JPH0242436Y2 - - Google Patents

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JPH0242436Y2
JPH0242436Y2 JP19403884U JP19403884U JPH0242436Y2 JP H0242436 Y2 JPH0242436 Y2 JP H0242436Y2 JP 19403884 U JP19403884 U JP 19403884U JP 19403884 U JP19403884 U JP 19403884U JP H0242436 Y2 JPH0242436 Y2 JP H0242436Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
presser
spacers
fiber winding
winding machine
clutch facing
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JP19403884U
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JPS61107524U (ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、クラツチフエーシングの製造工程
において、熱硬化性樹脂を含浸したガラス繊維等
を交差編みする際に使用するクラツチフエーシン
グ用繊維巻取機の押えロールに関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、クラツチフエーシング用繊維巻取機に使
用される押えロールは、第6図に示すように支軸
1と、この支軸1上に所定間隔で設置されたスペ
ーサ2,3と、この両スペーサ2,3の外周上に
差し渡し固定された複数本の押え棒4とよりな
り、支軸1と、スペーサ2,3、および押え棒4
とはそれぞれ溶接により一体的に形成されてなる
ものであつた。
そして上記押えロールは、クラツチフエーシン
グ用繊維巻取機の治具上に、内周および外周の2
通りの円筒状にピンを立設し、このピンの間をガ
ラス繊維が交差するよう張り渡して編む際に、ピ
ン間のガラス繊維が浮き上がるのを防止するため
に使用されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら上記装置において、押え棒4がガ
ラス繊維と接触して短期間で摩耗するために、こ
れを頻繁に取り替える必要があるが、上記従来例
においては押え棒4を交換しようとしても、押え
棒4を溶接部分で切り取つて再度溶接し直すか、
新たに押えロール全体を取り替えることが必要で
あつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は従来例の上記欠点を解消したもの
で、押え棒を着脱自在とすることにより繊維巻取
作業中でも簡単に取り替えることができ、また押
え棒の摩耗や折損、あるいは屈曲等の際には、押
え棒のみを取り替えることにより、押えロールを
長期間に亘つて使用できるようにしたものであ
る。
すなわちこの考案は、クラツチフエーシングの
交差編み用繊維巻取機に用いられる押えロールで
あつて、支軸と、この支軸上に所定間隔で設置さ
れ、外周にそれぞれ複数の溝を形成した下側を小
径とした一対のスペーサと、この両スペーサの溝
に差し渡して着脱自在にはめ込まれた複数本の押
え棒と、スペーサ外周に着脱自在にはめ込まれた
押え棒の抜け止め用キヤツプとを有することを特
徴とするクラツチフエーシング用繊維巻取機の押
えロールである。
[実施例] 以下この考案のクラツチフエーシング用繊維巻
取機の押えロールの一実施例を、図面に基づいて
説明する。
第1図ないし第4図において11は支軸で、先
端に先つぼまりのテーパ12が形成されている。
支軸11上にはテーパの基端部12aに大径の
スペーサ13が嵌挿され、溶接等により強固に固
着されている。他方、上記スペーサ13と所定の
間隔で、支軸11の先つぼまりとなつたテーパの
先端部12b上には小径のスペーサ14が固設さ
れている。
これらのスペーサ13と14の外周上には所定
の間隔で、かつ支軸11の回転方向と同じ位置に
複数の溝15を形成されている。この両スペーサ
13,14の同じ回転方向の位置の溝には、それ
ぞれ押え棒16が差し渡されて着脱自在にはめ込
まれる。勿論押え棒16は、両スペーサ13,1
4の径に応じて所定角度の下つぼまりに形成され
ている。
なお押え棒16は、第5図に示すようにその両
端の側面に切欠部17を形成してあり、この切欠
部17を大径のスペーサ13及び小径のスペーサ
14の溝15に緩みなくはめ込んである。また押
え棒16の小径のスペーサ14側の端部には、所
定角度の面取り部18が形成されている。
押え棒16を嵌め込んだスペーサ13,14の
外周上には、スペーサ13,14の外側から押え
棒16の抜け止め用キヤツプ19,20が着脱自
在に取り付けられている。その際、押え棒16は
小径のスペーサ14側の端部をその傾斜に沿つた
キヤツプ19の保持部21(第3図および第4図
参照)により、また大径のスペーサ13側の端部
を面取り部18に沿つたキヤツプ20の保持部2
2により、緩みなく保持されている。23はそれ
ぞれキヤツプ19を支軸11に、またキヤツプ2
0をスペーサ13,14に固定するための止めネ
ジである。
[作用] この考案は上述のように構成したので、押えロ
ールをクラツチフエーシング用繊維用巻取機に使
用し、熱硬化性樹脂を含浸したガラス繊維等を交
差編みする際、押え棒がガラス繊維と接触して短
時間で摩耗したり、折れ損あるいは屈曲しても、
上下のキヤツプを取り外すだけで簡単にその押え
棒を取り替えることができる。また下端のキヤツ
プが摩耗した場合でも簡単に取り替えることがで
きる。
[考案の効果] この考案のクラツチフエーシング用繊維巻取機
の押えロールは以上のように構成したので、構造
が簡単で組み立てが容易であり、また溶接しない
ので熱劣化することがなく、強度面でより優れた
押えロールが得られる。
しかも押え棒の予備を用意しておくだけで、ク
ラツチフエーシング用繊維巻取機に取り付けたま
ま、簡易迅速に押え棒を取り替えることができ
る。したがつて、従来のようにガラス繊維の巻取
り作業を中断することがほとんどなくなつた。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案のクラツチフエーシング用繊維
巻取機の押えロールの一実施例を示し、第1図は
組み付け状態の断面図、第2図はその底面図、第
3図は小径のスペーサ側のキヤツプの断面図、第
4図はその平面図、第5図は押え棒の斜視図、ま
た第6図は従来のクラツチフエーシング用繊維巻
取機の押えロールを示す断面図である。 11……支軸、12……テーパ、13,14…
…スペーサ、15……溝、16……押え棒、1
9,20……キヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 クラツチフエーシングの交差編み用繊維巻取
    機に用いられる押えロールであつて、支軸と、
    この支軸上に所定間隔で設置され、外周にそれ
    ぞれ複数の溝を形成した下側を小径とした一対
    のスペーサと、この両スペーサの溝に差し渡し
    て着脱自在にはめ込まれた複数本の押え棒と、
    スペーサ外周に着脱自在にはめ込まれた押え棒
    の抜け止め用キヤツプとを有することを特徴と
    するクラツチフエーシング用繊維巻取機の押え
    ロール。 2 押え棒の少なくとも一端の側面に切欠部が形
    成され、この切欠部をスペーサの溝にはめ込ん
    でなる実用新案登録請求の範囲第1項記載のク
    ラツチフエーシング用繊維巻取機の押えロー
    ル。
JP19403884U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0242436Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19403884U JPH0242436Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19403884U JPH0242436Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107524U JPS61107524U (ja) 1986-07-08
JPH0242436Y2 true JPH0242436Y2 (ja) 1990-11-13

Family

ID=30751473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19403884U Expired JPH0242436Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP (1) JPH0242436Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61107524U (ja) 1986-07-08

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