JPH0240891B2 - - Google Patents
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- JPH0240891B2 JPH0240891B2 JP58011473A JP1147383A JPH0240891B2 JP H0240891 B2 JPH0240891 B2 JP H0240891B2 JP 58011473 A JP58011473 A JP 58011473A JP 1147383 A JP1147383 A JP 1147383A JP H0240891 B2 JPH0240891 B2 JP H0240891B2
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- JP
- Japan
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- oil
- pressure
- reservoir tank
- vibration isolator
- hydraulic
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/02—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
- F16F15/023—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means
- F16F15/027—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means comprising control arrangements
- F16F15/0275—Control of stiffness
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば配管サポート等に使用される
油圧式防振装置に関する。
油圧式防振装置に関する。
化学プラントや原子力プラント等には多数の重
要な管が配設されており、地震あるいは風害等に
よる有害な振動を抑制して管類等を保護するよう
になつている。この種の防振装置としては慣性ウ
エイトまたは摩擦ブレーキを利用した機械式のも
の、あるいは油の流通抵抗を利用した油圧式のも
のなどが知られている。
要な管が配設されており、地震あるいは風害等に
よる有害な振動を抑制して管類等を保護するよう
になつている。この種の防振装置としては慣性ウ
エイトまたは摩擦ブレーキを利用した機械式のも
の、あるいは油の流通抵抗を利用した油圧式のも
のなどが知られている。
上記油圧式防振装置は一例として第1図に示し
たような構造である。すなわち、防振装置本体1
はシリンダ2内にピストン3を摺動自在に収容
し、このピストン3によつてシリンダ2内を第1
油室4と第2油室5とに仕切る。そして第1油室
4と第2油室5を循環油路6を介して互いに連通
させるとともに、この循環油路6の途中2箇所に
互いに同一構造の流通制御弁7,8を設ける。各
流通制御弁7,8は、互いに逆向きの弁体10,
11を有している。これら弁体10,11は常時
はスプリング12,13の弾発力によつて弁座1
4,15から離れていて、作動油16の流通を許
容するが、循環油路6を流れる作動油の流速が大
きくなるとその流圧によつて弁体10,11のう
ち一方が閉弁方向に移動し、作動油の流れを抑制
するようになつている。
たような構造である。すなわち、防振装置本体1
はシリンダ2内にピストン3を摺動自在に収容
し、このピストン3によつてシリンダ2内を第1
油室4と第2油室5とに仕切る。そして第1油室
4と第2油室5を循環油路6を介して互いに連通
させるとともに、この循環油路6の途中2箇所に
互いに同一構造の流通制御弁7,8を設ける。各
流通制御弁7,8は、互いに逆向きの弁体10,
11を有している。これら弁体10,11は常時
はスプリング12,13の弾発力によつて弁座1
4,15から離れていて、作動油16の流通を許
容するが、循環油路6を流れる作動油の流速が大
きくなるとその流圧によつて弁体10,11のう
ち一方が閉弁方向に移動し、作動油の流れを抑制
するようになつている。
従つて、熱膨張等に起因する管または機器の緩
慢な動きにより、ピストン3が緩慢に移動すると
きには弁体10,11は閉じることなくピストン
3の動きを許容し、有害な反力を生じることがな
い。一方、地震とか、管または機器内を流れる流
体の脈動などに起因する比較的周波数の高い振動
の場合には、ピストン3が高速で相対移動するた
め、上記した理由によつて作動油16の流れが抑
制されてピストン3に反力を生じ、制振力を発揮
することができるものである。
慢な動きにより、ピストン3が緩慢に移動すると
きには弁体10,11は閉じることなくピストン
3の動きを許容し、有害な反力を生じることがな
い。一方、地震とか、管または機器内を流れる流
体の脈動などに起因する比較的周波数の高い振動
の場合には、ピストン3が高速で相対移動するた
め、上記した理由によつて作動油16の流れが抑
制されてピストン3に反力を生じ、制振力を発揮
することができるものである。
そして従来の防振装置にあつては、上記ピスト
ン3の移動に伴なつて油室4,5内の作動油の体
積変動を生じるため、この体積変動を吸収する目
的と外部への油漏れを対処する目的でリザーバタ
ンク20を上記循環油路6に連通させている。
ン3の移動に伴なつて油室4,5内の作動油の体
積変動を生じるため、この体積変動を吸収する目
的と外部への油漏れを対処する目的でリザーバタ
ンク20を上記循環油路6に連通させている。
ところで上記構成の防振装置を多湿、粉塵、活
性ガス等の雰囲気中で使用した場合、例えば油面
が常に上下するリザーバタンク20や、負圧を生
じることのあるピストンロツド摺動部などを通じ
て湿気、微粉塵、活性ガス等が作動油中に混入す
ることがあり、防振性能や耐久性などに悪影響を
与えることがあつた。特に、多湿雰囲気中で使用
された場合、温度変化が生じるとタンク内空気の
湿分が結露し、作動油に結露水が混入することに
より油圧防振装置の性能を確保できなくなるとと
もに、腐蝕の原因にもなる。また、微粉塵が摺動
部に付着したり結露水が氷結して摺動部に付着す
ると摺動部の摩耗が激しくなり、摺動部からの油
漏れと粉塵等の吸込みが一層助長されるようにな
る。
性ガス等の雰囲気中で使用した場合、例えば油面
が常に上下するリザーバタンク20や、負圧を生
じることのあるピストンロツド摺動部などを通じ
て湿気、微粉塵、活性ガス等が作動油中に混入す
ることがあり、防振性能や耐久性などに悪影響を
与えることがあつた。特に、多湿雰囲気中で使用
された場合、温度変化が生じるとタンク内空気の
湿分が結露し、作動油に結露水が混入することに
より油圧防振装置の性能を確保できなくなるとと
もに、腐蝕の原因にもなる。また、微粉塵が摺動
部に付着したり結露水が氷結して摺動部に付着す
ると摺動部の摩耗が激しくなり、摺動部からの油
漏れと粉塵等の吸込みが一層助長されるようにな
る。
この問題を解決するためには、例えばリザーバ
タンク20を完全密閉にして外気と遮断すると
か、ピストンロツド摺動部の密封を完全なものに
して外気の吸入を阻止すればよいが、前記したよ
うにリザーバタンク20内の作動油液面は常時変
化するものであるからリザーバタンク20を蓋に
よつて完全密閉にする訳にはいかず、また、ピス
トンロツド摺動部を完全に密封することも技術
的、コスト的に困難が伴ない、実現は難かしい。
タンク20を完全密閉にして外気と遮断すると
か、ピストンロツド摺動部の密封を完全なものに
して外気の吸入を阻止すればよいが、前記したよ
うにリザーバタンク20内の作動油液面は常時変
化するものであるからリザーバタンク20を蓋に
よつて完全密閉にする訳にはいかず、また、ピス
トンロツド摺動部を完全に密封することも技術
的、コスト的に困難が伴ない、実現は難かしい。
本発明は上記事情にもとづきなされたものでそ
の目的とするところは、多湿、ダスト、活性ガス
等の雰囲気中で使われても、作動油内への湿気、
微粉塵、活性ガス等の混入を防止できるととも
に、油圧防振装置にとつて有害な結露水の発生を
防止でき、防振装置としての性能向上と耐久性の
向上が図れる油圧式防振装置を提供することにあ
る。
の目的とするところは、多湿、ダスト、活性ガス
等の雰囲気中で使われても、作動油内への湿気、
微粉塵、活性ガス等の混入を防止できるととも
に、油圧防振装置にとつて有害な結露水の発生を
防止でき、防振装置としての性能向上と耐久性の
向上が図れる油圧式防振装置を提供することにあ
る。
すなわち本発明は、加圧された乾燥空気あるい
は不活性ガスをリザーバタンクに送給する予圧機
構を設けることによつて、リザーバタンクの内部
とピストン作動時のシリンダ内油室を大気圧以上
に保つた状態にしておくことにより、多湿、ダス
ト、活性ガス等の雰囲気中で使われても、リザー
バタンクやピストンロツド摺動部からの湿気や微
粉塵、活性ガス等の侵入を防止するとともに、あ
わせてキヤビテーシヨン発生の抑制と振動応答特
性の向上を可能とした油圧式防振装置である。
は不活性ガスをリザーバタンクに送給する予圧機
構を設けることによつて、リザーバタンクの内部
とピストン作動時のシリンダ内油室を大気圧以上
に保つた状態にしておくことにより、多湿、ダス
ト、活性ガス等の雰囲気中で使われても、リザー
バタンクやピストンロツド摺動部からの湿気や微
粉塵、活性ガス等の侵入を防止するとともに、あ
わせてキヤビテーシヨン発生の抑制と振動応答特
性の向上を可能とした油圧式防振装置である。
以下本発明の一実施例について第2図ないし第
6図を参照して説明する。第2図において、図中
1,1…は複数個の防振装置本体である。各防振
装置本体1は、第1図に示された従来の防振装置
本体1と同一の構造である。すなわち、シリンダ
2内をピストン3によつて2つの油室4,5に仕
切り、これら双方の油室4,5内に作動油を充満
させるとともに、これら油室相互を結ぶ循環油路
6には作動油の流通を抑制する流通制御手段の一
例としての流通制御弁7,8を設けて構成されて
いる。この制御弁7,8の弁体10,11は、前
述したように作動油の流速が所定値を越えた時に
のみ閉弁する常開のポペツト弁である。
6図を参照して説明する。第2図において、図中
1,1…は複数個の防振装置本体である。各防振
装置本体1は、第1図に示された従来の防振装置
本体1と同一の構造である。すなわち、シリンダ
2内をピストン3によつて2つの油室4,5に仕
切り、これら双方の油室4,5内に作動油を充満
させるとともに、これら油室相互を結ぶ循環油路
6には作動油の流通を抑制する流通制御手段の一
例としての流通制御弁7,8を設けて構成されて
いる。この制御弁7,8の弁体10,11は、前
述したように作動油の流速が所定値を越えた時に
のみ閉弁する常開のポペツト弁である。
また、3aはピストンロツドであり、このピス
トンロツド3aおよびシリンダ2のうちいずれか
一方を建物等の支持梁に、また他方を制振すべき
管または機器等に連結するようになつている。
トンロツド3aおよびシリンダ2のうちいずれか
一方を建物等の支持梁に、また他方を制振すべき
管または機器等に連結するようになつている。
そして各防振装置本体1…は、その取付高さ等
に応じていくつかのグループに別けられ、各グル
ープごとに通油管21を設けるとともに、この通
油管21によつて各防振装置本体1…の循環油路
6…を互いに連通させている。
に応じていくつかのグループに別けられ、各グル
ープごとに通油管21を設けるとともに、この通
油管21によつて各防振装置本体1…の循環油路
6…を互いに連通させている。
そして、各通油管21に集中リザーバタンク2
2を接続してある。この集中リザーバタンク22
は、好ましい例として主タンク22aと補助タン
ク22bとからなり、各タンク22a,22bに
はそれぞれ油面管理を行なうための液面計23,
23と、タンク内の圧力管理を行なうための圧力
計24,24が設けられている。
2を接続してある。この集中リザーバタンク22
は、好ましい例として主タンク22aと補助タン
ク22bとからなり、各タンク22a,22bに
はそれぞれ油面管理を行なうための液面計23,
23と、タンク内の圧力管理を行なうための圧力
計24,24が設けられている。
そして上記主タンク22aと補助タンク22b
に、送気管25および減圧弁26を介して乾燥空
気供給源27が接続されている。上記減圧弁26
は、乾燥空気供給源27から送られる加圧された
乾燥空気の圧力を調整して、主タンク22aおよ
び補助タンク22bに送り込み、これらタンク2
2a,22bの内圧を常に大気圧以上、たとえば
1Kg/cm2ゲージ圧に保つようにしている。すなわ
ち、これら送気管25や減圧弁26、乾燥空気供
給源27等によつて予圧機構30を構成してい
る。
に、送気管25および減圧弁26を介して乾燥空
気供給源27が接続されている。上記減圧弁26
は、乾燥空気供給源27から送られる加圧された
乾燥空気の圧力を調整して、主タンク22aおよ
び補助タンク22bに送り込み、これらタンク2
2a,22bの内圧を常に大気圧以上、たとえば
1Kg/cm2ゲージ圧に保つようにしている。すなわ
ち、これら送気管25や減圧弁26、乾燥空気供
給源27等によつて予圧機構30を構成してい
る。
以上のごとく構成された本実施例は、シリンダ
2に対してピストン3が相対移動を生じると、ピ
ストンロツド3aの体積に応じて作動油の体積変
化を生じ、リザーバタンク22内の液面が上下す
る。また、ピストン3が例えば図示右側に移動し
たとするとピストンロツド側の油室4の圧力が相
対的に下がる。
2に対してピストン3が相対移動を生じると、ピ
ストンロツド3aの体積に応じて作動油の体積変
化を生じ、リザーバタンク22内の液面が上下す
る。また、ピストン3が例えば図示右側に移動し
たとするとピストンロツド側の油室4の圧力が相
対的に下がる。
しかして本実施例によれば、リザーバタンク2
2内には常に大気圧以上の乾燥空気が供給されて
おり、またその圧力に応じてシリンダ2内の作動
油に予圧が加わつているから、たとえリザーバタ
ンク22内の液面が上下したり、ピストンロツド
側の油室4の圧力が降下したとしても、これらリ
ザーバタンク22や油室4内に外気が吸入される
ことがない。
2内には常に大気圧以上の乾燥空気が供給されて
おり、またその圧力に応じてシリンダ2内の作動
油に予圧が加わつているから、たとえリザーバタ
ンク22内の液面が上下したり、ピストンロツド
側の油室4の圧力が降下したとしても、これらリ
ザーバタンク22や油室4内に外気が吸入される
ことがない。
従つて、例えば多湿、粉塵、活性ガス等の苛酷
な雰囲気下で使用しても、湿気や微粉塵、活性ガ
ス等が作動油中に混入することを防止できる。ま
た、本実施例では加圧ガスとして乾燥空気を供給
するようにしたから、リザーバタンク22内の結
露による水の混入も確実に防止することができ
る。
な雰囲気下で使用しても、湿気や微粉塵、活性ガ
ス等が作動油中に混入することを防止できる。ま
た、本実施例では加圧ガスとして乾燥空気を供給
するようにしたから、リザーバタンク22内の結
露による水の混入も確実に防止することができ
る。
第3図および第4図はそれぞれピストンの振動
周波数を2Hzおよび3Hzとした場合に、供給空気
圧を0〜1.0Kg/cm2まで種々に変えて、ピストン
ロツド側の油室4とシリンダヘツド側の油室5の
圧力変化を調べた実験結果である。
周波数を2Hzおよび3Hzとした場合に、供給空気
圧を0〜1.0Kg/cm2まで種々に変えて、ピストン
ロツド側の油室4とシリンダヘツド側の油室5の
圧力変化を調べた実験結果である。
両図において曲線a1は供給空気圧を1.0Kg/cm2
(ゲージ圧、以下同じ)とした場合の一方の油室
5の圧力、また曲線a2は他方の油室4の圧力であ
る。また、曲線b1,c1,d1はそれぞれ供給空気圧
を0.5Kg/cm2、0.1Kg/cm2、0.0Kg/cm2とした場合の
一方の油室5の圧力で、曲線b2,c2,d2は他方の
油室4の圧力を示している。
(ゲージ圧、以下同じ)とした場合の一方の油室
5の圧力、また曲線a2は他方の油室4の圧力であ
る。また、曲線b1,c1,d1はそれぞれ供給空気圧
を0.5Kg/cm2、0.1Kg/cm2、0.0Kg/cm2とした場合の
一方の油室5の圧力で、曲線b2,c2,d2は他方の
油室4の圧力を示している。
これら第3図および第4図から、本実施例の場
合には供給空気圧を1.0Kg/cm2以上とすれば、振
幅が3mm近くあつても油室4,5は負圧(大気圧
以下)にならず、従つてピストンロツド摺動部か
らの外気吸入は生じないことがわかる。
合には供給空気圧を1.0Kg/cm2以上とすれば、振
幅が3mm近くあつても油室4,5は負圧(大気圧
以下)にならず、従つてピストンロツド摺動部か
らの外気吸入は生じないことがわかる。
しかも上記防振装置によれば、作動油に予圧を
与えることによつて防振装置本体内で発生する負
圧の絶対値を小さくすることができるから、ピス
トン3が作動する際のキヤビテーシヨンの発生を
抑制することができる。キヤビテーシヨンが発生
すると圧力波の圧力伝播速度が非常に小さくなり
振動応答性が悪くなるとともに、流通制御弁7,
8において圧力波の閉塞現象が生じ易くなり振動
応答が不安定になる。従つて空気圧供給によりキ
ヤビテーシヨンの発生を防止できることは油圧式
防振装置の特性を向上させる上で効果的である。
与えることによつて防振装置本体内で発生する負
圧の絶対値を小さくすることができるから、ピス
トン3が作動する際のキヤビテーシヨンの発生を
抑制することができる。キヤビテーシヨンが発生
すると圧力波の圧力伝播速度が非常に小さくなり
振動応答性が悪くなるとともに、流通制御弁7,
8において圧力波の閉塞現象が生じ易くなり振動
応答が不安定になる。従つて空気圧供給によりキ
ヤビテーシヨンの発生を防止できることは油圧式
防振装置の特性を向上させる上で効果的である。
第5図および第6図はそれぞれ振動周波数を2
Hzおよび3Hzとした場合に、供給空気圧を0〜
1.0Kg/cm2まで種々に変えて振動応答性能を調べ
た実験結果である。両図において、曲線mは供給
空気圧を1.0Kg/cm2(ゲージ圧・以下同じ)とし
た場合の振動応答性能を示し、曲線pは供給空気
圧が0の場合の振動応答性能を示している。これ
ら第5図、第6図から明らかなように、リザーバ
タンクに供給空気圧を作用させることによつて振
動応答性とバネ定数の向上が期待できることがわ
かる。
Hzおよび3Hzとした場合に、供給空気圧を0〜
1.0Kg/cm2まで種々に変えて振動応答性能を調べ
た実験結果である。両図において、曲線mは供給
空気圧を1.0Kg/cm2(ゲージ圧・以下同じ)とし
た場合の振動応答性能を示し、曲線pは供給空気
圧が0の場合の振動応答性能を示している。これ
ら第5図、第6図から明らかなように、リザーバ
タンクに供給空気圧を作用させることによつて振
動応答性とバネ定数の向上が期待できることがわ
かる。
しかも本実施例の防振装置は、従来から一般に
使用されている防振装置本体1のリザーバタンク
に予圧機構30を付加するだけで実施できるか
ら、大幅な設設変更を要することなく、実施が容
易である。更に本実施例では複数の防振装置本体
1に個々にリザーバタンクを設けることなく共通
の集中リザーバタンク22を接続するようにした
から、リザーバタンクの個数や減圧弁26の個数
を削減できるとともに、保守点検と取付工事等の
簡略化が可能である。
使用されている防振装置本体1のリザーバタンク
に予圧機構30を付加するだけで実施できるか
ら、大幅な設設変更を要することなく、実施が容
易である。更に本実施例では複数の防振装置本体
1に個々にリザーバタンクを設けることなく共通
の集中リザーバタンク22を接続するようにした
から、リザーバタンクの個数や減圧弁26の個数
を削減できるとともに、保守点検と取付工事等の
簡略化が可能である。
なお上記実施例では集中リザーバタンク方式と
したが、本発明は各防振装置本体1…に各々リザ
ーバタンクを設け、各リザーバタンクに予圧機構
を接続するようにしてもよい。また、加圧ガスと
しては空気に限らず、例えば不活性ガスなどを用
いるようにしてもよい。
したが、本発明は各防振装置本体1…に各々リザ
ーバタンクを設け、各リザーバタンクに予圧機構
を接続するようにしてもよい。また、加圧ガスと
しては空気に限らず、例えば不活性ガスなどを用
いるようにしてもよい。
本発明は前記したように、ピストンによつて仕
切られているシリンダ内の2つの油室相互をつな
ぐ油路に、作動油の流速が所定値を越えたときに
のみ閉弁方向に移動する弁体を設け、かつ上記2
つの油室に常時連通するリザーバタンクに予圧機
構を接続したものであり、この予圧機構は、リザ
ーバタンク内部が常時大気圧以上に保たれかつピ
ストン作動時にもシリンダ内油室が正圧に保たれ
るような圧力に加圧された乾燥空気または不活性
ガスをリザーバタンクに作用させるようにしてい
る。従つて、多湿、ダスト、活性ガス等の苛酷な
雰囲気中で使われても、リザーバタンクやピスト
ンロツド摺動部などからの湿気や微粉塵あるいは
活性ガス等の侵入を防止できるとともに、有害な
結露水の発生を防止できるようになり、作動油の
純度を高く保つことができる。しかもキヤビテー
シヨンの発生が防止されかつ振動応答性能が向上
するなど大な効果がある。
切られているシリンダ内の2つの油室相互をつな
ぐ油路に、作動油の流速が所定値を越えたときに
のみ閉弁方向に移動する弁体を設け、かつ上記2
つの油室に常時連通するリザーバタンクに予圧機
構を接続したものであり、この予圧機構は、リザ
ーバタンク内部が常時大気圧以上に保たれかつピ
ストン作動時にもシリンダ内油室が正圧に保たれ
るような圧力に加圧された乾燥空気または不活性
ガスをリザーバタンクに作用させるようにしてい
る。従つて、多湿、ダスト、活性ガス等の苛酷な
雰囲気中で使われても、リザーバタンクやピスト
ンロツド摺動部などからの湿気や微粉塵あるいは
活性ガス等の侵入を防止できるとともに、有害な
結露水の発生を防止できるようになり、作動油の
純度を高く保つことができる。しかもキヤビテー
シヨンの発生が防止されかつ振動応答性能が向上
するなど大な効果がある。
第1図は従来の油圧式防振装置の概略を示す断
面図、第2図は本発明の一実施例に係る油圧式防
振装置の系統図、第3図は2Hz時における供給空
気圧と油室の圧力の関係を示す特性図、第4図は
3Hz時における同特性図、第5図は2Hz時におけ
る供給空気圧と振動応答性能の関係を示す特性
図、第6図は3Hz時における同特性図である。 1…防振装置本体、2…シリンダ、3…ピスト
ン、4,5…油室、6…油路、7,8…流通制御
弁(流通制御手段)、16…作動油、21…通油
管、22…リザーバタンク、25…送気管、26
…減圧弁、27…乾燥空気供給源、30…予圧機
構。
面図、第2図は本発明の一実施例に係る油圧式防
振装置の系統図、第3図は2Hz時における供給空
気圧と油室の圧力の関係を示す特性図、第4図は
3Hz時における同特性図、第5図は2Hz時におけ
る供給空気圧と振動応答性能の関係を示す特性
図、第6図は3Hz時における同特性図である。 1…防振装置本体、2…シリンダ、3…ピスト
ン、4,5…油室、6…油路、7,8…流通制御
弁(流通制御手段)、16…作動油、21…通油
管、22…リザーバタンク、25…送気管、26
…減圧弁、27…乾燥空気供給源、30…予圧機
構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内をピストンによつて2つの油室に
仕切り、これら双方の油室内に作動油を充満させ
るとともに、これら油室相互を結ぶ油路には、作
動油の流速が遅い時には開弁しておりかつ作動油
の流速が所定値を越えた状態においてのみ閉弁方
向に移動する常開の弁体をもつた流通制御手段を
設け、更に上記双方の油室に常時連通するリザー
バタンクを設け、しかも上記リザーバタンクに
は、このタンク内の圧力を常時大気圧以上に保ち
かつ上記ピストンの作動時に上記シリンダ内の油
室が正圧に保たれるような圧力に加圧された乾燥
空気または不活性ガスを供給する予圧機構を設け
たことを特徴とする油圧式防振装置。 2 上記リザーバタンクは、通油管を介して複数
の防振装置本体の油室に接続されて各防振装置本
体に作動油を分配する集中リザーバタンク方式と
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の油圧式防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147383A JPS59137639A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 油圧式防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147383A JPS59137639A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 油圧式防振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137639A JPS59137639A (ja) | 1984-08-07 |
| JPH0240891B2 true JPH0240891B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=11779035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147383A Granted JPS59137639A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 油圧式防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137639A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214001A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Nissan Motor Co Ltd | ツインチューブ静電容量式シリンダ変位計 |
| JPS6214002A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Nissan Motor Co Ltd | ツインチューブ静電容量式シリンダ変位計 |
| JP3218911B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2001-10-15 | 株式会社デンソー | 波形整形装置 |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1147383A patent/JPS59137639A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137639A (ja) | 1984-08-07 |
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