JPH0244603B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244603B2 JPH0244603B2 JP57182640A JP18264082A JPH0244603B2 JP H0244603 B2 JPH0244603 B2 JP H0244603B2 JP 57182640 A JP57182640 A JP 57182640A JP 18264082 A JP18264082 A JP 18264082A JP H0244603 B2 JPH0244603 B2 JP H0244603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- die
- diameter
- bearing
- tube
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 31
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C37/00—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
- B21C37/06—Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
- B21C37/15—Making tubes of special shape; Making tube fittings
- B21C37/16—Making tubes with varying diameter in longitudinal direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は資源開発用のボーリングロツド、ケー
シング、アウターロツド、インナーロツド等の管
を製造する管引抜き方法に関する。
シング、アウターロツド、インナーロツド等の管
を製造する管引抜き方法に関する。
従来例えば径が大きく、厚肉で第１図に示すよ
うな管を製造するには両端部の鍛造製管と中間の
一様径の管とを溶接Ｗして製造していた。また外
径約25〜35mm、肉厚2.1〜3.2mm程度で自転車等の
フレーム材等に用いる小径、薄肉管の場合には第
２図のような引抜装置で製造していた。
うな管を製造するには両端部の鍛造製管と中間の
一様径の管とを溶接Ｗして製造していた。また外
径約25〜35mm、肉厚2.1〜3.2mm程度で自転車等の
フレーム材等に用いる小径、薄肉管の場合には第
２図のような引抜装置で製造していた。
第２図について説明する。第２図ａは第２図の
Ａ部の縦断面図であつて、床に固定したフレーム
１のほぼ中央部にダイス２を固定するダイス支持
台３を固定し、プラグ４とプラグ４を支えるプラ
グ支持棒５を備え、プラグ支持棒５はプラグ支持
台６に図示しない油圧シリンダ等を介して固定す
る。素材管７はプラグ４、プラグ支持棒５の外側
に嵌入され、その先端部７ａはハサミ８にて挾持
され、ハサミ８は引抜き車９に設けられる。引抜
き車９のツメ１０は図示しない強力な駆動源によ
り駆動されたチエーン１１により強力に引張られ
ることにより、ダイス２とプラグ４との間を挾持
され引抜かれて素材管７よりパイプ７ｂが製造さ
れる。
Ａ部の縦断面図であつて、床に固定したフレーム
１のほぼ中央部にダイス２を固定するダイス支持
台３を固定し、プラグ４とプラグ４を支えるプラ
グ支持棒５を備え、プラグ支持棒５はプラグ支持
台６に図示しない油圧シリンダ等を介して固定す
る。素材管７はプラグ４、プラグ支持棒５の外側
に嵌入され、その先端部７ａはハサミ８にて挾持
され、ハサミ８は引抜き車９に設けられる。引抜
き車９のツメ１０は図示しない強力な駆動源によ
り駆動されたチエーン１１により強力に引張られ
ることにより、ダイス２とプラグ４との間を挾持
され引抜かれて素材管７よりパイプ７ｂが製造さ
れる。
第２図の装置で管を製造する場合外径１種で内
径の異る管は第３図ａの様に管引抜き方向ｅに対
し、プラグ４をダイス２の手前に引抜きに与らな
いように素材管７と遊隙をもたせて保持し、パイ
プ先端部７ａを引張られると小内径管部が出来、
第３図ｂの様にダイス２内にプラグ４を押入れて
引抜かれると大内径管部が出来る。次に内径が１
種類で外径が異る管は第４図ａの様にプラグ４を
ダイス２に押入れて引抜くと外径の小さい管が製
造され、第４図ｂの様にプラグ４をダイス２の左
方に押し出して素材管７が引抜かれると、ダイス
２とプラグ４の小径部との間で外径がしぼられ、
更に進むとプラグ４の大径部で素材管７は径を拡
大され、内径はプラグ４の大径部と同一径とな
り、外径は第４図ａによるものよりも大径のパイ
プ７ｂが製造される。
径の異る管は第３図ａの様に管引抜き方向ｅに対
し、プラグ４をダイス２の手前に引抜きに与らな
いように素材管７と遊隙をもたせて保持し、パイ
プ先端部７ａを引張られると小内径管部が出来、
第３図ｂの様にダイス２内にプラグ４を押入れて
引抜かれると大内径管部が出来る。次に内径が１
種類で外径が異る管は第４図ａの様にプラグ４を
ダイス２に押入れて引抜くと外径の小さい管が製
造され、第４図ｂの様にプラグ４をダイス２の左
方に押し出して素材管７が引抜かれると、ダイス
２とプラグ４の小径部との間で外径がしぼられ、
更に進むとプラグ４の大径部で素材管７は径を拡
大され、内径はプラグ４の大径部と同一径とな
り、外径は第４図ａによるものよりも大径のパイ
プ７ｂが製造される。
前記の通り、従来の装置によると、(1)第３図ａ
のように作業された小内径鋼管はプラグの内圧が
かからなくて外径をしぼられたため、皺が出来や
すい。(2)第４図ｂのような作業により出来た内径
が１種類で外径が大きい鋼管に於ては、先づダイ
ス２のベアリング面とプラグの小径ベアリング径
d3とで出来た鋼管を更にプラグの大径ベアリング
径d4で拡張する結果出来るので、一応外見は第５
図ｆのような外見になるので、ここで第５図ｆを
借りて、この場合を説明する。d4：プラグの大ベ
アリング径、d2：ダイスのベアリング径、d1：鋼
管の大外形、d3：プラグの小ベアリング径とする
とd4は鋼管の内径、d2は鋼管の小外径となるが、
鋼管の大外形d1はダイスとプラグのベアリング径
と直接結びつかない。d1＝ｆ（d3，d2，d4）とい
う函数関係が成立ち、d1，d2，d4を独立して決め
られない。即ち最も希望するd1，d2，d4を決める
ことは即ち、d1＝ｆ（d3，d2，d4）の函数関係の
解の中で最も希望する値に近いものを選択するこ
とにしかならない。という不便さをはらんでい
る。(3)製造された鋼管は１種類の内径で外径が異
る二種類の寸法を有するか、内径が異る二種類の
寸法を有し１種類の外径かの２種類の鋼管に限ら
れる。(4)プラグ４の固定位置をとらせるのに油圧
シリンダに内蔵したストツパ等を使用されている
が、大引抜力を要する場合は多数のシリンダを使
用することになり、それ等の間に釣合装置等が必
要となり、構造複雑となる欠点がある。
のように作業された小内径鋼管はプラグの内圧が
かからなくて外径をしぼられたため、皺が出来や
すい。(2)第４図ｂのような作業により出来た内径
が１種類で外径が大きい鋼管に於ては、先づダイ
ス２のベアリング面とプラグの小径ベアリング径
d3とで出来た鋼管を更にプラグの大径ベアリング
径d4で拡張する結果出来るので、一応外見は第５
図ｆのような外見になるので、ここで第５図ｆを
借りて、この場合を説明する。d4：プラグの大ベ
アリング径、d2：ダイスのベアリング径、d1：鋼
管の大外形、d3：プラグの小ベアリング径とする
とd4は鋼管の内径、d2は鋼管の小外径となるが、
鋼管の大外形d1はダイスとプラグのベアリング径
と直接結びつかない。d1＝ｆ（d3，d2，d4）とい
う函数関係が成立ち、d1，d2，d4を独立して決め
られない。即ち最も希望するd1，d2，d4を決める
ことは即ち、d1＝ｆ（d3，d2，d4）の函数関係の
解の中で最も希望する値に近いものを選択するこ
とにしかならない。という不便さをはらんでい
る。(3)製造された鋼管は１種類の内径で外径が異
る二種類の寸法を有するか、内径が異る二種類の
寸法を有し１種類の外径かの２種類の鋼管に限ら
れる。(4)プラグ４の固定位置をとらせるのに油圧
シリンダに内蔵したストツパ等を使用されている
が、大引抜力を要する場合は多数のシリンダを使
用することになり、それ等の間に釣合装置等が必
要となり、構造複雑となる欠点がある。
以下の従来例と同様な従来例には特公昭33−
7068号公報の発明、特公昭40−8822号の発明があ
る。前者の発明はプラグとダイスのベアリング部
により内径が規正されるため、直径は正確である
が外径一定の引抜管しか製造できない。後者の発
明は二つのプラグを用いるもので、引抜力が分散
緩和されるが内径一定の引抜管しかできずしか
も、プラグと管の外径部との間の寸法関係が複雑
であり、該外径が正確にできない。
7068号公報の発明、特公昭40−8822号の発明があ
る。前者の発明はプラグとダイスのベアリング部
により内径が規正されるため、直径は正確である
が外径一定の引抜管しか製造できない。後者の発
明は二つのプラグを用いるもので、引抜力が分散
緩和されるが内径一定の引抜管しかできずしか
も、プラグと管の外径部との間の寸法関係が複雑
であり、該外径が正確にできない。
本発明は複数径の管の引抜方法に於て、これ等
の不具合を改善し、ダイスおよびプラグのベアリ
ング部を夫々複数とし、ダイスとプラグを管引抜
方向において正逆の方向に移動して常に素材管を
ダイスとプラグとのベアリング面で挾圧し乍ら引
抜くことにより、正確で、所要の寸法を有する複
数の内、外径をもつ管を製造する方法を提供する
ことを目的とする。
の不具合を改善し、ダイスおよびプラグのベアリ
ング部を夫々複数とし、ダイスとプラグを管引抜
方向において正逆の方向に移動して常に素材管を
ダイスとプラグとのベアリング面で挾圧し乍ら引
抜くことにより、正確で、所要の寸法を有する複
数の内、外径をもつ管を製造する方法を提供する
ことを目的とする。
本発明は複数箇のベアリング直径を有する一つ
のダイスと複数箇のベアリング直径を有する一つ
のプラグとを管引抜方向に於て正逆の方向に相対
的に移動して、ダイスのベアリング面とプラグの
ベアリング面とを夫々相対峙せしめ、ダイスのベ
アリング面とプラグのベアリング面との間に素材
管を挟圧引抜きすることのみにより複数の外径と
複数の内径を有する引抜管を製造する方法であ
る。
のダイスと複数箇のベアリング直径を有する一つ
のプラグとを管引抜方向に於て正逆の方向に相対
的に移動して、ダイスのベアリング面とプラグの
ベアリング面とを夫々相対峙せしめ、ダイスのベ
アリング面とプラグのベアリング面との間に素材
管を挟圧引抜きすることのみにより複数の外径と
複数の内径を有する引抜管を製造する方法であ
る。
以下、本発明の引抜管の製造方法の実施例につ
いてのべる。厚肉で大径の複数径を有する管を正
確に引抜きにより製造する方法はダイス、プラグ
を移動可能に強固に支えることが出来る装置を使
用し、ダイスのベアリング面とプラグのベアリン
グ面とを相対峙させ挾圧し乍ら引抜くことであ
る。従つて複数箇のベアリング面を持つダイスと
複数箇のベアリング面を持つプラグとを、管の引
抜き作業中に相対的に移動せしめることである。
いてのべる。厚肉で大径の複数径を有する管を正
確に引抜きにより製造する方法はダイス、プラグ
を移動可能に強固に支えることが出来る装置を使
用し、ダイスのベアリング面とプラグのベアリン
グ面とを相対峙させ挾圧し乍ら引抜くことであ
る。従つて複数箇のベアリング面を持つダイスと
複数箇のベアリング面を持つプラグとを、管の引
抜き作業中に相対的に移動せしめることである。
例えば夫々２箇のベアリング面を持つダイス２
とプラグ４とを使用する方法としては第５図ａの
位置即ちダイス２のベアリング径d2面とプラグ４
のベアリング径d3面が対峙する位置で、外径d2、
内径d3の管を製造する場合、第５図ｂの位置即ち
ダイス２のベアリング径d2面とプラグ４のベアリ
ング径d4面が対峙する位置で、外径d1、内径d4の
管を製造する場合、第５図ｃの位置即ちダイス２
のベアリング径d1面とプラグ４のベアリング径d4
面が対峙する位置で外径d1、内径d4の管を製造す
る場合がある。
とプラグ４とを使用する方法としては第５図ａの
位置即ちダイス２のベアリング径d2面とプラグ４
のベアリング径d3面が対峙する位置で、外径d2、
内径d3の管を製造する場合、第５図ｂの位置即ち
ダイス２のベアリング径d2面とプラグ４のベアリ
ング径d4面が対峙する位置で、外径d1、内径d4の
管を製造する場合、第５図ｃの位置即ちダイス２
のベアリング径d1面とプラグ４のベアリング径d4
面が対峙する位置で外径d1、内径d4の管を製造す
る場合がある。
先づ第５図ｅの様な管を製造するにはダイス２
とプラグ４の相対位置を第１段は第５図ａ、第２
段は第５図ｂ、第３段は第５図ｃの位置を順次と
らせる。この相対位置をとらせるのに、(1)ダイス
を固定してプラグ４を基点から左へ２段に移動す
る。即ち第５図ａの位置を基点として第２段は第
５図ｂの位置、第３段は第５図ｃの位置に移動す
ることである。(2)ダイス２を固定してプラグ４を
基点より１段左へ移動し、次にプラグ４を固定し
てダイスを固定していた位置から１段右へ移動す
る。即ち第５図ａの位置を基点として第２段は第
５図ｂの位置、第３段は第５図ｃの位置に移動す
ることは同じである。然し使用する装置の面では
(1)にはダイス支持台固定、プラグ支持台は３固定
点を持つ装置が必要であり、(2)にはダイス支持
台、プラグ支持台共に２固定点を持つ装置が必要
である。
とプラグ４の相対位置を第１段は第５図ａ、第２
段は第５図ｂ、第３段は第５図ｃの位置を順次と
らせる。この相対位置をとらせるのに、(1)ダイス
を固定してプラグ４を基点から左へ２段に移動す
る。即ち第５図ａの位置を基点として第２段は第
５図ｂの位置、第３段は第５図ｃの位置に移動す
ることである。(2)ダイス２を固定してプラグ４を
基点より１段左へ移動し、次にプラグ４を固定し
てダイスを固定していた位置から１段右へ移動す
る。即ち第５図ａの位置を基点として第２段は第
５図ｂの位置、第３段は第５図ｃの位置に移動す
ることは同じである。然し使用する装置の面では
(1)にはダイス支持台固定、プラグ支持台は３固定
点を持つ装置が必要であり、(2)にはダイス支持
台、プラグ支持台共に２固定点を持つ装置が必要
である。
なお、引抜作業は連続的に行われる。即ちダイ
ス２或はプラグ４が１固定位置より次の固定位置
への移動は、ダイス２或はプラグ４を駆動する油
圧ユニツトにあらかじめ組込まれた自動制御によ
り行われ、鋼管径の変化部も同径部と同様に連続
作業により造成される。
ス２或はプラグ４が１固定位置より次の固定位置
への移動は、ダイス２或はプラグ４を駆動する油
圧ユニツトにあらかじめ組込まれた自動制御によ
り行われ、鋼管径の変化部も同径部と同様に連続
作業により造成される。
次に第５図ｄの様な鋼管を製造するには、ダイ
ス２とプラグ４の相互位置を第１段は第５図ａ
（外径d2、内径d3の鋼管が出来る）の位置にセツ
トし、第２段は第５図ｂ（外径d2、内径d4の鋼管
が出来る）の位置にセツトし、第３段は第５図ａ
（外径d2、内径d3の鋼管が出来る）の位置にセツ
トする。この相互位置をとらせるのに、(1)ダイス
２を固定してプラグ４を基点から左へ即ち第５図
ａの位置を基点として、次にダイス２は固定して
プラグ４へ左へ移動し第５図ｂの位置にセツト
し、更にダイス２は固定してプラグ４を右へ移動
し第５図ａの位置に戻す。(2)プラグ４を固定しダ
イス２を移動する方法で第５図ａの位置から、第
５図ｂの位置に移動し、さらに第５図ａの位置に
戻すことは(1)と同じであるが、使用する装置の面
では(1)ではダイス支持台は固定、プラグ支持台は
２固定点を持つ必要であり、(2)ではプラグ支持台
は固定、ダイス支持台は２固定点を持つ装置が必
要である。
ス２とプラグ４の相互位置を第１段は第５図ａ
（外径d2、内径d3の鋼管が出来る）の位置にセツ
トし、第２段は第５図ｂ（外径d2、内径d4の鋼管
が出来る）の位置にセツトし、第３段は第５図ａ
（外径d2、内径d3の鋼管が出来る）の位置にセツ
トする。この相互位置をとらせるのに、(1)ダイス
２を固定してプラグ４を基点から左へ即ち第５図
ａの位置を基点として、次にダイス２は固定して
プラグ４へ左へ移動し第５図ｂの位置にセツト
し、更にダイス２は固定してプラグ４を右へ移動
し第５図ａの位置に戻す。(2)プラグ４を固定しダ
イス２を移動する方法で第５図ａの位置から、第
５図ｂの位置に移動し、さらに第５図ａの位置に
戻すことは(1)と同じであるが、使用する装置の面
では(1)ではダイス支持台は固定、プラグ支持台は
２固定点を持つ必要であり、(2)ではプラグ支持台
は固定、ダイス支持台は２固定点を持つ装置が必
要である。
更に第５図ｆの様な鋼管を製造するには、ダイ
ス２とプラグ４の相互位置を第１段は第５図ｃ
（外径d1、内径d4の鋼管が出来る）の位置にセツ
トし、第２段は第５図ｂ（外径d2、内径d4の鋼管
が出来る）の位置にセツトして、第３段は第５図
ｃの位置に戻す。この様な相互位置をとらせるの
に、(1)ダイス２を固定し、プラグ４を第５図ｃ位
置を基点とし、第２段はプラグ４を右へ移動し第
５図ｂ位置をとらせ、第３段は基点に戻す。(2)プ
ラグ４を固定し、基点である第５図ｃ位置より、
ダイス２を左へ移動し、第５図ｂ位置をとらせ、
次にダイス２を戻し第５図ｃ位置にセツトする。
使用する装置の面では(1)ではダイス支持台は固
定、プラグ支持台は２固定点を持つ装置が必要で
あり、(2)ではプラグ支持台は固定、ダイス支持台
は２固定点を持つ装置が必要である。
ス２とプラグ４の相互位置を第１段は第５図ｃ
（外径d1、内径d4の鋼管が出来る）の位置にセツ
トし、第２段は第５図ｂ（外径d2、内径d4の鋼管
が出来る）の位置にセツトして、第３段は第５図
ｃの位置に戻す。この様な相互位置をとらせるの
に、(1)ダイス２を固定し、プラグ４を第５図ｃ位
置を基点とし、第２段はプラグ４を右へ移動し第
５図ｂ位置をとらせ、第３段は基点に戻す。(2)プ
ラグ４を固定し、基点である第５図ｃ位置より、
ダイス２を左へ移動し、第５図ｂ位置をとらせ、
次にダイス２を戻し第５図ｃ位置にセツトする。
使用する装置の面では(1)ではダイス支持台は固
定、プラグ支持台は２固定点を持つ装置が必要で
あり、(2)ではプラグ支持台は固定、ダイス支持台
は２固定点を持つ装置が必要である。
尚３箇以上のベアリング面を持つダイス２とプ
ラグ４とについても同様の方法により、外径３箇
以上、内径３箇以上の鋼管の製造が可能となつ
た。
ラグ４とについても同様の方法により、外径３箇
以上、内径３箇以上の鋼管の製造が可能となつ
た。
また、第１図に示すような溶接して作つた鋼
管、或は鋳造鋼管、旋削して作つた鋼管と異り、
引抜くという製造方法は製品鋼管の肉厚部の組織
の繊維が鋼管軸方向に連続して通つており、強靭
である。用途により、製造した鋼管を更に調質す
る必要のある場合は最適の鋼管を提供することに
なる。
管、或は鋳造鋼管、旋削して作つた鋼管と異り、
引抜くという製造方法は製品鋼管の肉厚部の組織
の繊維が鋼管軸方向に連続して通つており、強靭
である。用途により、製造した鋼管を更に調質す
る必要のある場合は最適の鋼管を提供することに
なる。
上記の通り、複数のベアリング径を持つダイス
とプラグとを引抜方向の正逆の方向に移動可能に
固定し、夫々の所要のベアリング部を選択して相
対峙させ、夫々のベアリング面で挾圧し乍ら引抜
くことにより、所要な多種の正確な径を持つ強靭
な鋼管を製造する方法を提供することが出来た。
とプラグとを引抜方向の正逆の方向に移動可能に
固定し、夫々の所要のベアリング部を選択して相
対峙させ、夫々のベアリング面で挾圧し乍ら引抜
くことにより、所要な多種の正確な径を持つ強靭
な鋼管を製造する方法を提供することが出来た。
第１図は製造鋼管の一例を示す縦断面図、第２
図は従来の鋼管引抜装置の側面図、第２図ａは第
２図Ａ部の詳細を示す縦断面図、第３図、第４図
は従来の鋼管引抜き方法を示す縦断面図、第５図
ａ、第５図ｂ、第５図ｃは本発明による引抜き方
法を示す縦断面図、第５図ｄ、第５図ｅ、第５図
ｆは本発明による製造鋼管を例示する縦断面図で
ある。 ２……ダイス、４……プラグ、d1，d2，d3，d4
はダイスとプラグのベアリング径であり、かつ製
造鋼管の径でもある。
図は従来の鋼管引抜装置の側面図、第２図ａは第
２図Ａ部の詳細を示す縦断面図、第３図、第４図
は従来の鋼管引抜き方法を示す縦断面図、第５図
ａ、第５図ｂ、第５図ｃは本発明による引抜き方
法を示す縦断面図、第５図ｄ、第５図ｅ、第５図
ｆは本発明による製造鋼管を例示する縦断面図で
ある。 ２……ダイス、４……プラグ、d1，d2，d3，d4
はダイスとプラグのベアリング径であり、かつ製
造鋼管の径でもある。
Claims (1)
- １ 複数箇のベアリング直径を有する一つのダイ
スと複数箇のベアリング直径を有する一つのプラ
グとを管引抜方向に於て正逆の方向に相対的に移
動して、ダイスのベアリング面とプラグのベアリ
ング面とを夫々相対峙せしめ、ダイスのベアリン
グ面とプラグのベアリング面との間に素材管を挟
圧引抜きすることのみにより複数の外径と複数の
内径を有する引抜管を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18264082A JPS5973113A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 引抜管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18264082A JPS5973113A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 引抜管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5973113A JPS5973113A (ja) | 1984-04-25 |
| JPH0244603B2 true JPH0244603B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=16121829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18264082A Granted JPS5973113A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 引抜管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5973113A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE102004056147B3 (de) * | 2004-11-20 | 2006-08-03 | Gkn Driveline International Gmbh | Reduzieren von Rohren über einem abgesetzten Dorn zur Herstellung von Hohlwellen mit Hinterschnitt in einer Operation |
| JP2011045924A (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Sanwa Kokan Kk | 鋼管引抜装置、及び引抜鋼管の製造方法 |
| WO2014104371A1 (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-03 | 三菱アルミニウム株式会社 | 内面螺旋溝付管およびその製造方法と熱交換器 |
| JP6355039B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2018-07-11 | 三菱アルミニウム株式会社 | 内面螺旋溝付管の製造装置 |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP18264082A patent/JPS5973113A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5973113A (ja) | 1984-04-25 |
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