JPH0242145Y2 - - Google Patents
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- JPH0242145Y2 JPH0242145Y2 JP6839183U JP6839183U JPH0242145Y2 JP H0242145 Y2 JPH0242145 Y2 JP H0242145Y2 JP 6839183 U JP6839183 U JP 6839183U JP 6839183 U JP6839183 U JP 6839183U JP H0242145 Y2 JPH0242145 Y2 JP H0242145Y2
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- pine
- base plate
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- insecticidal
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- Expired
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- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は殺虫薬剤の揮散具に関するものであ
る。
る。
従来衣粧ケース、タンスなどに各種衣料を収納
保存する場合、防虫用としてナフタリンその他の
固形状防虫剤をケースまたは抽出毎に１乃至２以
上入れ、長期間に亘つて防虫用有効成分を揮散せ
しめ、所望の目的を達成するようになしている。
しかし之等防虫剤は直接衣料に触れると場合によ
つては変色せしめたりして衣料を損なうものとな
る。このためナフタリン等の防虫薬剤を紙、不織
布等にて包装したり、または特殊な加工を施して
薬剤が直接衣料に触れることなく有効成分をケー
ス内やタンスあるいはタンスの抽出内に揮散し、
かつ充満するようになしている。
保存する場合、防虫用としてナフタリンその他の
固形状防虫剤をケースまたは抽出毎に１乃至２以
上入れ、長期間に亘つて防虫用有効成分を揮散せ
しめ、所望の目的を達成するようになしている。
しかし之等防虫剤は直接衣料に触れると場合によ
つては変色せしめたりして衣料を損なうものとな
る。このためナフタリン等の防虫薬剤を紙、不織
布等にて包装したり、または特殊な加工を施して
薬剤が直接衣料に触れることなく有効成分をケー
ス内やタンスあるいはタンスの抽出内に揮散し、
かつ充満するようになしている。
本考案は固形状の防虫薬剤に代えて液体状の殺
虫薬剤を常温でしかも長期間に亘つて自然にその
有効成分を揮散せしめると共に衣料ケースやタン
スの抽出内に直接収容して使用するようになした
もので、外周面に多数の通気孔を形成し、かつ内
部に常温にて自然に殺虫成分が揮散する液体状殺
虫薬剤を含浸せしめたる殺虫マツトを収納するよ
うな穴を形成したる薬剤収納壁を台板に設け、か
つこの台板と対向して上記薬剤収納壁を挟持する
ように蓋板を設けて殺虫マツトを収納してなるこ
とを要旨とする。
虫薬剤を常温でしかも長期間に亘つて自然にその
有効成分を揮散せしめると共に衣料ケースやタン
スの抽出内に直接収容して使用するようになした
もので、外周面に多数の通気孔を形成し、かつ内
部に常温にて自然に殺虫成分が揮散する液体状殺
虫薬剤を含浸せしめたる殺虫マツトを収納するよ
うな穴を形成したる薬剤収納壁を台板に設け、か
つこの台板と対向して上記薬剤収納壁を挟持する
ように蓋板を設けて殺虫マツトを収納してなるこ
とを要旨とする。
以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明す
る。
る。
図において１は台板で、これは図示の如く四角
形の他に円形、菱形、ハート形その他の各種の形
状をし、紙、アルミ、合成樹脂等の材質を以つて
形成される。例えばこの台板１を紙製とする場
合、抽出などに収納してもこの側板が破損して内
部の薬剤が妄りに露出したり、突出したりしない
程度もしくはそれ以上の強度を有するものとし、
かつ液体状の殺虫剤がこの紙製台板の組織内を漏
潤しないようその内面または外面のいずれか片面
もしくは両面を防水加工を施すものとする。これ
は台板にアルミ箔を粘着等にて一体に形成したも
の、合成樹脂、その他の防水性薬剤をもつてコー
テイングしたもの等が使用される。そしてこの台
板１の内面には薬剤収納壁２が設けられる。これ
は内部に液体状の殺虫薬剤を厚紙、不織布、スポ
ンジ等に含浸せしめた殺虫マツト３を収納できる
穴２１を形成した周壁状とすると共にこの薬剤収
納壁２の周囲には内部の穴２１より壁外周面に導
通する通気孔２２が多数形成されている。
形の他に円形、菱形、ハート形その他の各種の形
状をし、紙、アルミ、合成樹脂等の材質を以つて
形成される。例えばこの台板１を紙製とする場
合、抽出などに収納してもこの側板が破損して内
部の薬剤が妄りに露出したり、突出したりしない
程度もしくはそれ以上の強度を有するものとし、
かつ液体状の殺虫剤がこの紙製台板の組織内を漏
潤しないようその内面または外面のいずれか片面
もしくは両面を防水加工を施すものとする。これ
は台板にアルミ箔を粘着等にて一体に形成したも
の、合成樹脂、その他の防水性薬剤をもつてコー
テイングしたもの等が使用される。そしてこの台
板１の内面には薬剤収納壁２が設けられる。これ
は内部に液体状の殺虫薬剤を厚紙、不織布、スポ
ンジ等に含浸せしめた殺虫マツト３を収納できる
穴２１を形成した周壁状とすると共にこの薬剤収
納壁２の周囲には内部の穴２１より壁外周面に導
通する通気孔２２が多数形成されている。
例えばこの薬剤収納壁２は波板状の芯材を二枚
の板間に挟持した合成樹脂製の段ボール紙様のも
の、あるいは波板状芯材を外板と一体に形成した
もの、さらには発泡樹脂等にて上述の如くして多
数の通気孔２２を有するもの等が使用されると共
にこの大きさは台板１の大きさ、形状に合わせる
かもしくはそれより少し小形とし、さらにその厚
さは殺虫マツト３の厚みより大なるもの、もしく
は薬剤収納壁を２枚重ねて殺虫マツトを収納でき
る厚さとする。
の板間に挟持した合成樹脂製の段ボール紙様のも
の、あるいは波板状芯材を外板と一体に形成した
もの、さらには発泡樹脂等にて上述の如くして多
数の通気孔２２を有するもの等が使用されると共
にこの大きさは台板１の大きさ、形状に合わせる
かもしくはそれより少し小形とし、さらにその厚
さは殺虫マツト３の厚みより大なるもの、もしく
は薬剤収納壁を２枚重ねて殺虫マツトを収納でき
る厚さとする。
そしてこの薬剤収納壁２を頂面にはその穴２１
内に殺虫マツト３を挿入した後、蓋板４を貼着せ
しめる。この蓋板４は台板１と同様の材質や形状
及び加工が施されて形成されるもので、台板に設
けられる薬剤収納壁厚さが殺虫マツトと同じもし
くはそれより大ならば１枚板状とし、またこの壁
厚がマツト厚より薄い場合にはこの蓋板にも台板
と同様に薬剤収納壁が設けられ、この場合両板の
薬剤収納壁が互いに接着されるようになす。
内に殺虫マツト３を挿入した後、蓋板４を貼着せ
しめる。この蓋板４は台板１と同様の材質や形状
及び加工が施されて形成されるもので、台板に設
けられる薬剤収納壁厚さが殺虫マツトと同じもし
くはそれより大ならば１枚板状とし、またこの壁
厚がマツト厚より薄い場合にはこの蓋板にも台板
と同様に薬剤収納壁が設けられ、この場合両板の
薬剤収納壁が互いに接着されるようになす。
また第３図に示すものは薬剤収納壁から台板ま
たは蓋板に貫通孔２３を穿孔した実施例で、これ
により殺虫薬剤の有効成分は薬剤収納壁の外周面
とこの貫通孔より台板、蓋板面からも揮散するよ
うになしたものである。
たは蓋板に貫通孔２３を穿孔した実施例で、これ
により殺虫薬剤の有効成分は薬剤収納壁の外周面
とこの貫通孔より台板、蓋板面からも揮散するよ
うになしたものである。
なお本考案の殺虫マツトに含浸せしめられる液
体状の殺虫薬剤としては例えば、４‐メチル‐
４‐ヘプテン‐１‐イン‐３‐イル‐ｄ‐シス、
トランス‐クリサンテンマート、４‐メチル‐
４‐ヘプテン‐１‐イン‐３‐イル‐2.2.3.3‐テ
トラメチルシクロプロパンカルボキシデート、
５‐プロパルギル‐２‐フリルメチル‐ｄ‐シ
ス、トランス‐クリサンテンマート及びDDVP
等が用いられる。
体状の殺虫薬剤としては例えば、４‐メチル‐
４‐ヘプテン‐１‐イン‐３‐イル‐ｄ‐シス、
トランス‐クリサンテンマート、４‐メチル‐
４‐ヘプテン‐１‐イン‐３‐イル‐2.2.3.3‐テ
トラメチルシクロプロパンカルボキシデート、
５‐プロパルギル‐２‐フリルメチル‐ｄ‐シ
ス、トランス‐クリサンテンマート及びDDVP
等が用いられる。
また製品として工場より出荷するとき、殺虫薬
剤の有効成分の揮散を防止するため、気密性のシ
ート例えばビニルシート等にて揮散具全体を被覆
してあり、その使用に際してこの被覆シートを破
るものである。
剤の有効成分の揮散を防止するため、気密性のシ
ート例えばビニルシート等にて揮散具全体を被覆
してあり、その使用に際してこの被覆シートを破
るものである。
本考案によるときは、波板状の芯材を２枚の板
にて挟んで構成し、これでマツトの４周を囲むよ
うにして薬剤収納壁を構成し、かつこの収納壁の
表裏面側をさらに台板と蓋板とにて一体とし、そ
の内部に常温にて揮散する液体状の殺虫薬剤を含
浸せしめた殺虫マツトを収納しているため、マツ
トの４周には波形状の開口が多数形成され、この
波形通路を経て薬剤の有効成分はマツト４周より
等しく揮散する。しかも板に孔を穿孔したものに
比べその揮散孔面積が大となり、またマツト周面
と揮散孔外端との波形通路長は板の穿孔式に比べ
長くなり、衣料に達するまでに有効成分はある程
度空気に希釈されるので、これを直接タンスの抽
出内に収納しても薬剤有効成分にて衣料を損なう
こともなくしかも殺虫効果を長期に亘つて発揮
し、かつその使用が簡単である等の利点を有す
る。
にて挟んで構成し、これでマツトの４周を囲むよ
うにして薬剤収納壁を構成し、かつこの収納壁の
表裏面側をさらに台板と蓋板とにて一体とし、そ
の内部に常温にて揮散する液体状の殺虫薬剤を含
浸せしめた殺虫マツトを収納しているため、マツ
トの４周には波形状の開口が多数形成され、この
波形通路を経て薬剤の有効成分はマツト４周より
等しく揮散する。しかも板に孔を穿孔したものに
比べその揮散孔面積が大となり、またマツト周面
と揮散孔外端との波形通路長は板の穿孔式に比べ
長くなり、衣料に達するまでに有効成分はある程
度空気に希釈されるので、これを直接タンスの抽
出内に収納しても薬剤有効成分にて衣料を損なう
こともなくしかも殺虫効果を長期に亘つて発揮
し、かつその使用が簡単である等の利点を有す
る。
第１図は製造時の斜視図、第２図は断面図、第
３図・第４図は異なりたる実施例図である。 １は台板、２は薬剤収納壁、２１は穴、２２は
通気孔、２３は貫通孔、３は殺虫マツト、４は蓋
板。
３図・第４図は異なりたる実施例図である。 １は台板、２は薬剤収納壁、２１は穴、２２は
通気孔、２３は貫通孔、３は殺虫マツト、４は蓋
板。
Claims (1)
- 常温にて自然に殺虫成分が揮散する液体状殺虫
薬剤を含浸せしめたマツトと、このマツトを収納
可能とした穴を内部に形成し、かつ内部に収納す
るマツトの殺虫成分がマツトの四周面より等しく
外部へ揮散するように波板状の芯材を二枚の板間
にて挟持したものをもつてマツト収納部の四周を
囲むように配設した薬剤収納壁と、この薬剤収納
壁の一側面を固定する台板と、この台板と対向
し、薬剤収納壁の他側面を覆う蓋板とよりなる殺
虫薬剤の揮散具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6839183U JPS59172580U (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 殺虫薬剤の揮散具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6839183U JPS59172580U (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 殺虫薬剤の揮散具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59172580U JPS59172580U (ja) | 1984-11-17 |
| JPH0242145Y2 true JPH0242145Y2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=30198563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6839183U Granted JPS59172580U (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | 殺虫薬剤の揮散具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59172580U (ja) |
-
1983
- 1983-05-06 JP JP6839183U patent/JPS59172580U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59172580U (ja) | 1984-11-17 |
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