JPH0242414Y2 - - Google Patents

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JPH0242414Y2
JPH0242414Y2 JP11843883U JP11843883U JPH0242414Y2 JP H0242414 Y2 JPH0242414 Y2 JP H0242414Y2 JP 11843883 U JP11843883 U JP 11843883U JP 11843883 U JP11843883 U JP 11843883U JP H0242414 Y2 JPH0242414 Y2 JP H0242414Y2
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JP11843883U
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はT形樹脂管成形型に関するものであ
る。
樹脂管の成形型として遠心成形型があるが、こ
れによると直管は成形できてもT形管は成形でき
ない。従来、T形管の製作としては、先ず直管を
成形し、この直管の中間側部に孔をあけると共
に、この孔の部分に別の直管を接続することによ
り行なつていた。これによると製作に手間がかか
り、また接続部に強度的な問題があつた。
本考案の目的とするところは、接続工程を通ら
ずに、一挙にT形樹脂管を得られるT形樹脂管成
形型を提供する点にある。
上記目的を達成するために本考案におけるT形
樹脂管成形型は、3個の筒状外型に分割可能で且
つ外型連結具を介して接続自在なT形外型と各筒
状外型に対して挿抜自在で且つ内型連結具を介し
て接続自在な3個の内型と、各内型の中間部外面
に設けられ且つ対応する筒状外型の端面に接当自
在な鍔状の蓋板と、これら蓋板に対して外側から
接当自在で且つ対応する筒状外型の端部に外嵌螺
合するナツト体と、各内型の外端に取付けられ且
つナツト体の外面に対向するストツパ板と、各内
型のうちの1個に設けた樹脂供給口、ならびに別
の1個に設けた空気抜き口とからなり、対応する
ナツト体とストツパ板との間に生じる遊動距離に
対して、ナツト体の筒状外型に対する螺合距離を
大に設定して構成している。
かかる本考案構成によると、3個の筒状外型を
外型連結具により接続してT形外型に形成し、そ
して各筒状外型内に夫々内型を挿入しつつナツト
体を筒状外型の端部に螺合させて蓋板を筒状外型
の端面に圧接させると共に、各内型を内型連結具
により接続することによつて成形型を組立て得
る。このように組立てた後、T形外型と各内型と
の間に生じている空間内に樹脂供給口を通して樹
脂を圧入することによつてT形樹脂管を成形し得
る。T形樹脂管が硬化した後の脱型は、まず内型
連結具を離脱操作し、そしてナツト体を螺脱操作
することによつて外面をストツパ板に接当させる
と共に、引続いての螺脱により内型の開始時の抜
出を行ない、そして螺脱完了後において内型を完
全に抜出し、次いで外型連結具を離脱操作した
後、T形樹脂管から各筒状外型を抜出することに
より行なえる。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は3個の筒状外型に分割可能なT形外型
で、各筒状外型は、互いに直線状に接続する第1
筒状外型2、ならびに第2筒状外型3と、これら
筒状外型2,3の接続部に対して直交する状態で
接続する第3筒状外径4とからなる。接続を水密
状態に行なうために、第1筒状外型2と第2筒状
外型3の周方向半分(180度)は互いに接当可能
な垂直面2a、3aに形成してあり、また残りは
45度の傾斜面2b,3bに形成してある。また第
3筒状外型4の接続面は、両傾斜面2b,3bに
対して同時に接当可能な山形傾斜面4aに形成し
てある。第1筒状外型2と第2筒状外型3の固定
は、これらの接続端側に設けたフランジ5,6間
をボルトナツトからなる外型連結具7で連結する
ことにより行なわれ、その際に一方のフランジ5
に形成した位置決め孔8に対して、他方のフラン
ジ6に設けた位置決めピン9を嵌合可能に構成し
ている。第3筒状外型4の固定は、該第3筒状外
型4に設けたフランジ10に通したボルトからな
る外型連結具11を、第1、第2筒状外型2,3
に設けたフランジ12,13側に螺合させること
により行なわれ、その際に前述と同様に位置決め
孔14と位置決めピン15とからなる位置決めが
行なわれる。16は第1筒状外型2に対して挿抜
自在な第1内型、17は第2筒状外型3に対して
挿抜自在な第2内型、18は第3筒状外型4に対
して挿抜自在な第3内型である。ここで第1内型
16は第2筒状外型3内に突入する長さにしてあ
り、したがつて第2内型17はその分だけ短か
い。第1内型16と第2内型17の相接当面は垂
直面16a,17aに形成してあり、そして第1
内型16の第3筒状外型4に対向する側にはV状
凹面16bが形成してある。このV状凹面16b
に接当するように、前記第3内型18の先端はV
状傾斜面18aに形成してある。19は第1内型
16と第2内型17とを接続分離する内型連結具
で、先端を螺子部とした螺子ロツド20と、この
螺子ロツド20の後端に取付けた操作部21とか
らなり、第2内型17の軸心上に形成した貫通孔
22に前記螺子ロツド20を挿通させて第1内型
16に形成した雌螺子部23に螺合させることに
より接続を行なう。24は第3内型18と第1内
型16とを接続分離する内型連結具で、先端を螺
子部とした螺子ロツド25と、この螺子ロツド2
5の後端に取付けた操作部26とからなり、第3
内型18の軸心上に形成した貫通孔27に前記螺
子ロツド25を挿通させて第1内型16に形成し
た雌螺子部28に螺合させることにより接続を行
なう。29,30,31は各内型16,17,1
8の中間部外面に設けた鍔状の蓋板で、対応する
筒状外型2,3,4の端面に接当自在である。3
2,33,34は各筒状外型2,3,4の端部に
外嵌螺合するナツト体で、その外端内面側には前
記蓋板29,30,31に対して外側から接当自
在な突出部32A,33A,34Aが一体形成し
てある。35,36,37は各内型16,17,
18の外端に螺着されたストツパ板で、前記ナツ
ト体32,33,34の外面に対向する。第1内
型16には樹脂供給口38が形成され、また第2
内型17には空気抜き口39が形成されている。
前記ナツト体32,33,34とストツパ板3
5,36,37との間に生じる遊動距離に対し
て、ナツト体32,33,34の各筒状外型2,
3,4に対する螺合距離Lを大に設定している。
なおナツト体32,33,34の外周面はローレ
ツト加工にしてある。
以下に作用を説明する。まず成形型の組立てを
述べる。両垂直面2a、3aを相接当させて第1
筒状外型2と第2筒状外型3とを直線上に配列し
た状態で両フランジ5,6を外型連結具7により
連結し、以つて両筒状外型2,3を一体化させ
る。次いで両傾斜面2b,3bに山形傾斜面4a
を接当させた状態でフランジ10,12,13間
を外型連結具11で連結し、以つてT形外型1を
組立てる。そして各筒状外型2,3,4に夫々内
型16,17,18を挿入し、その途中からナツ
ト体32,33,34を筒状外型2,3,4の端
部に外嵌螺合させる。ナツト体32,33,34
を螺合によつて内型16,17,18はさらに挿
入され、両垂直面16a,17aが接当すると共
に、V状凹面16bに対してV状傾斜面18aが
接当する。同時に、蓋板29,30,31が筒状
外型2,3,4の端面に接当すると共に突出部3
2A,33A,34Aを介して押付ける。この状
態で、貫通孔22に螺子ロツド20を挿入して、
その先端を雌螺子部23に螺合させると共に、貫
通孔27に螺子ロツド25を挿入して、その先端
を雌螺子部28に螺合させ、以つて接続固定をさ
らに強固に行なう。これにより第1図、第2図に
示すように成形型の組立てが行なわれる。次いで
T形外型1と各内型16,17,18との間に生
じている空間内に、樹脂供給口38を通して樹脂
供給装置から樹脂を圧入する。このとき空気抜き
口39を通して真空ポンプなどにより脱気が行な
われる。空間内を樹脂により完全に満たした状態
で供給を停止し、そして成形型を加熱して樹脂を
硬化させ、以つてT形樹脂管を成形する。その後
に脱型が行なわれる。すなわち先ず両内型連結具
19,24を離脱操作し、各内型16,17,1
8の接続を分離する。そしてナツト体32,3
3,34を螺脱操作する。すると遊動距離が次
第になくなり、遂にはストツパ板35,36,3
7に接当する。このとき、遊動距離<螺合距離
Lであることから、ナツト体32,33,34の
筒状外型2,3,4に対する螺合状態は続いてい
る。この螺合を完全に解徐するようにナツト体3
2,33,34をさらに螺脱操作することによつ
て、ストツパ板35,36,37を介して内型1
6,17,18の抜出が開始される。ナツト体3
2,33,34が完全に螺脱されることによつて
内型16,17,18の抜出が一旦停止される。
その後、各内型16,17,18を完全に抜出さ
せる。次いで第3図に示すように、各筒状外型
2,3,4を抜出することによつてT形樹脂管4
0を脱型し得る。
前述した組立てを行なう前に、筒状外型2,
3,4の内面に顔料入りの樹脂を塗ることによつ
て、外面が着色されたT形樹脂管40を得られ
る。また必要ならばサーフエイスマツトを入れて
おいてもよい。さらに挿入前の各内型16,1
7,18の外面に対して、耐蝕性樹脂を塗つた
り、或いはサーフエイスマツトやロービンクロス
を巻装させてもよい。
以上述べた本考案構成によると、次のような効
果を期待できる。すなわち、各筒状外型を外型連
結具により接続してT形外型とし、そして各筒状
外型内に内型を挿入しつつナツト体を筒状外型の
端部に螺合させて蓋板を筒状外型の端面に圧接さ
せると共に、各内型を内型連結具により接続する
ことによつて成形型を組立てることができる。こ
のように組立てた後、T形外型と各内型との間に
生じている空間内に、樹脂供給口を通して樹脂を
圧入して硬化させることによつてT形樹脂管を成
形することができる。T形樹脂管が硬化した後の
脱型は、先ず内型連結具を離脱操作し、そしてナ
ツト体を螺脱操作することによつて外面をストツ
パ板に接当させると共に、引続いての螺脱操作に
より内型の開始時の抜出を行ない、そして螺脱完
了後において内型を完全に抜出し、次いで外型連
結具を離脱操作した後、T形樹脂管から筒状外型
を抜出することにより行なうことができる。これ
によると、従来のような接続工程を通らずに、一
挙にT形樹脂管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は組立
て時の正面図、第2図は同縦断正面図、第3図は
分解時の縦断正面図である。 1……T形外型、2……第1筒状外型、3……
第2筒状外型、4……第3筒状外型、7……外型
連結具、11……外型連結具、16……第1内
型、17……第2内型、18……第3内型、1
9,24……内型連結具、29,30,31……
蓋板、32,33,34……ナツト体、32A,
33A,34A……突出部、35,36,37…
…ストツパ板、38……樹脂供給口、39……空
気抜き口、40……T形樹脂管、……遊動距
離、L……螺合距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3個の筒状外型に分割可能で且つ外型連結具を
    介して接続自在なT形外型と、各筒状外型に対し
    て挿抜自在で且つ内型連結具を介して接続自在な
    3個の内型と、各内型の中間部外面に設けられ且
    つ対応する筒状外型の端面に接当自在な鍔状の蓋
    板と、これら蓋板に対して外側から接当自在で且
    つ対応する筒状外型の端部に外嵌螺合するナツト
    体と、各内型の外端に取付けられ且つナツト体の
    外面に対向するストツパ板と、各内型のうちの1
    個に設けた樹脂供給口、ならびに別の1個に設け
    た空気抜き口とからなり、対応するナツト体とス
    トツパ板との間に生じる遊動距離に対して、ナツ
    ト体の筒状外型に対する螺合距離を大に設定した
    ことを特徴とするT形樹脂管成形型。
JP11843883U 1983-07-28 1983-07-28 T形樹脂管成形型 Granted JPS6026816U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11843883U JPS6026816U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 T形樹脂管成形型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11843883U JPS6026816U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 T形樹脂管成形型

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Publication Number Publication Date
JPS6026816U JPS6026816U (ja) 1985-02-23
JPH0242414Y2 true JPH0242414Y2 (ja) 1990-11-13

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JP11843883U Granted JPS6026816U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 T形樹脂管成形型

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JPS6026816U (ja) 1985-02-23

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