JPH0244695B2 - Goseijushiseiningyotonoseikeisochi - Google Patents

Goseijushiseiningyotonoseikeisochi

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JPH0244695B2
JPH0244695B2 JP21627284A JP21627284A JPH0244695B2 JP H0244695 B2 JPH0244695 B2 JP H0244695B2 JP 21627284 A JP21627284 A JP 21627284A JP 21627284 A JP21627284 A JP 21627284A JP H0244695 B2 JPH0244695 B2 JP H0244695B2
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JP
Japan
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mold
molding
raw material
cylinder
demolding
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JP21627284A
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Yasuta Sato
Yutaka Dobashi
Saburo Tani
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熟可塑性樹脂よりなる成形品特に人
形の頭部その他の各部等を経済的に製造するため
の自動成形装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、熟可塑性樹脂製成形品例えば人形を成形
金型を用いて成形するものにおいては、原料注
入、成形金型の開閉蓋作業、脱型作業などをそれ
ぞれ人手を要して行つている場合が多く、各作業
の機械化・自動化が望まれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は熟可塑性樹脂製成形品特に人形の成形
分野にみられる従来の限界、すなわち成形工程に
多大な人手を要するという問題、作業環境の作業
効果が劣悪であるという問題、大量生産ができな
いという問題等を連続・自動化成形技術に改善
し、あわせて低コストの高品質の成形品を提供し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、合成樹脂製人形等の成形加工装置に
おいて、成形金型蓋の開蓋・閉蓋を行う成形金型
蓋開閉機構、成形金型から成形品を脱型する脱型
機構、原料注入機構をロボツト機構部に形成し、
各機構を変位可能に備えたことを特徴とする合成
樹脂製人形等の成形装置である。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
成形装置は成形金型(以下金型という)の成形
金型保持機構部A,A、加熱機構部としての加熱
炉B、冷却機構部としての冷却室C,C及び金型
への原料注入から成形品の取り出しまで行うロボ
ツト機構部Dからなり、自動制御機構部の制御盤
Eで各作業が自動的にコントロールされるように
なつている。
成形金型保持機構部Aは二基設けられ、この成
形金型保持機構部A,Aの間で金型の旋回軌跡が
交差する位置に加熱機構部具体的には1基の加熱
炉Bが設けられている。冷却機構部即ち冷却室
C,Cは各々の成形金型保持機構部A,Aそれぞ
れ専用にそれぞれの金型の旋回軌跡上に設けられ
ている。ロボツト機構部Dは2基の成形金型保持
機構部A,Aの金型が加熱炉Bから冷却室Cへ旋
回して形成される2つの軌跡に交差せしめられる
よう設けられ、金型蓋開閉機構としての金型蓋開
閉機600、脱型機構としての脱型機700、脱
型洩れ検出及び清掃機構としての脱型洩検出及び
ブロー機800、原料注入機構としての原料注入
機900と、これら各機を吊垂保持するサポート
機構としての支持機500から構成されている。
〔第1,2図参照〕 成形金型保持機構部Aは、回転テーブル101
上に設けたアーム102の先端に回転板のスパイ
ダ117を介して金型200を取付けて形成され
る。〔第3図参照〕 即ち、回転テーブル101は、基台103上に
敷設された軌道104上を転動するローラ10
5,105と、基台103に立設した支点ピン1
06によつて支えられており、回転テーブル10
1に載置したブレーキ付ギヤードモータ107に
連結され、且つ回転テーブル101下面に設けら
れたピニオン108と基台103上に支点ピン1
06を中心として円弧上に設けたラツク109と
を噛合させて、支点ピン106を中心として基台
103上に旋回可能としてある。
アーム102は回転テーブル101に設けられ
た支台に支持されていて、かつアーム102は外
軸と内軸からなる二重軸アームで、それぞれブレ
ーキ付ギヤードモータ111,112に連絡され
ており、このアーム102の先端にはアーム10
2に直交する直交軸即ちスパイダスピンドル11
3が取付けられるが、スパイダスピンドル113
は内軸とに、外軸とに連結され、スピンドル11
3の軸を中心とした回転(“自転”)、またアーム
102の軸を中心とした回転(“公転”)が可能で
ある。
スパイダスピンドル113の両端には回転板の
スパイダ117,117が取付けられ、該スパイ
ダ117,117のスパイダスピンドル113と
は反対側の面には複数の金型200が取付られ
る。
基台103には、回転テーブル101が金型2
00群の原料注入脱型位置、加熱位置及び冷却位
置の3ケ所で停止可能にリミツトスイツチが設け
られており、モータ107のブレーキ動作により
停止・ロツクされるようにしてある。
また、原料注入・脱型位置において金型200
群が水平且つ一定の配列方向にある時、アーム1
02を停止・ロツク可能とするためアーム102
の駆動部にはコントロール部が備えられている
し、スパイダスピンドル113の回転数や回転テ
ーブル101の移動速度も制御可能である。
金型200はフレーム201に10個を一列に並
べて固着され、該フレーム201は4個が取付板
に平行に並べられて固着されている。該取付板は
スパイダ117に固着してある。
取付板は4ケ所にクランプコラムが突設され、
クランプコラムの頂部は係止部を備えている。
金型の蓋210は金型200の配置に対応して
設けられる。即ち、4本のバー211に各10個の
蓋210が柄部を貫通させて上下動自在に保持さ
れており、各蓋210は蓋体上面とバー211と
の間にその間隔を大ならしめるよう附勢されたバ
ネ220を備えている。バー211上部には各バ
ーに直交してバー212が設けられ、該バー21
2には前記クランプコラムに係合する位置にクラ
ンプ取付板215を介して1対のクランプフツク
216がピンで枢着吊下されており、両クランプ
フツク216,216間にはその間隔を小ならし
めるよう附勢されたバネが架装されている。バー
212にはさらに前記クランプフツク216,2
16上面に載置される位置にコラム214が貫通
配備されている。このコラム214は上下動自在
で、上部に金型蓋開閉機構600との当接部21
7、下部にクランプフツク216,216との当
接部218を有している。このコラム214の重
力はバネ219の復元力より小であり、閉じたク
ランプフツク216,216上に載置支持されて
いるが、バネ219の復元力に抗してコラム21
4を下方に押圧するとクランプフツク216,2
16は開かれるようにしてある。さらに、バー2
12の両端上面には電磁石に当接可能に磁性体2
13,213が固着されている。〔第9〜10図
参照〕 加熱炉Bはバーナを熱源とし強制熱風循環式の
釜で、金型200を取付けられたスパイダ117
がアーム102及びスピンドル113を中心軸と
して回転可能な大きさを有し、加熱炉Bの両側部
にはアーム102を旋回可能とする切欠301,
301が設けられると共に、金型200が出入す
る入口にはドア302がチエンの一端をピストン
に固着したシリンダにより昇降可能に設けられて
いる。炉内にはバーナ303及び循環フアン30
4が設けられ、熱風が金型に吹付けられるように
なつていて炉天井には排気フアン305が設けら
れている。
バーナ303は下向燃焼式プロパンガスバーナ
が用いられており、炉内には自動温度調節用、温
度記録用、温度デジタル表示用の各温度検出器が
備えられ、温度は自動制御可能であり加熱時間も
タイマで制御するようにしてある。
なお、切欠301,301は加熱炉B作動時に
は開口部分は閉蓋されるし、ドア302の開閉、
アーム102の旋回並びに循環フアン304、排
気フアン305の運転、バーナ303の点火等も
関連して制御される。
冷却室Cは金型200が取付けられたスパイダ
117の回転を許す大きさを有し、アーム102
の出入口となる切欠401と金型200の出入口
を備えている。金型200の出入口にはカーテン
としてのシヤツタ402がモータ405で開閉可
能に設けられ、切欠401にはのれん状カーテン
(図示せず)が垂下されている。
冷却室C内部には圧力水を噴霧するノズルと排
水ピツトが設けられるほか、側部には空冷及び水
滴とばし用のフアン403が設けられ、水冷、空
冷の併用で徐冷も可能とし、上部には排気フアン
404が設けられ、冷却により生じた熱気及び蒸
気を排出するようになつている。
ノズル及びフアン403の作動時間はタイマで
制御されるようにしてあるし、前記シヤツタ40
2の開閉、アーム102の旋回、ノズル、フアン
などの作動はハーモナイズして自動制御されるよ
うにしてある。
前記ロボツト機構部Dは金型蓋開閉機600、
脱型機700、脱型洩検出及びブロー機800、
原料注入機900と各機を吊垂保持する支持機5
00からなる。
支持機500は先端にインデクス部501を有
するアーム502をコラム503に旋回可能に連
結し、インデクス部501に設けられた前記各機
600,700,800,900を金型位置に臨
ましめるものである。〔第4〜8図参照〕 即ち、アーム502は一端下面にシヤフト50
4とシヤフト504と同心上のギヤ505を固着
して備え、シヤフト504をコラム503の中空
部に回転自在に嵌挿してコラム503に連結され
る。コラム503の上部には前記ギヤ505に噛
合するピニオン506がブレーキ付ギヤードモー
タ507に連結されて設けられている。〔第6図
参照〕 また、ギヤ505下面にはピン孔508,50
8が穿設され、該ピン孔508に貫入するロツク
ピン509がコラム503上部に設けられてい
る。このロツクピン509はシリンダ510のピ
ストン先端に取付けられており、コラム503に
固着されたシリンダ510は作動流体圧源に連絡
されている。
インデクス部501はアーム502の先端に固
着した筒状のコラム511を介して取付けられ
る。コラム511の中空部にはシヤフト512が
回転自在に支持されており、コラム511から露
出したシヤフト下端周面にはギヤ513が、また
下端には4本の支持アーム514がシヤフト51
2を中心に放射状に、それぞれ固着して設けられ
ている。
コラム511にはコラム511に固着したブレ
ーキ付ギヤードモータ515を介してピニオン5
16がギヤ513に噛合して設けられている。
〔第7図参照〕 さらに、コラム511とシヤフト512間には
前述のコラム503とアーム502間と同様のロ
ツク機構が設けられている。即ち、ピン孔518
はギヤ513の上面に90゜間隔で設けられており、
コラム511に固着したシリンダ520のピスト
ン先端にロツクピン519が固着して設けられる
〔第8図参照〕 4本の支持アーム514の先端にはシリンダ5
171,5172,5173,5174が各々設けら
れ、各シリンダ517下端には取付フランジ52
1が固着されて、該取付フランジ521に各機6
00,700,800,900が連結されて昇降
するようにしてある。
なお、取付フランジ521には前記各機60
0,700,800,900が成形工程に便なる
配置で固着吊下されるものであるし、シリンダ5
17,520は油圧操作できるコンプレツサ、バ
ルブを含む作動流体圧装置に連絡されている。
また、アーム502及びインデクス部501の
旋回停止位置はリミツトスイツチにより検出さ
れ、旋回速度も制御可能であつて、ロボツト機構
部Dの各動作も信号により自動的に操作可能にし
てある。
金型蓋開閉機600はフレームに電磁石及びシ
リンダを固着して形成され、取付フランジ521
にフレームを固着して吊下されている。
なお、シリンダは作動流体圧装置に、電磁石は
作動電源に、それぞれ接続されている。
脱型機700はエンドプレート706,706
間に架装した4列のチヤツクシリンダ取付板70
1の各列に10個のチヤツクシリンダ702を垂下
し、各シリンダ702の下蝶に挟持片であるチヤ
ツクソー703を1対設けてチヤツキング部群が
形成され、金型200の配列に適合するよう設け
られている。そして中央の2列の取付板701a
701aを吊り板704,704に固着し、該吊
り板704,704を取付フランジ521に固着
してある。〔第11〜15図参照〕 シリンダ702は上部にピニオン711を有
し、ピニオン711の上下で2枚の取付板70
1,701に連結されている。シリンダ702の
ピストン717先端にはチヤツクソー703の端
部がピン712で枢着されている。またシリンダ
702の先端の取付部にはチヤツクソー703が
中央部でピン713により枢着され、ピストン7
17の昇降によりチヤツクソー703,703の
先端チヤツク部を開閉するようにしてある。〔第
15図参照〕 中央側の取付板701aと隣接する端部側の取
付板701bは2例で1組に形成されており、一
方のエンドプレート706の取付板701aと取
付板701b間にはシリンダ707,707が水
平方向に備えられている。シリンダ707のピス
トン先端にはラツク押し板709が設けられ、ラ
ツク押し板709の両端にはラツク708,70
8が連結されている。ラツク708,708は1
組の取付板701aと取付板701bの対向面に前
記シリンダ702のピニオン711と噛合して設
けられ、取付板701の数ヵ所にはガイド板71
0が突設してある。〔第11,12図参照〕 取付板701の上部には取付板に直交して2本
の持上げシリンダ取付板714が連結され、取付
板714の両端にはピストン先端にブロツク71
6を備えた持上げシリンダ715が垂設されてい
る。このブロツク716は金型200が取付けら
れる取付板202に当接可能の位置に設けられ
る。
なお、シリンダ702,707,715とも作
動流体圧装置Fに連絡されている。〔15図参照〕 脱型洩検出及びブロー機800は4本のヘツダ
ーパイプ801の各々に10本のノズル802を設
けたブロー部と検出ピン803を備えた脱型洩検
出部からなり、ノズル802と検出ピン803の
各1本が1個の金型200に対して設けられる。
〔第19,20図参照〕 前記ヘツダーパイプ801は両端が閉塞された
パイプで、内側の列のヘツダーパイプ801a
隣接する外側の列のヘツダーパイプ801bは中
央部でT型のヘツダー供給管804で連結され、
1組となつてエアロブロー用圧力気体供給装置に
連絡されているが、ブローは1組ずつ交互に行う
供給装置としてある。このヘツダーパイプ801
はハンガー805に吊下されたハンガー座板80
6上にヘツダーバー807を介して支えられてお
り、ハンガー805はフレーム808を介して取
付フランジ521に垂設されている。
脱型洩検出はヘツダーパイプ801aとヘツダ
ーパイプ801bの中間下方に設けられる。
検出ピン803はL字型ピンで、ノズル802
よりその先端が下方に延長された状態で軸810
に固着される。そして1本の軸810に5本が固
定されて1組となつていて、金型200の配置に
応じて8組が用いられている。
軸810は8枚の軸取付板811に回転自在に
支持されており、軸取付板811はリミツトスイ
ツチ取付板812に垂下され、リミツトスイツチ
取付板812はフレーム808とハンガー805
を連結するボルトを延長せしめて該ボルトで支え
られている。
各軸810には1本のリミツトプツシヤ813
が上方に突設固定されるが、リミツトスイツチ取
付板812には該プツシヤ813を貫通突出せし
める穴814が設けられる。この穴814はプツ
シヤ813を揺動させ得る大きさを有し、その揺
動範囲を規制するボルト815が穴814に設け
られている。リミツトスイツチ取付板812上に
はプツシヤ813の揺動によりプツシヤ813と
接離可能の位置にリミツトスイツチ816が設け
られる。そしてプツシヤ813は検出ピン803
の重力によりリミツトスイツチ816から離れる
方向のモーメントを有し、ボルト815に当接し
た状態で静止するよう設定されている。
なお、リミツトスイツチ816は後続作業の停
止装置及び警報発生装置に連絡されている。
また、ブロー時間及び2組に分けられたブロー
部のブロー切換はタイマにより制御される構成と
してある。
原料注入機900は金型200を10個並設した
一列のフレーム201の各金型に対応して設けら
れた注入ノズル901の10個連設体でフレーム2
01列毎にあわせて移動可能に形成してありパイ
プで原料注入機950に連絡されている。〔第1
6〜18図参照〕 バルブボデイブロツクに一体的に10個並べられ
たノズル901はギヤードモータ902,902
を設置したフレームを固着して備えている。この
フレームは長手方向両端にエンドプレート90
3,903を有し、該エンドプレート903から
モータ902に連結されたピニオン904が突出
されると共にスライドブロツク905が固着され
ている。
一方、取付フランジ521に固着されたハンガ
ー912にはタイロツド911で連結されたガイ
ドレール取付板906,906が設けられ、対向
する内面には前記ピニオン904に噛合するラツ
ク907,907及びスライドブロツク905に
嵌合するガイドレール908,908が備えられ
ている。また、一方のガイドレール取付板906
下端には金型200の4列の間隔にあわせてリミ
ツトスイツチ909が4個設けられ、リミツトス
イツチ909に臨んだ側のガイドレール908下
端のリミツトスイツチ909に当接可能位置には
カムドツク910が設けられる。
ノズル901はシリンダ920で駆動される噴
出弁を備えている。即ち、シリンダ下端にはバル
ブ部921のバルブボデイ及びバルブシートが固
着されピストンの下端にバルブステムを固着して
ある。シリンダ920は作動流体圧装置Fにバル
ブ部921は原料供給機950に配管でそれぞれ
連絡されている。〔第18図参照〕 なお、前記ノズル901は各金型に対して同時
或いは部分的に選択して原料を注入できる形態と
することもできる。
また、ロボツト機構部Dのコラム503近傍
で、且つアーム502の両旋回位置において脱型
機700が描く旋回軌跡が重なる部分の下方には
成形品を受入れるシユート又はコンベヤが設置さ
れる。このシユート或いはコンベヤには脱型機7
00に垂下されて旋回移動してくる成形品に当接
可能の高さに支杆若しくは横棒又は払棒が設けら
れ、落下しない成形品を強制的に落下せしめるよ
うにしてある。また、回収された成形品を脱脂・
整形する煮沸機構を成形装置に並設してある。
次にプラスチツクス原料の成形工程について説
明する。便宜上前記成形金型保持機構部Aの一方
の金型保持機構部A1は金型200内に原料を注
入され、加熱炉Bを経て冷却室Cにて冷却を完了
したところとし、他方の金型保持機構部A2は加
熱炉B中にある状態下とする。〔第2図参照〕 金型保持機構部A1の回転テーブル101をモ
ータ107により旋回させ、金型200群を脱
型・原料注入位置に移動する。ここで回転テーブ
ル101はロツクされるし、アーム102は金型
200群の4列が水平で且つ所定の方向に並ぶ位
置に設定、ロツクされる。
他方、ロボツト機構部Dのアーム502をモー
タ507により旋回させ、金型保持機構部A1
脱型・原料注入位置に移動してロツクする。
まず、モータ515によりシヤフト512を回
転させ金型200群上に金型蓋開閉機600を位
置せしめロツクする。次でシリンダ5171によ
り金型蓋開閉機600を下降せしめ、電磁石を入
力して磁性体213を介して金型蓋210を開閉
機に係止すると共に、シリンダを作動させてクラ
ンプフツク216,216を開き金型200群と
金型蓋210との係合を解除する。そしてシリン
ダ5171により金型蓋開閉機600を下部に金
型蓋210を保持した状態で上昇させ、開蓋は終
了する。
次にシヤフト512のロツクを解除してシヤフ
ト512を回転させ、金型200群上に脱型機7
00を位置せしめロツクする。そしてシリンダ5
172により脱型機700をチヤツクソー703,
703が金型200の開口で成形品をつかめる位
置まで下降せしめる。その時、シリンダ702に
よりチヤツクソー703が開いた状態であるが、
次でシリンダ702によりチヤツクソー703,
703を閉じて成形品をつまむ。つまんだ後シリ
ンダ707によりシリンダ702を回転せしめる
と共にシリンダ715を作動せしめるとチヤツク
ソー703,703は回転しつつ上昇し、成形品
はねじられながら金型200から引張り出され
る。これらの工程と同時にシリンダ5172によ
り脱型機700も上昇せしめられ、脱型は終了す
る。
なお、成形品はシユート上においてシリンダ7
02を作動してチヤツクソー703,703を開
いて落下させられるし、落下しない成形品は支杆
で払い落とされ、回収箱に回収され必要に応じて
次工程の煮沸工程へと導かれる。
続いてシヤフト512のロツクを解除して回転
させ脱型洩検出及びブロー機800を空の金型2
00群上に位置せしめロツクする。そしてシリン
ダ5173により、検出ピン803が金型200
内に成形品がある場合に成形品に衝突する位置ま
で下降させる。その場合、金型200内に成形品
が残つていると検出ピン803は成形品と衝突し
て軸810をリミツトプツシヤ813がリミツト
スイツチ816に当接するよう回動させ、リミツ
トスイツチ816により次の動作は中止され、ブ
ザー等の警報により人手その他の手段により成形
品を抜くこととなる。
また、ノズル802からは圧縮空気が例えば一
組毎にタイマによつて交互に吹込まれ、金型20
0内は清掃される。清掃終了後シリンダ5173
により機は上昇する。
続いて、シヤフト512のロツクを解除して回
転させ原料注入機900を清掃済の金型200群
上に位置せしめロツクする。
そしてシリンダ5174により金型200の開
口にノズル901の開口が臨む位置まで注入機9
00を下降せしめる。この時ノズル901列は金
型列の内の端列上にあり、その列の金型200内
にプラスチツクスのゾル状原料を注入する。注入
に当つては原料供給機950を作動させることに
より定量のゾル状原料は自動送給される。注入が
終わるとノズル901列はシリンダ5174によ
り一旦上昇し、モータ902により次の金型列上
に移動して再度下降して注入し、同様に続けて注
入を完了し、注入機900を上昇させ待機位置ま
で戻す。
最後にシヤフト512のロツクを解除して回転
させ、下方に金型蓋210を保持した金型蓋開閉
機600を位置せしめ、シリンダ5171により
下降せしめる。そして電磁石と磁性体213が当
接した位置で電磁石の入力を解除し、クランプフ
ツク216,216がクランプコラムの係止部に
係合可能な位置でシリンダによりクランプフツク
216,216を閉じて、金型200の閉蓋が完
了する。
なお、金型保持機構部A1には二枚のスパイダ
117,117が備えられているので、スパイダ
スピンドル113を回転せしめてもう一面の方の
金型200にも同様の作業が連続して行われる。
金型保持機構部A1の金型200に原料注入が
終了すると、回転テーブル101はロツクを解除
されて旋回し、金型200が加熱炉B内に収容さ
れる加熱位置にて停止、ロツクされる。
加熱炉Bは金型200を収容して後ドア302
は閉じられ、バーナ303により加熱される。こ
の時、スパイダスピンドル113はスピンドルの
軸心を中心としてまたアーム102の軸心を中心
として回転させられ、金型200内壁に溶融スキ
ン層が良好な状態に成形される。
加熱終了後、ドア302を開き、回転テーブル
101をロツクを解除後旋回させて冷却室C中に
金型200を移動させ、ロツクする。
冷却室Cのシヤツタ402を降した後、ノズル
から圧力水を噴霧するほかフアン403を作動さ
せて冷却する。
ここでもスパイダスピンドル113を回転しつ
つ冷却され、金型200内の溶融スキン層は効率
よく冷却固化する。
他方の金型保持機構部A2は金型保持機構部A1
が冷却位置乃至脱型・原料注入位置にある時に加
熱位置において加熱を終了しており、冷却後脱
型・原料注入位置に移動される。そしてロボツト
機構部Dもアーム502を金型保持機構部A2
脱型・原料注入位置に旋回させ、金型保持機構部
A1の金型200に対してと同様の作業を自動的
に行うものである。
上述の実施例ではロボツト機構部Dとして上下
方向の軸を中心とした旋回運動と上下直線運動と
により各機を移動可能に構成したが、水平軸を回
転軸として回転可能の支持体に軸に沿つて各機を
設けたり、水平直線運動により移動する構成とす
ることもできる。
〔発明の効果〕
本発明により、従来の問題点を改善でき熱可塑
性合成樹脂の成形を人手を要することなく自動的
に行える装置を提供することができ、ローテーシ
ヨン成形設備の自動化で作業の効率化が可能で大
量生産に適し、著しく低コストで生産できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体の
斜視図、第2図はその平面図、第3図はその一部
の側面図、第4図はロボツト機構部の一部切断側
面図、第5図はその平面図、第6図は第5図
線断面図、第7図は第5図線断面図、第8図
は第5図線断面図、第9図は蓋の平面図、第
10図はその正面図、第11図は脱型機の平面
図、第12図はその正面図、第13図は一部の拡
大側面図、第14図は一部切断正面図、第15図
はチヤツクシリンダの縦断面図、第16図は原料
注入機の平面図、第17図はその正面図、第18
図は第16図線断面図、第19図は脱型洩検
出及びブロー機の平面図、第20図は第19図
線断面図である。 A……金型保持機構部、B……加熱炉、C……
冷却室、D……ロボツト機構部、E……制御盤、
F……作動流体圧装置、101……回転テーブ
ル、102……アーム、103……基台、104
……軌道、105……ローラ、106……支点ピ
ン、107……モータ、108……ピニオン、1
09……ラツク、111,112……モータ、1
13……スパイダスピンドル、117……スパイ
ダ、200……金型、210……蓋、211,2
12……バー、213……磁性体、214……コ
ラム、215……クランプ取付板、216……ク
ランプフツク、217,218……当接部、22
0……バネ、221……ピン、301……切欠、
302……ドア、303……バーナ、304……
循環フアン、305……排気フアン、401……
切欠、402……シヤツタ、403……フアン、
404……排気フアン、405……モータ、50
0……支持機、501……インデクス部、502
……アーム、503……コラム、504……シヤ
フト、505……ギヤ、506……ピニオン、5
07……モータ、508……ピン孔、509……
ロツクピン、510……シリンダ、511……コ
ラム、512……シヤフト、513……ギヤ、5
14……支持アーム、515……モータ、516
……ピニオン、517……シリンダ、518……
ピン孔、519……ロツクピン、520……シリ
ンダ、521……取付フランジ、600……金型
蓋開閉機、700……脱型機、701……チヤツ
クシリンダ取付板、702……チヤツクシリン
ダ、703……チヤツクソー、704……吊り
板、706……エンドプレート、707……シリ
ンダ、708……ラツク、709……ラツク押し
板、710……ガイド、711……ピニオン、7
12,713……ピン、714……持上げシリン
ダ取付板、715……シリンダ、716……ブロ
ツク、717……ピストン、800……脱型洩検
出及びブロー機、801……ヘツダーパイプ、8
02……ノズル、803……検出ピン、804…
…ヘツダー供給管、805……ハンガー、806
……座板、807……ヘツダーバー、808……
フレーム、810……軸、811……軸取付板、
812……リミツトスイツチ取付板、813……
リミツトプツシヤ、814……穴、815……ボ
ルト、816……リミツトスイツチ、900……
原料注入機、901……ノズル、902……モー
タ、903……エンドプレート、904……ピニ
オン、905……スライドブロツク、906……
ガイドレール取付板、907……ラツク、908
……ガイドレール、909……リミツトスイツ
チ、910……カムドツク、911……タイロツ
ド、950……原料供給機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製人形等の成形加工装置において、
    成形金型蓋の開蓋・閉蓋を行う成形金型蓋開閉機
    構、成形金型から成形品を脱型する脱型機構、原
    料注入機構をロボツト機構部に形成し、各機構を
    変位可能に備えたことを特徴とする合成樹脂製人
    形等の成形装置。 2 前記ロボツト機構部が、サポート機構を備
    え、該サポート機構に複数の支持アームを設け各
    アームに成形金型蓋開閉機構、成形品脱型機構、
    成形金型清掃機構及び原料注入機構をそれぞれ備
    えたもので間歇的に旋回移動変位できるものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の成形装置。 3 前記成形金型蓋開閉機構が、成形金型の蓋開
    閉を行うものであつて、昇降自在のフレームと、
    フレームを着脱される電磁石と、金型と蓋の係合
    を解除するシリンダとを備えたものである特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の成形装置。 4 前記脱型機構が、成形金型から成形品を取り
    出すものであつて、開閉自在の爪を有するチヤツ
    キング部と、該チヤツキング部を持ち上げ且つね
    じれ作用を与える伝動機構とを備えたものである
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の成形装
    置。 5 前記成形金型清掃機構が、成形金型内に挿脱
    する空気吹出ノズルを有するフレームを昇降自在
    に備えたものであつて、脱型された成形金型の内
    部を前記ノズルから吹出す圧縮空気によつて清掃
    するものである特許請求の範囲第2項記載の成形
    装置。 6 前記原料注入機構が、原料供給用ポンプに連
    絡されたノズルを有するフレームを昇降自在に備
    えたものであつて、該ノズルを成形金型口上に近
    接位置させるものである特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の成形装置。
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