JPH0242722Y2 - - Google Patents

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JPH0242722Y2
JPH0242722Y2 JP1984147458U JP14745884U JPH0242722Y2 JP H0242722 Y2 JPH0242722 Y2 JP H0242722Y2 JP 1984147458 U JP1984147458 U JP 1984147458U JP 14745884 U JP14745884 U JP 14745884U JP H0242722 Y2 JPH0242722 Y2 JP H0242722Y2
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metal
support piece
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metal frame
frames
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、道路等の歴青舗装の流動を防止する
ための舗装用メタルボツクスに関する。
近年の交通量の増加と重質化に伴い、道路のわ
だち掘れ量が増大する傾向がみられる。わだち掘
れが大きくなり、平坦性が悪くなると、車両の安
全な走行を妨げ、また水たまり現象、水はね現象
等を生じ、交通事故をおこしたり、住民、通行
人、民家等に被害を及ぼすおそれがある。このた
め、早期に維持修繕することが要望されている
が、一方では、耐流動にすぐれた舗装の開発が要
望されている。
この改善策として、舗装体の最も流動をおこし
やすいせん断力の一番かかる表層あるいは表層と
基層に使用するところの歴青混合物における結合
材の改善や、骨材粒度等の配合が検討され、研究
が続けられている。しかしながら、これらのみで
は、現代における交通車両の重質化によるわだち
掘れ現象の発生に対応することは非常に困難なこ
とである。
本考案者らは、この為新しい方法として、歴青
混合物を舗設するときに、その歴青混合物の流動
を防止するよう多数個の空間部を有するメタルボ
ツクスを基盤に固定した後、歴青混合物を舗設
し、歴青混合物中にそのメタルボツクスを埋設す
ることにより、耐流動性の舗装を構築することを
検討したところ、良好な結果を得た。
本考案は、この歴青混合物中に埋設する多数個
の空間部を有する耐流動性舗装用メタルボツクス
に関するものである。
即ち、本考案は、金属製帯状板により多数個の
メタルフレームを形成し、これらのメタルフレー
ムにその長手方向における側縁部に対して所定間
隔を設けメタルフレームにおける板厚が嵌合でき
る幅の組込み用溝を直角に多数個配設し、これら
多数個のメタルフレームをそれらの組込み用溝を
互に嵌合させて多数の空間部を有する枠組を形成
すると共に、メタルフレームに接する垂直支持片
と舗装基盤に接する水平支持片とを有する接地板
を設け、枠組を形成したメタルフレームの下側位
置に接地板の垂直支持片を固定すると共に、接地
板の水平支持片を舗装基盤に接地させその水平支
持片に設けた固定用孔を介して接地板を舗装基盤
に固定するようにしたことを特徴とする舗装用メ
タルボツクスの構造を要旨とするものである。
本考案の1実施例を図で説明する。
第1図は、舗装用メタルボツクスを舗装すべき
基盤上に組立てたものを上方より見下ろした一部
を示す平面図である。第2図は、舗装用メタルボ
ツクスを組立てる要素となるメタルフレームの側
面図、第3図はメタルフレームの他の実施例にお
ける側面図、第4図は要部の縦断側面図である。
図において、1はメタルフレームであつて、そ
のメタルフレーム1は、鋼板、ステンレス板など
の金属板によつて帯状に造られる。鋼板では亜
鉛、アルミニウム等の表面処理加工やその他の防
錆加工が施されている。また、メタルフレーム1
の幅(図ではh)は3〜6cm、長さ(図ではl)
は50〜200cm程度のものである。厚さは2±1mm
程度のものである。メタルフレーム1の両端部に
はメタルフレーム1,1を連結するためのジヨイ
ント部2が造られている。3はメタルフレーム1
にあけられた組込み用溝であつて、メタルフレー
ム1における長手方向の側縁部に対して所定の間
隔を設け直角に多数個配設されている。また、こ
の組込み用溝3は、第2図に示すように、メタル
フレーム1の一側縁に対してのみ配設する場合
と、第3図に示すように、メタルフレーム1の両
側縁に対して交互に配設する場合とがある。その
組込み用溝3の幅は、メタルフレーム1の板厚が
嵌合するもので、その切込み深さは適宜に選択で
きるが、メタルフレーム1の幅hの1/2よりやや
長くしておくとよい。4はストツパーでメタルフ
レーム1の組込み用溝3の線上で板厚が通れる幅
をへだてて対向するよう突設したものであり、メ
タルフレーム1の上辺もしくは下辺に近いところ
に位置してメタルフレーム1の表面或は裏面、更
には両面に設けられる。このストツパー4はプレ
ス等によりつけた小さな突起でもよい。またアン
グル等を熔接して造つてもよい。ストツパー4は
メタルフレーム1,1…を組みたてたときに、動
かないようにし枠組を強固にする。5はメタルフ
レーム1にあけられた孔で、接地板6を固定する
ためのものである。接地板6はメタルフレーム
1,1…を舗装すべき基盤に固定するためのもの
であり、メタルフレーム1,1…に接する垂直支
持片と舗装基盤に接する水平支持片とからなつて
いる。垂直支持片には、例えば、メタルフレーム
1をはめこむための溝7を設けると共にメタルフ
レーム1の孔5に対向する取付孔8を有してい
る。メタルフレーム1,1…をそれぞれの組込み
用溝3,3を介して組みこむと、多数個の空間部
を有する格子状のメタルボツクスができる。この
メタルボツクスにおけるメタルフレーム1,1の
下側部を接地板6の垂直支持片に設けた溝7に受
け止めて、メタルフレーム1の孔5と接地板6の
取付孔8とにねじ、ピン等を挿通して固定する。
また、接地板6の垂直支持片をメタルフレーム1
の下側位置に対して予じめねじ、ピン等で結合し
ておくことも、更には熔接して固定しておくこと
もできる。接地板6の水平支持片には固定用孔9
が設けられており、接地板6はその水平支持片に
よつて舗装すべき基盤上に接地して支持されると
共に、固定用孔9を介してその基盤に対し鋲、
釘、ドライピツト等により固定される。
メタルボツクスを組立てるに際して、そのメタ
ルフレーム1,1…は、第2図に示すもの同志を
互に組合せても、また第3図に示すもの同志を互
に組合せても、さらには第2図に示すものと第3
図に示すものとを互に組合せてもよい。また、組
合せる縦方向のメタルフレーム1,1…と、横方
向のメタルフレーム1,1……とに設けた組込み
溝3,3……の間隔は、互に同じものであつて
も、異なるものであつてもよい。この組込み溝
3,3の間隔Wは、大体5〜10cm程度が標準であ
る。メタルフレーム1,1…を組込んだ舗装用メ
タルボツクスには、開口が間隔W×間隔Wで深さ
hからなる空間部が多数できることになる。ただ
し、メタルフレーム1,1…のジヨイント部2の
ある部分では、組込み溝3,3の間隔Wの幅が多
少広目になつてもよい。
本考案の舗装用メタルボツクスは、叙上のよう
に構成されており、現場で組立てて造られるが、
現場での組立てを簡素化するためにメタルフレー
ム1,1を幾組か予め組んでおくこともできる。
本考案の舗装用メタルボツクスは、次のように
して舗装に使用される。舗装すべき基盤上に舗装
用メタルボツクスを組立てたものをセツトし、接
地板によつて基盤に固定した後、この上に加熱ア
スフアルト混合物を敷きならす。敷きならしに
は、フイニツシヤー等を用いてゆつくり敷きなら
す。また、レーキ等を用いて敷きならす。メタル
ボツクスの空間を十分に充填すると共に、メタル
ボツクスよりやや高く敷き均らす。ついで、ロー
ラ転圧によつて締固めると、アスフアルト舗装体
の内部にメタルボツクスが埋設された状態にな
る。これを、交通開放しても、メタルボツクスで
拘束されるため、アスフアルト混合物は流動する
ことがない。
本考案の舗装用メタルボツクスは、組立式で施
工が容易であり、またアスフアルト混合物を舗設
するに際しては、敷きならし、転圧も支障なくで
き、交通荷重に対してメタルボツクスが荷重をさ
さえ、更にアスフアルト混合物の路面に平行な方
向の移動を防止するので、舗装体の流動が確実に
防止されるので、わだち掘れを防止できる。ま
た、舗装面の摩耗防止にも効果がある等の実益を
有するものである。
また、本考案の舗装用メタルボツクスは、メタ
ルボツクスが接地板によつて基盤に対し一体に固
定してあるので、舗装に際してメタルボツクスが
移動することがなく、舗設を容易に実施し得ると
共に、基盤に対して一体化した舗装体が構築でき
る実益を有するものである。また、交通開放して
も舗設された歴青混合物は、基盤に固定されてい
るメタルボツクスによつて拘束されているので流
動する恐れは全くない実益をも有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示しており、第1図
は舗装用メタルボツクスを組立てたものの部分概
略平面図であり、第2図はメタルフレームの側面
図、第3図はメタルフレームの他の実施例におけ
る側面図、そして第4図は要部の縦断側面図であ
る。 図において、1はメタルフレーム、2はメタル
フレームのジヨイント部、3はメタルフレームの
組込み用溝、4はストツパー、5はメタルフレー
ムの孔、6は接地板、7は溝、8は接地板の取付
孔、9は接地板の固定用孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製帯状板により多数個のメタルフレームを
    形成し、これらのメタルフレームにその長手方向
    における側縁部に対して所定間隔を設けメタルフ
    レームにおける板厚が嵌合できる幅の組込み用溝
    を直角に多数個配設し、これら多数個のメタルフ
    レームをそれらの組込み用溝を互に嵌合させて多
    数の空間部を有する枠組を形成すると共に、メタ
    ルフレームに接する垂直支持片と舗装基盤に接す
    る水平支持片とを有する接地板を設け、枠組を形
    成したメタルフレームの下側位置に接地板の垂直
    支持片を固定すると共に、接地板の水平支持片を
    舗装基盤に接地させその水平支持片に設けた固定
    用孔を介して接地板を舗装基盤に固定するように
    したことを特徴とする舗装用メタルボツクス。
JP1984147458U 1984-09-29 1984-09-29 Expired JPH0242722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984147458U JPH0242722Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984147458U JPH0242722Y2 (ja) 1984-09-29 1984-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6162904U JPS6162904U (ja) 1986-04-28
JPH0242722Y2 true JPH0242722Y2 (ja) 1990-11-14

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