JPH0245928Y2 - - Google Patents

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JPH0245928Y2
JPH0245928Y2 JP1984084800U JP8480084U JPH0245928Y2 JP H0245928 Y2 JPH0245928 Y2 JP H0245928Y2 JP 1984084800 U JP1984084800 U JP 1984084800U JP 8480084 U JP8480084 U JP 8480084U JP H0245928 Y2 JPH0245928 Y2 JP H0245928Y2
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JP
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nipple
diameter
core conductor
main
auxiliary
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JP1984084800U
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JPS61715U (ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はケーブル被覆を押出し被覆する装置に
関するものである。
(従来の技術) 芯線導体にゴム、プラスチツク等の絶縁混和物
を押出し被覆してケーブルを連続架橋する装置に
おいては、通常は押出被覆機のヘツドに設置した
ニツプル内に単一径の芯線導体を送給して押出し
被覆するので単一径のニツプルを設置している
が、芯線導体が大径と小径の2種が一連に接続さ
れたケーブルの連続架橋を行う場合には、第5図
示のように、大径の芯線導体W1と小径の芯線導
体W2を接続部W0で接続し、この一連続の芯線
導体をニツプルNに送給するので、まず先行する
大径の芯線導体W1の径に適合するニツプルNを
装着して芯線導体W1を送給し、続いて接続部W
0がニツプルNに到達すると、ニツプルNを小径
の導体W2に適合する径のニツプルに交換してい
た。
このようなニツプルの交換作業においては、芯
線導体の接続部W0がニツプルNに到達したとき
直ちにニツプルNを取外すと、架橋管P内に充填
されている窒素ガス等の高温高圧の熱媒体が押出
しヘツドから後方に急激に噴出するのできわめて
危険であり、押出ヘツドH内の絶縁混和物Cがニ
ツプルNを取外した跡の空間に入り込み交換ニツ
プルの装着ができないので、芯線導体接続部W0
がニツプルNに到達しても直ちにニツプルNの取
外し交換作業を行うことはできなかつた。
このため、芯線導体接続部W0がニツプルNに
到達すると連続架橋装置の運転を一旦停止し、押
出ヘツドHに連結された架橋管Pの始端部におけ
る熱媒体ガスの圧力を抜いてからニツプルNの取
外し作業を行つていたが、架橋管P内の熱媒体ガ
スの圧力を急に抜くと芯線導体上に押出した被覆
に発泡が生ずるので、長時間かけて徐々に圧力を
抜くかまたは架橋管P内のケーブル温度が降下す
るまで長時間待つてから圧力を抜かなければなら
なかつた。このように長時間にわたり押出被覆機
の運転を停止すると、押出しヘツドH内の未架橋
絶縁混和物Cが固まつて押出ヘツドHを解体掃除
してからでないと運転を再開することができなく
なり、生産性を著しく低下させるという問題点が
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、前述のように径の異なる芯線導体の
接続部がニツプルに到達したときにニツプルを交
換する際に、熱媒体の急激な後方噴出やニツプル
取外し跡への絶縁混和物の入り込みが生じて生産
性が低下するという前述の問題点を解決しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 前述した問題点を解決するために、本考案は、
すでに装着されているニツプルの取外しは行わ
ず、このニツプル内に複数割りの補助ニツプル
を、その先端部が前記主ニツプルの先端部よりも
ニツプル入口側に位置するように挿入し両ニツプ
ルの先端部間に内空部が形成されるように装着す
るように構成したものである。
(実施例) 第1図は本考案の装置の1実施例を示し、第2
図乃至第4図は本考案の装置に使用する複数割り
補助ニツプルの1例を示す。
第1図において1は押出被覆機のヘツド、2は
ヘツド内の未架橋絶縁混和物の押出し路、3は押
出ヘツド1に装着されたダイ、4はダイ3の中心
孔、5は押出ヘツド1の前面に連結された架橋管
の始端部である。前記押出ヘツド1内にはその後
端側から主ニツプル6が嵌挿されて装着され、7
はその主ニツプル6の後端の鍔部、8は主ニツプ
ル6の先端部に形成された芯線導体通過孔、9は
主ニツプル6の先端部と、主ニツプルの内部に挿
入され装着される補助ニツプル10の先端部間に
形成される内空部である。W1は大径の芯線導
体、W2は小径の芯線導体であり、この2種の芯
線導体W1,W2を接続部W0で接続して一連続
の芯線導体として送給し未架橋絶縁混和物Cを連
続して押出し被覆し架橋管内を走行させることに
より異径の芯線導体のケーブルを連続して架橋す
る。なお前記主ニツプル6の芯線導体通過孔8の
孔径は大径のケーブル芯線導体W1に適合する径
に形成する。
10は前記の主ニツプル6の内部に嵌挿して装
着する2つ割り補助ニツプルであり、この補助ニ
ツプル10は、第2図乃至第4図示のように、円
筒状のニツプルを軸線方向に切断して2つ割りの
半円筒状部11,12に分割形成したものであ
り、13,14は各半円筒状部11,12の先端
部にそれぞれ設けた芯線導体通過用の半円孔であ
り、その孔径は前記の小径のケーブル芯線導体W
2に適合する径に形成する。前記補助ニツプル1
0はその先端部が前記主ニツプル6の先端部より
もニツプル入口側に位置するように主ニツプル6
の内部に挿入されており、両ニツプルの先端部問
には前記内空部9が形成される。15,16は後
端の鍔部であり、17,18は鍔部に設けた固定
ボルト用の孔であり、19,20は各半円筒状部
11,12の内側の内空部である。この補助ニツ
プル10は第1図示の小径の接続部W0が主ニツ
プル6に到達したときに後述のように装着する。
前記のように構成した本考案の装置により、大
径と小径の2種の芯線導体W1,W2を一連に接
続した芯線導体を押出ヘツド1に送給し未架橋絶
縁混和物Cを連続押出し被覆して連続架橋を行う
には、まず、押出ヘツド1に補助ニツプル10を
装着せずに主ニツプル6のみを装着しておいて大
径の芯線導体W1を主ニツプル6内に送給しこれ
に未架橋絶縁被覆を押出し被覆し、このケーブル
を架橋管5内に走行させて連続架橋を行う。そし
て小径の芯線導体W2の先端の接続部W0が主ニ
ツプル6に到達したときに、ケーブルの走行を一
旦停止し、補助ニツプル10を主ニツプル6内に
挿入して装着する。この装着は補助ニツプル10
の2つ割りの各半円筒状部11,12で小径の芯
線導体W2を挟むようにして主ニツプル6内に挿
入し、各半円筒状部11,12の先端を接続部W
0の段部に当ててその先端の芯線導体通過用半円
孔13,14で小径の芯線導体W2を挟めばよ
い。このようにして補助ニツプル10を装着し、
再びケーブルを走行させて小径の芯線導体W2を
補助ニツプル10内に送給し、未架橋絶縁混和物
Cを押出し被覆し架橋管5内に走行させて連続架
橋を行うのである。
なお前記の実施例では複数割り補助ニツプルと
して、2つ割りの補助ニツプルを使用した例を示
したが、これは2つ割りのみに限らず、3つ割り
やその他適宜の複数に分割した補助ニツプルを用
いることができる。
(考案の効果) 本考案は前述のように、押出ヘツドに送給する
芯線導体の径が途中で変化しても、主ニツプル6
を取外す必要はなく、単に補助ニツプル10を追
加するだけで変化した径に適合するように構成し
たので、径の異なる芯線導体の接続部W0がニツ
プルに到達したときのニツプルの取り扱い作業時
に、従来のような高温高圧の熱媒体の噴出やニツ
プル取外し跡への絶縁混和物の入り込みは全く生
じないばかりでなく、補助ニツプル10を複数割
りに構成したので、主ニツプル6内に挿入設置す
る作業を容易に行うことができる。したがつて、
芯線導体の変化した径に適合するニツプルの装着
作業が迅速にでき、従来のように架橋管内の圧力
とケーブルの温度が充分に低下するまで長時間に
わたり押出被覆機の運転を停止しておく必要がな
く、径の異なる芯線導体の接続部がニツプルに到
達したとき直ちにニツプルの取り扱い作業を行う
ことができるから、生産性を著しく向上させるこ
とができるものである。更に本考案は補助ニツプ
ルの先端部が主ニツプルの先端部よりもニツプル
入口側に位置するように挿入され、両ニツプルの
先端部間に内空部が形成されているので、径の大
きい芯線導体から径の小さい芯線導体がニツプル
内に挿入され、径の小さい芯線導体上にダイと主
ニツプル間の押出し路から絶縁混和物が被覆され
る際、絶縁混和物の大きな押出圧力が径の小さい
芯線導体に直接作用せず、前記内空部内に入つて
押し出し圧力の低下した絶縁混和物が該心線導体
上に被覆されることになり、従つて、該芯線導体
を偏心させることがなく、押出被覆層に偏肉が生
じるのを防止し、絶縁被覆ケーブルの品質を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の断面図、第2図は
補助ニツプルの側面図、第3図はその後端面図、
第4図は第2図のA−A線に見た図面、第5図は
従来の装置の断面図である。 1:押出ヘツド、3:ダイ、6:主ニツプル、
10:補助ニツプル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押出しヘツドにダイと主ニツプルを設け、前記
    主ニツプルの内部に、軸線方向に沿つて複数割り
    にした補助ニツプルを、その先端部が前記主ニツ
    プルの先端部よりもニツプル入口側に位置するよ
    うに挿入し両ニツプルの先端部間に内空部が形成
    されるように装着したことを特徴とするケーブル
    押出被覆装置。
JP1984084800U 1984-06-07 1984-06-07 ケ−ブル押出被覆装置 Granted JPS61715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984084800U JPS61715U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 ケ−ブル押出被覆装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984084800U JPS61715U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 ケ−ブル押出被覆装置

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Publication Number Publication Date
JPS61715U JPS61715U (ja) 1986-01-07
JPH0245928Y2 true JPH0245928Y2 (ja) 1990-12-05

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ID=30634613

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JP1984084800U Granted JPS61715U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 ケ−ブル押出被覆装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05119034A (ja) * 1991-10-24 1993-05-14 Nippon Steel Corp 製鋼用ピンサンプラー
JP2007035470A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Tsuda Electric Wire & Cable Co Ltd 被覆ケーブル用金型

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511844A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Fujikura Ltd Crosshead in extrusion forming machine

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JPS5511844A (en) * 1978-07-13 1980-01-28 Fujikura Ltd Crosshead in extrusion forming machine

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JPS61715U (ja) 1986-01-07

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