JPH0240910A - 電子ビーム露光装置 - Google Patents

電子ビーム露光装置

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Publication number
JPH0240910A
JPH0240910A JP63191675A JP19167588A JPH0240910A JP H0240910 A JPH0240910 A JP H0240910A JP 63191675 A JP63191675 A JP 63191675A JP 19167588 A JP19167588 A JP 19167588A JP H0240910 A JPH0240910 A JP H0240910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rectangular
shaping
deflection
electron beam
size
Prior art date
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Pending
Application number
JP63191675A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nishiguchi
隆男 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP63191675A priority Critical patent/JPH0240910A/ja
Publication of JPH0240910A publication Critical patent/JPH0240910A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路のパターン発生に使用する電子
ビーム露光装置に関する。
[従来の技術] 従来の電子ビーム露光装置は電子ビーム銃がら発射され
た電子ビームを予め設定された所定のサイズの矩形ビー
ムに整形し、これを偏向することにより、所定の位置へ
矩形ビームを照射するようにしている。矩形ビームの整
形のための条件はビームサイズが決定されれば固定され
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の電子ビーム露光装置は偏向に伴う
電子ビーム形状の悪化(以下、偏向収差という)が存在
し、この結果、描画パターン寸法の変動が生じるという
欠点がある。一般にこの偏向収差はr2αに比例する。
但し、rは描画面での電子光学軸と偏向ビーム位置まで
の距離、αは開口数である。現実の可変矩形電子ビーム
露光装置での偏向収差は、各装置により多少の差はある
が、4mmX4mmの偏向範囲で0.47xm生じる。
なお、偏向収差の数値表現はビーム電流量の10%と9
0%の寸法差で示す。このことにより、描画パターンは
レジストの種類で異なるが、一般的な0EBR−100
レジストを用いた場合、0.3μmの偏向収差により偏
向中央とコーナーとて差が発生するという問題点があっ
た。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
偏向収差による描画パターン形状の変動を防止できる電
子ビーム露光装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る電子ビームの露光装置は、電子ビームを発
生させる電子ビーム発生手段と、この電子ビーム発生手
段から発生された電子ビームを所定の矩形ビームに整形
するビーム整形手段と、このビーム整形手段で整形され
た前記矩形ビームを指定された照射位置に偏向する位置
決め偏向手段と、前記矩形ビームの照射位置に応じて生
ずる矩形ビーム形状の悪化を相殺するように前記矩形ビ
ームの整形矩形サイズに補正を加える手段とを具備した
ことを特徴とする。
[作用コ 本発明によれば、矩形ビームの照射位置に応じて、矩形
ビームの整形矩形サイズに補正を加えるので、偏向収差
による矩形ビーム形状の悪化を十分に相殺し得るように
補正を加えることによって、偏向中央とコーナ部分との
間の差をなくすことができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る電子ビーム露光装
置の概略図である。電子ビーム銃1から放射された電子
ビームEBは照射レンズ2を介して第1アパーチヤー3
で集束され、矩形ビームに整形される。第1アパーチヤ
ー3を通過した矩形ビームは、2段の整形偏向器4によ
り整形される。
この整形は第2アパーチヤー5を通過する矩形ビームが
所望のサイズになるように行われる。、整形された矩形
ビームは第2アパーチヤー5に照射される。第2アパー
チヤー5を通過した所望の矩形ビームは投影レンズ6及
び位置決め偏向器7を介してフォトマスク8に照射され
る。位置決め偏向器7は所望のフォトマスク8上の位置
に矩形ビームを偏向するものである。ステージ9は位置
決め偏向器7の偏向範囲の完了後、次の偏向範囲にフォ
トマスク8を移動させるものである。
次に、所望の矩形サイズ及び位置に関する信号系につい
て説明する。先ず、位置の信号系について説明すると、
データコントローラ11から矩形位置情報が補正データ
回路12及び位置決め偏向加算器13に送られる。補正
データ回路12には予め偏向位置に対する矩形サイズ補
正値が記憶されている。補正データ回路12は、送られ
た位置情報から偏向位置での矩形サイズの補正値に基き
、位置補正の情報(この値はサイズ補正に対して発生す
る位置ズレ補正値である)を求め、これを位置決め偏向
用の加算器13に出力する。位置決め偏向用の加算器1
3は、データコントローラ11からの位置情報と補正デ
ータ回路12からの位置補正情報とを加算する。この加
算値は、D/A変換器14でD/A変換された後、実際
に矩形ビームを偏向させる位置決め偏向器7に出力され
る。
次に、矩形サイズの信号系について説明する。
データコントローラ11から出力される矩形サイズ情報
は、整形偏向用の加算器15に送られる。
整形偏向用の加算器15では矩形サイズ情報と、補正デ
ータ回路12からの偏向位置での矩形サイズ補正値とを
加算する。この加算値はD/A変換器16でD/A変換
された後、実際に矩形サイズを決定する整形偏向器4に
出力される。
次に、整形矩形サイズの補正値をどのように決定するか
について説明する。第2図(A)は偏向範囲中央部の整
形矩形ビームの形状である。なお、ここで縦軸は電流量
である。第2図(B)は偏向範囲のコーナ一部の整形矩
形ビームの形状である。
前述したように偏向収差により中央部に比してコーナ一
部の形状は悪化している。電子ビーム露光による描画パ
ターンサイズの変動の大半は、レジスト特性と偏向収差
による電子ビーム形状変化に伴う電子ビームエツジ部の
照射量との違いにより起こる。
第2図(C)、(D)に電子ビーム照射量の75%[第
2図(A)、(B)のIのレベルコが描画パターンサイ
ズになるレジストを使用した際の描画パターン断面図を
示す。第2図(E)、(F)には電子ビーム照射量の2
5%[第2図(A)(B)の■のレベル]が描画パター
ンサイズになるレジストを使用した際の描画パターン断
面図を示す。図から分かるように偏向範囲の中央とコー
ナー描画パターンサイズが変動している。また、補正値
はレジスト特性により変更する必要があることはこのこ
とにより分かる。補正値は第2図(C)、(D)のレジ
ストの場合は、第3図(A)で示すようにγ値が補正随
となる。γ値は偏向中央とコーナ一部の照射量75%が
一致する値、つまり、γ=2α−2α′である。同じく
第2図(E)、(F)のレジストの場合は、γ′値はγ
′−2β−2β′となる9以上のように補正値はレジス
ト特性により、また偏向位置の偏向収差により決定され
る。
第4図は本発明の第2の実施例に係る電子ビーム露光装
置における矩形サイズ及び位置に関する信号系を示すブ
ロック図である。この実施例では第1の実施例の信号系
ブロック図に位置決め偏向用微小補正部17と整形偏向
用の微小補正部18とを追加したものである。
この実施例は信号系の最小単位以下の微小補正を整形偏
向器4及び位置決め偏向器7に伝えるものである。即ち
、矩形サイズ補正値の矩形サイズ信号系の単位で表現で
きる補正値は先の第1の実施例と同様に整形偏向用の加
算器15に送り、更に、矩形サイズ信号系の単位で表現
できなかった補正値(以下、微小補正値という)を整形
偏向用の微小補正部18に送る。整形偏向用のD/A変
換器16は整形偏向用の加算器15からの信号を通常通
りD/A変換した後、整形閤向用の微小補正部18の微
小補正値に対してD/A変換し、そのアナログ量を前に
求めたアナログ量に加える。
また、位置決め信号系も矩形サイズ信号系と同様に微小
補正値は補正データ回路12から位置決め偏向用の微小
補正部17を介して位置決め偏向用のD/A変換器14
で処理される。このことにより矩形サイズ及び矩形位置
とも2こ微小単位で補正が可能となる。この実施例によ
れば、信号系の最小単位以下の微小補正が可能となり、
高精度補正が可能になるという利点をもつ。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は偏向収差による描画パター
ンの寸法変動に見合った補正値を整形矩形サイズに加え
ることにより偏向収差による描画パターンの変動をなく
すことがきるという効果がある。具体的には、例えば、
偏向収差0.4μmである電子ピーl\露光装置におい
て、補正単位0.01μmで偏向収差に見合った補正値
を加えると描画パターン変動を0.3μmから0.02
μm以下の略々0に近い値にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る電子ビーム露光装
置の概略ブロック図、第2図は偏向収差による描画パタ
ーンの変動を示す図、第3図は矩形ザイズに補正を加え
る方法を示す原理図、第4図は本発明の第2の実施例に
係る電子ビーム露光装置の信号系のブロック図である。 1;電子ビーム銃、2:照射レンズ、3;第1アパーチ
ヤー、4;整形偏向器、5;第2アパーチヤー、6;投
影レンズ、7:位置決め偏向器、8;フォトマスク、9
;ステージ、11;データコントローラ、12;補正デ
ータ回路、13;位置決め偏向用の加算器、14;位置
決め偏向用のD/A変換器、15;整形偏向用の加算器
、16整形偏向用のD/A変換器、17.18:微小補
正部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子ビームを発生させる電子ビーム発生手段と、
    この電子ビーム発生手段から発生された電子ビームを所
    定の矩形ビームに整形するビーム整形手段と、このビー
    ム整形手段で整形された前記矩形ビームを指定された照
    射位置に偏向する位置決め偏向手段と、前記矩形ビーム
    の照射位置に応じて生ずる矩形ビーム形状の悪化を相殺
    するように前記矩形ビームの整形矩形サイズに補正を加
    える手段とを具備したことを特徴とする電子ビーム露光
    装置。
JP63191675A 1988-07-31 1988-07-31 電子ビーム露光装置 Pending JPH0240910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191675A JPH0240910A (ja) 1988-07-31 1988-07-31 電子ビーム露光装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63191675A JPH0240910A (ja) 1988-07-31 1988-07-31 電子ビーム露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0240910A true JPH0240910A (ja) 1990-02-09

Family

ID=16278586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63191675A Pending JPH0240910A (ja) 1988-07-31 1988-07-31 電子ビーム露光装置

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JP (1) JPH0240910A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555123A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Mitsubishi Electric Corp パターン形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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