JPH0244948B2 - - Google Patents

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JPH0244948B2
JPH0244948B2 JP63107469A JP10746988A JPH0244948B2 JP H0244948 B2 JPH0244948 B2 JP H0244948B2 JP 63107469 A JP63107469 A JP 63107469A JP 10746988 A JP10746988 A JP 10746988A JP H0244948 B2 JPH0244948 B2 JP H0244948B2
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crystal growth
slurry
weight
carbonate
sodium
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JP63107469A
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JPS63282371A (ja
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Rojaasu Kenyon Ian
Jon Ratsuseru Piitaa
Teiraa Toomasu
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Unilever NV
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Unilever NV
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Publication of JPH0244948B2 publication Critical patent/JPH0244948B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/10Carbonates ; Bicarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/40Monoamines or polyamines; Salts thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野] 本発明は良好な洗浄特性を有し、かつ洗濯サイ
クルにおいて織物、編物等の繊維を柔軟化する作
用を有するアミン類を含有する洗剤組成物に係わ
る。 [背景と先行技術] 同一の洗濯液で繊維の清浄化と柔軟化を同時に
行なえる洗剤組成物については、GB1514276,
EP120528BおよびEP173398A(Unilever)に記載
されている。これらの特許明細書に記載される洗
剤組成物は、洗濯サイクルにおける柔軟化を行な
う水不溶性の長鎖アミン、好適には第三アミンを
含有するものである。噴霧乾燥した粉末洗剤を製
造する際、所望であればこれらのアミン類を噴霧
乾燥用スラリーの中に含ませることもできるが、
この処理方法では噴霧塔が高温のため、これがア
ミン類の分解を生じて製品の品質に悪影響を及ぼ
す場合があるため、好ましい方法ではない。噴霧
乾燥した粉末洗剤に水不溶性の繊維柔軟化アミン
類を添加するのに好ましい方法は、アミン類を溶
融させるか溶剤に溶かして液化した後、この溶融
液または溶液を噴霧乾燥したベース粉末(base
powder)に直接噴霧するか、あるいは適当なキ
ヤリヤー材料に噴霧した後にこれを噴霧乾燥した
基材粉末とドライブレンドする方法である。これ
までこの目的のキヤリヤー材料として使用されて
来たのは過硼酸ナトリウム一水化物である。この
物質が選択されたのは、良質の水溶性多孔質キヤ
リヤーであることと、噴霧乾燥に適さないために
噴霧乾燥基材粉末とドライブレンドされるのが常
である、重質洗剤粉末の標準成分となつているた
めであり、このようなキヤリヤー材料を用いるこ
とによつて処理分解を最小限にとどめながらアミ
ン類を混和するルートを得ることができる。洗剤
粉末に添加する過硼酸ナトリウムを一水化物と第
三アミンのプレミツクスが市販されている。この
プレミツクスはアミンの運搬性(delivery)に優
れており良好な柔軟化特性を有する反面、過硼酸
ナトリウム一水化物の持つ強力な酸化作用のため
に貯蔵および取扱いに危険が伴うという大きな欠
点がある。過硼酸ナトリウム四水化物ではキヤリ
ヤー材料として使用するには多孔性および水溶性
が不足である。 CA1186458(Bristol−Myers)は洗剤粉末に混
和する粒状の繊維柔軟化組成物を開示している。
この組成物は、粒径420μm未満の第一、第二また
は第三アミン等の粒状窒素含有化合物とホウ砂ま
たはセスキ炭酸ナトリウム等の不活性アジユバン
トとを含んで成る。アミン類は通常は粒状物質で
はなく、繊維柔軟化用に適するアミン類は周囲温
度において液体またまは低融点のろう質固体の形
態をとるため、CA1186458の組成物を得るために
はこれを細かい粒状形態に変換する必要がある。
不活性アジユバントは担体としてよりも希釈剤と
して作用することも明らかである。 1987年5月13日に公開されたEP221776A
(Unilever)は、洗剤組成物の液体成分を担持す
るのに適する新規の多孔質物質について開示して
いる。このような物質の1つである結晶成長変異
形バーカイト(crystal−growth−modified
Burkeitc)は、炭酸ナトリウムと硫酸ナトリウ
ムを適当な割合で含有するスラリーを乾燥(好適
には噴霧乾燥)させて製造するが、この時結晶成
長変異剤(a crystal growth modifier)を炭
酸ナトリウムと同時かこれより早くスラリーに添
加することにより複塩バーカイトの結晶成長に影
響を与える。結晶成長変異形バーカイトの特徴
は、液体洗剤成分を取り込む能力が大きいことに
ある。 本発明者らは、この結晶成長変異形バーカイト
とそれに関連する炭酸塩ベースの塩(carbonate
−based salt)を液体またはろう質の繊維柔軟化
アミン類の不活性キヤリヤとして無害に使用でき
ることを発見した。意外にも、バーカイトとアミ
ンのプレミツクスは同量のアミンを含有する過硼
酸ナトリウム一水化物とアミンのプレミツクスに
比較して柔軟化効率が高いことも分かつた。 [発明の概要] 第一局面として本発明が提供する洗濯において
編織布を柔軟化する組成物は、 (a) 繊維の柔軟化作用を有する5〜30重量%の第
一、第二または第三アミンが、 (b) 多孔質の結晶成長変異形炭酸ベースの塩(a
porous crystal−growth−modified
carbonate−based salt)を含んで成る70〜95
重量%の粒状キヤリヤに吸着されて成る。 便宜上、この組成物を以下本発明のプレミツク
スと称することにする。 第二局面として本発明が提供する本発明プレミ
ツクスの製造方法は、 (i) 炭酸ナトリウムおよび分子中に少なくとも3
個のカルボキシル基を有する有機物質である結
晶成長変異剤の有効量を含んで成る水性スラリ
ーを製造する際、前記結晶成長変異剤をスラリ
ー中に炭酸ナトリウムと同時またはそれより前
に混和して製造する段階と、 (ii) 前記水性スラリーを乾燥して多孔質の結晶成
長変異形炭酸塩ベースのキヤリヤ塩を含んで成
る粒状固体を形成する段階と、 (iii) 前記段階(ii)で得られた粒状固体を繊維柔軟化
作用を有する第一、第二または第三アミンで処
理する段階とを含んで成る。 本発明の第三局面は繊維の清浄化および柔軟化
を行なう粒状洗剤組成物であつて、これは1種ま
たはそれ以上の陰イオン界面活性剤および/また
は非イオン界面活性剤と、繊維柔軟化作用を有す
る0.5〜15重量%の第一、第二または第三アミン
とを含んで成り、前記アミンが多孔質結晶成長変
異形炭酸塩ベースの塩を含んで成る粒状キヤリヤ
上に、前記アミンと前記粒状キヤリヤとの総重量
に対して5〜30重量%のアミンが70〜95重量%の
粒状キヤリヤ上に吸着された量で吸着されてい
る。 [発明の詳細な説明] 本発明は、洗剤組成物に混和する繊維柔軟化用
プレミツクスと、該プレミツクスの製造方法と、
該プレミツクスを含有する洗剤組成物に係る。本
発明のプレミツクスは2種の必須成分として、繊
維柔軟化アミンと、多孔質の結晶成長変異形炭酸
塩ベースの塩を含む粒状キヤリヤ材料とを含有す
る。 繊維柔軟化アミン 繊維柔軟化アミンとしては第一、第二または第
三アミンを用いることができるが、第三アミンが
好ましい。 本発明で使用される好ましい第三アミンは、広
義には一般式()で表される物質である。 上記式中、Rは炭素原子を1〜6個有するアル
キル基を表し、R1とR2は相互に同一でも相違し
ても良いがそれぞれ炭素原子を10〜26個有する飽
和または不飽和の置換形または非置換形脂肪族基
またはアリール化脂肪族基を表す。好ましくは、
R1とR2の各々が線状または実質的に線状である
C10〜C26アルキル基またはアルケニル基を表す。 好適な物質として次のものを挙げることができ
る:ジデシルメチルアミン、ジラウリルメチルア
ミン、ジミリスチルメチルアミン、ジセチルメチ
ルアミン、ジステアリルメチルアミン、ジアラカ
ジル(diarachadyl)メチルアミン、ジベヘニル
メチルアミン、アラカジルベヘニルメチルアミ
ン、またはジ(混合アラカジル/ベヘニル)メチ
ルアミン、ジココ(di coco)メチルアミン、ジ
タロウ(di tallow)メチルアミン、ジ(硬化タ
ロウ)メチルアミン、並びに対応するエチルアミ
ン類、プロピルアミン類及びブチルアミン類。中
でも特に好適とされるのがジ(硬化タロウ)メチ
ルアミンであり、これはAkzo NVからArmeen
(商標)M2HTとして、Hoechst AGから
Genamin(商標)SH301として、及びCECA
CompanyからNoram(商標)M2SHとして市販
されている。 有効な柔軟化特性を有する第三アミンとしてこ
の他に短鎖置換基Rがベンジル基、ヒドロキシメ
チル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピ
ル基、アリル基または2−シアノエチル基である
式()のアミン類がある。その中でもジ(硬化
タロウ)ベンジルアミンとジ(硬化タロウ)アリ
ルアミンが好ましい。 本発明では第一および第二アミン類も使用する
ことができるが、第三アミンに比べて有効性が低
いのが普通である。これらの第一および第二アミ
ンは一般式()で表わすことができる。 R3R4NH () 上記式中、R3は先にR1およびR2に関して定義
したのと同じC10〜C26の基であり、R4はR3と同
じくC10〜C26の基か、あるいは上でRに関して定
義したのと同じ短鎖基か、あるいは水素原子であ
る。 これらのアミン類は周囲温度で液体またはろう
質固体であり、粒状洗剤組成物に混和するために
は固体のキヤリヤが必要になる。例えばジココメ
チルアミンは室温で液体であり、ジ(硬化タロ
ウ)メチルアミンは30℃で溶融する。第一および
第二アミンは62℃またはそれ以下の融点を有する
ろう質固体であるのが普通である。 粒状キヤリア材料 本発明によると、繊維柔軟化アミンは多孔質の
結晶成長変異形炭酸塩ベースのキヤリヤ塩を含む
かあるいは好適には実質上全体がこれから成る粒
状キヤリヤ材料に吸着されている。これらの塩に
ついては前述のEP221776A(Unilever)および本
出願人の同日出願の同時係属出願(英国特許出願
第8710290号および第8710291号)に記載されてい
る。 特に有用とされるのが次に挙げる3種類の多孔
質の炭酸塩ベースの結晶成長変異形塩類である。
すなわち、主として一水化物の形をとるがいくら
か無水物を含む炭酸ナトリウム自体と、式
Na2CO3・NaHCO3・2H2Oで表わされる炭酸
塩/重炭酸塩の水和複塩であるセスキ炭酸ナトリ
ウムと、式2Na2SO4・Na2CO3で表わされる炭酸
塩/硫酸塩の無水複塩であるバーカイトの3種で
ある。 これら3種類の塩は全て、炭酸ナトリウムおよ
び所望により存在させる硫酸ナトリウムおよび/
または重炭酸ナトリウムと同時かそれより前に添
加した結晶成長変異剤を含有するスラリーを乾燥
して製造した場合、結晶成長の変異(crystal
growth modification)を示す。結晶成長変異し
た材料の特徴は、小型の針状結晶の中に微小気孔
が散在していることにあり、液体洗剤成分のキヤ
リヤとして極めて有用である。 炭酸ナトリウムと硫酸ナトリウムの複塩である
バーカイトを使用することが本発明の特に好適な
実施態様である。この材料は微小な結晶(約
10μm)を形成するが、通常のブロツク状の結晶
形態ではこれらの結晶が稠密な凝結体となつて充
填しており、液体に対する吸収力が低い。前述の
EP221776Aの中で説明されているように、スラ
リー製造工程の特定段階で低濃度のポリカルボキ
シレート材料を添加することによつて、スラリー
中のバーカイトをより望ましい針状結晶形態に変
換することができる。結晶成長変異した噴霧乾燥
バーカイトは小型の針状結晶を含有する。水銀多
孔度測定法によると、微小の(<3.5μm)気孔が
高度に散在していることが分かる。この材料は結
晶形態を変更したことと結晶充填がより稠密度を
低くして結晶成長変異剤を含まない場合に比べて
粒子の多孔度を大きくしたこととの直接の結果と
して、かなりな量の液体有機質洗剤成分を吸収し
て保持することができる。変異した結晶構造は光
学顕微鏡または電子顕微鏡による検査で確認する
ことができる。 結晶成長変異形塩の製造はスラリーの乾燥によ
つて行なう。この時好適とされる乾燥方法は噴霧
乾燥である。スラリーはその必須成分として、炭
酸ナトリウムと水とポリカルボキシレート結晶成
長変異剤とを含有する。所望の多孔質キヤリヤ塩
により、硫酸ナトリウムおよび/または重炭酸ナ
トリウムを選択的に含有させることもできる。後
に説明するようにその他の微量物質を含ませるこ
ともできる。 炭酸キヤリヤ塩の結晶成長に影響を与えるため
には、ポリカルボキシレート結晶成長変異剤を充
分に早い段階でスラリーに入れておくことが必要
である。従つて炭酸ナトリウムの添加時期と同時
またはそれより前に結晶成長変異剤をスラリーに
混和しなければならない。硫酸ナトリウムおよ
び/または重炭酸ナトリウムが含まれる場合、炭
酸ナトリウムおよびその他の塩の添加と同時また
はそれより前に結晶成長変異剤を混和するのが好
ましい。 バツチ式スラリー製造の場合、各種成分を適当
な順序で添加するように手配するのに何らの問題
もない。連続式スラリー製造工程においては、全
成分を実質的に同時に添加するが、一旦始動時期
を過ぎると無機塩はその後は実際上は結晶成長変
異剤を含有するスラリーと常に遭遇することにな
る。 炭酸塩スラリーの製造に使用する水は比較的軟
性のものが好適である。硬度15度(フランス式)
を超えない水を使用するのが望ましい。 炭酸塩スラリーに用いる炭酸ナトリウムはどの
ような種類のものでも良い。合成軽(light)ソ
ーダ灰が特に好適であることが判明している。天
然の重(heavy)ソーダ灰はまずまずであるが、
合成粒状ソーダ灰は原料として最も望ましくない
ものである。硫酸ナトリウムについては、カルシ
ウムやマグネシウムの塩類のような他の塩類によ
る汚染がひどくないことを条件として全てのグレ
ードのものが本発明での使用に適する。 キヤリヤ塩がバーカイトの場合、スラリーにお
けるその生成の程度は炭酸ナトリウムと硫酸ナト
リウムの含有比率によつて決まることはもちろん
である。得られる噴霧乾燥材料に有効な程度の多
孔度を持たせるためには、この比率を少なくとも
0.03:1(重量比)にする必要があり、好適には
少なくとも0.1:1、さらに好適には少なくとも
0.37:1である。この最後の数字はバーカイト生
成上の理論比を表すものである。従つてできるだ
け多量の硫酸ナトリウムがバーカイトの形態で存
在することが好ましいと言える。余分の炭酸ナト
リウムが存在すると、それ自体結晶成長変異形態
をとることになる。 セスキ炭酸ナトリウム生成上の理論重量比(炭
酸ナトリウム:重炭酸ナトリウム)は1.26:1で
ある。噴霧乾燥中にセスキ炭酸塩がある程度脱水
されて重炭酸塩と炭酸塩が生成され、また重炭酸
塩がある程度分解して炭酸塩になる。さらにスラ
リーにおける結晶化が必ずしも完全でないため、
セスキ炭酸塩の収率が理論値の50%程度と低くと
どまることがある。セスキ炭酸塩スラリーの製造
に使用する炭酸ナトリウム対重炭酸ナトリウムの
重量比を1.5:1〜1:1の範囲内にすることが
好ましい。 バーカイトスラリーに塩を添加する際の好まし
い順序としては、炭酸ナトリウムより前に硫酸ナ
トリウムを添加する。この順序とした場合、バー
カイトの収率が高くなることが判明した。また、
こうして生成したバーカイトは、有効多孔度が高
くなるようである。この好適な方法では、結晶成
長変異剤のスラリーへの添加を、両塩類より前
か、あるいは硫酸ナトリウム添加後かつ炭酸ナト
リウム添加前に行なう必要がある。 結晶成長変異したセスキ炭酸ナトリウムを使用
する場合にも同じことが言える。 ポリカルボキシレート結晶成長変異剤は分子中
に少なくとも3個のカルボキシル基を含む有機物
質であるが、本発明者らの得た知見では、この物
質をこれ以上純粋に構造的用語で定義することは
不可能である。また、どの程度必要であるかを予
見することも難しい。しかし、分子中に3個また
はそれ以上のカルボキシル基を有し、炭酸ナトリ
ウムと硫酸ナトリウムを少なくとも0.03:1の重
量比で連続的にあるいは同時に添加したスラリー
の中にこの物質を適当な濃度で混和すると、水銀
多孔度測定法で測定した場合の気孔径分布とし
て、3.5μm未満の気孔が粉末1Kgあたり少なくと
も300cm3存在する粉末が乾燥時に生成する有機物
質として、バーカイトの結晶成長変異に関しての
機能的な定義を行なうことは可能である。 水銀多孔度測定法という公認された方法で測定
して求められるこのような多孔度の数値は、非イ
オン界面活性剤のような液体洗剤成分を吸収し保
持する能力と高い相関関係にあることが判明し
た。 気孔径分布に基いて結晶成長変異剤を選択する
ためには、硫酸ナトリウムと炭酸ナトリウムと当
該結晶成長変異剤と水のみを含有する単純なスラ
リーを使用することが必要である。その他の物質
が存在すると、多孔度に影響するためである。こ
のモデルシステムを用いて、これより複雑な、他
の物質も含むスラリーに使用する結晶成長変異
剤、および/または炭酸ナトリウム自体やセスキ
炭酸ナトリウム等の他の炭酸塩類の結晶成長の変
異に使用する結晶成長変異剤を選択することがで
きる。 上でも示唆したように、本発明で使用する炭酸
塩スラリーは少量の他成分を含有する方が有利で
あることもある。例えば少量の陰イオン界面活性
剤は粉末の多孔度を増すと共にスラリーを安定化
する働きがある。少量の非イオン界面活性剤はス
ラリーのポンプ汲み出し可能性を良くし、霧化を
助ける。また、珪酸ナトリウムはキヤリヤ物質の
脆砕性を低減して取扱い性を良くする働きをす
る。 結晶成長変異剤はポリカルボキシレートであ
る。例えばエチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリ
ロ三酢酸およびくえん酸の塩類のような単量体ポ
リカルボキシレートも使用することができるが、
炭酸ナトリウムと所望により含まれる硫酸ナトリ
ウムおよび/または重炭酸ナトリウムとの総量に
対して例えば5〜10重量%とかなり高い濃度が必
要である。本発明で使用するのに好適なポリカル
ボキシレート結晶成長変異剤は重合体ポリカルボ
キシレートである。炭酸ナトリウムと所望により
含まれる硫酸ナトリウムおよび/または重炭酸ナ
トリウムとの総量に対して0.1〜20重量%、好ま
しくは0.2〜5重量%の使用量で普通は十分であ
る。 ポリカルボキシレート結晶成長変異剤の好適な
分子量は少なくとも、1000であり、1000〜300000
が有利であり、1000〜250000が特に有利である。
分子量3000〜100000の範囲、特に3500〜70000の
範囲、さらに好適には10000〜70000の範囲のポリ
カルボキシレート結晶成長変異剤を炭酸塩スラリ
ーに含ませた場合、特に優れた動的流量を有する
キヤリヤ塩を製造することができる。ここに挙げ
た分子量は全て、製造業者から提供されたもので
ある。 好適な結晶成長変異剤はアクリル酸またはマレ
イン酸の単独重合体および共重合体である。特に
有利なのがポリアクリレート、アクリル酸/マレ
イン酸共重合体、アクリルホスフイネートであ
る。 単独または併用して用いることのできる適当な
重合体として下記のものを挙げることができる: ポリアクリル酸ナトリウムのようなポリアクリ
ル酸の塩類。例えば、Allied Colloids製、平均
分子量3500,27000,70000のVersicol(商標)
E5,E7,E9;National Adhesives and Resins
Ltd製、平均分子量がそれぞれ5000,25000の
Narlex(商標)LD30および34;Rohm&Haas製、
平均分子量1000,2000,4500,60000のAcrysol
(商標)LMW−10,LMW−20,LMW−45,A
−IN;BASF製、平均分子量250000のSokalan
(商標)PAS; エチレン/マレイン酸共重合体。例えば、
Monsanto製、EMA(商標)シリーズ; メチルビニルエーテル/マレイン酸共重合体。
例えば、GAF Corporation製Gantrez(商標)
AN119; アクリル酸/マレイン酸共重合体。例えば、
BASF製Sokalan(商標)CP5;及び アクリルホスフイネート。例えば、National
Adhesives and Resins Ltd製DKW系または
EP182411A(Unilever)に開示されているような
Ciba−Geigy AG製Belsperse(商標)系。 本発明のプレミツクスにおいては所望により2
種類またはそれ以上の結晶成長変異剤の混合物を
用いることもできる。 スラリーは45〜60重量%の水分を含有するのが
普通である。 スラリーの製造条件を選択して変異結晶の収率
を最大化することができる。炭酸ナトリウムとバ
ーカイトのスラリーは比較的高温で、好ましくは
80℃以上で、より好ましくは85〜95℃で製造する
のが最適である。これに対し、セスキ炭酸ナトリ
ウムスラリーは重炭酸ナトリウムの分解を最小限
にとどめるために65℃を超えない温度、好ましく
は50〜60℃で製造するのが最適である。 無水物質である結晶成長変異形バーカイトを含
有するスラリーを乾燥する際、該複塩は乾燥粉末
の中に変化しないまま残る。結晶成長変異形炭酸
ナトリウム一水塩およびセスキ炭酸ナトリウムは
乾燥時に乾燥条件によりいくらかの結晶水を失う
のが普通であるが、このことは多孔度に悪影響を
与えることはなく、実際にはさらに有効多孔度を
増加する場合もある。 本発明で使用する粒状キヤリヤ物質は全部を多
孔質の炭酸塩ベースの塩で構成しても良いが、少
なくとも50重量%を該塩で構成するのが好まし
い。所望塩への変換がスラリー中で不完全になる
可能性もある。特にバーカイトやセスキ炭酸ナト
リウムのような複塩の場合、2種の構成成分であ
る単純塩の比率が正確に理論値でなければ100%
変換が不可能であることは明らかであつて、構成
成分としての塩のいずれかが余分に存在する場合
はありうることである。これも所望により塩を故
意に別のキヤリヤ物質で希釈しても良い。しか
し、好適には粒状キヤリヤ物質のほとんどまたは
実質的に全部を多孔質炭酸塩ベースのキヤリヤ塩
で構成するのが良い。 繊維柔軟化用プレミツクス 本発明の第一局面は、本明細書でプレミツクス
と称する繊維柔軟化用組成物である。このプレミ
ツクスは本質的に70〜95重量%の粒状キヤリヤ物
質に担持された5〜30重量%の繊維柔軟化アミン
から成る。ここにパーセンテイジは、繊維柔軟化
アミンと粒状キヤリヤ物質の重量の和に対するも
のである。所望により、アミンの柔軟化作用また
は洗濯液での運搬性を妨害しないことを条件とし
て少量の他の物質を含ませることもできる。 粒状キヤリヤ物質を繊維柔軟化アミンで処理す
る方法でプレミツクスを製造する。アミンは水不
溶性の物質であり、ほとんどの場合周囲温度でろ
う質固体の形態をとる。好適なプレミツクス製造
方法はアミンを溶融するか溶剤に溶解して液化し
た後これを粒状キヤリヤ物質上に噴霧する方法で
ある。アミンをキヤリヤ物質上に最大限に分散で
きるように噴霧には細いノズルを用いる必要があ
る。粒状キヤリヤ物質を例えば回転式ドラムのよ
うな装置の中で撹拌しながら噴霧を行なつて、噴
霧液に対する粉末面が絶えず変わるようにすると
有利である。また、噴霧ノズルを傾斜させて、粉
末カーテンに侵入する液体がドラム自体の曲面板
上に落下するのではなくさらに別の粉末上に落下
するようにするのが有利である。 プレミツクスに含まれるアミンおよび粒状キヤ
リヤ物質の量は、他の微量に含有される物質の量
を無視してこれら2種の物質の量の和に対してそ
れぞれ10〜25重量%と75〜90重量%の範囲が好適
である。 このプレミツクスはそれ自体でも従来の洗剤組
成物を用いて洗濯を行なう前にデイスペンサを介
して洗濯機に入れるかあるいは汚れた繊維に直接
加えても良い製品として有用である。但し、プレ
ミツクスを粒状の洗剤組成物に混和するのが好適
な実施態様である。 粒状洗剤組成物 本発明のプレミツクスを粒状洗剤組成物に混和
する場合、最終組成物に含まれる繊維柔軟化アミ
ンが0.5〜15重量%、好適には2〜10重量%とな
るようにするのが適当である。この範囲が洗剤組
成物の柔軟化能力と清浄化能力を調和させる上で
最も適当であると思われる。プレミツクスの混和
はドライブレンド法によるのが適当である。 粒状洗剤組成物は従来の洗剤成分の全てまたは
いずれかを含有することができる。通常は1種類
またはそれ以上の陰イオン界面活性剤および/ま
たは非イオン界面活性剤と1種類またはそれ以上
の洗浄ビルダーを含むことになる。 陰イオン界面活性剤については、洗剤関連分野
の当業者には周知となつている。その例として、
アルキルベンゼンスルホン酸塩類、特に平均鎖長
C11〜C13の線状C8〜C15アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム;第一および第二アルコール硫酸
塩類、特にC12〜C15第一アルコール硫酸ナトリウ
ム;オレフインスルホン酸塩類;アルカンスルホ
ン酸塩類;脂肪酸エステルスルホン酸塩類が挙げ
られる。 適当な非イオン界面活性剤としては、第一およ
び第二アルコールエトキシレート類、特にエトキ
シル化C12〜C15第一および第二アルコールが挙げ
られる。 脂肪酸の石けんを1種類またはそれ以上含ませ
ることも望ましい。使用できる石けんとしては、
天然脂肪酸、例えばヤシ油、牛脂、ヒマワリ油、
又は硬化ナタネ油から取れる脂肪酸から誘導され
るナトリウム石けんが好適である。 炭酸塩ベースのキヤリヤ塩に存在する炭酸ナト
リウムは洗浄ビルダーとして作用するが、充分な
ビルデイング効果(adequate building)を与え
られるだけの量で存在しないのが普通である。本
発明の洗剤組成物に含ませるビルダーとして好適
なものに例えばオルト燐酸塩、ピロ燐酸塩、そし
て(最も好適なものとしての)トリポリ塩酸塩等
の燐酸塩類がある。含ませることのできる無燐ビ
ルダーとして、炭酸ナトリウム、結晶質および非
晶質のアルミノ珪酸塩類、石けん、スルホン化脂
肪酸塩類、くえん酸塩類、ニトリロ三酢酸塩類お
よびカルボキシメチルオキシ琥珀酸塩類が挙げら
れるが、これらに限定されれるものではない。例
えばポリアクリレート、アクリル酸/マレイン酸
共重合体、アクリル酸ホスフイネートのようなポ
リカルボキシレート等の重合体ビルダーも、トリ
ポリ燐酸ナトリウムやアルミノ珪酸ナトリウムの
ような他のビルダーの効果を補足するために含ま
せるのが一般的であるが、必ずしもその目的に限
られるわけではない。結晶成長変異剤として先に
挙げた重合体は一般にビルダーとしても有効であ
り、これらの中の何れかを本発明の洗剤組成物に
添加するのも有利である。 この他の含有成分として、アルカリ金属珪酸塩
類、再付着防止剤、こびり付防止剤、蛍光剤等が
挙げられる。 以上に挙げた成分は全てスラリーに混和して噴
霧乾燥することにより粉末を形成することができ
るが、非イオン界面活性剤の中には容認し難い塔
吐出し(tower emission)を生じるものもある。
本発明の洗剤組成物にはまた、スラリー形成や噴
霧乾燥に適さない成分、あるいは噴霧乾燥工程の
妨げとなる成分をも含有させる場合があるが、こ
のような成分は噴霧、ドライブレンド、造粒等の
方法により混入することができる。このような成
分の例として、酵素;漂白剤、漂白先駆物質、又
は漂白活性剤;EP219328A(Unilever)に記載さ
れている硫酸ナトリウムのような無機塩類;また
は本出願人の同時係属出願である1986年4月4日
出願の出願第8608291号並びに1986年4月14日出
願の第8609042号及び第8609043号に記載されてい
る珪酸ナトリウム;起泡抑制剤;香料;染料、着
色ヌードルまたはスペツクル等がある。後添加に
より混和するのが最適とされる成分のこの他の例
については、熟練した洗剤配合業者には自ずと明
らかであろう。 [実施例] 次に非限定的な実施例を挙げながら本発明につ
いて説明することにする。特に断らない限り、部
とパーセントは重量による。 実施例及び 下記の組成でバーカイトスラリーを製造した: ポリアクリル酸ナトリウム (分子量5000) 2.0* 硫酸ナトリウム 67.0 炭酸ナトリウム 25.0 非イオン界面活性剤 2.0 水 114.0 210.0 *硫酸ナトリウム+炭酸ナトリウムに対して
2.2%。 炭酸ナトリウム対硫酸ナトリウムの比率は
0.37:1であつた(理論値)。 上記成分をクラツチヤ(crutcher)に添加する
順序は下記の通りとした:85℃までの水、ポリア
クリル酸ナトリウム(結晶成長変異剤)、硫酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム、非
イオン界面活性剤。 このスラリーを含水量2.5%になるまで噴霧乾
燥することにより、上記の重量部が乾燥したバー
カイトの重量パーセントを示すようにした。 20重量部のジ(硬化タロウ)メチルアミンを溶
融し、溶融アミンを80重量部のバーカイト上に噴
霧することにより、本発明のプレミツクス(プレ
ミツクスX)を製造した。 プレツクスXと同一のアミンを含有し、キヤリ
ヤ物質を過硼酸ナトリウム一水塩とした先行技術
による下記のプレミツクス4種とプレミツクスX
の比較を行なつた:
【表】 の材料である。
噴霧乾燥と後添加により、表1の配合で2種類
の洗剤粉末を製造した。
【表】
【表】 各々の噴霧乾燥したベース粉末に、どの組成物
においても最終アミンレベルが同一になるよう
に、わずかに異なる量のプレミツクスを後添加す
る方法で試験用組成物を作成した。 実施例 (3.8%のアミンを含む粉末)
【表】 実施例 (4.0%のアミンを含む粉末)
【表】 柔軟化実験は、ターゴトメータ
(tergotometer)中40℃で24゜Hの水の中で15分間
洗濯した後、撹拌速度60rpmで2分間ずつ2回す
すぐ方法により実施した。各製品の濃度を5g/
とし、モニタとして糊抜きした新しい布地と予
め手触りを固くした布地を用いた。柔軟さの評価
は本出願人の開発した技術により、手触りの固さ
の特徴である小さな変形を感知する針で布地表面
上を走査して行なつた。その信号出力を18秒間に
亘つて合算し、合計mV読取値として表示した。
この読取値が高いほど布地が固いことになる。有
意性上必要な差は±5mVである。 柔軟性に関する実験結果は下記の通りであつ
た。 実施例
【表】 実施例
【表】 通常そうであるように、糊ぬきした新しい布地
は洗濯時に固くなつたが、既存の柔軟剤ではこれ
に十分に対処することができなかつた。しかし本
発明の組成物XとXはどの比較例の製品と比
べても優れており元の柔軟性をほとんど回復した
と言える。 もう1つの試験用布地は洗濯機で予め固くした
ものであるが、柔軟剤を含まない対照製品Eと
Eを用いた場合でも試験手法によつてある程度
は柔軟化したが、これも通常に生じることであ
る。しかし柔軟剤を含む製品の方が相当優れてお
り、本発明による製品XとXは過硼酸ナトリ
ウム一水塩とアミンのプレミツクスを用いた比較
製品よりさらに相当優れた柔軟化作用を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 洗濯において編織布を柔軟化する組成物であ
    つて、 (a) 繊維の柔軟化作用を有する5〜30重量%の第
    一、第二または第三アミンが、 (b) 多孔質の結晶成長変異形炭酸塩ベースの塩を
    含んで成る70〜95重量%の粒状キヤリヤに吸着
    されて含有されることを特徴とする組成物。 2 前記多孔質の結晶成長変異形炭酸塩ベースの
    塩がバーカイトであることを特徴とする請求項1
    に記載の組成物。 3 請求項1に記載の組成物の製造方法であつ
    て、 (i) 炭酸ナトリウムおよび分子中に少なくとも3
    個のカルボキシル基を有する有機物質である結
    晶成長変異剤の有効量を含んで成る水性スラリ
    ーを製造する際、前記結晶成長変異剤をスラリ
    ー中に炭酸ナトリウムと同時またはそれより前
    に混和して製造する段階と、 (ii) 前記水性スラリーを乾燥して多孔質の結晶成
    長変異形炭酸塩ベースのキヤリヤ塩を含んで成
    る粒状固体を形成する段階と、 (iii) 前記段階(ii)で得た粒状固体を繊維柔軟化作用
    を有する第一、第二または第三アミンで処理す
    る段階、 とを含んで成ることを特徴とする方法。 4 段階(i)において水性スラリーが炭酸ナトリウ
    ムと共に硫酸ナトリウムおよび/または重炭酸ナ
    トリウムを含むことを特徴とする請求項3に記載
    の方法。 5 前記結晶成長変異剤が分子量1000〜300000の
    重合体ポリカルボキシレートであつて、スラリー
    中に含まれる炭酸ナトリウムの量に対して0.1〜
    20重量%でスラリーに含まれていることを特徴と
    する請求項3に記載の方法。 6 前記結晶成長変異剤が分子量1000〜300000の
    重合体ポリカルボキシレートであつて、スラリー
    中に含まれる炭酸ナトリウムと、硫酸ナトリウム
    および/または重炭酸ナトリウムとの総量に対し
    て0.1〜20重量%でスラリーに含まれていること
    を特徴とする請求項4に記載の方法。 7 編織布の清浄化兼柔軟化用の粒状洗剤組成物
    であつて、1種類またはそれ以上の陰イオン界面
    活性剤および/または非イオン界面活性剤と、繊
    維の柔軟化作用を有する0.5〜15重量%の第一、
    第二または第三アミンとを含んで成り、前記アミ
    ンが多孔質結晶成長変異形炭酸塩ベースの塩を含
    んで成る粒状キヤリヤ上に、前記アミンと前記粒
    状キヤリヤとの総重量に対して5〜30重量%のア
    ミンが70〜95重量%の粒状キヤリヤ上に吸着され
    た量で、吸着されていることを特徴とする組成
    物。
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