JPH024486A - ワークの異材選別装置 - Google Patents

ワークの異材選別装置

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Publication number
JPH024486A
JPH024486A JP15337988A JP15337988A JPH024486A JP H024486 A JPH024486 A JP H024486A JP 15337988 A JP15337988 A JP 15337988A JP 15337988 A JP15337988 A JP 15337988A JP H024486 A JPH024486 A JP H024486A
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JP
Japan
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workpiece
plate
work
guide
sorting device
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JP15337988A
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English (en)
Inventor
Takeo Koshiba
小柴 武夫
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス装置その他の加工機械等に送られる材
料であるワークの中から、寸法および材質が不適切なも
のを除去するワークの異材選別装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車エンジンバルブを、熱間搾出法により製造するに
は、耐熱鋼からなる棒材を所定の長さに自動的に切断し
、この切断した短円柱状のワークを成形プレスに送り込
み、加熱及び成形して、ラッパ状のエンジンバルブとす
る。
このワークは、自動供給装置により、成形プレスに連続
的に供給されるため、もしこの中に、寸法や材質が不適
切な異材が混入すると、不良品が発生するとともに、プ
レス機械が故障する原因となる。そのため、プレスへ供
給される直前に、ワークの異材選別を行う必要がある。
このような異材を選別して除去する従来の装置としては
、送られてくるワークを、1個ずつ計測器に掛けて正確
に寸法を計測し、計測値が許容限度を越えるワークを除
去するようにしたものや、ワークの通路の途中に、予め
定めた間隔のゲートを設け、そのゲート間隔より大寸の
ワークの通過を阻止するようにしたもの等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ワークを1個ずつ計測器により計測するようにした上述
のものにおいては、計測作業に時間を要するので、効率
が悪い。それを補うために多数の計測器を並設すると、
設備費用が高価となる。
ゲート式のものにおいては、ワークを高精度で選別する
ことはできず、またゲートにより通過を阻止されたワー
クを除去する作業が煩雑である。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、多数
のワークを、高精度でかつ効率よく選別しうるようにし
たワークの異材選別装置を提供しようとするものである
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため2本発明のワークの異材選別装
置においては、ワークを送る通路の途中に、 前記通路を挾む1対のゲート部材の相互のゲート間隔を
、マスターワークの寸法とほぼ同一とすることにより、
異寸法のワークの通過を阻止し、かつ通過を阻止された
ワークを、除去手段により。
前記通路から除去するよるようにした粗選別装置と、 該粗選別装置を通過して送られてきたワークを、1対の
挾持片をもって両側方より挾み、その両挾持片間の間隔
とマスターワークの寸法との差を測定装置により測定し
、その測定値が許容範囲を超えたとき、前記ワークを、
除去手段により前記通路から除去するようにした精密選
別装置とを設けている。
また、請求項(2)の発明においては、精密選別装置に
おけるいずれか一方の挾持片に、測定位置におけるワー
クが磁性体であるか否かを検知し、前記ワークが所望の
ものでないときは、前記ワークを通路から除去させる除
去手段と連係した磁性体検知センサを設けている。
〔作 用〕
通路に沿って送られてきたワークは、まず粗選別装置に
おいて粗選別される。
すなわち、適正なワークは、1対のゲート部材間を通過
し、不適正なワークは、ゲート部材により通過を阻止さ
れ、除去手段により、上記通路から除去される。
粗選別装置を通過したワークは、精密選別装置において
、1対の挾持片により挾まれ、そのワークの寸法とマス
ターワークの寸法とが比較測定され、その測定値が許容
範囲内のときは、そのワークは、通路に沿って次の作業
工程へ送られ、また測定値が許容範囲を越えたときは、
そのワークは、除去手段により通路から除去される。
請求項(2)の発明のように、精密選別装置におけるい
ずれか一方の挾持片に磁性体検知センサを設けると、ワ
ークの精密測定と同時に、ワークが磁性体か否かが検知
され、望ましくないワークは、除去手段により通路から
除去される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、添付図面に基づいて説明す
る。
(1)は支持テーブルで、その右側部には、第1図及び
第2図における右方より左方に向けて連続して送られて
くる円柱状のワーク(2)の直線状の通路を形成する案
内樋(3)の出口側端部が結合されている。
案内樋(3)は、底壁(3a)の前後の側端より両側壁
(3b)が起立する断面上向きコ字状をなしている。
支持テーブル(1)における案内樋(3)の左端の延長
上には、左右方向に長い矩形の開口(4)が形成されて
おり、この開口(4)には、その左右方向の長さの約半
分の長さのワーク受は板(5)が、左右方向に摺動自在
に嵌合されている。
ワーク受は板(5)は、支持テーブル(1)の下面左部
にブラケット(6)をもって固着された受は板駆動手段
であるエアシリンダ(7)より右方に延出するピストン
ロッド(7a)の先端部に連結されている。
エアシリンダ(7)が作動すると、ワーク受は板(5)
は、第1図及び第2図に示すように、右端が案内樋(3
)の左端に当接し、かつ上面に形成された断面弧状の受
は溝(5a)が案内樋(3)と連続するワーク支持位置
と、左端が開口(4)の左端に当接し、かつ右端と案内
樋(3)の左端との間に、ワーク(2)が落下しろる空
間が形成される開放位置(図示路)とに移動させられる
支持テーブル(1)の上面における左部には、左右方向
を向くエアシリンダ(8)が、ブラケット(9)をもっ
て固着されており、エアシリンダ(8)より右方に延出
するピストンロッド(8a)の先端部には、前後方向を
向く可動板(10)の前端部が固着されている。
可動板(10)の後端部に穿設した左右方向のねじ孔(
11)には、調節ボルト(12)が、ロックナツト(1
3)を緩めることにより、ねじ込み量の調節可能として
螺合されている。
調節ボルト(12)の右端には、垂直円板状の停止片(
14)が固嵌されている。この停止片(14)は、調節
ボルト(1z)により、案内w(3)の中心軸線の延長
線の方向に位置調節可能として可動板(10)に支持さ
れ、かつエアシリンダ(8)の作動により、ワーク受は
板(5)の上方において、案内樋(3)の出口側端部に
常時対向した状態で、案内@(3)の中心軸線の延長線
の方向に移動させられるようになっている。
この停止片(14)と案内樋(3)における後方の側壁
(3b)の左端とは、1対のゲート部材となって、横送
り用のゲート(G)を形成しており、ゲート(G)の間
隔(Ql)は、後述するようにして調節される。
支持テーブル(1)上における可動板(10)の前端部
の右方には、上面にV溝(15a)を有する受は材(1
5)と、前後方向を向く垂直な停止板(16)とからな
るマスター受は部(17)が設けられている。
マスター受は部(17)には、所望の形状、寸法に形成
された基準体としてのマスターワーク(2a)が、案内
樋(3)と平行として、かつ右端が停止板(16)に当
接するようにして載置されている。
このマスターワーク(2a)の、左端に可動板(10)
の前端部が当接するまで、ピストンロッド(8a)を進
出させたとき、上記ゲート間隔(fil)が、マスター
ワーク(2a)の長さ(Ql)と同一となるように、停
止片(14)の停止位置を、調節ボルト(12)により
調節しておく。
なお、この実施例においては、可動板(10)を案内樋
(3)に近接する方向に付勢する付勢手段として、エア
シリンダ(8)を用いているが、これを例えば単なる圧
縮コイルばね等としてもよい。
(18)は、ワーク支持位置におけるワーク受は板(5
)上のワーク(2)を、ゲート(G)を介して、案内樋
(3)と直交する方向、すなわち後方に向けて押動する
横送り装置で、この実施例では、支持テーブル(1)上
にブラケット(19)をもって固着された前後方向を向
くエアシリンダ(20)と、そのエアシリンダ(20)
より後方に延出するピストンロッド(20a)の後端に
固着され、かつ右側縁が案内樋(3)の出口側端部に摺
接する程度に近接する押し板(21)とからなっている
横送り装置(18)には、押し板(21)の進出が予め
定めた押し板(21)の移動範囲の途中で阻止されたこ
とを検知する検知手段(図示路)が組込まれている。
この検知手段が作動すると1図示しない電気的な制御装
置により、適宜の短時間の間に、押し板(21)が第1
図に示す初期の位置まで復帰するようにエアシリンダ(
20)が作動させられたとともに、受は板駆動手段であ
るエアシリンダ(7)のピストンロッド(7a)が左方
に1往復させられ、受は板(5)は、ワーク支持位置よ
り開放位置まで移動させられ、ワーク受は板(5)上の
ワーク(2)が開口(4)を通って落下した後、再度ワ
ーク支持位置まで復帰させられるようになっている。
検知手段としては、例えば支持テーブル(1)上の適所
に、押し板(21)が予め定めた距離だけ進出したとき
、押し板(21)に当接して作動するようにしたリミッ
トスイッチ(図示路)を設け、ピストンロッド(20a
)が進出するように、エアシリンダ(20)にエアを供
給する電磁弁(図示路)が作動した後、予め定めた短時
間、例えば数秒以内に、上記リミットスイッチが作動し
なかったときに、押し板(21)が途中で停止させられ
たことを検知するようにしたものとするのがよい。
上記支持テーブル(1)、ワーク受は板(5)、エアシ
リンダ(7)(8)(20)、可動板(10)、調節ボ
ルト(12)、停止片(14)、マスター受は部(17
)、横送り装置(18)等により、粗選別装置(X)が
形成されており、そのうちのワーク受は板(5)及びエ
アシリンダ(7)等により、ゲート(G)の通過を阻止
したワーク(2)を、後方に向かう通路から除去する検
知手段(xl)が形成されている。
ワーク支持位置に停止しているときのワーク受は板(5
)の直後力における支持テーブル(1)の上面には、受
は溝(5a)と同様の断面弧状をなし、かつ受けWlt
(5a)と平行な受は溝(22)が設けられている。 
支持テーブル(1)における受は溝(22)の右側方に
は、一方の挾持片とな、る垂直な固定板(23)が立設
されている。
固定板(23)の下部左側面には、例えば電磁透導型金
属センサのような公知の磁性体検知センサ(24)が固
着されている。
固定板(23)の上部右側面には、固定板(23)を貫
通してその左側方に突出する突子(25a)が、右方に
押し込められた距離を正確に測定する公知の測定装置(
25)が固着されている。
(25b)は、計測値を示す指針、(25c)は目盛で
ある。突子(25a)は、後述する当接板(35)が当
接しないときは、先端が磁性体検知センサ(24)の左
端面より左方に突出し、当接板(35)により先端が磁
性体検知センサ(24)の左端面と同一面まで押し込め
られたとき、指針(25b)が目盛(25c)のO値を
指すようにしである。
支持テーブル(1)の上面における受は溝(22)の左
側方には、左右方向を向くエアシリンダ(26)がブラ
ケット(27)をもって固着されており、エアシリンダ
(26)より右方に延出するピストンロッド(26a)
の先端部には、他方の挾持片となる垂直な可動板(28
)の下部が固着されている。
可動板(28)の左側面中位部には、水平板(29)の
右端が固着されており、水平板(29)の左端より起立
する側片(30)の中央に穿設されたねじ孔(31)に
は、左右方向を向く調節ボルト(32)が、ロックナッ
ク(33)を緩めることによりねじ込み量の調節可能と
して螺合されている。
可動板(28)の上半部中央には、左右方向を向く押し
杆(34)が、左右方向に摺動自在に貫設されている。
押し杆(34)の右端には、測定装置(25)の突子(
25a)に当接可能な円板状の当接片(35)が固嵌さ
れており、また押し杆(34)の左端部には、水平板(
29)の上面を摺動しうる摺動片(36)が止着されて
いる。
摺動片(36)と可動板(28)との間には、押し杆(
34)に外嵌した圧縮コイルばね(37)が縮設されて
おり、このばね(37)により、押し杆(34)は常時
左方に向けて付勢されている。
水平板(29)上における調節ねじ(32)の右端と押
し杆(34)の左端との間には、マスターワーク(2b
)が支持されている。
マスターワーク(2b)をこのようにして装着したとき
、可動板(28)から当接板(35)の先端面までの押
し杆(34)の突出量(13)が、マスターワーク(2
b)の長さ(ρ4)と同一となるように調節ボルト(3
2)を調節しておく。この調節は、−度行えば、その後
マスターワーク(2b)を、長さの異なるものと交換し
ても、常にN5=Nとなるので、再度行う必要はない。
こうして、押し杆(34)の突出量(交3)を、マスタ
ーワーク(2b)の長さ(党4)と同一とした状態で、
エアシリンダ(26)のピストンロッド(26a)を進
出させ、受は溝(22)上に送られてきたワーク(2)
を、可動板(28)と固定板(23)側の磁性体検知セ
ンサ(24)とによって挾み、そのときの当接板(35
)による突子(25a)の押し込み量を測定装置(25
)により精密に測定する。これにより、マスターワーク
(2b)の長さ(i4)と受溝(22)上のワーク(2
)の長さ(a5)との差(n544)を正確に求め、そ
の差(n5−14)が予め定めた許容範囲(±α)を越
えたときだけ、後述する除去手段(Yl)を作動させる
ようにしである。
また、磁性体検知センサ(24)により、受は溝(22
)上のワークが磁性体か否かを検知し、それが予め定め
たものと相違したときにも、上記除去手段(Yl)を作
動させるようにしである。
支持テーブル(1)の後方における床面(38)(第4
図参照)上には、支持テーブル(1)の後端より適宜の
間隔を置いて、垂直な案内板(39)が立設されている
。案内板(39)の前面には、案内板(39)の−側部
に沿って上向きに回走するようにした無端チェーン(4
0)に、適宜の間隔をもって右端を止着した前上向き傾
斜する受は板(41)が、摺動しつつ上昇するようにな
っている。
各受は板(41)の左端には、ガイドローラ(42)が
左右方向を向く軸(43)をもって枢着され、このガイ
ドローラ(42)は、案内板(39)の左側部に連設さ
れた側板(44)に形成された垂直な案内溝(45)に
沿って転動又は摺動するようになっている。(46)は
、無端チェーン(40)を案内するガイドスプロケット
である。
案内板(39)、無端チェーン(40)、受は板(41
)等により、異材選別を終えた正常な寸法のワーク(2
)を、次の加工場所まで搬送するチェーン搬送装置(4
7)が形成されている。
支持テーブル(1)の下面後部には、支持テーブル(1
)の後端より押し出されたワーク(2)を、チェーン搬
送装置(37)における受は板(41)まで確実に案内
する案内板(48)が、左右方向を向く軸(49)をも
って枢着されている。
案内板(48)は、支持テーブル(1)の後端下部より
後下向き傾斜する傾斜部(48a)と、傾斜部(48a
)の後端より垂下する垂下部(48b)と、軸(49)
部分の一側より垂下する腕部(48c)とを備えており
、傾斜部(48a)の後端部より垂下部(48b)の下
端にかけて、左右方向に適宜の間隔を置いた複数のスリ
ット(50)が切設されている。
腕部(48)の下端には、支持テーブル(]、)の゛下
面前部に固着されたブラケット(51)に、左右方向の
軸(52)をもって前端部が枢着されたエアシリンダ(
53)の後端より延出するピストンロッド(53a)の
後端部が軸(54)をもって連結されている。エアシリ
ンダ(53)よりピストンロッド(53a)を進退させ
ることにより、案内板(48)は、第4図に実線で示す
ように、ワーク(2)をチェーン搬送装置まで案内しう
るガイド位置と、同じく想像線で示すように、傾斜部(
48a)及び垂下部(48b)が支持テーブル(1)の
後端より前方に位置し、支持テーブル(1)の後端より
押し出されたワーク(2)が自然に落下しうるようにし
た待避位置とに移動させられる。
(55)は、支持テーブル(1)の下方における床面(
38)上に載置した不良ワーク用の受は箱で、後壁には
、支持テーブル(1)の後端より自然に落下するワーク
(2)を受は箱(55)まで案内する案内片(56)の
下端部が固着されている。
案内片(56)における受は箱(55)への固着部分よ
り上方は、案内板(48)の垂下部(48b)の回動の
妨げとならないように、案内板(48)の各スリット(
50)内に位置する複数の帯板状に分岐されている。
かくして、受は溝(22)、固定板(23)、磁性体検
知センサ(24) 、測定装置(25)、エアシリンダ
(26) 。
可動板(28)、押し杆(34)、案内板(48)、エ
アシリンダ(53)等により、精密選別装置(Y)が形
成されており、そのうちの案内板(48)、エアシリン
ダ(53)等により、測定値が許容範囲を越えた、又は
磁性体検知センサ(24)の検知結果が所定のものと異
なるワーク(2)を、チェーン搬送装置(47)に至る
後方に向かう通路から除去する除去手段(Yl)が形成
されている。
次に、この実施例の作用及び取扱いについて説明する。
選別作業を始める前に、粗選別製@(X)におけるエア
シリンダ(8)のピストンロッド(8a)を後退させて
、可動板(10)を左方に移動させた後、マスター受は
部(17)にマスターワーク(2a)を載置し、次いで
エアシリンダ(8)のピストンロッド(8a)を進出さ
せて、可動板(10)を、マスターワーク(2a)の端
面に圧接させる。
するとゲート間隔(il)は、マスターワーク(2a)
の長さ(n2)と同一となる。
なお、ゲート間隔(A1)を測長器により測定し、マス
ターワーク(2a)の長さ(皇1)と相違する場合には
、ロックナツト(13)を緩めて、調節ボルト(12)
により、停止片(14)の位置を調節する。
精密選別装置(Y)においては、水平板(29)上にお
ける調節ボルト(32)と押し杆(34)との間にマス
ターワーク(2b)を装着し、可動板(28)から右方
への押し杆(34)の突出量(n3)が、マスターワー
ク(2b)の長さ(立4)と同一となるように調節ボル
ト(32)を調節し、かつエアシリンダ(26)におけ
るピストンロンド(26a)を後退させて、可動板(2
8)を最も左方に寄せておく。
除去手段(Yl)である案内板(48)は、ガイド位置
に停止させておく。
また、チェーン搬送装置(47)は、常時一定速度で回
走させておく。
選別作業開始時には、ワーク受は板(5)はワーク支持
位置に停止させておき、また押し板(21)は、ワーク
受は板(5)より前方に外れた位置に停止するように、
エアシリンダ(20)のピストンロンド(20a)を後
退させておく。
この状態で、ワーク(2)が案内樋(3)に沿って連続
して送られてくると、最先端のワーク(2)は、案内樋
(3)の出口側端部を通過して、ワーク受は板(5)の
受は溝(5a)に移載され、左端が停止片(工4)に当
接すると、そこで停止させられる。
次段以降のワーク(2)は、その前段のワーク(2)の
右端に当接して停止させられる。
次に、横送り装置il!(18)におけるエアシリンダ
(20)のピストンロンド(20a)を進出させると、
押し板(21)は後方に押し出される。ワーク受は板(
5)上のワーク(2)の長さが、マスターワーク(2a
)の長さ(A2)、したがってゲート間隔(A1)と同
一である場合には、そのワーク(2)は、押し板(21
)により、ゲート(G)を通って、ワーク受は板(5)
の受は溝(5a)より、その後方の受は溝(22)まで
押動させられ、受は溝(22)上にすでに先行するワー
ク(2)が載置されている場合は、これを支持テーブル
(1)の後端より落下するように押し出す。
ワーク受は板(5)上のワーク(2)の長さが、マスタ
ーワーク(2a)の長さ(fL2)、したがってゲート
間隔(悲1)より長い場合には、そのワーク(2)の左
端が停止片(14)に当接したとき、その右端は案内樋
(3)内に残っているので、その状態で、ワーク(2)
が押し板(21)により後方に押されても、ワーク(2
)はゲート(G)を通過することができず、したがって
、押し板(21)も、そのワーク(2)に当接した状態
で、後方への移動が途中で停止させられる。
この停止状態が、予め定めた時間だけ続くと、そのこと
が検知手段により検知され、押し板(21)は第1図に
示すもとの位置に復帰させられ、また、ワーク受は板(
5)は、ワーク支持位置から開放位置まで移動させられ
、ワーク受は板(5)上に載置されていた長寸のワーク
(2)が開口(4)より受は箱(55)内へ落下した後
、再度ワーク支持位置まで復帰させられる。
次いで、次段以降のワーク(2)が、案内樋(3)に沿
って左方に送られ、最初のワーク(2)の場合と同様の
作動が繰り返される。
ワーク受は板(5)上のワーク(2)の長さが、マスタ
ーワーク(2a)の長さ(A2)、したがってゲート間
隔(塁1)より短い場合には、そのワーク(2)の左端
が停止片(14)に当接したとき、その右端には、案内
樋(3)の出口側端部を越えて受は板(5)上に若干突
出した次段のワーク(2)の左端が当接して停止させら
れる。従って、その状態で、押し板(21)が後進させ
られると、押し板(21)は、次段のワーク(2)の左
端部前側面に当接して停止させられ、前段のワーク(2
)を後方に向けて押動させることができなくなる。
この場合にも、押、し板(21)の後進が途中で停止さ
せられた後、予め定めた時間が経過すると、上述の長寸
のワーク(2)の場合と同様に、押し板(21)はもと
の位置に復帰させられるとともに、ワーク受は板(5)
は開放位置まで開いて、前段のワ−り(2)が開口(2
)(4)より落下し、その後ワーク支持位置まで復帰し
1次段のワーク(2)の選別作業に備える。
粗選別装置(X)において、寸法の異なるワーク(2)
の選別作業を行うには、その寸法に合ったマスターワー
ク(2a)を、すでにマスター受は部(17)に載置さ
れているマスターワーク(2a)と交換して、上述と同
様の作業を行えばよい。
マスター受は部(17)のマスターワーク(2a)を交
換すると、ゲート間隔(仝1)は、新たなマスターワー
ク(2a)の長さ(a2)と同一となる。
精密選別装置(Y)においては、受は溝(22)上にワ
ーク(2)が送られてきた後、押し板(21)が前方に
復帰するのと同期して、エアシリンダ(26)のピスト
ンロッド(26a)が進出させられ、可動板(28)と
固定板(23)側の磁性体検知センサ(24)とにより
、受は溝(22)上のワーク(2)を左右方向より挾む
このとき、押し杆(34)の右端の当接板(35)は突
子(25a)に当接し、それを右方に押し込む。
この突子(25a)の押し込み量を測定装置(25)に
より測定することにより、受は溝(22)上のワーク(
2)の長さ(A5)と押し杆(34)の突出量(i3)
との差(ρ5−桑3)、すなわちワーク(2)の長さ(
i4)との差(ρ5−ρ4)が正確に求められ、その値
は指針(25a)により指示される。
その差(ρ5−14)が許容範囲(±α)内にあり、か
つ磁性体検知センサ(24)により検知した受は溝(2
2)上のワーク(2)が磁性体であるが否かの検知結果
が、所定のものと一致しているときは、案内板(48)
はガイド位置に維持されたままの状態で、エアシリンダ
(26)の作動により、可動板(28)が左方に開かれ
る。
その状態で、粗選別装置(X)から次のワーク(2)が
押し板(21)より後方に押動させられてくると、それ
まで受は溝(22)上に位置していたワーク【2)は、
次のワーク(2)により押されて、支持テーブル(1)
の後端より、案内板(48)に案内されて、チェーン搬
送装置(47)における案内板(48)の傾斜部(48
a)より下方の適宜の受は板(41)上まで後下方に落
下し、その受は板(41)により上昇させられて5次の
加工場所まで搬送させられる。
ワーク(2)の長さく全5)とマスターワーク(2b)
の長さ(114)との差(n5−Q4)が、許容範囲(
±α)を越えたとき、又は、磁性体検知センサ(24)
により検知した受は溝(22)上のワーク(2)が磁性
体か否かの検知結果が、所定のものと一致しなかったと
きは、除去手段(Yl)におけるエアシリンダ(53)
のピストンロッド(53a)が引込み、案内板(48)
は待避位置に移動させられる。
その状態で、エアシリンダ(26)の作動により、可動
板(28)が左方に開かれた後、粗選別装置(X)から
次のワーク(2)が送られてくると、それまで受は溝(
22)上に位置していたワーク(2)は、次のワーク(
2)に押されて、支持テーブル(1)の後端より真下に
落下し、案内片(56)により、受は箱(55)まで案
内され、そこに収容される。
押し杆(21)の前方への復帰移動と連動して、エアシ
リンダ(53)のピストンロッド(53a)は後方に向
けて進出し、案内板(48)は、ガイド位置に復帰させ
られ、次のワーク(2)の案内のため待機する。
〔発明の効果〕
本発明の装置によると、連続して送られてくるワークを
、最初に粗選別装置により、大まかに選別した後、そこ
を通過したもののみを、精密選別装置にかけて精密に測
定しうるので、精密選別装置にかけるワークの数は減少
し1選別作業を、迅速かつ高精度で、効率よく行なうこ
とができる。
また精密選別装置を多数並設する場合より、設備費用を
著しく減少しうる。
請求項(2)の発明のように、精密選別装置におけるい
ずれか一方の挾持片に磁性体検知センサを設けておくと
、ワークの精密測定と同時に、ワークが磁性体か否かを
検知することができ、好都合であり、かつ除去手段を、
精密選別装置のものと共用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の要部の横断平面図、 第2図は、第1図のA−A線に沿う縦断正面図、第3図
は、第1図のB−B線に沿う縦断正面図、第4図は、第
1図のC−C線に沿う縦断側面図である。 (34)押し杆 (47)チェーン搬送装置 (53)エアシリンダ (X)粗選別装置     (Xl)除去手段(Y)精
密選別装置    (Yl)除去手段(G)ゲート  
     (文1)ゲート間隔(乏2)マスターワーク
の長さ (超)押し杆の突出量   (祠)マスターワークの長
さ(15)ワークの長さ    (1)支持テーブル(
2)ワーク        (2a) (2b)マスタ
ーワーク(3)案内樋(その一部が一方のゲート部材と
なる。)(4)開口        (5)ワーク受は
板(7)(8)エアシリンダ  (10)可動板(12
)調節ボルト     (14)停止片(他方のゲート
部材)(17)マスター受は部   (18)横送り装
置(20)エアシリンダ    (21)押し板(22
)受は溝       (23)固定板(挾持片)(2
4)磁性体検知センサ  (25)測定装置(25a)
突子       (26)エアシリンダ(28)可動
板(挾持片)    (32)調節ボルト(35)当接
板 (48)案内板 (55)受は箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワークを送る通路の途中に、 前記通路を挾む1対のゲート部材の相互のゲート間隔を
    、マスターワークの寸法とほぼ同一とすることにより、
    異寸法のワークの通過を阻止し、かつ通過を阻止された
    ワークを、除去手段により、前記通路から除去するよる
    ようにした粗選別装置と、 該粗選別装置を通過して送られてきたワークを、1対の
    挾持片をもって両側方より挾み、その両挾持片間の間隔
    とマスターワークの寸法との差を測定装置により測定し
    、その測定値が許容範囲を超えたとき、前記ワークを、
    除去手段により前記通路から除去するようにした精密選
    別装置 とを設けたことを特徴とするワークの異材選別装置。
  2. (2)精密選別装置におけるいずれか一方の挾持片に、
    測定位置におけるワークが磁性体であるか否かを検知し
    、前記ワークが所望のものでないときは、前記ワークを
    通路から除去させる除去手段と連係した磁性体検知セン
    サを設けてなる請求項(1)記載のワークの異材選別装
    置。
JP15337988A 1988-06-23 1988-06-23 ワークの異材選別装置 Pending JPH024486A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975835A (en) * 1996-08-29 1999-11-02 Kabushiki Kaisha Shinkawa Lead frame conveying method and conveying apparatus
US6001670A (en) * 1996-11-18 1999-12-14 Kabushiki Kaisha Shinkawa Lead frame supplying method
US6141599A (en) * 1996-07-16 2000-10-31 Kabushiki Kaisha Shinkawa Method for setting conveying data for a lead frame
CN105149234A (zh) * 2015-09-09 2015-12-16 安徽省宁国市东波紧固件有限公司 一种挡圈精度检测装置

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