JPH0246515Y2 - - Google Patents

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JPH0246515Y2
JPH0246515Y2 JP1985013430U JP1343085U JPH0246515Y2 JP H0246515 Y2 JPH0246515 Y2 JP H0246515Y2 JP 1985013430 U JP1985013430 U JP 1985013430U JP 1343085 U JP1343085 U JP 1343085U JP H0246515 Y2 JPH0246515 Y2 JP H0246515Y2
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breaker
protector
bracket
back plate
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ブレーカ本体の下方部を被うこと
により、被破砕物の掻き寄せ作業でブレーカ本体
の下方部つまりフロントキヤツプが摩耗すること
を防止するブレーカ用プロテクタに関する。
(従来の技術) パワーシヨベルやバツクホーなどの自走台車に
搭載するブレーカは、トンネル掘削あるいはコン
クリート構造体の解体に加えて、採石場において
爆破で発生した岩塊を小割りする際に用いること
が多い。岩塊やコンクリート壁の小割り作業が進
行すると、小割り岩石が自走台車の周辺に散乱す
るから、適当な時期にシヨベルローダなどで岩石
を掻き寄せてトラツクに積込むことが必要であ
る。しかしながら採石場は一般に作業環境が悪
く、2台の自走作業車の位置変えを行うことは容
易でないうえに、オペレータは小割り能率を上げ
るために荒つぽい操作を行いがちである。その結
果、小割り岩石が多量に生じてきても、使用中の
パワーシヨベルについてブレーカをバケツトに取
替えたり、実開昭57−123856号で開示したような
アタツチメントをブレーカに取付けることなし
に、ブレーカのままで小割り岩石を掻き寄せがち
であり、その後に掻き寄せた岩石をシヨベルロー
ダで積込んでいる。
(考案が解決しようとする問題点) 小割り岩石の掻き寄せ作業をブレーカで行う
と、ブレーカ本体の下方部つまりフロントキヤツ
プおよびチゼル周壁が小割り岩石に直接接触す
る。ブレーカによる掻き寄せ作業を長期間続行す
れば、フロントキヤツプの前後壁が摩耗して該キ
ヤツプの縦幅が細くなる。これによつて、ブレー
カ使用中にフロントキヤツプが破損したり、各部
品にがたつきを生じて騒音増大の原因となつたり
する。
(問題点を解決するための手段) 前記の問題を改善するために、第1図に示すよ
うにブレーカ2のブラケツト4の下端部にプロテ
クタ6をほぼ垂直方向に取付け、該プロテクタは
少なくともブレーカ本体の下方後面部を被う。プ
ロテクタの形状は、第3図または第7図に示すよ
うに側面がほぼL字状であつても、第5図に示す
ようにほぼ平坦であつてもよい。これらのプロテ
クタをブラケツト4に取付けるために、1対のブ
ラケツトプレートを接続する背板8(第2図)の
下端部を下方に延長するか、第8図に示すように
背板下端部の延長部を外方へ水平に屈曲すればよ
い。この延長部にねじ孔や貫通孔を設け、プロテ
クタ6を着脱可能にボルト止めすればよい。プロ
テクタの着脱可能性が必要ないならば、該プロテ
クタをブラケツトに直接溶接することも可能であ
る。
(作用) プロテクタ6をブラケツト4にほぼ垂直に取付
けても、たとえばプロテクタの水平板に貫通孔1
0(第3図)に設けることにより、該プロテクタ
はブレーカのチゼル12(第1図)に接触しな
い。したがつて、プロテクタ6をブラケツト4に
取付けたままでブレーカ2による破砕作業が可能
であり、プロテクタ6が少なくともブレーカ本体
の下方後面部を被つているので、ブレーカ2で被
破砕物の掻き寄せ作業や払い除け作業を行つて
も、該ブレーカのフロントキヤツプ14(第2
図)の後方壁はほとんど摩耗しない。プロテクタ
の形状が、側面がほぼL字状であつたりまたは中
空の箱形などであると、ブレーカ本体の下方前面
部や両側面も被うことにより、フロントキヤツプ
14の前方壁さらには両側壁の摩耗も防止でき
る。
(実施例) この考案を図面に基いて説明すると、第1図で
はブレーカ2を搭載する自走台車としてパワーシ
ヨベル16を示し、この種の自走台車としてバツ
クホーやフオークリフトなどを用いてもよい。パ
ワーシヨベル16は、側面が屈曲状であるブーム
18と、該ブームの先端に枢着したアーム20と
を有し、かつブレーカ2は、第2図に示すように
一般に角柱形である比較的大型の油圧ブレーカ
(たとえば商品名・油圧アイヨンUB−11)であ
る。ブレーカ2は、ブラケツト4を介してパワー
シヨベル16に搭載し、この際に該シヨベルのア
ーム先端部およびバケツトリンクをそれぞれブラ
ケツト4のピン孔22,22(第2図)に軸着す
る。第2図に示すように、ブラケツト4は1対の
プレート24,24からなり、該プレートの側面
形状は図示のような直角三角形状であつても、溝
掘削などに適した細長い形状であつてもよい。プ
レート24,24は、上方および下方に配置した
横梁26に固着することで平行に定置し、下方の
横梁26(第4図)の前面に背板8を垂直に固定
する。プレート24,24の前方かつ下方の内壁
面および背板8の前壁面には、突出部28,30
をそれぞれ形成し、これらの突出部がブレーカ壁
面の凹状溝32と嵌合可能である。したがつて、
ブレーカ2をプレート24,24間に垂直に挿入
すると、固定枠34,36をボルト止めすること
でブラケツト4に係止できる。
この考案では、ブラケツト4の背板8は、プレ
ート24の下端面から下方に延びる延長部8aを
有し、該延長部の後壁面に1対のねじ孔(図示し
ない)を設ける。一方、この考案に係るプロテク
タ6は、第3図に例示するように側面がほぼL字
状であり、垂直板38および水平板40を有す
る。垂直板38は、ブレーカ2のフロントキヤツ
プ14の後方壁をほぼ完全に被う矩形状の平面形
状を有し、チゼル係止ピン41と同軸状に貫通孔
42を設ける。垂直板38の外壁上端部には、横
長の取付板44を溶接し、該取付板に1対の貫通
孔46を設ける。水平板40は、チゼル12の直
径よりも大きい貫通孔10を設けた升に近い形状
を有し、その内面はフロントキヤツプ14の下端
部とほぼ対応するから、該板の前方立壁48はフ
ロントキヤツプ14の前方壁下方を被う。
プロテクタ6をブラケツト4に取付けるには、
第4図に示すように、2本のボルト50をそれぞ
れ取付板44の貫通孔46を経て背板延長部8a
のねじ孔にねじ込む。この際に、背板延長部8a
の下端面と垂直板38の上端面とが近接し、背板
8と垂直板38とがほぼ一直線状に位置して、該
垂直板はフロントキヤツプ14の後方壁と接触す
る。また水平板40は、キヤツプ14の下端部と
接触し、貫通孔10にチゼル12が嵌入すること
により、プロテクタ6を取付けたままでブレーカ
2による破砕作業が可能である。チゼル12を交
換する時は、垂直板38の貫通孔42を経て係止
ピン41を引抜くだけでよい。
第5図はこの考案の変形例を示し、プロテクタ
52の垂直板54はその両横に縦長の袖板56を
有し、該袖板はともに垂直板54から外方へわず
かに屈曲して、全体としての水平断面は受皿状で
ある。また水平板58は比較的短く、第6図に示
すようにブラケツト4に取付けた際に、水平板5
8の前端面はチゼル12の周壁と接触しない。プ
ロテクタ52は、フロントキヤツプ14の後方壁
を被うだけであるから、被破砕物の掻き寄せ作業
時にキヤツプ後方壁の摩耗を防止するだけである
けれども、垂直板54が両袖板を有することによ
り、被破砕物の掻き寄せ効果はいつそうすぐれて
いる。
第7図に示すプロテクタ60では、垂直板62
に対して取付板64を直角に形成し、該取付板に
1対の貫通孔66を設ける。一方、ブラケツト4
では、第8図に示すように背板下端部の延長部6
8を後方へ水平に屈曲し、該延長部に1対の貫通
孔(図示しない)を設ける。プロテクタ60を取
付ける際には、取付板64と背板延長部68とを
重合し、ボルト70によつて両者を締着すればよ
い。この変形例では、タツプによつて背板延長部
に盲孔状のねじ孔を形成する必要がなく、単純な
貫通孔を設けるだけでよいから、ボルト70を破
損しても後処理が容易である。
(考案の効果) この考案に係るプロテクタをブレーカのブラケ
ツトに取付けると、該ブレーカで被破砕物の掻き
寄せ作業を行う際、および破砕作業を中断しない
ために堆積した被破砕物を払い除ける際に、少な
くともブレーカ本体の下方後面部つまりフロント
キヤツプの後方壁が被破砕物に直接接触すること
がない。この結果、たとえブレーカによる掻き寄
せ作業などを長期間続行しても、フロントキヤツ
プの前後壁が摩耗することは少ない。フロントキ
ヤツプの摩耗が軽減すれば、該キヤツプの破損事
故が減少し、かつ部品のがたつきによる騒音増大
の問題も解消することにより、部品交換の回数が
減つて経済的に有利である。また一方、ブレーカ
による掻き寄せ作業や払い除け作業が自由に可能
になるから、被破砕物の小割り能率が上昇し、か
つ自走作業車の位置変えの際の接触事故なども減
少する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るプロテクタの使用状態
を示すパワーシヨベルの側面図、第2図はブレー
カおよびブラケツトの配置状態を示す分解斜視
図、第3図はこの考案のプロテクタを示す斜視
図、第4図は第3図のプロテクタをブレーカに取
付けた状態を示す側面図、第5図および第6図は
この考案の変形例を示す斜視図と一部切欠いた側
面図、第7図および第8図は別の変形例を示す斜
視図と一部切欠いた側面図である。 2……ブレーカ、4……ブラケツト、6……プ
ロテクタ、8……背板、8a……背板延長部、1
4……フロントキヤツプ、16……パワーシヨベ
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自走台車のアームおよびバケツトリンクに軸
    着するブラケツトを介して自走台車に搭載する
    チゼル付きブレーカにおいて、該ブレーカの凹
    状溝と嵌合する突出部を形成したブラケツト背
    板の下方に位置し且つフロントキヤツプの後方
    壁全体を被う垂直板からなり、該垂直板はブラ
    ケツト背板の延長部に着脱可能にボルト止めし
    ているブレーカ用プロテクタ。 2 ほぼL字形の側面形状を有し、ブレーカ本体
    の下方前面部も被う実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のプロテクタ。
JP1985013430U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0246515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985013430U JPH0246515Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61131290U JPS61131290U (ja) 1986-08-16
JPH0246515Y2 true JPH0246515Y2 (ja) 1990-12-07

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JP1985013430U Expired JPH0246515Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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