JPH0240441A - 空気調和制御装置 - Google Patents

空気調和制御装置

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JPH0240441A
JPH0240441A JP63188393A JP18839388A JPH0240441A JP H0240441 A JPH0240441 A JP H0240441A JP 63188393 A JP63188393 A JP 63188393A JP 18839388 A JP18839388 A JP 18839388A JP H0240441 A JPH0240441 A JP H0240441A
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岸上 元彦
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北條 平三
Masami Suzuki
鈴木 正身
Masamitsu Kayo
加用 真実
Katsumi Kawasaki
克己 川崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は室内を空気調和する空気調和機を、室内に配
設された子機より無線送信された制御情報に基づき親機
が制御する空気調和制御装置、特に前記子機は太陽電池
により充電される2次電池により給電され、室内電源よ
りの配線を不要とする空気調和制御装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の空気調和制御装置は例えば室内温度を所定の状態
に管理するため、通常個別の制御対象毎に温度制御ルー
プを形成し、PID制御または0NOFF制御が直接配
線方式により行われている。
第6図は従来の空気調和制御装置のブロック図であり、
一般的な室内温度制御装置の例を示す。
図において、2は室内温度を検出するセンサ、3は目標
値を設定する設定器で、一般に調節器61に内蔵される
ことが多い。61は調節器で、センサ2からの検出値と
内蔵する設定器3からの設定値とより、両者の偏差信号
を出力するものである。62は調節器61からの偏差信
号により空調機21の制御を行う操作器、21は室内温
度の制御のため吐出空気量を調節する空気調和機(以下
空調機という)である。
第6図の説明をする。従来の空気調和制御装置は上記の
ように構成され、センサ2、調節器61及び操作器62
はそれぞれカスケード接続される。また測定値の指示な
らびに記録などは調節器B1にて行われている。温度制
御動作は次のように行なわれる。先ず室内温度はセンサ
2により検出され調節器61に入力される。調節器61
はセンサ2が検出した物理量を電気量に変換し、該変換
値と設定器3からの設定値との偏差値を検出し、偏差が
あるときは偏差信号を操作器62へ供給する。操作器6
2は入力される偏差信号に基づき空調機21の吐出空気
量の調節を行い、室内温度を制御して前記偏差値を最小
とする制御を行う。即ち帰還制御型の制御ループが制御
対象毎に形成されている。また通常センサ2と調節器6
1は比較的離れた場所(数メートルから数十メートル)
に設置され、その間は信号伝送のためシールドケーブル
等により接続されることが多い。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の空気調和制御装置では、−般的な制
御対象である温度制御を行うとき、対象毎にセンサ、調
節器及び操作器よりなる制御ループを形成させ、各機器
間はそれぞれにケーブルにて接続される直接配線方式が
用いられている。更に各機器はそれぞれの設置場所にお
いて、室内交流電源からの配線が必要とされている。
従って大規模な建物になると、前記ケーブルの本数及び
敷設長が増大し、電源ケーブル及び信号伝送用シールド
ケーブルの費用、並びにケーブル敷設費用が著しく増大
するという問題点があった。
またこの直接配線方式のため、空気調和制御装置の増設
や配置換えは大きな制限を受け、従来装置はその拡張性
に欠けるのみならず、信号伝送ケーブルが動カケープル
や制御ケーブル等と接近して平行に敷設されると、電源
誘導や電磁誘導等の障害を発生するため、信号伝送ケー
ブルをシールドケーブルにしたり、分離した敷設を要す
るという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、調節器及び操作器間の配線を不要とし、且つ調節器
への電源ケーブルも必要としない空気調和制御装置を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る空気調和制御装置は、空気調和機により
空気調和される室内に設置され、空気調和のための制御
情報を無線送信する子機と、該子機から離れた場所に対
応して設置され、前記子機から無線送信される制御情報
を受信し、前記空気調和機の制御を行う親機とよりなる
空気調和制御装置において、前記子機は、太陽電池から
充電される2次電池により負荷に給電する電源部と、空
気調和用センサからの検出値もしくは、該センサからの
検出値と設定器からの設定値との偏差値を電気信号に変
換して出力する信号変換回路と、該信号変換回路の出力
信号をデジタル制御データに変換するアナログ・デジタ
ル変換器と、該アナログ・デジタル変換器よりの制御デ
ータとあらかじめ設定された子機識別符号とを複数個含
む送信符号を発生するエンコーダと、該エンコーダより
の直列送信符号に基づき周波数シフト変調波を発生し、
該変調波を送信アンテナを介して空中に無線送信する送
信器と、該送信器を一定の周期で間欠的に駆動制御する
タイミング制御回路とを備え、前記親機は、前記子機よ
り無線送信される周波数シフト変調波を受信アンテナを
介して受信し、前記送信符号を復調する受信器と、該受
信器より復調された子機識別符号とあらかじめ設定され
た親機識別符号との一致を検出する符号照合器と、前記
受信器より復調された複数個の制御データを比較し、少
くとも2個以上の制御データの一致を検出するデータ照
合器と、該データ照合器が一致を検出した制御データに
基づき前記空気調和機を制御する制御回路とを備えたも
のである。
[作用] この発明においては、空気調和される室内に設置された
子機は、太陽電池により充電される2次電池を電源とし
、空気調和用センサからの検出値とあらかじめ設定され
た設定値との偏差信号をデジタル制御データに変換し、
該制御データとあらかじめ設定された子機識別符号とを
複数個(例えば3個)含む直列送信符号を発生し、一定
の周期(例えば3分)毎に間欠的に前記直列送信符号に
基づく周波数シフト変調波を送信アンテナを介して空中
に無線送信する。
また前記子機に対応して離れた場所に設置された親機は
、前記子機から無線送信された周波数シフト変調波を受
信アンテナを介して受信し、前記送信符号を復調し、該
復調された子機識別符号と内蔵する親機識別符号との一
致を検出し、且つ復調された複数個の制御データのうち
少くとも2個以上の一致が検出された制御データに基づ
き室内の空気調和を行う空気調和機を制御する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において2.3及び21は上記従来装置と全く同一の
ものである。1は太陽電池を用いた無給電電源で、例え
ば太陽電池が太陽光又は室内照明灯を受光したとき発生
する起電力を2次電池に充電し、この2次電池を電源と
して負荷に電力を給電するものである。4はセンサ2の
検出値と設定器3の設定値との偏差値を電気信号に変換
して出力するか、又はセンサ2の検出値を直接電気信号
に変換して出力する信号変換器である。5はアナログ・
デジタル変換器(以下AD変換器という)、6は子機1
2の識別符号を設定する子符号設定器、7は子符号設定
器6からの子符号とAD変換器5からの制御データによ
り送信符号を発生するエンコーダ、8はエンコーダ7か
らの送信符号に基づき周波数シフト変調波(以下FS変
調波という)を送信アンテナ10より送信する送信器、
9は子機12に一定周期毎に間欠動作をさせるタイミン
グ回路、10は送信アンテナ、11は電源1への入射光
、12は前記1〜10の機器を内蔵し、子符号及び制御
データを含むFS変調波を送信アンテナを介して送信す
る子機、13は送信電波、14は受信アンテナ、■5は
送信電波を受信増巾し、これを復調する受信器、16は
親機20の識別符号を設定する親符号設定器、17は親
符号設定器16からの親符号と受信器15が受信復調し
た子符号との一致を検出する符号照合器、18は受信器
15が受信し復調した複数個の制御データの内生くとも
2個の制御データの一致を検出するデータ照合器、19
はデータ照合器18で照合された制御データに基いて暖
房又は冷房のための制御段階を選定し、空調機21に制
御信号を出力する制御回路、2oは前記14〜19の機
器を内蔵し、子機12から無線送信された制御データに
基づき、空調機21の制御を行う親機である。
第1図の動作を説明する。空気調和制御装置としては最
も一般的な、空調機により室内温度の制御を行う場合に
つき説明する。子機12は室内の制御対象区域に設置さ
れる。また親機2oは必ず子機12と1対1に対応した
1対として使用されるが、通常子機12とは建物内の同
一フロアの離れた場所、例えば天井裏とか別室等に設置
される。従って子機12と親機20とは、普通壁を1つ
隔てた数メートルから数十メートル離れて設置されるこ
とが多い。
最初に子機12について説明する。子機12に内蔵され
る電源1は太陽電池が太陽光又は室内照明灯を受光した
とき発生する起電力により充電される2次電池を使用す
る。
第2図はこの子機内蔵電源の一実施例を示す回路面であ
り、図において1は電源、11は入射光、31は太陽電
池、32は2次電池、33.3Bはダイオード、34は
定電圧ダイオード、35は抵抗器、37は電源1の負荷
である。
第2図の説明をする。太陽電池31は例えばアモルファ
スシリコンを素材とする電池が、また2次電池32は充
電が可能な例えばリチウムマンガン電池が使用される。
太陽電池3Iは太陽光又は室内照明からの入射光11を
受光すると、その照度に応じた起電力を発生し、逆流阻
止ダイオード33を介して抵抗器35及び定電圧ダイオ
ード34に印加する。
定電圧ダイオード34は出力電圧を一定レベル以下の電
圧として、逆流阻止ダイオード3Bを介して2次電池3
2を充電する。2次電池32は充電を受けると共に負荷
37へ電力を供給する。このように電源1は無給電電源
であり、従って室内交流電源から給電用の配線を必要と
しない。本発明においては、子機12は一定周期毎に間
欠的に動作を行い、その動作時間と動作周期の比(一般
にデユティという)はきわめて小さく、休止時間の消費
電力は少いので、電源1は省電力が計られている。また
一般に夜間の室内消灯後は空気調和制御装置の作動を停
止させるので、そのとき太陽電池31に入射光が無くな
り、2次電池32の出力電圧が降下し、その結果負荷3
7に給電ができなくとも特に支障を生じない。
子機12に内蔵される温度用のセンサ2としては通常測
温抵抗体やサーミスタが用いられ、また設定器3として
は可変抵抗器等が使用される。信号変換器4は通常セン
サ2の検出値と設定器3の設定値との偏差値を電気信号
に変換して出力するものである。
第3図は信号変換回路の一実施例を示す回路図であり、
図において、2Aは温度センサである測温抵抗体、3A
は室温設定器である可変抵抗器、4は信号変換回路、4
1は直流電源、42.43は固定抵抗器、44.45.
4Bは入力端子、47.48は出力端子である。いま直
流電源41の電圧をES71111温抵抗体2A、可変
抵抗器3A、固定抵抗器42.43、測温抵抗体2Aの
一端から入力端子45までの導線及び測温抵抗体2Aの
他端から入力端子46までの導線のそれぞれの抵抗値を
R2A、 R3A、 R42、R43、R45及びR4
6とし、また出力端子47及び48の間に得られる偏差
電圧をΔEとすると、次の(1)式が得られる。
第3図の信号変換回路においては(1)式に示されるセ
ンサ2Aと設定器3Aとの偏差電圧ΔEが得られる。こ
の(1)式の偏差電圧ΔEは正又は負の両極性を有する
電圧値となる。
また第3図において可変抵抗器3Aを基準抵抗器に置換
すると測温抵抗体により検出された温度信号を直接出力
することができる。
また第3図の3線式測温抵抗体による温度計測法の場合
は、導線抵抗値がバランスしているので、測温抵抗体2
Aを子機12の外部に設置することも可能である。
いま第1図の信号変換回路4よりセンサ2の検出値と設
定器3の設定値との偏差電圧が出力され、AD変換器5
に入力される。AD変換器5は入力されるアナログ電圧
値を例えば極性符号に1ビツト、データ値に3ビツト合
計4ビットのデジタル制御データ(以下制御データとい
う)に変換し出力するものとする。子符号設定器6は制
御対象数に応じたビット数のデジタル符号を設定するも
のであり、例えば制御対象数が127以下として、7ビ
ツトの子機識別符号を設定するものとする。エンコーダ
7は子符号設定器6からの7ビツトの子符号と、AD変
換器5からの4ビツトの制御データにより送信符号を発
生するものである。
第4図はこの発明の送信タイミング波形図である。図に
おいて、(イ)は送信周期T。と送信時間3・T、(ロ
)は3符号分を含む送信符号、(ハ)は送信符号の1符
号分、(ニ)はクロック信号の波形を示している。
第4図の(ロ)及び(ハ)を参照して、エンコーダ7が
発生する送信符号を説明する。送信符号の1符号分は、
例えば第4図(ハ)に示されるように前置符号(pre
ambleとも呼ばれる)に3ビツト、子識別符号に7
ビツト、制御データに4ビツト、チエツク(例えばパリ
ティチエツク)に1ビツト、終了符号(end raa
rkとも呼ばれる)に1ビツト、合計16ビツトの有効
ビットと、休止期間2ビツトを含む18ビツトを1組と
して構成される。
送信符号全体としては、受信情報の信頼性を向上させる
ため、前記1符号を複数個含む符号により構成され、例
えば第4図(ロ)に示されるように3個の符号を含む送
信符号として構成される。エンコーダ7の回路は例えば
シフトレジスタ等により構成され、前記1符号で16ビ
ツトの有効データをセットした後、クロック信号により
データを再循環(一般にシフトアラウンドという)させ
なから1符号を直列にシフトアウトし、クロック信号で
2個分休止したら再びデータの再循環と直列シフトアウ
トを行う。以上の動作を3回行えば第4図(ロ)に示さ
れるような直列送信符号を形成し出力することができる
。このエンコーダ7からのデータシフトアウトは、タイ
ミング回路9がら供給されるクロック信号に同期して行
なわれ、その送信符号は、前置符号を先頭とし、終了符
号を末尾とし、その中間にデータを挿入し、終了符号の
後に2ビツト分の休止期間を置いた1符号を、3回繰り
返した3符号分の直列伝送符号として送信器8に供給さ
れる。タイミング回路9は電源1より常時給電を受け、
子機12が一定の送信周期T。
(例えば3分)毎に間欠的に送信を行うためのタイミン
グ制御を行う回路である。従ってタイミング回路9は所
要のタイミング制御信号の発生と、省電力化のために他
機器への給電制御をも行っている。タイミング制御信号
の時間基準はクロック信号であり、例えばクロック信号
として2 KHz(1周期t、−0,5n+s )のク
ロック信号を発生するものとする。いま送信符号の1符
号分の有効ビット16ビツト、休止期間2ビツト、合計
18ビツトに要する時間をTとすると、T −0,5m
s X 1g −9isとなる。送信符号全体の送信時
間は1符号に要する時間の3倍で3・T −27m5 
(但し最後の休止期間2ビット分1msをも含む)を要
する。即ちタイミング回路9は上記実施例においては、
送信周期の3分毎に送信時間の27m5だけ子機12に
送信動作を行なわせるだめのタイミング制御を行うもの
で、その他の期間は子機12を休止させてよい。従って
タイミング回路9を除くその他の機器へ電源1から給電
する給電時間は、上記送信時間の27IIlsとその前
後をカバーする一定の余裕時間を加算したものでよい。
タイミング回路9はこのように電源1がその他の機器へ
給電する給電制御をも行い電源1の省電力を計っている
。第4図(イ)の送信時間になりエンコーダ7が送信符
号を送信器8に供給すると、送信器8は前記送信符号に
基づき周波数シフト変調波(FS変調波)を発生する。
FS変調波としては、例えば270MHzの基本周波数
f1を符号“1”に対応させ、Δf(例えば5MHz)
周波数をシフトさせた周波数f 2  (2135MH
z又は275MHz)を符号“0“に対応させて発生さ
せる。
そしてこの発生されたFS変調波を第4図の(ロ)に示
される送信時間(実際には27m5がら最後の休止期間
1fflsを一除< 28+ns)だけ、送信アンテナ
1oを介して空中に送信電波13として放射する。この
送信器8の送信所要電力は、親機2oが壁を1つ隔てた
約100メートルの距離で受信できるように、送信アン
テナ10及び受信アンテナ14の諸特性(指向特性やア
ンテナゲイン等)を考慮の上、設計されている。
次に親機20について説明する。親機2oは子機12と
壁を1つ隔てた数メートルから数十メートル離れて設置
され、また室内交流電源から配線により所要電力の給電
を受けることが多い。子機12がら送信された送信電波
13は受信アンテナ14を介して受信器15に入力され
る。受信器15は入力されるFS変調波を、受信増巾し
た後復調する。従って受信器15は受信増巾器、1対の
バンドパスフィルタ(一方の通過周波数f1は270M
Hzで、他方の通過周波数f2は265MHz又は27
5MHzである。)、リミッタ、復調器等により構成さ
れる。受信器15で正常に受信され、復調された出力信
号は、丁度エンコーダ7の出力信号と同一である。この
受信器15の出力信号は符号照合器I7に供給される。
親符号設定器16にはあらかじめ子符号設定器6に設定
された子符号と同一の7ビツトの親符号が設定され、そ
の親符号は符号照合器17に供給されている。符号照合
器17は受信器15から入力される3符号分のデータか
ら各符号毎にチエツクピットの検査(偶数パリティ又は
奇数パリティの検査)と、前記受信された子符号7ビツ
トと親符号設定器16よりの親符号7ビツトとの照合一
致検査とを行う。即ち親11120は自己の親符号と同
一の子符号を有する唯一の子機12からデータが正しく
受信されたかを検査する。符号照合器17は入力された
3符号分のデータにつき、上記チエツクビットの検査及
び親子の符号一致検査が共に合格した各符号から4ビツ
トの制御データのみを抽出しデータ照合器18へ供給す
る。従って3符号が総て合格した場合は、3個の制御デ
ータが供給される。1符号が不合格の場合は、合格した
2符号から2個の制御データのみが供給されることにな
る。データ照合器18は例えば4ビツトのシフトレジス
タを3個内蔵することにより、最大で3個の入力制御デ
ータをそれぞれ記憶し、該記憶した制御データの照合一
致を検査する。この制御データの照合一致検査は、必ず
しも4ビツトを1個のデータとする3個の入力データD
1、D2、D3が存在し、且つそれ等が総て等しい(D
I−D2−D3)ことは必要でなく、少くとも2個以上
の入力データが存在し、その存在する入力データの内2
個が一致すれば(D1=D2、又はD2−D3、又はD
i−D3)、入力データが正しく受信されたと見なして
、合格とするものでよい。従ってデータ照合器18はデ
ーター致検出用の論理回路を内蔵し、3個又は2個の制
御データの内生くとも2個のデータの一致を検査し、合
格の場合はこの一致が得られた4ビツトの制御データを
制御回路19へ供給する。制御回路19は入力される4
ビツトの制御データをデコードし、16の制御段階に区
分された制御信号の1つを選定して空調機21へ出力す
る。IBの制御段階に区分された制御信号としては例え
ば「暖房1」、「暖房2」、「暖房3」・・・「暖房停
止」、「冷房1」、「冷房2」、「冷房3」・・・「冷
房停止」等である。
親機20及び子8!!2のいずれも正常の場合には、子
機12の設定した一定の送信周期T。(前例では3分)
毎に、親Ja20は空調機21への制御データが得られ
るはずである。しかしいずれかの機器が故障の場合や電
波阻害が発生する場合には、親機20は正しい制御デー
タが得られない場合がある。この場合親機20は、少く
とも2〜3送信周期(前例では6分〜9分)の時間内は
、それ以前に実行していた制御段階を継続し、その後も
なお正しい制御データが得られない場合は、空調機21
の動作を自動的に停止させる。電波阻害発生の具体例に
つき第5図により説明する。
第5図はこの発明の空気調和制御装置の配置を示す図で
あり、図において、12A 、 12B 、 12cは
それぞれ子機A、 BSC,13A 、 13B 、 
13Cはそれぞれ送信電波ASB、 C,2OA 、 
20B 、 20Cはそれぞれ親機A、 BSC,50
A 、 50B %’ 50C。
50Dはそれぞれ建物の外壁AXB、C,D、51A 
51B 、 51Cはそれぞれ室内の仕切壁A、B、C
である。
第5図の説明をする。空調機21A 、 21B 、 
2ICと親機20A 、20B 、20Cは、それぞれ
室内の仕切壁51Cと建物の外壁500で囲まれた部屋
に設置される。また子機12A 、 12B 、 12
cはそれぞれ建物の外壁50A 、50B 、50Gの
内側に設置される。親機2OAは子機12^からの送信
電波13Aのみを受信できればよく、同様に親機20B
は子機12Bからの送信電波13Bのみを受信できれば
よい。親機2DCも同様に送信電波13Cのみを受信で
きればよい。
いま親機20Aが子機12Aからの送信電波13Aを受
信中に、同時に送信電波13B又は13Gをも受信した
とすると、混信状態となり一種の電波阻害を発生する。
この複数の子機から同時に送信された電波から、親機が
自己の希望する電波のみを分離して受信できるようにす
るには、例えば複数の子機からの送信電波の周波数をす
べて異なるようにして、親機がそれぞれ自己の子機から
の周波数を識別可能とすればよい。しかし簡便にこの電
波阻害を回避する方法として、本発明においては子機L
2A 、 12B 、 12Cの各送信周期をそれぞれ
少しずつ異なるように設定した。例えば子機12Aの送
信周期は2分50秒、子機12Bの送信周期は3分、子
機12Cの送信周期は3分10秒として、それぞれ10
秒ずつ異なるようにした。このように各子機の送信周期
がわずかに異なるように設定することにより、例えばあ
る時間帯に子機12Aと子機12Bが同時に送信したと
しても、次の送信周期ではそれぞれ分離された時間帯に
送信を行うことになる。従って親機はある時間帯に混信
により正しいデータが受信できなくとも、次の送信周期
には正しいデータが受信できることになる。また各子機
はほぼ3分間に27111sシか送信しないのでデユテ
ィが27×10  / 3 X 80− 1.5X I
N’と小さく、複数の子機が同じ時間帯に同時に送信を
する確率はきわてめで小さいので、この場合の空調機の
制御を、以前と同じ制御としても特に支障を生じない。
また子機12の信号変換回路4が偏差信号ではなく、計
測温度を出力する場合は、親機20へはこの計測温度デ
ータが伝送されるので、親機20は制御回路19の内部
に設定器を設けて、この設定器からの設定値と計測温度
データとの比較により偏差値を判別し、この判別結果に
基づき必要とする制御段階の1つを選定して制御信号と
して空調機21へ出力することもできる。
また子機12の電源1は太陽電池を使用しているため、
夜間室内が消灯すると子機12からの送信動作が停止さ
れ、親機20の制御回路19は空調機21の動作を停止
させる。
また本発明の子機12から同一制御データを3回繰り返
し送信し、親機20は3回の内2回のデータ照合一致を
検出して制御を行う方法は実用的と考えられるが、本発
明はそれに限定されるものではなく、例えば同一制御デ
ータを5回送信し、その内3回の照合一致を検出する等
その他の制御方法も可能である。
さらにまた子機12への給電線及び子機12から親機2
0への接続線が不要となり、子機12の設置場所の選択
自由度が大幅に増加したといえる。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、太陽電池により充電す
る2次電池を電源とし、子機識別符号及び制御データを
複数個FS変調波として送信する子機と、このFS変調
波を受信、復調して、符号一致及びデータ一致を検出し
て空調機を制御する親機とを備えたことにより、子機へ
の給電線及び子機から親機への接続線が不要となり、電
線敷設費用も節約され、且つ子機の設置場所の選択自由
度が大幅に増加するという効果が得られている。
また子機は一定周期毎に間欠的に動作するので前記2次
電池の省電力化の効果も得られている。
また親機は複数個のFS変調データの符号一致及びデー
タ一致を検出した上で空調機を制御するので、信頼性の
高い制御データが得られるという効果がある。
さらにまた子機は太陽電池により充電される2次電池に
より作動するので、太陽電池への入射光の明暗により、
空気調和制御装置の運転の開始及び停止を自動的に行な
わせる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は子機内蔵電源の一実施例を示す回路図、第3図は信号
変換回路の一実施例を示す回路図、第4図はこの発明の
送信タイミング波形図、第5図はこの発明の空気調和制
御装置の配置を示す図、第6図は従来の空気調和制御装
置のブロック図である。 図において、1は電源、2はセンサ、2Aは測温抵抗体
、3は設定器、3Aは可変抵抗器、4は信号変換回路、
5はAD変換器、6は子符号設定器、7はエンコーダ、
8は送信器、9はタイミング回路、10は送信アンテナ
、11は入射光、12は子機、12A 、 12B 、
 12Cは子機ASB、C,13は送信電波、13A 
513B 、 13Gは送信電波ASB、C。 14は受信アンテナ、15は受信器、16は親符号設定
器、17は符号照合器、18はデータ照合器、19は制
御回路、20は親機、2OA 、 20B 、 20C
は親機A1BSC,21は空調機、21A 、 21B
 、 21Cは空調機A、B、C,31は太陽電池、3
2は2次電池、33.36はダイオード、34は定電圧
ダイオード、35は抵抗器、41は直流電源、42.4
3は固定抵抗器、44〜46は入力端子、47.48は
出力端子、50A 、50B、50C、500は建物の
外壁A、B5C5D、51A 。 51B 、 51Cは室内の仕切壁ASB、C,61は
調節器、62は操作器である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 空気調和機により空気調和される室内に設置され、空気
    調和のための制御情報を無線送信する子機と、該子機か
    ら離れた場所に対応して設置され、前記子機から無線送
    信される制御情報を受信し、前記空気調和機の制御を行
    う親機とよりなる空気調和制御装置において、 前記子機は、太陽電池から充電される2次電池により負
    荷に給電する電源部と、空気調和用センサからの検出値
    もしくは、該センサからの検出値と設定器からの設定値
    との偏差値を電気信号に変換して出力する信号変換回路
    と、該信号変換回路の出力信号をデジタル制御データに
    変換するアナログ・デジタル変換器と、該アナログ・デ
    ジタル変換器よりの制御データとあらかじめ設定された
    子機識別符号とを複数個含む送信符号を発生するエンコ
    ーダと、該エンコーダよりの直列送信符号に基づき周波
    数シフト変調波を発生し、該変調波を送信アンテナを介
    して空中に無線送信する送信器と、該送信器を一定の周
    期で間欠的に駆動制御するタイミング制御回路とを備え
    、 前記親機は、前記子機より無線送信される周波数シフト
    変調波を受信アンテナを介して受信し、前記送信符号を
    復調する受信器と、該受信器より復調された子機識別符
    号とあらかじめ設定された親機識別符号との一致を検出
    する符号照合器と、前記受信器より復調された複数個の
    制御データを比較し、少くとも2個以上の制御データの
    一致を検出するデータ照合器と、該データ照合器が一致
    を検出した制御データに基づき前記空気調和機を制御す
    る制御回路とを備えたことを特徴とする空気調和制御装
    置。
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