JPH0245108Y2 - - Google Patents

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JPH0245108Y2
JPH0245108Y2 JP2121283U JP2121283U JPH0245108Y2 JP H0245108 Y2 JPH0245108 Y2 JP H0245108Y2 JP 2121283 U JP2121283 U JP 2121283U JP 2121283 U JP2121283 U JP 2121283U JP H0245108 Y2 JPH0245108 Y2 JP H0245108Y2
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JP
Japan
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cylinders
pair
rod
hydraulic
inner box
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JP2121283U
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JPS59126772U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自走式高所作業車等において使用され
る油圧かじ取装置に関するものである。
自走式高所作業車においては、作業時の安定性
を向上させるために車軸を伸縮させる構造が採用
されているが、従来のかじ取装置は第1図に示す
ように、フレームのアウタボツクス1内に摺動自
在に左右のインナボツクス2,3が嵌合され、各
インナボツクスの先端にかじ取輪6,7が取付け
られたナツクルアーム4,5が枢支され、各ナツ
クルアーム4,5はタイロツド8,9によりアウ
タボツクス1に枢支されたセンタリンク10と連
結され、センタリンク10とアウタボツクス1間
に油圧シリンダ11を備えたものであつたため、
車軸を伸縮させるときには、インナボツクス2,
3と共にタイロツド8,9を同時に伸縮、固定し
なければならず、車軸の伸縮作業は多大な労力と
時間を要するものであつた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、車輌の伸縮が容易に行なえるとともに、
良好なかじ取性能を有する油圧かじ取装置を提供
することを目的とするものである。
以下、第2図及び第3図により本考案の実施例
について説明する。第2図に示すように、フレー
ムを構成するアウタボツクス21内に左右一対の
インナボツクス22,23がそれぞれ摺動自在に
嵌合され、インナボツクス22,23の外端部に
はそれぞれにかじ取輪26,27が取付けられた
一対のナツクルアーム24,25が垂直軸34,
35により揺動自在に枢支され、各ナツクルアー
ム24,25にはそれぞれ一対のタイロツド2
8,29の一端が枢着36,37され、各タイロ
ツド28,29の他端はそれぞれインナボツクス
22,23に枢支38,39された一対のリンク
30,31の他端に枢着40,41され、この枢
着部40,41にはチユーブ側をインナボツクス
22,23に枢支42,43した一対の油圧シリ
ンダ32,33の各ロツド先端が同軸で枢着され
ている。
第3図は油圧シリンダ32,33の油圧回路を
示し、方向切換弁46と両シリンダ32,33の
ロツド側がそれぞれ管路47及び管路49で連結
され、両シリンダ32,33のボトム側間が管路
48により連結され、シリンダ,33のロツド側
と方向切換弁46を連結する管路49と両シリン
ダ32,33のボトム側間を連結する管路48と
の間は開閉弁50を備えた管路51により連結さ
れているため、両シリンダ32,33は常に逆側
へ、同ストローク伸縮するとともに両シリンダ3
2,33のボトム側への給油を行なうことができ
る。
上記の構成により、方向切換弁46を切換える
ことにより、かじ取輪26,27のかじ取操作が
行なわれ、油圧シリンダ32が一定ストローク伸
長すると、油圧シリンダ33は同一ストローク縮
小し、リンク30及びタイロツド28によりナツ
クルアーム24が押されて、かじ取輪26は第2
図において左側に揺動し、リンク31及びタイロ
ツド29によりナツクルアーム25が引張られ
て、かじ取輪27も左側に揺動し、油圧シリンダ
32が縮小すると油圧シリンダ33は伸長して、
かじ取輪26,27は共に右側に揺動する。
そしてインナボツクス22,23を伸縮させる
ときには、インナボツクスとアウタボツクス間あ
るいは両インナボツクス間に設けられた伸縮装置
(図示せず)によりインナボツクスを伸縮させる
だけで、かじ取操作が可能になる。
またリンク30,31、タイロツド28,29
及びナツクルアーム24,25によりそれぞれ形
成されるリンケージにより、かじ取状態において
内輪と外輪のかじ取角度に差ができるため、アツ
カーマン旋回に近い良好なかじ取性能を得ること
ができ、開閉弁50を開いて方向切換弁46を切
換えることにより、両シリンダ32,33のボト
ム側へ給油することができる。
なお、本考案は両シリンダ32,33のロツド
側とボトム側を上記実施例と逆にしても実施可能
である。
以上の様に、本考案によれば車軸を伸縮させる
作業車において車軸の伸縮作業を容易に行えると
ともに、かじ取性能も良好な油圧かじ取装置が提
供されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す平面図、第2図は本考案
の実施例を示す断面図、第3図は油圧シリンダの
油圧回路図である。 21……アウタボツクス、22,23……イン
ナボツクス、24,25……ナツクルアーム、2
6,27……かじ取輪、28,29……タイロツ
ド、30,31……リンク、32,33……油圧
シリンダ、46……方向切換弁、50……開閉
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームを構成するアウタボツクス内に左右一
    対のインナボツクスを摺動自在に嵌合し、左右そ
    れぞれのかじ取輪が取付けられた一対のナツクル
    アームを各インナボツクスの外端部に揺動自在に
    枢支し、一対のタイロツドの一端を各ナツクルア
    ームに枢着し、各インナボツクスに枢支された一
    対のリンクの先端を前記各タイロツドの他端に枢
    着し、各リンクと各インナボツクス間に一対の油
    圧シリンダをそれぞれ枢支し、前記両油圧シリン
    ダのロツド(ボトム)側をそれぞれ方向切換弁と
    連結し、両シリンダのボトム(ロツド)側間を連
    結し、前記シリンダと方向切換弁を連結する管路
    の一方と前記両シリンダ間を連結する管路との間
    を開閉弁を介して連結したことを特徴とする油圧
    かじ取装置。
JP2121283U 1983-02-15 1983-02-15 油圧かじ取装置 Granted JPS59126772U (ja)

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JP2121283U JPS59126772U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 油圧かじ取装置

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JP2121283U JPS59126772U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 油圧かじ取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59126772U JPS59126772U (ja) 1984-08-25
JPH0245108Y2 true JPH0245108Y2 (ja) 1990-11-29

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ID=30152341

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0615338B2 (ja) * 1987-12-10 1994-03-02 株式会社クボタ 車輌のパワーステアリング装置
JP2509650Y2 (ja) * 1990-05-29 1996-09-04 セイレイ工業株式会社 トレッド調節機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59126772U (ja) 1984-08-25

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