JPH0241084A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH0241084A
JPH0241084A JP63191465A JP19146588A JPH0241084A JP H0241084 A JPH0241084 A JP H0241084A JP 63191465 A JP63191465 A JP 63191465A JP 19146588 A JP19146588 A JP 19146588A JP H0241084 A JPH0241084 A JP H0241084A
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Masayuki Yasumura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大電力供給用のスイッチング電源装置に関し
、特に、テレビジョン受像機に用いて好適なスイッチン
グ電源装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、tP、mコンバータトランスの1次側に励磁
電流をスイッチング制御する発振駆動回路を接続し、2
次側出力電圧に応じて発振駆動回路の発振状態を制御し
て2次側電圧を安定化するスイッアング電源装置におい
て、絶縁コンバータトランスの2次側に、回路電源供給
用のセンタタップ方式倍圧全波整流回路と、音声出力回
路への電源供給用の変形倍圧全波整流回路とを設けるこ
とにより、絶縁コンバータトランスの2次側のピン端子
数を低減すると共に整流ダイオードへの印加電圧を抑え
てショットキダイオードの使用を可能とするものである
〔従来の技術〕
直流入力電源をスイッチング制御し、電源トランス等を
介して所望の定電圧出力を得るようなスイッチングを源
装置には、種々のものが知られている。このようなスイ
ッチング電源装置の一例として、本件出願人は先に、特
開昭62−64266号公報や特開昭62−71382
号公報等において、可飽和リアクタトランスを用い、電
源トランスの2次側からの出力電圧に応して1次側直列
共振インピーダンスを制御し、励磁電流を制御すること
によって出力電圧を安定化するようなスイッチングTi
源装置を提案している。
第9図はこのようなスイッチング電源装置の一例として
、特にテレビジタン受像機に用いて好適なスイッチング
電源装置を示している。この第9図において、電源装置
に対する直流入力Ti源としては、例えば商用交流入力
型tAlO1をダイオードブリッジ形の全波整流器10
2および平滑コンデンサ103にて整流し平滑すること
により得ている。この直流入力電源は、可飽和リアクタ
トランス111の1次巻HN、を介し、絶縁コンバータ
トランス112の1次巻線N、及びコンデンサ113よ
り成る直列共振回路に供給されている。
この直流入力電源の電流は、可飽和リアクタトランス1
11の2次巻線N B+とコンデンサCfi lとの直
列共振回路かヘースに接続されたスイッチングトランジ
スタQ、および2次巻線N!12とコンデンサCI+2
との直列共振回路がヘースに接続されたスイッチングト
ランジスタQ2を用いた2石構成の自動式発振駆動回路
114によってオン、オフスインアング制御されるよう
になっている。
可飽和リアクタトランス111は、例えば第1O図に示
すように、1記各巻線N s 、 N a +及びN、
2に対して直交する方向に巻装された制御巻線Ncを有
し、この制御巻線N、を流れる電流に応じて上記巻線N
□及びN ’s□のインダクタンスがi+Il?31れ
ることによって、発振駆動回路114の発振周波数が制
御されるようになっている。
絶縁コンバータトランス112の2次側には、巻線N、
 、N、及びN、が設けられており、これらの各巻線N
、、N□及びN、に関連してそれぞれ整流平滑回路11
5.116及び117が設けられている。整流平滑回路
115からはテレビジョン映像の偏向系等に用いられる
1 35 V 1.2 Aの直流高圧電源が取り出され
、整流平滑回路11Gからは信号処理回路系の15V1
.5A及び7■IA等の直流電源が取り出され、整流平
滑回路117からは音声信号系の30V1.2A及び2
6VIAの直流電源が取り出されるようになっている。
整流平滑回路115からの上記直流高圧出力電圧は、制
御回路11Bにより制?11電流に変換されて可飽和リ
アクタトランスIllの制御巻線Ncに送られている。
したがって、この直流出力電圧の変動に応じて可飽和リ
アクタトランス111のインダクタンスが変化し、絶縁
コンバータトランス112の1次側直列共振インピーダ
ンスが変化して励磁電流が変化することによって、直流
出力電圧を一定に制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようなスイッチングM’FA装置におい
ては、絶縁コンバータトランス112の2次巻線から出
力を取り出すためのピン端子数が多くなり、例えば5+
nmピンチでは両端のピン間隔が6cm必要となり、コ
イルボビンが大型化する。また、TtA縁コンバータト
ランス112の2次側整流平滑回路に低ノイズで逆回復
時間の短いショットキダイオードを使用するのが望まし
いが、このショットキダイオードは耐圧が40V程度で
あることより、僅かに整流平滑回路116の直流7v出
力用に使用し得るにすぎない。ここで、整流平滑回路1
16の直流15V出力用にショットキダイオードを使用
できないのは、正負の各半サイクル毎にダイオードには
+15Vと一15Vとが交互に印加されることから、ビ
ーク−ピーク値で30Vの耐圧が最低必要とされるのみ
ならず、波形りンプルによるピーク値の上昇を考慮し、
ある程度の余裕をもってダイオードの耐圧を選ぶことが
必要とされるからである。
また、同一のsitコンバータトランス112から直流
高圧電源、回路電源及び音声回路電源を取り出している
ため、音声出力の変化により直流高圧電源や回路電源が
変動し、テレビジョン画面や回路動作に悪影響を与える
ことになる。また、画面の明暗により直流高圧電源が変
化すると、音声出力直流電圧が変動し音量が変動する虞
れもある。
これは、直流高圧電源と音声回路電源のトランスを個別
に設ければ解決するわけであるが、部品点数や組立工数
が増加するのみならず、itや設置スペースが増大し、
コストアップや大型化、大重量化の原因となり、好まし
くない。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもの
であり、絶縁コンバータトランスの2次側のビン端子数
を低減でき、整流平滑回路に特性の優れた40V耐圧の
ショットキダイオードを多く使用できると共に、2次側
の複数の整流平滑回路のうらの−の直流負荷が変化して
も、他の直流電源出力への悪影響を最小限に抑え得るよ
うなスイッチング電源装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために、本発明に係るスイッチン
グ電源装置は、絶縁コンバータトランスの1次巻線に該
1次側の励磁電流をスイッチング制御する発振駆動回路
が接続され、上記絶縁コンバータトランスの2次側出力
電圧に応して上記発振駆動回路の発振状態を制御して上
記2次側出力電圧を一定電圧に制御するスイッチング電
源装置において、上記絶縁コンバータトランスの2次側
から回路電源供給用の直流電源を取り出すためのセンタ
タップ方式の倍圧全波整流回路と、上記絶縁コンバーク
トランスの2次側から音声出力回路用の直流電源を取り
出すための変形倍圧全波整流回路とを少なくとも設けて
成ることを特徴としている。
また本発明の他の特徴は、このような’)IF @を有
するスイッチング電源装置において、上記絶縁コンバー
タトランスの2次巻線のうち、上記音声出力回路用の直
流電源を取り出すための巻線を1次巻線と密結合となる
ように1次巻線に近接して巻装し、上記回路電源供給用
の直流電源を取り出すための巻線を1次巻線及び上記音
声出力回路用の直流電源を取り出すための巻線と疎結合
となるように巻装することである。
〔作 用] 絶縁コンバークトランスの2次側の整流平滑回路として
、センタタップ方式の倍圧全波整流回路と、変形倍圧全
波整流回路を採用しているため、2次側のビン端子数を
低減できると共に、整流ダイオードに印加される電圧を
従来の略々半分に低減でき、・特性の良好なショットキ
ダイオードを使用することが可能となる。また、音声出
力回路用の直流電源を取り出すための2次巻線を1次S
線に近接して巻装し、上記回路電源供給用の直流電源を
取り出すための巻線を1次巻線及び上記音声出力回路電
源供給用2次巻線から離して巻装することにより、音声
出力の変化による回路電源への悪影響を軽減することが
できる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例となるスイッチング電源
装置を示す回路図である。
この第1図において、電源装置に対する直流人力aとし
ては、例えば前述したような商用交流入力電源を整流し
平滑することにより得ている。
この直流入力電源は、後述する発振駆動回路24により
電流がオン、オフスイッチング制御され、可飽和リアク
タトランス21の1次巻線NAを介して絶縁コンバータ
トランス22の1次巻線N1と−J7デンサ23とより
なる直列共振回路に供給される。
次に可飽和リアクタトランス21は、前記第10図にお
いて説明したように、1次巻線N4.2つの2次巻線N
□、l’La□及び制御巻線Ncを有し、上記巻線NA
 、N、、N112の巻回方向に対して直交する方向に
上記制御巻線NCを巻回している。
このような可飽和リアクタトランス2】の2次巻vAN
 1. N m zに関連して、上記直流入力電源の電
流をオン、オフスインアング制御するための発振駆動回
路24が設けられている。この発振駆動回路24は、ス
イッチングトランジスタQ1及びこのトランジスタQ、
のエミッタ・ベース間に接続されたダイオードD□の組
と、もう−組のトランジスタQ2とダイオードDg□の
組とが直列に接続され、トランジスタQ、は上記直流入
力電源と可飽和リアクタトランス21の1次巻線NAと
の間に挿入接続され、トランジスタQ2は可飽和リアク
タトランス21の1次巻線N、と接地との間に挿入接続
されている。トランジスタQ、のエミッタ・ベース間に
は、ダイオードD II 1と並列に、可飽和リアクタ
トランス21の2次巻線N、とコンデンサC0との直列
共振回路が接続され、トランジスタQ2のエミッタ・ベ
ース間には、ダイオードDR2と並列に可飽和リアクタ
トランス2Iの2次巻線1’JB2とコンデンサcll
□との直列共振回路が接続されている。さらに、上記直
流入力電源と各スイッチングトランジスタQ、、Q、の
各ベースとの間には、それぞれ起動用の抵抗R3I+ 
 R52が挿入接続されている。
次に、絶縁コンバータトランス22の2次側には、巻線
N z 、N 3及びN4が設けられており、これらの
各巻!fAN2、N3及びN4に関連してそれぞれ整流
平滑回路25.26及び27が設けられている。ここで
、例えば整流平滑回路25がらはテレビジョン映像の偏
向系等に用いられる135 V L 2 Aの直流高圧
電源が取り出され、整流平滑回路26からは信号処理回
路系の15V1.5A及び7VIAの直流電源が取り出
され、整流平滑回路27からは音声信号系の30V1.
2A及び26VIAの直流電源が取り出されるようにな
っている。整流平滑回路25からの上記直流高圧出力電
圧は、制御回路28により制御電流に変換されて可飽和
リアクタトランス21の制御巻線N、に送られており、
制御回路28には回路電源として上記整流平滑回路26
からの7vあるいは15Vの直流電源が供給されている
ここで、整流平滑口i25は従来の第9図に示す整流平
滑回路115と同様の構成となっているが、整流平滑回
路26及び27はそれぞれセンタタップ方式〇倍圧全波
整流回路及び変形倍圧全波整流回路の構成とし、絶縁コ
ンバータトランス22の2次巻線N、及びN4のビン端
子数をそれぞれ3本ずつに抑えている。従って、絶縁コ
ンバータトランス22の2次側のビン端子数としては、
2次巻!IfAN2のピン端子p、〜p1.2次巻線N
3のピン端子ρ4〜p、及び2次巻線N4のピン端子p
7〜p、の計9本で済み、トランスの小型化が図れるよ
うになっている。
すなわち、センタタップ方式〇倍圧全波整流平滑回路2
Gは、絶縁コンバータトランス22の2次巻HNzの中
間タップ(ピン端子ps)がコンデンサCIを介して接
地され、該2次巻線N3の両端(ピン端子p、及びp6
)からの交流出力が全波整流器26Dで整流され平滑コ
ンデンサc2で平滑されて取り出されるようになってい
る。ここで全波整流器26Dは、4個の耐圧40Vのシ
ョア)キダイオードD、、 D!、D3.D−より成る
ダイオードブリンジ構成を有し、2次巻線N、のピン端
子p、及びp、が全波整流器26Dの一対の交流入力端
にそれぞれ接続され、全波整流器26Dの負側端子は抵
抗26Rを介して接地され、正側端子は平滑コンデンサ
C2に接続されている。
また変形倍圧全波整流平滑回路27は、絶縁コ7バータ
トーy7ス22の2次巻49 N 4の両端(ピン端子
p、及びp9)間に、ダイオードD5.D6とコンデン
サCz、C−がら成る通常の倍圧全波整流回路を接続し
、2次巻線N4の途中位置から引き出されるピン端子p
g(例えば端子1)++ps間の巻数と端子pa+ p
q間の巻数との比が1=4)にグイオードD7及びコン
デンサC1がら成る整流平滑回路を接続して構成さルて
いる。この場合の各整流用タイ′−ドD5・D6・D7
としては、全て耐圧40■のショットキダイオードを使
用できる。
ここで上記耐圧40Vのショットキダイオードは、順方
向電圧が0.55 Vと低く、逆回復時間が0、1μs
と短いことより、整流能率を大幅に改修することができ
る。
このような構成を存するスイッチング電源装置の発振駆
動回路24は、可飽和リアクタトランス21の2次巻線
NB、とコンデンサC□との直列共振回路を流れる正弦
波交流′It流によってスイッチングトランジスタQ、
が駆動され、また可飽和リアクタトランス21の2次巻
線N、□とコンデンサC8□との直列共振回路を流れる
正弦波交流電流によってスイッチングトランジスタQ2
が駆動されて、これらのトランジスタQ、 、Qtが交
互に繰り返しオンすることでスイッチング動作を継続す
るようになっている。
可飽和リアクタトランス2工の制御巻線Ncには、絶縁
コンバータトランス22の出力電圧を検出して得られる
制御回路28からの直流制御電流が供給されており、負
荷変動等に対して絶縁コンバータトランス22からの直
流出力電圧が常に一定となるように、制御回路28によ
って可飽和リアクタトランス21の制御巻線Ncを流れ
る制御電流が制御され、2次巻線Nml、Ns□のイン
ダクタンスが制御されて、発振駆動回路24の発振周波
数が制御される。
ここで、絶縁コンバータトランス22の2次巻線N、に
接続されたセンタタップ方式〇倍圧全波整流平滑回路2
6おいて、ピン端子p、が正でピン端子p6が負となる
とき(正の半サイクル)には、ダイオードDZ、D3が
導通し、ピン端子p5がらコンデンサい、抵抗26R、
ダイオードD2を介してピン端子p6に電流が流れ、こ
れがコンデンサC1を充電すると共に、ピン端子p4が
らダイオードD3、コンデンサC2を介し接地され、接
地側から抵抗26R1ダイオードD2を介してピン端子
p、に電流が流れることにより、コンデンサC2を充電
する。このときダイオードD2には、7Vと15Vの充
電電流が重畳することになる。逆にピン端子p4が負で
ピン端子p6が正となる負の半サイクルではダイオード
D、、D、が導通し、コンデンサC,,C2共に充電電
流が流れる。このような動作により、端子p、と平滑コ
ンデンサc1 との接続点から約7Vの直流出力電圧が
得られ、全波整流器26Dの正側出力端から平滑コンデ
ンサc2を介して約15Vの直流出力電圧が得られる。
次に、変形倍圧全波整流平滑回路27おいて、ピン端子
p7が正でピン端子p9が負となる正の半サイクルでは
、ダイオードD、(及びD?)が導通し、ピン端子p、
からダイオードD6を介してコンデンサC4に(またダ
イオードD、を介してコンデンサC7に)充電電流が流
れる。逆にピン端子p9が正でピン端子p7が負となる
負の半サイクルでは、ダイオードD、が導通し、ピン端
子p、がらコンデンサC3を介し、抵抗27R及びダイ
オードD5を介してコンデンサC3の充電電流が流れる
。ここで、ダイオードD、には30Vと26Vの充電電
流が重畳することになる。この構成においては、音声出
力系の負荷電流が最小値の0.1Aのときでも、整流出
力電圧35■しがアノード、カソード間に印加されない
ため、耐圧40Vのショットキダイオードの使用が可能
となる。このショノi・キダイオードは、順方向電圧が
0.55 Vで逆回復時間が0.1μsであり、整流能
率が極めて良好であることは前述した通りである。
ところで、絶縁コンバータトランス22の2次側巻線と
しては、例えば第2図あるいは第3図に示すような構造
が好ましい。すなわち、これらの第2図及び第3図にお
いて、上記絶縁コンバータトランス22のコイルボビン
22Bに巻装された2次巻線Nz、 N z、 Naの
うち、上記音声出力回路用の直流電源を取り出すための
巻線N3を1次巻線N1と密結合となるように1次巻線
N、に近接して巻装しており、これに対して」二記回路
電源供給用の直流電源を取り出すための巻線N4は、1
次巻線N1と疎結合となり、上記巻!4fAN□とも疎
結合となるように、これら1次巻線N、及び巻線N3か
ら離してS′!j2している。ここで、第2図の例では
、巻線N 3 、 N 4を共に2次巻線N2の外側に
巻装した状態で、巻線N3を1次巻線N、に近接させ、
巻線N4を1次巻線N、から離間させて巻装しており、
また第3図の例では、巻線N3を2次巻線N2の外側で
1次巻線N+に近接する位置に巻装し、巻線N4を2次
巻線N2の内側で1次巻線N、から離間した位置に巻装
している。
このような巻装構造とすることにより、通常の2次巻線
構造、例えば第4図に示すようなコイルボビン22Bの
゛内側から順に巻線N、、N、、N、を積層する形態で
巻装した構造に比べ、各直流電源負荷の変動による悪影
響を大幅に軽減することが可能となる。
すなわち第5図及び第6図は、絶縁コンバータトランス
22の2次側直流電源出力の電流−電圧特性を本発明実
施例(実線)と従来例(破線)と比較して示すものであ
り、これらの第5図及び第6図において、整流平滑回路
25の135V直流出力の電流及び電圧をそれぞれrt
+及びEL+とし、整流平滑回路27の30V直流出力
の電流及び電圧をそれぞれIL2及びEL2とし、整流
平滑回路27の15V直流出力電圧をEL、lとしてい
る。
これらの第5図及び第6図から明らかなように、従来(
破線)においては、音声負荷電流ILzが2A〜0.I
Aの間で変化するとS  135Vの偏向高圧系直流電
源の電圧ELIで約0.2 Vの変化が生じ、テレビジ
ョン画面の水平振幅が変化し画面揺れ等の悪影響が生じ
ると共に、15Vの回路電源電圧ELIが約3V(7V
電源テハ約1.5 V ) (D変aJJカ生し、結果
として制御回路2日による電圧安定化動作に影響を与え
て135■ラインの変動が大きくなる。また135■ラ
インの電流ILIの変化に応じた15Vラインの変動が
大きい。さらに、テレビ画面の明るさが暗くなったとき
、音声出力電源電圧が低下し、音量が低下する。これに
対して本発明実施例によれば、巻線N4と巻線N3との
結合が疎となっているため、上記音声負荷電流11□が
2A〜0.1 Aと変化しても15Vの回路TIB電圧
EL3は何ら変化せず、結果として制御回路28が安定
に動作し、135Vラインの変動が全く無くなる。また
、音声変化による15Vラインの変動が無いため、15
Vライン、は135■ラインのみの負荷変化による影響
のみとなり・り0スレギユレーシヨンが従来の約1/3
に減少する。同時に巻線N2と巻線N4との結合が従来
より疎結合となるため、135Vラインの負荷変化によ
る30Vラインの出力電圧の影響が改善され、従来の約
1/2に変動特性が減少する。実験によれば、例えば6
0W〜2.5Wの音声負荷変化による135■ラインの
変動は20mV程度であり、また15vラインの変動は
50mV程度であった。また、整流平滑回路26に接続
されるシリーズレギュレータ回路から12V、5vの安
定化直流電源を取り出す場合の該シリーズレギュレータ
回路への最小入力電圧はl 3.5 V、6.5■であ
るので、従来においてはクロスレギユレーション特性か
ら約l015Wの電力損失が生じていたが、本実施例で
は約6.OWであり、4.5Wの電力損失の低減を図る
ことが可能となる。
次に第7図は、上記整流平滑回路25に端子p1から供
給される電流I7、整流平滑回路26の全波整2ii器
26Dの交流入力端に端子p4から供給される電流14
、及び整流平滑回路27に端子p、から供給される電流
1.をそれぞれ示しており、巻線N3を流れる電流I4
が従来の正弦波と異なって矩形波状となっていることが
わかる。なお、第7図の電流1.(実線)に対して、端
子p3から供給される電流I3を破線で示している。
ところで、絶縁コンバータトランスの2次巻線からのタ
ップ数を低減するためには、例えば第8図に示すように
、絶縁コンバータトランス32の各2次巻線N2.N:
I、N、にそれぞれ接続される整流回路35.36.3
7のうち、回路36のチョークコイル36Lで電圧を降
下して7■出力を得、回路37のチョークコイル37L
で電圧を降下して26V出力を得るようにすることも考
えられるが、この場合の各巻線N z、 N s、 N
 4の巻数は従来の第9図の絶縁コンバータトランス+
12の各巻線N、、N3.N4の巻数と同じであり、シ
ョノトキダイオ−1′の使用が不可能であると共に、大
′8星のチョークコイル3617.37Lが必要となっ
て部品点数が増大する欠点がある。
これに対して、本発明実施例によれば、@!!、縁コン
バータトランス22の各2次巻線N 2+ N 3+ 
N aのうら巻線N、、N、の巻数は従来の略々半分で
済み、整流平滑回路26.27の整流用に!l!!流特
性の良好なショットキダイオードを全て用いることがで
き、しかも大容量チョークコイルが不要となっている。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、例えば絶縁コンバータ[・ランスの1次側の励磁電
流をスイッチング制御する発振駆動回路や、該発振駆動
回路の発振状態の制御方式等は、上記実施例の他にも種
々の構成が可能である。
この他、本発明の要旨を逸脱しないLn囲において種々
の偏向が可能であるごとは勿論である。
〔発明の効果] 本発明のスイッチングTi#’装置によれば、絶縁コン
バータトランスの2次側の整流平滑回路として、センタ
クンプ方式の4g圧全全波整流路と、変形倍圧全波整流
回路を採用しているため、2次側巻線のビン端子数を低
減でき、整流ダイオ−1′に印加される電圧が従来の略
々半分となって特性の良好なショットキダイオードを使
用できる。また、音声出力回路用の直流電源を取り出す
ための2次巻線を1次巻線と密結合状態とし、上記回路
7:LtA供給供給点流電源を取り出すための巻線を1
次巻線及び上記音声出力回路電源供給用2次巻線に対し
て疎結合とすることにより、音声出力が変化したときの
回路電源やテレビジョン画面等への悪影響を軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図及び第3
図は該実施例の絶縁コンバータトランスの2次巻線構造
のそれぞれ異なる具体例を示す要部断面図、第4図は従
来の絶縁コンバータトランスの2次巻線構造を示す要部
断面図、第5図及び第6図は絶縁コンバータトランスの
2次側の直?A電源出力の電流−電′圧特性を示す特性
図、第7図ハ!0!43 :]ンハータトランスの2次
側の電流波形を示す波形図、第8図は本発明の説明に供
すル絶縁コン・・−タトランスの2次側の回路構成の比
較例を示す回路図、第9回は従来のスイッチング電源装
置の一例を示す回路図、第10図は可飽和リアクタ1、
ランスの一例を示す概略斜視図である。 21・・・・・可飽[[1リアクタトランス22・ ・
・・・音色縁コンバータI・ランス23、、、、、・共
振コンデンサ 24・・・・・・発振駆動回路 25・・・・・・直流高圧電源用整流平滑回路26・・
・・・・センタタップ方式全波整流平滑回路27・・・
・・・変形倍圧全波整流平滑回路28・・・・・・制御
回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁コンバータトランスの1次巻線に該1次側の
    励磁電流をスイッチング制御する発振駆動回路が接続さ
    れ、上記絶縁コンバータトランスの2次側出力電圧に応
    じて上記発振駆動回路の発振状態を制御して上記2次側
    出力電圧を一定電圧に制御するスイッチング電源装置に
    おいて、 上記絶縁コンバータトランスの2次側から回路電源供給
    用の直流電源を取り出すためのセンタタップ方式の倍圧
    全波整流回路と、 上記絶縁コンバータトランスの2次側から音声出力回路
    用の直流電源を取り出すための変形倍圧全波整流回路と を少なくとも設けて成ることを特徴とするスイッチング
    電源装置。
  2. (2)上記絶縁コンバータトランスの2次巻線のうち、
    上記音声出力回路用の直流電源を取り出すための巻線を
    1次巻線と密結合となるように1次巻線に近接して巻装
    し、上記回路電源供給用の直流電源を取り出すための巻
    線を1次巻線及び上記音声出力回路用の直流電源を取り
    出すための巻線と疎結合となるように巻装することを特
    徴とする請求項(1)記載のスイッチング電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018758A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Toko Inc 無接点充電トランスとそのトランスを用いた電源装置
JP2014017281A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Shindengen Electric Mfg Co Ltd トランス及び該トランスを用いた絶縁型スイッチング電源

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