JPH0240496Y2 - - Google Patents

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JPH0240496Y2
JPH0240496Y2 JP3477382U JP3477382U JPH0240496Y2 JP H0240496 Y2 JPH0240496 Y2 JP H0240496Y2 JP 3477382 U JP3477382 U JP 3477382U JP 3477382 U JP3477382 U JP 3477382U JP H0240496 Y2 JPH0240496 Y2 JP H0240496Y2
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JP
Japan
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transmission gear
display body
gear
rotating
rotation
Prior art date
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JP3477382U
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English (en)
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JPS58138021U (ja
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転表示体の零復帰機構に係り、回転
表示体に回転駆動力を伝導する回転軸を2ケ所で
軸承し、そのうちの1ケ所の軸承部を移動自在と
して零復帰時に回転軸の伝導歯車と回転表示体の
歯車部との歯合を解除するよう構成することによ
り上記1ケ所の軸承部の移動方向の自由度を増
し、伝導歯車と歯車部とのかみ合い精度を良くす
ることのできる回転表示体の零復帰機構を提供す
ることを目的とする。
一般に、自動車の運行状況を知るにはタコグラ
フが用いられる。タコグラフはたとえば円板状の
記録用紙1枚を1日で1回転させ、これを7枚分
つまり1週間の自動車の速度を記録する。このタ
コグラフの記録状況は外部より見ることができ
ず、記録用紙の未記録枚数を知るために、タコグ
ラフの正面表示部には記録日数を表示する回転表
示体が設けられており、この回転表示体は記録用
紙の交換時に零復帰される。
第1図及び第2図は従来の回転表示体の零復帰
機構の1例の平面図、断面図を示す。第1図、第
2図において、1は駆動歯車であり、この駆動歯
車1の回転によりこれに歯合した伝導歯車2が回
転せしめられる。伝導歯車2と同一の回転軸3に
は伝導歯車4が固定されており、この伝導歯車(4)
は回転表示体5の周囲に刻まれた歯車部5aと歯
合しており、上記駆動歯車1の回転により回転表
示体5が矢印A方向に回転し、回転表示体5に同
心円状に印刷された数字がケース6の窓6aを通
して表示される。また、回転表示体5を支持する
軸7には渦巻ばね8の一端が固定され、渦巻ばね
8の他端は回転表示体5の突起部5bに固定され
ており、回転表示体5の回転により渦巻ばね8が
巻かれる。また、回転軸3は回転可能な状態で復
帰レバー9に固定され、復帰レバー9は軸10を
中心として回動可能とされている。ここで、記録
用紙(図示せず)の交換時には、復帰レバー9の
腕部9aが矢印B方向に付勢され、これによつて
伝導歯車2,4及び回転軸3は一体的に矢印C方
向へ移動し、駆動歯車1と伝導歯車2、伝導歯車
4と歯車部5aの歯合が解除され、回転表示体5
は渦巻ばね8に蓄勢されたばね力により突起部5
bがストツパ11に当接する位置まで復帰され
る。しかし、駆動歯車1と伝導歯車2、伝導歯車
4と歯車部5aの2ケ所の歯合を解除して零復帰
するため、伝導歯車2,4及び回転軸3の移動方
向は矢印C方向に限定される。また、伝導歯車
2,4の同一回転軸3が機構上長くなつた場合、
駆動歯車1と伝導歯車2、伝導歯車4と歯車部5
aのかみ合い精度が悪化する等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、第
3図、第4図と共にその1実施例につき説明す
る。
第3図は本考案機構の1実施例の平面図を示
し、第4図は第3図示の一点鎖線−に沿う矢
視図を示す。第3、第4図中、第1、第2図と同
一部分には同一符号を付す。第3、第4図中、1
は駆動歯車であり、時計の短針12を回転駆動す
る回転軸13に固定されており、この駆動歯車1
は伝導歯車2と歯合している。伝導歯車2は回転
軸14の一端に固定されており、回転軸14の他
端には伝導歯車4が固定されている。また、回転
軸14は第1のフレーム15及び軸受ブツシユ1
6により軸承されており、この軸受ブツシユ16
は第2のフレーム17に設けられたガイド溝17
aに沿つて矢印D1,D2方向に移動自在とされて
いる。また、軸受ブツシユ16には復帰レバー1
8が固定されており、この復帰レバー18の先端
部とフレーム17の突起部17bとの間はばね1
9により張架され、軸受ブツシユ16は通常矢印
D1方向に移動された状態とされている。
この通常の状態において、伝導歯車4は回転表
示体5の周囲に刻まれた歯車部5aと歯合してお
り、上記駆動歯車1の回転により回転表示体5は
矢印A方向に回転する。回転表示体5を支持する
軸7には渦巻ばね8の一端が固定され、渦巻ばね
の他端は回転表示体5の突起部5bに固定され
て、回転表示体の回転により渦巻ばね8が巻かれ
る。
ここで記録用紙(図示せず)の交換時には、復
帰レバー18が矢印D2方向に付勢され、これに
よつて軸受ブツシユ16が矢印D2方向に移動す
る。このため、伝導歯車4と回転表示体5の歯車
部5aとの歯合が解除され、回転表示体5は渦巻
ばね8に蓄勢されたばね力により回転表示体5の
突起部5bが第2フレーム17に固定されたスト
ツパ11に当接する位置まで復帰される。この
後、復帰レバー18の付勢が解除されると、復帰
レバーはばね19により矢印D2方向に移動され
て、伝導歯車4と回転表示体5の歯車部5aとが
歯合する。
このように伝導歯車4と歯車部5aの1ケ所の
歯合を解除するだけで良いため、第3図上の矢印
D1,D2方向が回転表示体5の半径方向からある
程度傾いても良く、矢印D1,D2方向に限定され
ずその自由度が増す。また、回転軸14は第1の
フレーム15に軸承された駆動歯車1と伝導歯車
2とが歯合した状態で伝導歯車4と歯車部5aと
の歯合が解除されるため、これら歯車のかみ合い
精度が良くなる。
上述の如く、本考案になる回転表示体の零復帰
機構は、時計の針を駆動する駆動歯車に第1の伝
導歯車を歯合させ、第1の伝導歯車と同一の回転
軸に設けられた第2の伝導歯車に歯車部を歯合さ
せた回転表示体を回転させ、回転表示体の回転に
よりバネ部材の蓄勢を行ない、第2の伝導歯車と
該回転表示体の歯車部との歯合を解除してバネ部
材の蓄勢力により回転表示体を零復帰させる回転
表示体の零復帰機構であつて、回転軸を該第1の
伝導歯車の取付位置近傍で第1のフレームにより
軸承すると共に、回転軸を該第2の伝導歯車の取
付位置近傍で軸承する軸受部材を第2のフレーム
のガイド部に沿つて移動自在とし、該軸受部材を
回転表示体の零復帰の際ガイド部に沿つて移動し
て回転軸の伝導歯車と回転表示体の歯車部との歯
合を解除するよう構成してなるため、伝導歯車の
移動方向が一方向に限定されずに自由度が増し、
また、伝導歯車と回転表示体の歯車部とのかみ合
い精度が良くなる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々従来の回転表示体の零復
帰機構の1例の平面図、断面図、第3図、第4図
は夫々本考案になる回転表示体の零復帰機構の1
実施例の平面図、断面図である。 1……駆動歯車、2,4……伝導歯車、5……
表示体、6……ケース、7……軸、8……渦巻ば
ね、11……ストツパ、13,14……回転軸、
15,17……フレーム、16……軸受ブツシ
ユ、17a……ガイド溝、18……復帰レバー、
19……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計の針を駆動する駆動歯車に第1の伝導歯車
    を歯合させ、該第1の伝導歯車と同一の回転軸に
    設けられた第2の伝導歯車に歯車部を歯合させた
    回転表示体を回転させ、該回転表示体の回転によ
    りバネ部材の蓄勢を行ない、該第2の伝動歯車と
    該回転表示体の歯車部との歯合を解除して該バネ
    部材の蓄勢力により該回転表示体を零復帰させる
    回転表示体の零復帰機構であつて、該回転軸を該
    第1の伝導歯車の取付位置近傍で第1のフレーム
    により軸承すると共に、該回転軸を該第2の伝導
    歯車の取付位置近傍で軸承する軸受部材を該第2
    のフレームのガイド部に沿つて移動自在とし、該
    軸受部材を該回転表示体の零復帰の際移動して該
    回転軸の伝導歯車と該回転表示体の歯車部との歯
    合を解除するよう構成してなる回転表示体の零復
    帰機構。
JP3477382U 1982-03-12 1982-03-12 回転表示体の零復帰機構 Granted JPS58138021U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3477382U JPS58138021U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 回転表示体の零復帰機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3477382U JPS58138021U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 回転表示体の零復帰機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138021U JPS58138021U (ja) 1983-09-17
JPH0240496Y2 true JPH0240496Y2 (ja) 1990-10-29

Family

ID=30046263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3477382U Granted JPS58138021U (ja) 1982-03-12 1982-03-12 回転表示体の零復帰機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58138021U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58138021U (ja) 1983-09-17

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