JPH0243643Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243643Y2 JPH0243643Y2 JP220186U JP220186U JPH0243643Y2 JP H0243643 Y2 JPH0243643 Y2 JP H0243643Y2 JP 220186 U JP220186 U JP 220186U JP 220186 U JP220186 U JP 220186U JP H0243643 Y2 JPH0243643 Y2 JP H0243643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- movable
- base
- fixed
- machine tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、固定ベースに対して、主軸軸線方向
に移動する可動ベースを有するとともに、該可動
ベース上で前記主軸軸線方向に交差する横移動方
向に移動する可動部を有する工作機械のカバー装
置に関する。
に移動する可動ベースを有するとともに、該可動
ベース上で前記主軸軸線方向に交差する横移動方
向に移動する可動部を有する工作機械のカバー装
置に関する。
「従来の技術」
従来の工作機械では、固定ベースに対して、主
軸軸線方向移動する可動ベースを有するととも
に、該可動ベース上で前記主軸軸線方向に交差す
る横移動方向に移動する可動部を有する場合のカ
バー装置としては、移動する部位を部分的に覆う
ものが一般的で、かつカバーは切削時に発生する
チツプに対しては対応していなかつた。
軸軸線方向移動する可動ベースを有するととも
に、該可動ベース上で前記主軸軸線方向に交差す
る横移動方向に移動する可動部を有する場合のカ
バー装置としては、移動する部位を部分的に覆う
ものが一般的で、かつカバーは切削時に発生する
チツプに対しては対応していなかつた。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、このような従来の工作機械のカ
バー装置では、可動部を部分的に覆つているため
十分な隠蔽効果が望めず、またチツプが一部に滞
留しがちになるという問題点があつた。
バー装置では、可動部を部分的に覆つているため
十分な隠蔽効果が望めず、またチツプが一部に滞
留しがちになるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、可動部を全面的に覆い、かつ、
チツプの流れを1個所に落下するようにし、チツ
プコンベアで機外へ搬出するようにして上記問題
点を解決した工作機械のカバー装置を提供するこ
とを目的としている。
なされたもので、可動部を全面的に覆い、かつ、
チツプの流れを1個所に落下するようにし、チツ
プコンベアで機外へ搬出するようにして上記問題
点を解決した工作機械のカバー装置を提供するこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、固定ベースに対して、主軸軸線方向
に移動する可動ベースを有するとともに、該可動
ベース上で前記主軸軸線方向に交差する横移動方
向に移動する可動部を有する工作機械のカバー装
置であつて、可動部上に設けられ主軸側で下方に
傾斜した連結体カバーと、該連結体カバーを移動
可能に重合し、前記可動ベース全体を可動カバー
で覆う一方、該可動カバーの一部を延ばし、前記
固定ベースあるいはそれを覆う固定カバーに密接
して摺動可能に重畳させて加工空間を全部覆い、
前記可動カバーにチツプ案内面を形成したことを
特徴とする工作機械のカバー装置に存する。
るところは、固定ベースに対して、主軸軸線方向
に移動する可動ベースを有するとともに、該可動
ベース上で前記主軸軸線方向に交差する横移動方
向に移動する可動部を有する工作機械のカバー装
置であつて、可動部上に設けられ主軸側で下方に
傾斜した連結体カバーと、該連結体カバーを移動
可能に重合し、前記可動ベース全体を可動カバー
で覆う一方、該可動カバーの一部を延ばし、前記
固定ベースあるいはそれを覆う固定カバーに密接
して摺動可能に重畳させて加工空間を全部覆い、
前記可動カバーにチツプ案内面を形成したことを
特徴とする工作機械のカバー装置に存する。
「作用」
しかして、可動ベースを覆う可動カバーと固定
ベースを覆う固定カバーとが工作機械の加工空間
を全部覆い可動カバーが移動したときは、可動カ
バーは固定カバーに対して摺動し、密閉性が保た
れるとともに、可動カバーに設けたチツプ案内面
がチツプを所定の位置に案内して外へ搬出するこ
とができるようにしたものである。
ベースを覆う固定カバーとが工作機械の加工空間
を全部覆い可動カバーが移動したときは、可動カ
バーは固定カバーに対して摺動し、密閉性が保た
れるとともに、可動カバーに設けたチツプ案内面
がチツプを所定の位置に案内して外へ搬出するこ
とができるようにしたものである。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
図は本考案の一実施例を示している。
第2図に示すように、工作機械10は、可動カ
バー20と固定カバー30とで覆われている。
バー20と固定カバー30とで覆われている。
第1図〜第3図でわかるように、工作機械10
の一側には固定ベース11上に敷設された案内部
12,12の上に載つて他側と結んだ線に平行な
主軸軸線方向Zに移動可能に可動ベース13が、
配設され、可動ベース13には、主軸軸線方向Z
に交差するX方向に移動する可動部である刃物台
ベース14が移動可能に支持されている。刃物台
ベース14の上には刃物台Aが設置されている。
工作機械10の他側には被加工物を挟持するチヤ
ツクBが配置されている。
の一側には固定ベース11上に敷設された案内部
12,12の上に載つて他側と結んだ線に平行な
主軸軸線方向Zに移動可能に可動ベース13が、
配設され、可動ベース13には、主軸軸線方向Z
に交差するX方向に移動する可動部である刃物台
ベース14が移動可能に支持されている。刃物台
ベース14の上には刃物台Aが設置されている。
工作機械10の他側には被加工物を挟持するチヤ
ツクBが配置されている。
可動カバー20の一側は刃物台カバー21をな
しており、可動ベース13および刃物台ベース1
4の前部を覆つている。該刃物台カバー21の上
面の中央には、開閉蓋22が設けられている。
しており、可動ベース13および刃物台ベース1
4の前部を覆つている。該刃物台カバー21の上
面の中央には、開閉蓋22が設けられている。
刃物台カバー21の両側切欠部25では、側壁
23と刃物台ベース14に立設された隔壁15と
の間にテレスコープ形の連結体24が介装され、
刃物台ベース14の移動にかかわらず、密閉性を
保つことができるようになつている。連結体24
は固定ベース11の底面16に向け傾斜してい
る。底面16にはチツプコンベアが設置される。
23と刃物台ベース14に立設された隔壁15と
の間にテレスコープ形の連結体24が介装され、
刃物台ベース14の移動にかかわらず、密閉性を
保つことができるようになつている。連結体24
は固定ベース11の底面16に向け傾斜してい
る。底面16にはチツプコンベアが設置される。
刃物台カバー21の両側の側壁23,23は案
内部12に沿つて工作機械10のチヤツクB側に
延ばされている。刃物台カバー21側の端は刃物
台ベース14の前面に固結され、連結体24の傾
斜面に連なつて固定ベース11の底面16に向け
傾斜するチツプ案内面26が可動ベース13の前
面に固結されている。
内部12に沿つて工作機械10のチヤツクB側に
延ばされている。刃物台カバー21側の端は刃物
台ベース14の前面に固結され、連結体24の傾
斜面に連なつて固定ベース11の底面16に向け
傾斜するチツプ案内面26が可動ベース13の前
面に固結されている。
工作機械10のチヤツクB側には、立壁状に固
定カバー30が固設されている。側壁23および
チツプ案内面26はこの固定カバー30の端縁に
重畳して被されるように延ばされ、それにより加
工空間Cが全部覆われている。
定カバー30が固設されている。側壁23および
チツプ案内面26はこの固定カバー30の端縁に
重畳して被されるように延ばされ、それにより加
工空間Cが全部覆われている。
第3図および第4図でわかるように、側壁23
と固定カバー30とが重畳している部位では、側
壁23およびチツプ案内面26の比較的平な面に
沿つてゴム等弾性材料より成るシール板31,3
1,31がそれぞれ押え板32により固定カバー
30の端縁に装着され、シール板31,31,3
1の先端部は、側壁23およびチツプ案内面26
の内面に圧接している。
と固定カバー30とが重畳している部位では、側
壁23およびチツプ案内面26の比較的平な面に
沿つてゴム等弾性材料より成るシール板31,3
1,31がそれぞれ押え板32により固定カバー
30の端縁に装着され、シール板31,31,3
1の先端部は、側壁23およびチツプ案内面26
の内面に圧接している。
固定カバー30の端縁のコーナー部には、コー
ナー形状に沿つた先端形状を持つワイヤあるいは
樹脂製のブラシ33,34が押え板35,36に
より固定カバー30に装着されている。ブラシ3
3,34の先端部は側壁23の内面のコーナーに
圧接している。
ナー形状に沿つた先端形状を持つワイヤあるいは
樹脂製のブラシ33,34が押え板35,36に
より固定カバー30に装着されている。ブラシ3
3,34の先端部は側壁23の内面のコーナーに
圧接している。
次に作用を説明する。
被加工物の加工あるいはその準備のために刃物
台ベース14がX軸方向に移動すると、テレスコ
ープ式の連結体24が伸縮し、可動ベース13が
Z軸方向に移動すると、可動カバー20の側壁2
3やチツプ案内面26はシール板31、ブラシ3
3,34に摺接しながら固定カバー30の端縁に
沿つて移動し、常に密閉性が保たれている。
台ベース14がX軸方向に移動すると、テレスコ
ープ式の連結体24が伸縮し、可動ベース13が
Z軸方向に移動すると、可動カバー20の側壁2
3やチツプ案内面26はシール板31、ブラシ3
3,34に摺接しながら固定カバー30の端縁に
沿つて移動し、常に密閉性が保たれている。
被加工物の加工時に飛散したチツプは、連結体
24の上に飛散したものはその傾斜面に沿つて流
れ、可動カバー20のチツプ案内面26上に落ち
る。連結体24からチツプ案内面26の上に落ち
たチツプは、直接飛散したチツプとともに案内さ
れて固定ベース11の底面16上に落ち、底面1
6上に設けられたチツプコンベアにより搬出され
る。
24の上に飛散したものはその傾斜面に沿つて流
れ、可動カバー20のチツプ案内面26上に落ち
る。連結体24からチツプ案内面26の上に落ち
たチツプは、直接飛散したチツプとともに案内さ
れて固定ベース11の底面16上に落ち、底面1
6上に設けられたチツプコンベアにより搬出され
る。
なお、前記実施例では可動カバーを固定カバー
に重畳させたが、固定ベースの一部に重畳させて
もよい。また、前記実施例より広い範囲を固定カ
バーで覆うようにしてもよい。
に重畳させたが、固定ベースの一部に重畳させて
もよい。また、前記実施例より広い範囲を固定カ
バーで覆うようにしてもよい。
「考案の効果」
本考案に係る工作機械のカバー装置によれば、
加工空間が全部覆われているので、加工時のチツ
プの飛散を完全に防止することができるとともに
安全性を確保することができ、しかも、加工時に
発生するチツプを速やかに案内して搬出すること
ができるので、作業性が向上する。
加工空間が全部覆われているので、加工時のチツ
プの飛散を完全に防止することができるとともに
安全性を確保することができ、しかも、加工時に
発生するチツプを速やかに案内して搬出すること
ができるので、作業性が向上する。
図は本考案の一実施例を示しており、第1図は
刃物台ベース近傍の一部を破断して示した斜視
図、第2図は工作機械の斜視図、第3図はチヤツ
ク近傍の一部を破断して示した斜視図、第4図は
第3図−線断面図である。 10……工作機械、11……固定ベース、14
……刃物台ベース、A……刃物台、20……可動
カバー、21……刃物台カバー、26……チツプ
案内面、30固定カバー、31……シール板、3
3,34……ブラシ。
刃物台ベース近傍の一部を破断して示した斜視
図、第2図は工作機械の斜視図、第3図はチヤツ
ク近傍の一部を破断して示した斜視図、第4図は
第3図−線断面図である。 10……工作機械、11……固定ベース、14
……刃物台ベース、A……刃物台、20……可動
カバー、21……刃物台カバー、26……チツプ
案内面、30固定カバー、31……シール板、3
3,34……ブラシ。
Claims (1)
- 固定ベースに対して、主軸軸線方向に移動する
可動ベースを有するとともに、該可動ベース上で
前記主軸軸線方向に交差する横移動方向に移動す
る可動部を有する工作機械のカバー装置であつ
て、可動部上に設けられ主軸側で下方に傾斜した
連結体カバーと、前記可動ベース全体を可動カバ
ーで覆う一方、該可動カバーの一部を延ばし、前
記固定ベースあるいはそれを覆う固定カバーに密
接して摺動可能に重畳させて加工空間を全部覆
い、前記可動カバーにチツプ案内面を形成したこ
とを特徴とする工作機械のカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP220186U JPH0243643Y2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP220186U JPH0243643Y2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113948U JPS62113948U (ja) | 1987-07-20 |
JPH0243643Y2 true JPH0243643Y2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=30780817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP220186U Expired JPH0243643Y2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0243643Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101318608B1 (ko) * | 2005-12-22 | 2013-10-15 | 두산인프라코어 주식회사 | 스플래쉬 가드의 투시창의 와이핑장치 |
-
1986
- 1986-01-11 JP JP220186U patent/JPH0243643Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62113948U (ja) | 1987-07-20 |
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