JPH0244955A - ディジタル通信網交換システムのパス設定方法 - Google Patents

ディジタル通信網交換システムのパス設定方法

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JPH0244955A
JPH0244955A JP63195835A JP19583588A JPH0244955A JP H0244955 A JPH0244955 A JP H0244955A JP 63195835 A JP63195835 A JP 63195835A JP 19583588 A JP19583588 A JP 19583588A JP H0244955 A JPH0244955 A JP H0244955A
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鹿野 隆
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル通信網交換システムのパス設定方
式に関し、特にディジタル通信網(以下、l5DN)を
収容するビジネスホンやPBX等の交換システムにおい
て1通信料金が最低となるようにパスの設定・切り替え
を行うパス設定方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、データ伝送は既存のアナログ電話網を利用するこ
とにより行っていた。しかし、アナログ伝送路は本来、
音声信号の伝送を目的として設計されたものであって、
減衰ひずみや遅延ひずみ等の種々のひずみを受けるため
、伝送容量を大きくとることは難かしかった。
一方、ディジタル伝送はアナログ伝送に比べて数倍から
士数倍の伝送容量を有するので、非常に経済性が高いと
ともに、伝送品質の点でも大幅な向上を期待できる。そ
して、長距離ディジタル伝送路の導入や、各種のディジ
タル技術と部品技術の急速な進歩により、ディジタルデ
ータ網の実現が可能となった。さらに、回線交換方式お
よびパケット交換方式等のディジタルデータ交換方式を
ディジタルデータ伝送方式に結合することにより、デー
タ交換サービスの提供が可能となった。
CCITTでは、64 Kbit/sのBチャネルと、
その6倍の回線束を有するH0チャネル、Bチャネルの
24倍の回線束を有するH1チャネルおよび制御信号用
のDチャネルの使用が勧告されている。
なお、ディジタル通信網については、例えば、副島俊雄
著、(r新・データ伝送システム」昭和57年8月31
日、産業図書(株)発行の165〜206真に記載され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のアナログ網を収容する交換システムでは、次のよ
うな課題があった。
(i)交換システム相互間での利用回線数を管理するこ
とはできるが、回線の中で利用できる信号が4 K H
z以内のアナログ信号に限られているため1個々の通信
ごとに回線が必要となる。従って、第一種電気通信事業
者が設定した料金に従って、通信ごとに料金が決定され
てしまう。
(i)ビジネスホン、PBXまたは単体装置として実現
される最小通話料設定方式としては、LCR(L is
t  Cost  Routing)機能がある。LC
R機能とは、予め設定した通話時間により、かつ発信前
の対地別により、回線種別(NTT、DDI、JT、T
WJ等)を選定することで想定される最小の通話料とな
り得るパスを提供する方式である。
しかし、実際には、通話時間によって、最小通話料とな
る回線種別にはならない場合もある。
(川)トラヒックが多い特定対地間では、交換システム
間で専用線を設定して、発信番号によるパス設定ルーチ
ングにより、通信料の低減を図る方法もある。しかし、
専用線は、トラヒックの有無に関係なく一定の料金とな
るため、ある程度、料金は安くなるが、例えば夜間等で
は全く利用しない時も料金は同じになるという問題もあ
る。
次に、ISDN(Integrated  5ervj
ces  Digital  N etwork)を収
容するビジネスホンやPBX等の装置においては、H,
チャネル、H□チャネルのBチャネル単位による分割利
用により、通信料の低減を図る方法が考えられる。しか
し、この方法にも、次のような課題がある。
(イ)ISDNにおけるH。チャネル、H1チャネルの
Bチャネル単位による分割利用は、Ho チャネル、H
エチャネル単位に対地が限定されるため、Hoチャネル
、H1チャネルを分割したBチャネルを極力多く利用し
た方が、不使用回線が少ないため料金面からは有利であ
るが、H,チャネル、H□チャネルを設定する前に、料
金上で有利となるか否かを判断する必要がある。(ロ)
Bチャネルの6倍よりはH。チャネルの方が料金が安く
、またBチャネルの24倍よりH1チャネルの方が料金
が安いとともに、Bチャネル単位のトラヒックは時間に
従って変化するため、Hoチャネル、H1チャネルの設
定を行う前に、料金上で有利となるか否かを判断するこ
とが困難である。
また、仮にトラヒックが多いと思って、H,チャネル、
H□チャネルを設定し、途中までは有利であっても、B
チャネル単位のトラヒックが少なくなると、逆に料金が
高くなることもある。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、常時
、交換システム相互間で最小の通信料となるパスを確実
に設定することができるディジタル通信網交換システム
のパス設定方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によるディジタル通信
網交換システムのパス設定方式は、ディジタル通信網を
収容し、ディジタル信号を交換するスイッチング手段と
該スイッチング手段のスイッチの開閉を制御する制御手
段を備えた交換システムにおいて、上記制御手段に、発
信および着信による対地別Bチャネルの使用パス数を管
理するテーブルを備え、該テーブルから交換システム間
の使用Bチャネル数を算出し、次にBチャネルとH0チ
ャネルとH□チャネルを使用した場合の通信料金を比較
し、交換システム相互間で最小料金となるパスを決定し
て、HoチャネルとH□チャネルをBチャネルにより分
割することにより、網手順に従って上記決定されたチャ
ネルでパスを設定することに特徴がある。また、上記B
チャネルとHoチャネルとH□チャネルを使用した場合
の通信料金の比較を、通信の途中で行い、使用中パスと
異なるパス種別が最小料金となることに決定したときに
は、相手方交換システムに切替え実行を要求して、使用
中パスと新たに設定するパスの並行接続を行い、次に使
用中パスを切断して、パスの切替えを完了することにも
特徴がある。
〔作  用〕
本発明においては、パスの設定方法として、工SDNが
次の(a)(b)の特質を備えていることに着目してい
る。すなわち、(a)Hoチャネルの通信料がBチャネ
ルの6倍、H1チャネルの通信料がBチャネルの24倍
よりも通常安く提供できる。
(b)H,チャネルはBX6チヤネル、1■1チヤネル
はBX24チャネルとして、チャネルの分割利用が可能
である。これらの特質を利用して、次の■〜■の方法を
採用している。
すなわち、■Bチャネル単位に、交換システム相互間の
使用中パスの数を管理する。■交換システム相互間ごと
に、BチャネルとH。チャネルまたはHエチャネルを設
定した場合の通信料を比較し、B、H,、Hlのチャネ
ルを選択する。■H0HoチャネルはHエチャネルまた
はBチャネルを設定し、H,チャネル、Hiチャネルの
Bチャネル単位の分割割り付けを行う。■使用中、Bチ
ャネルをH6またはH□チャネルへ、または使用中H0
チャネルをH□チャネルへ、それぞれ切り替える。
■常時、Ho、H1チャネルの分割チャネルも含め、B
チャネル単位のパス数管理を行い、上記■〜■を繰り返
す。
上述の方法を実行することにより、常時かつ確実に最小
通信料となるパスを提供することができる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すディジタル通信網交
換システムのブロック図である。
第1図の交換システムは、l5DNを収容して、Hoチ
ャネル、H□チャネルのチャネル分割により、最小の通
信料設定を実行する。
第1図において、10は交換システム、11゜12.1
3はD S U(Digital  5ervice 
 Unit:加入者側ユニット)、14〜19は端末、
101〜103は24B用または23B+D用回路、1
04は時分割スイッチ、108〜110は2B+D用回
路、105はCPU、106はROM、107はRAM
である。
=8− 端末14〜19から発信があると、これをCPU105
で検出し、時分割スイッチ104を駆動してDSU11
〜13側の14B用回路101゜102または23B+
D用回路103のうちの空きBチャネルを探して、網側
(図面の左側)に発信接続を行う。また、網側からの着
信は、24. B用回路101,102または23B+
D用回路103を通じて着信処理が行われる。これによ
り1通常の交換接続が行われる。
交換接続の制御を行うCPU105、およびこ(7)C
PU105に接続されているRoM106とRAM 1
07には、第2図以下に示すH0チャネル、Hiチャネ
ル分割による最小通信料設定を実現するための制御ロジ
ックが組み込まれている。
本発明の方式を実行するためには、第1図に示す交換シ
ステムが通信すべき対地にあり、複数の交換システム間
でのBチャネル単位での通信を実行するとともに、第2
図〜第4図に示す制御動作を実行する。
(i)複数交換システム相互間の使用Bチャネルの管理 第2図は、本発明における交換システム相互間の使用B
チャネル数管理テーブルを示す図である。
第2図(a)はINSネットにより交換システムA、B
、Cが接続されている状態を示す図であり、第2図(b
)は交換システム相互間の使用Bチャネル数管理テーブ
ルの図である。
第2図(b)に示すように、交換システムA−B間の使
用Bチャネル数は、交換システムAから発信し、交換シ
ステムBに着信する場合の18Bと、交換システムBか
ら発信し、交換システムAに着信する場合の3Bとを加
えて、18B+3B=21Bとなる。同じようにして、
交換システム8〜0間の使用Bチャネル数は、4B+6
B=10Bとなる。また、交換システムA−C間の使用
Bチャネル数は、6B+7B=14Bである。
このようにして、A、B、Cの3地点に交換システムが
設置された場合には、各3システムとも、A、B、C間
の相互通信をマトリクステーブルを参照しながら常時監
視する。H,チャネル、H1チャネルを利用している場
合については、そのチャネル内分割を行って使用してい
るBチャネルをマトリクステーブル内に記憶する。
次に、その7トリクステーブルから交換システム相互間
(A−B、 A−C,B−C)の使用Bチャネル数を算
出する。
なおA、B、Cの3つの交換システムは、上記チャネル
の管理をDチャネルのパケット通信により相互にやりと
りを行っても、自分のシステムの接続情報のみから行っ
ても、いずれの場合も、料金比較処理には差し支えなく
、得られる結果は同一となる。
(ii)交換システム相互間の使用チャネル数による料
金比較と使用パス決定 第3図は、本発明による料金比較判断と使用パス決定処
理のフローチャートである。
本発明においては、第3図に示すように、交換システム
相互間の使用Bチャネル数(a)を用い、Bチャネルと
H。チャネル、■(1チヤネルの料金比較により、最小
通信料となるBチャネル、Ho チャネル、およびH1
チャネルのいずれかを選定する。すなわち、第2図のテ
ーブルより交換システム相互間使用Bチャネル数=aを
決定しくステップ31)、Hoパス料金比較を行う、っ
まりH。チャネル料金<(Bチャネル料金Xa)である
か否かを判別して(ステップ32)、もし上式が成立す
れば、H□パス料金比較を行う、つまりHエチャネル料
金<(Bチャネル料金Xa)であるか否かを判別して(
ステップ34)、もし上式が成立すれば、H1チャネル
を使用する(ステップ36)。また、ステップ32の式
が不成立であれば、Bチャネルを使用する(ステップ3
3)。また、ステップ34の式が不成立であれば、Ho
 チャネルを使用する(ステップ35)。
(m)使用チャネルの切替え 第4図は、本発明によるHエチャネル等への切替え手順
を示すシーケンスチャートである。
先ず、■第3図で決定したチャネルにより、使用パスを
決定する。次に、■交換システムA、 8間の制御情報
のやりとりは、Dチャネルを使用したパケット通信によ
り行い、最初に切替え要求を行う。■これにより、交換
システムBは切替え準備開始を行う。■次に、交換シス
テムAは、Dチャネルを使用したパケット通信により、
パス種別(B、 Ho、 H,)、パス数、発ID、サ
ブアドレス使用予定、使用Bチャネル数を要求・応答手
順により伝達する。■これにより、交換システムBはこ
れらの内容を記憶する。次に、■網手順に従って、B、
Ho、Hエチャネルパスの設定を、サブアドレスの確認
・照合を行いながら実行する。次に。
■切替え実行の要求を行う場合には、要求信号を送る。
■これにより、交換システムBは切替え実施の準備を行
う。■交換システムA、Bは、瞬断を防止するために、
使用中パスと設定したパスの並行接続を行い、[相]使
用していたパスを切断して、切替えを完了する。これは
、交換システムAから使用中パス切断要求を伝達するこ
とにより、交換システムBが切断を開始し、交換システ
ムAが切断を実行することにより、当初使用していたパ
スを網手順に従って切断完了する。
以」二の手順(i )(ii )(iii )を常時行
うことにより、使用Bチャネル数が変化しても、その時
点での最小通信料パスを確実に設定することができる。
本発明は第1図に示すように、l5DNにおいて、1次
群インタフェース(23B+D、24. B/D)を収
容し、8点(内線側)に各種インタフェース(2B+D
、アナログ電話インタフェース等)を提供する装置に対
しても適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、使用中のBチャ
ネル数がどのように変化しても、その変化したBチャネ
ル数により、常に最小通信料となるチャネルを決定し、
そのパスを設定または切り替えることができるので、通
信料が確実に最小となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すディジタル通信網交換
システムのブロック図、第2図は本発明による交換シス
テム相互間の使用Bチャネル数管理テーブルを示す図、
第3図は本発明による料金比較判断およびパス決定処理
のフローチャー1・、第4図は本発明によるH8.H□
チャネル等への切替え手順を示すシーケンスチャーl−
である。 10:交換システム、11〜13:DSU(加入者ユニ
ット)、14〜19:端末、1.01〜103:24B
用と238+D用の回路、104:T−8W(時分割ス
イッチ)、108〜110:2B+D用回路、105:
CPU、106:ROM、107 : RAM。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 磯 村 雅 俊

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル通信網を収容し、ディジタル信号を交
    換するスイッチング手段と該スイッチング手段のスイッ
    チの開閉を制御する制御手段を備えた交換システムにお
    いて、上記制御手段に、発信および着信による対地別B
    チャネルの使用パス数を管理するテーブルを備え、該テ
    ーブルから交換システム間の使用Bチャネル数を算出し
    、次にBチャネルとH_0チャネルとH_1チャネルを
    使用した場合の通信料金を比較し、交換システム相互間
    で最小料金となるパスを決定して、H_0チャネルとH
    _1チャネルをBチャネルにより分割することにより、
    網手順に従って上記決定されたパスを設定することを特
    徴とするディジタル通信網交換システムのパス設定方式
  2. (2)上記BチャネルとH_0チャネルとH_1チャネ
    ルを使用した場合の通信料金の比較を、通信の途中で行
    い、使用中パスと異なるパス種別が最小料金となること
    が判断されたときには、相手方交換システムに切替え実
    行を要求して、使用中パスと新たに設定するパスの並行
    接続を行い、次に使用中パスを切断して、パスの切替え
    を完了することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のディジタル通信網交換システムのパス設定方式。
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