JPH0245834Y2 - - Google Patents

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JPH0245834Y2
JPH0245834Y2 JP17201285U JP17201285U JPH0245834Y2 JP H0245834 Y2 JPH0245834 Y2 JP H0245834Y2 JP 17201285 U JP17201285 U JP 17201285U JP 17201285 U JP17201285 U JP 17201285U JP H0245834 Y2 JPH0245834 Y2 JP H0245834Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アナログ式のアラーム電子時計に関
する。
(従来技術) この種のアラーム電子時計において、目安機構
の時刻報知精度を向上させるものとして12時間及
び1時間の二段目安機構を備えたものが知られて
いる。
一方、目安機構とは異なり、報時体及び報時接
点板を備えて正時に報時をなすアラーム電子時計
も知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、目覚時計に、正時に報時をなす報時
機構を設けたものは未だ存在していない。しか
し、これを単純に目覚時計に報時機構を設けるこ
ととした場合は、第一に、当然のことながら部品
点数が一つの機構分だけ増加し、第二に、したが
つて時計の小型化は困難となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、如
上の不都合を生じることのない報時機構付のアラ
ーム電子時計を提案するものである。
上記目的を達成すべく本考案は、12時間及び1
時間の二段目安機構を備え、目安機構の1時間セ
ツト車は、回路基板に常時導通する1時間セツト
接点板を備えるとともに、1時間セツト車に対峙
する1時間伝え車は、リード板に摺接して常時導
通がなされる1時間伝え接点板を備え、1時間セ
ツト車の回転により、1時間伝え車の透孔に1時
間セツト接点板の接点バネが嵌入して1時間伝え
接点板に当接し、これにより目安接点の導通がな
されるアラーム電子時計であつて、1時間セツト
車の前記1時間伝え車とは反対の側に報時体を対
峙させて同軸に設け、報時体には報時接点板を嵌
着し、該報時接点板には1時間セツト車に向けて
突出する接点バネを備え、前記リード板とは別の
リード板が報時接点板に常時摺接する一方、1時
間セツト車には、前記報時接点板の接点バネが嵌
入する透孔を形成して構成し、報時接点板の接点
バネが1時間セツト車の前記透孔に嵌入すること
により、該接点バネが1時間セツト接点板に当接
して、回路基板に対する報時接点の導通がなされ
るようにした正時接点機構付アラーム電子時計を
提供せんとするものである。
(実施例) 以下に本考案を一実施例に基いて説明する。
アラーム電子時計は、水晶などの時間基準源か
ら駆動信号を得てモータを駆動し、その回転を時
計輪列により適位に減速して時刻表示を行う周知
のアナログ式電子時計を基体とするもので、これ
を略述すると、図示を省略したモータから輪列を
介して秒針車及びその先端に固定される秒針を回
転させて秒表示を行い、秒針車の回転は同じく図
示していない三番車を介して分針車に伝達され、
分針車の先端に固定される分針により分表示が行
われる。さらに、分針車の回転は日ノ裏車を介し
て時針車に伝達され、時針車の先端に固定される
時針により時表示が行われる。
一方、時計車には同軸に目安車が回転可能に軸
支され、その先端に固定される目安針により目安
設定時刻が指示される。本考案では、12時間及び
1時計の二段目安機構を備え、12時間の目安機構
は、例えば図示を省略した目安カムを時計車同様
12時間で1回転するように設けるとともにスラス
ト方向に移動可能に形成し、その平面に設けたカ
ム突起が目安設定時刻に目安車の係合溝に落込
み、これにより接点バネと接点板との導通がなさ
れるように構成している。そして、第1図に示す
1時間セツト車2にする目安機構の導通によつて
目安接点がONとなり、これによりアラーム出力
が発音回路に供給されアラームを作動させるもの
である。
1時間セツト車2は、回路基板Pに常時導通す
る1時間セツト接点板6を備えるとともに、1時
間セツト車2に対峙する1時間伝え車10は、リ
ード板12に摺接して常時導通がなされる1時間
伝え接点板14を備え、1時間セツト車2の回転
により、1時間伝え車10の透孔16に1時間セ
ツト接点板6の接点バネ8が嵌入して1時間伝え
接点板14に当接し、これにより目安接点の導通
がなされる。実施例では、前記1時間セツト車2
及び1時間伝え車10は、機構受板20の突出軸
22に同軸に嵌着され、1時間セツト車2は分針
歯車24と噛合して1時間に1回転し、又1時間
伝え車10は、図示を省略した目安車から第1伝
え車及び第2伝え車26を経由する輪列を構成し
ている。尚、二点鎖線で示すように、この第2伝
え車26の軸を延出してダストカバー40から突
出させ、その先端に目安つまみ27を固着するこ
ともある。一方、回路基板Pに電気的接続のなさ
れる中板18に円孔28を設け、その円孔28の
縁に1時間セツト接点板6の外側一対の突出縁3
0を摺接させて常時導通を図つている。第2図は
この状態の平面図を示している。
尚、図中、符号4は、1時間セツト車2に形成
した透孔である。この点については後に詳述す
る。再び第1図に戻つて説明すると、本考案にお
いて、1時間セツト車2の前記1時間伝え車10
とは反対の側に報時体32を対峙させて同軸に設
け、この報時体32には報時接点板34を嵌着
し、該報時接点板34には1時間セツト車2に向
けて突出する接点バネ36を備えた。さらに、前
述のリード板12とは別のリード板38を報時接
点板34に常時摺接させている。1時間セツト車
2透孔4には、該1時間セツト車2の回転によ
り、報時接点板34の接点バネ36が嵌入する。
この接点バネ36が透孔4に嵌入することによ
り、該接点バネ36が1時間セツト接点板6に当
接して、回路基板Pに対する報時接点の導通がな
される。実施例では、報時体32の上面に報時接
点板34を嵌着し、これをダストカバー40の垂
下軸42に軸着している。ダストカバー40の垂
下軸42は、前記機構受板20の突出軸22と係
合している。尚、報時体32の上面にはローレツ
ト44を形成す一方、ダストカバー40には正時
位置修正窓なる透孔46を設け(第3図)てお
り、必要によりこの透孔46に棒状体を挿入して
報時体32の回転調整を行うことができ、報時時
刻の修正及びその任意設定が可能となるものであ
る。
第4図は、報時体32、1時間セツト車2及び
1時間伝え車10の縦断面図を示すもので、特に
1時間セツト車2及び1時間伝え車10に設けた
透孔4,16に、報時接点板34及び1時間セツ
ト接点板6の接点バネ36,8が嵌入している状
態を表わしている。この例において、それぞれの
透孔4,16をテーパ状に形成しているが、この
ように構成することにより、常時回転する1時間
セツト車2の動作との関係上、透孔4,16と接
点バネ36,8との嵌出入をスムーズに行うこと
ができることとなる。
第5図は本考案の他の実施例を示す図で、前例
との相違点に着目して説明すると、この例では、
報時体32をダストカバー40の垂下軸42に軸
着している点は前例と同じであるが、垂下軸42
の先端外側に爪状係止片48を設けて報時体32
の不慮の離脱を防止するとともに、報時体32の
下面に報時接点板34を嵌着している。さらに、
1時間伝え接点板14に摺接するリード板12の
先端を二又状に形成し、これを1時間伝え接点板
14の中央近傍にて弾発的に押接し、これによつ
て1時間伝え車10を上方へ押圧しつつ支持する
とともに、リード板12と1時間伝え接点板14
との導通を確実なものとすることができる。又、
第6図に示すように、報時体32に突出杆50を
設けて透孔46に臨ませ、該突出杆50の上端縁
にローレツト44を形成し、前記透孔46の周り
に目盛を付しておくようにするとよい。これによ
り、報時体32の微調整を目盛に照し合わせて客
観的に行うことができる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、12時間及び1時
間の二段目安機構を備え、目安機構の1時間セツ
ト車は、回路基板に常時導通する1時間セツト接
点板を備えるとともに、1時間セツト車に対峙す
る1時間伝え車は、リード板に摺接して常時導通
がなされる1時間伝え接点板を備え、1時間セツ
ト車の回転により、1時間伝え車の透孔に1時間
セツト接点板の接点バネが嵌入して1時間伝え接
点板に当接し、これにより目安接点の導通がなさ
れるアラーム電子時計であつて、1時間セツト車
の前記1時間伝え車とは反対の側に報時体を対峙
させて同軸に設け、報時体には報時接点板を嵌着
し、該報時接点板には1時間セツト車に向けて突
出する接点バネを備え、前記リード板とは別のリ
ード板が報時接点板に常時摺接する一方、1時間
セツト車には、前記報時接点板の接点バネが嵌入
する透孔を形成して構成され、報時接点板の接点
バネが1時間セツト車の前記透孔に嵌入すること
により、該接点バネが1時間セツト接点板に当接
して、回路基板に対する報時接点の導通がなされ
る正時接点機構付アラーム電子時計であり、1時
間セツト車及びこれに固着される1時間セツト接
点板の回転を利用して、本来の目安機構はもちろ
んのこと、別途報時体の追加のみにて報時機構を
構成することができる。このように本考案による
と、部品点数が一つの機構分だけ増加することな
く時計を構成することができ、したがつて正時接
点機構付アラーム電子時計の小型化をもたらすこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した正時接点機構付アラ
ーム電子時計における目安機構の1時間セツト車
部分の輪列構成展開断面図、第2図は中板、1時
間セツト車及び1時間セツト接点板の位置関係を
示す平面図、第3図はダストカバーに設けた透孔
の部分を示す平面図、第4図は報時体、1時間セ
ツト車及び1時間伝え車の縦断面図、第5図は本
考案の他の実施例を示す図で第1図に対応する
図、第6図はダストカバーに設けた透孔の部分の
他の実施例を示す平面図である。 2……1時間セツト車、4,16……透孔、6
……1時間セツト接点板、8,36……接点バ
ネ、10……1時間伝え車、12,38……リー
ド板、14……1時間伝え接点板、32……報時
体、34……報時接点板、P……回路基板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
12時間及び1時間の二段目安機構を備え、目安
機構の1時間セツト車は、回路基板に常時導通す
る1時間セツト接点板を備えるとともに、1時間
セツト車に対峙する1時間伝え車は、リード板に
摺接して常時導通がなされる1時間伝え接点板を
備え、1時間セツト車の回転により、1時間伝え
車の透孔に1時間セツト接点板の接点バネが嵌入
して1時間伝え接点板に当接し、これにより目安
接点の導通がなされるアラーム電子時間であつ
て、1時間セツト車の前記1時間伝え車とは反対
の側に報時体を対峙させて同軸に設け、報時体に
は報時接点板を嵌着し、該報時接点板には1時間
セツト車に向けて突出する接点バネを備え、前記
リード板とは別のリード板が報時接点板に常時摺
接する一方、1時間セツト車には、前記報時接点
板の接点バネが嵌入する透孔を形成してなり、報
時接点板の接点バネが1時間セツト車の前記透孔
に嵌入することにより、該接点バネが1時間セツ
ト接点板に当接して、回転基板に対する報時接点
の導通がなされるようにしたことを特徴とする正
時接点機構付アラーム電子時計。
JP17201285U 1985-11-08 1985-11-08 Expired JPH0245834Y2 (ja)

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JP17201285U JPH0245834Y2 (ja) 1985-11-08 1985-11-08

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JPS6281095U JPS6281095U (ja) 1987-05-23
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