JPH0246467Y2 - - Google Patents

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JPH0246467Y2
JPH0246467Y2 JP18873284U JP18873284U JPH0246467Y2 JP H0246467 Y2 JPH0246467 Y2 JP H0246467Y2 JP 18873284 U JP18873284 U JP 18873284U JP 18873284 U JP18873284 U JP 18873284U JP H0246467 Y2 JPH0246467 Y2 JP H0246467Y2
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JP
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wire
bicycle
reel
lever
handlebar
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JP18873284U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車の変速機等を操作するための自
転車用のワイヤー操作装置に関するものである。
(従来の技術) 第3図はドロツプ型ハンドルを有する自転車の
一部を示すもので、図中1は自転車フレームの上
パイプ、2は下パイプ、3はヘツドパイプ、4は
ハンドルポスト、5はドロツプ型のハンドルバー
である。
従来のこの種のワイヤー操作装置は、第3図に
示すようにワイヤー操作用のレバー6を自転車フ
レームの下パイプ2に枢支して、矢印aのように
操作するようにするか、あるいはレバー6をハン
ドルポスト4に枢支して、矢印bのように操作す
るようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上述した従来のワイヤー操作装置
には下記のような問題点がある。
(イ) レバー6を操作するには、片手をハンドルか
ら離してレバー6の装着位置まで移動させなけ
ればならないため、それだけ自転車走行の安全
性がそこなわれる。特に初心者の場合は、レバ
ー6の位置を確認するために、視線も移すこと
があるため危険である。
(ロ) 従来装置のレバー6は第3図に示すように大
きく突出しているため、転倒時や、急制動時に
乗員が、そのレバー6の突出部によつて思わぬ
けがをするおそれがある。
(ハ) レバー6によつて操作する変速機には、通常
かなり強い力の戻しばねが装着してあり、また
レバー6の各変速位置を保持するために、レバ
ー6の支点部にはかなり大きな摩擦抵抗を付与
してあるため、従来のレバー6の支点部に設け
たワイヤーリールの径は比較的小さく、反対に
レバー6の長さは比較的長くしてある。
そのため操作用ワイヤーを所望のストロークだ
け移動させるのに、レバー6を大きく回転させな
ければならなかつた。
またリールの径が小さいと、それだけリールに
巻きつけたワイヤーの曲がりも急になるため、ワ
イヤーの耐久性も低下するという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、外周部を握ることができるようにした円板状
のグリツプとワイヤーリールとを一体に形成する
と共に、この結合体に中心孔を設け、これを自転
車のハンドルバーの所望の位置に回動駆動できる
ように嵌装し、このワイヤーリールに操作用ワイ
ヤーを巻きつけて自転車用ワイヤー操作装置を構
成する。
(作用) 上述のように本考案装置は、ハンドルバーの所
望の位置に取り付けることができるため、この装
置を操作するために、片手をハンドルから離して
大きく移動させる必要がなく、またグリツプの位
置を確認するために、視線を移動させる必要もな
い。したがつて自転車走行の安全性を著しく向上
させることができる。
また本考案装置は、比較的大径のグリツプの外
周部を手のひら全体で握つて回動操作するもので
あるから、力の入り方が必然的に大きくなる。し
たがつて楽に強力な操作力を得ることができる。
またワイヤーリールの径も、従来のレバー式の
リールよりも大きいから、ワイヤーのストローク
を容易に大きくすることができる。このため本考
案は大ストロークの操作もきわめて容易に行うこ
とができる。
さらに本考案装置は、従来のレバー装置のよう
に突出部が大きくないから、転倒時や急制動時に
おいても、、乗員がけがをするおそれがない。
(実施例) 以下、図面について本考案の一実施例を説明す
る。
本実施例においては、自転車のハンドルバー5
の径よりかなり大きな径の円板の外周面7aにロ
ーレツト加工等の滑り止めを旋して円板状のグリ
ツプ7を形成すると共に、このグリツプ7と一体
にワイヤーリール8を形成し、この結合体Aにハ
ンドルバー5の径より大きい中心孔9を設け、こ
の中心孔9を介して結合体Aをハンドルバー5の
所望の位置に嵌合すると共に、二分割した鍔付き
スリーブ10をハンドルバー5の外周面と前記中
心孔9との間隙中に挿入し、これらスリーブ10
の結合体Aよりの突出端部に、ほぼ環状のカバー
11を嵌着し、このカバー11に設けたねじ孔1
1aに止めねじ12をねじ込んで鍔付きスリーブ
10とカバー11とを結合すると共に、この結合
体をハンドルバー5に固定する。そして操作ワイ
ヤー13のアウターワイヤー13aの端部をカバ
ー11に挿入して固着すると共に、インナーワイ
ヤー13bをワイヤーリール8に巻きつける。す
なわち14は結合体A内に挿入して固着したワイ
ヤー固定ピンで、このピン14に設けた小孔にイ
ンナーワイヤー13bの端部を挿通すると共に、
ピン14に設けたねじ孔に止めねじ15をねじ込
んでインナーワイヤー13bを固定する。
なお16は結合体Aを所定の位置に停止させる
ためのチエツクボール、17はその押しばねであ
る。
また操作ワイヤー13ヲ往復動用として2本必
要とする場合には、第2図の二点鎖線図で示すよ
うに、リール8の両側から操作ワイヤー13のイ
ンナーワイヤー13bを挿入してリール8に巻き
つければよい。
つぎに上述のように構成した本考案装置の作用
を説明する。この装置は第3図に示すように、ハ
ンルバー5の操作し易い位置に取り付けることが
できるから、この装置を操作するために、特に手
を大きく移動させる必要がなく、またグリツプ7
の位置を確認するために、視線を移動させる必要
もない。したがつて自転車走行の安全性を向上さ
せることができる。
また本考案装置は、比較的大径のグリツプ7の
外周部を手のひらで握つて回動操作するものであ
るから、力の入り方が必然的に大きくなる。した
がつて楽に強力な操作力を得ることができる。
またワイヤーリール8の径も、従来のレバー式
のリールよりも大きいから、ワイヤーのストロー
クを容易に大きくすることができる。このため本
考案は大ストロークの操作もきわめて容易に行う
ことができる。
さらに本考案装置は、従来のレバーのように大
きく突出していないから、転倒時や急制動時にお
いても乗員がけがをするおそれがない。
(考案の効果) 上述の通りであるから本考案によれば、自転車
走行の安全性が著しく向上すると共に、操作力が
強力で、しかも大ストロークも容易に得られる上
に操作も楽になるというすぐれた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の縦断側面図、第2図はそ
の一部切欠正面図、第3図は本考案装置を取り付
けた自転車の部分斜視図である。 5…ハンドルバー、7…グリツプ、8…ワイヤ
ーリール、A…結合体、9…中心孔、10…鍔付
きスリーブ、11…カバー、12…止めねじ、1
3…操作ワイヤー、13a…アウターワイヤー、
13b…インナーワイヤー14…ワイヤー固定ピ
ン、15…止めねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周部を握ることができるようにした円板状の
    グリツプとワイヤーリールとを一体に形成すると
    共に、この結合体に中心孔を設け、これを自転車
    のハンドルバーの所望の位置に回動駆動できるよ
    うに嵌装し、このワイヤーリールに操作用ワイヤ
    ーを巻きつけたことを特徴とする自転車用ワイヤ
    ー操作装置。
JP18873284U 1984-12-14 1984-12-14 Expired JPH0246467Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18873284U JPH0246467Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18873284U JPH0246467Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61103283U JPS61103283U (ja) 1986-07-01
JPH0246467Y2 true JPH0246467Y2 (ja) 1990-12-07

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ID=30746196

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JP18873284U Expired JPH0246467Y2 (ja) 1984-12-14 1984-12-14

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JP (1) JPH0246467Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993018960A1 (en) * 1992-03-23 1993-09-30 Maeda Industries, Ltd. Gear shifter for bicycle
WO1993018959A1 (fr) * 1992-03-23 1993-09-30 Maeda Industries, Ltd. Systeme de changement de vitesse pour bicyclette
WO1993018961A1 (en) * 1992-03-23 1993-09-30 Maeda Industries, Ltd. Gear shifter for bicycle
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US6389925B1 (en) 1999-02-16 2002-05-21 Shimano Inc. Shift operating device
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JPS61103283U (ja) 1986-07-01

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