JPH0245269Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245269Y2 JPH0245269Y2 JP17075286U JP17075286U JPH0245269Y2 JP H0245269 Y2 JPH0245269 Y2 JP H0245269Y2 JP 17075286 U JP17075286 U JP 17075286U JP 17075286 U JP17075286 U JP 17075286U JP H0245269 Y2 JPH0245269 Y2 JP H0245269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- landing
- door
- hook
- unlocking
- landing door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は偶数枚のドアを有する中央横開きタイ
プのエレベータ乗場ドアの鎖錠装置を非常時やメ
ンテナンス時に外部（乗場側）から解錠するため
の解錠装置に関するものである。
プのエレベータ乗場ドアの鎖錠装置を非常時やメ
ンテナンス時に外部（乗場側）から解錠するため
の解錠装置に関するものである。
従来の解錠装置を備えた乗場ドア鎖錠装置を第
５図〜第８図により説明する。第５図は乗場側か
ら見たエレベータ乗場ドアの全体図、第６図は解
錠キー、第７図は第５図の要部背面図であり、乗
場ドア鎖錠装置を昇降路側から見た図、第８図は
第７図のＡ−Ａ断面図である。
５図〜第８図により説明する。第５図は乗場側か
ら見たエレベータ乗場ドアの全体図、第６図は解
錠キー、第７図は第５図の要部背面図であり、乗
場ドア鎖錠装置を昇降路側から見た図、第８図は
第７図のＡ−Ａ断面図である。
鎖錠装置を解錠して乗場ドア１，２を開放する
場合は、乗場ドア１の上部に設けた鍵穴３に解錠
キー４の鉤部４ａを差し込んでから解錠操作を行
うようになつている。これを第７図及び第８図に
より詳しく説明する。
場合は、乗場ドア１の上部に設けた鍵穴３に解錠
キー４の鉤部４ａを差し込んでから解錠操作を行
うようになつている。これを第７図及び第８図に
より詳しく説明する。
図に於いて、５は軸６により乗場ドア１に回動
自在に支持されたＬ型レバーであり、一端には係
合ローラ６が軸着されている。７は両端にねじが
切られたキツクバーであり、下端部にはＬ型レバ
ー５が、上端部にはブラケツト８がそれぞれ固定
されており、また鍵穴３のやや上方位置にはフツ
ク９が固定されている。１０は軸１１によつてド
アハンガー１２に回動自在に支持された鎖錠金具
であり先端には鉤部１０ａが形成されており、錠
スイツチ（図示しない）のケース金具１３の屈曲
部１３ａと係合可能になつている。また、その中
間部はブラケツト８に軸着されている。１５，１
６はサイドガード、１７は係合ローラの動きを制
限するストツパである。
自在に支持されたＬ型レバーであり、一端には係
合ローラ６が軸着されている。７は両端にねじが
切られたキツクバーであり、下端部にはＬ型レバ
ー５が、上端部にはブラケツト８がそれぞれ固定
されており、また鍵穴３のやや上方位置にはフツ
ク９が固定されている。１０は軸１１によつてド
アハンガー１２に回動自在に支持された鎖錠金具
であり先端には鉤部１０ａが形成されており、錠
スイツチ（図示しない）のケース金具１３の屈曲
部１３ａと係合可能になつている。また、その中
間部はブラケツト８に軸着されている。１５，１
６はサイドガード、１７は係合ローラの動きを制
限するストツパである。
平常時における乗場ドア１，２の戸開動作を説
明する。エレベータかごが乗場に着床し、かごド
アが開き始めると、周知の機構により、かごドア
の係合装置が係合ローラ６を戸開方向（矢印Ｂ方
向）に押す。これによつてＬ型レバー５は、軸６
を中心として反時計方向に回転し、キツクバー
７、ブラケツト８を介して、鎖錠金具１０を、軸
１１を中心として反時計方向に回転させ、鎖錠金
具１０の鉤部１０ａとケース金具１３の屈曲部１
３ａとの係合を解き、乗場ドア１，２を開放する
のである。
明する。エレベータかごが乗場に着床し、かごド
アが開き始めると、周知の機構により、かごドア
の係合装置が係合ローラ６を戸開方向（矢印Ｂ方
向）に押す。これによつてＬ型レバー５は、軸６
を中心として反時計方向に回転し、キツクバー
７、ブラケツト８を介して、鎖錠金具１０を、軸
１１を中心として反時計方向に回転させ、鎖錠金
具１０の鉤部１０ａとケース金具１３の屈曲部１
３ａとの係合を解き、乗場ドア１，２を開放する
のである。
次に、非常時やメンテナンス時に、乗場側から
乗場ドア１，２を開放する場合について説明す
る。
乗場ドア１，２を開放する場合について説明す
る。
まず、鍵穴３から解錠キー４の鉤部４ａが下方
を向くように差し込み（第７図二点鎖線）、次に
これを時計方向（矢印Ｃ方向）に回転して、フツ
ク９を押し上げることにより、キツクバー７、ブ
ラケツト８を介して、鎖錠金具１０の鉤部１０ａ
を押し上げて、解錠する。
を向くように差し込み（第７図二点鎖線）、次に
これを時計方向（矢印Ｃ方向）に回転して、フツ
ク９を押し上げることにより、キツクバー７、ブ
ラケツト８を介して、鎖錠金具１０の鉤部１０ａ
を押し上げて、解錠する。
上記従来装置では、乗場ドア１の上部に鍵穴３
を設けているため、意匠的に好ましくないという
問題があつた。また、乗場ドアには鍵穴３の付く
ドアと付かないドアがあるため、生産性が悪いと
いう問題があつた。
を設けているため、意匠的に好ましくないという
問題があつた。また、乗場ドアには鍵穴３の付く
ドアと付かないドアがあるため、生産性が悪いと
いう問題があつた。
本考案は、乗場ドア１，２間の隙間に解錠キー
４の鉤部４ａを差し込んでから鎖錠装置の解錠操
作を行う構成としたものである。
４の鉤部４ａを差し込んでから鎖錠装置の解錠操
作を行う構成としたものである。
本考案によれば、鍵穴３を設けなくても、従来
の解錠キー４を使つて鎖錠装置の解錠操作を行う
ことができる。
の解錠キー４を使つて鎖錠装置の解錠操作を行う
ことができる。
本考案の一実施例を第１図〜第３図により説明
する。第１図は本実施例による解錠装置を示す図
であり、乗場ドア１を昇降路側から見た図であ
る。第２図は第１図の平面図、第３図は本実施例
の動作説明図であり、第１図のＤ−Ｄ断面図であ
る。
する。第１図は本実施例による解錠装置を示す図
であり、乗場ドア１を昇降路側から見た図であ
る。第２図は第１図の平面図、第３図は本実施例
の動作説明図であり、第１図のＤ−Ｄ断面図であ
る。
図に於いて、２０は乗場ドア補強材２１に固定
されたコ字形の軸、２２は軸２０を中心にして水
平面内で回動自在に設けられたレバー、２３はレ
バー２２を所定位置（第２図実線位置）に保持す
る圧縮ばね、２４はキツクバー７に固定されたフ
ツクであり、レバー２２に対向した面の下半分は
切り欠かれており、その切り欠き部の上面は第３
図に示すように略斜め方向に切られたカム面２４
ａになつている。２５はレバー２２のストツパで
あり、乗場ドア補強材２１に固定されている。４
ｂは解錠キー４に設けたマーク、また、第７図と
同一符号は同一のものを示している。
されたコ字形の軸、２２は軸２０を中心にして水
平面内で回動自在に設けられたレバー、２３はレ
バー２２を所定位置（第２図実線位置）に保持す
る圧縮ばね、２４はキツクバー７に固定されたフ
ツクであり、レバー２２に対向した面の下半分は
切り欠かれており、その切り欠き部の上面は第３
図に示すように略斜め方向に切られたカム面２４
ａになつている。２５はレバー２２のストツパで
あり、乗場ドア補強材２１に固定されている。４
ｂは解錠キー４に設けたマーク、また、第７図と
同一符号は同一のものを示している。
次に本実施例による解錠操作を説明する。乗場
ドア鎖錠装置には遊びがあるため、鎖錠状態にあ
つても、乗場ドア１，２を押し広げると解錠キー
４が挿入可能な隙間ができる。その隙間に解錠キ
ー４の鉤部４ａを、先端を下方向に向けてマーク
４ｂが乗場ドア１の表面に来る迄挿入する。次に
鉤部４ａを第１図の時計方向（矢印Ｅ方向）に回
転させて手前（第２図上方向）に引き、圧縮ばね
２３に抗してレバー２２を第２図一点鎖線で示す
ように反時計方向へ回転させる。これにより第３
図に示すように、レバー２２が左方向（二点鎖線
の位置）に移動してフツク２４を押し上げ、キツ
クバー７を介して解錠が行なわれるものである。
ドア鎖錠装置には遊びがあるため、鎖錠状態にあ
つても、乗場ドア１，２を押し広げると解錠キー
４が挿入可能な隙間ができる。その隙間に解錠キ
ー４の鉤部４ａを、先端を下方向に向けてマーク
４ｂが乗場ドア１の表面に来る迄挿入する。次に
鉤部４ａを第１図の時計方向（矢印Ｅ方向）に回
転させて手前（第２図上方向）に引き、圧縮ばね
２３に抗してレバー２２を第２図一点鎖線で示す
ように反時計方向へ回転させる。これにより第３
図に示すように、レバー２２が左方向（二点鎖線
の位置）に移動してフツク２４を押し上げ、キツ
クバー７を介して解錠が行なわれるものである。
上記実施例では、フツク２４のカム面２４ａを
介して、レバー２２でキツクバー７を押し上げる
構成としているが、フツク２４を使用する代わり
に、レバー２２とキツクバー７とを互いに直交す
る２個のプーリを介してワイヤロープで結び、レ
バー２２による水平方向の動きを鉛直方向の動き
に変換し、レバー２２の動きに応じてキツクバー
７を引き上げる構成にしても良い。
介して、レバー２２でキツクバー７を押し上げる
構成としているが、フツク２４を使用する代わり
に、レバー２２とキツクバー７とを互いに直交す
る２個のプーリを介してワイヤロープで結び、レ
バー２２による水平方向の動きを鉛直方向の動き
に変換し、レバー２２の動きに応じてキツクバー
７を引き上げる構成にしても良い。
第４図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、キツクバー７に長いフツク２６を固定し、解
錠キー２４ａでフツク２６を押し上げることによ
り、キツクバー７を押し上げるものである。本実
施例は構造が簡単になるという利点があるが、フ
ツク２６が長くなることによつて動作が不安定に
なるため、乗場ドア１の先端とキツクバー７との
距離Ｌが短い場合に限られる。
り、キツクバー７に長いフツク２６を固定し、解
錠キー２４ａでフツク２６を押し上げることによ
り、キツクバー７を押し上げるものである。本実
施例は構造が簡単になるという利点があるが、フ
ツク２６が長くなることによつて動作が不安定に
なるため、乗場ドア１の先端とキツクバー７との
距離Ｌが短い場合に限られる。
尚、上記各実施例では、サイドガード１５と干
渉しないように乗場ドア１の最上端部に解錠装置
を設けているが、解錠キー４の鉤部４ａが通過可
能な切り欠きをサイドガード１５に設けておけ
ば、乗場ドア１の中間部に解錠装置を設けること
もできる。
渉しないように乗場ドア１の最上端部に解錠装置
を設けているが、解錠キー４の鉤部４ａが通過可
能な切り欠きをサイドガード１５に設けておけ
ば、乗場ドア１の中間部に解錠装置を設けること
もできる。
以上説明したように、本考案によれば、乗場ド
アに鍵穴を設ける必要がなくなるため、ドアの生
産性の向上が図れるとともに、意匠効果の向上を
図ることができる。
アに鍵穴を設ける必要がなくなるため、ドアの生
産性の向上が図れるとともに、意匠効果の向上を
図ることができる。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示す図で
あり、第１図は乗場ドアの昇降路側に設けられた
解錠装置を示す図、第２図は第１図の平面図、第
３図は第１図のＤ−Ｄ断面図、第４図は本考案の
他の実施例を示す図、第５図は乗場側から見たエ
レベータ従来の乗場ドアの全体図、第６図は解錠
キーを示す図、第７図は従来の解錠装置を備えた
乗場ドア鎖錠装置を昇降路側から見た図、第８図
は第７図のＡ−Ａ断面図である。 １，２……乗場ドア、３……鍵穴、４……解錠
キー、７……キツクバー、９，２４，２６……フ
ツク、１０……鎖錠金具、１５，１６……サイト
ガード、２２……レバー。
あり、第１図は乗場ドアの昇降路側に設けられた
解錠装置を示す図、第２図は第１図の平面図、第
３図は第１図のＤ−Ｄ断面図、第４図は本考案の
他の実施例を示す図、第５図は乗場側から見たエ
レベータ従来の乗場ドアの全体図、第６図は解錠
キーを示す図、第７図は従来の解錠装置を備えた
乗場ドア鎖錠装置を昇降路側から見た図、第８図
は第７図のＡ−Ａ断面図である。 １，２……乗場ドア、３……鍵穴、４……解錠
キー、７……キツクバー、９，２４，２６……フ
ツク、１０……鎖錠金具、１５，１６……サイト
ガード、２２……レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 偶数枚の乗場ドアを有する中央横開きタイプの
出入口を備えたエレベータであつて、上下方向に
可動に構成され、上方向に移動することにより乗
場ドアの鎖錠装置を解錠可能とするキツクバーを
有するものに於いて、 中央の２枚の乗場ドアの隙間に挿入可能な略Ｌ
字形の鉤部を設けた解錠キーと、この解錠キーの
鉤部の回動又は往復運動を上下運動に変換する変
換装置とを備え、この変換装置の作動によつて上
記キツクバーを上下に移動可能に構成したことを
特徴とするエレベータ乗場ドアの解錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17075286U JPH0245269Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17075286U JPH0245269Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6376779U JPS6376779U (ja) | 1988-05-21 |
| JPH0245269Y2 true JPH0245269Y2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=31105760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17075286U Expired JPH0245269Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0245269Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5211442B2 (ja) * | 2006-07-03 | 2013-06-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータ戸閉装置 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP17075286U patent/JPH0245269Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6376779U (ja) | 1988-05-21 |
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