JPH0243062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243062Y2 JPH0243062Y2 JP1983050335U JP5033583U JPH0243062Y2 JP H0243062 Y2 JPH0243062 Y2 JP H0243062Y2 JP 1983050335 U JP1983050335 U JP 1983050335U JP 5033583 U JP5033583 U JP 5033583U JP H0243062 Y2 JPH0243062 Y2 JP H0243062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- blade
- conductor
- holder
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 15
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 9
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 4
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000012811 non-conductive material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は断路器に関する。
従来の技術
従来、配電盤などに収納される断路器は、第１
図に示すように、配電盤の固定部材（不図示）に
固設されるフレーム３１に固設された碍子３２，
３３に１次側母線と２次側母線を夫々接続するた
めの端子３４，３５が夫々固設され、端子３５に
はブレード３６がピン３７を介して回動自在に支
持される。ブレード３６のほぼ中間部でピン３８
を介してロツド３９の一方の端部が支持され、ロ
ツド３９の他方の端部がフレーム３１に軸４０を
介して回動自在に支持されたレバー４１の回動端
部にピン４２を介して支持される。ブレード３６
は２枚の押圧片が互いの間隔を狭くする向きにス
プリング（不図示）によつて付勢され、上述の軸
４０をハンドル（不図示）により回転させて、ブ
レード３６を第１図中反時計方向に回動させ、ブ
レード３６の押圧片の間隙に端子３４に固設され
た接触子４３を嵌入させて、断路器を投入する。
このブレード３６、ロツド３９、接触子４３、端
子３４，３５は、第２図示に示すように、３相の
各相毎にフレーム３１に設けられ、各相のブレー
ド３６と接触子４３が軸４０、レバー４１を介し
て一括して開閉される。
図に示すように、配電盤の固定部材（不図示）に
固設されるフレーム３１に固設された碍子３２，
３３に１次側母線と２次側母線を夫々接続するた
めの端子３４，３５が夫々固設され、端子３５に
はブレード３６がピン３７を介して回動自在に支
持される。ブレード３６のほぼ中間部でピン３８
を介してロツド３９の一方の端部が支持され、ロ
ツド３９の他方の端部がフレーム３１に軸４０を
介して回動自在に支持されたレバー４１の回動端
部にピン４２を介して支持される。ブレード３６
は２枚の押圧片が互いの間隔を狭くする向きにス
プリング（不図示）によつて付勢され、上述の軸
４０をハンドル（不図示）により回転させて、ブ
レード３６を第１図中反時計方向に回動させ、ブ
レード３６の押圧片の間隙に端子３４に固設され
た接触子４３を嵌入させて、断路器を投入する。
このブレード３６、ロツド３９、接触子４３、端
子３４，３５は、第２図示に示すように、３相の
各相毎にフレーム３１に設けられ、各相のブレー
ド３６と接触子４３が軸４０、レバー４１を介し
て一括して開閉される。
考案が解決すべき課題
しかるに、この従来の断路器においては、ブレ
ード３６を開閉操作するには専用の操作軸４０、
ロツド３９、レバー４１などの機構を設ける必要
があるため、断路器の操作機構が複雑化して部品
点数が多くなり大型化するという問題点を有して
いた。さらにブレード３６は露出しており、危険
性も大である。
ード３６を開閉操作するには専用の操作軸４０、
ロツド３９、レバー４１などの機構を設ける必要
があるため、断路器の操作機構が複雑化して部品
点数が多くなり大型化するという問題点を有して
いた。さらにブレード３６は露出しており、危険
性も大である。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、操作機構を簡略化して小型化で
きるとともに危険性も少ない断路器を提供するこ
とである。
り、その目的は、操作機構を簡略化して小型化で
きるとともに危険性も少ない断路器を提供するこ
とである。
課題を解決する手段
スペーサから突出している棒状の導体と、この
導体から突設して設けられた軸と、 所定間隔を隔てて上記軸に回動可能に支持され
た一対のホルダと、 さらに上記ホルダを包囲するとともに上記軸に
回動可能に支持された絶縁体にてなるケースと、 上記ホルダ内に設けられ、一端側は固定接触子
をはさみ、他端は上記導体をはさむブレードとを
備えたことを特徴とする。
導体から突設して設けられた軸と、 所定間隔を隔てて上記軸に回動可能に支持され
た一対のホルダと、 さらに上記ホルダを包囲するとともに上記軸に
回動可能に支持された絶縁体にてなるケースと、 上記ホルダ内に設けられ、一端側は固定接触子
をはさみ、他端は上記導体をはさむブレードとを
備えたことを特徴とする。
作 用
上記の構成において、ケースに軸を中心とする
回動力を与えると、該ケースはホルダとともに回
動し、ブレードもケースの回動にしたがつて回動
し、固定接触子と接触し、あるいは固定接触子か
ら離れる。
回動力を与えると、該ケースはホルダとともに回
動し、ブレードもケースの回動にしたがつて回動
し、固定接触子と接触し、あるいは固定接触子か
ら離れる。
実施例
以下、本考案の一実施例を説明する。
第３図及び第４図に示すように、１はスペーサ
で、このスペーサ１は図示しない固定部材に支持
される。このスペーサ１を棒状の導体２が貫通
し、この導体２はボルト３と固定金具４によりス
ペーサ１に固設される。この導体２の図中上端部
が接触子２ａを形成し、導体２の図中下端部２ｂ
が端子を形成する。
で、このスペーサ１は図示しない固定部材に支持
される。このスペーサ１を棒状の導体２が貫通
し、この導体２はボルト３と固定金具４によりス
ペーサ１に固設される。この導体２の図中上端部
が接触子２ａを形成し、導体２の図中下端部２ｂ
が端子を形成する。
導体２のスペーサ１より図中上方に突出してい
る部分の孔２ｃを軸５が貫通し、この軸５の両端
部が上部に球状のカバー６Ｘを有し本体は方形の
筒状のホルダ６の孔６ａ，６ｂを夫々貫通する。
さらに、軸５の両先端部５ａ，５ｂが非導電性材
料で形成された１対のケース７の夫々に固設され
た埋め金具８に嵌入し、この埋め金具８の凹底面
と軸５の先端部５ａ，５ｂとの間に圧縮コイルバ
ネ９が介挿される。ホルダ６にはケース７が両側
からボルト１０によつて固定される。したがつ
て、ホルダ６はケース７を介して導体２に支持さ
れた軸５を中心として回動自在に支持される。
る部分の孔２ｃを軸５が貫通し、この軸５の両端
部が上部に球状のカバー６Ｘを有し本体は方形の
筒状のホルダ６の孔６ａ，６ｂを夫々貫通する。
さらに、軸５の両先端部５ａ，５ｂが非導電性材
料で形成された１対のケース７の夫々に固設され
た埋め金具８に嵌入し、この埋め金具８の凹底面
と軸５の先端部５ａ，５ｂとの間に圧縮コイルバ
ネ９が介挿される。ホルダ６にはケース７が両側
からボルト１０によつて固定される。したがつ
て、ホルダ６はケース７を介して導体２に支持さ
れた軸５を中心として回動自在に支持される。
ホルダ６の内部で、導体２の上端部である接触
子２ａと固定部材１５に碍子１６を介して支持さ
れた固定端子１１と連続した固定側接触子１１ａ
とを、相対向して配置されたブレード１２ａ，１
２ｂが両側からはさむ。このブレード１２ａ，１
２ｂは引張りバネ１３，１４により互いに引き合
う方向に付勢され、ブレード１２ａ，１２ｂと接
触子２ａ，１１ａとの接触圧が与えられる。この
ブレード１２ａ，１２ｂは、第４図に示すよう
に、夫々３個の角棒状部材１２ａ−１，１２ａ−
２，１２ａ−３及び１２ｂ−１，１２ｂ−２，１
２ｂ−３で形成され、この角棒状部材１２ａ−１
と１２ｂ−１，１２ａ−２と１２ｂ−２，１２ａ
−３と１２ｂ−３が夫々バネ１３，１４によつて
引き合う方向に付勢される。また角棒状部材１２
ａ−１，１２ａ−２，１２ａ−３と１２ｂ−１，
１２ｂ−２，１２ｂ−３が互いに定位置を保持す
るようにスペーサ１７が角棒状部材１２ａ−１，
１２ａ−２，１２ａ−３及び１２ｂ−１，１２ｂ
−２，１２ｂ−３間に介挿される。
子２ａと固定部材１５に碍子１６を介して支持さ
れた固定端子１１と連続した固定側接触子１１ａ
とを、相対向して配置されたブレード１２ａ，１
２ｂが両側からはさむ。このブレード１２ａ，１
２ｂは引張りバネ１３，１４により互いに引き合
う方向に付勢され、ブレード１２ａ，１２ｂと接
触子２ａ，１１ａとの接触圧が与えられる。この
ブレード１２ａ，１２ｂは、第４図に示すよう
に、夫々３個の角棒状部材１２ａ−１，１２ａ−
２，１２ａ−３及び１２ｂ−１，１２ｂ−２，１
２ｂ−３で形成され、この角棒状部材１２ａ−１
と１２ｂ−１，１２ａ−２と１２ｂ−２，１２ａ
−３と１２ｂ−３が夫々バネ１３，１４によつて
引き合う方向に付勢される。また角棒状部材１２
ａ−１，１２ａ−２，１２ａ−３と１２ｂ−１，
１２ｂ−２，１２ｂ−３が互いに定位置を保持す
るようにスペーサ１７が角棒状部材１２ａ−１，
１２ａ−２，１２ａ−３及び１２ｂ−１，１２ｂ
−２，１２ｂ−３間に介挿される。
１対のケース７の両端部に軸５と同軸上に埋め
金具１８が固設される。この埋め金具１８は断面
が六角状の凹部１８ａを有する。３相の各相毎
に、ブレード１２ａ，１２ｂを内包したホルダ６
とこのホルダ６を支持するケース７がスペーサ１
に３相の各相毎に固設された導体２上に軸５を中
心としてこの軸５の方向を共通にして回動自在に
支持される。互いに隣接するケース７の埋め金具
１８の凹部１８ａは共通軸の関係にあり、この対
向する埋め金具１８の凹部１８ａに共通して１個
の六角状の連結棒１９が夫々嵌入される。この連
結棒１９の端面と凹部１８ａとの間に圧縮コイル
バネ２０が介挿される。したがつて、最端のケー
ス７の埋め金具１８の凹部１８ａに六角状の棒を
嵌入してこの棒を廻すと、３組のケース７が一括
して軸５を中心として回動して、断路器の入−切
を行うことができる。
金具１８が固設される。この埋め金具１８は断面
が六角状の凹部１８ａを有する。３相の各相毎
に、ブレード１２ａ，１２ｂを内包したホルダ６
とこのホルダ６を支持するケース７がスペーサ１
に３相の各相毎に固設された導体２上に軸５を中
心としてこの軸５の方向を共通にして回動自在に
支持される。互いに隣接するケース７の埋め金具
１８の凹部１８ａは共通軸の関係にあり、この対
向する埋め金具１８の凹部１８ａに共通して１個
の六角状の連結棒１９が夫々嵌入される。この連
結棒１９の端面と凹部１８ａとの間に圧縮コイル
バネ２０が介挿される。したがつて、最端のケー
ス７の埋め金具１８の凹部１８ａに六角状の棒を
嵌入してこの棒を廻すと、３組のケース７が一括
して軸５を中心として回動して、断路器の入−切
を行うことができる。
第４図に示すように、ケース７を位置Ａまで回
動させると、ブレード１２ａ，１２ｂが固定側接
触子１１ａを弾力的にはさみ、接触子２ａと１１
ａとの間がブレード１２ａ，１２ｂにより導通し
て断路器が“入”の状態になる。ケース７を位置
Ｂまで回動させると、ブレード１２ａ，１２ｂと
固定側接触子１１ａとが離れた断路器が“切”の
状態になる。さらに、ケース７を位置Ｃまで回動
させると、ブレード１２ａ，１２ｂは接地端子２
１をはさんで断路器は“接地”の状態になる。２
２は３相各相の接地端子２１を短絡する短絡導体
である。
動させると、ブレード１２ａ，１２ｂが固定側接
触子１１ａを弾力的にはさみ、接触子２ａと１１
ａとの間がブレード１２ａ，１２ｂにより導通し
て断路器が“入”の状態になる。ケース７を位置
Ｂまで回動させると、ブレード１２ａ，１２ｂと
固定側接触子１１ａとが離れた断路器が“切”の
状態になる。さらに、ケース７を位置Ｃまで回動
させると、ブレード１２ａ，１２ｂは接地端子２
１をはさんで断路器は“接地”の状態になる。２
２は３相各相の接地端子２１を短絡する短絡導体
である。
考案の効果
以上説明したように、本考案においては、ケー
スを軸５を中心に回動させるとブレードが回動し
固定側接触子との接触と開離を行うことができ
る。本考案では、ブレードの回転軸そのものを操
作軸として直接に操作する簡素な構造を基本とし
ていることから、部品点数および外形寸法を減ら
すことができる。それ故特別な操作軸や該操作軸
の力を伝達するロツドやレバー等も不要であり、
容易に小型化できる。さらにブレードはホルダ内
に収納し、これを絶縁性材料で形成されたケース
に内包するからブレードが絶縁性材料で被覆され
て使用上安全である。
スを軸５を中心に回動させるとブレードが回動し
固定側接触子との接触と開離を行うことができ
る。本考案では、ブレードの回転軸そのものを操
作軸として直接に操作する簡素な構造を基本とし
ていることから、部品点数および外形寸法を減ら
すことができる。それ故特別な操作軸や該操作軸
の力を伝達するロツドやレバー等も不要であり、
容易に小型化できる。さらにブレードはホルダ内
に収納し、これを絶縁性材料で形成されたケース
に内包するからブレードが絶縁性材料で被覆され
て使用上安全である。
第１図は断路器の従来例を示す側面図、第２図
は第１図の平面図、第３図は本考案の一実施例を
示す正面図、第４図は第３図の側面図である。 ５……軸、６……ホルダ、７……ケース、１１
ａ……接触子、１２ａ，１２ｂ……ブレード、１
５……固定部材、１８……埋め金具、１９……連
結棒。
は第１図の平面図、第３図は本考案の一実施例を
示す正面図、第４図は第３図の側面図である。 ５……軸、６……ホルダ、７……ケース、１１
ａ……接触子、１２ａ，１２ｂ……ブレード、１
５……固定部材、１８……埋め金具、１９……連
結棒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スペーサから突出している棒状の導体と、この
導体から突設して設けられた軸と、 所定間隔を隔てて上記軸に回動可能に支持され
た一対のホルダと、 さらに上記ホルダを包囲するとともに上記軸に回
動可能に支持された絶縁体にてなるケースと、 上記ホルダ内に設けられ、一端側は固定接触子
をはさみ、他端は上記導体をはさむブレードとを
備えたことを特徴とする断路器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033583U JPS59156336U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5033583U JPS59156336U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 断路器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156336U JPS59156336U (ja) | 1984-10-20 |
| JPH0243062Y2 true JPH0243062Y2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=30180802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5033583U Granted JPS59156336U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 断路器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156336U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2788014B2 (ja) * | 1990-03-22 | 1998-08-20 | 三菱電機株式会社 | 断路装置 |
| EP3439003B1 (en) * | 2017-08-03 | 2019-10-02 | Nuventura GmbH | Disconnector pole for gas insulated switchgear |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413974A (en) * | 1977-07-05 | 1979-02-01 | Tokyo Shibaura Electric Co | Positioning device for disconnecting |
| JPS5780621A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | Disconnecting switch |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5033583U patent/JPS59156336U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5413974A (en) * | 1977-07-05 | 1979-02-01 | Tokyo Shibaura Electric Co | Positioning device for disconnecting |
| JPS5780621A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | Disconnecting switch |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59156336U (ja) | 1984-10-20 |
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