JPH0241483Y2 - - Google Patents

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JPH0241483Y2
JPH0241483Y2 JP2007286U JP2007286U JPH0241483Y2 JP H0241483 Y2 JPH0241483 Y2 JP H0241483Y2 JP 2007286 U JP2007286 U JP 2007286U JP 2007286 U JP2007286 U JP 2007286U JP H0241483 Y2 JPH0241483 Y2 JP H0241483Y2
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、燃焼機器に組込まれるか、またはそ
の近くにあつてこれを直接に制御する固定のベー
スユニツトと、データを相互転送すると共に電源
ラインを兼ねる伝送路を介して当該ベースユニツ
トに接続し、離れた所から該燃焼機器を制御する
ためのリモートユニツトとから成る遠隔制御型の
燃焼制御装置に関し、特に、少なくとも一つのリ
モートユニツトに備えさせた運転スイツチを開い
たときにはベースユニツト内マイクロコンピユー
タとリモートユニツト内マイクロコンピユータと
の間でのデータの送受信を確実に断つ一方、リモ
ートユニツト内に備えられている例えば時計回路
等の付録機能回路はそのままに動作させるように
した遠隔制御型燃焼制御装置に関する。
<従来の技術> 昨今、給湯機等の各種燃焼機器の制御装置とし
て、リモートユニツトを有する遠隔制御型燃焼制
御装置が用いられるようになつてきた。
そうした中にあつても、当該燃焼機器の運転を
開始させたり停止させたりする運転スイツチをリ
モートユニツト側に備えさせたものがある。とは
言うものの、この種の遠隔制御型燃焼制御装置は
歴史が浅く、公知例の中には参考となるものを見
い出すことができない。
そこで、公知ではないが、本出願人が本発明に
至る過程として開発した従来例を第2図に挙げ、
説明する。
ベースユニツト10は図示しないが給湯機等の
燃焼制御装置の直近に置かれるか、または機器内
に組込まれており、これに対して離れて設置され
るリモートユニツト20,30は、一般に二本の
伝送路40にて連絡されていて、この二本の伝送
路はデータ転送兼電源ラインとなつている。
すなわち、この種のシステムでは伝送路40を
利用してベースユニツト10とそれぞれのリモー
トユニツト20,30との間でのデータ信号の相
互転送を行なうと共に、ベースユニツト内に設け
られ、商用電源に接続した電源回路13からの電
源エネルギもこの伝送路を介して得るようになつ
ている。
そのため、ベースユニツト10および各リモー
トユニツト20,30内のマイクロコンピユータ
11,21,31からの転送データは、それぞれ
内蔵の送受信回路12,22,32の送信部にて
キヤリア重畳(ちようじよう)方式により電源電
位に重ねられるか、または電源をオン、オフ制御
することにより当該伝送路40に載せられる。
伝送路40に送出された転送波形は、ベースユ
ニツトおよびリモートユニツト内蔵の上記送受信
回路12,22,32の受信部にて復調され、そ
れぞれ自身のマイクロコンピユータ11,21,
31に受信データとして入力される。また一般
に、各ユニツト内の送信部の出力転送波形は自身
のユニツト内の受信部でもモニタされるようにな
つている。
もちろん、データ転送は時分割でベースユニツ
ト10とリモートユニツト20,30とで交互に
行なわれるようになつており、したがつてどれか
一つのマイクロコンピユータでもデータ出力を停
止するとその時点でこの系は全体として停止す
る。
また、第2図では二つしか示していないが、伝
送路40に並列に、より多くの数のリモートユニ
ツトを接続することもできる。
このような基本構成下にあつて、燃焼機器の運
転開始、停止を指令する運転スイツチ23はどれ
か一つまたは全てのリモートユニツト20,30
…に設けられるが、図示のように一つのリモート
ユニツト20にのみ設けられている場合には、当
該運転スイツチ23のあるリモートユニツト20
を主リモートユニツト、他のリモートユニツト3
0,…を副リモートユニツトと考えることができ
る。
しかるに、運転スイツチ23が閉じられたとき
には、ベースユニツト10のマイクロコンピユー
タはそれを特定のデータパターンとして検出し、
所期の動作に入る。
運転スイツチ23がオフとなつていると、ベー
スユニツト内および各リモートユニツト内のマイ
クロコンピユータ11,21,31は全て休止状
態ないしリセツト状態となつて待機するが、主リ
モートユニツトおよび副リモートユニツトのマイ
クロコンピユータ21,31への電源はそのまま
与えられた状態となつている。すなわち非作動状
態ではなく、休止状態にあるし、同様に各ユニツ
ト内の送受信回路12,22,32も稼動状態と
なつている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記した従来例による装置では、既述のように
運転スイツチ23がオフ状態にあるときにも、各
リモートユニツト内のマイクロコンピユータ2
1,31には電源が供給された状態にある。
そして同時にまた、各リモートユニツトの送受
信回路22,32とそれらに対応する伝送路40
との間も接続されたままになつている。
したがつて、もし仮に、この状態で暴走等、何
等かの事故が当該マイクロコンピユータ21,3
1に生じたり、外乱ノイズが出ると、それらに関
する送受信回路22,32から伝送路40を介し
てベースユニツト内のマイクロコンピユータ11
がこれら誤データやノイズに応答し、燃焼機器に
対して不都合な制御をなし、重大な危険を招くお
それがある。
これに対し、本出願人が別途出願するように、
運転スイツチをマイクロコンピユータの電源供給
線路中に配することも考えられるが、そうすると
確かに安全性の観点からは最も有効であるもの
の、当該リモートユニツトに時計機能等、燃焼制
御とは直接の関係がないものの、商品価値を高め
るためにそのリモートユニツトのマイクロコンピ
ユータを利用する等した付録的な機能回路が設け
られていると、そうした回路の電源をも切つてし
まうことになる。
本考案はこうした点にかんがみ、リモートユニ
ツト内に備えた運転スイツチがオフ状態にあると
きには、当該リモートユニツト内の送受信回路の
入出力線路と伝送路との間の接続を断ち、それに
よりリモートユニツト内のマイクロコンピユータ
側からの誤データや外乱ノイズは伝送路に送り出
されることなく、ベースユニツト内マイクロコン
ピユータには決してこれらが送給されないように
する一方で、当該リモートユニツト内のマイクロ
コンピユータを含めた電源は遮断しないように
し、もつて当該マイクロコンピユータを利用する
等した時計回路等の付録的機能回路はそのまま動
作させ続け得るようにした遠隔制御型燃焼制御装
置を提供せんとするものである。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本考案においては次
のような構成の遠隔制御型燃焼制御装置を提案す
る。
燃焼機器を直接に制御するベースユニツトと、
データを相互転送すると共に電源ラインを兼ねる
伝送路を介して該ベースユニツトに接続し、離れ
た所から該燃焼機器を制御するためのリモートユ
ニツトとを有し、該ベースユニツトおよびリモー
トユニツトには、それぞれ燃焼制御のためのデー
タを交互に作成し、また受信処理するマイクロコ
ンピユータと、該各マイクロコンピユータが生成
する上記データを上記伝送路に載せるに適当な波
形に変換し、かつ該伝送路を介して送られてくる
転送波形を復調して自身のマイクロコンピユータ
に与える送受信回路とを設け、さらに該燃焼機器
の動作の開始、停止を使用者が操作するための運
転スイツチを一つ以上のリモートユニツトに備え
て成る遠隔制御型燃焼制御装置であつて; 上記運転スイツチは、それを開位置にしたとき
に該運転スイツチを備えるべきリモートユニツト
内の上記送受信回路を上記伝送路に対して切離し
得る位置に配設したこと; を特徴とする遠隔制御型燃焼制御装置。
<作用および効果> 上記本考案の遠隔制御型燃焼制御装置によれ
ば、運転スイツチが開かれている場合には、当該
運転スイツチを有するリモートユニツトの送受信
回路は実質的に伝送路から切離されたものとな
る。
したがつて当該リモートユニツト内のマイクロ
コンピユータに暴走等の事故が生じたり、あるい
はノイズ等を発生しても、これらが伝送路を介し
てベースユニツト内のマイクロコンピユータに与
えられるおそれはなく、高信頼性を得ることがで
きる。
一方、かと言つて当該リモートユニツト内への
電源の供給をも停止させることはないので、当該
リモートユニツト内に時計回路等、付録的な機能
回路が各種設けられていても、それらはそのまま
に稼動させ続けることができる。
もちろん、運転スイツチの状態検出は、これま
で通りベースユニツト内のマイクロコンピユータ
によりなせば良い。例えば運転スイツチが開かれ
てそのリモートユニツト内の送受信回路が伝送路
に対し切離されれば、当該リモートユニツト側か
らのデータ転送は行なわれなくなるので、これを
ベースユニツト内のマイクロコンピユータで検出
させて燃焼機器の燃焼を停止させれば良いし、逆
に再度運転スイツチを投入したときには、例えば
リモートユニツト側から予定パターンのデータを
送給し、これによりベースユニツト内のマイクロ
コンピユータがこれを読取つて燃焼機器の燃焼を
再開させる等の手法を取れば良い。
このようにして、本考案によれば極めて安全性
の高い、それでいてリモートユニツトの運転スイ
ツチがオフとなつているときにも当該リモートユ
ニツト内の電源は遮断することなく、時計回路
等、各種付録回路を動作させ続け得る遠隔制御型
燃焼制御装置が提供される。
<実施例> 第1図には本考案にしたがつて構成された望ま
しい一実施例としての遠隔制御型燃焼制御装置が
示されている。
図中において第2図中と対応する符号は対応す
る構成子を示し、特には改変を要さないものであ
るので、ここでの説明は省略し、先の第2図に即
しての説明を援用するものもある。
本実施例において特徴的なのは、運転スイツチ
24を備えるべきリモートユニツト、すなわち主
リモートユニツト20内にあつて、当該運転スイ
ツチの配設位置をそのリモートユニツトの送受信
回路22と伝送路40との間の線路にしたことで
ある。
既述のようにこの伝送路40はベースユニツト
との間でのデータ相互転送のためとベースユニツ
ト内電源回路13からの電源供給の役目を兼ね備
えているから、このような運転スイツチ24の配
設位置であると、当該運転スイツチ24を開いた
ときには主リモートユニツト内のマイクロコンピ
ユータ21のデータ入出力に関してはこれを全て
無効とすることができ、一方、当該マイクロコン
ピユータ21や、図示しないがこのマイクロコン
ピユータ21を利用する等した時計回路等の付録
機能回路系への電源は遮断しないで済むようにな
る。
したがつて、運転スイツチ24が開かれている
ときにはこの主リモートユニツト20内のマイク
ロコンピユータ21に例え暴走事故等が生じて
も、それによるデータの乱れは伝送路40に出力
されることがないし、外乱ノイズ等も送受信回路
22から伝送路40に通されるようなことがな
い。
換言すれば運転スイツチ24を開いて所期通り
燃焼機器を停止して置きたいときには、これを確
実に行なえ、誤データやノイズによつてベースユ
ニツト10内のマイクロコンピユータ11が誤動
作し、燃焼機器を誤制御するようなおそれはこれ
を高い信頼性で除くことができる。
なお、図示実施例の場合は、二つのリモートユ
ニツト20,30の中、一つのリモートユニツト
20にのみ、運転スイツチ24を設けており、し
たがつて既述のようにリモートユニツト間に主副
の関係を規定したが、全てのリモートユニツトに
運転スイツチを備えさせる場合にも本考案は当
然、適用することができる。そうした場合は全て
主リモートユニツトとなつたと考えれば先の説明
はそのまま援用することができる。もちろん、逆
に副リモートユニツト30の数をもつと増しても
良い。
また、使用者が実際に操作する機械的な運転ス
イツチのつまみ部分と、送受信回路22と伝送路
40との間に挿入される当該スイツチの接点部分
とは当然、別個な位置にあつて良く、接点部分は
リレー接点とか半導体スイツチで構成されていて
も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遠隔制御型燃焼制御装置の望
ましい一実施例の概略構成図、第2図は従来の遠
隔制御型燃焼制御装置の概略構成図、である。 図中、10はベースユニツト、11はベースユ
ニツト内マイクロコンピユータ、12は送受信回
路、13は電源回路、20は主リモートユニツ
ト、21は主リモートユニツト内マイクロコンピ
ユータ、22は送受信回路、23,24は運転ス
イツチ、30は副リモートユニツト、31は副リ
モートユニツト内マイクロコンピユータ、32は
送受信回路、40は伝送路、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃焼機器を直接に制御するベースユニツトと、
    データを相互転送すると共に電源ラインを兼ねる
    伝送路を介して該ベースユニツトに接続し、離れ
    た所から該燃焼機器を制御するためのリモートユ
    ニツトとを有し、該ベースユニツトおよびリモー
    トユニツトには、それぞれ燃焼制御のためのデー
    タを交互に作成し、また受信処理するマイクロコ
    ンピユータと、該各マイクロコンピユータが生成
    する上記データを上記伝送路に載せるに適当な波
    形に変換し、かつ該伝送路を介して送られてくる
    転送波形を復調して自身のマイクロコンピユータ
    に与える送受信回路とを設け、さらに該燃焼機器
    の動作の開始、停止を使用者が操作するための運
    転スイツチを一つ以上のリモートユニツトに備え
    て成る遠隔制御型燃焼制御装置であつて; 上記運転スイツチは、それを開位置にしたとき
    に該運転スイツチを備えるべきリモートユニツト
    内の上記送受信回路を上記伝送路に対して切離し
    得る位置に配設したこと; を特徴とする遠隔制御型燃焼制御装置。
JP2007286U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH0241483Y2 (ja)

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JPS62136749U JPS62136749U (ja) 1987-08-28
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