JPH0240969Y2 - - Google Patents

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JPH0240969Y2
JPH0240969Y2 JP1985010270U JP1027085U JPH0240969Y2 JP H0240969 Y2 JPH0240969 Y2 JP H0240969Y2 JP 1985010270 U JP1985010270 U JP 1985010270U JP 1027085 U JP1027085 U JP 1027085U JP H0240969 Y2 JPH0240969 Y2 JP H0240969Y2
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eyeball
pad
pads
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thermoelement
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、眼球の冷却を行ない眼の疲労を回復
させることができると共に眼球周囲のツボを適度
にマツサージして視力の低下を防止し得る顔面装
着容易な視力回復器に関するものである。
(従来の技術とその背景) 仮性近視や近業等の後天性近視または調節性眼
精疲労は、長時間に亘り読書や近くのものを見る
作業等を続行することにより発生し、また進行す
ることが医学的に判明しているが、その理由は、
例えば長時間に亘つて近業を行なつた場合に、眼
の中の毛様体筋と内直筋の長時間収縮および緊張
を強制することになるからであり、この間におけ
る眼の生理的変化が仮性近視や調節性眼精疲労の
原因となつているのである。
従来、上記種類の治療としては、薬物療法や超
音波治療の他、低周波治療、水晶体体操法、凸レ
ンズ装用法、ハプロスロープ、シノプトフオア各
良型大塚式偽近視治療器等の種々のものが知られ
ているが、治療効果が弱いという欠点があると同
時に治療時に恐怖感が有り、また通院治療が必要
である等の問題もあり、満足するべきものではな
かつた。
そこで本出願人は、古来からの東洋医学の理論
に基づいて、眼球周囲に集中するツボを刺激し、
且つ眼球部を冷却できる視力回復器(特願昭59−
254379号)を既に発明し、上記問題点を解決させ
ることに成功している。
しかし、本出願人の先に発明した視力回復器に
よれば、眼球周囲のツボを刺激し、且つ眼球部を
適度に冷却でき、すぐたれ効果を発揮させるもの
ではあるが、子供や大人および個人差によりこの
視力回復器を顔面に装着した場合に、眼球部にフ
イツトしない場合があるという問題点が生じてい
た。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、眼球周囲のツボのマツサージおよび眼球部
の冷却が効率良く行ない得るよう顔面に対する装
着幅を調節自在にして、眼の疲労回復および視力
低下の防止を行ない得るようにした視力回復器を
提供することを目的としてなされたものである。
(考案の構成) すなわち、本考案の視力回復器は、固定用バン
ドを有する眼鏡状パツドの両眼対応位置に、直流
電源から給電される一対の電極と、該電極間に挟
持させた2種の異なる金属とからなるサーモエレ
メントを内装すると共に該サーモエレメントの熱
を伝える伝熱体を各々装着し、前記各伝熱体の周
囲には、眼球周辺の各穴位に当接して通電し得る
マツサージパツド配設せしめた視力回復器であつ
て、前記眼鏡状パツドが左右に2分割された左右
各眼球当接パツドと、その中央に左右の各眼球当
接パツドを接離移動自在に摺動させる連結部材と
これらを任意の位置で固定するストツパー機構を
設けてなる幅調節可能な眼鏡状パツドであること
を特徴とするものである。
以下、本考案の視力回復器を図面に示す一実施
例に基づき詳細に説明する。
(実施例) 図面において、1は本考案の視力回復器を示す
ものであり、左右に対をなして配備され、ゴムや
プラスチツク或いはセラミツク材等からなる左部
眼球当接パツド3および右部眼球当接パツド4
と、これら両眼球当接パツド3,4間でこれらが
接離移動自在に摺動するよう配備された連結部材
5とからなる眼鏡状パツド2と、該眼鏡状パツド
2の両側左右にそれぞれ対をなすよう一端で枢着
された側顔面当接パツド23,24と、前記眼鏡
状パツド2を顔面に固定させるべく、前記各側顔
面当接パツド23,24の他端側に連設された伸
縮性を有する例えばゴムや樹脂製の固定用バンド
25とで形成されている。
また、前記眼鏡状パツド2の左部眼球当接パツ
ド3と右部眼球当接パツド4の各々中央には両面
に伝熱体7を装着させたサーモエレメント6が嵌
着されており、サーモエレメント6の熱を各伝熱
体7に伝導し得るよう構成されたものである。
尚、前記サーモエレメント6は、第2図に示し
たように直流電源から給電される一対の電極8,
9と、この電極8,9間に挟持された2種の金属
10,11、例えば鉛と銅等とから構成されたも
のであり、前記一対の電極8,9間に挟持された
2種の金属10,11は、その電極8,9を介し
て第4図に示すように、電気的に閉回路が形成さ
れている。
また、前記伝熱体7は、比較的伝熱性の良いア
ルミニウム合金等から形成されており、伝熱性が
良好で且つ電気的絶縁性の良にセラミツク材等で
形成された絶縁体12を介して、前記サーモエレ
メント6の両面に密着するよう設けられている。
更に前記連結部材5は、第7図に示したように
前記左部眼球当接パツド3と右部眼球当接パツド
4にそれぞれ両側が嵌入し得る板状部材13と、
該板状部材13に前記両眼球当接パツド3,4を
所定位置で固定させるためのストツパー機構14
とから構成されたものであり、眼鏡状パツド2の
両眼球当接パツド3,4間の距離を任意に調節で
きるようにしたものである。
尚、前記ストツパー機構14は、前記両眼球当
接パツド3,4にそれぞれ枢着された固定ピン1
5と、これを受け入れるよう前記板状部材13の
上面に一定間隔を存して複数穿設せしめた丸孔1
6とで構成した例を示した。
更に、17は前記伝熱体7の周囲および前記側
顔面当接パツド23,24の内側前方部適所の眼
球周囲ツボ位置にそれぞれ配設されたマツサージ
パツドであり、該マツサージパツド17は第5図
および第6図に示したように比較的導電性が良好
で且つ軟かく弾力性のある合成ゴムやスポンジ状
のもの等で形成された当接パツド18と、該当接
パツド18内にそれぞれ組着された極板19およ
び抵抗体20と、該極板19に接続された低周波
電源22或いは直流波電源等に通じる操作器21
とから構成されている。
尚、上記実施例でか、低周波電源或いは直流波
電源から供給された電流を極板19を介して眼球
当接パツド18に約1500Hz前後の低周波電流や約
24Hz前後の直流波電流を流す例を示したが、これ
に限るものではなく、各ツボを刺激する手段であ
れば振動を与えるようにしても、また陰イオンを
発生させるようにしても良く、その構成や手段は
任意に決定すれば良い。
更に、本考案の視力回復器1における電源は電
池式であつても、交流電源であつても使用できる
よう構成されるものであり、例えば電池式の場合
には、側顔面当接パツド23,24のいずれか一
方に、電池を収納して使用できるようにし、また
交流電源の場合には、アダプター等を用いて、ア
ダプター差込口26にそれを接続させることによ
り所期の目的を構成させることができるものであ
る。
(具体例) 本考案の視力回復器は、以上の一実施例で示し
たように構成されるものであり、これを使用する
にあつては、人体の眼球部に本考案の視力回復器
1をその眼鏡状パツド2の各眼球当接パツド3,
4の各々伝熱体7が当接するよう板状部材13に
沿つて摺動させ且つ調節した後、眼鏡状パツド2
を固定用バンド25で装着する。そして、交流或
いは電池等の電源から電極8,9や極板19に起
電力を与えるよう第1図、第4図、第5図に示し
たスイツチ27,28を入力することにより、伝
熱体7においては、電流が電極8から電極9の方
向に流れ、第3図に示したような2種の金属1
0,11間における電流−温度特性から電極8に
接続された伝熱体7が発熱し、電極9に接続され
た眼球部当接側の伝熱体7が吸熱し、人体の眼球
部を冷却させることができ、またマツサージパツ
ド17においては、第5図、第6図に示したよう
に極板19と抵抗体20に電流が流れ、当接パツ
ド18に当接する眼球部周囲のツボや前記伝熱体
7周囲のツボを適度に刺激させることができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案の視力回復器は、眼鏡状
パツドの眼球部対応位置に、眼球部を冷却し得る
サーモエレメントと伝熱体を設けると共に該伝熱
体が両眼球部にフイツトするよう左右の眼球当接
パツドを幅調節可能にし、その周囲や側顔面当接
パツドの内側前方部適所にマツサージパツドを配
設して、眼球部の冷却と眼球周辺の各穴位を適度
に刺激マツサージできるようにしたものであるか
ら、従来、個人差により視力回復器が眼球部にフ
イツトしない場合があるという問題を解決でき、
しかも眼球部の疲労回復および視力低下を防止で
きる優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜面図、第
2図は本考案におけるサーモエレメントを示す説
明図、第3図は本考案のサーモエレメントに用い
る2種の金属の電流−温度特性を表わすグラフ、
第4図は本考案に用いるサーモエレメントの電気
回路図、第5図は本考案のマツサージパツドの一
実施例を示す電気回路図、第6図は本考案のマツ
サージパツドの一実施例を示す説明図、第7図は
本考案のストツパー機構の一実施例を示す説明
図。 1は視力回復器、2は眼鏡状パツド、3は左部
眼球当接パツド、4は右部眼球当接パツド、5は
連結部材、6はサーモエレメント、7は伝熱体、
8,9は電極、10,11は金属、17はマツサ
ージパツド、25は固定用バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に配備され、その各内部略中央に直流電源
    から給電可能な一対の電極とこれら各電極間に挟
    持させた2種の金属とからなるサーモエレメント
    をそれぞれ嵌着せしめ、各サーモエレメントの両
    面に絶縁体を介して伝熱体を密着状に装着せし
    め、且つ該伝熱体の周囲に比較的導電性が良好な
    有弾力性のマツサージパツドの複数個を配設せし
    めた左部眼球当接パツドと右部眼球当接パツド
    と、これら両眼球当接パツド間に介設されてこれ
    ら両パツド間を接離移動自在に摺動させる連結部
    材とで眼鏡状パツドを構成し、該眼鏡状パツドの
    両側左右にそれぞれ一端が枢着された側顔面当接
    パツドを配設すると共に、各側顔面当接パツドの
    他端間に有伸縮性の固定用バンドを連設して成
    り、使用者の顔面に容易に適応装着でき、且つ眼
    球部の冷却と眼球周囲のツボのマツサージを任意
    に行い得るよう構成したことを特徴とする視力回
    復器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030396A (ja) * 1973-07-19 1975-03-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562309U (ja) * 1978-10-25 1980-04-28

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JPS5030396A (ja) * 1973-07-19 1975-03-26

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