JPH0240884A - 車両用交流発電機における刷子摺接スリーブの製造装置 - Google Patents

車両用交流発電機における刷子摺接スリーブの製造装置

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JPH0240884A
JPH0240884A JP19033288A JP19033288A JPH0240884A JP H0240884 A JPH0240884 A JP H0240884A JP 19033288 A JP19033288 A JP 19033288A JP 19033288 A JP19033288 A JP 19033288A JP H0240884 A JPH0240884 A JP H0240884A
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JP
Japan
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resin material
terminals
mold
inlet
terminal
Prior art date
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JP19033288A
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JPH0519274B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Mogi
茂木 義久
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発電機、モータ等の回転電機における刷子摺
接スリーブの製造装置に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]一般に、
この種回転電機の刷子摺接スリーブ、即ち交流発電機の
スリップリングやモータのコンミテータ等は、外周部に
導電性の摺接部材を一体的に設けるべく絶縁性の樹脂材
によって形成されており、そしてその成形は、摺接部材
をセットした金型に注入口から樹脂材を注入することに
よって行われる。しかるに従来では、第4図に示す様に
、上記注入口を、スリーブ基端面を成形する型材の中央
に設けているため、樹脂部にターミナル等の部材を埋設
するものの場合には、注入された樹脂材が、最初は主に
流入の抵抗となるターミナル部を避けて金型内に流れ込
み、最後にターミナル部に充填されることになり、この
ため、ターミナルと摺接部材の間や、ターミナルと金型
の間の幅狭な間隙に充分に樹脂材が流れ込まずに未充填
となったり、ウェルドが発生する惧れがあって成形精度
および強度低下が問題となっていた。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる回転電機における刷子摺接スリーブの製
造装置を提供することを目的として創案されたものであ
って、ターミナルが内周部から延設される導電性の摺接
部材を予めセットした金型に絶縁性の樹脂材を注入する
ことで刷子摺接スリーブをモールド成形する製造装置に
おいて、前記金型に樹脂材の注入口をセットするに、該
注入口をスリーブ軸芯に対して偏芯する位置に配設した
ことを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によって、刷子摺接スリーブ
の成形精度を著しく向上させることができるようにした
ものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は交流発電機のロータであって、該ロー
タ1は、ロータ軸2に、ロータコイル3aが巻装された
ロータコア3と、本発明の製造装置によって成形される
スリップリング4を外嵌状に−・体固定することで形成
されている。
上記スリップリング4は、絶縁性の樹脂材で形成される
樹脂部5、該樹脂部5の外周部に一体的に設けられる摺
接リング6、基端部が摺接リング6に固着され、−力先
端部が外周部から外側方に突出するターミナル7.8と
によって形成され、そしてターミナル7.8が前記ロー
タコイル3aに接続されると共に、摺接リング6には図
示しない刷子が弾圧状に摺接するようになっている。
一方、9はスリップリング製造装置の金型であって、該
金型9に、予めターミナル7.8が取付けられた摺接リ
ング6をセットした後、樹脂材を注入することでスリッ
プリング4が成形されることになるが、スリップリング
4は、上記モールド成形の後、精度を確保するために内
周部および外周部を切削加工され、また、これによって
摺接リング6は、連結部6aが削り取られて互いに絶縁
された二つのリング6b、6Cに分割されるようになっ
ている。
前記金型9は、スリップリング4の内周面を成形する第
一割型10、該第−割型10に外嵌し、スリップリング
4の外周面を成形する第二割型11、第二割型11に外
嵌し、スリップリング4のロータコア3側端部に形成さ
れる鍔部5aの外周面を成形する第三割型13、さらに
樹脂材の注入口14aが設けられると共に、スリップリ
ング4のロータコア3側の側面を成形する第四割型14
等の複数の割型を型台15上に組み合わせて成るが、上
記第三割型13の上端部にはターミナル7゜8をセット
するための凹部13aが形成されており、この凹部13
aには押え型材16に形成される凸部16aが嵌入して
ターミナル7.8を押えるようになっている。
さらに、前記第二割型11には、その内周面から外周面
に通じるエア抜き孔11aと、これに繋がるエア抜き溝
11bが外周面に形成され、また、第三割型13の下面
には、上記エア抜き溝11bと繋がるエア抜き溝13b
が形成されており、これらが互いに繋がって一端がスリ
ップリング4の外周面部に開口し、一方他端が金型9の
外部に向けて開口することで、樹脂材の注入時において
、金型9内に残留するエアを外部に抜き出すようになっ
ている。つまり、金型9内に残留するエアは、摺接リン
グ6と第二割型11内周面の間の僅かな間隙を通って、
エア抜き孔11aから抜かれることになり、またこのと
き、上記間隙に多少の樹脂材が入り込むことになったと
しても、スリップリング4の外周面は前述の如くモール
ド成形後に切削加工されるので何ら問題がない。
一方、前記注入口14aは、スリップリング4の軸芯に
対して前記両ターミナル7.8から雅量する方向に偏芯
するべく第四割型14の下面に形成されている。即ち、
平面視において注入口14aから注入された樹脂材は、
両ターミナル7.8から離間する位置に流れ込んで両タ
ーミナル7.8に向けて分流し、そしてそれぞれがター
ミナル7.8部を通過した後、注入口14aの対向側で
合流することになり、このようにして分流した樹脂材が
合流するウェルド位置が両ターミナル7.8を避けた位
置となるようになっている。
また、前記第一割型10は、断面楕円形に形成されてい
て、スリップリング4のターミナル7.8埋設部を肉厚
とするようになっている。つまり、前述の如く注入され
た樹脂材は、分流してターミナル7.8部に向けて流れ
るが、その流路幅がターミナル7.8部において広がる
ことで流れがスムースになり、これに伴って樹脂材の流
入しにくいターミナル7.8と第二割型11との間や、
ターミナル7.8と摺接リング6との間の間隙にも積極
的に樹脂材が流れ込むようになっている。尚。
第一割型10によって楕円形に成形されたスリップリン
グ4の内周面は、前述の如くモールド成形後に真円状に
切削加工されるようになっている。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、注入口
14aから注入された樹脂材は、両ターミナル7.8を
避けた位置から流れ込み1両ターミナル7.8に向けて
分流する。そして樹脂材はターミナル7.8と摺接リン
グ6の間や、ターミナル7.8と第二割型11の間の幅
狭な間隙部にも充分に流入した後、注入口14aの対向
側で合流することになり、その合流位置は両ターミナル
7゜8を避けた位置となる。しかも、樹脂材がターミナ
ル7.8部を流れる際には、流路が幅広となってその流
れがスムーズになるので、ターミナル7゜8部位の間隙
にさらに積極的に樹脂材が流れ込むことになる。従って
、注入された樹脂材がターミナル7.8部で合流する従
来のものの様に、ターミナル7.8部位の間隙が未充填
となったり、ウェルドが発生するような不具合がなく、
細部にも樹脂材が確実に充填されることになり、この結
果。
強度低下を防止できると共に、スリップリング4の成形
精度を著しく向上させることができる。
尚1本考案は、前記実施例に限定されないものであるこ
とは勿論であって、要は金型に注入された樹脂材がター
ミナル位置で合流しないように、注入口をスリーブ軸芯
に対して偏芯する位置に設けたものであればよいのであ
るから、摺接部材に設けられるターミナルの本数等は何
ら限定されるものではない。
[作用効果] 以上要するに1本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、樹脂材の注入口をターミナルの配設位置に対応
する偏芯位置に配することで、注入された樹脂材の合流
位置(樹脂材が最後に充填される位置)を、ターミナル
位置を避けた位置とすることができる。従って、ターミ
ナル部位の細部にも樹脂材が確実に充填されることにな
って、未充填部やウェルド部が生ずるなるような不具合
を確実に防止することができる。この結果1強度低下の
慣れのない成形精度の高いものとでき、もって優れた信
頼性を有する刷子摺接スリーブを製造できることになる
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る回転電機における刷子摺接スリー
ブの製造装置の実施例を示したものであって、第1図は
発電機のロータを示す正面図、第2図は金型の縦断面図
、第3図は注入された樹脂材の流れを示す金型の横断面
図、第4図は従来例を示す同上横断面図である。 図中、4はスリップリング、5は樹脂部、6は摺接リン
グ、7.8はターミナル、9は金型、14aは注入口で
ある。 U 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ターミナルが内周部から延設される導電性の摺接部材を
    予めセットした金型に絶縁性の樹脂材を注入することで
    刷子摺接スリーブをモールド成形する製造装置において
    、前記金型に樹脂材の注入口をセットするに、該注入口
    をスリーブ軸芯に対して偏芯する位置に配設したことを
    特徴とする回転電機における刷子摺接スリーブの製造装
    置。
JP19033288A 1988-07-29 1988-07-29 車両用交流発電機における刷子摺接スリーブの製造装置 Granted JPH0240884A (ja)

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JP19033288A JPH0240884A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 車両用交流発電機における刷子摺接スリーブの製造装置

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Publication Number Publication Date
JPH0240884A true JPH0240884A (ja) 1990-02-09
JPH0519274B2 JPH0519274B2 (ja) 1993-03-16

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ID=16256430

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