JPH0246531A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JPH0246531A
JPH0246531A JP19757688A JP19757688A JPH0246531A JP H0246531 A JPH0246531 A JP H0246531A JP 19757688 A JP19757688 A JP 19757688A JP 19757688 A JP19757688 A JP 19757688A JP H0246531 A JPH0246531 A JP H0246531A
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JP
Japan
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track
jump
speed
signal
level
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JP19757688A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Kobayashi
小林 一利
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0246531A publication Critical patent/JPH0246531A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [従来の技術] 近年、光ビームを集光して光学式記録媒体(以下光ディ
スクと記す。)に照射することにより、光ディスクにピ
ット列等を形成して情報を光学的に記録したり、記録し
たピット列等からの戻り光を受光して記録情報を再生し
たりすることのできる光学式記録再生装置(以下光デイ
スク装置と記す。)がある。
上記光デイスク装置では、情報を高密度に記録できるた
め、情報が記録されるトラックの本数も非常に多くなる
このため、目標トラックに短時間でアクセスできること
が必要になる。
一般的に広く行われる1トラツクジヤンプでは、ジャン
プ時間が1 [m5ec]前後であり、光デイスク偏心
があっても、ジャンプ開始時から終了時までの光デイス
ク上での光ビーム位置はそれ程度化していないので、光
デイスク偏心によるトラック移動速度とビーム移動速度
との相対速度はあまり変化しない為、加速パルスと減速
パルスを用いて安定した1トラツクジヤンプを行うこと
ができる。
ところで、1トラツクずつトラックジャンプさせて複数
本のトラック離れた目標トラックに移動すると時間がか
かる。
このため、特公昭63−25411号、特開昭61−2
67938号の第1及び第2の従来例では1回のジャン
プで複数の1−ラックを連続移動するマルチ1〜ラツク
ジヤンプによるアクセス手段が開示されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記第1の従来例は、相対速度が所定の関係になる様に
する光ビームの速度検出手段を持っていない。このため
、光ディスクの偏心が大きい場合には目標トラックへの
アクセスを1ジヤンプで行うことができなくなる。
つまり、対物レンズで集光した光ビームを移動して目標
トラック上に安定に引き込める為には、トラッキング制
御系が引き込める相対速度以上に設定する必要があり、
ディスク偏心によるトラック移動速度とビーム移動速度
との相対速度(換言するならばディスク偏心によるトラ
ック移動速度を含む実際のトラック横断速度)をこの値
、つまり一定値以内におさえなりればならない。
上記第1の従来例は、この相対速度を一定値以内におさ
えることが保証されてないため、アクセス動作の信頼性
が低い。
一方、第2の従来例では、1トラックジャンプ開始時の
実際のトラック横断速度を検出し、この横断速度を一定
になるように制御して、アクチュエータの懸架スプリン
グの反発力による移動速度の低下を防止し、短時間でマ
ルチジャンプを行ねせるものである。
しかし、この第2の従来例では、上記横断速度がディス
ク偏心によるトラック移動速度に応じて変化し、上述し
た相対速度が一定値以内に保持できるものでない。従っ
て、この第2の従来例においても、ディスク偏心が大き
い場合には、その相対速度がトラッキング引込みを可能
とする相対速度以上になってしまう事態がおこり得る。
このためマルチトラックジャンプ後における目標トラッ
クへのスムーズな引込みを行うことができないことにな
る。
例えば、ディスク偏心がある場合に一定のビーム移動速
度でマルチトラックジャンプを行わせると、その場合に
得られるトラックエラー信号は、第12図に示すような
粗密のある正弦波となる。
ここでAの時刻では光ディスクの偏心によるトラック移
動速度がビーム移動速度に最も影響を与えない場合とか
ビーム移動速度と逆極性の場合であり、相対速度あるい
は実際の1〜ラック横断速度は最小となる。
一方、Bの時刻では光デイスク偏心によるトラツタ移動
速度が大きく、ビーム移動速度に最も影響を与える場合
であり、実際のトラック横断速度は最大となる。従って
、Aの時刻では、トラックジャンプ後のトラック引込み
を安定に行うことができるが、Bの時刻でトラック引込
みを行わ1jても、目標トラックに引込むことは非常に
困難になり、安定したアクセスを行えない。
上記第2の従来例は、トラックジャンプ開始時でのトラ
ックエラー信号から実際のトラック横断速度を検出して
、その速度に保持するよう制御するものであるため、ト
ラックジャンプ開始時刻がBの状態であると、マルチト
ラックジャンプ後、目標1〜ラツクにスムーズにアクセ
スすることは殆んどできなくなるという欠点がある。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、マル
チトラックジャンプを行った場合にも目標トラックに安
定してアクセスすることのできる光学式配録再生装置を
提供することを目的とJる。
[問題点を解決する手段及び作用コ 本発明では光ビーム発生手段からビーム投射手段を介し
て記録媒体に投射された光ビームの戻り光を受光して、
トラックに対する光ビームの位置ずれに対応する]・ラ
ックエラー信号を出力するトラックエラー検出手段を備
えた装置において、所望どするトラック数だけ前記光ビ
ームを前記トラックを横切る方向に移動させるジャンプ
信号を生成するジャンプ信号生成手段と、このジャンプ
信号出力中にお【プる前記トラックエラー信号に基づい
て、前記トラックに対する光ビームの移動速度を検出し
て、この移動速度を移動時の少くとも終了時近くにおい
てトラック引込み可能な一定値以内となるように前記ジ
ャンプ信号を制御する手段とを設けることにより、偏心
がある場合でもトラックジャンプ後にトラックザーボ引
込みを確実に行えるようにしている。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例におけるトラックアクセス手段の構成図
、第2図は第1実施例の全体的構成図、第3図は内周側
にマルチトラックジャンプさせた場合の説明図、第4図
は外周側にマルチ1〜ラツクジヤンプさせた場合の説明
図、第5図はヒステリシス特性にした]ンパレータの回
路図、第6図はF/V変換器の特性を示す図、第7図は
外周側にトラックジャンプさせた後、内周側にトラック
ジャンプさせた場合の動作説明図である。
第2図に示ずJ:うに第1実施例の光学式記録再生装置
(光デイスク装置)1は、スピンドルモータ2によって
回転駆動される光ディスク3に対向して光ピツクアップ
4を配設している。この光ピツクアップ4は、キレリッ
ジ5に取付りられ、ボイスコイルモータ(VCMと略記
)6等の移動手段6によって光ディスク3の半径方向、
つまり光ディスク3の同心円状又はスパイラル状1〜ラ
ツクを横断する方向Tに移動可能にしである。
上記光ピツクアップ4には、光ビームの発生手段として
レーザダイオード7が収納され、このレーザダイオード
7で発生した光ビームは、対物レンズ8を経て集光され
、光ディスク3にビームスポットとして照射される。こ
の対物レンズ8は、レンズアクチュエータ9に制御回路
10を介して駆動電流を印加することにより、光ディス
ク3のトラックを横断する方向T及び光ディスク3の面
と垂直方向に移動可能である。例えば(レンズ)アクチ
ュエータ9を構成するトラッキングアクチュエータに対
し、駆動電流を供給することによって光ディスク3のト
ラック横断方向Tに移動できる。又、光ディスク3から
の戻り光を受光して生成したトラックエラー信号を用い
たトラッキング制御系を作動させることによって、現在
トラックに追尾させることができる。
一方、レンズアクチュエータ9を構成するフォカシング
アクチュエータに対し、フォーカスエラー信号を用いた
フォーカス制御系を作動させることにより、対物レンズ
8と光ディスク3との距離がフォーカス状態となる距離
に保持できる。
ところで、マルチトラックジャンプによるトラックアク
セスを行う制御系の構成を第1図に示す。
レーザダイオード7から照射され、光ディスク3からの
戻り光は、4分割ディテクタ等を構成するピンフォトダ
イオード11で受光され、光電変換された後、その出力
は差動アンプ12を通すことににリドラックエラー信号
Trが生成され、アンプ13を経てスイッチSW1に入
力される。
上記スイッチSW1の接点aを経た信号を、位相補償回
路16を経て位相補償した後、加算器17、ドライバ1
8を経てトラッキングアクチュエータ(以下、Trアク
ヂュエータと略記)19に供給することによって、トラ
ッキング制御状態に設定でき、対物レンズ8で集光した
光ビームを現在トラックに追尾ざぜることができる。こ
の場合、上記位相補償回路16を通した信号は、ローパ
スフィルタ211位相補償回路22.ドライバ23を経
て70M6に供給され、この70M6を1〜ラツク工ラ
ー信号Trによって制御する。この70M6に供給され
る駆動電流は、電流検出回路24により検出され、アン
プ25で増幅された後、上記加算器17に入力される。
従って、上記トラックエラー信号Trは、対物レンズ8
を移動して目標トラックに追尾させる制御に用いられる
と共に、70M6による光ピツクアップ4の全体的移動
(粗動)の制御にも用いられる。
つまり、対物レンズ8 (Trアクチュエータ19)の
みを用いたトラッキング制御では、光ディスク3の偏心
が大きい場合、Trアクヂュエータ19のみの可動範囲
ではトラッキングさせることが困難になる場合が起こり
得る。このため、トラックエラー信号lrにお(プる低
域側の信号を70M6に供給することにより、光ディス
ク3の偏心によるトラック移動に応じて70M6を駆動
して光ピックアップ4全体を移動させ、光デイスク偏心
の影響を吸収させるようにしている。また、この場合V
CM6が移動した場合には、その加速度を図示しないピ
ックアップコイル等を用いた電流検出回路24で検出し
て、Trアクヂュエータ19を駆動する信号に一部重畳
さぜ、70M6の移動と共に、対物レンズ8も移動させ
70M6と対物レンズ8との間で相対加速度が生じるの
を抑制し、対物レンズ8が振動してしまうのを防止して
円滑な1〜ラツキング制御を行っている。
上記Trアクヂコエータ19及び70M6どの2段トラ
ッキング制御により、光ディスク3の偏心が大ぎい場合
にも、対物レンズ8を略平衡位置近くのみでの移動範囲
に抑えてトラッキング制御状態に保持できる。
ところで、現在トラックから目標トラックにアクセスす
る場合、マルチトラックジャンプで短時間に目標1〜ラ
ツクにアクセスできるようにしている。
このマルチトラックジャンプする場合、コントローラ3
1は、上記スイッチSW1に対し、第3図(又は第4図
)(a)に示すジャンプ指令パルス自身またはこれと同
期した切換信号を出力して、接点す側がオンするように
J−る。
上記コントローラ31は、現在トラックのアドレスと、
目標トラックのアドレスとの差を演篩しその符号により
現在トラックから内周側トラックにジャンプするか、外
周側にジャンプするかを決定し、ジャンプ方向切換回路
32の切換を制御する。
つまり、いずれの方向であるかに応じてマルチトラック
ジャンプのための駆動パルスの極性を変える。しかして
、コントローラ31は第3図(又は第4図) ) (a
)に示すジャンプパルス指令パルスに基づき、ジャンプ
方向切換回路32、位相補償回路33、スイッチSW1
.位相補償回路16を通り、一方は加算器17、ドライ
バ18を経てTrアクチュエータ19にジャンプ駆動パ
ルスを供給し、他方はLPF21、位相補償回路22、
ドライバ23を経て70M6に駆動電流パルスを供給す
る。
この70M6の駆動電流の一部は、上述した1〜ラツキ
ング制御の場合と同様に、電流検出回路24、アンプ2
5を経て加算器17に入力され、70M6で発生した加
速度と同等の加速度を対物レンズ8にも生じる様にして
トラックジャンプを行わせるようにしている。これはト
ラックジャンプ時において光ディスク3の偏心が存在す
ることが考えられ、70M6を移動させることによって
その影響を解消できる。また、マルチトラックジャンプ
の際の横断するトラック本数が多い場合にもTrアクチ
ュエータ19の可動範囲に左右されることなく行えるよ
うにしている。
例えば平衡位置に近い位置からTrアクチュエタ19に
より光ビームを移動させた場合、移動量が大きくなると
Trアクチュエータ19を描成し、対物レンズ8を移動
自在に保持するスプリングなどの弾性部材はその弾性限
界近くに達し、駆動電流に対しての対物レンズの移動量
が一定でなくなり、追従応答性が変化することすること
が予想される。また目標トラックまでのジャンプを行え
ないで途中で中断しな(プればならない事態がおこりつ
る。これに対しこの実施例のように70M6を連動して
移動させることにより、この様な不都合を解消できる。
上記VCM6も移動させる状態での対物レンズ8のマル
チ1〜ラックジャンプ時においては、差動アンプ12の
出力信号を増幅するアンプ34を経てコンパレータ35
に入力される。このアンプ34を通した際のトラックエ
ラー信号は、第3図(又は第4図)(b)に示すように
8字波形の信号(Tr Sと表わす。)となる。この信
号TrSは、コンパレータ35によって波形整形され、
第3図(又は第4図)(C)に示すように2値化された
矩形波となる。このコンパレータ35は第3図(又は第
4図)(a)の点線で示すようにヒステリシスレベルU
T、LTを有するヒスプリシスコンパレータで構成しで
ある。この信号TrSの振幅△0の1/3〜2/3の大
きさのヒステリシスレベルUT(又はLT)を持たせて
ノイズの影響をできるだけ小さくしている。つまり、ヒ
ステリシスレベルを深くしで、カウントミスを防いでい
る。このヒステリシスコンパレータは、第5図に示すよ
うにOPアンプC1の出ノj端から非反転入力端に正帰
還を行う構成にしている。尚、抵抗R1と直列のレベル
vrはOより僅かに大きいレベルである。この場合、正
帰還ににリレベルUT=Vr+VHR1/(R1+R2
)=VHR1/(R1十R2)(ここでV l−1はO
PアンプC1での′H″での電圧レベル)を越えないレ
ベルの入力信号に対しOPアンプC1の出力は’ H”
となり、その出力側に設けた反転器C2により反転され
て′L″となる。
しかして、上記UTを越えるレベルの入力信号に対して
、OPアンプC1の出力はl l 11、反転器C2の
出力はit HI+となる。この反転により、この出力
を正帰還さけた○PアンプC1はレベルLTターVLR
1/(R1+R2)(ここで−■LはパL′″での電圧
レベルを表づ)以下になる入力信号が印加されるまでL
′′を保持する。尚、OPアンプC1の出力側に設りた
ツェナーダイオードZは、2値化出力を例えばTTl等
とコンパチブルにするため(OPアンプC1の出ツノが
“′L″の場合、反転器C2への入力レベルをOレベル
に変換(クランプ)するため)のものである。
上記コンパレータ35の出力は、カウンタ36に入力さ
れ2値化されたパルスの立上がりエツジ及び立下がりエ
ツジをカウントすると共に、周波数/電圧(1−/V)
変換器36に入力され、周波数に応じたレベルの電圧に
変換される。
上記カウンタ36は、コントローラ31によってマルチ
トラックジャンプを行う際にトラックジャンプ数に対応
したカウント値がプリセットされ、このプリセット値に
達するとコントローラ31に対し、所定数のトラックジ
ャンプが行われたことを知らせる。
一方、上記F/V変換器37の変換出力信号は、差動ア
ンプ38に入ツノされ、基準電圧発生器39の基準電圧
と比較され、差動出力成分がジャンプ方向切換回路32
に加算される。尚、上記F/V変換器37の入出力特性
(F−V変換特性)を第6図(a)に示す。この第1実
施例では、F−V変換特性を周波数が低い程その変換電
圧レベルが大きくなる負特性のものにして、キックパル
ス発生回路の機能を兼ねるものにしている。つまり、マ
ルチトラックジャンプさせる開始時に、コントロア う31は、ジャンプ方向切換回路32の極性を設定すれ
ば、F/V変換器37の変換電圧のレベルが開始時には
最大レベルとなり、第6図(b)に示すようにこの開始
時での変換電圧をトラックジャンプさせる駆動パルスと
して差動アンプ38、ジャンプ方向切換回路32等を経
てTrアクヂュ工−タ19及びVCM6側に供給される
。(兼用しないでコントローラ31から駆動パルスを出
力Jるようにしても良い。) 尚、この駆動パルスの大きさは、光ディスク3の偏心に
よるトラック移動速度の最大値より大きくしなければな
らないことは当然である。
上記基準電圧発生器39は、マルチトラックジャンプ後
において、トラッキング制御モードに切換えて目標トラ
ックにアクセスさせる場合、目標トラックに安定して引
込むことができるトラック横断速度の最大値近くに対応
する基準電圧Vsを発生するものである。(ここで、こ
のトラック横断速度の最大値とは、上記F/V変換器3
7で変換した電圧レベルで表わしている。)つまり、7
ルチトラックジャンプさせた場合、その際のF/V変換
器37の出力がこの基準電圧VS近くに保持されれば確
実にトラックの引込みを行えるようにしている。
しかして、マルチトラックジャンプが開始した後、対物
レンズ8等が移動し、その際の光ディスク3の偏心及び
対物レンズ8の移動速度及び■CM6の移動速度に応じ
て、F/V変換器37の出力レベルが変化する。この出
力レベルは差動アンプ38によって、M準電圧VSレベ
ル39と差分が検出され、この基準電圧Vsのレベルと
差がある場合、帰還ループによりレベル差がOとなるよ
うに制御され、実際のトラック横断速度はこの基準電圧
Vsに相当する速度に保持される。
ところで、目標トラックに安定して引込ませるには、目
標トラックを横断する前にトラッキングサーボ状態に切
換えて、目標トラックに引込ませる。この場合、トラッ
キングサーボ状態に設定づるタイミングとしては、その
タイミング以後にトラックエラー信号がゼロクロスする
ポイントが目標トラックに相当することが望ましい。
この様子を第3図及び第4図を参照して以下に説明する
第3図(b)は内周側にマルチトラックジャンプ(この
図では6トラツクジヤンプ)させた場合での1〜ラツク
工ラー信号TrSを示す。
この場合、現在トラックがIで目標トラックN+6)t
−ラックにマルチトラックジャンプさせる様子を示す。
第3図(b)にお【プる実際のトラック1.I+1.I
+2.・・・の横断ポイン1〜は、右上がりの波形部分
でのゼロクロスポイントである。
このトラックエラー信号TrSに対し、第3図(C)に
示すようにカウントされ、目標トラックまでの差6(一
般の場合はN)の2倍の12(一般の場合は2N)個カ
ウン]〜した後にトラックエラー信号TrSが負のピー
クに達するポイン1−Plつまり目標トラック(1−1
−6>の1/4波長手曲部分からサーボ引込み可能な範
囲となる。
従って、カウンタ36はトラックエラー信号TrSを2
値化した信号の立上がり及び立下がりエツジを目標トラ
ックまでのトラック数の2倍だけカウントし、その後に
コントローラ31に対し、所定トラック本数マルチトラ
ックジャンプした信号を出力し、コントローラ31はこ
れを受【プでトラックジャンプ指令パルスを解除して、
スイッチSW1を接点aがオンづるトラッキングサーボ
モードに切換える。
上記カウンタ36の出力からコントローラ31がスイッ
チSWIを切換えるまでには微小時間遅れ、この遅れに
よってスイッチSW1がトラッキングサーボモードとな
るタイミングは第3図のP点以降になる。(つまり1/
4波長手前でトラック引込みを行わせる。)従って、こ
のトラッキングサーボモードへの切換により、トラック
エラー信号TrSがゼロクロスする位置、つまり目標ト
ラックに引込まれ、目標1〜ラツクに安定して引込むこ
とができるようになっている。
尚、上記コンパレータ35のヒステリシスを大きくして
いる2つ目の理由として、このヒステリシスによりカウ
ンタ36が所定カウント数を行った時刻が目標トラック
に引込み可能な時刻に十分近く設定できるということで
ある。(単なるピロクロスでは、トラッキングサーボ状
態み可能な範囲から更に1/4波長手前になってしまい
、ただちにトラッキングサーボモードに切換えると、目
標トラックに引込めない。) すなわち、内周方向にトラックジャンプを行う場合、右
上り部分がトラック引込み可能なエリアで右下がり部分
が逆特性エリアである。従って、ヒステリシスを深くし
た方が、カウント数が所定数に達し、ジャンプ駆動信号
が切れた時に、トラック引込み可能エリアに接近してい
るので、安定したトラック引込みを行える。(逆に言え
ば、逆特性エリアからの脱出が容易になる。)一方、外
周方向移動の際には、内周方向移動の場合とは逆に、右
下がりの部分がトラック引込みエリアになる。この場合
にも、同様のヒステリシスレベルで動作させることにな
り、やはり1/4波長手前でオントラックさせる信号を
出力させる。
(トラッキングサーボモードに切換える。〉この外周方
向移動の場合には、コンパレータ35は最初の半波長の
トラックエラー信号に対しては動作しない(この半波長
ではレベルUTを越えない)ため、コンパレータ出力に
2値化パルスが表われない。このため、ジャンプ停止の
タイミングは1つ少ない2N−1のカウン]〜後に実行
される。(例えば、コントローラ31からカウンタ36
のプリセット値を、内周側移動の場合には2N、外周側
移動の場合には2N−1をセット1れば良い。) ところで、外周側に目標トラックまでジャンプした後に
は、コンパレータ35の出力が“1〜ビ′となる。この
まま次のジャンプ指令で、内周方向へのトラックジャン
プを行わせると、第7図(d)に示すように12(一般
の場合には2N)のカウント量の後に同図(e)に示す
如くのジャンプ指令パルスが解除される為、オン1〜ラ
ツク指示がトラックエラー信号TrSの逆特性部分で出
力され、オントラックさせることに失敗する可能性が高
く、またジャンプ数精度も悪くなる。この為、この実施
例では第1図に示ツJ:うにリセットパルス発生回路4
0を設【プ、ジャンプ指令パルスのスタート時点の立下
がり部分を微分して第7図(f)に示すパルスRPを生
成してコンパレータ35の入力端に印加することににす
、コンパレータ35の出力がL″になるようにして、そ
の後にトラックエラー信@TrSがレベルUTを越えた
時II HIIを検出できるようにしている。
上記第1実施例によれば、マルチ1〜ラツクジヤンプさ
せる場合、そのトラックエラー信号TrSを2値化して
、目標トラックの1/4波長手前までマルチトラックジ
ャンプさせると共に、その際の1〜ラツク工ラー信号の
周波数を検出して(光ディスクの偏心を含む)実際のト
ラック横断速度を検出し、その横断速度が一定速度とな
るような移動速度(横断速度)の制御手段を形成してい
る。
この移動速度の制御手段によって、光ディスク3が偏心
している場合でも、その偏心を補償して一定の横断速度
に保持できる。この横断速度は1〜うツク引込み可能な
速度であるため、ジャンプ指令を解除してトラックサー
ボモードに切換えた場合、安定した1〜ラック引込みを
行うことができる。
第8図は本発明の第2実施例の主要部を示す。
この実施例は、第1図に示づ第1実施例において、カウ
ンタ36の出力をデイレイ素子41を介してコントロー
ラ31に入力させる様にしている。
つまり、上記第1実施例では、カウンタ36は所定数(
プリセラミル数) 7Jウントした出力がコントローラ
31に入力され、これを受けて]ントロラ31はジャン
プ指令信号を切ってサーボ引込みを行うようにしている
が、この実施例ではカウンタ36が所定数ノコラントし
てからデイレイ素子41によって所定のデイレイタイム
△tだけ後にコントローラ31に入力され、この後にコ
ントローラ31はジャンプ指令パルスを切る(つまりス
イッチSW1のオン/オフを制御する)にうにしている
この場合の動作は第9図に示すようになる。
上記デイレイを行うことによって、トラック弓込みエリ
ア内、つまり指定トラックの1//1波長手前より近づ
いた部分で1−ラツキングナーボをオンすることが可能
になる。
この実施例はカウンタ36の出ツノをデイレイしたが、
]ン1〜ローラ31にj;リスイッチSW1を切換える
信号をデイレイさせても良い。
第10図は本発明の第3実施例の制御系を示J。
この実施例は、第1図に示す第1実施例において、基準
電圧発生器3つの代りに、コントローラ31からの制御
信号によって出力電圧を変えられる基準電圧設定回路5
1が用いである。
上記基準電圧設定回路51は、マルチトラックジャンプ
を行う場合、目標(指定)トラックの手前Mトラックま
では速い相対速度となるように基準電圧が小さく設定さ
れ(第11図(C)参照)、その後は相対速度が低くな
るように高い基準電圧Vsに切換えられる。
この実施例にJ:れば、移動予定のトラック数NよりM
を引いたN−Mi−ラックを計数した場合、基準電圧設
定回路51は高い基準電圧VSに設定される。この回路
51は、第10図に示すように基準電圧源Vsと抵抗r
1.r2.r、コンデンサcl、c、スイッチSで簡単
に構成できる。
従って、マルチトラックジャンプさせた場合、そのトラ
ックエラー信号TrSは、第11図(a)に示すように
N−Ml−ラック数までは速い移動速度で移動され、そ
の後例えば時定数rcで高い基準電圧VSに切換えられ
るため、移動速度に制動が加えられ、徐々にスピードを
落とし、所定の移動速度に達し、その後オン1−ラック
することになる。
この実施例によれば、短い時間で目標トラックへのアク
セスが可能になる。
なお、上記基準電圧発生回路51をマルチトラフクジ1
フンプさせるトラック本数に応じて切替える構成にする
こともできる。例えばトラック横断本数が多い場合には
基準電圧を低くして高速でのトラックジャンプを行なわ
せ、後半部分でトラック引込み可能なように基準電圧を
高くして低速でのトラック横断を行なわせる。また、横
断させるトラック本数が小さい場合には、最初からトラ
ック引込み可能な低速でのトラック横断を行なわせる。
更に、中位のトラック横断本数の場合には中位での基準
電圧で中速(または高速)での1へラック横断の後、低
速にしてトラック引込みを行なわせるJ:うにしても良
い。
尚、上記各実施例ではマルチトラックジャンプさせる場
合、VCM6も動作させているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、マルチ1〜ラツクジヤンプ中VCM
6を動作さぜない様にづることもできる。(例えば第1
図又は第10図において、L P F 21の入力をオ
フにづる。又、必要に応じてアンプ25の出力が加算器
17に加算されない様にする。) この場合、マルチジャンプできる可動範囲は狭くなるが
、」−分実用的となる場合がある。また、横断させるト
ラック本数に応じてVCM6の動作/非動作を選択さぼ
るようにしても良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、トラックジヤンプさ
せる場合、そのトラックジャンプ中に検出されるトラッ
クエラー信号の周波数を検出し、少くとも所定トラック
数に達する近くではその周波数、つまり実際のトラック
横断速度がトラック引込み可能とする速度以下に制御す
るようにしであるので、所定本数トラックジャンプ後に
行うトラック引込みを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例にお(プるトラックアクセス手段の構成
図、第2図は第1実施例の全体的構成図、第3図は内周
側にマルチトラックジャンプさせた場合の説明図、第4
図は外周側にマルチトラックジャンプさせた場合の説明
図、第5図はヒステリシス特性にしたコンパレータの回
路図、第6図はF/V変換器の特性を示す図、第7図は
外周側にトラックジャンプさせた後、内周側にトラック
ジャンプさせた場合の説明図、第8図は本発明の第2実
施例の主要部を示す構成図、第9図は第2実施例の動作
説明図、第10図は本発明の第3実施例におりるトラッ
クアクセス手段の構成図、第11図は第3実施例の動作
説明図、第12図は偏心がある場合のトラックエラー信
号を示す波形図である。 1・・・光学式記録再生装置 3・・・光ディスク    4・・・光ピツクアップ6
・・・VCM       7・・・レーザダイオード
8・・・対物レンズ 9・・・レンズアクチュエータ 11・・・ビンフォトダイオード 12・・・差動アンプ 19・・・トラッキングアクチュエータ31・・・コン
トローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ビームを発生する手段と、 上記光ビームを記録媒体上に指し向けて投射するビーム
    投射手段と、 投射された上記光ビームの上記記録媒体のトラックに対
    する位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、 この位置ずれ検出手段の出力信号に基づいて、上記光ビ
    ームを上記トラックに追従させるビーム移動手段とを備
    えた光学式記録再生装置において、所望のトラック数だ
    け上記光ビームを上記トラックを横切る方向に移動させ
    るジャンプ信号を生成して上記光ビーム移動手段に印加
    するジャンプ信号発生手段を有し、上記位置ずれ検出手
    段の検出信号から上記ジャンプ信号の印加による上記ト
    ラックに対する上記光ビームの移動速度を検知し、この
    移動速度を少くとも移動時における後半部分において一
    定値以下になるように上記ジャンプ信号を制御すること
    を特徴とする光学式記録再生装置。 2、上記トラックを1本横切るごとに発生する上記位置
    ずれ信号が所定のレベルを横切る回数を計数する計数手
    段を有し、この計数手段が所望のトラック本数より小さ
    い所定トラック数を計数した場合、上記光ビームの移動
    速度を一定の値以下になるように上記ジャンプ信号を制
    御することを特徴とする請求項1記載の光学式記録再生
    装置。
JP19757688A 1988-08-08 1988-08-08 光学式記録再生装置 Pending JPH0246531A (ja)

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JP19757688A JPH0246531A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 光学式記録再生装置
US08/015,675 US5270988A (en) 1988-08-08 1993-02-09 Optical recording and reproducing apparatus making access by multitrack jump

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