JPH0243180B2 - - Google Patents

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JPH0243180B2
JPH0243180B2 JP3439981A JP3439981A JPH0243180B2 JP H0243180 B2 JPH0243180 B2 JP H0243180B2 JP 3439981 A JP3439981 A JP 3439981A JP 3439981 A JP3439981 A JP 3439981A JP H0243180 B2 JPH0243180 B2 JP H0243180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は平版印刷版に関し、詳しくは、画像特
性に優れ、かつ高い寸法安定性と高い耐刷力を有
するよう改良された平版印刷用電子写真感光紙に
関するものである。 電子写真感光紙を用いた平版印刷原版(平版印
刷用電子写真感光紙)はその製版操作が簡便でか
つ迅速であり、他の版材に比較して安価であるな
どの利点が多く軽印刷分野に広く普及しているの
が現状である。しかし平版印刷用電子写真感光紙
には上記利点がある反面でいくつかの宿命的とも
いえる欠点がある。 例えば、電子写真紙の画像特性は電子写真紙の
保存雰囲気及び製版雰囲気の影響を受けやすく、
高湿雰囲気では画像濃度の低下、画像のムラなど
が発生しやすいし、低湿雰囲気ではかぶりが発生
しやすいなどの欠点がある。 また例えば、金属板やプラスチツクフイルムを
基体とした他の印刷版と比較すると、寸法安定性
および耐刷性が劣り、罫線の歪み、版ジワによる
汚れ、細線・細文字、小網点との版とび、ベタ画
像下辺の欠落が発生しやすいなどの欠点がある。 上記の2例の欠点は互いに全く無関係で独立し
たものではなく平版印刷用電子写真感光紙の構成
上から一方を改良すると他方が改悪されるという
関係にある。このことは以下の説明からも理解で
きよう。 一般に平版印刷用電子写真感光紙は事務複写用
電子写真感光紙と同様に基体(支持体)としての
原紙と、この原紙に電子写真用基体としての機能
を付与するプレコート層およびバツクコート層、
それにプレコート層上に設ける光導電性層と合計
(含む原紙層)4層から構成されている。 しかし、各層に要求される性能は平版印刷用と
事務複写用とでは特に機械的強度および耐水強度
という点で差がある。その表面に水とグリス状イ
ンキが供給されるブランケツトの間で接近・分離
のサイクルを反復繰返えされる平版オフセツト印
刷に耐えるだけの機械的強度と耐水強度が平版印
刷用電子写真感光紙の方には要求されるわけであ
る。電子写真感光紙の機械的強度と耐水強度の向
上改良は電子写真感光紙を平版印刷版に応用する
為の基本的要件のうちの重要な1つであると言つ
ても過言でない。 平版印刷用電子写真感光紙の機械的強度および
耐水強度の向上改良は原紙層はもちろんのこと、
プレコート層、バツクコート層、そして光導電性
層の個々の各層又は複数の層を同時に改良するこ
とで達成できることは周知である。例えば強度の
高いパルプを配合したり、坪量を多くしたり、サ
イズ剤を多用するとかした原紙、また水溶性結合
剤と架橋剤を併用したり、疎水性のラテツクスを
多用したりした耐水性のプレコート層などがその
例である。また場合によつては上記した4層の他
にプレコート層と光導電性層との間にもう一つの
層、すなわち中間層を設けることなども知られて
いる。 しかし、それらの層の機械的強度および耐水強
度が向上し、寸法安定性、耐刷力が優れていれば
いる程、一般に画像特性が不満足になり良品物の
印刷物を得ることが困難になるという矛盾を生じ
る。特に低湿雰囲気になればなるほど画像特性の
低下が大きい。これは一般に基体の耐水強度向上
という方向が本来電子写真用基体に必要とされる
導電性が低下させる方向と一致するために生ずる
矛盾と考えることができる。 本発明の目的はこうした矛盾を克服し上記した
欠点の少ない改良された平版印刷用電子写真感光
紙、すなわち画像特性に優れかつ高い寸法安定性
と高い耐刷力を有するよう改良された平版印刷用
電子写真感光紙を提供することである。 本発明の別の目的および利点は以下の明細書の
記載により自ずと理解することができよう。 本発明者らは画像特性に優れかつ高い寸法安定
性と高い耐刷力という要求を満たす改良された平
版印刷用感光紙は次のような特徴を有しているこ
とによつて達成できることを見出した。 すなわち、本発明の平版印刷用電子写真感光紙
は、導電剤、特に無機塩類を含浸した支持体原
紙、支持体原紙の裏側に設けられた導電剤および
樹脂を含む塗液からなる導電性バツクコート層、
支持体原紙の表側に設けられた少量の導電剤およ
び樹脂を含む塗液からなるプレコート層、プレコ
ート層上に設けられた光導電性酸化亜鉛−樹脂分
散系の塗液からなる光導電性層を有することを基
本とする。 より具体化された本発明の平版印刷用電子写真
感光紙は、その表面固有抵抗が1010Ω・cm(20
℃、60%RH)以下となるように導電剤、特に吸
湿性無機塩類を含浸した支持体原紙を用い、この
支持体原紙の裏側に導電剤および樹脂、必要に応
じて充填顔料その他からなる導電性バツクコート
層を設け、支持体原紙の表側に表面固有抵抗が
1010〜1011Ω・cm(20℃60%RH)となる量の導電
剤および水溶性樹脂およびビニル系合成樹脂エマ
ルジヨンを主成分とする塗液によりプレコート層
を設け、このプレコート層上に光導電性酸化亜鉛
−樹脂分散系からなる光導電性層を設けたことを
特徴とするものである。 特公昭35−2612あるいは特公昭46−1328等にも
記載されているように、支持体原紙に導電剤、特
にアルカリ金属またはアルカリ土類金属のハロゲ
ン化物、硫酸塩、燐酸塩、例えば塩化マグネシウ
ム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化スト
ロンチウム、塩化リチウム、塩化モリブデン、硫
酸ナトリウム、酸性硫酸ナトリウム、燐酸ナトリ
ウム等の吸湿性無機塩類を支持体原紙の構造全体
にわたつて分散するように含浸することにつて低
抵抗の紙基体が得られ、それによつて良好な画像
特性が得られることは公知である。この方法は基
体となる原紙の抄造時に行うことができ、特別に
導電性層を設ける必要がない低コストで製造でき
るという利点を有している。 また、上記のような導電剤を含浸した支持体原
紙を用いなくても、通常の支持体原紙を用い、そ
の裏側に導電層を設けることにより良好な画像特
性が得られることも知られている。 しかし、いずれの場合にも、実際には光導電性
酸化亜鉛−樹脂からなる光導電性塗料が有機溶剤
で調製されているため、有機溶剤に或る程度の耐
性を有するプレコート層を支持体原紙と光導電性
層の中間に設ける必要があり、本発明のように電
子写真感光紙を平版印刷版として利用する場合に
は耐刷性ならびに寸法安定性が要求されるため該
プレコート層は同時に耐水性、耐水バリヤー性が
必要であり、このようなプレコート層を介して光
導電性層が設けられた場合、支持体原紙の導電性
又はバツクコート層の導電性が良いだけで良好な
画像特性が得られるものではない。 かかるプレコート層として、特公昭40−18708
には耐有機溶剤性の発揮に好都合な水溶性樹脂を
用いこれを架橋剤により耐水化をはかり、耐有機
溶剤性でかつ水に不溶なプレコート層が開示され
ている。具体的には反応性水酸基或いはカルボキ
シル基を有する水溶性樹脂、例えばアクリル酸ヘ
キシル−アクリルニトリル−メタクリル酸の共重
合体、ポリビニルアルコール、カルボキシル化さ
れたスチレンと無水マレイン酸の共重合体、カル
ボキシル化されたエチレンと無水マレイン酸の共
重合体、ヒドロキシエチルセルロース、クロトン
酸と酢酸ビニルの共重合体等を使用し、これら水
溶性の樹脂をジメチロールメラミン、ジメチルト
リメチロールメラミン、尿素ホルムアルデヒドの
如きアミノプラスツ初期縮合物などによつて架橋
してプレコート層とする。 本発明のプレコート層塗液もその一成分として
上記の水溶性樹脂を併用するが、本発明に於いて
は、必ずしもそれら架橋剤を必要としなくてもよ
い。 また本発明の電子写真平版印刷版、水の浸透に
よる版の伸縮を防止する必要があり、所謂耐水性
樹脂を上記耐有機溶剤性樹脂と組合せてプレコー
ト層とする必要があり、好ましくはビニル系合成
樹脂エマルジヨンが用いられ、例えばアクリル酸
またはそのエステル、メタクリル酸またはそのエ
ステル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニ
ル、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンな
どのビニル基を有する単量体を乳化重合または乳
化共重合させた水分散性エマルジヨンを挙げるこ
とができる。 上述した耐溶剤性および耐水性樹脂からなるプ
レコート層は、平版印刷版の製造工程から印刷工
程に至るまで寸法安定性および耐刷力に優れてい
るが、前記特公昭40−18708に記載していると同
様に比較的高い表面固有抵抗(1011〜1013Ω・cm
以上)を有している。 導電性処理紙基体と導電性バツクコート層に加
えて、上記プレコート層では1010〜1011Ω・cm、
好ましくは5×1010〜1011Ω・cm(20℃、相対湿
度60パーセント)の表面固有抵抗値を与えるに必
要な少量の導電剤を組合せても、通常予想される
寸法安定性および耐刷力が劣化せずに、極めて優
れた品質の印刷コピーを得ることができることを
見出した。 導電性バツクコート層に用いる樹脂は、プレコ
ート層と同様に耐有機溶剤性および耐水性のある
樹脂が用いられることが好ましく、プレコート層
で記載したような樹脂が挙げられるが、耐溶剤性
および耐水性を有する他の樹脂であることもでき
る。 プレコート層およびバツクコート層に用いられ
る導電剤としては、ポリビニルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、ポリビニルベンジルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ポリ−4−ビニルピ
リジン、ポリ−2−ビニルピリジン、ポリメタク
リル酸ジエチルアミノエチル塩酸塩、ジ−2−エ
チルヘキシルスルホサクシネート、ナトリウムセ
チルホスフエイト、ポリスチレンスルホン酸ナト
リウム、ポリスチレンスルホン酸のアンモニウム
塩、ポリアクリル酸ナトリウム、メチルビニルエ
ーテル無水マレイン酸共重合物ナトリウム塩など
のカチオンまたはアニオン性高分子電解質あるい
は既述の無機電解質等公知のものが挙げられる。
プレコート層に用いられる導電剤の量は、一概に
決められないが、1010〜1011Ω・cmの表面固有抵
抗値を得るために、同一化合物を用いた場合、一
般にバツクコート層に用いる導電剤量の0.01〜
0.2(重量比)である。プレコート層の多過ぎる導
電剤量は、寸法安定性および耐刷性に優れた本発
明のプレコート層といえどもその特性を損なう結
果となり、少過ぎる導電剤量は、導電性処理紙基
体および導電性バツクコート層を有していても不
満足な品質の印刷物コピーしか供給しない。 プレコート層およびバツクコート層に用いる導
電剤の量の別の表わし方によれば、プレコート層
は樹脂総重量に対して多くとも3重量%、好まし
くは2重量%以下の導電剤を含み、バツクコート
層は樹脂総重量に対して5〜50重量%の導電剤を
含み、プレコート層の導電剤はバツクコート層の
導電剤の量の約0.01〜約0.2(重量比)である。上
記導電剤量の基準を示す樹脂には、既述の耐有機
溶剤性および耐水性樹脂以外にも用いられる他の
樹脂をも包含しているものと解すべきである。 本発明の電子写真平版印刷版の構造の別の利点
は、導電性バツク層に用いられる導電剤の量が、
導電性処理紙基体および導電性プレコート層によ
つてそれらのいずれか一方の導電性処理がないも
のに較べて比較的少量で済むことであり、従つて
より寸法安定性および耐刷性の良好な平版印刷版
とすることができる。導電性バツクコート層に用
いられる導電剤量は、好ましくは用いられる樹脂
総重量に対して5〜20重量%である。 本発明に用いられるプレコート層およびバツク
コート層には、既述した成分の他に、必要に応じ
てブロツキング防止や平滑性を向上させるための
顔料やそれの分散剤、消泡剤などを含むことがで
きる。 プレコート層は、乾燥塗布量が3〜30g/m2
好ましくは5〜15g/m2になるように塗布される。 バツクコート層は、乾燥塗布量が3〜30g/m2
好ましくは5〜25g/m2になるように塗布される。 本発明に用いられる紙基体は、通常の製紙用パ
ルプあるいはこれに合成繊維、合成樹脂などを少
量配合したパルプ懸濁液に熱硬化性縮合樹脂やポ
リアミド樹脂、でんぷん、ポリビニルアルコール
などの湿潤強化剤、サイズ剤、充填剤などを内添
した、またはサイズプレスした湿潤強化紙が用い
ることができ、これに前述した吸湿性無機塩類を
内添したものが用いられる。 プレコート層上に設けられる光導電層は、光導
電性酸化亜鉛と絶縁性合成樹脂結合剤とを有機溶
剤中に分散し、さらに所望の増感剤などを添加し
た混合液を塗布、乾燥することにより形成するこ
とができる。 以下に本発明を実施例により説明する。 実施例 1 次のような紙基体、プレコート層塗布液、バツ
クコート層塗布液および光導電層塗布液を準備し
た。 〔紙基体〕 A:N材パルプを主体とした130g/m2の紙基体
(20℃、相対湿度60%での表面固有抵抗値
1013Ω・cm以上) B:基体Aを塩化ナトリウム水溶液でタプサイズ
(含浸)して導電性処理した基体(同5×
1010Ω・cm) 〔プレコート層塗布液〕 重量部 A: カオリンクレー(50重量%水分散液) 200 微粒状ポリスチレン(平均粒径0.5μ、48.5
重量%水分散液) 150 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 150 アクリル酸エステル共重合体エマルジヨン
(固型分45%) 150 B:Aの塗布液にポリビニルベンジルトリメチル
アンモニウムクロライド(34%水溶液、
ECR34、ダウケミカル社製)50重量部を加
えた液 C:Bの塗布液のECR34を5重量部を加えた液 〔バツクコート層塗布液〕 重量部 カオリンクレー(50重量%水分散液) 300 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 40 アクリル酸エステル共重合体エマルジヨン
(プレコート液と同一のもの) 200 ECR34(34%水溶液) 50 〔光導電層塗布液〕 重量部 光導電性酸化亜鉛 200 アクリル系樹脂(50%キシレン溶液) 80 ローズベンガル(2%メタノール溶液) 15 キシレンを加えて固型分濃度48重量%とす
る。 紙基体上にバツクコート層塗布液を固型分13
g/m2となるように塗布し、乾燥する。次に紙基
体の表面側にプレコート層塗布液を固型分7g/
m2となるように塗布、乾燥し、プレコート層表面
をスーパーカレンーにかけた後、光導電層塗布液
を固型分20g/m2となるように塗布、乾燥し、平
版印刷版を製造する。 上記方法で下記表の組合せからなる6種のプレ
コートを製造した。表中、右欄にプレコートを塗
布した後のその表面固有抵抗値(Ω・cm 20℃、
相対湿度60%)を示している。
【表】 これらのプレートを20℃、相対湿度30%の条件
下で電子写真製版機ダイヤフアツクスEP−11(三
菱製紙(株)製、液体現像用製版機)で製版し、電子
写真平版マスター用エツチ液ダイヤフアツクス
LOM−OH(三菱製紙(株)製)で不感脂化処理を施
し、印刷機トーコーModel810(東京航空計器(株)
製)で印刷した。 プレート2および5は、細線の再現性およびイ
ンキのりも良好でカブリによる背景地ヨゴレもな
かつたが、印刷中に版ジワの発生によるヨゴレが
発生し、印刷部数1000枚以下の低い耐刷力であつ
た。またプレート1、3および4は耐刷部数4000
〜5000枚以上であつたが、背景がうすくかぶり画
像のコントラストが弱く細線の再現性も劣り、平
版印刷をしてみるとインキのりも不十分で背景地
ヨゴレも発生し、高品質の印刷物を得ることがで
きなかつた。本発明のプレート6は製造から印刷
まで寸法安定性に優れ、細線の再現性およびイン
キのりも良好で背景地ヨゴレもなく良品質の印刷
物を5000枚以上も得ることができる高耐刷力を有
していた。 実施例 2 実施例1で用いた紙基体Bに下記のプレコート
層塗布液および導電性バツクコート層塗布液を塗
布する以外は同様にして平版印刷版を製造し、製
版し、印刷した。 実施例1のピレート6と全く同様の結果が得ら
れた。 〔プレコート層塗布液〕 重量部 カオリンクレー(50%水分散液) 200 スチレンブタジエンラテツクス(50%水分散
液) 200 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 250 メラミン−ホルムアルデヒド樹脂(80%水溶
液) 5 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(30%
水溶液) 7 固型分塗布量 10g/m2 〔バツクコート層塗布液〕 重量部 カオリンクレー(50%水分散液) 300 スチレンブタジエンラテツクス(50%水分散
液) 250 ポリビニルアルコール(10%水溶液) 40 ポリスチレンスルホン酸アンモニウム(30%
水溶液) 60 固型分塗布量 15g/m2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 その表面固有抵抗値が1011Ω・cm(20℃、相
    対湿度60%)以下となるように吸湿性無機塩類を
    含浸した導電性紙基体、該紙基体の裏側に設けら
    れた導電剤および樹脂よりなる導電性バツクコー
    ト層、該紙基体の表側に設けられた水溶性樹脂お
    よびビニル系合成樹脂エマルジヨンおよびその表
    面固有抵抗値が1010〜1011Ω・cm(20℃、相対湿
    度60%)になる量の導電剤を含む塗液よりなるプ
    レコート層、該プレコート層に設けられた光導電
    性酸化亜鉛−樹脂分散系の塗液よりなる光導電層
    を有することを特徴とする電子写真平版印刷版。
JP3439981A 1981-03-10 1981-03-10 Electrophotographic lithographic printing plate Granted JPS57148756A (en)

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