JPH0243612Y2 - - Google Patents

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JPH0243612Y2
JPH0243612Y2 JP445986U JP445986U JPH0243612Y2 JP H0243612 Y2 JPH0243612 Y2 JP H0243612Y2 JP 445986 U JP445986 U JP 445986U JP 445986 U JP445986 U JP 445986U JP H0243612 Y2 JPH0243612 Y2 JP H0243612Y2
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JP
Japan
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drill
milling cutter
holder
spindle head
milling
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Expired
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JP445986U
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JPS62117012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、切削用工作機械における工具の切
換え装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 第3図のものは、穴明け加工用センタドリル2
0を、座ぐり仕上げ用スローアウエイチツプ21
より若干突出させた状態で装着した形式であり、
したがつて、まず穴明け加工を行つた後、端面の
加工を行うものである。
このものの場合、送り方向は図示左右方向のみ
ですむが、穴明け加工が先行することから、つま
り端面の加工の前に穴明け加工を行わざるをえな
いこと、及び端面の加工中にもドリル20にて孔
明け加工を行なうため、ドリル20が端面加工の
影響を受けて横荷重を受けることがあり、破損に
つながりやすい。
第4図のものは、第3図とは逆にフライスチツ
プ22をセンタドリル23よりも突出させてあ
り、したがつて端面の加工を行つた後に穴明けを
行うようにしている。
このものの場合、端面の仕上げが先行し、かつ
この作業中にワークWとドリル23とが干渉しな
いため、ドリル23の破損は回避される反面、フ
ライス仕上げのための送り(図示上下方向の送
り)と、穴明けのための送り(図示左右方向の送
り)が必要となり、装置全体のコストアツプにつ
ながるという問題点があつた。
そこで、この考案では、工具の切換えを確実に
行なうことによつて工具を保護することができる
ようにし、またこの工具の切換えを簡単に行なう
ことがでるようにすることを、ねらいとした。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うに構成されている。すなわち、主軸ヘツドにフ
ライスカツターとドリルとを備える切削用工作機
械であつて、フライスカツターは主軸ヘツドの先
端にホルダーを介して取付けられ、ドリルはフラ
イスカツターおよびホルダーにそれぞれ同軸で差
込まれるとともに切換え手段に連繋されて前記フ
ライスカツターから突出される加工位置と、同カ
ツターから没入される待避位置との間に亘り軸方
向に沿つてスライド可能な構成にしたのである。
(作用) したがつて、本考案によればフライス加工が行
われる場合には、ドリルは退避位置に保持されて
いる。また穴明け加工を行う場合には、切換え手
段にてドリルが加工位置まで押出され、かくして
工具の切換えがなされる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
図中、1は工作機械における回転可能な主軸ヘ
ツドであり、その先端には工具取付け用のテーパ
穴2が形成されている。そして、本例ではこのテ
ーパ穴2にフライスカツター3と穴明けドリル4
との2種類の切削工具を備えた工具ユニツトUを
装着している。
フライスカツター3は、上記テーパ穴2に差込
み可能なホルダー5の前端面に着脱可能に取付け
られている。一方、ドリル4はドリルホルダー6
の前端面に同軸にかつ抜き差し可能に差込まれて
いる。そして、ドリルホルダー6と共にホルダー
5及びフライスカツター3に対し同軸かつ軸方向
に沿つて変位可能に組込まれている。また、ドリ
ルホルダー6とホルダー5との間には戻しばね7
が介在されていて、ドリル4をフライスカツター
3内に没入させる方向にドリルホルダー6全体を
付勢している。さらに、ドリル4への回転力の伝
達のために、ドリルホルダー6の後端側に形成さ
れた大径部6aの外周面の一部には、キー8を打
込んでホルダー5の内周面に形成されたキー溝8
aに摺動可能に係入させている。さらにまた、ド
リルホルダー6の後端面にはローラベアリング9
を介してプツシユロツド10が同軸で突入されて
いる。また、このプツシユロツド10にはスラス
トベアリング11を介してリング12が嵌込まれ
ており、ホルダー5の後端面に捩込まれ、プツシ
ユロツド10を遊挿するキヤツプ13にて抜け止
めされている。
さらに、主軸ヘツド1の内部には、プツシユロ
ツド10の後端面に対向し、これと同軸で配置さ
れた油圧シリンダ14が内蔵されており、プツシ
ユロツド10を介してドリルホルダー6を押出す
ことができる。このことによつて、ドリル4は油
圧シリンダ14の非作動時ではその先端がフライ
スカツター3より引込んだ退避位置(第1図に示
す位置)にあり、油圧シリンダ14の作動時では
フライスカツター3より所定量突出する加工位置
(第2図に示す位置)にあり、これらの両位置間
を変位することとなる。なお、油圧シリンダ14
の作動時におけるドリル4の突出量は、ドリルホ
ルダー6の大径部6aがホルダー5のストツパ面
15に突当てられることによつて規定される。
引き続き上記のように構成された本例の作用効
果を具体的に説明する。
まず、ワークWの断面をフライス仕上げする場
合から説明する。フライス仕上げを行う場合に
は、ドリル4を退避位置に保持させた状態で主軸
ヘツド1全体を第1図に示すような位置に導いて
おく。そして、主軸ヘツド1を回転してやると、
フライスカツター3が共転するため、主軸ヘツド
1全体を第1図に示す下方へ送つてやれば、ワー
クWの端面の切削を行うことができる。
次にワークWに対する穴明け加工を行う場合に
ついて説明する。この場合には、主軸ヘツド1の
軸心を穴明け加工予定位置の中心軸を揃えてお
く。そして、主軸ヘツド1の回転によつてキー8
を介してドリルホルダー6およびドリル4さらに
はリング12が共転する。このもとで、油圧シリ
ンダ14がプツシユロツド10を押出してドリル
ホルダー6を戻しばね7に抗して押出すと、ドリ
ル4は加工位置にまで突出される。このため、ワ
ークWに対する穴明け加工がなされるわけであ
る。
このように、本例ではドリル4を退避位置と加
工位置との間に亘り変位可能に組込んでおり、こ
のことから穴明けを行う場合、主軸ヘツド1全体
の送りを行う必要がなく、結果的に主軸ヘツド1
の送り動作はフライス送りに関する一方向だけで
すむ。すなわち、穴明けの送りのための装置が不
要となる分、工作機械全体のコストを低減させる
ことが可能となる。また、フライス加工を行つて
いるときにはドリル4はこれと干渉しない退避位
置に没入されているためフライス加工の際にドリ
ル4に対する横荷重が作用することもなく、ドリ
ル4を損傷から回避させることもできる効果もあ
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、主軸ヘツドの送りが一方向だけですむため、
工作機械のコストの低減を図ることができ、併せ
てドリルを損傷から保護することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフライス加工時を示す本例装置の断面
図、第2図は穴明け加工時を示す本例装置の断面
図、第3図及び第4図はそれぞれ従来例を示す断
面図である。 1……主軸ヘツド、2……テーパ穴、3……フ
ライスカツタ、4……ドリル、5……ホルダー、
14……油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸ヘツドにフライスカツターとドリルとを備
    える切削用工作機械であつて、フライスカツター
    は主軸ヘツドの先端にホルダーを介して取付けら
    れ、ドリルはフライスカツターおよびホルダーに
    それぞれ同軸で差込まれるとともに切換え手段に
    連繋されて前記フライスカツターから突出される
    加工位置と、同カツターから没入される待避位置
    との間に亘り軸方向に沿つてスライド可能とされ
    ていることを特徴とする切削用工作機械における
    工具の切換え装置。
JP445986U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPH0243612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP445986U JPH0243612Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP445986U JPH0243612Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62117012U JPS62117012U (ja) 1987-07-25
JPH0243612Y2 true JPH0243612Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30785140

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JP445986U Expired JPH0243612Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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JPS62117012U (ja) 1987-07-25

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