JPH0241155A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品Info
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- JPH0241155A JPH0241155A JP63188127A JP18812788A JPH0241155A JP H0241155 A JPH0241155 A JP H0241155A JP 63188127 A JP63188127 A JP 63188127A JP 18812788 A JP18812788 A JP 18812788A JP H0241155 A JPH0241155 A JP H0241155A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は体液をよく吸収すると共に消臭効果も有してな
り、紙オムツ、生理用ナプキン、ペット用シーツ等とし
て好適に使用できる吸収性物品に関するものである。
り、紙オムツ、生理用ナプキン、ペット用シーツ等とし
て好適に使用できる吸収性物品に関するものである。
近年、紙オムツ、生理用ナプキン、ペット用シーツ等の
体液を吸収する吸収性物品が広く用いられている。この
ような吸収性物品は使用に当って爽快であることが重要
であるが、体液は通常異臭を発散させるために使用時に
不快感をもたらすものであり、従来から消臭のだめの種
々の工夫がなされてきた。
体液を吸収する吸収性物品が広く用いられている。この
ような吸収性物品は使用に当って爽快であることが重要
であるが、体液は通常異臭を発散させるために使用時に
不快感をもたらすものであり、従来から消臭のだめの種
々の工夫がなされてきた。
その一つは活性炭の使用であシ、大入用紙オムツ、生理
用ナプキンに一部使われてい、る。しかし、活性炭は、
色が黒いために、商品の見ばえが悪くなると共に、黒い
粉が吸収性物品からもれ出て、衣服等を汚すことがある
。また、顕著な消臭効果を得るには添加量を多量としな
ければならず、コストの面で最良のものとは言い難い。
用ナプキンに一部使われてい、る。しかし、活性炭は、
色が黒いために、商品の見ばえが悪くなると共に、黒い
粉が吸収性物品からもれ出て、衣服等を汚すことがある
。また、顕著な消臭効果を得るには添加量を多量としな
ければならず、コストの面で最良のものとは言い難い。
一方、特殊な植物の抽出物や該植物の葉あるいは小枝の
粉砕物の使用が提案されている（特開昭６３−１５０２
１８号）が高価であシ、消臭能も活性炭には及ばない。
粉砕物の使用が提案されている（特開昭６３−１５０２
１８号）が高価であシ、消臭能も活性炭には及ばない。
このような状況下、特殊な用途を除いて通常は消臭能を
高度に発現しうる吸収性物品は使用されるに至っておら
ず、使用者はとまめＫとシかえることによシ、発生源を
除去しなければならないのが現状である。
高度に発現しうる吸収性物品は使用されるに至っておら
ず、使用者はとまめＫとシかえることによシ、発生源を
除去しなければならないのが現状である。
従って、本発明が解決しようとする課題は、安価でしか
も消臭効果にも優れた吸収性物品を開発することである
。
も消臭効果にも優れた吸収性物品を開発することである
。
本発明者らは、これらの問題点を解決するために鋭意研
究の結果、本発明に到達した。即ち、本発明は茶を含ん
でなる吸収性物品並びに製茶及び吸水性樹脂を含んでな
る吸収性物品にかかるものである。
究の結果、本発明に到達した。即ち、本発明は茶を含ん
でなる吸収性物品並びに製茶及び吸水性樹脂を含んでな
る吸収性物品にかかるものである。
本発明で用いられる製茶は、ツバキ科のチャ（Ｔｈｅａ
５ｉｎｅｓｉｓ ）の若芽を飲用に適するように加工
したもので、例えば緑茶、紅茶、ウーロン茶等が挙げら
れ、特に緑茶としては、例えばせん茶、玉露、てん茶、
釜茶、番茶、はうじ茶等がある。
５ｉｎｅｓｉｓ ）の若芽を飲用に適するように加工
したもので、例えば緑茶、紅茶、ウーロン茶等が挙げら
れ、特に緑茶としては、例えばせん茶、玉露、てん茶、
釜茶、番茶、はうじ茶等がある。
（以下、本願における製茶を茶と略記する。）茶の大き
さは、吸収性物品への組みこみやすさと消臭能の面で粉
状、なかでも２０メツシユを通過するものが好ましい。
さは、吸収性物品への組みこみやすさと消臭能の面で粉
状、なかでも２０メツシユを通過するものが好ましい。
さらに、茶の製造工程で副生ずる微粉状の茶は、廃棄さ
れているのが現状であシ、価格の面で、資源の有効利用
の面で、更に消臭効果の面においても最も好ましいもの
である。
れているのが現状であシ、価格の面で、資源の有効利用
の面で、更に消臭効果の面においても最も好ましいもの
である。
本発明の吸収性物品とは、有意量の水および他の液体、
例えば体液を吸収できる消費製品であシ、例えば使いす
て紙オムツ、生理用ナプキン、失禁パッド、ペーパータ
オル、化粧紙、ペットシーツなどを包含する。
例えば体液を吸収できる消費製品であシ、例えば使いす
て紙オムツ、生理用ナプキン、失禁パッド、ペーパータ
オル、化粧紙、ペットシーツなどを包含する。
本発明の吸収性物品は、消臭能を有すると共に、液体の
吸収時におだやかな芳香を発し爽快感を与える。また、
茶は液体を吸収する能力をも有しておシ、吸収能力の向
上にもつながる。更に吸収性物品は、人体や生体に直接
接触することが多いことから、安全であることが必要で
あるが、茶は飲用に供されるものでこの点も心配がない
。
吸収時におだやかな芳香を発し爽快感を与える。また、
茶は液体を吸収する能力をも有しておシ、吸収能力の向
上にもつながる。更に吸収性物品は、人体や生体に直接
接触することが多いことから、安全であることが必要で
あるが、茶は飲用に供されるものでこの点も心配がない
。
本発明の吸収性物品は、茶を含んでなることが必要であ
るが、更に吸水性樹脂も含んでなる吸収性物品は吸収能
力がよシ大巾に向上し、更に体液中に含まれる塩基性臭
気物質の発散をよシ顕著に抑制できるので好ましい。こ
のような塩基性臭気物質の発散抑制効果は、一般の吸水
性樹脂が有する遊離のカルボキシル基（−ＣＯＯＨ）が
アンモニア、アミン等の塩基性臭気物質と反応して塩を
形成するために発現するものである。
るが、更に吸水性樹脂も含んでなる吸収性物品は吸収能
力がよシ大巾に向上し、更に体液中に含まれる塩基性臭
気物質の発散をよシ顕著に抑制できるので好ましい。こ
のような塩基性臭気物質の発散抑制効果は、一般の吸水
性樹脂が有する遊離のカルボキシル基（−ＣＯＯＨ）が
アンモニア、アミン等の塩基性臭気物質と反応して塩を
形成するために発現するものである。
更に驚くべきことに、茶と吸水性樹脂を含んでなる吸収
性物品は吸水性樹脂だけを含んでなる吸収性物品に比べ
て、くシ返し使用性が向上している。これは、吸水性樹
脂間に混在する茶が、体液を吸収した後の樹脂同士の接
触を防止して体液の流通経路を保持しつづけて体液の拡
散を促進する結果、２回目以降の液体の吸収をスムーズ
なものにする事によると考えられる。
性物品は吸水性樹脂だけを含んでなる吸収性物品に比べ
て、くシ返し使用性が向上している。これは、吸水性樹
脂間に混在する茶が、体液を吸収した後の樹脂同士の接
触を防止して体液の流通経路を保持しつづけて体液の拡
散を促進する結果、２回目以降の液体の吸収をスムーズ
なものにする事によると考えられる。
本発明で使用される吸水性樹脂としては、（メタ）アク
リル酸塩架橋重合体、デンプン−アクリル酸塩重合体の
架橋物、α−オレフィン−マレイン酸共重合架橋体、ビ
ニルアルコール−アクリル酸塩共重合体の架橋物、カル
ボキシメチルセルロースのアルカリ塩架橋物などが挙げ
られる。
リル酸塩架橋重合体、デンプン−アクリル酸塩重合体の
架橋物、α−オレフィン−マレイン酸共重合架橋体、ビ
ニルアルコール−アクリル酸塩共重合体の架橋物、カル
ボキシメチルセルロースのアルカリ塩架橋物などが挙げ
られる。
本発明の吸収性物品は茶を含んでなるために吸収能力が
向上しておシ、また体液吸収時には顕著な消臭効果があ
ると共におだやかな芳香も発する。
向上しておシ、また体液吸収時には顕著な消臭効果があ
ると共におだやかな芳香も発する。
茶の使用に当っては従来から茶の製造工程で副生ずる微
粉状物をそのまま使用できるので価格の上昇を招くこと
がほとんどなく、資源の有効活用につながるものである
。
粉状物をそのまま使用できるので価格の上昇を招くこと
がほとんどなく、資源の有効活用につながるものである
。
従って、本発明の吸収性物品は、例えば使いすて紙オム
ツ、生理用ナプキン、失禁パッド、ペット用シーツ等に
好適に使用できる。
ツ、生理用ナプキン、失禁パッド、ペット用シーツ等に
好適に使用できる。
以下、本発明を実施例によシ具体的に説明するが、本発
明は、これらの実施例に限定されるものではない。
明は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例１
せん茶の２８メツシユ通過物２１と吸水性樹脂アクアリ
ックＣＡ（日本触媒化学工業■製）４１９を混合したも
のを２５０＋ｚＸ １４０ｘｖｔ大の１０１１の綿状パ
ルプ２枚の間にサンドイッチした後、２＃／ｉの圧力で
１分間プレスして吸収性物品を得た。この吸収性物品の
断面図を第１図に示す。この吸収性物品を用いて次に示
す吸収テストを行った。
ックＣＡ（日本触媒化学工業■製）４１９を混合したも
のを２５０＋ｚＸ １４０ｘｖｔ大の１０１１の綿状パ
ルプ２枚の間にサンドイッチした後、２＃／ｉの圧力で
１分間プレスして吸収性物品を得た。この吸収性物品の
断面図を第１図に示す。この吸収性物品を用いて次に示
す吸収テストを行った。
抜
（吸≠テスト）
第２図に示す装置で吸収性物品に５ ｋｇの重しをかけ
ながら、５０ｅＣずつの大人の尿を加え、尿がしみこみ
きるまでの時間（これを吸収時間とよぶ）を測定した。
ながら、５０ｅＣずつの大人の尿を加え、尿がしみこみ
きるまでの時間（これを吸収時間とよぶ）を測定した。
５０ｃｃの尿を添加する間隔は１時間で、この間はポリ
袋に包んで３７℃の恒温槽中に置いた。また、５３ｃｃ
の尿を添加し終った時点での吸収性物品からもれ出た尿
の有無および吸収性物品の臭気も観察した。
袋に包んで３７℃の恒温槽中に置いた。また、５３ｃｃ
の尿を添加し終った時点での吸収性物品からもれ出た尿
の有無および吸収性物品の臭気も観察した。
吸収テストの結果を表１に示した。
実施例２
実施例１において、吸水性樹脂を用いない以外は、実施
例１と同様の操作を行なうことによυ吸収性物品を得、
これについて吸収テストを行なった。結果を表１に示し
た。
例１と同様の操作を行なうことによυ吸収性物品を得、
これについて吸収テストを行なった。結果を表１に示し
た。
比較例１
実施例１において、せん茶を用いない以外は実施例１と
同様にして比較用吸収性物品を作成し、吸収テストを実
施しだ。結果を表１に示した。
同様にして比較用吸収性物品を作成し、吸収テストを実
施しだ。結果を表１に示した。
比較例２
実施例２において、せん茶を用いない以外は実施例２と
同様にして比較用吸収性物品を作成し、吸収テストを実
施した。結果を表１に示す。
同様にして比較用吸収性物品を作成し、吸収テストを実
施した。結果を表１に示す。
第１図は実施例１で得られた吸収性物品の断面図である
。 第２図は吸収テストに用いた装置の正面説明図である。 １：綿状パルプ層 ２：吸水性樹脂播 ３：せん茶の２８メツシュ通過物 ４：ロート
。 第２図は吸収テストに用いた装置の正面説明図である。 １：綿状パルプ層 ２：吸水性樹脂播 ３：せん茶の２８メツシュ通過物 ４：ロート
Claims (3)
- １． 製茶を含んでなる吸収性物品。
- ２． 製茶及び吸水性樹脂を含んでなる吸収性物品。
- ３． 製茶が粉状の製茶である請求項１又は２記載の吸
収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63188127A JPH0241155A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63188127A JPH0241155A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 吸収性物品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241155A true JPH0241155A (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=16218192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63188127A Pending JPH0241155A (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241155A (ja) |
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| WO2019221235A1 (ja) | 2018-05-16 | 2019-11-21 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂の製造方法 |
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| WO2020145383A1 (ja) | 2019-01-11 | 2020-07-16 | 株式会社日本触媒 | 吸水剤、及び吸水剤の製造方法 |
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| WO2021162072A1 (ja) | 2020-02-14 | 2021-08-19 | 株式会社日本触媒 | 吸収体、吸水剤および吸水剤の製造方法 |
| WO2021162085A1 (ja) | 2020-02-14 | 2021-08-19 | 株式会社日本触媒 | 吸水性樹脂およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP63188127A patent/JPH0241155A/ja active Pending
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