JPH0246819B2 - Ryuryoseigyoben - Google Patents
RyuryoseigyobenInfo
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- JPH0246819B2 JPH0246819B2 JP22468285A JP22468285A JPH0246819B2 JP H0246819 B2 JPH0246819 B2 JP H0246819B2 JP 22468285 A JP22468285 A JP 22468285A JP 22468285 A JP22468285 A JP 22468285A JP H0246819 B2 JPH0246819 B2 JP H0246819B2
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- valve spool
- spool
- thrust
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
本発明はダイカストマシンなどの射出シリンダ
用油圧回路内にあつて射出シリンダへ供給する作
動油の流量を制御する流量制御弁に関するもので
ある。
用油圧回路内にあつて射出シリンダへ供給する作
動油の流量を制御する流量制御弁に関するもので
ある。
[従来の技術]
ダイカストマシンやプラスチツク用射出成形機
などの射出成形装置は、溶湯または樹脂を金型キ
ヤビテイ内へ射出する射出シリンダを備えてお
り、この射出シリンダの油圧回路内には、作動油
の流量を調整して射出速度を制御する流量制御弁
が設けられている。
などの射出成形装置は、溶湯または樹脂を金型キ
ヤビテイ内へ射出する射出シリンダを備えてお
り、この射出シリンダの油圧回路内には、作動油
の流量を調整して射出速度を制御する流量制御弁
が設けられている。
第6図は従来におけるこの種の流量制御弁要部
の断面図であつて、これを同図に基づいて説明す
ると、円筒状のバルブボデイ1に嵌着されて一体
化されたケーシング2には、駆動ロツド3が図示
していないキーで回動を規制されて摺動自在に軸
支されており、この駆動ロツド3は図示していな
いねじ機構を介してモータに連結されている。そ
して、制御装置からの指令でモータが正回転する
と、この回動がねじ機構で直線運動に交換されて
駆動ロツド3が第6図に矢印Aで示す方向に前進
し、モータが逆回転すると、駆動ロツド3が矢印
Aとは反対の方向に後退するように構成されてい
る。バルブボデイ1には円筒状のスリーブ4が一
体的に嵌着されており、このスリーブ4には、駆
動ロツド3に固定されてこれと一体的に進退する
弁スプール5が嵌合されている。そして、スリー
ブ4にはバルブボデイ1の環状溝1aと連通する
前後一対の流出路4a,4bが、ほぼ環状に形成
されて設けられており、また、バルブボデイ1の
一部とスリーブ4の内孔には、前室6と後室7と
が弁スプール5の両側に形成されている。さらに
弁スプール5には、前室6と後室7とを連通させ
る複数個の連通孔8の円周等分位置を貫通して設
けられており、これらの連通孔8の中央部は弁ス
プール5の外周面に設けられた環状の溝9によつ
て連通されている。そして、図示の状態から弁ス
プール5を矢印A方向へ移動させると、前室6と
流出路4aとが重なつて連通し始めると同時に溝
9と流出路4bとが重なつて連通し始めるように
構成されている。10は所定圧力の圧油が蓄えら
れたアキユムレータであつて、パイロツトチエツ
ク弁11が開くことによりアキユムレータ10内
の圧油が前室6へ送入される。一方、バルブボデ
イ1の環状溝1aに開口された排油孔13には、
配管14が接続されており、この配管14の他端
は、例えば、ダイカストマシン用射出シリンダ1
5のヘツドエンド側に接続されている。
の断面図であつて、これを同図に基づいて説明す
ると、円筒状のバルブボデイ1に嵌着されて一体
化されたケーシング2には、駆動ロツド3が図示
していないキーで回動を規制されて摺動自在に軸
支されており、この駆動ロツド3は図示していな
いねじ機構を介してモータに連結されている。そ
して、制御装置からの指令でモータが正回転する
と、この回動がねじ機構で直線運動に交換されて
駆動ロツド3が第6図に矢印Aで示す方向に前進
し、モータが逆回転すると、駆動ロツド3が矢印
Aとは反対の方向に後退するように構成されてい
る。バルブボデイ1には円筒状のスリーブ4が一
体的に嵌着されており、このスリーブ4には、駆
動ロツド3に固定されてこれと一体的に進退する
弁スプール5が嵌合されている。そして、スリー
ブ4にはバルブボデイ1の環状溝1aと連通する
前後一対の流出路4a,4bが、ほぼ環状に形成
されて設けられており、また、バルブボデイ1の
一部とスリーブ4の内孔には、前室6と後室7と
が弁スプール5の両側に形成されている。さらに
弁スプール5には、前室6と後室7とを連通させ
る複数個の連通孔8の円周等分位置を貫通して設
けられており、これらの連通孔8の中央部は弁ス
プール5の外周面に設けられた環状の溝9によつ
て連通されている。そして、図示の状態から弁ス
プール5を矢印A方向へ移動させると、前室6と
流出路4aとが重なつて連通し始めると同時に溝
9と流出路4bとが重なつて連通し始めるように
構成されている。10は所定圧力の圧油が蓄えら
れたアキユムレータであつて、パイロツトチエツ
ク弁11が開くことによりアキユムレータ10内
の圧油が前室6へ送入される。一方、バルブボデ
イ1の環状溝1aに開口された排油孔13には、
配管14が接続されており、この配管14の他端
は、例えば、ダイカストマシン用射出シリンダ1
5のヘツドエンド側に接続されている。
以上のように構成された流量制御弁の動作を、
ダイカストマシンの鋳込作業を例にとつて説明す
る。
ダイカストマシンの鋳込作業を例にとつて説明す
る。
溶湯の射出を開始しようとして制御装置による
パイロツト圧でパイロツトチエツク弁11が開く
と、アキユムレータ10内の圧油が前室6へ導か
れると同時に図示しないモータが回転し、弁スプ
ール5が矢印A方向に前進するので、前室6と流
出路4aとが対応し始め、前室6内の圧油は流出
路4aを経て環状溝1a内へ流入する。またこれ
と同時に溝9と流出路4bとが対応し始めるの
で、前室6内の圧油は連通孔8と流出路4bを経
て、環状溝1a内へ流入する。このようにして環
状溝1a内で合流した圧油は、排油孔13から排
出されて射出シリンダ15へ圧入され、ピストン
ロツド16の前進により溶湯の射出が行なわれ
る。そして、前室6と流出路4a,4bとが連通
することによるスプール開度が大きいほど圧油の
流量が大きくなり、射出シリンダによる射出速度
が速くなるものであつて、一般的に射出初期にお
いては低速で射出を行ない、射出途中で高速射出
に切替える。
パイロツト圧でパイロツトチエツク弁11が開く
と、アキユムレータ10内の圧油が前室6へ導か
れると同時に図示しないモータが回転し、弁スプ
ール5が矢印A方向に前進するので、前室6と流
出路4aとが対応し始め、前室6内の圧油は流出
路4aを経て環状溝1a内へ流入する。またこれ
と同時に溝9と流出路4bとが対応し始めるの
で、前室6内の圧油は連通孔8と流出路4bを経
て、環状溝1a内へ流入する。このようにして環
状溝1a内で合流した圧油は、排油孔13から排
出されて射出シリンダ15へ圧入され、ピストン
ロツド16の前進により溶湯の射出が行なわれ
る。そして、前室6と流出路4a,4bとが連通
することによるスプール開度が大きいほど圧油の
流量が大きくなり、射出シリンダによる射出速度
が速くなるものであつて、一般的に射出初期にお
いては低速で射出を行ない、射出途中で高速射出
に切替える。
ところが、このような流量制御弁による流量制
御動作においては、モータトルクよりも負荷トル
クが大きくなつて所定の流量が保てなくなつた
り、停電等で電源が切れたりして流量が異常に増
大した場合、モータにパルスモータを使用したと
きにパルスモータが脱調した場合、あるいは、極
端は場合には、弁スプールの軸が破損した場合等
における安全性について従来問題があつたので、
以下、この点について説明する。
御動作においては、モータトルクよりも負荷トル
クが大きくなつて所定の流量が保てなくなつた
り、停電等で電源が切れたりして流量が異常に増
大した場合、モータにパルスモータを使用したと
きにパルスモータが脱調した場合、あるいは、極
端は場合には、弁スプールの軸が破損した場合等
における安全性について従来問題があつたので、
以下、この点について説明する。
すなわち、矢印A方向へ移動する弁スプール5
には、その内孔各部の油圧によつて図に符号F0,
F1,F2で示す3種の推力が発生する。
には、その内孔各部の油圧によつて図に符号F0,
F1,F2で示す3種の推力が発生する。
このうち推力F0は、弁スプール5に作用する
油圧のうちの、静圧によるもののみを取出して考
えた場合、その静圧の作用によつて生じる力で、
前室6と後室7との受圧面積差によつて生じるも
のである。後室7は、前室6よりも移動ロツド3
の断面積分だけ受圧面積が小さいので、両室6,
7の単位面積当りの油圧が等しい場合、弁スプー
ル5には静圧に基づく開方向の推力F0が作用す
る。近似的には、推力F0は、前室6の圧力と移
動ロツド3の断面積との積となる。なお、弁開き
にともなつて推力F0が少しずつ小さくなるのは、
アキユムレータ10の圧力の低下にしたがつて、
前室6の圧力が少しずつ小さくなるからである。
油圧のうちの、静圧によるもののみを取出して考
えた場合、その静圧の作用によつて生じる力で、
前室6と後室7との受圧面積差によつて生じるも
のである。後室7は、前室6よりも移動ロツド3
の断面積分だけ受圧面積が小さいので、両室6,
7の単位面積当りの油圧が等しい場合、弁スプー
ル5には静圧に基づく開方向の推力F0が作用す
る。近似的には、推力F0は、前室6の圧力と移
動ロツド3の断面積との積となる。なお、弁開き
にともなつて推力F0が少しずつ小さくなるのは、
アキユムレータ10の圧力の低下にしたがつて、
前室6の圧力が少しずつ小さくなるからである。
また、推力F1は、弁スプール5に作用する油
圧のうちの、動圧によるもののみを取出して考え
た場合、その動圧の作用によつて生じる力であ
る。すなわち、推力F1は、弁スプール5が開い
て前室6内へ供給される圧油によつて弁スプール
5に作用する動圧による推力であつて、推力F0
と同じく、弁スプール5の開方向に作用する。弁
スプール5が閉じている時には、圧油は流れてお
らず、圧油の流速は0なので、推力F0も0であ
るが、弁スプール5が開くにしたがつて、圧油の
流れは早くなり、この場合、流れる圧油が弁スプ
ール5の前面に衝突して生じる推力F1も次第に
大きくなる。推力F1は圧油の流速に大体比例し
てあらわされる。
圧のうちの、動圧によるもののみを取出して考え
た場合、その動圧の作用によつて生じる力であ
る。すなわち、推力F1は、弁スプール5が開い
て前室6内へ供給される圧油によつて弁スプール
5に作用する動圧による推力であつて、推力F0
と同じく、弁スプール5の開方向に作用する。弁
スプール5が閉じている時には、圧油は流れてお
らず、圧油の流速は0なので、推力F0も0であ
るが、弁スプール5が開くにしたがつて、圧油の
流れは早くなり、この場合、流れる圧油が弁スプ
ール5の前面に衝突して生じる推力F1も次第に
大きくなる。推力F1は圧油の流速に大体比例し
てあらわされる。
さらに、推力F2は、圧油が流出路4a,4b
へ流入するときにおける流路の絞り作用によつて
生じるものであつて、推力F0,F1ととは反対方
向である弁スプール5の閉方向に作用するもので
ある。すなわち、推力F2は、流出路4a,4b
部の流路絞り作用により、圧油が流出路4a,4
bへ流れ込む直前位置での流れ特性を、この直前
位置での圧油の流速が前室6の中央部での圧油の
流速より早くなり、かつ、この直前位置での圧力
が前室の中央部での圧力より小さくなるように変
化させて、後室7内の圧力との相対関係により、
弁スプール5を閉じ方向に吸いよせる力として作
用するものである。この推力F2は、弁スプール
5が閉じているときは0であり、弁スプール5の
開度にしたがつて、次第に大きくなる。ただし、
弁スプール5の開度がある程度以上大きくなる
と、圧油が流出路4a,4bへ流れ込む直前位置
での圧油の流速と、前室6の中央部での圧油の流
速はほぼ等しくなり、推力F2はそれ以上大きく
ならず、逆に、次第に小さくなる。
へ流入するときにおける流路の絞り作用によつて
生じるものであつて、推力F0,F1ととは反対方
向である弁スプール5の閉方向に作用するもので
ある。すなわち、推力F2は、流出路4a,4b
部の流路絞り作用により、圧油が流出路4a,4
bへ流れ込む直前位置での流れ特性を、この直前
位置での圧油の流速が前室6の中央部での圧油の
流速より早くなり、かつ、この直前位置での圧力
が前室の中央部での圧力より小さくなるように変
化させて、後室7内の圧力との相対関係により、
弁スプール5を閉じ方向に吸いよせる力として作
用するものである。この推力F2は、弁スプール
5が閉じているときは0であり、弁スプール5の
開度にしたがつて、次第に大きくなる。ただし、
弁スプール5の開度がある程度以上大きくなる
と、圧油が流出路4a,4bへ流れ込む直前位置
での圧油の流速と、前室6の中央部での圧油の流
速はほぼ等しくなり、推力F2はそれ以上大きく
ならず、逆に、次第に小さくなる。
第7図は、横軸にスプール開度をとり、縦軸に
推力F0,F1,F2の大きさをとつて示す関係線図
であつて、縦軸は0から上が開方向推力、0から
下が閉方向推力を示している。そして、第8図
は、第7図に示した3つの推力F0,F1,F2の合
成推力Fを縦軸にとり、スプール開度を縦軸にと
つて示す関係線図であつて、弁スプール5にはそ
の開度が0から11へと大きくなるにしたがつて図
に示すように変化する合成推力Fが作用すること
になる。この場合、圧油の流量と射出速度とはス
プール開度に比例するから、これら流量または射
出速度を横軸にとつても合成推力Fの曲線は同じ
である。
推力F0,F1,F2の大きさをとつて示す関係線図
であつて、縦軸は0から上が開方向推力、0から
下が閉方向推力を示している。そして、第8図
は、第7図に示した3つの推力F0,F1,F2の合
成推力Fを縦軸にとり、スプール開度を縦軸にと
つて示す関係線図であつて、弁スプール5にはそ
の開度が0から11へと大きくなるにしたがつて図
に示すように変化する合成推力Fが作用すること
になる。この場合、圧油の流量と射出速度とはス
プール開度に比例するから、これら流量または射
出速度を横軸にとつても合成推力Fの曲線は同じ
である。
この合成推力Fは、この流量制御弁の各部の設
計の仕方によつて、推力F0,F1,F2、のあらわ
れ方などが変わるので、設計の仕方によつては、
射出動作中を通じて弁スプール5に常時弁開方向
に作用している推力にもなる。
計の仕方によつて、推力F0,F1,F2、のあらわ
れ方などが変わるので、設計の仕方によつては、
射出動作中を通じて弁スプール5に常時弁開方向
に作用している推力にもなる。
このように、合成推力Fが常時、弁開方向に作
用するようになつている場合は、例えば、前記し
たようななんらかの原因で弁スプール5の位置制
御能力が失われた場合には、弁スプール5に開方
向の推力が作用し続け、圧油の流量が異常に増大
することなつてきわめて危険である。
用するようになつている場合は、例えば、前記し
たようななんらかの原因で弁スプール5の位置制
御能力が失われた場合には、弁スプール5に開方
向の推力が作用し続け、圧油の流量が異常に増大
することなつてきわめて危険である。
そこで、本発明の発明者は、これを回避するた
めに、スプール開度が大きくなつたら、弁スプー
ル5に弁閉方向の推力を作用させて開方向への移
動を規制することを発明した。
めに、スプール開度が大きくなつたら、弁スプー
ル5に弁閉方向の推力を作用させて開方向への移
動を規制することを発明した。
一方、この流量制御弁の性能をより向上させよ
うとするためにも、合成推力F2のあらわれ方が、
例えば、第8図に実線で示したようにあらわれる
ようにした。
うとするためにも、合成推力F2のあらわれ方が、
例えば、第8図に実線で示したようにあらわれる
ようにした。
第8図に実線で示した合成推力Fは、スプール
開度が小さい時は、弁開方向に作用し、スプール
開度が大きくなれば、弁閉方向に作用する。
開度が小さい時は、弁開方向に作用し、スプール
開度が大きくなれば、弁閉方向に作用する。
実際のダイカストマシンの射出装置において
は、流量制御弁の開度を小開度から比較的に大き
な開度に変えて、ダイカストマシンの射出速度
を、例えば、0.2〜0.3m/secの低速から2〜5m/
secの高速へ切替えるときに、例えば、5m sec
のように極めて短時間で切替えうるためには、流
量制御弁の弁スプール5が低速域の小開度から開
く方向に移動し始めるときは、弁スプール5に開
き方向の力が作用して弁スプール5がより早く動
くようにし、逆に、弁スプール5が高速域の比較
的に大きな開度の位置まで来て止まろうとすると
きは、弁スプール5に閉じ方向の力が作用して弁
スプール5がより早く停止するようにすることも
必要である。
は、流量制御弁の開度を小開度から比較的に大き
な開度に変えて、ダイカストマシンの射出速度
を、例えば、0.2〜0.3m/secの低速から2〜5m/
secの高速へ切替えるときに、例えば、5m sec
のように極めて短時間で切替えうるためには、流
量制御弁の弁スプール5が低速域の小開度から開
く方向に移動し始めるときは、弁スプール5に開
き方向の力が作用して弁スプール5がより早く動
くようにし、逆に、弁スプール5が高速域の比較
的に大きな開度の位置まで来て止まろうとすると
きは、弁スプール5に閉じ方向の力が作用して弁
スプール5がより早く停止するようにすることも
必要である。
以上のように、合成推力Fが第8図に実線で示
したようにあらわれるように、あらかじめ設計し
てある流量制御弁は良い。
したようにあらわれるように、あらかじめ設計し
てある流量制御弁は良い。
[本発明が解決しようとする問題点]
前記したように、合成推力Fが第8図に実線で
示したようにあらわれる流量制御弁は、ある程度
満足しうるものである。しかし、それでもなお、
不充分なところである。
示したようにあらわれる流量制御弁は、ある程度
満足しうるものである。しかし、それでもなお、
不充分なところである。
それは、弁スプールの開度が非常に大きくなつ
たとき、この合成推力Fの弁閉方向の推力が次第
に小さくなり、場合によつては弁開方向の推力と
なることである。
たとき、この合成推力Fの弁閉方向の推力が次第
に小さくなり、場合によつては弁開方向の推力と
なることである。
このように、スプール弁開度が非常に大きくな
つて、すなわち、射出速度が、例えば、4〜5
m/secのように極めて大きくなつて、弁閉方向の
推力が小さくなれば、あるいは、マイナスになれ
ば、このとき、前記したように、なんらかの原因
で弁スプール5の位置制御能力が失われた場合に
は、弁スプール5を閉じ方向に動かそうとする力
が非常に小さくなるか、あるいは、全然作用しな
いことになり、やはり危険である。
つて、すなわち、射出速度が、例えば、4〜5
m/secのように極めて大きくなつて、弁閉方向の
推力が小さくなれば、あるいは、マイナスになれ
ば、このとき、前記したように、なんらかの原因
で弁スプール5の位置制御能力が失われた場合に
は、弁スプール5を閉じ方向に動かそうとする力
が非常に小さくなるか、あるいは、全然作用しな
いことになり、やはり危険である。
[問題点を解決するための手段]
本発明では、このような問題点を解決するため
に、被制御流体の流出路と連通する前後一対の環
状流路を内孔周面に備えた弁本体と、この弁本体
の内孔に進退自在に支持されて内孔内に前室と後
室とを隔成し、この前室、後室間を連通する連通
路およびこの連通路の中央部から周面へ開口する
通路を有する弁スプールとを備え、前記弁スプー
ルを原動側から駆動して進退させることにより前
記前室、前部環状流路間の連通開度と、前記通
路、後部環状流路間の連通開度とを変化させ、前
記弁本体の前室へ供給されて前記流出路から排出
される被制御流体の流量を制御する流量制御弁に
おいて、弁スプールが所定量開いた時点から圧縮
し始めるスプリングを弁スプールの後側に設けた
構造を採用した。
に、被制御流体の流出路と連通する前後一対の環
状流路を内孔周面に備えた弁本体と、この弁本体
の内孔に進退自在に支持されて内孔内に前室と後
室とを隔成し、この前室、後室間を連通する連通
路およびこの連通路の中央部から周面へ開口する
通路を有する弁スプールとを備え、前記弁スプー
ルを原動側から駆動して進退させることにより前
記前室、前部環状流路間の連通開度と、前記通
路、後部環状流路間の連通開度とを変化させ、前
記弁本体の前室へ供給されて前記流出路から排出
される被制御流体の流量を制御する流量制御弁に
おいて、弁スプールが所定量開いた時点から圧縮
し始めるスプリングを弁スプールの後側に設けた
構造を採用した。
[作用]
この流量制御弁においては、弁スプールが小開
度の低速域から開く方向に移動し始めるきは、弁
スプールに弁を開く方向の力が作用する。したが
つて、弁スプールはより早く開きやすい。また、
弁スプールが比較的に大きく開き、高速域まで来
たときは、弁スプールに閉じ方向の力が作用し、
弁スプールにはブレーキがかかる状態になる。し
たがつて、弁スプールはより早く止まりやすい。
したがつて、弁スプールの小開度から比較的に大
きな開度への開き動作は、極めて短時間で円滑に
行え、低速から高速への切替が素早くできる。
度の低速域から開く方向に移動し始めるきは、弁
スプールに弁を開く方向の力が作用する。したが
つて、弁スプールはより早く開きやすい。また、
弁スプールが比較的に大きく開き、高速域まで来
たときは、弁スプールに閉じ方向の力が作用し、
弁スプールにはブレーキがかかる状態になる。し
たがつて、弁スプールはより早く止まりやすい。
したがつて、弁スプールの小開度から比較的に大
きな開度への開き動作は、極めて短時間で円滑に
行え、低速から高速への切替が素早くできる。
また、弁スプールの開度が比較的に大きい高速
域にあるときは、弁スプールには弁スプールを閉
じる方向の力が作用しているので、射出シリンダ
が高速射出が行つている時のように高速域にある
時に、流量制御弁の原動側からの駆動による弁ス
プールの位置制御能力が失われた場合には、弁ス
プールは弁スプールを閉じる方向に作用している
油圧力の作用により、自然に閉じ方向に移動し、
弁スプールに作用する開き方向の力と閉じ方向の
力とが丁度バランスして、両方の力が共に0にな
る位置で止まる。このときは、弁スプールの開度
がかなり小さくて、低速域に相当する開度ないし
は低速域の開度よりほんの少しだけ大きい開度で
あるから、流量制御弁を通つて流れる作動油の量
は高速時の量に比べて非常に少なくなつており、
安全である。
域にあるときは、弁スプールには弁スプールを閉
じる方向の力が作用しているので、射出シリンダ
が高速射出が行つている時のように高速域にある
時に、流量制御弁の原動側からの駆動による弁ス
プールの位置制御能力が失われた場合には、弁ス
プールは弁スプールを閉じる方向に作用している
油圧力の作用により、自然に閉じ方向に移動し、
弁スプールに作用する開き方向の力と閉じ方向の
力とが丁度バランスして、両方の力が共に0にな
る位置で止まる。このときは、弁スプールの開度
がかなり小さくて、低速域に相当する開度ないし
は低速域の開度よりほんの少しだけ大きい開度で
あるから、流量制御弁を通つて流れる作動油の量
は高速時の量に比べて非常に少なくなつており、
安全である。
そして、弁スプールの後側に弁開度がある程度
大きくなつた時に圧縮され始めるスプリングを設
けているので、弁開度がある程度大きくなつたと
きからスプリングが作用し始め、弁の閉じ方向に
作用する合成推力は所望の一定値に保たれる。し
たがつて、弁開度がかなり大きくなつても、この
合成推力が小さくなりすぎて、弁の閉じ方向に作
用する力が小さくなりすぎたり、マイナスになる
ことはない。そして、弁開度が大きいときに、万
一、スプールの位置制御能力が失われた場合で
も、スプールは小開度位置まで、常に、直ちに、
自動的に移動する。
大きくなつた時に圧縮され始めるスプリングを設
けているので、弁開度がある程度大きくなつたと
きからスプリングが作用し始め、弁の閉じ方向に
作用する合成推力は所望の一定値に保たれる。し
たがつて、弁開度がかなり大きくなつても、この
合成推力が小さくなりすぎて、弁の閉じ方向に作
用する力が小さくなりすぎたり、マイナスになる
ことはない。そして、弁開度が大きいときに、万
一、スプールの位置制御能力が失われた場合で
も、スプールは小開度位置まで、常に、直ちに、
自動的に移動する。
[実施例]
つぎに、図面に示した実施例によつて本発明を
さらに詳細に説明する。
さらに詳細に説明する。
本実施例は、本発明に係る流量制御弁をダイカ
ストマシンに実施した例を示し、第1図はその縦
断面図である。図において、ダイカストマシンの
射出シリンダ21と、その作動油を蓄えるアキユ
ムレータ22との間には、全体符号23で示す流
量制御弁が配設されており、この流量制御弁23
の筐体は有底円筒状のケーシング24と、その開
口端側に接合されたモータ台25と、底部側に接
合された弁本体としてのバルブボデイ26とで同
芯一体状に形成されている。モータ台25には、
制御装置からの回転指令によつて指令パルス数に
相当する量だけ回転するパルスモータ27が装着
されており、そのモータ軸28は、モータ台25
の中空部内へ突設されている。全体を符号29で
示すものは、モータ軸28の回転を軸方向の運動
に変換させるねじ機構としてのボールねじであつ
て、モータ台25に軸支されたねじ軸30を備え
ており、このねじ軸30とモータ軸28とは、カ
ツプリング31によつて連結されている。ボール
ねじ29は、ケーシング24の内孔内に臨むねじ
軸30のねじ部にボール32を介して螺合された
有底円筒状のナツト33を備えており、ねじ軸3
0が正方向と逆方向とへそれぞれ回動することに
より、ボール33がバルブボデイ26方向へ後退
したりモータ27方向へ前進したりするように構
成されている。34はナツト33の周面に装着さ
れた永久磁石、35は永久磁石34の移動に感応
する近接スイツチを備えナツト33および後述す
る弁スプール38の軸線方向への移動距離を正確
に検出して制御装置へフイードバツクする位置検
出器、36はケーシング24側に固定されてナツ
ト33のキー溝と嵌合しナツト33の回動を規制
するキーである。
ストマシンに実施した例を示し、第1図はその縦
断面図である。図において、ダイカストマシンの
射出シリンダ21と、その作動油を蓄えるアキユ
ムレータ22との間には、全体符号23で示す流
量制御弁が配設されており、この流量制御弁23
の筐体は有底円筒状のケーシング24と、その開
口端側に接合されたモータ台25と、底部側に接
合された弁本体としてのバルブボデイ26とで同
芯一体状に形成されている。モータ台25には、
制御装置からの回転指令によつて指令パルス数に
相当する量だけ回転するパルスモータ27が装着
されており、そのモータ軸28は、モータ台25
の中空部内へ突設されている。全体を符号29で
示すものは、モータ軸28の回転を軸方向の運動
に変換させるねじ機構としてのボールねじであつ
て、モータ台25に軸支されたねじ軸30を備え
ており、このねじ軸30とモータ軸28とは、カ
ツプリング31によつて連結されている。ボール
ねじ29は、ケーシング24の内孔内に臨むねじ
軸30のねじ部にボール32を介して螺合された
有底円筒状のナツト33を備えており、ねじ軸3
0が正方向と逆方向とへそれぞれ回動することに
より、ボール33がバルブボデイ26方向へ後退
したりモータ27方向へ前進したりするように構
成されている。34はナツト33の周面に装着さ
れた永久磁石、35は永久磁石34の移動に感応
する近接スイツチを備えナツト33および後述す
る弁スプール38の軸線方向への移動距離を正確
に検出して制御装置へフイードバツクする位置検
出器、36はケーシング24側に固定されてナツ
ト33のキー溝と嵌合しナツト33の回動を規制
するキーである。
バルブボデイ26には、円筒状のスリーブ37
が一体的に嵌着されており、このスリーブ37に
は、前記ナツト33に固定されてこれと一体的に
進退する弁スプール38が嵌合されている。この
弁スプール38は、ナツト33に固定されてケー
シング24に摺動自在に軸支された駆動ロツド3
9と、円柱状に形成されてスリーブ37に摺動自
在に軸支されたスプール本体40とで同芯状に一
体形成されており、バルブボデイ26とケーシン
グ24とで両端を閉塞されたスリーブ37の内孔
内には、スプール本体40によつて前室41と後
室42とが隔成されている。43は、弁スプール
38の外周面近くにあつて、前室41と後室42
とを連通させるようにスプール本体40の軸方向
に貫通された複数個の連通路であつて、各連通路
43の中央部は、スプール本体40の周面へ開口
する環状の通路44によつて連通されている。そ
して、弁スプール38の前室41側に、連通路4
3の一部、例えば連通路43の弁スプール38軸
心側の一部を塞ぐ絞り板54がボルト55などで
取付けられている。一方、前記バルブボデイ26
の内周面には全周にわたるように環状に形成され
た環状溝45が設けられており、前記スリーブ3
7には、弁スプール38を図示の位置からモータ
27方向へ後退させることにより前室41と環状
溝45とを連通させる環状流路46と、通路44
と環状溝45とを連通させる環状流路47とが前
後に設けられている。そして、前室41と環状溝
45とが連通したり通路44と環状溝45とが連
通したりすることを弁が開くと称し連通面積が大
きくなることを弁開度が大きくなると称する。ま
た、弁スプール38がモータ27方向へ後退する
方向を開方向と称し、反モータ方向へ前進する方
向を閉方向と称する。前室41とアキユムレータ
22とはパイロツトチエツク弁48を備えた配管
49によつて接続されており、また、バルブボデ
イ26の環状溝45からバルブボデイ26の外部
へ開口する流出路50に接続された配管51は、
前記射出シリンダ21のヘツドエンド側に接続さ
れている。
が一体的に嵌着されており、このスリーブ37に
は、前記ナツト33に固定されてこれと一体的に
進退する弁スプール38が嵌合されている。この
弁スプール38は、ナツト33に固定されてケー
シング24に摺動自在に軸支された駆動ロツド3
9と、円柱状に形成されてスリーブ37に摺動自
在に軸支されたスプール本体40とで同芯状に一
体形成されており、バルブボデイ26とケーシン
グ24とで両端を閉塞されたスリーブ37の内孔
内には、スプール本体40によつて前室41と後
室42とが隔成されている。43は、弁スプール
38の外周面近くにあつて、前室41と後室42
とを連通させるようにスプール本体40の軸方向
に貫通された複数個の連通路であつて、各連通路
43の中央部は、スプール本体40の周面へ開口
する環状の通路44によつて連通されている。そ
して、弁スプール38の前室41側に、連通路4
3の一部、例えば連通路43の弁スプール38軸
心側の一部を塞ぐ絞り板54がボルト55などで
取付けられている。一方、前記バルブボデイ26
の内周面には全周にわたるように環状に形成され
た環状溝45が設けられており、前記スリーブ3
7には、弁スプール38を図示の位置からモータ
27方向へ後退させることにより前室41と環状
溝45とを連通させる環状流路46と、通路44
と環状溝45とを連通させる環状流路47とが前
後に設けられている。そして、前室41と環状溝
45とが連通したり通路44と環状溝45とが連
通したりすることを弁が開くと称し連通面積が大
きくなることを弁開度が大きくなると称する。ま
た、弁スプール38がモータ27方向へ後退する
方向を開方向と称し、反モータ方向へ前進する方
向を閉方向と称する。前室41とアキユムレータ
22とはパイロツトチエツク弁48を備えた配管
49によつて接続されており、また、バルブボデ
イ26の環状溝45からバルブボデイ26の外部
へ開口する流出路50に接続された配管51は、
前記射出シリンダ21のヘツドエンド側に接続さ
れている。
このように構成されていることにより、パイロ
ツトチエツク弁48を開くとアキユムレータ22
内の圧油が前室41へ導かれると同時にモータ2
7が回転し、弁スプール38が開方向へ前進する
ので、前室41と環状流路46とが対応し始め、
また、通路44と環状流路47とが対応し始め
る。したがつて、前室41内の圧油は環状流路4
6を通つて環状溝45へ流入すると同時に、連通
路43と通路44とを通つて環状溝45へ流入す
る。なお、通路44と後室42との間の連通路4
3には流れが発生しない。環状溝45内で合流し
た圧油は、流出路50から排出されて射出シリン
ダ21へ圧入されて、ピストンロツド52の前室
により溶湯の射出が行なわれる。そして、弁開度
が小さい時は、ピストンロツド52は低速度で前
進し、弁開度が大きい時は、ピストンロツド52
は高速度で前進する。
ツトチエツク弁48を開くとアキユムレータ22
内の圧油が前室41へ導かれると同時にモータ2
7が回転し、弁スプール38が開方向へ前進する
ので、前室41と環状流路46とが対応し始め、
また、通路44と環状流路47とが対応し始め
る。したがつて、前室41内の圧油は環状流路4
6を通つて環状溝45へ流入すると同時に、連通
路43と通路44とを通つて環状溝45へ流入す
る。なお、通路44と後室42との間の連通路4
3には流れが発生しない。環状溝45内で合流し
た圧油は、流出路50から排出されて射出シリン
ダ21へ圧入されて、ピストンロツド52の前室
により溶湯の射出が行なわれる。そして、弁開度
が小さい時は、ピストンロツド52は低速度で前
進し、弁開度が大きい時は、ピストンロツド52
は高速度で前進する。
このように動作する本装置には、例えば、パル
スモータ27の脱調、停電、あるいは、モータト
ルクよりも負荷トルクが大きくなつて所定の流量
が保てなくなつたりして、さらには、駆動ロツド
39等が破損して、モータ27側からの駆動によ
る弁スプール38の位置制御能力が失なわれた場
合に、前室41へ向う方向すなわち閉方向の推力
を弁スプール38に付与して流量を制御する手段
が設けられているので、その手段を説明する。
スモータ27の脱調、停電、あるいは、モータト
ルクよりも負荷トルクが大きくなつて所定の流量
が保てなくなつたりして、さらには、駆動ロツド
39等が破損して、モータ27側からの駆動によ
る弁スプール38の位置制御能力が失なわれた場
合に、前室41へ向う方向すなわち閉方向の推力
を弁スプール38に付与して流量を制御する手段
が設けられているので、その手段を説明する。
いま、アキユムレータ22から前室41への供
給圧をP1とし、弁が開いたときの通路44およ
び後室42の圧力をそれぞれP2P3とすると、環
状流路46,47への流入時の絞り作用により
P1<P2、P1<P3となり、これによつて弁スプー
ル38に閉方向の推力F2が発生することは、第
6図において説明したとおりであるが、この場
合、連通路43の径dを大きくすればするほど、
通路44と環状流路47から作動油が多く流れ、
通路44の圧力P2と後室42の圧力P3が大きく
なり、その結果、その閉方向の推力F2が大きく
なる。
給圧をP1とし、弁が開いたときの通路44およ
び後室42の圧力をそれぞれP2P3とすると、環
状流路46,47への流入時の絞り作用により
P1<P2、P1<P3となり、これによつて弁スプー
ル38に閉方向の推力F2が発生することは、第
6図において説明したとおりであるが、この場
合、連通路43の径dを大きくすればするほど、
通路44と環状流路47から作動油が多く流れ、
通路44の圧力P2と後室42の圧力P3が大きく
なり、その結果、その閉方向の推力F2が大きく
なる。
なお、第1図に符号l1,l2で示す弁スプール3
8と環状流路46,47との重なり寸法を、l1>
l2にして、環状流路46よりも環状流路47が先
に開くようにすれば、l1とl2との差が大きくなる
ほど、閉方向の推力F2は小さくなる。なお、l1と
l2とを同じにしてl2部に対応する弁スプール38
先端部を切欠くことにより環状流路47が先に開
くようにしてもよい。また、この切欠きを、l1対
応部とl2対応部との両方に設け、l2対応部の切欠
きをl1対応部の切欠きよりも大きくすれば、l1対
応部における絞り作用が大きくなるので、閉方向
の推力F2が小さくなる。推力F2は、l1=l2のとき
に最大になるが、この状態に必ずしも最適とは限
らず、弁スプール38の連通路43等の設け方に
よつては、所望の値よりも大きくなりすぎること
が多いので、通常は、l1とl2には差をもたせ、推
力F2の最高値を多少小さくする。その場合、l1−
l2は、例えば、0.5〜4mmとする。
8と環状流路46,47との重なり寸法を、l1>
l2にして、環状流路46よりも環状流路47が先
に開くようにすれば、l1とl2との差が大きくなる
ほど、閉方向の推力F2は小さくなる。なお、l1と
l2とを同じにしてl2部に対応する弁スプール38
先端部を切欠くことにより環状流路47が先に開
くようにしてもよい。また、この切欠きを、l1対
応部とl2対応部との両方に設け、l2対応部の切欠
きをl1対応部の切欠きよりも大きくすれば、l1対
応部における絞り作用が大きくなるので、閉方向
の推力F2が小さくなる。推力F2は、l1=l2のとき
に最大になるが、この状態に必ずしも最適とは限
らず、弁スプール38の連通路43等の設け方に
よつては、所望の値よりも大きくなりすぎること
が多いので、通常は、l1とl2には差をもたせ、推
力F2の最高値を多少小さくする。その場合、l1−
l2は、例えば、0.5〜4mmとする。
以上は、第7図における推力F2を閉方向へ大
きくするための手段と、逆に、小し小さくするた
めの手段を例示したが、第7図における開方向の
推力F0を閉方向の推力とすることによつても流
量を制御することができる。このための手段とし
て、駆動ロツド39側でのみ軸支していた弁スプ
ール38をバルブボデイ26の前室41側側板で
も軸支させるようにし、この軸支部の軸径を駆動
ロツド39の径よりも大きくする。こうすること
によつて前室41の受圧面積が後室42の受圧面
積よりも小さくなり、推力F0は閉方向となる。
きくするための手段と、逆に、小し小さくするた
めの手段を例示したが、第7図における開方向の
推力F0を閉方向の推力とすることによつても流
量を制御することができる。このための手段とし
て、駆動ロツド39側でのみ軸支していた弁スプ
ール38をバルブボデイ26の前室41側側板で
も軸支させるようにし、この軸支部の軸径を駆動
ロツド39の径よりも大きくする。こうすること
によつて前室41の受圧面積が後室42の受圧面
積よりも小さくなり、推力F0は閉方向となる。
このように、連通路43の径dを大きくした
り、弁スプール38と環状流路47,46との重
なり寸法差l1−l2を大きくしたりして、閉方向の
推力F2を大きくしたり、調整したりするが、前
記dやl1−l2の寸法を初めからきちんとした所望
の寸法にすることは極めて難しい。これは、流量
制御弁の各部の作動抵抗等が微妙に影響するから
である。そして、弁スプール38をいちいち作り
なおして、これらの寸法を調整するのも極めて難
しいし、面倒である。したがつて、実際は、前記
dやl1−l2の寸法を適宜決めて、閉方向の推力F2
がやや大き目になるようにし、他の比較的に簡単
な微調整しうるやり方で、推力F2を小さくし、
推力F2が丁度良い値になるようにするのが得策
である。
り、弁スプール38と環状流路47,46との重
なり寸法差l1−l2を大きくしたりして、閉方向の
推力F2を大きくしたり、調整したりするが、前
記dやl1−l2の寸法を初めからきちんとした所望
の寸法にすることは極めて難しい。これは、流量
制御弁の各部の作動抵抗等が微妙に影響するから
である。そして、弁スプール38をいちいち作り
なおして、これらの寸法を調整するのも極めて難
しいし、面倒である。したがつて、実際は、前記
dやl1−l2の寸法を適宜決めて、閉方向の推力F2
がやや大き目になるようにし、他の比較的に簡単
な微調整しうるやり方で、推力F2を小さくし、
推力F2が丁度良い値になるようにするのが得策
である。
その為に、本装置においては、円形断面を有す
る複数個の連通路43を、弁スプール38の外周
近くに、弁スプール38の軸心を中心とした同心
円上に適宜間隔で配置しておき、弁スプール38
の前室41側の面の中央部に、各連通路43の弁
スプール38軸心側の位置よりも外側に外周位置
を有する絞り板54を、ボルト55で取付けた。
そして、各連通路43の入口の弁スプール38軸
心側である内側の一部を塞ぐようにした。このよ
うに、絞り板54を用いて連通路43の一部を塞
げば、その分だけ、弁スプール38移動時の通路
44と後室42の圧力P2、P3が小さくなるので、
弁閉じ方向の推力F2は小さくなる。そして、こ
の場合、推力F2は絞り板54の大きさによつて
変わるが、絞り板54はボルト55によつて弁ス
プール38の前面に取りはずし可能に取付けてい
るので、外径の異なる絞り板54を適宜変えて取
付けることによつて、推力F2を比較的に容易に
調整して、所望の値にすることができる。その結
果、推力F0,F1,F2を合成した推力Fが所望の
値になるようにすることができる。なお、推力F
の値は、弁開度が極めて小さい低速域における弁
開き方向に作用する力の値と、弁開度が大きくな
つた高速域における弁閉じ方向に作用する力の値
がほぼ同じになるようにするのが望ましい。ま
た、弁スプール38が大きく開いたときの弁閉方
向に作用する推力Fの値が大きければ、弁スプー
ル38が停止するときには有効に作用するが、こ
のときの値があまり大きすぎると、高速域で弁ス
プール38を停止させた状態で保持しておくため
に大きな力が必要になり、不都合が生じることが
ある。このことは、弁スプール38が閉じている
ときや少しだけ開いているときも同じである。し
たがつて、推力Fの弁閉じ方向に作用する力と弁
開き方向に作用する力の各最大値も、自ずと適宜
な値になるように設定しておく必要がある。
る複数個の連通路43を、弁スプール38の外周
近くに、弁スプール38の軸心を中心とした同心
円上に適宜間隔で配置しておき、弁スプール38
の前室41側の面の中央部に、各連通路43の弁
スプール38軸心側の位置よりも外側に外周位置
を有する絞り板54を、ボルト55で取付けた。
そして、各連通路43の入口の弁スプール38軸
心側である内側の一部を塞ぐようにした。このよ
うに、絞り板54を用いて連通路43の一部を塞
げば、その分だけ、弁スプール38移動時の通路
44と後室42の圧力P2、P3が小さくなるので、
弁閉じ方向の推力F2は小さくなる。そして、こ
の場合、推力F2は絞り板54の大きさによつて
変わるが、絞り板54はボルト55によつて弁ス
プール38の前面に取りはずし可能に取付けてい
るので、外径の異なる絞り板54を適宜変えて取
付けることによつて、推力F2を比較的に容易に
調整して、所望の値にすることができる。その結
果、推力F0,F1,F2を合成した推力Fが所望の
値になるようにすることができる。なお、推力F
の値は、弁開度が極めて小さい低速域における弁
開き方向に作用する力の値と、弁開度が大きくな
つた高速域における弁閉じ方向に作用する力の値
がほぼ同じになるようにするのが望ましい。ま
た、弁スプール38が大きく開いたときの弁閉方
向に作用する推力Fの値が大きければ、弁スプー
ル38が停止するときには有効に作用するが、こ
のときの値があまり大きすぎると、高速域で弁ス
プール38を停止させた状態で保持しておくため
に大きな力が必要になり、不都合が生じることが
ある。このことは、弁スプール38が閉じている
ときや少しだけ開いているときも同じである。し
たがつて、推力Fの弁閉じ方向に作用する力と弁
開き方向に作用する力の各最大値も、自ずと適宜
な値になるように設定しておく必要がある。
本装置においては、弁スプール38や連通路4
3等の相互の関係は次のように設定するのが好ま
しい。
3等の相互の関係は次のように設定するのが好ま
しい。
弁スプール38に設けた連通路43の総面積/弁ス
プール38の断面積=0.15〜0.4 弁スプール38の外周面に最も近い連通路43の外
面位置の直径/弁スプール38の外径=0.77〜0.93 駆動ロツド39の直径/弁スプール38の外径=0.
1〜0.22 連通路43の数=6、または、8 一方、本装置においては、弁開度が大きいとき
に、弁閉じ方向に作用する力を、そのままの大き
さに保つておくために、第1図に示すように後室
42内の弁スプール38、ケーシング24間に圧
縮コイルばねであるスプリング53を介装し、ス
プール開度がある程度大きくなつたときに、この
スプリング53が始めて圧縮され始めるようにし
た。このようにしておけば、推力Fは、スプール
開度が所定の開度以上になると一定の推力値を維
持し、より安定した特性が得られ、かつ、弁開度
が非常に大きくなつているときに、弁スプール3
8の位置制御能力が失われた場合でも、弁スプー
ル38には常に大きな弁閉じ方向の力が作用して
いるので、弁スプール38は常に、ただちに、自
動的に閉じ方向に移動し、推力Fがほぼ0に近く
になる位置まで来て止まる。このときは、圧油の
流速が非常に小さいので、危険はなくなる。
プール38の断面積=0.15〜0.4 弁スプール38の外周面に最も近い連通路43の外
面位置の直径/弁スプール38の外径=0.77〜0.93 駆動ロツド39の直径/弁スプール38の外径=0.
1〜0.22 連通路43の数=6、または、8 一方、本装置においては、弁開度が大きいとき
に、弁閉じ方向に作用する力を、そのままの大き
さに保つておくために、第1図に示すように後室
42内の弁スプール38、ケーシング24間に圧
縮コイルばねであるスプリング53を介装し、ス
プール開度がある程度大きくなつたときに、この
スプリング53が始めて圧縮され始めるようにし
た。このようにしておけば、推力Fは、スプール
開度が所定の開度以上になると一定の推力値を維
持し、より安定した特性が得られ、かつ、弁開度
が非常に大きくなつているときに、弁スプール3
8の位置制御能力が失われた場合でも、弁スプー
ル38には常に大きな弁閉じ方向の力が作用して
いるので、弁スプール38は常に、ただちに、自
動的に閉じ方向に移動し、推力Fがほぼ0に近く
になる位置まで来て止まる。このときは、圧油の
流速が非常に小さいので、危険はなくなる。
第2図は、上記閉方向の推力を付与する手段を
設けた場合における弁スプール38に作用する推
力Fとスプール開度との関係を第8図に対応して
示す関係線図であつて、横軸にはスプール開度に
対応する射出速度が併記されている。図から明ら
かなように、連通路43の径dや数、およびl1と
l2の差などを適宜設定すれば、合成推力Fはスプ
ール開度が2程度まで開方向であるが、それ以上
に弁スプール38が開くと、閉方向になる。
設けた場合における弁スプール38に作用する推
力Fとスプール開度との関係を第8図に対応して
示す関係線図であつて、横軸にはスプール開度に
対応する射出速度が併記されている。図から明ら
かなように、連通路43の径dや数、およびl1と
l2の差などを適宜設定すれば、合成推力Fはスプ
ール開度が2程度まで開方向であるが、それ以上
に弁スプール38が開くと、閉方向になる。
この場合、合成推力Fの曲線が、第2図におい
て、例えば、2点鎖線で示したようになり、弁開
度が大きくなつたときに、弁閉じ方向に作用する
値が所望の値よりも大きくなりすぎたときは、弁
スプール38の前室41側に適宜な外径の絞り板
54を取付け、連通路43の一部を塞ぐ。そうす
ると、前記したように、それに応じて、弁閉じ方
向の推力F2が小さくなるので、合成推力Fの値
は、第2図において実線で示したように、所望の
曲線で表われるようになる。この場合、低速域で
の合成推力の値FAと、高速域での合成推力の値
FBはその絶対値がほぼ等しくなるようにした。
て、例えば、2点鎖線で示したようになり、弁開
度が大きくなつたときに、弁閉じ方向に作用する
値が所望の値よりも大きくなりすぎたときは、弁
スプール38の前室41側に適宜な外径の絞り板
54を取付け、連通路43の一部を塞ぐ。そうす
ると、前記したように、それに応じて、弁閉じ方
向の推力F2が小さくなるので、合成推力Fの値
は、第2図において実線で示したように、所望の
曲線で表われるようになる。この場合、低速域で
の合成推力の値FAと、高速域での合成推力の値
FBはその絶対値がほぼ等しくなるようにした。
第2図中、点線で示したところは、本発明によ
るスプリング53を用いた場合の推力値を示す。
るスプリング53を用いた場合の推力値を示す。
なお、弁スプール38用の駆動ロツド39の外
径を大きくすれば、第2図に示す推力Fの曲線は
弁開き方向の推力が大きくなる方に移動し、逆
に、駆動ロツド39の外径を小さくすれば、推力
Fの曲線は弁閉じ方向の推力が大きくなる方に移
動する。
径を大きくすれば、第2図に示す推力Fの曲線は
弁開き方向の推力が大きくなる方に移動し、逆
に、駆動ロツド39の外径を小さくすれば、推力
Fの曲線は弁閉じ方向の推力が大きくなる方に移
動する。
一般に、ダイカストマシンの射出速度は例え
ば、低速域が0.3m/sec、高速域2.5m/sec、最高
速度が5m/sec程度で使用されるので、今、仮
に、スプール開度が2となる前に弁スプール38
の位置制御能力が失われたとしても、そのときに
は、射出速度が0.7m/sec以下であるから、推力
Fが開方向であつても問題がない。
ば、低速域が0.3m/sec、高速域2.5m/sec、最高
速度が5m/sec程度で使用されるので、今、仮
に、スプール開度が2となる前に弁スプール38
の位置制御能力が失われたとしても、そのときに
は、射出速度が0.7m/sec以下であるから、推力
Fが開方向であつても問題がない。
そして、弁スプール38がさらに開いて、射出
速度が例えば0.7m/sec以上の状態で、弁スプー
ル38の位置制御能力が失われたときには、推力
Fが閉方向であるから、弁スプール38は自動的
に閉じ方向に動き、スプール開度2の位置で停止
する。したがつて、弁スプール38がその位置よ
りも開くことはなく、圧油の流量が異常に増大す
ることはなく、安全である。勿論、弁開度が非常
に大きくなつているときに、弁スプール38の位
置制御能力が失われたときは、スプリング53の
作用も加わつて、弁スプール38はすみやかに弁
閉じ方向に移動する。
速度が例えば0.7m/sec以上の状態で、弁スプー
ル38の位置制御能力が失われたときには、推力
Fが閉方向であるから、弁スプール38は自動的
に閉じ方向に動き、スプール開度2の位置で停止
する。したがつて、弁スプール38がその位置よ
りも開くことはなく、圧油の流量が異常に増大す
ることはなく、安全である。勿論、弁開度が非常
に大きくなつているときに、弁スプール38の位
置制御能力が失われたときは、スプリング53の
作用も加わつて、弁スプール38はすみやかに弁
閉じ方向に移動する。
前記実施例においては、圧縮コイルばねである
スプリング53を、バルブボデイ26内におい
て、弁スプール38の直ぐ後に設けているが、こ
れは、例えば、第3図に示すように、スプリング
53の設置位置をかえて、調整時に、弁スプール
38を引抜いて油を流出させずに、スプリングの
交換を行えるようにすることもできる。
スプリング53を、バルブボデイ26内におい
て、弁スプール38の直ぐ後に設けているが、こ
れは、例えば、第3図に示すように、スプリング
53の設置位置をかえて、調整時に、弁スプール
38を引抜いて油を流出させずに、スプリングの
交換を行えるようにすることもできる。
第3,4図に示す本発明の他の実施例におい
て、圧縮コイルばねであるスプリング58は、ボ
ールねじ29部のナツト33の後端面とモータ台
25部との間に設けた。
て、圧縮コイルばねであるスプリング58は、ボ
ールねじ29部のナツト33の後端面とモータ台
25部との間に設けた。
本実施例においては、ケーシング24の後端と
モータ台25の間に、ブラケツト56を設けた。
このブラケツト56には、第4図に示すように、
同心円上に数個のスプリング装入穴56aを設
け、この穴56aの中に、モータ台25の突起部
25a、および、この突起部25aに一端に固定
して取付けたスプリング58を装入しうるように
した。したがつて、モータ台25の各突起部25
aからナツト33側に向つて、それぞれスプリン
グ58が伸びている。そして、各スプリング58
の先端は、第3図において、ナツト33の後端面
近傍に臨まれている。
モータ台25の間に、ブラケツト56を設けた。
このブラケツト56には、第4図に示すように、
同心円上に数個のスプリング装入穴56aを設
け、この穴56aの中に、モータ台25の突起部
25a、および、この突起部25aに一端に固定
して取付けたスプリング58を装入しうるように
した。したがつて、モータ台25の各突起部25
aからナツト33側に向つて、それぞれスプリン
グ58が伸びている。そして、各スプリング58
の先端は、第3図において、ナツト33の後端面
近傍に臨まれている。
このようなスプリング58を弁スプール38の
後側に設けると、このスプリング58は弁開度が
ある程度大きくなつた時に圧縮され始めることに
なり、弁開度がかなり大きくなつても弁の閉じ方
向に作用する合成推力を所望の値に保つことがで
き、この合成推力が小さくなりすぎて、弁の閉じ
方向に作用する力が小さくなりすぎたり、なくな
つたりすることはない。
後側に設けると、このスプリング58は弁開度が
ある程度大きくなつた時に圧縮され始めることに
なり、弁開度がかなり大きくなつても弁の閉じ方
向に作用する合成推力を所望の値に保つことがで
き、この合成推力が小さくなりすぎて、弁の閉じ
方向に作用する力が小さくなりすぎたり、なくな
つたりすることはない。
従つて、弁スプール38が小開度位置から大開
度位置まで来て停止する時でも、あるいは、弁ス
プール38の位置制御能力が失われた時でも有効
に作用することができる。
度位置まで来て停止する時でも、あるいは、弁ス
プール38の位置制御能力が失われた時でも有効
に作用することができる。
また、このような構造を採用すると、スプリン
グ58のばね力を調整して推力を変更させたい場
合には、弁本体側を分解せずに、ブラケツト56
の部分をはずすだけですみ、分解や調整が極めて
容易となる。
グ58のばね力を調整して推力を変更させたい場
合には、弁本体側を分解せずに、ブラケツト56
の部分をはずすだけですみ、分解や調整が極めて
容易となる。
ところで、前記カツプリング31は第5図に示
すように構成されている。
すように構成されている。
すなわち、カツプリング31は、モータ27の
回転軸28の先端テーパ部が嵌合するテーパ穴5
9を有する筒体60を有し、この筒体60と対向
して配置された受座61とを備え、両者間はばね
鋼などから形成された複数本のピン62によつて
連結されている。これらピン62が円周方向に互
いに所定の間隔で配されて嵌合される受座61の
嵌合穴には、たとえばテフロンなどからなるクツ
シヨン部材63が嵌合されており、無潤滑軸受を
構成している。この無潤滑軸受を構成するクツシ
ヨン部材63においては、テフロン等の外周ゴム
を焼付けておき、内周面をピン62に対して自由
に接触させておくと良い。60aはキー溝、28
aは、コツタ、28bは回転軸28先端のねじ
部、28cはナツトである。カツプリング31
を、テーパ状の回転軸28を筒体60に差込んで
ナツト28cで締め、筒体60に取付けた各ピン
62を受座61に取付けた各クツシヨン部材63
中に差込んで組立てうるようにしたのは、カツプ
リング31の取付け取りはずしを極めて容易にす
るためである。また、真直なばね鋼などからなる
ピン62をクツシヨン部材63中に装入したの
は、ここで回転軸28側と受座61側の平行度や
角度が少しずれていても、これらを容易に吸収さ
せるためである。また、ピン62をクツシヨン部
材63部から引抜いて、カツプリング31部を容
易に離しうるようにするためである。この構造の
カツプリング31は、極めて小型にすることがで
き、伝達トルクに対してイナーシヤを極めて小さ
くできるので、設置場所もあまりとらず、弁装置
において、開閉制御や流量制御を早く確実に行う
のに適している。なお、ピン62と受座61はク
ツシヨン部材63を介して連結したが、これは、
球面軸受を介して取付けて、たわみをより大きく
とれるようにすることもできる。
回転軸28の先端テーパ部が嵌合するテーパ穴5
9を有する筒体60を有し、この筒体60と対向
して配置された受座61とを備え、両者間はばね
鋼などから形成された複数本のピン62によつて
連結されている。これらピン62が円周方向に互
いに所定の間隔で配されて嵌合される受座61の
嵌合穴には、たとえばテフロンなどからなるクツ
シヨン部材63が嵌合されており、無潤滑軸受を
構成している。この無潤滑軸受を構成するクツシ
ヨン部材63においては、テフロン等の外周ゴム
を焼付けておき、内周面をピン62に対して自由
に接触させておくと良い。60aはキー溝、28
aは、コツタ、28bは回転軸28先端のねじ
部、28cはナツトである。カツプリング31
を、テーパ状の回転軸28を筒体60に差込んで
ナツト28cで締め、筒体60に取付けた各ピン
62を受座61に取付けた各クツシヨン部材63
中に差込んで組立てうるようにしたのは、カツプ
リング31の取付け取りはずしを極めて容易にす
るためである。また、真直なばね鋼などからなる
ピン62をクツシヨン部材63中に装入したの
は、ここで回転軸28側と受座61側の平行度や
角度が少しずれていても、これらを容易に吸収さ
せるためである。また、ピン62をクツシヨン部
材63部から引抜いて、カツプリング31部を容
易に離しうるようにするためである。この構造の
カツプリング31は、極めて小型にすることがで
き、伝達トルクに対してイナーシヤを極めて小さ
くできるので、設置場所もあまりとらず、弁装置
において、開閉制御や流量制御を早く確実に行う
のに適している。なお、ピン62と受座61はク
ツシヨン部材63を介して連結したが、これは、
球面軸受を介して取付けて、たわみをより大きく
とれるようにすることもできる。
受座61の外周面には、第1図に示すように目
盛が示されており、モータ台25の1部に設けた
透明なカバー25bを通してこの目盛を読み、パ
ルスモータ27の回転量を知ることができる。
盛が示されており、モータ台25の1部に設けた
透明なカバー25bを通してこの目盛を読み、パ
ルスモータ27の回転量を知ることができる。
カツプリング31の被駆動側である受座61
は、カツプリング31自体を小型化するために、
被駆動軸30と一体化されており、モータ台25
内で軸受30aで軸支されている。
は、カツプリング31自体を小型化するために、
被駆動軸30と一体化されており、モータ台25
内で軸受30aで軸支されている。
このような構造にしておけば、スプリング58
を取出すとき、図示していないボルトをはずし
て、モータ27とモータ台25を後退させれば、
モータ台25が抜けるとともに、カツプリング3
1のピン62が抜け、ブラケツト56、ねじ軸3
0、ベアリング30aはそのまま残り、スプリン
グ58は円滑に取出される。スプリング58の設
置のときは、スプリング58を取付けたモータ台
25をそのままブラケツト56部に装入して取付
ければ良い。
を取出すとき、図示していないボルトをはずし
て、モータ27とモータ台25を後退させれば、
モータ台25が抜けるとともに、カツプリング3
1のピン62が抜け、ブラケツト56、ねじ軸3
0、ベアリング30aはそのまま残り、スプリン
グ58は円滑に取出される。スプリング58の設
置のときは、スプリング58を取付けたモータ台
25をそのままブラケツト56部に装入して取付
ければ良い。
[効果]
以上の説明から明らかなように本発明において
は、弁スプールの後側に、弁開度がある程度大き
くなつたときに圧縮され始めるスプリングを設け
たので、弁開度がかなり大きくなつても、弁閉じ
方向に作用する合成推力を所望の一定値に保つこ
とができ、この合成推力が小さくなりすぎて、弁
閉じ方向に作用する力が小さくなりすぎることは
ない。したがつて、弁スプールが小開度位置から
大開度位置まで来て停止するときでも、あるい
は、弁スプールの位置制御能力が失われたときで
も、有効に作用するようにすることができる。
は、弁スプールの後側に、弁開度がある程度大き
くなつたときに圧縮され始めるスプリングを設け
たので、弁開度がかなり大きくなつても、弁閉じ
方向に作用する合成推力を所望の一定値に保つこ
とができ、この合成推力が小さくなりすぎて、弁
閉じ方向に作用する力が小さくなりすぎることは
ない。したがつて、弁スプールが小開度位置から
大開度位置まで来て停止するときでも、あるい
は、弁スプールの位置制御能力が失われたときで
も、有効に作用するようにすることができる。
勿論、本発明においては、弁スプールが大きく
開いた高速域では、スプリングの作用で弁スプー
ルに弁閉じ方向の力が大きく作用するようにして
いるので、高速域において、パルスモータが脱調
したり、モータトルクよりも負荷トルクが大きく
なつたり、あるいは停電等で電源が切れたりし
て、原動側からの駆動による弁スプールの位置制
御能力が失われた場合でも、弁スプールは、弁ス
プールに作用する合成推力が0になる位置まで、
すなわち、弁スプールに弁閉じ方向の合成推力と
弁開き方向の合成推力の両方が作用しなくなる位
置まで、常に、ただちに、自動的に移動して、自
然に停止する。したがつて、射出シリンダへの圧
油の供給量はかなり少なくなり、安全性が著しく
向上する。
開いた高速域では、スプリングの作用で弁スプー
ルに弁閉じ方向の力が大きく作用するようにして
いるので、高速域において、パルスモータが脱調
したり、モータトルクよりも負荷トルクが大きく
なつたり、あるいは停電等で電源が切れたりし
て、原動側からの駆動による弁スプールの位置制
御能力が失われた場合でも、弁スプールは、弁ス
プールに作用する合成推力が0になる位置まで、
すなわち、弁スプールに弁閉じ方向の合成推力と
弁開き方向の合成推力の両方が作用しなくなる位
置まで、常に、ただちに、自動的に移動して、自
然に停止する。したがつて、射出シリンダへの圧
油の供給量はかなり少なくなり、安全性が著しく
向上する。
そして、この流量制御装置では、弁スプールが
小開度位置から大開度位置方向へ開き始めようと
するときは、弁スプールに弁開き方向の力が作用
するので、弁スプールはすみやかに動き始める。
逆に、弁スプールが大開度位置まで開いて止まろ
うとするときは、弁スプールに弁閉じ方向の力が
作用するので、弁スプールにはブレーキが作用す
る状態になり、弁スプールはすみやかに停止す
る。したがつて、低速域から高速域へ弁スプール
が開くときは、弁スプールは極めて短時間で開
く。このことは、ダイカストマシンにおけるよう
に、例えば、0.2〜0.3m/secのような低速から、
2〜5m/secのような高速へ切替えるのに、例え
ば、5m secのように極めて短い時間で切替え
る必要がある場合には、極めて有効になる。
小開度位置から大開度位置方向へ開き始めようと
するときは、弁スプールに弁開き方向の力が作用
するので、弁スプールはすみやかに動き始める。
逆に、弁スプールが大開度位置まで開いて止まろ
うとするときは、弁スプールに弁閉じ方向の力が
作用するので、弁スプールにはブレーキが作用す
る状態になり、弁スプールはすみやかに停止す
る。したがつて、低速域から高速域へ弁スプール
が開くときは、弁スプールは極めて短時間で開
く。このことは、ダイカストマシンにおけるよう
に、例えば、0.2〜0.3m/secのような低速から、
2〜5m/secのような高速へ切替えるのに、例え
ば、5m secのように極めて短い時間で切替え
る必要がある場合には、極めて有効になる。
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第
2図はスプール開度と、弁スプールに作用する合
成推力との関係を示す線図、第3図は本発明の他
の実施例を示す縦断面図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は第1,3図におけるカツプ
リングの縦断面図、第6図は本発明に類した従来
の装置の縦断面図、第7図はスプール開度と弁ス
プールに作用する3種の推力との関係の1例を示
す線図、第8図はスプール開度と第7図に示した
各推力を合成して得られた合成推力との関係を示
す線図である。 21…射出シリンダ、22…アキユムレータ、
23…流量制御弁、25…モータ台、26…バル
ブボデイ、27…パルスモータ、29…ボールね
じ、31…カツプリング、37…スリーブ、38
…弁スプール、39…駆動ロツド、40…スプー
ル本体、41…前室、42…後室、43…連通
路、44…通路、45…環状溝、46,47…環
状流路、50…流出路、53,58…スプリン
グ、54…絞り板、56…ブラケツト。
2図はスプール開度と、弁スプールに作用する合
成推力との関係を示す線図、第3図は本発明の他
の実施例を示す縦断面図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は第1,3図におけるカツプ
リングの縦断面図、第6図は本発明に類した従来
の装置の縦断面図、第7図はスプール開度と弁ス
プールに作用する3種の推力との関係の1例を示
す線図、第8図はスプール開度と第7図に示した
各推力を合成して得られた合成推力との関係を示
す線図である。 21…射出シリンダ、22…アキユムレータ、
23…流量制御弁、25…モータ台、26…バル
ブボデイ、27…パルスモータ、29…ボールね
じ、31…カツプリング、37…スリーブ、38
…弁スプール、39…駆動ロツド、40…スプー
ル本体、41…前室、42…後室、43…連通
路、44…通路、45…環状溝、46,47…環
状流路、50…流出路、53,58…スプリン
グ、54…絞り板、56…ブラケツト。
Claims (1)
- 1 被制御流体の流出路と連通する前後一対の環
状流路を内孔周面に備えた弁本体と、この弁本体
の内孔に進退自在に支持されて内孔内に前室と後
室とを隔成し、この前室、後室間を連通する連通
路およびこの連通路の中央部から周面へ開口する
通路を有する弁スプールとを備え、前記弁スプー
ルを原動側から駆動して進退させることにより前
記前室、前部環状流路間の連通開度と、前記通
路、後部環状流路間の連通開度とを変化させ、前
記弁本体の前室へ供給されて前記流出路から排出
される被制御流体の流量を制御する流量制御弁に
おいて、弁スプールが所定量開いた時点から圧縮
しはじめるスプリングを弁スプールの後側に設け
たことを特徴とする流量制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22468285A JPH0246819B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | Ryuryoseigyoben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22468285A JPH0246819B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | Ryuryoseigyoben |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6288886A JPS6288886A (ja) | 1987-04-23 |
| JPH0246819B2 true JPH0246819B2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=16817571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22468285A Expired - Lifetime JPH0246819B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | Ryuryoseigyoben |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246819B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239308A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Ube Ind Ltd | 流量制御装置 |
| JPH02221039A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-09-04 | Minolta Camera Co Ltd | シート給送装置 |
| JPH02131081U (ja) * | 1989-04-03 | 1990-10-30 | ||
| JP4672042B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2011-04-20 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機のスクリュ駆動方法及び装置 |
| JP5666174B2 (ja) * | 2010-06-11 | 2015-02-12 | ナブテスコ株式会社 | 多連方向切換弁 |
| US8939173B2 (en) * | 2010-07-14 | 2015-01-27 | Mac Valves, Inc. | Stepper motor operated balanced flow control valve |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP22468285A patent/JPH0246819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6288886A (ja) | 1987-04-23 |
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