。この方法によって熱間静水圧加圧(HIP)等
の煩雑でコスト高の要因となる工程を必要とせず、HI
P処理後の成形体の押出材と同等の強度を有するN基
で、冷凝固粉末の押出材を得ることができた。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、前記押出加工方法では、圧縮成形体の押
出温度への加熱、均熱に時間を要し、生産性の低下を余
儀なくされるうえ、粉末表面に付着した水分や粒子中の
l■2を除去することが困難で、ブリスター(押出材表
面に生じるふくれ)による不良が発生し易いという問題
がある。
出温度への加熱、均熱に時間を要し、生産性の低下を余
儀なくされるうえ、粉末表面に付着した水分や粒子中の
l■2を除去することが困難で、ブリスター(押出材表
面に生じるふくれ)による不良が発生し易いという問題
がある。
因みに、従来、押出コンテナに粉末を装入し、これを押
出ステムによって圧縮することによって得られた圧縮成
形体(重15kg)をコンテナに設けた加熱装置により
20°Cから450°Cに加熱、均熱するのに約60分
要していた。また、ブリスターによる不良率は5〜10
%であった。
出ステムによって圧縮することによって得られた圧縮成
形体(重15kg)をコンテナに設けた加熱装置により
20°Cから450°Cに加熱、均熱するのに約60分
要していた。また、ブリスターによる不良率は5〜10
%であった。
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、生産性が良
好で、かつブリスターの発生が可及的に抑止されるA7
JJ !、冷凝固粉末の押出加工方法を提供すること
を目的とする。
好で、かつブリスターの発生が可及的に抑止されるA7
JJ !、冷凝固粉末の押出加工方法を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためになされた本発明は、Alを主
成分とした急冷凝固粉末を押出温度に加熱して均熱した
後、押出し、前記粉末表面に形成されていた酸化N被膜
およびN基地中の晶出物や析出物を分断すると共に基地
同士を拡散接合することを発明の構成とするものである
。
成分とした急冷凝固粉末を押出温度に加熱して均熱した
後、押出し、前記粉末表面に形成されていた酸化N被膜
およびN基地中の晶出物や析出物を分断すると共に基地
同士を拡散接合することを発明の構成とするものである
。
(実施例)
まず、本発明に使用する金属粉末について説明する。本
発明においては、A6061. A3056材質等のA
lを主成分とした種々の金属粉末全般の使用が可能であ
る。A1基急冷凝固粉末の表面には不活性な数人程度の
酸化At (Nz03.等)被膜が形成されている。
発明においては、A6061. A3056材質等のA
lを主成分とした種々の金属粉末全般の使用が可能であ
る。A1基急冷凝固粉末の表面には不活性な数人程度の
酸化At (Nz03.等)被膜が形成されている。
N基象、冷凝固粉末は、空気アトマイズ法、水アトマイ
ズ法、溶湯N合金等を水流中に注入して細粒状に分断す
る水流法等によって製造されるが、これらの方法により
得られた粉末表面には強固な酸化N被膜が形成されてい
る。このため、従来、基地の拡散接合をするために、押
出加工前に予めHIP処理が必要と考えられていた。
ズ法、溶湯N合金等を水流中に注入して細粒状に分断す
る水流法等によって製造されるが、これらの方法により
得られた粉末表面には強固な酸化N被膜が形成されてい
る。このため、従来、基地の拡散接合をするために、押
出加工前に予めHIP処理が必要と考えられていた。
本発明を実施するには、まず、前記N基急冷凝固粉末を
適宜の均熱炉によって押出温度に加熱し、均熱する。粉
末の状態のまま直接加熱するので、熱伝達が良好であり
、均熱に要する時間の短縮を図ることができる。また、
粉末表面に付着した水分や1(2も容易に粉末粒子間か
ら外部へ排除される。このため、ブリスターの発生も可
及的に抑制される。
適宜の均熱炉によって押出温度に加熱し、均熱する。粉
末の状態のまま直接加熱するので、熱伝達が良好であり
、均熱に要する時間の短縮を図ることができる。また、
粉末表面に付着した水分や1(2も容易に粉末粒子間か
ら外部へ排除される。このため、ブリスターの発生も可
及的に抑制される。
次に、均熱炉によって予め加熱、均熱された粉末を押出
コンテナに装入する。この場合、押出コンテナを予め押
出温度に予熱しておくことによって、粉末の温度低下を
防止することができる。尚、粉末を直接コンテナに装入
し、コンテナに備えられた加熱装置により加熱、均熱し
てもよい。
コンテナに装入する。この場合、押出コンテナを予め押
出温度に予熱しておくことによって、粉末の温度低下を
防止することができる。尚、粉末を直接コンテナに装入
し、コンテナに備えられた加熱装置により加熱、均熱し
てもよい。
均熱すべき押出温度は通常250〜480°Cとされる
。押出湯度が250°C未満では、粉末の変形抵抗が大
きく押出荷重が過大となり、また酸化N被膜の分断破壊
後の基地の拡散接合が不十分となる。一方、480″C
を越えると析出物の核の発生、成長が促進され、粗大析
出物が生成し、強度の低下を招来する。
。押出湯度が250°C未満では、粉末の変形抵抗が大
きく押出荷重が過大となり、また酸化N被膜の分断破壊
後の基地の拡散接合が不十分となる。一方、480″C
を越えると析出物の核の発生、成長が促進され、粗大析
出物が生成し、強度の低下を招来する。
次に、コンテナに摺動自在に装着された押出ステムをコ
ンテナ押出開口側へ作動し、コンテナ内の所定温度に均
熱したN基急冷凝固粉末を圧縮すると共に通常、押出比
5〜30で前記押出開口より押出す。N基急冷凝固粉末
は、押出加工により、強いせん断作用を受け、粉末の外
表面に形成されている数人程度の不活性、安定な酸化N
被膜が分断破壊され、またN基地中の晶出物や析出物(
例えばAI −S f合金粉末であれば、共晶Si等)
も細粒状に分断され、これがA/基地中に均一に分散さ
れ、高強度化が図られる。そして、基地の拡散接合によ
る一体化が容易に行われるのである。
ンテナ押出開口側へ作動し、コンテナ内の所定温度に均
熱したN基急冷凝固粉末を圧縮すると共に通常、押出比
5〜30で前記押出開口より押出す。N基急冷凝固粉末
は、押出加工により、強いせん断作用を受け、粉末の外
表面に形成されている数人程度の不活性、安定な酸化N
被膜が分断破壊され、またN基地中の晶出物や析出物(
例えばAI −S f合金粉末であれば、共晶Si等)
も細粒状に分断され、これがA/基地中に均一に分散さ
れ、高強度化が図られる。そして、基地の拡散接合によ
る一体化が容易に行われるのである。
ここで、押出比を5〜30とするのは、押出比が5未満
では組織のせん断作用が十分でなく、粉末表面N2O3
被膜等の分断作用が不足し、方30を越えると押出荷重
が過大となり、工業的生産が困難となるからである。
では組織のせん断作用が十分でなく、粉末表面N2O3
被膜等の分断作用が不足し、方30を越えると押出荷重
が過大となり、工業的生産が困難となるからである。
尚、押出方法は、上記直接押出のみならず、押出ステム
側へ押出す間接押出によってもよいことは勿論である。
側へ押出す間接押出によってもよいことは勿論である。
尚、間接押出の場合、押出ステムの軸心には、llTl
材が通過するための通孔が開設されている。
材が通過するための通孔が開設されている。
以上のようにして得られた押出材は、適宜、鍛造加工、
切削加工等により目的とする製品形状に加工される。
切削加工等により目的とする製品形状に加工される。
本発明の押出加工方法は、N粉末冶金材料によって製造
される構造部品、例えば、ピストン、ピストンリング、
シリンダライチ、ピストンビン、コンロッド、カム軸、
バルブリテーナ、VTR用シリンダ、オイルポンプブツ
シュ等のN合金素材の製造方法として適用される。尚、
シリンダライチ等、製品形状が円筒状のものに対しては
、押出段階で円筒状に押出せばよい。
される構造部品、例えば、ピストン、ピストンリング、
シリンダライチ、ピストンビン、コンロッド、カム軸、
バルブリテーナ、VTR用シリンダ、オイルポンプブツ
シュ等のN合金素材の製造方法として適用される。尚、
シリンダライチ等、製品形状が円筒状のものに対しては
、押出段階で円筒状に押出せばよい。
次に具体的実施例を掲げる。
(1) A6061材質の急冷凝固粉末を450°C
に保持した均熱炉に装入した。5 kgの粉末を20゛
Cから450°Cに加熱、均熱するのに要した時間は約
30分であった。
に保持した均熱炉に装入した。5 kgの粉末を20゛
Cから450°Cに加熱、均熱するのに要した時間は約
30分であった。
(2) 450℃に予熱した押出コンテナに(1)の均
熱した粉末5 kgを装入し、押出比26で中25mm
押出した。押出材にはブリスターの発生は皆無であった
。機械的性質は引張強度32kg/+n+n”耐力28
kg/mm2、伸び20%であり、従来ト同等であった
。
熱した粉末5 kgを装入し、押出比26で中25mm
押出した。押出材にはブリスターの発生は皆無であった
。機械的性質は引張強度32kg/+n+n”耐力28
kg/mm2、伸び20%であり、従来ト同等であった
。
(3)押出材の金属組織を電子顕微鏡観察した結果を第
1図及び第2図に示す、第1図は300倍、第2図は3
000倍である。同図より、初晶や共晶は微細に分断さ
れて基地中に均一に分散されている様子が看取される。
1図及び第2図に示す、第1図は300倍、第2図は3
000倍である。同図より、初晶や共晶は微細に分断さ
れて基地中に均一に分散されている様子が看取される。
(発明の効果)
以上の説明した通り、本発明の押出加工方法は、/V基
急冷凝固粉末を粉末状態のままで押出温度に加熱、均熱
するので、熱伝達に優れ、均熱に要する時間が短時間で
済み、生産性に優れる。また、粉末表面に付着した水分
や、粉末粒子中に含まれる11□も速やかに排出される
。このため、均熱後の粉末を押出すことにより、ブリス
ターが発生することなく、組織微細な押出材が容易に得
られる。
急冷凝固粉末を粉末状態のままで押出温度に加熱、均熱
するので、熱伝達に優れ、均熱に要する時間が短時間で
済み、生産性に優れる。また、粉末表面に付着した水分
や、粉末粒子中に含まれる11□も速やかに排出される
。このため、均熱後の粉末を押出すことにより、ブリス
ターが発生することなく、組織微細な押出材が容易に得
られる。
第1図及び第2図は実施例に係るA6061急冷凝固粉
末押出材の金属組織電子顕微鏡写真であり、第1図は3
00倍、第2図は3000倍である。
末押出材の金属組織電子顕微鏡写真であり、第1図は3
00倍、第2図は3000倍である。
Claims (1)
- (1)Nを主成分とした急冷凝固粉末を押出温度に加熱
して均熱した後、押出し、前記粉末表面に形成されてい
た酸化Al被膜およびAl基地中の晶出物や析出物を分
断すると共に基地同士を拡散接合することを特徴とする
Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19587788A JPH0247205A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19587788A JPH0247205A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247205A true JPH0247205A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16348472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19587788A Pending JPH0247205A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | Alを主成分とした急冷凝固粉末の押出加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0247205A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62247006A (ja) * | 1986-04-19 | 1987-10-28 | Kubota Ltd | アルミニウム合金焼結品の製造方法 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP19587788A patent/JPH0247205A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62247006A (ja) * | 1986-04-19 | 1987-10-28 | Kubota Ltd | アルミニウム合金焼結品の製造方法 |
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