JPH0246687A - 高周波誘導加熱用コイル - Google Patents
高周波誘導加熱用コイルInfo
- Publication number
- JPH0246687A JPH0246687A JP19742288A JP19742288A JPH0246687A JP H0246687 A JPH0246687 A JP H0246687A JP 19742288 A JP19742288 A JP 19742288A JP 19742288 A JP19742288 A JP 19742288A JP H0246687 A JPH0246687 A JP H0246687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heated
- coil
- high frequency
- frequency current
- frequency induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、高周波誘導加熱用コイルに関する。
従来の技術
従来の高周波誘導加熱用コイルの構造は第３図及び第４
図の様になっている。すなわち、コイル本体１に電流を
流す為の配線２を接続し、高周波電流３を流すことによ
り、加熱対象物４を、高周波誘導により加熱する。
図の様になっている。すなわち、コイル本体１に電流を
流す為の配線２を接続し、高周波電流３を流すことによ
り、加熱対象物４を、高周波誘導により加熱する。
発明が解決しようとする課題
しかし、この様な構造のものでは、高周波電流３はコイ
ル本体の加熱対象物から遠い面に集中して流れる。従っ
て加熱対象物と高周波電流の流れる位置との距離が長く
なるため、加熱効率が悪くなるという問題があった。こ
れは下記の理由による。高周波電流が、導電物中を流れ
る時、高周波電流は消費エネルギーが小さ（なる所、即
ち最短距離の場所を通って流れようとする。つまり、コ
イル本体の加熱対象物から遠い面にあたる部分を高周波
電流が通るのが最短距離となる。このため、コイル本体
の加熱対象物に近い面、即ち対向する面には高周波電流
はほとんど流れず、加熱対象物と高周波電流の流れる位
置との距離が長くなり、加熱効率は極めて悪（なってい
た。そこで、本発明は高周波誘導加熱用コイルの基本構
成を変えずに、コイル本体の構造により高周波電流の流
れる位置を加熱対象物に近づけ、加熱効率を大巾に向上
させるものである。
ル本体の加熱対象物から遠い面に集中して流れる。従っ
て加熱対象物と高周波電流の流れる位置との距離が長く
なるため、加熱効率が悪くなるという問題があった。こ
れは下記の理由による。高周波電流が、導電物中を流れ
る時、高周波電流は消費エネルギーが小さ（なる所、即
ち最短距離の場所を通って流れようとする。つまり、コ
イル本体の加熱対象物から遠い面にあたる部分を高周波
電流が通るのが最短距離となる。このため、コイル本体
の加熱対象物に近い面、即ち対向する面には高周波電流
はほとんど流れず、加熱対象物と高周波電流の流れる位
置との距離が長くなり、加熱効率は極めて悪（なってい
た。そこで、本発明は高周波誘導加熱用コイルの基本構
成を変えずに、コイル本体の構造により高周波電流の流
れる位置を加熱対象物に近づけ、加熱効率を大巾に向上
させるものである。
課題を解決するための手段
そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は
高周波電流を流すことにより、対向する加熱対象物を加
熱するコイル本体に、前記コイル本体の前記加熱対象物
に対向する面と反対側の面より前記加熱対象物の方向に
スリット状に切り込んだ溝を設けたことを特徴とする。
高周波電流を流すことにより、対向する加熱対象物を加
熱するコイル本体に、前記コイル本体の前記加熱対象物
に対向する面と反対側の面より前記加熱対象物の方向に
スリット状に切り込んだ溝を設けたことを特徴とする。
作 用
この技術的手段による作用は次の様になる。すなわち、
コイル本体の加熱対象物に対向する面と反対側の面から
前記加熱対象物の方向にスリット状の溝を切り込み、高
周波電流の流れる場所を規制するために、高周波電流の
流れる位置を、コイル本体の、加熱対象物に対向する面
の近傍に集中させることとなる。この結果、コイル本体
への配線をコイル本体の、加熱対象物に対向する面と反
対側の面に接続しても、高周波電流は、コイル本体の加
熱対象物に近い所を通ることとなる。
コイル本体の加熱対象物に対向する面と反対側の面から
前記加熱対象物の方向にスリット状の溝を切り込み、高
周波電流の流れる場所を規制するために、高周波電流の
流れる位置を、コイル本体の、加熱対象物に対向する面
の近傍に集中させることとなる。この結果、コイル本体
への配線をコイル本体の、加熱対象物に対向する面と反
対側の面に接続しても、高周波電流は、コイル本体の加
熱対象物に近い所を通ることとなる。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図及び第２図において、８はコイル本体で、配
線９を介して高周波電流１０が流される事により加熱対
象物１１を高周波誘導加熱する。１２は水もしくは空気
を流す事によって配線９及びコイル本体８に発生する熱
を吸収するための冷却穴である。１３は、コイル本体８
の加熱対象物１１から遠い面１４からスリット状に設け
られた溝であり、コイル本体８の複数箇所に設けている
。次にこの実施例における作用を説明する。配線９から
コイル本体８に流れる高周波電流１０は、溝１３を避け
てコイル本体８の加熱対象物１１に近い面１５に集中し
て流れる。この結果、高周波電流１０の流れる位置と加
熱対象物１１の距離は小さくなり、加熱効率が向上する
。
る。第１図及び第２図において、８はコイル本体で、配
線９を介して高周波電流１０が流される事により加熱対
象物１１を高周波誘導加熱する。１２は水もしくは空気
を流す事によって配線９及びコイル本体８に発生する熱
を吸収するための冷却穴である。１３は、コイル本体８
の加熱対象物１１から遠い面１４からスリット状に設け
られた溝であり、コイル本体８の複数箇所に設けている
。次にこの実施例における作用を説明する。配線９から
コイル本体８に流れる高周波電流１０は、溝１３を避け
てコイル本体８の加熱対象物１１に近い面１５に集中し
て流れる。この結果、高周波電流１０の流れる位置と加
熱対象物１１の距離は小さくなり、加熱効率が向上する
。
発明の効果
本発明によればコイル本体における高周波電流の流れる
位置を加熱対象物に近づける事が可能となり、必要以上
の電流を流したり、周波数を上げたりすることなく加熱
効率を大巾に向上させる効果を奏する。
位置を加熱対象物に近づける事が可能となり、必要以上
の電流を流したり、周波数を上げたりすることなく加熱
効率を大巾に向上させる効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例における高周波誘導加熱用コ
イルの構成図、第２図（ａ）は第１図の高周波誘導加熱
用コイルのＢ−Ｂ矢視図、第２図（ｂ）は同図（ａ）の
側面図、第３図は従来の高周波誘導加熱用コイルを示す
構成図、第４図は第３図の従来の高周波誘導加熱用コイ
ルのＡ−Ａ矢視図である。 ８・・・・・・コイル本体、１１・・・・・・加熱対象
物、１３・・・・・・溝。
イルの構成図、第２図（ａ）は第１図の高周波誘導加熱
用コイルのＢ−Ｂ矢視図、第２図（ｂ）は同図（ａ）の
側面図、第３図は従来の高周波誘導加熱用コイルを示す
構成図、第４図は第３図の従来の高周波誘導加熱用コイ
ルのＡ−Ａ矢視図である。 ８・・・・・・コイル本体、１１・・・・・・加熱対象
物、１３・・・・・・溝。
Claims (1)
- 高周波電流を流すことにより、対向する加熱対象物を加
熱するコイル本体に、前記コイル本体の前記加熱対象物
に対向する面と反対側の面より前記加熱対象物の方向に
スリット状に切り込んだ溝を設けたことを特徴とする高
周波誘導加熱用コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19742288A JPH0246687A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 高周波誘導加熱用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19742288A JPH0246687A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 高周波誘導加熱用コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0246687A true JPH0246687A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16374256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19742288A Pending JPH0246687A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 高周波誘導加熱用コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246687A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05263314A (ja) * | 1991-06-07 | 1993-10-12 | Rhone Poulenc Fibres | ポリアミド系の生産効率の向上方法 |
-
1988
- 1988-08-08 JP JP19742288A patent/JPH0246687A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05263314A (ja) * | 1991-06-07 | 1993-10-12 | Rhone Poulenc Fibres | ポリアミド系の生産効率の向上方法 |
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