JPH0247000A - プレス機械の荷重モニタ装置 - Google Patents
プレス機械の荷重モニタ装置Info
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- JPH0247000A JPH0247000A JP19586788A JP19586788A JPH0247000A JP H0247000 A JPH0247000 A JP H0247000A JP 19586788 A JP19586788 A JP 19586788A JP 19586788 A JP19586788 A JP 19586788A JP H0247000 A JPH0247000 A JP H0247000A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/0094—Press load monitoring means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/28—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はブレス闘械においてワーク打抜きの際に発生
するブレークスルー時の荷重波形を適格にモニタできる
ブレス^械の荷重モニタ装置に関する。
するブレークスルー時の荷重波形を適格にモニタできる
ブレス^械の荷重モニタ装置に関する。
〔従来の技術)
ワークの脆性破壊による瞬時的荷重除去によってR1ず
るブレークスルー現象は、スライドを主体に考えると、
打抜き加工時、それまで発生していたワークからの反力
が、ワークが切断された瞬間に零になり、これによりス
ライド、金型およびフレームによって構成される弾性体
に慣性負荷が印加された状態となることを原因し、この
ブレークスルー時には負のピークを持つ荷重波形が発生
する。
るブレークスルー現象は、スライドを主体に考えると、
打抜き加工時、それまで発生していたワークからの反力
が、ワークが切断された瞬間に零になり、これによりス
ライド、金型およびフレームによって構成される弾性体
に慣性負荷が印加された状態となることを原因し、この
ブレークスルー時には負のピークを持つ荷重波形が発生
する。
通常、プレス機械においては、荷重モニタ装置が付設さ
れており、このモニタHfffではスライドの各所に配
設した荷重センサの出力から荷重測定値を得るようにし
ているが、従来の荷重モニタ装置では荷重測定値のうち
でブレークスルー発生前の正のピーク値のみを計測し、
この正のピーク値を過負荷検出に用いるようにしていた
。もつとも最近ではプレスワークエリアに対応するベー
スアングル基準で1°ずつ計測するタイプもあられれで
いる。すなわち、従来装置ではブレークスルー時のマイ
ナス荷重を計測していない。
れており、このモニタHfffではスライドの各所に配
設した荷重センサの出力から荷重測定値を得るようにし
ているが、従来の荷重モニタ装置では荷重測定値のうち
でブレークスルー発生前の正のピーク値のみを計測し、
この正のピーク値を過負荷検出に用いるようにしていた
。もつとも最近ではプレスワークエリアに対応するベー
スアングル基準で1°ずつ計測するタイプもあられれで
いる。すなわち、従来装置ではブレークスルー時のマイ
ナス荷重を計測していない。
ところで、プレス機械においては、以下のプレス能力に
関する式を満たすように設計されている。
関する式を満たすように設計されている。
プレス能力=(L +LB、)XK ・・・(1
)し、: 正のピーク荷重 しB□: ブレークスルー時のマイナスピーク荷重 K : 補正係数(0,5〜0.8程度)(発明が解決
しようとする課題) このように、プレス機械では、ブレークスルー時のマイ
ナス荷重L8□を考慮した設計がなされているものの、
プレス機械に付設された荷重モニタ装置自体には、上記
マイナス荷重L8□を計測し、かつ表示させる四面を持
たせていなかったため、ユーザはプレスの使い方が真に
適正なものであるか否かを判定できず、もし、ユーザが
プレス能力>(L +LBT)XKなる関係でプレス
を用いていた場合には、プレス機械の寿命を大幅に短縮
させることになる。
)し、: 正のピーク荷重 しB□: ブレークスルー時のマイナスピーク荷重 K : 補正係数(0,5〜0.8程度)(発明が解決
しようとする課題) このように、プレス機械では、ブレークスルー時のマイ
ナス荷重L8□を考慮した設計がなされているものの、
プレス機械に付設された荷重モニタ装置自体には、上記
マイナス荷重L8□を計測し、かつ表示させる四面を持
たせていなかったため、ユーザはプレスの使い方が真に
適正なものであるか否かを判定できず、もし、ユーザが
プレス能力>(L +LBT)XKなる関係でプレス
を用いていた場合には、プレス機械の寿命を大幅に短縮
させることになる。
この発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、打
抜き加工時に発生するブレークスルー現象を正確に把握
できるようにして、プレス機械の寿命をいたずらに短縮
することを防ぎえるプレス機械の荷重モニタ装置を提供
しようとするものである。
抜き加工時に発生するブレークスルー現象を正確に把握
できるようにして、プレス機械の寿命をいたずらに短縮
することを防ぎえるプレス機械の荷重モニタ装置を提供
しようとするものである。
そこでこの発明の荷重モニタ装置では、プレス機械の上
型に加わる荷重を検出する荷重センサと、この荷重セン
サの出力から所定周波数以下の信号を抽出するフィルタ
と、このフィルタの出力をアナログ・ディジタル変換す
る変換手段と、該変換手段の出力を所定のサンプリング
周期でサンプリングし、該サンプリング信号より原信号
を波形再現し画面表示する計測処理手段とを具えるよう
にする。
型に加わる荷重を検出する荷重センサと、この荷重セン
サの出力から所定周波数以下の信号を抽出するフィルタ
と、このフィルタの出力をアナログ・ディジタル変換す
る変換手段と、該変換手段の出力を所定のサンプリング
周期でサンプリングし、該サンプリング信号より原信号
を波形再現し画面表示する計測処理手段とを具えるよう
にする。
〔作用]
かかる構成によれば、荷重センサから出力されるブレー
クスルー波形を含む荷重信号は、フィルタによって所定
周波数以上の信号がカットオフされ、該周波数以下の信
号がアナログ・ディジタル変換される。アナログ・ディ
ジタル変換手段は負の電圧も処理できるものであり、こ
の変換出力のサンプリング信号より原信号が波形再現さ
れ、画面上に表示される。
クスルー波形を含む荷重信号は、フィルタによって所定
周波数以上の信号がカットオフされ、該周波数以下の信
号がアナログ・ディジタル変換される。アナログ・ディ
ジタル変換手段は負の電圧も処理できるものであり、こ
の変換出力のサンプリング信号より原信号が波形再現さ
れ、画面上に表示される。
(実施例]
以下、この発明を添付図面に示す実施例にしたがって詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図において、1はスライド、2はボルスタ、3は金
型であり、スライド1は2組のコンロッド4およびスク
リュウ5の構成によって昇降する。
型であり、スライド1は2組のコンロッド4およびスク
リュウ5の構成によって昇降する。
2木のスクリュウ5.5には、それぞれ歪ゲージ6が取
付けられており、これら歪ゲージ6.6の検出出力は荷
重モニタ装置10に入力されている。
付けられており、これら歪ゲージ6.6の検出出力は荷
重モニタ装置10に入力されている。
荷重モニタ装置10はプリンタ7に接続されている。
第1図は荷重モニタ装置10の内部構成を示すものであ
り、この荷重モニタ装置10は、入出カブロック20、
CPUブロック30およびCRTfイスプレイブロック
40で構成されている。
り、この荷重モニタ装置10は、入出カブロック20、
CPUブロック30およびCRTfイスプレイブロック
40で構成されている。
眞記歪ゲージ6.6の検出出力は、入出カブロック20
のアンプ21で増幅された後、フィルタ22に入力され
る。フィルタ22は、例えばアンチエリアシングフィル
タであり、このフィルタにより歪ゲージ6.6の検出波
形から所定の周波数以下の波形を抽出する。すなわち歪
ゲージ6.6の検出信号のなかのブレークスルー波は2
次、3次・・・・・・n次の高調波を含んだ波形であり
、アンチエリアシングフィルタ22によっである周波数
以上の高調波をカットし、該周波数以下の信号のみを抽
出する。このカットオフ周波数fallについては後述
する。フィルタ22の出力はマルチプレクサ23に入力
され、マルチプレクサ23によって2つの歪ゲージ6.
6からの検出信号が選択的にA/D変換器24に入力さ
れる。A/D変換器24は、マイナス電圧も処理できる
ものであり、フィルタ22からのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換し、その変換信号をシステムバスBS上に
送出する。
のアンプ21で増幅された後、フィルタ22に入力され
る。フィルタ22は、例えばアンチエリアシングフィル
タであり、このフィルタにより歪ゲージ6.6の検出波
形から所定の周波数以下の波形を抽出する。すなわち歪
ゲージ6.6の検出信号のなかのブレークスルー波は2
次、3次・・・・・・n次の高調波を含んだ波形であり
、アンチエリアシングフィルタ22によっである周波数
以上の高調波をカットし、該周波数以下の信号のみを抽
出する。このカットオフ周波数fallについては後述
する。フィルタ22の出力はマルチプレクサ23に入力
され、マルチプレクサ23によって2つの歪ゲージ6.
6からの検出信号が選択的にA/D変換器24に入力さ
れる。A/D変換器24は、マイナス電圧も処理できる
ものであり、フィルタ22からのアナログ信号をデジタ
ル信号に変換し、その変換信号をシステムバスBS上に
送出する。
なお、入出カブロック20は、キーボード25を有し、
該キーボード25からの入力信号をインタフエータ26
を介してシステムバス[38上に送出する。
該キーボード25からの入力信号をインタフエータ26
を介してシステムバス[38上に送出する。
CPUブロック30は、CPU31、I10回路32、
メモリ33、ボートRAM34等を有し、メモリ33に
はCPU31によって所定のサンプリング周波数にサン
プリングされた前記A/D変換器24からの出力が記憶
される。CPLI31はこの記憶荷重データをスペクト
ル解析しディジタルフーリエ変!!1(DFT)の手段
により、ブレークスルー時のマイナス波形を含む荷重波
形を波形再現しボートRAM34を介してCRTデイス
プレィブロック40へ出力する。
メモリ33、ボートRAM34等を有し、メモリ33に
はCPU31によって所定のサンプリング周波数にサン
プリングされた前記A/D変換器24からの出力が記憶
される。CPLI31はこの記憶荷重データをスペクト
ル解析しディジタルフーリエ変!!1(DFT)の手段
により、ブレークスルー時のマイナス波形を含む荷重波
形を波形再現しボートRAM34を介してCRTデイス
プレィブロック40へ出力する。
CRTデイスプレィブロック40では、CPU41、メ
モリ42、CRTデイスプレィ43等を有し、CPUブ
ロック30から入力された荷重波形をCRTデイスプレ
ィ43ヘモニタ表示する。
モリ42、CRTデイスプレィ43等を有し、CPUブ
ロック30から入力された荷重波形をCRTデイスプレ
ィ43ヘモニタ表示する。
次に、フィルタ22のカットオフ周波数、CPUブロッ
ク30での4ノンブリング周波数等を決定するために、
本発明者が行なった実験検討結果を示す。
ク30での4ノンブリング周波数等を決定するために、
本発明者が行なった実験検討結果を示す。
第3図は、Cフレーム型小型プレスによって板材5S4
1Pを2001111の径で打抜いたときの荷重波形を
示すもので、(a)は板厚を5n11. (b)は板厚
を4.5111とした。
1Pを2001111の径で打抜いたときの荷重波形を
示すもので、(a)は板厚を5n11. (b)は板厚
を4.5111とした。
また、第4図(b)は中型プレスによって板材SS41
Pを30011の径で打抜いたときの荷重波形を示す
もので、ストローク数は30 spmとした。なお、第
4図(b)の2つの波形のうち、上の曲線は第2図の2
つの歪ゲージ6.6のうち左の歪ゲージの出力に対応し
、下の曲線は右の歪ゲージの出力に対応する。さらに、
同図(a)は同図(b)の時間軸に対応するスライド1
のモーションダイヤグラムを示すものである。
Pを30011の径で打抜いたときの荷重波形を示す
もので、ストローク数は30 spmとした。なお、第
4図(b)の2つの波形のうち、上の曲線は第2図の2
つの歪ゲージ6.6のうち左の歪ゲージの出力に対応し
、下の曲線は右の歪ゲージの出力に対応する。さらに、
同図(a)は同図(b)の時間軸に対応するスライド1
のモーションダイヤグラムを示すものである。
この、第1図に示す構成において、本発明によって追加
した構成は、フィルタ22とA/D変換器24であり、
これらの構成によってマイナス荷重波形すなわちブレー
クスルー波形の抽出およびA/D変換を荷重モニタ装置
自体で実現させている。もちろんCPU内にはディジタ
ルフーリエ変換を含む波形再現ソフトが格納されている
ことはいうまでもない。
した構成は、フィルタ22とA/D変換器24であり、
これらの構成によってマイナス荷重波形すなわちブレー
クスルー波形の抽出およびA/D変換を荷重モニタ装置
自体で実現させている。もちろんCPU内にはディジタ
ルフーリエ変換を含む波形再現ソフトが格納されている
ことはいうまでもない。
ブレークスルー現象は、質点の力学系に置換してみると
、自由振動−擬似ステップ応答に相当すると考えられ、
上記第3図または第4図では、振動の周期が徐々に長く
なり正確には質点の力学系の挙動を示していないが、定
性的には充分な近似を保証する波形となっている。
、自由振動−擬似ステップ応答に相当すると考えられ、
上記第3図または第4図では、振動の周期が徐々に長く
なり正確には質点の力学系の挙動を示していないが、定
性的には充分な近似を保証する波形となっている。
以下、ブレークスルーは質点の力学系の1自由度の自由
振動現象とモデル化して話を進める。
振動現象とモデル化して話を進める。
■ ブレークスルーの周波数
第3図の小型プレスの場合、ブレークスルーの第1波を
基本波形と仮定すると、基本波形の周期Ta =0.0
1secとなり、またその周波数fa ==110.0
1=0.1に+12となる。
基本波形と仮定すると、基本波形の周期Ta =0.0
1secとなり、またその周波数fa ==110.0
1=0.1に+12となる。
また、第4図の中型プレスの場合には、同様な仮定で、
Ta =0.0154sec 、 fa =0.065
にH2となる。
Ta =0.0154sec 、 fa =0.065
にH2となる。
■ スライド重重mの影響
上述した質点力学系の1自由度の自由ioモデルを考え
ると、その運動方程式は下式のようになる。
ると、その運動方程式は下式のようになる。
rr+M+cx+kx=μ(t) ・ (
2)μ(t)ニステップ関数 X :変位 上記(2)式の解x (Bを次式に示す。
2)μ(t)ニステップ関数 X :変位 上記(2)式の解x (Bを次式に示す。
ただし、ωn=E「 Cc=2F酊「
・・・(3)
上記(3)式において、スライド重量mに依存するもの
は、ωnとCCである。そしてm→大のときには、(I
Jn→小、J 1−(C/CC)2−)大となる。
は、ωnとCCである。そしてm→大のときには、(I
Jn→小、J 1−(C/CC)2−)大となる。
しかし、この振動系を構成するスライド、金型、フレー
ムの材質を考慮するとC苫0という仮定が成立する。
ムの材質を考慮するとC苫0という仮定が成立する。
したがって、ブレークスルーの周波数fa (=ωn
J 1−(C/Cc)2)はスライドの重量mが小さ
くなるに伴ない高くなる傾向があるという結論が得られ
る。したがって、最も小型のプレス機械に発生するブレ
ークスルーの周波数(janとする)が各種プレス機械
に発生するブレークスルーの周波数の上限値と決定する
ことができる。
J 1−(C/Cc)2)はスライドの重量mが小さ
くなるに伴ない高くなる傾向があるという結論が得られ
る。したがって、最も小型のプレス機械に発生するブレ
ークスルーの周波数(janとする)が各種プレス機械
に発生するブレークスルーの周波数の上限値と決定する
ことができる。
■ CPUのサンプリング周波数fs
前述した■の考察によりスライド重finが最も軽い、
例えばCフレーム型小型プレスのブレークスルー周波数
fanをブレークスルー周波数の上限値とする。すると
標本化定理よりそのサンプリング周波数fsはfs≧2
faIMが成立し、さらにマージンを考えて、この場合
CPUのサンプリング周波数はfs=5famとする。
例えばCフレーム型小型プレスのブレークスルー周波数
fanをブレークスルー周波数の上限値とする。すると
標本化定理よりそのサンプリング周波数fsはfs≧2
faIMが成立し、さらにマージンを考えて、この場合
CPUのサンプリング周波数はfs=5famとする。
すなわち、この実験検討結果では、第1図のアンチエリ
アシングフィルタ22によって通過させる荷重信号の周
波数の上限値は、スライド重量が最も軽いプレス機械に
発生するブレークスルー周波数janとし、さらにこの
フィルタ22を通過させた荷重信号のサンプリング周波
数fsは、fs= 5 f attとするようにする。
アシングフィルタ22によって通過させる荷重信号の周
波数の上限値は、スライド重量が最も軽いプレス機械に
発生するブレークスルー周波数janとし、さらにこの
フィルタ22を通過させた荷重信号のサンプリング周波
数fsは、fs= 5 f attとするようにする。
このように、この実施例では、荷重モニタ装置にアンチ
エリアシングフィルタ22およびマイナス電圧処理の可
能なA/D変換器24を付加することによってプレス機
械の荷重波形をブレークスルー波形を含めた形でモニタ
表示できるようにしたので、ユーザは前記第(1)式を
考慮した適正な判断条件に基づきプレスの使い方が適正
であるか否かを判定することができる。すなわち、ブレ
ークスルーのレベルが定期的に異常に大きくなったとき
は、金型に異常が発生したとか、機械寿命が限界にきた
と判定でき、また、金型使用後、すぐにブレークスルー
レベルが異常に大きくなれば、板材が厚すぎるとか、仕
事開始角が不適当などと判定できる。そして、荷重波形
のモニタ出力をもとに、ユーザがプレス傭械を常に適正
に運転するこにより、プレス機械の寿命をいたずらにみ
じかくすることを防ぐことができる。
エリアシングフィルタ22およびマイナス電圧処理の可
能なA/D変換器24を付加することによってプレス機
械の荷重波形をブレークスルー波形を含めた形でモニタ
表示できるようにしたので、ユーザは前記第(1)式を
考慮した適正な判断条件に基づきプレスの使い方が適正
であるか否かを判定することができる。すなわち、ブレ
ークスルーのレベルが定期的に異常に大きくなったとき
は、金型に異常が発生したとか、機械寿命が限界にきた
と判定でき、また、金型使用後、すぐにブレークスルー
レベルが異常に大きくなれば、板材が厚すぎるとか、仕
事開始角が不適当などと判定できる。そして、荷重波形
のモニタ出力をもとに、ユーザがプレス傭械を常に適正
に運転するこにより、プレス機械の寿命をいたずらにみ
じかくすることを防ぐことができる。
なお、実施例では、2個の荷重センサ6を設けるように
したが、その個数は任意であり、また、その配設位置も
実施例に限るわけでない。
したが、その個数は任意であり、また、その配設位置も
実施例に限るわけでない。
以上説明したようにこの発明によれば、運転時のブレー
クスルー波形をモニタリングできるようにしたので、オ
ペレータは打抜きプレス作業が適正か否かを正確かつ容
易に判定することができ、該判定によって適正な運転を
行なうようにすれば、ブレス機械のR命をいたずらにみ
じかくすることを防ぐことができる。
クスルー波形をモニタリングできるようにしたので、オ
ペレータは打抜きプレス作業が適正か否かを正確かつ容
易に判定することができ、該判定によって適正な運転を
行なうようにすれば、ブレス機械のR命をいたずらにみ
じかくすることを防ぐことができる。
第1図はこの発明の一実施例について荷重モニタ装置の
内部構成を示すブロック図、第2図は同実施例の全体的
構成を示す概念図、第3図および第4図はそれぞれブレ
ークスルー波形を示すグラフである。 1・・・スライド、2・・・ボルスタ、3・・・金型、
4・・・コンロッド、5・・・スクリュウ、6・・・歪
ゲージ、7・・・プリンタ、8・・・アダプタプレート
、10・・・荷重モニタ装置、22・・・フィルタ、2
3・・・マルチプレクサ、24・・・A/D変換器、3
1.41・・・CPU、43・・・CRT7’イスプレ
イ。 第2図 (α) (b) 第3図
内部構成を示すブロック図、第2図は同実施例の全体的
構成を示す概念図、第3図および第4図はそれぞれブレ
ークスルー波形を示すグラフである。 1・・・スライド、2・・・ボルスタ、3・・・金型、
4・・・コンロッド、5・・・スクリュウ、6・・・歪
ゲージ、7・・・プリンタ、8・・・アダプタプレート
、10・・・荷重モニタ装置、22・・・フィルタ、2
3・・・マルチプレクサ、24・・・A/D変換器、3
1.41・・・CPU、43・・・CRT7’イスプレ
イ。 第2図 (α) (b) 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プレス機械に作用する荷重をモニタするプレス機械の荷
重モニタ装置において、 プレス機械の上型に加わる荷重を検出する荷重センサと
、 この荷重センサの出力から所定周波数以下の信号を抽出
するフィルタと、 このフィルタの出力をアナログ・ディジタル変換する変
換手段と、 該変換手段の出力を所定のサンプリング周期でサンプリ
ングし、該サンプリング信号より原信号を波形再現し画
面表示する計測処理手段と、を具えるプレス機械の荷重
モニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19586788A JPH0763880B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | プレス機械の荷重モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19586788A JPH0763880B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | プレス機械の荷重モニタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0247000A true JPH0247000A (ja) | 1990-02-16 |
JPH0763880B2 JPH0763880B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=16348309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19586788A Expired - Lifetime JPH0763880B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | プレス機械の荷重モニタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0763880B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05111797A (ja) * | 1991-10-22 | 1993-05-07 | Komatsu Ltd | プレス機械の騒音低減装置 |
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