JPH0410698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410698Y2 JPH0410698Y2 JP6266786U JP6266786U JPH0410698Y2 JP H0410698 Y2 JPH0410698 Y2 JP H0410698Y2 JP 6266786 U JP6266786 U JP 6266786U JP 6266786 U JP6266786 U JP 6266786U JP H0410698 Y2 JPH0410698 Y2 JP H0410698Y2
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- Japan
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- heat
- fluid
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- air
- metal substrate
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- Expired
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電気素子用放熱器に関する。更に、詳
しくは、ダイオード、トランジスタ、サイリスタ
等の発熱部品を金属製基板に取付け、該金属製基
板に固着したフインの近傍を加熱することによつ
て、空気等の流体がフインの流路内を一側から他
側に流れるようにし、発熱部品の内部で発生した
熱を放熱する所謂強制空冷の電気素子用放熱器に
関するものである。
しくは、ダイオード、トランジスタ、サイリスタ
等の発熱部品を金属製基板に取付け、該金属製基
板に固着したフインの近傍を加熱することによつ
て、空気等の流体がフインの流路内を一側から他
側に流れるようにし、発熱部品の内部で発生した
熱を放熱する所謂強制空冷の電気素子用放熱器に
関するものである。
多数の流路を設けたフインを金属製基板に固着
し、空気等の流体を強制的に上記フインの流路内
流通させて、発熱部品から発生した熱を放熱する
強制空冷の電気素子用放熱器としては、フインの
一側に送風装置を設置し、該送風装置によつて空
気等の流体を強制的に流路内を流通させて放熱効
率の向上を図つたものが知られている。しかしな
がら、この従来品は、送風装置が故障しやすく、
その修理費を要するという欠点があつた。
し、空気等の流体を強制的に上記フインの流路内
流通させて、発熱部品から発生した熱を放熱する
強制空冷の電気素子用放熱器としては、フインの
一側に送風装置を設置し、該送風装置によつて空
気等の流体を強制的に流路内を流通させて放熱効
率の向上を図つたものが知られている。しかしな
がら、この従来品は、送風装置が故障しやすく、
その修理費を要するという欠点があつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消したもので、
従来の送風装置と反対側、即ち、流体の流出側を
加熱し、フインに設けた全体の流路内を空気等の
流体がほぼ均一、かつ速い速度で流れるように構
成することにより、放熱効率が良好で、故障がな
く、しかも、放熱効率の調整を容易に行なえるよ
うにした電気素子用放熱器を提供するものであ
る。
従来の送風装置と反対側、即ち、流体の流出側を
加熱し、フインに設けた全体の流路内を空気等の
流体がほぼ均一、かつ速い速度で流れるように構
成することにより、放熱効率が良好で、故障がな
く、しかも、放熱効率の調整を容易に行なえるよ
うにした電気素子用放熱器を提供するものであ
る。
本考案は、発熱部品を取付ける金属製基板に多
数の流路を設けたフインを固着し、空気等の流体
が該フインの一側から各流路内に流入して他側か
ら流出するようにした電気素子用放熱器であつ
て、上記フイン近傍で、かつ、空気等の流体の流
出側を加熱してあることを特徴としている。
数の流路を設けたフインを固着し、空気等の流体
が該フインの一側から各流路内に流入して他側か
ら流出するようにした電気素子用放熱器であつ
て、上記フイン近傍で、かつ、空気等の流体の流
出側を加熱してあることを特徴としている。
本考案の電気素子用放熱器は、その金属製基板
にトランジスタ等の発熱部品を取付ける。そして
空気等の流体の流出側を加熱することによりフイ
ンの各流路内を一側から他側に空気の流体を強制
的に流通させて、発熱部品の内部で発生した熱を
金属製基板を介してフインに伝達し放熱するもの
である。本考案においては、フインの近傍で空気
等の流体の流出側を加熱すると、流出側の空気が
温められて対流作用が生じ、流路内の流体を流出
側から吸引する状態になる。これによつて流体が
流入側から吸い込まれ、全体の流路内をほぼ均一
に流れ、風速が速くなつて有効な風量が増加す
る。しかも、加熱温度を調節することにより、流
路内を流れる流体の量を調整できる。また、送風
装置のようにモータ等が存在しないから、故障し
ない。
にトランジスタ等の発熱部品を取付ける。そして
空気等の流体の流出側を加熱することによりフイ
ンの各流路内を一側から他側に空気の流体を強制
的に流通させて、発熱部品の内部で発生した熱を
金属製基板を介してフインに伝達し放熱するもの
である。本考案においては、フインの近傍で空気
等の流体の流出側を加熱すると、流出側の空気が
温められて対流作用が生じ、流路内の流体を流出
側から吸引する状態になる。これによつて流体が
流入側から吸い込まれ、全体の流路内をほぼ均一
に流れ、風速が速くなつて有効な風量が増加す
る。しかも、加熱温度を調節することにより、流
路内を流れる流体の量を調整できる。また、送風
装置のようにモータ等が存在しないから、故障し
ない。
次に本考案の実施例を添附の図面において説明
する。
する。
第1図は一部分を切除した斜視図、第2図は別
の実施例を示す一部分を切除した斜視図である。
の実施例を示す一部分を切除した斜視図である。
本考案に係る電気素子用放熱器は、第1図に示
す如く、金属製基板1とフイン2とで構成してあ
り、金属製基板1及びフイン2は、例えば、アル
ミニウム合金、銅等の熱良導部材からなる。金属
製基板1には、トランジスタ、ダイオード等の発
熱部品3が複数取付けられ、また、フイン2には
角筒状を呈する多数の流路4が設けてあり、この
フイン2が上記金属製基板1に固着してある。フ
イン2を金属製基板1に固着するには、例えば、
ロウ付け等により行う。しかし、フイン2の形状
や大きさ、特に流路4の形状等は図示したものに
限定されない。第2図に示す如く、多数本のパイ
プによりフイン2を構成し、多数の円筒状流路4
を設けたものであつてもよい。このフイン2の各
流路4内に空気等の流体が一側から流入して他側
から流出し、上記発熱部品3から発生する熱を金
属製基板1の全面から放熱するようになつてい
る。このフイン2の近傍で、かつ、空気等の流体
の流出側にヒータ5を設けて加熱するものであ
る。流体の流出側を加熱するには、ヒータ5に限
らず、他の手段であつてもよい。例示していない
が、例えば、金属製基板をフイン方向に折曲して
も流出側を加熱することが可能である。また、第
1図においては、フイン2の上方に、第2図にお
いては、フイン2の右方にヒータ5をそれぞれ設
けたものを例示してあるが、これに限定されな
い。図示していないが、フインの下方または左方
を加熱するようにしてもよい。要は、フイン2の
近傍で流体の流出側を加熱することが肝要であ
る。上記ヒータ5で流出側を加熱すると、流出側
の空気等が温まつて対流作用が起り、流路4内の
流体を流出側から吸引する状態になる。これによ
つて流体が流入側(ヒータの反対側)から多量吸
い込まれ、流体は全体の流路4内をほぼ均一に流
れ、しかも、風速が速くなつて有効な風量が増加
する。また、加熱温度を低くすると風量が減少
し、逆に高くするとそれが増大するものである。
す如く、金属製基板1とフイン2とで構成してあ
り、金属製基板1及びフイン2は、例えば、アル
ミニウム合金、銅等の熱良導部材からなる。金属
製基板1には、トランジスタ、ダイオード等の発
熱部品3が複数取付けられ、また、フイン2には
角筒状を呈する多数の流路4が設けてあり、この
フイン2が上記金属製基板1に固着してある。フ
イン2を金属製基板1に固着するには、例えば、
ロウ付け等により行う。しかし、フイン2の形状
や大きさ、特に流路4の形状等は図示したものに
限定されない。第2図に示す如く、多数本のパイ
プによりフイン2を構成し、多数の円筒状流路4
を設けたものであつてもよい。このフイン2の各
流路4内に空気等の流体が一側から流入して他側
から流出し、上記発熱部品3から発生する熱を金
属製基板1の全面から放熱するようになつてい
る。このフイン2の近傍で、かつ、空気等の流体
の流出側にヒータ5を設けて加熱するものであ
る。流体の流出側を加熱するには、ヒータ5に限
らず、他の手段であつてもよい。例示していない
が、例えば、金属製基板をフイン方向に折曲して
も流出側を加熱することが可能である。また、第
1図においては、フイン2の上方に、第2図にお
いては、フイン2の右方にヒータ5をそれぞれ設
けたものを例示してあるが、これに限定されな
い。図示していないが、フインの下方または左方
を加熱するようにしてもよい。要は、フイン2の
近傍で流体の流出側を加熱することが肝要であ
る。上記ヒータ5で流出側を加熱すると、流出側
の空気等が温まつて対流作用が起り、流路4内の
流体を流出側から吸引する状態になる。これによ
つて流体が流入側(ヒータの反対側)から多量吸
い込まれ、流体は全体の流路4内をほぼ均一に流
れ、しかも、風速が速くなつて有効な風量が増加
する。また、加熱温度を低くすると風量が減少
し、逆に高くするとそれが増大するものである。
以上のように本考案によれば、空気の流体がフ
イン全体の流路内を均一に流れ、しかも、有効な
風量が増加するから、放熱効率が極めて良好とな
る。また、風量を調節により、放熱効率の調整を
行いやすく、しかも、従来の送風装置による強制
空冷に比べ故障しない電気素子用放熱器である。
イン全体の流路内を均一に流れ、しかも、有効な
風量が増加するから、放熱効率が極めて良好とな
る。また、風量を調節により、放熱効率の調整を
行いやすく、しかも、従来の送風装置による強制
空冷に比べ故障しない電気素子用放熱器である。
図面は本考案に係る電気素子用放熱器の一実施
例を示し、第1図は一部分を切除した斜視図、第
2図は別の実施例の一部分を切除した斜視図であ
る。 図中、1は金属製基板、2はフイン、3は発熱
部品、4は流路、5はヒータを示す。
例を示し、第1図は一部分を切除した斜視図、第
2図は別の実施例の一部分を切除した斜視図であ
る。 図中、1は金属製基板、2はフイン、3は発熱
部品、4は流路、5はヒータを示す。
Claims (1)
- 発熱部品を取付ける金属製基板に多数の流路を
設けたフインを固着し、空気等の流体が該フイン
の一側から流路内に流入して他側から流出するよ
うにした電気素子用放熱器であつて、上記フイン
の近傍で、かつ、空気等の流体の流出側を加熱し
てあることを特徴とする電気素子用放熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266786U JPH0410698Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266786U JPH0410698Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62174348U JPS62174348U (ja) | 1987-11-05 |
JPH0410698Y2 true JPH0410698Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=30897155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6266786U Expired JPH0410698Y2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410698Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP6266786U patent/JPH0410698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62174348U (ja) | 1987-11-05 |
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