JPH0242190B2 - - Google Patents

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JPH0242190B2
JPH0242190B2 JP7878782A JP7878782A JPH0242190B2 JP H0242190 B2 JPH0242190 B2 JP H0242190B2 JP 7878782 A JP7878782 A JP 7878782A JP 7878782 A JP7878782 A JP 7878782A JP H0242190 B2 JPH0242190 B2 JP H0242190B2
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JP
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humidity
moisture
resonant frequency
crystal
tension
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JP7878782A
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JPS58196442A (ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N19/00Investigating materials by mechanical methods
    • G01N19/10Measuring moisture content, e.g. by measuring change in length of hygroscopic filament; Hygrometers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、湿度を測定する湿度センサに関する
ものである。
従来の湿度センサでは、電気絶縁物中に吸湿性
の物質を含浸させたり、あるいはその絶縁物の表
面上に半導体や高分子の薄膜を蒸着やスクリーン
印刷などによつて構成した感湿部が設けられ、こ
の感湿部の電気抵抗が湿気の吸脱により変化する
ことで湿度情報を出力し、この湿度情報に基づい
て湿度を測定できるようになつている。
しかしながら、このような湿度センサにあつて
は、湿度情報の出力がアナログ信号であるため、
湿度を高感度且つ高精度に測定できない。このた
め、湿度を高感度且つ高精度に測定するには、別
途A−D変換器等を用いて湿度情報をデジタル処
理する必要があつた。
本発明はA−D変換器等を用いることなく湿度
を高感度且つ高精度に測定できる湿度センサを得
ることが目的である。
本発明に係る湿度センサでは、二つの圧電振動
子と、上記二つの圧電振動子の間に張設してあ
り、湿気の吸脱着によりその長さが変化する感湿
部材と、上記二つの圧電振動子の発振回路と、上
記二つの圧電振動子の共振周波数の差をとる回路
とを具備し、上記感湿部材の一端は上記二つの圧
電振動子の一方に、張力の変動によりその共振周
波数が増加する方向に接続され、上記感湿部材の
他端は他方の圧電振動子に、張力の変動によりそ
の共振周波数が減少する方向に接続されており、
上記二つの圧電振動子の共振周波数の差をとる回
路の出力により湿度を測定することを特徴として
いる。
上記構成の本発明によれば、感湿部材に湿気が
吸脱着されることにより感湿部材の長さが変化
し、この変化で二つの圧電振動子の共振周波数が
変動する。この変動によつて両者の共振周波数の
差をとる回路の出力により湿度を測定する。
したがつて、湿度情報を圧電振動子の共振周波
数の変動に変換して出力し、デジタルな湿度情報
を得ることができる。
以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1〜2図において、1はセラミツク基板であ
り、配線パターン2が設けてある。配線パターン
2は、保持パターン2a,2b,2c,2d、入
力パターン2e,2f、出力パターン2gなどを
含んでいる。3,4は圧電振動子であるATカツ
トの水晶振動子であり、それぞれ両主面には駆動
電極3a,3b,4a,4bが蒸着などにより形
成してある。水晶振動子3は保持バネ5,5によ
り基板1に保持固着されており、保持バネ5,5
の中心線がX軸方向に一致するように片持保持さ
れている。そして駆動電極3aと保持パターン2
aとが、また駆動電極3bと保持パターン2bと
が接続されている。また水晶振動子4は保持バネ
6,6により基板1に保持固着されており、保持
バネ6,6の中心線がZ′軸(結晶軸X軸のまわり
に所定角度回転してカツトされたATカツト水晶
片の回転後のZ軸)方向に一致するように片持保
持されている。そして駆動電極4aと保持パター
ン2cとが、また駆動電極4bと保持パターン2
dとが接続されている。水晶振動子3,4の対向
する自由端には支持片7,7が接着剤などにより
固着されている。そして支持片7,7の間に感湿
部材である毛髪8が張力を与えられた状態で接着
剤などにより固着されている。毛髪8は複数本が
たばねられており、その一端は水晶振動子3に対
しX軸方向に張力を与えるように接続されてお
り、その他端は水晶振動子4に対しZ′軸方向に張
力を与えるように接続されている。そして、水晶
振動子3,4にはテフロンなどを蒸着し撥水処理
を行ない、湿度の影響を小さくしている。
ここで第3図を参照し、ATカツト水晶振動子
Qに外力Fを与えたときの共振周波数の変化率に
ついて述べる。
同図において、直線9は水晶振動子QにX軸方
向に押力Fを加えた場合を示し、約0.1〜
0.2PPM/gの変化率を示す。ここに、PPM/g
とは、単位荷重当たりの共振周波数の変化率であ
り、例えば押力0gのときの共振周波数が
5000000KHz、押力10gのときの共振周波数が
5000010KHzであつたときには、共振周波数の変
化率が0.010/5000000=2PPMとなり、押力1g
当たりの振周波数の変化率は2PPM/10g=
0.2PPM/gとなる。外力が押力の場合と張力の
場合とでは方向が反対となるため、X軸方向に水
晶振動子Qに張力を与えた場合は約−0.1〜−
0.2PPM/gの変化率を示し、X軸方向は張力の
増加により共振周波数が減少する方向ということ
ができる。また直線10は水晶振動子QにZ′軸方
向に押力Fを加えた場合を示し、約−
0.06PPM/gの変化率を示す。そして張力の場
合は符号が反対となり、約0.06PPM/gとなり、
Z′軸方向は張力の増加により共振周波数が増加す
る方向ということができる。
ふたたび第1〜2図において、二つの水晶振動
子3,4の間に張設してある毛髪8は、湿気の吸
脱着によりその長さが略直線的に変化するもので
あり、湿気の吸着によりその長さが増加し、湿気
の脱着によりその長さが減少するものである。そ
して毛髪8の長さが増加すると、毛髪8の張力は
減少し、毛髪8の長さが減少するとその張力は増
加する。そして二つの水振動子3,4は、所定の
湿度H0%において毛髪8に張力が加わつている
状態で、その共振周波数が略等しく設定されてい
る。11は基板1上に固着された集積回路素子で
あり、第4図示のような水晶振動子3,4の
CMOS発振回路11a,11bおよび水晶振動
子3,4の共振周波数の差をとるミキサ11cを
含んでいる。集積回路素子11は、各パターン2
a〜2gの延長部とワイヤボンデイングされたあ
と、モールド材12により封止されている。そし
て出力パターン2gには二つの水晶振動子3,4
の共振周波数の差が出力される。
つぎに、本発明の湿度センサによる湿度の測定
について述べる。水晶振動子3,4は、前述のよ
うに同一種類のATカツト水晶振動子であり、温
度特性、エージング特性も略等しくなつており、
ある湿度H0%のときその共振周波数はf0に略等
しく設定してある。いま、湿度がH0%からH%
に変化すると、水晶振動子3,4の共振周波数が
f3,f4に変動する。すなわち f3=f0+k3(H−H0) f4=f0+k4(H−H0)である。
そして湿度の変化に対する共振周波数の変動の
差△fがミキサ11aにより出力される。
この△fは、 △f=|f3−f4|=|(k3−k4)(H−H0)| となる。水晶振動子3,4は、毛髪8の張力の変
動により一方は共振周波数が増加し、他方は減少
するように設定してあり、k3とk4とは互いに異符
号であるので、湿度の変化に対する△fは大きな
値となる。このため水晶振動子を1つ用いた場合
と比較し、より高精度な湿度測定が可能となる。
そして△fより湿度H%を得るのである。このよ
うに湿度情報を水晶振動子の共振周波数の変動に
変換して得るため、A−D変換器を用いずに直接
デジタル処理が可能であり、また経時変化も極め
て小さくでき、その上共振周波数の調整が容易で
あるため互換性に優れている。その上CMOS発
振回路を利用することにより消費電力を極めて低
くすることができる。
なお本実施例では、ATカツト水晶振動子を用
いたが、他の振動姿態の水晶振動子、他の圧電素
子を用いることも可能である。そして水晶振動子
には撥水処理を施した例を示したが、感湿部材を
除いて水晶振動子、集積回路素子を封止容器に封
入するようにしてもよい。
また感湿部材として毛髪を用いたが、ナイロン
などの高分子のワイヤ、フイルムなどを用いても
よい。そして感湿部材とスプリングなどを連結し
二つの圧電振動子の間に張設するようにすること
も可能である。
以上のべたように本発明に係る湿度センサで
は、A−D変換器等を用いることなく湿度を高感
度且つ高精度に測定できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は
正面図、第3図はATカツト水晶振動子に外力を
与えたときの周波数変動を示す特性図、第4図は
ブロツク図である。 3,4……水晶振動子、8……毛髪、11a,
11b……発振回路、11c……ミキサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二つの圧電振動子と、 上記二つの圧電振動子の間に張設してあり、湿
    気の吸脱着によりその長さが変化する感湿部材
    と、 上記二つの圧電振動子の発振回路と、 上記二つの圧電振動子の共振周波数の差をとる
    回路とを具備し、 上記感湿部材の一端は上記二つの圧電振動子の
    一方に、張力の変動によりその共振周波数が増加
    する方向に接続され、上記感湿部材の他端は他方
    の圧電振動子に、上記張力の変動によりその共振
    周波数が減少する方向に接続されており、 上記共振周波数の差をとる回路の出力により湿
    度を測定することを特徴とする湿度センサ。 2 特許請求の範囲第1項において、二つの圧電
    振動子はATカツト水晶振動子であり、感湿部材
    の一端は一方の水晶振動子のX軸方向に、その他
    端は他方の水晶振動子のZ′軸方向に接続されてい
    ることを特徴とする湿度センサ。
JP7878782A 1982-05-11 1982-05-11 湿度センサ Granted JPS58196442A (ja)

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JP7878782A JPS58196442A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 湿度センサ

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JPS58196442A JPS58196442A (ja) 1983-11-15
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US4662220A (en) * 1985-06-20 1987-05-05 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Water-absorbing capacitor system for measuring relative humidity
CZ302963B6 (cs) * 2010-12-03 2012-01-25 Vysoké ucení technické v Brne Zpusob detekce prítomnosti biologických a/nebo chemických látek v plynném prostredí

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