JPH0242331A - 接触式温度センサ - Google Patents

接触式温度センサ

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JPH0242331A
JPH0242331A JP19265288A JP19265288A JPH0242331A JP H0242331 A JPH0242331 A JP H0242331A JP 19265288 A JP19265288 A JP 19265288A JP 19265288 A JP19265288 A JP 19265288A JP H0242331 A JPH0242331 A JP H0242331A
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JP
Japan
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contact piece
temperature
temperature sensor
piece
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Ikushirou Kobayashi
生至郎 小林
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Anritsu Meter Co Ltd
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Anritsu Meter Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は接触式温度センサに関し、更に詳しくは検出端
を構成する接触片を被測温体の表面に接触させた場合に
、自動的にその接触片の姿勢、特に接触部の姿勢を被測
温体の表面に沿わせることができ、正確な温度を測定す
ることができる温度センサに関するものである。
〔従来の技術〕
検出端として、リボン状の弾性を有する金属板からなる
接触片の接触部の背後に熱電対の熱接点を固定し、前記
接触部を被測温体に接触させるようにした熱電温度計は
知られいてる。
この熱電温度針は例えば、実公昭46−17197号公
報に示すように、保護ストッパの前方に接触片をU形な
いしはコ字形に配置しており、測温時にはこの保護スト
ッパを被測温体の表面に接触させ、これと同時に接触片
を接触させるようにしている。
一方、実公昭45−15988号公報に示された測温部
は、細棒の先端に形成された溝内に2個の端縁で接触片
の接触部の両端を支承するようにしている。
〔発明が解決すべき課題〕
第8図に示すように、一般に使用されている接触式温度
計の接触片30の幅は約1〜5IIIIl程度の薄いス
テンレス板や熱電対薄板等を使用し、側面視において接
触部31を中心に、その両側の弾性変形部32.33を
対称的に延長してコ字形ないしはU字形に形成され、そ
の両端を固定部ないしは本体34に固定している。そし
て接触部31の中央部に熱電対の熱接点等の感温部35
を設けている。
そして測温の際には接触部31を被測温体36の表面に
接触させ、前記本体34を押圧して距離lだけ接触片3
0を弾性変形させると、この接触片30は点線で示した
ように盛上がり状態で変形し、接触部31の中央部が非
測温体36の表面より距離δだけ上昇し、その結果、正
確な温度の測定が困難となると言う現象がある。
前記接触部31の盛上がり現象を考察するに、弾性変形
部32.33に圧縮力が作用すると両者は外方に膨らん
で変形する。そしてこの弾性変形部32.33に支持さ
れている接触部31には圧縮力が作用し、その結果、感
温部35が設けられている部分が浮上するものと考えら
れる。
前記接触部31の盛上がり変形は、通常の大きさのもの
に比較して小型化されるに従って顕著となり、小型化さ
れたものを使用して短時間に測温する際には大きな誤差
を生ずる欠点がある。
一方、測温時の温度計の姿勢については次の事項が指摘
できる。
測温に際して、測定者が把手部を持ち、保護管あるいは
本体(即ち把手)を被測温体の表面に直交させて接触片
の接触部を押付ける場合、その接触部が被測温体の表面
に平行に接触すると正常な温度測定が可能である。
この場合は被測温体の表面積が比較的広く、被測温体の
表面に対する保護管の姿勢がこの表面に対して直交して
いるか、あるいは傾斜しているかを感覚的に確認するこ
とが可能である。
しかし、被測温体の表面が半導体装置のように微小なも
のであると、接触部をこの表面に当てかうことが精−杯
であって、この表面に対して接触部の姿勢が平行である
か、あるいは傾斜しているかどうかを感覚的に確認する
ことは極めて困難となる。この問題は被測温体の数量が
多くなる程発生しやすい。
前記したように、接触片は全体的にコ字状に成形されて
保護管ないしは本体に固定されているために、接触部は
保護管の姿勢に従かわざるを得ないことになり、測定者
の持つ姿勢次第では、正確な測温をすることが困難とな
る。
一方、コ字状の接触片を小型化するために接触部とその
両側に延びる変形部を縮小していくと、接触片は次第に
柔軟性を欠き、被測温体の表面に追従させて接触部を正
確に当接させることが困難となる。そのために測定され
た温度の誤差が大きくなる傾向があり、実際上はこの接
触片を小型化するには限界があったのである。
本発明は、前記従来の温度センサにおいては接触片を小
型化した場合に柔軟性が失なわれる点と、本質的に接触
部の姿勢を自動的に被測温体の表面に合わせて調節する
機能を持たないために温度誤差を生じ易いと言う点を解
消した接触式温度センサを提供するものである。
〔課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために本発明の接触式温度センサは
、弾性体からなり、接触部とこの接触部の両端より延長
された弾性変形部とからなるリング状の接触片と、前記
接触部に感温部を設けた温度センサであって、前記弾性
変形部は前記接触片の中心線を越えて互いに延長され、
少なくとも中心線近傍において重合され、かつ端部は支
持体に対して非固定状態で支持されていることを特徴と
するものである。
好ましくは、前記弾性変形部は第−変形部と第二変形部
を有し、第2変形部はリング状の接触片の中心線を越え
て互いに反対方向に延長され、この第2変形部が互いに
正面視において重なり合い、そして第2変形部の端部は
ビンその他の固定以外の方法によって曲げモーメントを
発生しないような構造で支持されていることを特徴とす
る。
〔作 用〕
本発明は温度センサは、一部が重合するようにリングに
成形した接触片の両端をピンその他の曲げモーメントが
発生しないような方法で支持しているので、被測温体の
表面に接触部が追従しながら全体として変形する。
従って、接触部には、従来の温度センサのように圧縮力
によって浮上がるようなことがなく、従来の温度センサ
の場合とは正反対の引張力が作用する。そして接触部が
浮上がることを防止でき、非測温体の表面に正確に沿わ
せることが可能であり、その結果、正確な温度を測定す
ることができる。
[実 施 例〕 第1図は本発明にかかる接触式温度センサを分解して示
す斜視図、第2図はその組立図である。
温度センサ1は把手に固定された接続管2の先端に検出
端3を取付けたものであって、検出端3は取付部4に2
本の接触片支持ピン5を植立させ、このピン5に接触片
6の係合部を嵌合させている。
そして接触片6の接触部6aの中央部に設けた感熱部6
bに熱電対7の熱接点を固定し、この熱電対7のリード
線7bを耐熱性のある固定部8に固定している。なお、
この固定部8は頭部支持部9に別体あるいは一体的に接
続され、この頭部支持部9より延長された円筒部10に
前記接続管2を先端部を嵌合している。なお、図示され
ていないが、この接続管2には把手部が固定されている
前記取付部4は、この実施例においては金属板を断面が
L形に曲げて形成され、これをペースにして前記各部品
が組上げられている。そしてこの取付部4の開口面は同
様に断面をL形に成形した蓋体11によって閉止されて
いる。
接触片6は、第3図に示した展開形状に0.03〜0.
3mmの厚さのステンレス板、燐青銅板等をプレス加工
によって形成したものであって、この接触片6は中央部
に接触部6aを、その両側に第−変形部部6c、6c’
を、更にこの第−変形部6c。
6c’ より第二変形部6d、6d’をそれぞれ延長し
ており、この第二変形部6d 、 6d”の端部には取
付部6e+6e’が形成されている。
なお、本発明において弾性変形部は接触部6aを除いた
部分であって、接触部6aが測温に際して被測温体の表
面に接触した際に、変形する部分に意味し、本実施例に
おいては便宜的に第1部6c、6c’と第2変形部6d
、6d”として表しているが、接触片6が全体的に丸み
を持って形成されている場合には変形部を区別すること
ができないことになる。このような場合であっても、弾
性変形部の一部が接触片の中心線を越えて互いに反対方
向に延長され、一部が重なっていることが必要である。
このように、接触片の一部を中心線を越えて延長する意
味は、この接触片が測温に際して変形した場合に接触部
に張力が作用するようにするためである。
さて、前記取付部6e+6e’は前記第−変形部6c。
6c’ の一部と、第二変形部6d 、 6d ’の一
部を切除して切除部6f、6f’ して形成したもので
あって、これらの取付部6e+6e’と切除部6f、6
f’は接触片6の中心線を境に、互いに反対向きに形成
されている。
前記のように形成された接触片6は、第4図に示すよう
に第二変形部6d 、 6d ’が平行に重なり、この
第二変形部6d、6d’の先端部に形成されている取付
部6e、6e”が互いに隣接するように配置する。そし
て取付部4に植立した接触片支持ピン5a、5bに前記
取付部6e+6e’の孔6g、6g’をそれぞれ嵌合さ
せてこの取付部に曲げモーメントが発生しないように配
慮している。
本実施例においては、接触片6は略四角形のリング状に
形成され、第二変形部6d、6d”が互いに平行に重な
るように延長され、取付部6e+6e’は四角形に曲げ
られた接触片6の内側に位置しており、この取付部6e
、6e’は中心線C(第5図参照)を越えて配置されて
いる。
次に、第5図ないし第7図を参照して本発明にかかる接
触式温度センサの動作を説明する。
第5図(a)、 Cb)は、被測温体20が水平な場合
、ないしは被測温体20の表面に対して把手部に固定さ
れた接続管2を直角に保持した状態を示しており、いわ
ゆる正常位における測温状態である。この状態における
測温は通常の接触式温度センサと変わりがない。
第6図は前後〔(b)図〕と左右〔(a)図〕に傾斜し
た被測温体20に対して、接続管2を垂直に保持した状
態、あるいは接続管2を被測温体20の表面に対して左
右と前後に傾斜させて保持した状態を示している。この
状態においては2本のピン5a、5b中心軸(5a−5
b線)が被測温体20の表面に対して左右と前後に傾斜
しており、第一変形部6cより別の第一変形部6c”が
上方に位置し、それと共に第二変形部6dよりも別の第
二変形部6d”の方が上方に位置している。
この場合の変形(撓み)部分は、第一変形部6cと第二
変形部6dの接合点Pが最も撓み、これに次いで第二変
形部6dが撓み、更に第一変形部6cも撓むがその量は
少ない。
第7図は被測温体20の表面に接触片6を押圧接触させ
た場合の力の関係を示す図であって、ピン5a、5bに
対して押圧力G、、Gtが作用すると、この押圧力G、
は、H,とJ、とに、また、他の押圧力G2はH2とJ
2とにそれぞれ分解される。
前記分力J1とJ2は接触部6a上に作用する水平力で
あって、その向きは互いに反対方向であり、かなり大き
な値のものである。従って、この分力J、とJ2の作用
によって接触部6aには張力が作用していることになる
第8図のように、従来のセンサにおいては接触部30に
弾性変形部32.33から接触部31側に向かう圧縮力
が作用するので、点線で示すように接触部30の中央部
が盛り上って感温部35が被測温体36より離れること
になる。
しかし、本発明に係るセンサにおいては第7図(a)に
示すように接触部6aに分力J、とJ2からなる張力が
作用するので、この接触部6aは平坦な状態に保持され
、被測温体36に密着することができる。
〔発明の効果〕
本発明にかかる接触式温度センサは、弾性体からなり、
接触部とこの接触部の両端より延長された弾性変形部と
からなるリング状の接触片と、前記接触部に感温部を設
けた温度センサにおいて、前記弾性変形部は前記接触片
の中心線を越えて互いに延長され、少なくとも中心線近
傍において重合され、かつ端部は支持体に対して非固定
状態で支持されている。従って、本発明にかかる接触式
温度センサは次の効果を奏することができる。
(1)接触部は弾性変形部の変形に伴なって発生する分
力が従来のセンサのように圧縮力ではなく、引張力とな
る。また、接触片の取付部は固定としておらず、この部
分には曲げモーメントの発生を防止しているので、接触
部の盛上がりが防止され、その結果、感温部を被測温体
の表面に密着させることができ、正確な温度を測定する
ことができる。
(2)弾性変形部は、実施例に示すように第一変形部と
第二変形部とから構成されており、従来のセンサに比較
して著しく長いものとなっているので、小型の接触片で
あっても大きな弾性変形量を得ることができる。従って
、小型化に適したセンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は接触
式温度センサの検出端を分解して部品を分かり易く描い
た分解斜視図、第2図は検出端の斜視図である。 第3図は接触片の平面図、第4図は接触片を環状に成形
し、ピンとの関係を示した図である。 第5図(a)、 (b)、第6図(a)、 (b)及び
第7図(a)。 (ロ)は被測温体と環状の接触片との関係を示す動作説
明図である。第8図は従来の接触式温度センサの要部を
示す説明図である。 ■・・・温度センサ、2・・・接続管、3・・・検出端
、4・・・取付部、5・・・接触片支持ピン、6・・・
接触片、6a・・・接触部、6b・・・感熱部、6c・
・・第一変形部、6d・・・第二変形部、6e・・・取
付部、6g・・・孔。 30・・・接触片、31・・・接触部、32.33・・
・弾性変形部、34・・・本体、 35・・・怒温部、 36・・・被測温体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 弾性体からなり、接触部とこの接触部の両端より延長さ
    れた弾性変形部とからなるリング状の接触片と、前記接
    触部に感温部を設けた温度センサにおいて、 前記弾性変形部は前記接触片の中心線を越えて互いに延
    長され、少なくとも中心線近傍において重合され、かつ
    端部は支持体に対して非固定状態で支持されて成る接触
    式温度センサ。
JP19265288A 1988-08-03 1988-08-03 接触式温度センサ Expired - Fee Related JPH0648218B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5152521A (en) * 1990-04-20 1992-10-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Sheet feed mechanism
JPH0664020A (ja) * 1992-08-21 1994-03-08 Masao Moriyama 樹脂材料をシート状に成形する装置
WO2009147756A1 (ja) 2008-06-05 2009-12-10 株式会社モリヤマ シート成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5152521A (en) * 1990-04-20 1992-10-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Sheet feed mechanism
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WO2009147756A1 (ja) 2008-06-05 2009-12-10 株式会社モリヤマ シート成形装置

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