JPH0246223Y2 - - Google Patents

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JPH0246223Y2
JPH0246223Y2 JP12508183U JP12508183U JPH0246223Y2 JP H0246223 Y2 JPH0246223 Y2 JP H0246223Y2 JP 12508183 U JP12508183 U JP 12508183U JP 12508183 U JP12508183 U JP 12508183U JP H0246223 Y2 JPH0246223 Y2 JP H0246223Y2
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JP
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battery
solar cell
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は太陽電池による光起電力を活用し、こ
れをNi−Cd電池等の被充電電池に供給すること
によつて該電池の充電を行なう太陽電池充電器に
関するものである。
(ロ) 従来技術 本考案者によつて先に考案された実開昭57−
110404号では、Ni−Cd電池等の被充電電池を充
電するための電流源としてアモルフアスシリコン
等の太陽電池による直流光起電力を採用してい
る。従来から広く使われている商用交流電源を直
流に整流して被充電電池に充電電流を供給するも
のにおいては該被充電電池を接続せずに放置して
おいても、小さな電力消費が起こるだけで、充電
器の構成部品に損傷を与えることは起こらない。
ところが太陽電池の場合被充電電池等の負荷が
非接続で太陽電池の陰・陽両極間を開放したまま
放置しておくと、該太陽電池は急激に劣化し、規
定の起電力が得られなくなることが知られてい
る。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の如き従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、被充電電池が非接続の場合
に太陽電池の陰極端子間を短絡し、電池装着時に
太陽電池を該電池側へ切換えるスイツチ機構を設
けて、太陽電池の劣化を防止することを目的とす
るものである。
(ニ) 考案の構成 被充電電池の収納部を背面に形成した基体と、
該基体内部に収納される枠体と、該枠体の前面開
口を覆い面開口を覆い該基体内部に収納された太
陽電池基板を保護する保護カバーとより成る充電
器であつて、前記被充電電池の非接続時に前記太
陽電池を強制的に短絡するスイツチを有するもの
において、前記枠体に固定されたプリント配線板
上に摺接し前記電池の挿入時に該電池によつて移
動する操作体を前記収納部に設けた透孔を介して
一方向に弾性付勢して設けると共に、該操作体と
前記透孔とに組立時に互いに係合する仮止手段を
設けることにより被充電電池非接続時における太
陽電池の短絡スイツチを充電器に簡単に組込める
ようにしたものである。
(ホ) 実施例 以下本考案を太陽電池充電器の一実施例につい
て説明する。
1は充電器本体の外郭の一部を構成する合成樹
脂製の基体である。この基体1はその背面略中央
部に被充電電池2a,2bを収納す収納部3を形
成している。
4は前記基体1の内部に収納される合成樹脂製
の有底枠体であり、その上面にアモルフアス半導
体をガラス基板上で成長させた太陽電池基板5が
嵌め込まれている。この太陽電池基板5には、
AM−100mWの太陽光の下で150mAHの容量を
有する太陽電池モジユール6…が7枚直列接続さ
れている。
4a,4bは前記枠体4の長手方向両側に形成
された切欠部であり、前記太陽電池基板5を該枠
体4から離脱する時に把持部として有効利用さ
れ、該基板5を常時クリヤな状態に保持すること
が可能となつている。
7は前記基体1の内部に前記太陽電池基板5を
前記枠体4に嵌め込んだ状態で該枠体4と前記基
体1との隙間8に嵌まり込む環状リブ9を有する
保護カバーである。この保護カバー7は外周の一
部を残して前記太陽電池基板5と略同面積のレン
ズ部10が形成されている。また前記基体1と保
護カバー7の合体状態で前記太陽電池基板5と該
保護カバー7との間に小許の間隙11が形成され
る。
12は前記電池収納部3を開閉する蓋体であ
る。前記電池収納部3の一側に形成された枢支腕
部13a,13bに前記蓋体12に形成した枢支
軸14a,14bを挿入することによつて該蓋体
12はヒンジ式に開閉可能となつている。そして
この蓋体12には収納部3内部に入る前記電池2
a,2bが充電中に発する熱を外気へ放熱するた
めに上下に一対のスリツト孔15a,15bが穿
設されている。
16は前記基体1の背面両側部に設けた節動枢
支部17の中央孔18に挿入されたコ字状脚体で
あり、充電器本体のレンズ部10が太陽光の入射
する方向を何段階にも設定できるように前記節動
枢支部17は径方向に複数個の節動溝部19…を
形成して成るものである。
20は前記基体1の電池収納部3に穿説された
透孔21を介して該基体1内部から電池収納部3
へ突出せる操作体であり、裏面方向に延設された
垂直片20aと台部20bより成り、ばね22は
前記台部20bの側部に設けた柱状突起23と前
記基台1内面に形成せる状リブ24との間に保
持され、前記操作体20の収納部3への装着時に
ばね22が容易に抜けないようにしてある。また
前記台部20b上面には一対の平行片より成るス
イツチ接片25が溶着固定されている。前記収納
部3には前記操作体20と同一方向で一体形成さ
れて成る仕切片26が設けられており、該仕切片
26と前記操作体20とで前記被充電電池2a2
bの間を仕切る役目を果たしている。尚前記垂直
片20aに係止用溝20cが形成され、また前記
透孔21には前記溝20cに対応して係止用突起
21aが形成されており、前記操作体20が前記
収納部3から抜け出たり、或いは前記基体1内部
に押し込まれてしまうのを防止している。また前
記係止用溝20cと係止用突起21aは前記操作
体20を透孔21に装着する際の仮止手段を兼ね
ており、一方に弾性付勢される操作体20の組立
てを極めて円滑にせしめる用途もある。
次に前記枠体4に装着される各種電子部品の配
置を説明する。
27は水平部27aと垂直部27bより成るプ
リント配線板であり、該水平部27aには、一対
の陽極端子板28a,28bが固着されると共
に、その間に赤色発光ダイオード29が固着され
ている。そして前記水平部27aにはプリント回
路30がエツチング等の手段を用いて描かれてお
り、前記操作体20のスイツチ接片25は被充電
電池2a,2bの挿入、離脱時にこのプリント回
路30上を摺動して回路を切り換えるものであ
る。そして前記操作体20は電池2a,2bを離
脱すればバネ22によて電池2a,2bの挿入前
の位置へ自動的に復帰する。前記垂直部27bに
は前記発光ダイオード29の点灯を制御するスイ
ツチング素子としてのトランジスタ31と、前記
発光ダイオード29の保護抵抗32と、充電チエ
ツク回路用の逆流防止ダイオード33とが設けら
れている。そして前記プリント配線板27の水平
部27aは前記枠体4の上面に突設された立爪片
34a,34bによつて該枠体4に確実に固定さ
れ、また垂直部27b近傍に設けた一対の支持リ
ブ38a,38bにて前記摺動接片37が前記垂
直部27bに抽かれたプリント回路39に対向す
るように摺動自在に固定されている。そしてこの
時前記抜止爪体37aは前記支持リブ38a,3
8b間に偏位して立設された係止用リブ38cに
係止可能に位置し、前記チエツク釦36が前記支
持リブ38a,38b間から離脱するのを防いで
いる。また前記チエツク釦36肩部の弾性腕部3
6a,36bは前記支持リブ38a,38bに常
時当接し、該チエツク釦36を前記基体1側へ付
勢すると共に、該チエツク釦36の頭部は、前記
基体1の電池収納部3近傍に設けられた挿通孔4
0を介して基体1外部に露出せしめられている。
41a,41bは陰極端子板であり、前記枠体
4に設けられた一対の支承リブ42a,42bに
て該枠体4に固定される。前記陰極端子板の一方
41aは前記陽極端子板の一方28bにリード線
43aを介して接続され、他方の陰極端子板41
bはリード線43bを介してプリント回路30に
接続される。そして太陽電池基板5の陰・陽極は
夫々リード線43c,43dを介して矩形孔44
a,44bを経て前記プリント回路30に接続さ
れる。これを回路図で示したものが第16図であ
る。尚前記基体1には、前記両極端子板28a,
28b,41a,41bを挿通する誘導孔45
a,45b,46a,46bが穿設されており、
該端子板28a,28b,41a,41bは誘導
孔45a,45b,46a,46bを夫々介して
前記電池収納部3に臨んでいる。
上述の如き各種構成部品を有する充電器の組立
方法を次に説明する。
先ず基体1に設けた係止用突起21aに操作体
20をその係止用溝20cを引掛けて仮固定しな
がらばね22の一端を状リブ24に収納して該
操作体20を電池収納部3に突出するように装着
する。また電池収納部3に蓋体12をその枢支軸
14a,14bを該収納部3の枢支腕部13a,
13bに枢支して開閉可能に取り付ける。
L字形状に形成せるプリント配線用基板27に
プリント回路30,39をエツチングにより形成
し、その水平部27aには陽極端子板28a,2
8bを固着し、赤色発光ダイオード29を固着す
る。また垂直部27bにトランジスタ31、保護
低抗32、ダイオード33を固着して枠体4の立
爪片34a,34b及び柱状リブ35a,35b
を介して該枠体4に取付ける。
そして前記係止用リブ38c及び支持リブ38
a,38bを介して前記チエツク釦36を前記垂
直部27bに対向するように嵌挿し、前記係止爪
体37aにて該チエツク釦36を抜止めする。こ
の時チエツク釦36の弾性腕部36a,36bは
該チエツク釦36を前記支持リブ38a,38b
から外れる方向に付勢するが、外れる前に前記抜
止爪体37aが係止用リブ38cに係止され簡単
には抜け出ないようにされている。
更に陰極端子板41a,41bを支承リブ42
a,42bを介して枠体4に取付け、リード線4
3a,43bにて結線する。太陽電池基板5を枠
体4内に収納し、リード線43c,43dを枠体
4の矩形孔44a,44bを介して前記プリント
回路30に結線する。
太陽電池基板5を収納した枠体4を基体1内部
に収納した後、レンズ部10を有する保護カバー
7をその環状リブ9を前記枠体4と基体1との間
で挟持して充電器本体が完成する。そしてコ字状
脚体16を基体1側面の節動枢支部17に回動可
能に枢支する。
次に主な動作を説明する。
太陽電池は一般にその陰・陽極を開放状態で放
置した場合に電池特性の劣化が著しい。従つて前
記操作体20は被充電電池2a,2b非装着時に
おいて(第6図の点線20′の位置)、前記プリン
ト回路30を短絡し、太陽電池の接続回路が開放
することを防いでいる。従つて被充電電池2a,
2bを装着すると操作体20が移動し、前記プリ
ント回路30は開放し、電池2a,2bに太陽電
池からの充電電流が供給される。この時チエツク
釦36は押圧されておらずダイオード33へ電流
が流れて、トランジスタ31はOFFし、発光ダ
イオード29は消灯している。電池2a,2bの
充電状況を確かめるためにチエツク釦36を押圧
すると、前記ダイオード33に流れる電流が遮断
され、前記トランジスタ31のベース電流が生じ
て該トランジスタ31がONし、発光ダイオード
29が点灯する。このことによつて電池2a,2
bに電流が供給されていることを確認できる。
尚充電器に加わる衝撃力は保護カバー7と太陽
電池基板5との間に形成された間隙11によつて
緩和しているが、この間隙11を確保するため枠
体4の高さ寸法を太陽電池基板5の厚み寸法より
若干大にしておく方が望ましい。
また保護カバー7が確実に基体1に固定できる
ように環状リブ9の周端に係止爪9aを設け基体
にその受部1aを設けてやれば一層確実に且防水
の面で有効に固定できるものとなる。
この太陽電池充電器を用いれば単型Ni−Cd
電池(450mAH)2本を晴天時約6〜8時間程
度で満充電の状態に迄充電することが可能であ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く、被充電電池の収納
部を背面に形成した基体と、該基体内部に収納さ
れる枠体と、該枠体の前面に添着される太陽電池
基板と、前記基体の前面開口を覆い該基体内部に
収納された太陽電池基板を保護する保護カバーと
より成る充電器であつて、前記充電電池の非接続
時に前記太陽電池を強制的に短絡するスイツチを
有するものにおいて、前記枠体に固定されたプリ
ント配線板上に摺接し前記電池の挿入時に該電池
につて移動する操作体を前記収部に設けた透孔を
介して一方向に弾性付勢して設けると共に、該操
作体と前記透孔とに組立時に互いに係合する仮止
手段を設けて成るものであり、被充電電池非挿時
における太陽電池の陰・陽極間の開放放置を防
ぎ、陰・陽極間を短絡させて保存できるため、太
陽電池の急激な劣化を防止し、電池特性を長期に
亘つて維持することが可能となる。また太陽電池
の陰・陽極間を短絡させるスイツチは充電器本体
組立時において仮止されているので、位置ずれ等
の問題はなく極めて能率的に組立作業を行える利
点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案一実施例の充電器に係り、第1図
は充電器の上面図(一部破断図)、第2図は第1
図の−′断面図、第3図は第1図の−′断
面図(一部側面図)、第4図左半分は第2図の
−′断面図、右半分は第2図の−′断面図、
第5図は第3図の−′断面図、第6図は第3
図の−′断面図、第7図は第3図の−′断
面図、第8図はプリント配線板の斜視図、第9図
はチエツク釦の分解斜視図、第10図は操作体の
分解斜視図、第11図は枠体の分解斜視図、第1
2図は充電器の分解斜視図、第13図は充電器の
背面斜視図、第14図は電池収納部の要部斜視
図、第15図は操作体の斜視図、第16図は回路
図である。2a,2b……被充電電池、3……電
池収納部、1……基体、4……枠体、5……太陽
電池基板、、7……保護カバー、20……操作体、
27……プリント配線板、30……プリント回
路、21……透孔、21a……係止用溝、20c
……係止用突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被充電電池の収納部を背面に形成した基体と、
    該基体内部に収納される枠体と、該枠体の前面に
    添着される太陽電池基板と、前記基体の前面開口
    を覆い該基体内部に収納された太陽電池基板を保
    護する保護カバーとより成る充電器であつて、前
    記被充電電池の非接続時に前記太陽電池を強制的
    に短絡するスイツチを有するものにおいて、前記
    枠体に固定されたプリント配線板上に摺接し前記
    電池の挿入時に該電池によつて移動する操作体を
    前記収納部に設けられた透孔を介して一方向に弾
    性付勢して設けると共に、前記操作体と前記透孔
    とに組立時に互いに係合する仮止手段を設けて成
    る太陽電池充電器。
JP12508183U 1983-08-11 1983-08-11 太陽電池充電器 Granted JPS6034732U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12508183U JPS6034732U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 太陽電池充電器

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JP12508183U JPS6034732U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 太陽電池充電器

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Publication Number Publication Date
JPS6034732U JPS6034732U (ja) 1985-03-09
JPH0246223Y2 true JPH0246223Y2 (ja) 1990-12-06

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JP12508183U Granted JPS6034732U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 太陽電池充電器

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