JPH02434B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH02434B2
JPH02434B2 JP59251475A JP25147584A JPH02434B2 JP H02434 B2 JPH02434 B2 JP H02434B2 JP 59251475 A JP59251475 A JP 59251475A JP 25147584 A JP25147584 A JP 25147584A JP H02434 B2 JPH02434 B2 JP H02434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chromate
coating
coating composition
metal
leachable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59251475A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60131975A (ja
Inventor
Efu Mozaa Maaku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAAMATETSUKU INTERN Inc
Original Assignee
SAAMATETSUKU INTERN Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAAMATETSUKU INTERN Inc filed Critical SAAMATETSUKU INTERN Inc
Publication of JPS60131975A publication Critical patent/JPS60131975A/ja
Publication of JPH02434B2 publication Critical patent/JPH02434B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/08Anti-corrosive paints
    • C09D5/12Wash primers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C22/00Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
    • C23C22/73Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
    • C23C22/74Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process for obtaining burned-in conversion coatings

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は、金属部品を被覆して該金属部品が
露出される大気あるいはその他の周囲の状況に対
する腐食抵抗を改良するための、コーテイング組
成物に関する。更に、本願発明は、金属部品と上
塗りコーテイング間の接着性を改良するための、
下塗りコーテイングを形成するコーテイング組成
物に関する。
本願発明は、また、かかる組成物で被覆された
金属部品、及び、金属部品を被覆(コート)する
方法に関する。特に、本願発明は、溶解したリン
酸塩イオンから成る水性酸結合剤溶液、クロム酸
塩イオン及びモリブデン酸塩イオンから成る群か
ら選択される溶解したイオン、及び溶解していな
い固体であつてかつ浸出性(leachable)の6価
のクロム酸塩の粒子を含む水性コーテイング組成
物に関する。前記6価のクロム酸塩は結合剤溶液
に可溶な範囲の量を超えて含まれるため不溶な部
分が固体として存在している。
本明細書において「浸出性」という用語は、当
業界において通常用いられるように、コーテイン
グ中の前記固体粒子のクロム酸塩が除々に溶出し
てコーテイングの表面に出てくることができるこ
とを意味する。
溶解した金属、クロム酸塩、ジクロム酸塩、又
は、モリブデン酸塩、リン酸塩をかなりの量含む
水性酸性溶液中に、固体無機粒状物質を加えたス
ラリーから成るコーテイング組成物は知られてい
る。このようなコーテイング組成物を塗付すべき
物質に塗付した後、被覆が水に不溶になるまで、
約500〓(約260℃)まで加熱される。かかるコー
テイング組成物には通常、固体無機粒状物質とし
てアルミニウム粉末のような金属粉末を、電気的
腐食保護の見地より包含している。例えば、被覆
される物質が鉄金属の場合、被覆中のアルミニウ
ム金属が、塩が塗付された、又は他の腐食性環境
下で電極化学反応を起すことによつて、アルミニ
ウム金属自身を腐食せしめ、その結果、鉄金属に
は、全く、又はほんの僅かしか腐食を起さないよ
うになつている。更に、この被覆の犠牲的腐食に
よる増強された腐食保護は、更に、被覆を電気的
に伝導性にすることによつて大きく向上されるこ
とが確立された。通常、アルミニウム充填被覆は
被覆表面の塗付処理(磨き仕上)か、又は、約
1000〓(約538℃)の温度にまで90分間熱処理す
ることによつて、犠牲的で、かつ、電流を生じう
るようにされる。他の加熱処理も使用しうる。目
標は、電気防食用、つまり自ら腐食し、隣接する
基底金属面を腐食から防止する、電気的に伝導性
のあるアルミニウム被覆を提供するところにあつ
た。
この種の電気防食用、磨き仕上、又は、熱処理
された被覆はジエツトエンジンの圧縮器のハード
ウエアー上によく用いられる。磨き仕上、又は熱
処理された被覆は、他の用途として、塩を含んだ
環境下そして/又は高温下で使用しうる。塩を含
んだ環境下、ことに、高温条件下でもある場合
は、被覆の電解活動は白い腐食生成物、又は、水
酸化アルミニウムのゼラチン状物質、その他の物
質を生成する。多くの用途において、かかる白色
の生成物、又は、「白い錆」は通常の錆同様望ま
しくない。
従つて、本願発明の目的は白い腐食生成物を、
被覆の電気防食的挙動を妨害することなく、ま
た、その他の被覆の特性に悪影響を与えることな
く、全て除去する手段を提供することにある。
更に、本願発明の目的は、改良された湿気抵抗
性と、塩塗付抵抗性を有する、金属部品の被覆を
提供することである。
更に、本願発明の目的は、部品をスプレイで吹
きつけるか、漬け塗りするか、その他の塗付方法
により、塗付しうる改良されたコーテイング組成
物を提供することにある。
本願発明によると、溶解していない固体であつ
てかつ浸出性の6価のクロム酸塩の使用により、
溶解したリン酸塩イオンから成る水性酸性結合剤
溶液、クロム酸塩イオン及びモリブデン酸塩イオ
ンから成る群から選択される溶解したイオンを含
む溶液から形成される水不溶性被膜の耐塩水噴霧
性を改良する手段が提供される。
広くは、本願発明の一実施例は、金属支持体上
の塗付、そして、硬化のための水性酸性コーテイ
ング組成物を目的とする。従つて、金属支持体
に、(a)かなりの量のリン酸塩のイオンとクロム酸
塩及びモリブデン酸塩からなる群より選ばれたイ
オンと(b)溶解していない固体であつてかつ浸出性
の6価のクロム酸塩の粒子との、水性液状媒質中
の均一混合物からなる、接着力のある水不溶性・
腐食抵抗性の被覆が形成される。
リン酸塩は、溶液中に、リン酸の形で、金属、
又は、金属カチオンとして包含されるべき金属の
リン酸塩の形で、又は、好ましくは、両方の形で
加えられることができる。「リン酸塩」という語
は、PO4イオンばかりでなく、HPO4とH2PO4
オンをも包含するように意図されていると理解さ
れよう。
リン酸塩とクロム酸塩/リン酸塩の被膜は金属
表面を保護するのに有用であることが知られてい
る。また、そのような被膜中に金属粉末を配合す
ることも知られている。たとえばカーク(kirk)
とオスマー(othmor)のエンサイクロペーデイ
ア・オブ・ケミカル・テクノロジー、第2版、第
18巻(Encyclopedia of Chemical Technology、
2nd、ed.Vol.18)(インターサイエンス・パブリ
ツシヤーズ、ジヨン・ウイリー・アンド・サン
ズ・インクの1部門発行)、1969年の第292−303
頁(Interscience Puslishers、adivision of john
Wiley&Sons、Inc.、1969(page292−303))に
は、リン酸塩と、クロム酸塩の被膜が記載されて
いる。米国特許公報には金属の保護被膜のため
の、被膜溶液又は分散液が記載され、それらの組
成物は、本願発明の組成物の構成要素として使用
するに適当である。かかる適当なる組成物はアレ
ン(Allen)(第3248251号)、ブルムバウ
(Brumbaugh)(第3869293号)、コリンズ
(Collins)(第3248249号)、ワイドラ(Wydra)
(第3857717号)、ボイス(Boies)(第3081146
号)、ロミグ(Romig)、(第2245609号)、ヘルヴ
イツク(Heiwig)(第3967984号)、ベネツチ
(Bennetch)(第3443977号)、ハースト(Hirst)
(第3562011号)その他に記載されている。かかる
記載は、この引用により本明細書でも参照され
る。リン酸塩、リン酸塩とクロム酸塩及び/又は
モリブデン酸塩の混合物からなる腐食防止及び保
護被膜組成物を示している他の特許公報又は文献
は当業者に知られており、それ以上の文献をあげ
る必要はないと思われる。
本願発明によると、増強された塩吹き付け抵抗
を有し、種々の物質に塗付し得、かつ、吹き付
け、漬け塗り、ブラシ塗り、その他の方法のいず
れでも用いうるコーテイング組成物は、(a)リン酸
塩イオンと、クロム酸塩イオン及びモリブデン酸
塩イオンから成る群から選ばれるイオンと(b)溶液
中の他の固体の重量を基準として約1乃至20重量
%の溶解していない固体であつてかつ浸出性の6
価のクロム酸塩の粒子、好ましくは、他の固体の
重量を基準にして約1乃至約10重量%の溶解して
いない固体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸
塩とから成る、水性酸性コーテイング溶液であ
る。溶解していない固体であつてかつ浸出性の6
価のクロム酸塩の量が、この範囲より少なけれ
ば、該浸出性クロム塩酸の存在のもたらす好影響
は示されなくなる。より多量の該浸出性クロム酸
塩を用いることはコスト高となり、そして、均一
なる塗布を困難とする。
本願発明の好ましい実施例によれば、溶解して
いない固体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸
塩が分散するクロム酸塩および/又はリン酸塩溶
液を選択し、この溶液を熱硬化し、ほぼ水不溶状
態にし、それによつて溶解していない固体であつ
てかつ浸出性の6価のクロム酸塩をその中で結合
させることによつて、被膜が形成される。
前記溶液(a)中の化合物の組み合せは、例えば溶
解したリン酸塩をリツトル当り少くとも0.1モル
(好ましくはリツトル当り0.5モル)と、クロム酸
塩とモリブデン酸塩からなる群からの化合物をリ
ツトル当り少くとも0.2モル含むものである。
リン酸塩溶液中では金属イオンを加える必要性
はない。リン酸塩イオン及び/又はクロム酸塩イ
オン、又は、モリブデン酸塩イオンが、よく為さ
れるように、金属塩を添加することにより溶液中
に供給されたとき、金属イオンは溶液に供給され
る。よつて、知られたリン酸塩、クロム塩酸、ジ
クロム酸塩、又は、モリブデン酸塩のいずれか
が、金属イオン源として使用されうる。更に、知
られているように、金属イオンは酸化金属、水酸
化物、炭酸化物のようなもので、酸、つまり、リ
ン酸、クロム酸、又は、モリブデン酸のような中
で溶解するような物質として供給され、そしてリ
ン酸金属、クロム酸金属、又は、モリブデン酸金
属を生成する。それ故、金属イオンに加えて水及
び/又は気体が発生する。次に示す金属化合物は
溶液中に金属イオンを、上記に従つた酸−塩基反
応により、生成させるために添加されうる物を示
したものである:酸化マグネシウム;水酸化マグ
ネシウム;酸化亜鉛;水酸化亜鉛;水酸化アルミ
ニウム;酸化リチウム;炭酸リチウム;水酸化カ
ルシウム。溶液中に金属イオンを形成するために
加える金属化合物には、マグネシウム、亜鉛、ア
ルミニウム他の多くの酸化物、水酸化物、炭酸化
物があげられる。金属イオンのための、このよう
な操作手順と源は、よく知られていて、例えば、
前記アレンの特許公報の第7欄、第26〜57行にこ
の説明がある。
ここに用いられる水性バインダーのPHは、好ま
しくは、しかし必ずしも必要ではないが、約0乃
至3.0、好ましくは約1.5乃至2.5の範囲にある。
もし、浸漬/回転(dip/spin)方法、又は、
漬け塗りに適したコーテイング組成物を作る必要
がある場合は、組成物は、選択的に、ある種の無
定形シリカと非イオン性界面活性剤を含有せしめ
てもよく、かかる物質は組成物をチクソトロビツ
ク状にする。これに適した添加物(そして、その
結果生成する組成物)は出願中の、昭和57年11月
15日に出願された米国特許願第06/441754号中に
記載されている。同様に本願発明の組成物は、出
願中の、昭和58年4月18日出願の米国特許願第
06/485748号中に開示された、ある種のアルミナ
の導入によつて、チクソトロピツクにされること
ができる。
本願発明の組成物は、それ故、酸安定、非コロ
イド性無定形シリカ、非イオン性界面活性剤を導
入することができる。好ましくは、フユームドシ
リカ、シリカゲル、そして沈降シリカである。粘
度は一般的に約600乃至45000cpの範囲にある。
PHは一般的に約0.5乃至3.0の範囲である。組成物
がベーマイト型結晶格子を有する分散性水和アル
ミナから成るときは、粘度は一には約800乃至
50000opの範囲にある。PHは一般的には約1.5乃至
3.0の範囲にある。
本発明の塗料の成分によりチクソトロピー
(thixotropy)をもたらす(前記二つの特許出願
により)化合物は、たとえ少量しか用いられなく
ても、なおかつ必要なチクソトロピーをもたらす
ということは注目に値するものである。例えば、
全固体に対して、重量比で、0.1乃至3%の量の
シリカを用いることが出来る。同じく全固体に対
して重量比で0.005乃至0.1%の量の、酸に安定な
非イオン系の界面活性剤を用いることも出来る。
同様にフユウムドアルミナを用いることが望まし
い場合には、重量比で0.25%以下、例えば0.1%
のものを用いることも出来る。しかしながら、前
記特許出願中に開示された成分のパラメータは本
発明でも同様に用いることが出来るが、これらの
成分は本発明によつて加えられる浸出性クロム酸
塩の微小粒子の効果によつて、その中で開示され
たものより小さな割合で(又は低い範囲で)用い
られうる。
本発明による塗膜の上に(防食塗布を施す前で
あると後であると問わず)、本発明によるものか、
又は従来のものかを問わず、1層か又は数層の塗
膜を塗布することが出来る。そのような上塗りコ
ーテイングは、本発明に開示されている。そのよ
うな場合の上塗りコーテイングには、前記結合剤
(アルミを除く)の一つを用いることが出来、界
面活性剤、又は、フルオロカーボン界面活性剤、
セロソルブアセテイト、フユウムドシリカ、次亜
燐酸塩及び他の添加剤を含む表面張力改質剤を用
いることが出来る。該上塗りコーテイングは、一
般にプラズマ溶射又は電着により塗布されるもの
である。
適当な浸出性クロム酸塩としてはストロンチウ
ムクロム酸塩や亜鉛クロム酸塩がある。前記亜鉛
クロム酸塩の中には、亜鉛黄、亜鉛四酸化クロム
酸塩、亜鉛カリウムクロム酸塩、亜鉛クロム酸塩
等が含まれる。
浸出性のクロム酸ストロンチウムないしは亜鉛
クロム酸塩を塗膜に添加することにより、塗膜の
防食作用を劣化することなく、また、他の被膜特
性に悪影響を及ぼすことなく、全ての白い腐食生
成物を除去することが出来る。更に、浸出性のク
ロム酸塩の存在により耐湿性がもたらされ、塩水
噴霧抵抗も増す。
驚くべきことに、酸の結合剤は、硬化すると不
溶性になるにもかかわらず、前記浸出性クロム酸
塩は浸出性を維持する。また、浸出する際、被膜
の接着性は損なわれない。
更に、本発明は、塗布される金属支持体及び前
述の耐粘着性及び耐腐食性塗膜をもたらす金属支
持体を作ることに関する。
本発明により考案された金属支持体のよい例
は、そのような金属の耐腐食性を高めるために、
燐酸塩ないしはクロム酸塩の溶液を塗布した金属
支持体である。例えば、そのような金属支持体に
は、アルミ、アルミ合金、鋼、ステンレス・ステ
イール、鉄、亜鉛、カドミウム、粉末金属部品等
が含まれる。
本発明によれば、用いられるクロム酸塩ないし
燐酸塩化合物の組成に広い寛容度が得られる。例
えば前記アレン特許第3248251号に関して言えば、
酸の結合剤が該特許に開示されている種々の濃度
及び他のモル関係に限定される必要はない。従つ
て本発明によれば塗料を製造するために、多数の
また非常に多くの種類の酸結合剤溶液を用いるこ
とが出来る。
成形適性をよくするためにクロム酸塩と燐酸塩
の割合を一定に保つことが望ましい。また、低温
における硬化を促進するために、金属イオン濃度
を低く保つことが望ましい。しかしながら、該化
合物には、他のイオンを用いることも出来るけれ
ども、望ましい金属イオンはマグネシウム、亜
鉛、アルミニウムイオンである。
本発明の処理を始める前に、多くの場合、金属
表面から完全な洗浄及び脱脂により、異物を取り
除いておくことが望ましい。脱脂は周知の薬剤、
例えば、メタケイ酸ナトリウム、苛性ソーダ、四
塩化炭素、トリクロルエチレン等を含む薬剤によ
りなしうる。洗浄と柔軟けん摩処理を同時に行な
える実用化されたアルカリ洗浄剤、即ち(水性)
リン酸ナトリウム−水酸化ナトリウムの洗浄液が
用いられる。洗浄に加え、該支持体には、エツチ
ング又はグリツト・ブラステイングを施す。
該塗布剤が調製され、完全に混合された後で、
分散液、溶液又はスラリーの粘性に応じ、スプレ
ーやデイツピングやスピン・デイツピングやナイ
フやフローコーテイング技法を用いて表面に塗布
される。下塗剤は、前記技法のいずれかにより支
持体に塗布された後、熱により硬化され、連続粘
着被膜となる。硬化温度の範囲は、約350〓から
約800〓まで、好ましくは、約450〓から約750〓
までで、例えば樹脂を含む下塗剤の場合は、数秒
から2時間の時間で、500〓から520〓までであ
る。金属添加の塗布剤の場合は、通常、600乃至
700〓で、30乃至60分硬化される。一般に硬化温
度が高ければ、それだけその温度における塗布剤
の滞留期間は短い。
本発明によれば、該塗布剤は、リン酸塩イオン
とクロム酸塩イオンないしはモリブデン酸塩イオ
ンのグループのイオンを含む酸結合剤の他に、分
散された金属粒子より成る。最も望ましくは、該
金属はアルミニウム及びその合金である。しかし
なががら、条件に応じて金属のいかなる組合わせ
も用いることが出来る。理想的には該金属粒子
は、溶液中の、溶液対固体の割合にして、1リツ
トル中1.5グラム対1グラムないしはおよそ5グ
ラム対1グラムの割合で存在している。他の金属
の場合、粉末の密度に応じて、その割合は変化す
る。1.5乃至15対1の割合は典型的なものである。
従つて本発明によれば、クロム酸塩イオンおよ
びリン酸塩イオンを含有する液状酸性溶液、浸出
性クロム酸塩及び望ましくはアルミニウムの粒状
金属材料が得られる。
本発明による塗料の第1層を形成する好ましい
方法は、活発な混合条牛の下で、該粒状金属物質
と浸出性顔料を該酸溶液中に添加する方法であ
る。
該リン酸塩溶液の成分の添加の順序は、例え
ば、前記アレン特許第3248251号のような先行技
術に開示されている如く、重要ではない。しかし
ながら、該浸出性クロム酸塩は、結合剤中で溶解
されてはならず、該浸出性クロム酸塩は調製さ
れ、冷やされた後で結合剤に添加されることが望
ましい。
塗膜の層に要求される特別の特性に応じ、大量
に混合する前に、黒鉛、耐火性金属酸化物、耐火
性カーバイド又は金属カーバイド、窒化物、ケイ
化物又は硼化物、及び例えばポリフツ化ビニリデ
ンのような樹脂等の粒状材料が結合剤に添加され
うる。
以下の例は、本発明の塗剤の調製を示すもので
あるが、これらに限定されるものではない。
実施例 1 本発明のコーテイング組成物は、次のようにし
て調製された。
A 結合剤の調製 以下の成分を有する結合剤が調製された。
水(非イオン化されたもの) 780ml 酸化マグネシウム 74g クロム酸 90g 燐酸(85%) 373g 酸化マグネシウムとクロム酸は水で混合され
その後燐酸が加えられた。
B 塗料の調製 Aで調製された結合剤 100ml 粉砕されたアルミニウム粉末(平均粒子サイズ
(Fsss)5.5μm) 82g クロム酸ストロンチウム 10g 前記成分が混合され、その混合物が脱脂さ
れ、グリツトブラストされた鋼にスプレーで塗
布され、600〓で40分間硬化された。前記方法
により塗布され、硬化された塗布剤は、大気腐
食に対し良好な抵抗を示すだろう。1000〓で熱
処理され、又は表面導電性をもたらすため磨き
仕上げされると、クロム酸ストロンチウムの添
加は、これらの工程を妨害しない。更にこれら
の処理又は塩噴霧の後では白色の防食副産物は
生成されない。
実施例 2 ウイドラ(アメリカ特許第3857717号)によつ
て開示されたタイプの塗布剤は次のようにして調
製された。
水(非イオン化されたもの) 295ml リン酸(85%) 87g 亜リン酸 42g クロム酸 62g アルミニウム粉末(平均粒子サイズ5.5μmに粉砕
されたもの) 300g クロム酸ストロンチウム 30g 該リン酸、亜リン酸及びクロム酸は水で混合さ
れた。その混合物に撹拌しながら、該アルミニウ
ム粉末が加えられた。該混合物は冷やされ、クロ
ム酸ストロンチウムが加えられた。
このようにして生成された合成物は、清浄なマ
フラーの上に塗布され、250〓で30分間乾燥され
た。その後室温に冷やされた後、該マフラーは従
来のシリコン・アルキツド・ブラツクの高温塗布
方法で塗布された。そして該塗布剤は450〓で15
分間硬化された。1000〓の温度で2時間露出し、
更に塩噴霧し、塩噴霧室で、ASTMB117で、
336時間経過したが塗膜は黒いままで、赤錆はで
なく、白い防食生成物は生じなかつた。
実施例 3 本発明のコーテイング組成物は、以下の成分の
混合により調合された。
酸化マグネシウム 58.2g クロム酸 286.0g リン酸(85%) 856.3g 炭酸マグネシウム 180.8g 水 2108.0ml 球状アルミニウム粉末(粒子サイズ平均3.3μm)
3103.5g 10%のベーマイトを混合した分散液428gを、
620gの上記混合物に、撹拌しながら添加した。
該分散液は以下のとおりであつた。
水 447.0ml 次亜リン酸(50%) 3.6g 可分散性ベーマイトアルミナ 45.0g クロム酸ストロンチウム 80.0g 調合したコーテイング組成物は以下の特性を有
する。
分散液添加前PH 1.6 分散液添加前粘度 1285cp 分散液添加後PH 2.2 分散液添加後粘度 2450cp ねじ及び締め具のような金属部品には、浸漬/
回転方法により、本組成物を塗布した。被膜は
175〓(約79℃)で乾燥し650〓(約343℃)で硬
化させた。被膜に通電性を有させるために、酸化
アルミニウムグリツト(又は低加圧ガラスビー
ズ)を用いて、硬化された部分を送風機内で研磨
した。コーテイングされた部分は塩の噴霧による
標準的腐蝕試験に強い抵抗力を示し、336時間の
塩の噴霧試験後も白色腐蝕生成物は全く見られな
かつた。
実施例 4 コーテイング組成物は、以下の成分の混合によ
り調合された。
脱イオン水 380ml 亜クロム酸銅黒色尖晶石顔料 100g ヒユームドシリカ(Cabosil M−5) 12g 該混合物を5分間混ぜ合わせた後、以下の物質
を添加した。
非イオン界面活性剤の10%脱イオン水溶液 10ml クロム酸ストロンチウム 9g 該組成物を、クロム酸塩/リン酸塩組成物を調
合したアルミニウム粉末に噴霧し、700〓(約371
℃)で10分間硬化させた。該黒色被膜は、白色腐
蝕生成物の生成可能性を除去した。
実施例 5 コーテイング組成物は、以下のとおり実施例1
の結合剤を利用して調合された。
実施例1の結合剤 100ml 蒸留水 100ml アルミニウム粉末(−325メツシユ平均粒子サイ
ズ5μm) 160g クロム酸ストロンチウム 10g 非イオン界面活性剤(TritonX−100) 1ml 調合したコーテイング組成物を脱脂した炭素鋼
パネルに塗布した。噴霧塗布後、被膜を15分間
550〓(約288℃)で硬化させた。冷却後、静電的
に処理されたエポキシ粉末被膜を該被膜に上塗り
し、硬化させた。本システムにより、上塗り層が
損傷された場合でも広く塩の噴霧に対する抵抗力
を有する。
上記フオーミユレーシヨンにおいて、10g及び
20gのレベルのクロム酸亜鉛に置換しても、類似
する結果を生じた。
欲するならば、混合前、該コーテイング組成物
に、他の個々の粒子から成る物質、すなわち、グ
ラフアイト(5−10μm)、耐火性酸化金属、耐
火性炭化物、窒化物、ケイ化物及び硼化物を添加
してもよい。
実施例 6 コーテイング組成物は、以下のように調合され
た。
A 結合剤の調合 重クロム酸マグネシウム、6水和物 348g リン酸 98g リン酸マグネシウム・2水素・3水和物 292g 水(1000c.c.になるまで) 上述の成分は高速度度の撹拌により混合され
た。
B コーテイング組成物の調合 前記Aにより調合された結合剤に、以下の顔
料を添加した。
重量比70%アルミニウム及び30%マグネシウム
の合金−325メツシユ 450g アルミニウム粉末、5−10μmに細分化された
もの 450g 最後に、クロム酸ストロンチウム65gを撹拌
しながら添加した。
該コーテイング組成物は、Brumbaugh特許
(3869293)を基礎とし、鋼鉄部品の被覆に適し
たものであつた。クロム酸ストロンチウムの添
加により、該被膜はその犠牲的性質を保有する
が、白色犠牲的幅産物は形成しない。
実施例 7 下塗りコーテイング組成物は以下のように調合
された。
A 結合剤の調合 脱イオン水 800ml 酸化マグネシウム 10g クロム酸 57g リン酸 100ml ヒユームドシリカ 33g 該成分を撹拌しながら混合し、1まで水で
希釈した。
B 樹脂分散液の調合 水 900ml 非イオン界面活性剤(Triton X−100) 2.5ml 消泡剤 1ml ポリ弗化ビニリデン(Kynar 301F) 150g 均質の分散液を形成するまで、該成分を撹拌
しながら混合した。
C 下塗り塗料の調合 Aにより調合された結合剤 500ml Bにより調合された分散液 500ml クロム酸ストロンチウム 15g Aにより調合された結合剤ををBにより調合
された分散液と混合した際、クロム酸ストロン
チウムを添加した。
調合した該下塗り塗料を、新たに不動態化さ
れ高温浸漬亜鉛メツキされた素材に塗布し、金
属温度最大値500〓(260℃)まで硬化させた。
ポリ弗化ビニリデンの上塗りコーテイングが
噴霧され積層物が硬化したときに強い粘着性が
もたらされる。
実施例 8 アルミニウムコイル用のコイル下塗りコーテイ
ング組成物は以下のように調合された。
A 結合剤の調合 脱イオン水 600ml 酸化マグネシウム 20g クロム酸 114g リン酸(85%) 200ml ヒユームドシリカ(Aerosil200) 33g 該下塗り剤の結合剤部分を形成するため、該
成分を混合したうえ非イオン水で1まで希釈
した。
B 樹脂分散液の調合 脱イオン水 900ml ポリ弗化ビニリデン(Kynar310F) 150g 非イオン界面活性剤(Igepal630) 2.5ml 消泡剤(Troykyd999) 1.0ml 該成分を混合したうえ水で1まで希釈し
た。
Aにより調合された結合剤をBにより調合さ
れた分散液と混合した後、亜鉛黄30gを添加し
下塗りコーテイング組成物を製造した。該組成
物は、鋳造亜鉛支持体に塗布されたとき、0.2
−0.25mil厚の乾燥被膜層を形成した。15分間
500〓(260℃)で硬化させた後、ポリ弗化ビニ
リデン・スラリー・上塗り塗料で上塗りし、硬
化させた。
実施例 9 Allenにより開示されたタイプの発明(U.S.パ
テントNo.3、248251)によるコーテイング組成物
は以下の成分の混合により調合される。
MgCr4・7H2O 266g H3PO4 98g Mg(H2PO42・3H2O 272g 水(1000c.c.になるまで。室温まで冷却) アルミニウム粉末(球体、5−10μm) 600g 該調合組成物にクロム酸亜鉛65gを添加した。
通常の鋼鉄素材(SAE1010steel)に、該組成物
を噴霧し80〓(約27℃)で乾燥し15分間約265〓
(約129℃)で硬化させてコーテイングしてもよ
い。しかしながら、鋼鉄に代えて、他のあらゆる
適当な支持体すなわち、ニツケル、クロム、ステ
ンレススチール等を使用してもよい。
同様に、以下のクロム酸塩含有化合物のいずれ
か1つがクロム酸マグネシウムに置換したところ
の組成物を調合してもよい。
クロム酸 H2CrO4又はCrO3 重クロム酸マグネシウム MgCr2O7 クロム酸亜鉛 ZnCrO4 重クロム酸亜鉛 ZnCr2O7 重クロム酸カルシウム CaCr2O4 重クロム酸リチウム Li2Cr2O7 重クロム酸マグネシウム プラス 重クロム酸ナトリウム これらのクロム酸塩/重クロム酸塩は、結合剤
製造工程で溶解される。
実施例 10 実施例9の手法に従つて、コーテイング組成物
が次のように調合される。
酸化マグネシウム 7.25g クロム酸 9.2g リン酸(85%) 22ml 水 80ml 各成分を混合し、0.78のクロム酸ストロンチウ
ムを、コーテイング組成物をつくるため混合物に
添加する。
ツールビツト、スクリユー、ボルト、締め具の
ような鋼鉄部品を、適切な表面処理後、該組成物
で、霧を吹きつけるように被覆する。該被膜を、
175〓(約79℃)の乾燥サイクル中で乾燥し、つ
づいて30分間650〓(約343℃)の硬化工程が施さ
れる。
本発明はその最も望ましい実施態様に関しては
以上に記載されているが、本発明の思想と範囲を
逸脱しないかぎり、本開示は単なる例示にすぎ
ず、かつ組成物の細目の幾多の変更が行われう
る。ゆえに、本発の範囲は上記の詳細な説明によ
つて限定されるべきでなく、むしろ提示した特許
請求の範囲とそれと機能的に均等なものによつて
のみ限定される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶解したリン酸塩イオンから成る水性酸性結
    合剤溶液、クロム酸塩イオン及びモリブデン酸塩
    イオンから成る群から選択される溶解したイオ
    ン、及び溶解していない固体であつてかつ浸出性
    の6価のクロム酸塩を含む、改良された耐塩水噴
    霧性を有する支持体金属部品用のコーテイング組
    成物であつて、前記溶解していない固体であつて
    かつ浸出性の6価のクロム酸塩が結合剤中に可溶
    な量を超えて不溶になる量で存在している組成
    物。 2 溶解していない固体であつてかつ浸出性の6
    価クロム酸塩が、溶液中の固体のリン酸塩、クロ
    ム酸塩、及び/又はモリブデン酸塩の重量に基づ
    いて、1〜20重量%の量で存在している特許請求
    の範囲第1項に記載のコーテイング組成物。 3 溶解していない固体であつてかつ浸出性の6
    価クロム酸塩が、溶液中の固体のリン酸塩、クロ
    ム酸塩、及び/又はモリブデン酸塩の重量に基づ
    いて1〜10重量%の量で存在している特許請求の
    範囲第2項に記載のコーテイング組成物。 4 溶解していない固体であつてかつ浸出性の6
    価クロム酸塩が、クロム酸ストロンチウム、亜鉛
    黄、テトラオキシクロム酸亜鉛、クロム酸カリウ
    ム亜鉛、クロム酸亜鉛から成る群から選択される
    特許請求の範囲第1項に記載のコーテイング組成
    物。 5 溶解したリン酸塩イオンから成る水性酸性結
    合剤溶液、クロム塩酸イオン及びモリブデン酸塩
    イオンから成る群から選択される溶解したイオ
    ン、及び溶解していない固体であつてかつ浸出性
    の6価のクロム酸塩を含む、改良された耐塩水噴
    霧性を有する支持体金属部品用のコーテイング組
    成物であつて、前記溶解していない固体であつて
    かつ浸出性の6価のクロム酸塩が結合剤中に可溶
    な量を超えて不溶になる量で存在している組成物
    がさらに固体粒状添加物を含むコーテイング組成
    物。 6 固体粒状添加物が、ヒユームドシリカ、ヒユ
    ームドアルミナ、コロイドアルミナから成る群か
    ら選択された粒子である特許請求の範囲第5項に
    記載のコーテイング組成物。 7 固体粒状添加物が金属粒子である特許請求の
    範囲第5項に記載のコーテイング組成物。 8 金属粒子がアルミニウムである特許請求の範
    囲第7項に記載のコーテイング組成物。 8 アルミニウム粒子の他の固体に対する比率
    が、当初に分散される溶液の1リツトル当り1.5
    対1gから5対1gである特許請求の範囲第8項
    に記載のコーテイング組成物。 10 固体粒状添加物が、グラフアイト、耐火金
    属酸化物、耐火炭化物、耐火窒化物、耐火ケイ化
    物、耐火ホウ化物、金属窒化物、金属ケイ化物、
    金属ホウ化物から成る群から選択された粒子であ
    る特許請求の範囲第5項に記載のコーテイング組
    成物。 11 固体粒状添加物が、ポリフツ化ビニリデン
    である特許請求の範囲第5項に記載のコーテイン
    グ組成物。 12 (a) 溶解したリン酸塩イオンから成る水性
    酸性結合剤溶液、クロム塩酸イオン及びモリブ
    デン酸塩イオンから成る群から選択される溶解
    したイオン、及び溶解していない固体であつて
    かつ浸出性の6価のクロム酸塩を含む、改良さ
    れた耐塩水噴霧性を有する支持体金属部品用の
    コーテイング組成物であつて、前記溶解してい
    ない固体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸
    塩が結合剤中に可溶な量を超えて不溶になる量
    で存在している組成物のコーテイングを金属又
    は非金属部品の表面に施し、 (b) 該部品にコーテイングを付着させ、該溶解し
    ていない固体であつてかつ浸出性の6価のクロ
    ム酸塩をそこに保持させるために該コーテイン
    グを乾燥し硬化させる 工程を含む、耐腐蝕性を与えるための金属または
    非金属をコーテイングする方法。 13 コーテイング組成物中の溶解していない固
    体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸塩が、溶
    液中の固体のリン酸塩、クロム塩酸、及び/又は
    モリブデン酸塩の重量に基づいて1〜20重量%の
    量で存在している特許請求の範囲第12項に記載
    のコーテイングする方法。 14 コーテイング組成物中の溶解していない固
    体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸塩が、溶
    液中の固体のリン酸塩、クロム塩酸、及び/又は
    モリブデン酸塩の重量に基づいて1〜10重量%の
    量で存在している特許請求の範囲第13項に記載
    のコーテイングする方法。 15 コーテイング組成物中の該溶解していない
    固体であつてかつ浸出性の6価のクロム酸塩が、
    クロム酸ストロンチウム、亜鉛黄、テトラオキシ
    クロム酸亜鉛、クロム酸カリウム亜鉛、クロム酸
    亜鉛から成る群から選択される特許請求の範囲第
    12項に記載のコーテイングする方法。 16 コーテイング組成物中に、分散されたヒユ
    ームドシリカ、ヒユームドアルミナ、コロイドア
    ルミナから成る群から選択された粒子を含む特許
    請求の範囲第12記載のコーテイングする方法。 17 コーテイング組成物中に、金属粒子を含む
    特許請求の範囲第12項に記載のコーテイングす
    る方法。 18 コーテイング組成物中に含まれる該金属粒
    子がアルミニウムである特許請求の範囲第17項
    に記載のコーテイングする方法。 19 アルミニウム粒子の他の固体に対する比率
    が、当初に分散される溶液の1リツトル当り1.5
    対1gから5対1gである特許請求の範囲第18
    項に記載のコーテイングする方法。 20 コーテイング組成物中に、グラフアイト、
    耐火金属酸化物、耐火炭化物、耐火窒化物、耐火
    ケイ化物、耐火ホウ化物、金属窒化物、金属ケイ
    化物、金属ホウ化物から成る群から選択された粒
    子を含む特許請求の範囲第12項に記載のコーテ
    イングする方法。 21 コーテイング組成物中に、ポリフツ化ビニ
    リデン粒子を含む特許請求の範囲第12項に記載
    のコーテイングする方法。
JP59251475A 1983-11-28 1984-11-28 コーテイング組成物 Granted JPS60131975A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55547783A 1983-11-28 1983-11-28
US555477 1983-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60131975A JPS60131975A (ja) 1985-07-13
JPH02434B2 true JPH02434B2 (ja) 1990-01-08

Family

ID=24217408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59251475A Granted JPS60131975A (ja) 1983-11-28 1984-11-28 コーテイング組成物

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0147273B1 (ja)
JP (1) JPS60131975A (ja)
AT (1) ATE37398T1 (ja)
CA (1) CA1266766A (ja)
DE (1) DE3474166D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6369984A (ja) * 1986-07-16 1988-03-30 サ−マテツク・インタ−ナシヨナル・インコ−ポレイテツド 改良被覆部品、コ−テイング及びその適用方法
DE3644116A1 (de) * 1986-12-23 1988-07-07 Mtu Muenchen Gmbh Erosionsbestaendiger ueberzug
US5119167A (en) * 1987-06-23 1992-06-02 Sga-Thomson Microelectronics, Inc. Method of improving the corrosion resistance of aluminum contacts on semiconductors
US4818727A (en) * 1987-06-23 1989-04-04 Sgs-Thomson Microelectronics Inc. Method of improving the corrosion resistance of aluminum contacts on semiconductors
US5098797B1 (en) * 1990-04-30 1997-07-01 Gen Electric Steel articles having protective duplex coatings and method of production
DE4300464C1 (de) * 1993-01-11 1994-06-09 Dow Corning Gmbh Festschmierstoffkombination, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
US6171704B1 (en) * 1995-12-29 2001-01-09 Sermatech International, Inc. Coating for aerospace aluminum parts
FR2816641B1 (fr) * 2000-11-13 2003-08-01 Dacral Sa UTILISATION DE MoO3, COMME AGENT ANTICORROSION, ET COMPOSITION DE REVETEMENT CONTENANT UN TEL AGENT

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121326A (ja) * 1974-02-12 1975-09-23

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1015425A (en) * 1962-01-15 1965-12-31 Teleflex Inc Improvements in compositions for coating surfaces or bonding materials to surfaces
US3248249A (en) * 1963-06-28 1966-04-26 Telefiex Inc Inorganic coating and bonding composition
US3713904A (en) * 1971-04-07 1973-01-30 American Metal Climax Inc Composition and method for producing corrosion resistant and protective coatings on aluminum and aluminum alloys

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121326A (ja) * 1974-02-12 1975-09-23

Also Published As

Publication number Publication date
CA1266766A (en) 1990-03-20
ATE37398T1 (de) 1988-10-15
EP0147273A3 (en) 1985-08-07
DE3474166D1 (en) 1988-10-27
JPS60131975A (ja) 1985-07-13
EP0147273B1 (en) 1988-09-21
EP0147273A2 (en) 1985-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654445B2 (ja) 耐高温コーティング組成物
JP4093602B2 (ja) 環境に優しいコーティング組成物
EP0933446B1 (en) Phosphate bonded aluminum coating compositions, coatings and coated products
US5968240A (en) Phosphate bonding composition
EP0995816B1 (en) Hexavalent chromium-free phosphate-bonded coatings
JP4193493B2 (ja) 腐食抑制剤としてのMoO3の使用とそのような抑制剤を含む被覆組成物
CA2323122C (en) Chromate-free phosphate bonding composition
US4209555A (en) Corrosion resistant galvanic coating
JPH04293789A (ja) 非毒性、無機、耐食性コーティングで鋼をコーティングする方法
US6150033A (en) Environmentally friendly coating compositions, bonding solution, and coated parts
US4889558A (en) Coating compositions containing undissolved hexavalent chromium salt
CN115335549A (zh) 具有降低的固化温度的无铬酸盐陶瓷组合物
US4975330A (en) Coating compositions containing unreacted hexavalent chromium, a method of applying and an article
JPH02434B2 (ja)
JPH08267004A (ja) 防錆処理方法並びに亜鉛系被覆鋼及び無被覆鋼用防錆組成物
JP6155006B2 (ja) 水性クロムフリー処理液
JP2001164182A (ja) 防錆コーティング剤および防錆処理方法
JP3454010B2 (ja) ノンクロム型金属防食用被覆組成物
JP3615781B2 (ja) 3価クロム化合物ゾルの製造方法、並びに前記ゾルを含む金属材料用表面処理剤及び表面処理方法
JP3319669B2 (ja) 顔料組成物
JPH11152588A (ja) 金属の防錆保護皮膜形成用組成物と形成方法
JP2000290795A (ja) 非クロム型防錆処理方法及び防錆処理金属材
JP2001295064A (ja) 耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板