JPH024108A - 液体搬送装置 - Google Patents

液体搬送装置

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Publication number
JPH024108A
JPH024108A JP33289888A JP33289888A JPH024108A JP H024108 A JPH024108 A JP H024108A JP 33289888 A JP33289888 A JP 33289888A JP 33289888 A JP33289888 A JP 33289888A JP H024108 A JPH024108 A JP H024108A
Authority
JP
Japan
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adapter
cap
liquid
valve seat
flow path
Prior art date
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Pending
Application number
JP33289888A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Shirai
滋 白井
Masaji Nakamura
中村 正次
Tadao Sugano
菅野 忠男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH024108A publication Critical patent/JPH024108A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、第一の液体収納容器から第二の液体収納容器
へ液体を搬送する液体搬送装置に関するものである。
従来の技術 第6図において、1は従来、石油暖房器に使用されてい
るカートリッジタンクであり、キャップ本体2が取り付
けられである。キャップ本体2の中央部に開口部3が形
成されている。
このキャップ本体2内には開口部3を開閉する弁体4が
圧縮バネ5により「閉」方向に付勢されて設けられてい
る。このカートリッジタンク1へ給油する場合はキャッ
プ本体2を上側にして床7へ設置し、給油口部6からキ
ャップ本体2を外してポンプ(図示なし)等で給油を行
うのが一般的であった。
しかしながら上記のような構成ではカートリッジタンク
1へ給油する場合、キャップ本体2を給油口部6から取
り外す原生に灯油が付着し、不快な思いをする。またキ
ャップ本体2の開閉が煩わしいという課題があった。
そこでキャップ本体2を取り外さずにかつ手を汚さずに
カートリッジタンク1に灯油のような液体を補給できる
装置として第7図に示すような提案があった。第7図に
おいてカートリッジタンク1に給油する際、カートリッ
ジタンク1のキャップ本体2を上にして吐出側バイブ8
の先端で弁体4を圧縮バネ5に抗して押し下げながら、
吐出側バイブ8をキャップ本体2の開口部3からキャッ
プ本体2内に挿入し、保持具9でキャップ本体2の周囲
を覆い、キャップ本体2の環状凸部10に保持具9の係
合凹部11を係合させることで、保持具9をキャップ本
体2保持させる。この状態で給油ポンプ12を動作させ
ることにより、図示しない灯油タンクからバイブ13を
介して第7図の破線矢印Aに示すように灯油が吸い上げ
られ、吐出バイブ8の切欠き部14を経てカートリッジ
タンク1内に補給され、このタンク1内の空気が一点鎖
線矢印Bに示すようにキャップ本体2の開口部3、保持
具9のガス抜き穴15から外部に排出されるというもの
である。(例えば、実開昭62−70238号公報) 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のよ・)な構成では、キャップ本体2
内の灯油流路(破線矢印)と空気流路(−点鎖線矢印)
とが仕切られておらず液体である灯油と気体である空気
とが衝突し合う構成なので、その結果、カートリッジタ
ンク1内に速く給油できなかったり、速く給油しようと
するとタンク1内にまだ少ししか灯油が入っていない時
でも開口部3やガス抜き穴15がら空気といっしょに灯
油が吹き出し、結果的に手が汚れるという課題を有して
いた。
また開口部3の径が限られていることから、従来のこの
構成では流路圧損が大きく、この点からも速い給油がで
きず給油時間が長くかかるという問題点を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、カートリ
ッジタンク1からキャップ本体2を外さずに給油を行う
ことができ煩しさを解消できると共に、手に灯油が付着
して汚れるのを防止でき、かつ、短時間に速く給油がで
きる液体搬送装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の液体搬送装置は、第
一の液体収納容器中の液体を搬送するポンプユニットと
、第二の液体収納容器に設けられたキャップ本体と、こ
のキャップ本体に着脱自在に取り付け可能で前記第一の
液体収納容器中の液体と連通ずるアダプタとを備え、前
記キャップ本体と前記アダプタとの結合により少なくと
も前記第一の液体収納容器と前記第二の液体収納容器と
の間は往き流路と戻り流路の二流路を形成し、前記キャ
ップ本体とアダプタとの結合シール部で前記往き流路と
戻り流路との境界シール部および前記往き流路と外側大
気との境界シール部を弾性体による径方向シール構成と
した液体搬送装置という構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、液体搬送時にまず第二
の液体収納容器のキャップ本体へアダプタを装着し結合
させることによって、前記第一の液体収納容器と前記第
二の液体収納容器との間は往き流路と戻り流路の二流路
からなる給油管路が形成される。次にこの状態でポンプ
ユニットを作動させることにより、液体は第一の液体収
納容器から前記ポンプユニットによって第二の液体収納
容器に搬送される。この際、液体は前記往き流路を通っ
て第二の液体収納容器に流れ込み、またそれと同時に第
二の液体収納容器内の空気は前記戻り流路を通って第一
の液体収納容器に移動する。
したがって、給油中にキャップ本体内で液体と空気が衝
突し合うことなくスムーズに液体を第二の液体収納容器
へ搬送することができる。つまり、残存空気による流路
抵抗が少なく速く短時間に給油ができる。しかも、前記
キャップ本体とアダプタとの結合シール部で前記往き流
路と戻り流路との境界シール部および前記往き流路と外
部大気との境界シール部を弾性体による径方向シール構
成なので各シールが確実にでき、給油中アダプタとキャ
ップ本体の結合部近辺から外側に液体が洩れ出ることも
なく手を汚さずに給油が可能になるほか、往き流路と戻
り流路との結合境界シール部において、往き流路の液体
が戻り流路の空気流路側に漏れ、その漏れ出た液体が空
気と一緒に戻り流路をリターンして、戻り流路の流路抵
抗が増大するのを防止でき、安定して短時間に給油がで
きることを確実化することになる。さらに第二の液体収
納容器の液位がある一定の量に達すると、前記ポンプユ
ニットによって第二の液体収納容器に搬送される液体は
前記戻り流路を通って第一の液体収納容器に戻され、第
二の液体収納容器から液体を溢れさすことなく安全であ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第1図、第2図、第3図、第4図、第5図において、
第一の液体収納容器16は灯油を貯蔵するポリタンクで
あり、吸い込み部17を有したポンプユニット18の上
部に制御部19を配し、アダプタ20とポンプユニット
18゛との間は、二重管状のホース21で接続しである
。第1図の状態は、前記アダプタ20を第二の液体収納
容器22であるところのカートリッジタンクのキャラ・
ブ本体23に装着結合し給油中の状態である。また22
′は油量表示部である。
第2図は、第1図のアダプタ20と第二の液体収納容器
22であるところのカートリッジタンクのキャップ本体
23との結合部分とその近辺の構成を示したものである
。第3図および第4図は、アダプタ20とキャップ本体
23とを結合していない状態の時のアダプタ20側およ
びキャップ本体23側のそれぞれ構成を示したものであ
る。また第5図は液体検知素子24の取付部付近の構成
を示したものである。まずアダプタ20は、キャップ本
体23上端部の結合口金25の引掛は部26に引掛ける
爪部27とその爪27を開閉する把手部28を有するア
ダプタケース29、そのアダプタケース29の中心には
アダプタケース29と連動するアダプタ外側弁体30を
ビス31で固着し、さらにアダプタ外側弁体30の内側
の中心下端部にはアダプタ内側弁体32の弁座とキャッ
プ外側弁体33の中心穴弁座34を径方向シールする機
能を兼ねるアダプタ内側弁座体35が正大固着されてい
る。なお、中心穴弁座84は金属で形成されたキャップ
外側弁体33の外側にブム成形された構造であるが、弾
性を有した樹脂でもよい、またアダプタ内側弁体32に
は0リング36が挿入固着されアダプタ内側弁体32が
アダプタ内側弁座体35を閉塞する方向に付勢する円誰
ばね87が装着され、さらにアダプタ外側弁体30の下
端部にはドーナツリング状の連続発泡スポンジで形成し
た吸液材38が接着固着しである。アダプタ外側弁体3
0の軸心には戻り流路39の一部であるところの軸穴4
0を形成し、口金結合部材41の戻り穴42と常に連通
させるためアダプタ外側弁体30の側面には長孔43が
開けである。さらに口金結合部材41の往き流路44と
シールするために0リング45と0リング46が設けで
ある。
口金結合部材41の下部外面に嵌められたOリング47
はアダプタ20とキャップ本体23とを結合した際、往
き流路44と外気間を径方向シールするためである。ア
ダプタケース29と口金結合部材41との間に設けた圧
縮ばね48は、アダプタ外側弁体30がアダプタ20の
往き流路44を閉塞する方向に付勢している。またアダ
プタ外側弁体30の下部側面に嵌められたOリング49
はアダプタ20の往き流路44を閉塞するためのもので
ある。アダプタ20の戻り穴42および往き穴50は二
重管状の可撓性ホース21を介して第一の液体収納容器
16へ連通している。
次にキャップ本体23は、第二の液体収納容器22め口
螺部51に螺着固定され、ブムパッキン52でシールし
である。キャップ本体23の内部には、結合口金25に
圧縮ばね53で押圧付勢するキャップ外側弁体83を儂
え、さらにキャップ外側弁体38の内部に圧縮ばね54
で押圧付勢し、シールするキャップ内側弁体55を備え
ている。
即ち圧縮ばね53・54はキャップ外側弁体33・キャ
ップ内側弁体55を常時閉成しようとする方向に付勢す
る付勢手段である。またキャップ外側弁体33と一体に
工大接着によってシール固着されたキャップ内側弁体ケ
ース56は、キャップ外側弁体33の内側流路57と外
側流路58とを確実に隔離された流路に形成するもので
ある。キャップ内側弁体ケース5Gの下部には戻り流路
39の開口端59を拡大するスロート60が多少は上下
位置調節できるように取り付けである。
また、液体検知素子24の爪側部付近の構成実施例は第
5図に示したように、第一の液体収納容器16の口穴部
61に挿入固定した棟部62を有するポンプユニット1
8と、二重管状の可撓性ホース21とを接続する継手体
63によって、第一の液体収納容器16からポンプユニ
ット18によって第二の液体収納容器22へ液体を送る
往き流路44と、第二の液体収納容器22の空気を第一
の液体収納容器16へ返送する戻り流路39が形成され
ている。この戻り流路39を分岐する分岐流路64と、
この分岐流路64よりも流路抵抗を相対的に大きくなる
ように形成したもう一方の分岐流路65の出口付近に、
プリズム66を有しノた光学式センサにてなる液体検知
素子24を前記継手体63の側壁に貫通して取り付けで
ある。この流路側壁に貫通1ノで設けた液体検知素子2
4の近くで、その側壁の外側でかつ継手体ケー・ス67
に制御回路68や運転スイッチ6≦Jなとのからなる制
御部19が構成されている。また開口継手部70は戻り
流路39と通じかつ大気に開[コシており、液体を搬送
し・ないときアゲブタ20をこの開[−1継手部′70
に装着できるようになっている。つまり装着時はアダプ
タ20のOリング47が大気開口穴をシール【)で閉ざ
し、爪部27が掛り部72に引っ掛かって一時的に軽く
固定されるよう構成されている。
上記構成において、給油時1こは第1図および第2図の
ようにキャップ本体23を上に向けて第二の液体収納容
器22を設置ジノ、ギャップ本体2,3のキャップ内側
弁体55にアダブ、り20のアダプタ内側弁産休35を
対向さぜ押し/下げると、まずアダプタ内側弁体32が
開きながらキャップ内側弁体5)5がアダプタ内側フタ
座体35に押し下げられて關き内側流路である戻り流路
3!′)を連通ずる。
このときスポンジ状の吸渣材38は第3図の状態から第
2図の状態に圧縮され、アダプタ内t+t:+弁座体3
5はキャップ外側弁体33の中心穴弁座3.1を径方向
シールしている。またそれと同時に、アダプタ20側で
ある口金結合部材41の外周溝に嵌められた0リング4
7がキャップ本体23側の結合口金25の穴内面とを径
方向シールし!、アダプタ外側弁体30が下へ移動する
とともに、そのアダプタ外側弁体30の一部であるとこ
ろのOリング49が口金結合部材41の内壁面から下に
ずれて開き、またアダプタ外側弁体30がキャップ外側
弁体33を押し開き、外側流路である往き流路44を連
通する。これでアダプタ20からキャップ本体23の中
まで内外に仕切られた同軸状の二重管路が形成される。
かつ、キャップ本体23の引掛は部26にアダプタ20
の爪部27が噛み合わさって両者の結合状態が維持され
る。つまり、キャップ本体23とアダプタ20との結合
シール部で往き流ji84.4と戻り流路39との境界
シー・ル部および往き流li!844と外側大気との境
界シール部をゴムや樹脂等の弾性体による径方向シール
で確実に隔離シールしていることになる。
次にこの状態で運転スイッチ69を・入れてポンプユニ
ット18を作動さぜることにより、液体は第一の液体収
納容器16から前記ポンプユニット18によって第二の
液体収納容器22i、’l搬送される。このとき、液体
は前記二重管路の外側である往き流路44を通っT:第
二の液体収納容器22に流れ込み、またそれど同時に第
二の液体収納容器22内の空気は前記二重管路の内側で
ある戻り流路339を通って第一の液体収納容器16に
戻って行くように作用する。しjこがって、給油中にキ
ャップ本体23内で液体と空気が衝突lノ合うことなぐ
スムーズに液体を第二の液体収納容器22へ搬送するl
′rとがfきる効果がある。つまり残存空気による流路
抵抗が少など、速く短時間1(給油ができイヘしかも、
キャップ本体23どアダプタ20との結合シール部で往
き流路44−と戻り流路:3つとの境界シール部および
往き流路44と外部大気どの境界シール部が弾性体によ
る径方向シール構成であるため、各シールが確実にでき
給油中アダプタ20とギャップ本体23の結合部近辺が
ら外側に液体が洩れ出ること台なく手を汚さずに給油が
可能になるほか、往き流u44と戻り流路39との結合
境界シール部において、往き流路44の液体が戻り流路
39の空気流路側に漏れ、その漏れ出た液体が空気と一
緒に戻り流路39をリターンして、戻り流路39の流路
抵抗が増大するのを防止でき、安定して短時間に給油が
できることを確実化することになる。もしこれらのシー
ルが径方向シールではなしに縦方向の面シールにした場
合、シール部材の圧縮しろを確保するために構成部材の
高さ方向寸法精度を事実上困難な程高くしたり、圧縮ば
ね48・53のセット荷重を大きくす−る必要があり、
操作性や量産性を損なってしまう。そればかりか、たと
えそれらの問題がないものとしてもアダプタ20をキャ
ップ本体23に結合装着した際、アダプタ20を少しで
も傾ける力が作用するとシール面圧力の不均衡が生じや
すく、シールの信頼性を確保しすらい。その点、本発明
実施例のように径方向シールの場合、戻り流路39に液
体が漏れ出るのを防止できるばかアダプタ20とキャッ
プ本体23の結合部近辺から外側に液体が洩れ出ること
もなく手を汚さずに給油ができる。
また第2図で示したように給油時第−の液体収納容器1
6からポンプユニット18によって搬送されてきた灯油
は、実線矢印で示したように二重管路の外側流路を通り
、またそれと同時に第二の液体収納容器22内の空気は
前記二重管路の内側を破線矢印のように通って第一の液
体収納容器に戻って行くようにすることによって、外側
の広い流路を液体が通り、内側の狭い流路を気体が通る
ことになることから、液体と気体の流路の圧損バランス
の点からも低圧損を確保するのに理想的である。また、
戻り流路39と連通する大気開口穴71を設けているた
め、たとえ第一の液体収納容器16と第二の液体収納容
器22との間に温度差が有って液体および気体の膨張収
縮を生じ、第一の液体収納容器16と第二の液体収納容
器22との間に気圧の不均衡を生じても大気開口穴71
がら空気が入るか出るかして自動的に気圧のバランスを
保つように作用するので、より液体搬送の抵抗が少なく
より速く短時間に給油ができる特有の効果がある。
また第二の液体収納容器22側にある戻り流路39の開
口端59まで灯油が入ると、それまで空気流路だった二
重管路内側の破線矢印で示した戻り流路39も灯油流路
となる。この時、第5図で戻り流路39に第二の液体収
納容器22から液体が戻ってきて分岐流路64および分
岐流路65のいずれにも破線矢印のように液体が流れる
。そして液体検知素子24のプリズム66の部分に液体
が触れると液体検知素子24および制御部19がはたら
きポンプユニット18の運転を自動停止する。液体検知
素子24の設置位置は基本的に戻り流路39中ないし戻
り流路89出口付近いずれでも、戻り液体が触れる場所
であればどこでも自動停止することができる。しかし本
実施例のように戻り流路39を分岐し、流路抵抗の大き
い分岐路65中ないしその出口付近に液体検知素子24
を設置したことにより、ポンプユニット18を運転開始
前から戻り流路39に液体が残っていたりした時、この
残った液体は流路抵抗の小さい方の分岐路64を通って
第一の液体収納容器16に戻り液体検知素子24には触
れないため、第二の液体収納容器22側にある戻り流路
39の開口端59まで灯油が入って戻り流路39に灯油
が戻りはじめるまでは、間違ってポンプユニット18の
運転を自動停止することを防止できる効果がある。
また第一の液体収納容器16と第二の液体収納容器22
との間の往き流路44と戻り流路39の二流路を可撓性
のある二重管21で構成したことにより、アダプタ20
を自白に左右上下どちらへも動かして第二の液体収納容
器22のキャップ本体23に操作性よく着脱しやすいこ
とに加えて、ポンプユニット18の運転停止後にアダプ
タ20をキャップ本体23から離脱して開口継手部70
に挿入する際、アダプタ20を少し高い位置にすること
によって可撓性のある二重管21内に残っていた液体は
落差で第一の液体収納容器16に戻り、次にポンプユニ
ット18の運転開始時に誤動作して第二の液体収納容器
22が満タンになる前にポンプユニット18が停止して
しまうことを防止できる。
さらにまた第二の液体収納容器22の液体が満量に達し
たとき戻り流路39に設けた液体検知素子24に連続的
に液体が作用したのを検知して、自動満量停止するよう
な制御回路68にすることによって、液体搬送中に戻り
流li!839に残っていた液体が第二の液体収納容器
22の空気といっしょに第一の液体収納容器16に戻っ
てきて、その時その戻り流路39に残っていた液体が液
体検知素子24に触れても液体検知素子24に連続的に
液体が作用しないとポンプユニット18は自動停止しな
い。つまり第二の液体収納容器22が滴タンになった時
のように連続的に戻り流路39に液体が戻ってきた時だ
けポンプユニット18は自動満了停止する。戻り流1!
f’F39に残っていた液体が第二の液体収納容器22
の空気といっしょに第一の液体収納容器16に戻ってく
る場合は、断続的または1秒間程度の短時間しか液体が
液体検知素子24に触れないため、制御回路68は例え
ば2秒間以上の遅延回路を組み込むことで簡単に達成で
きる。遅延回路は抵抗とコンデンサからなる所謂CRタ
イマー回路でよいため非常に低コストで達成できる。
また本発明実施例の構成はたとえ自動停止機能が故障し
たとしても第二の液体収納容器22側にある戻り流路3
9の開口端59まで灯油が入ると、それ以降は灯油は第
一の液体収納容器16と第二の液体収納容器22との間
を循環することになり、第二の液体収納容器22が満タ
ンになって灯油が第二の液体収納容器22の外に溢れ出
ることを防止できるという特有の効果が得られる。
従来の第7図に示したような構成の場合、カートリッジ
タンク1が満量になると、それ以上ポンプ12を作動し
続けた場合、灯油がカートリッジタンク1の外に溢れ出
ることを防止できない。たとえ満量を検知してポンプ1
2の作動を自動停止する機能を付加していた場合でも、
その自動停止機能が故障した場合はやはり灯油がカート
リッジタンク1の外に溢れ出ることを防止できない。
ところが本発明実施例の場合、満量自動停止機能が故障
した場合においても、灯油が第二の液体収納容器20の
外に溢れ出ることはない。
また上記の説明からもわかるように、キャップ本体23
の下部開口端59を、第二の液体収納容器22の所望満
量深さ位置付近に設けた構成によt)、その開口端59
まで給油量が達するとポンプユニット18の運転を自動
停止するよう作用し、第二の液体収納容器22の給油液
面は開口端59あたり以上は上らずに一定に保たれる。
したがって、その開口端59の位置を所望満量深さ位置
付近に設けることにより、満量深さを確保できる。
キャップ内側弁体ケース56の下部に開口端59を有す
るスロート′10:Oリングシール等で深さ方向にスラ
イド調節自在にしておけば、開口端59の位置を多少は
任意に変えられ、満量深さを任意自在に設定することも
できる。
また液体検知素子24は、プリズム66を有した光学式
センサなので戻り液体が一滴でも触れつる場所ならどこ
でも良く、取り付けの自由度がある。また戻り流路39
の側壁に前記プリズム部を貫通し、前記戻り流路39側
壁の外で近い位置に制御回路68や運転スイッチ69等
の制御部19を設けた構成なので液体検知素子24と制
御回路68の一体化などもでき簡単な構成にもできる。
また、アダプタ20とキャップ本体23とを引掛は部2
6と爪部27との噛み合いにより結合する構成にしたこ
とによって、アダプタケース29を軽く押し込むだけで
装着でき把手部28を軽く掴むだけで離脱できる。この
ように−動作でごく簡単手軽に且つ確実にアダプタ20
の着脱ができるという特有の効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明の液体搬送装置によれば次の効果が
得られる。
(1)第二の液体収納容器のキャップ本体へアダプタを
着脱自在に取り付けられる構成で、キャップ本体に直接
手を触れる必要がないことに加えてキャップ本体とアダ
プタとの結合シール部で往き流路と外側大気との境界シ
ール部を弾性体による径方向シールする構成なのでシー
ルが確実にでき、給油中アダプタとキャップ本体の結合
部近辺から外側に液体が洩れ出ることもなく手をよごさ
ずに給油ができるという効果がある。
(2)第二の液体収納容器のキャップ本体とアダプタを
押圧結合することによって、第一の液体収納容器から第
二の液体収納容器中まで仕切られた往き流路と戻り流路
の二流路が形成される構成に加えてキャップ本体とアダ
プタとの結合シール部で往き流路と戻り流路との境界シ
ール部を弾性体による径方向シールする構成なのでシー
ルが確実にされ、液体の搬送路と第二の液体収納容器の
中の残存空気の排出路とが確実に分離でき流路抵抗が少
なく、速く短時間に搬送給油ができるという特有の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における液体搬送装置の全体構
成部分断面図、第2図は同液体搬送装置のアダプタとキ
ャップ本体とが結合した状態の要部拡大断面図、第3図
は同液体搬送装置のアダプタ側の閉状態を示す正面断面
図、第4図は同液体搬送装置のキャップ本体側の閉状態
を示す正面断面図、第5図は同液体搬送装置の液体検知
素子の取り付け部付近の要部拡大断面図、第6図は従来
のカートリッジタンクの部分断面図、第7図は従来の液
体搬送装置の部分断面図である。 18・・・ポンプユニット、20・・・アダプタ、22
・・・第二の液体収納容器、23・・・キャップ本体、
39・・・戻り流路、44・・・往き流路。 代理人の氏名  弁理士 粟ηf、E  ばか1名18
−  ホ0ンデュニ1シト 第2図 第 図 嘉 図 第 図 第 図 \

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第一の液体収納容器中の液体を搬送するポンプユニット
    と、第二の液体収納容器に設けられたキャップ本体と、
    このキャップ本体に着脱自在に取り付け可能で前記第一
    の液体収納容器中の液体と連通するアダプタとを備え、
    前記キャップ本体と前記アダプタとの結合により少なく
    とも前記第一の液体収納容器と前記第二の液体収納容器
    との間は往き流路と戻り流路の二流路を形成レ、前記キ
    ャップ本体とアダプタとの結合シール部で前記往き流路
    と戻り流路との境界シール部および前記往き流路と外側
    大気との境界シール部を弾性体による径方向シール構成
    とした液体搬送装置。
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