JPH0240429B2 - - Google Patents

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JPH0240429B2
JPH0240429B2 JP62027422A JP2742287A JPH0240429B2 JP H0240429 B2 JPH0240429 B2 JP H0240429B2 JP 62027422 A JP62027422 A JP 62027422A JP 2742287 A JP2742287 A JP 2742287A JP H0240429 B2 JPH0240429 B2 JP H0240429B2
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JP
Japan
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end faces
welding
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induction coil
induction
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JP62027422A
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JPS62227584A (ja
Inventor
Oogasutasu Burorin Chaaruzu
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FMC Corp
Original Assignee
FMC Corp
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Publication date
Application filed by FMC Corp filed Critical FMC Corp
Publication of JPS62227584A publication Critical patent/JPS62227584A/ja
Publication of JPH0240429B2 publication Critical patent/JPH0240429B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K13/00Welding by high-frequency current heating
    • B23K13/01Welding by high-frequency current heating by induction heating
    • B23K13/02Seam welding

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数個の部材を溶接する方法及びその
装置に関する。より詳しくいえば、誘導加熱及び
加圧による溶接法及びその装置に関するものであ
つて、回転させることなく、管状の2部材の端面
間に誘導コイルを配置し先ず該両端面を加熱して
溶接適温に達したとき、誘導コイルを直ちに該両
端面から引き離して、さらに該両端面を加圧して
溶着させることで強度が高く繰り返し性を持つ溶
接継手が得られるものである。
クレーンの格子形ブーム等の製作において、接
合する2部材はその端面を正確に機械加工して平
坦にするとともにV形のみぞを設け、それにより
最適の端面形状をつくり継手性能を向上する必要
がある。この種の用途には管材が使用されるが、
管材間に厚さと真円度にバラツキがあるため、開
先精度の不整と融接継手の不良を生じる原因とな
つている。またこの種の融接作業は作業員の裁量
で行われるので、上記管材寸法のバラツキととも
に様々な加工変数が生ずることになる。そしてこ
の種の融接継手は超音波検査を行つて合否を決め
る必要があり、満足な融接継手を得るのに作業員
の熟練と訓練を要するので、融接コストは極めて
高価なものとなつている。
この種の用途における公知の溶接法は主として
下記の通りである。
古典的な鍛接であつて、錬鉄、軟鋼などを半溶
融状態に熱して、これに圧力を加えまたはつち打
ちして接合する作業である。この種の鍛接の問題
のひとつは溶接者の熟練度に左右されるため継手
性能にムラがあることである。
フラツシユ溶接、バツト溶接、アーク溶接で
は、先ず2部材の間に隙間をセツトし、次いで該
両部材に大きい電流を通した後、該両部材の端面
を突合せて抵抗発熱により加熱し、溶接適温に達
したとき、通電をやめて該両部材に圧力を加えて
接合するものである。
摩擦接合とイナーシヤ摩擦溶接では、2部材を
突合わせて加圧しながら相対運動をさせ、その溶
接面に発生する摩擦熱が適温に達したとき、回転
をやめて該両部材に強い軸方向力を加えて圧接す
る。
駆動アーク溶接。これはフラツシユ溶接の一種
であるが、追加機能を有しており、非溶接部材の
周囲にソレノイドを配設し、このソレノイドに通
電して溶接部にアークを発生させ、回転するアー
クにより溶接部を加熱し、ただちに圧接する方法
で、溶接部の加熱が均等化される。
ラジアル摩擦溶接。これは摩擦溶接とイナーシ
ヤ溶接とに幾分類似しているが、回転形の第3部
材を含有している。この第3部材に大きな半径方
向力を加えると加熱された環状の塑性材料は直径
方向には縮小するが、軸方向に漸増する。する
と、この軸方向の変形に伴つて軸方向力と摩擦熱
を生じ、適温に達したとき部材の回転をやめて半
径方向に更に強く加圧して圧接する。
本発明による方法と装置は誘導加熱加圧溶接シ
ステムであつて、管状の2部材を回転させないで
圧接することが好ましい。部材の一方を定位置に
クランプすることが好ましく、また他方の部材は
加圧装置にクランプされる。この加圧装置は直線
移動形であり、その移動距離は該部材間に誘導コ
イルを収容するために設けた隙間と整合するよう
に設定してある。この誘導コイルは該両部材の端
面を加熱して溶接適温に達したとき該両部材から
引き離される。すると、直ちに他方の可動部材が
直線的に移動して両部材を密着させ、強い圧力を
加えて溶着させる。上記の誘導加熱段階とアプセ
ツト溶接段階は、酸化防止とスケールをなくすた
め、不活性ガスの被包下で行うことが好ましい。
また前述したように被溶接部材は管状のものが好
ましいが、ソリツド部材や断面寸法の異なる部材
等も溶接可能であり、フエライト組織の部材と非
フエライト組織の部材のいずれでも溶接できる。
したがつて、本発明による溶接方法及びその装置
は溶接者の技能とは無関係であり、繰り返し性が
よく、正確であるので、溶接部の検査がほとんど
不要になる。
第1図に示す本発明による誘導加熱装置(以下
代表して、高周波溶接装置20とする。)は床支
持式フレーム22を有し、このフレーム22は端
壁板24,26とともに諸部品取付け用の一対の
主軸28,30を備えている。なお、図示の装置
20は本発明による誘導加熱溶接法を実験する目
的で設計された試作装置であり、従つて溶接現場
での使用を意図したものではないことは明らかで
ある。
シリンダ装着台32(第1図及び第4図に図
示)はフレーム22の一部分を構成するほか、主
軸28,30にしつかりと固定してあり、その上
に油圧シリンダ34が搭載されている。油圧シリ
ンダ34(第4図)はアプセツト装置として働く
ものであり、シリンダケーシング36を有してい
る。このケーシング36の一端はシリンダ装着台
32に固定してあるが、その他端はピストンロツ
ド40を収容する内孔38を有する。ピストンロ
ツド40は内孔38を貫通するとともにシリンダ
装着台32のロツド貫通孔41とフランジ付きブ
シユ44とを貫通する。このブシユ44は不活性
ガス室48の左側壁に固定されており、また不活
性ガス室48はクランプ49により主軸28,3
0上に支持してある。またピストン50はピスト
ンロツド40の中間部でかつ2個のポート52,
54の中間の位置でピストンロツド40に嵌装さ
れている。なお両ポート52,54はホース5
6,58によつて油圧弁(図示せず)と接続され
ている。
ピストンロツド40の内端に装着された取付具
60は第2保持装置として被溶接部材を固定るも
のである。すなわち、2部材M1,M2の端面S
1,S2を溶接するとき、該取付具により部材M
1をクランプして保持するのである。これに対
し、ピストンロツド40の外端に固定されたカラ
ー64はピストンロツド40及び工作物(部材M
1)の第4図の右方向におけるストロークを規制
するために設けてあり、その位置は調整可能であ
る。第4図に示すように、他方の部材M2は、第
1保持装置である一対のクランプ74及び押えね
じ(または押えボルト)等の複数個の接続子76
を用いて長方形の箱72の底壁70にしつかりと
クランプされて保持されている。なお該接続子7
6を調整すれば部材M2の軸心は部材M1の軸心
(シリンダケーシング34の軸心と同心である)
と整合する。
上記の箱72は開放形の上壁78とそれにピボ
ツト止めされたカバー79、2個の側壁80及び
外端壁82とを備えている。また底壁70の内端
縁は不活性ガス室48の隣接壁84の開口部を貫
通しているのに対し、箱72の開口する内端壁は
該隣接壁84と実質的に気密溶接されている。2
部材M1,M2と1個またはそれ以上の誘導加熱
装置である誘導コイルとの間に隙間を与えるとと
もに、両端面S1,S2を加熱したのち油圧シリ
ンダ34の加圧力に対してクランプ74の抵抗を
助けるため、部材M2と調整ポジシヨナ92の間
に所定の長さを持つスペーサ90を配設する。こ
のポジシヨナ92はねじ付き軸94を有し、この
軸94は箱72の外端壁82にねじ込まれてお
り、また複数個のナツト98,98a,98bが
軸94に取り付けてある。これによりポジシヨナ
92は部材M2を正確に位置決めするとともにア
プセツト溶接時に部材M2をしつかりと保持する
のである。
不活性ガス室48(第1図、第2図、第4図)
は加熱時とアプセツト溶接時にアルゴン、ヘリウ
ム等の不活性ガスの雰囲気中で被溶接部材M1,
M2及び誘導コイル88を被包するためのもので
あり、これにより溶接部の酸化とスケールが防止
され融合部に有害物質がほとんど生じなくなり、
したがつて継手性能を向上することができる。不
活性ガス室48には取はずし可能なカバー100
がちようナツト102により取付けてあり、これ
により部材M1を不活性ガス室48内に挿入して
取付具60に取付ける作業が容易になる。部材M
1を取付けたのち、カバー100を閉じて、先ず
不活性ガス室48から導管104を経て空気を抜
き出して真空にする。この装置は原動機108を
動力源とする真空ポンプ106により行う。そし
て、不活性ガスを供給源(図示せず)から導管1
10を経てガス室48内に導入する。
誘導加熱装置である誘導コイル88は、第2
図、第3図、第4図に最もよく示すように不活性
ガス室48内に装着してあり、部材M1,M2か
らオフセツトした位置(実線で示す)、つまり、
部材M1,M2の端面から離隔されて位置と該両
部材と整合する位置(第2図に破線で示す)、つ
まり、部材M1,M2の端面の加熱位置との間を
移動する。誘導コイル88のこのような高低の移
動は空気圧シリンダ組立体112により行われる
が、この空気圧シリンダ組立体112はシリンダ
受け114(第1図)に揺動可能に連結されてお
り、またシリンダ受け114はシリンダ装着台3
2に取付けてある。空気圧シリンダ112のピス
トンロツド116はレバー118(第2図、第3
図)に揺動可能に接続されており、レバー118
は中間軸120に取付けてある。この中間軸12
0は不活性ガス室48の側壁46(第1図)を貫
通しながら側壁46内に軸受されている。さらに
中間軸120は母線126の内端ささえから突設
された舌片124の貫通孔をも貫通している。舌
片124、母線126(第2図、第3図)及び2
個の母線−舌片接続子128(1個のみ図示)は
絶縁子130により隔離されているので、変圧器
132(第1図)からの電流は母線126の一方
を経て誘導コイル88に流れ、次いで母線126
の他方を経て変圧器に帰る。なお、母線126と
接続子128には冷却水を通す通路が設けてあ
り、冷却水は導管134を経て該通路に入り、別
の導管(図示せず)を経て排出される。
一対の回転継手136は絶縁性のある一対の締
付けアーム138によつて舌片124の隣接面と
電気的接点を保持する。締付けアーム138は中
間軸120にキー止めされており、またねじ付き
の控え棒140により舌片124と摩擦係合して
いる。一方、2個の回転継手136は相互に電気
絶縁されている。各回転継手136は電気回路の
一部となる銅管142を備えているほか、銅管1
42は冷却水管の働きも兼ねており、冷却水を第
2図、第3図の矢印の方向に循環させる。
誘導コイル取付け装置146は絶縁ストリツプ
部材150で離隔された一対の棒導体148,1
49から構成されており、該棒導体148,14
9は回転継手136及び銅管142と電気的に接
続されている。なお、銅管142は電流を導くほ
か、第2図に最もよく示すように冷却水の循環も
行う。相互に隔置された1対の中継ブロツク15
2,153は導電性があり、かつポートを備えて
いる。また中継ブロツク152,153は棒導体
148,149に固定される一方、絶縁パツド1
54にも固定してある。さらに誘導コイル88は
電流と冷却水とを導く銅管で構成され、その下端
は絶縁ストリツプ156で隔離してある。一対の
銅管158,159は絶縁ストリツプ156で相
互に隔離されているが、銅管158は棒導体14
8と電気的に接続される一方、冷却水管路として
は中継ブロツク152と連通している。同じく銅
管159は棒導体149と電気的に接続されてい
るほか、冷却水管路としては中継ブロツク153
と連通している。したがつて、冷却水はホース1
60から入り、誘導コイル88を通つてホース1
61へ出るというように循環するので、誘導コイ
ル88は作動中でも冷却されている。
また誘導コイル88は一対の絶縁支持台164
に固着してあり、該支持台164はアングル受け
166及びボルトで絶縁パツド154に固定され
ている。一対のアングル腕168は第3図、第4
図に最もよく示すように中間軸120に固定して
あるほか、その自由端が絶縁パツド154にボル
ト締めされているので、空気圧シリンダ組立体1
12が誘導コイル88を上下に移動させると回転
継手136が回転するのである。図に示すよう
に、両部材M1,M2の両端面は、アプセツト溶
接部において内側及び外側に向かつて変形してい
る。
第7図は2部材M1,M2のアプセツト溶接部
169を示す中央断面図である。
第8図は別の2部材M3,M4の端面S3,S
4において、端面S3の厚さが端面S4より大き
く、したがつて断面積が異なる場合に適用する一
般条件を示している。このケースに使用する装置
は上述した装置とほぼ同一であるが、相違点は2
個の誘導コイル170,172を並列に装着する
とともに該コイル間に絶縁体174を入れて隔離
することである。そして、赤外線式高温計等の光
高温計176により端面S3の温度を測定し、別
の光高温計178で端面S4の温度を測定する。
誘導コイル170,172に入る電流量と通電時
間のいずれかまたは両方を変えれば、両端面S
3,S4の温度を同時に溶接適温にすることがで
きる。また、誘導コイル170,172の表面を
ほぼU字形でけい素鋼板製の薄片または積層板1
80で被覆すれば、誘導コイルによる両端面S
3,S4の加熱効果が向上する。この点を除い
て、第8図に示す実施態様は前述した実施態様と
同一である。
次に本発明による高周波溶接装置20の作用に
ついて説明する。溶接する2部材を先ず溶接位置
に固定し、各端面S1,S2と誘導コイル88と
の間に第5図に示すように少し隙間を設ける。次
に真空ポンプ106(第1図)を始動して不活性
ガス室48から空気を抜き出して真空を作る。そ
して真空状態にある不活性ガス室48に不活性ガ
スを導入したのち、誘導コイル88に通電、加熱
し該両端面の温度を溶接適温まで高める。赤外線
式高温計等を用いて溶接適温に達したことを確認
すると、ただちに誘導コイル88に通電をやめて
誘導コイル88を該両端面から引き離して静止位
置(第2図及び第6図に実線で示す)まで下降さ
せる。この時点でただちに油圧シリンダ34によ
る加圧力で該両端面S1,S2を加圧・溶着し
て、第6図に示すアプセツト溶接部169を形成
する。上記の誘導加熱段階及びアプセツト溶接段
階を合計して約5乃至7秒を要する。
以上説明したように、本発明の溶接方法及びそ
の装置において、接合する2部材をその端面間に
少し隙間をつくるように装着し、該端面間に1乃
至2個の誘導コイルを配置してまず該両端面を加
熱する。該両端面の温度が溶接適温に達したと
き、ただちに誘導コイルを該両端面から引き離
し、そして強いアツプセツト力で該両端面を加
圧・溶着することで継手性能を向上できる。各種
の破壊試験を行つた結果、本発明により溶接され
た継手は従来の融接による継手に比べて強度が大
きいことが判明している。
この発明をその最も好ましい実施態様について
説明したが、多くの変更および修正をこの発明の
主題にそむくことなく実行できることは自明であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す透視図である。第
2図は第1図の線2−2についての誘導コイルの
後退位置(実線で示す)と加熱位置(破線で示
す)の拡大図である。第3図は誘導コイルととも
に該誘導コイルをその後退位置と加熱位置との間
で移動させるコイル移動装置を示す部分切欠き透
視図である。第4図は第1図の線4−4について
の一対の溶接すべき管材であつて、誘導コイルを
収容するために管材間に隙間を設けた場合の断面
図である。第5図は溶接する2管材の端面を加熱
するために誘導コイルを適所に配置した場合で、
かつ該誘導コイルと管材との隙間距離を拡大して
示す、一部を断面とした作動図である。第6図は
アプセツト溶接により接合するため、前記誘導コ
イルを管材から引き離すとともに溶接適温になつ
た該管材の一方の端面を軸方向に移動させ、同じ
く加熱された管材の他方の端面に密着させた状態
を示す、第5図と類似の作動図である。第7図は
溶接継手を示す中央断面図である。第8図は厚さ
の異なる2部材の端面とともに積層板で被覆され
た一対の誘導コイルを個別制御のために並列配置
した状態を示す中央部を断面とした透視図であ
る。 20……高周波溶接装置、22……フレーム、
28,30……部品取付け用主軸、32……シリ
ンダ装着台、34……油圧シリンダ、88……誘
導コイル、112……空気圧シリンダ、120…
…中間軸、136……回転継手、138……締付
けアーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶接端面の周りにあつて内部中央に空間を形
    成する外周面からなる2つの部材を突き合わせて
    溶接する方法であつて、 上記各端面を軸方向に互いに離隔させて該両端
    面の間に隙間が生じるように該端面を保持する段
    階と、 上記両端面間にある上記隙間に、誘導加熱装置
    を加熱予定の該各端面にそれぞれ沿つて接近させ
    て配置する段階と、 上記誘導加熱装置に交流電流を流して上記各端
    面を溶着温度まで誘導加熱する段階と、 上記加熱された両端面間の上記隙間から上記誘
    導加熱装置を取り除く段階と、 直ちに十分な力を加えながら上記加熱された両
    端面を突き合わせるだけで、該両端面の加熱部分
    を上記空間のある内側に及び上記外周面より外側
    に向けて変形させて上記両端面を溶着させる段階
    とからなる溶接方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記両部材のいずれもがフエライト組織の部
    材である方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記両部材のいずれもが非フエライト組織の
    部材である方法。 4 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記両端面がともに平面で互いに平行に保持
    されている方法。 5 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記誘導加熱の段階及び上記突き合わせ溶着
    段階時に上記両端面の周囲を実質的に不活性なガ
    スで被包する段階を更に含む溶接方法。 6 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記誘導加熱の段階が上記両端面を溶接温度
    まで加熱する誘導コイルで達成され、該誘導コイ
    ルと上記各端面とがそれらの間に隙間が生じるよ
    うに離隔されて配置されている溶接方法。 7 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記誘導コイルと上記各端面との間の上記隙
    間を調整する段階をさらに含み、誘導電流の要求
    が大きい一方の上記端面を他方の上記端面より上
    記誘導コイルにさらに接近させるように調整する
    溶接方法。 8 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記誘導加熱段階が2個の誘導コイルによつ
    て達成され、上記両端面の寸法が異なる場合に該
    両端面がほぼ同一の溶接温度に達するように上記
    各誘導コイルによる加熱作用を個別に制御する段
    階をさらに含む溶接方法。 9 特許請求の範囲第1項記載の溶接方法におい
    て、上記突き合わせ溶着段階時に上記2つの被溶
    接部材の少なくとも一方の部材を直線状に移動さ
    せる溶接方法。 10 特許請求の範囲第6項記載の溶接方法にお
    いて、上記誘導加熱の段階の前に、上記誘導コイ
    ルを円弧状に移動させて上記両端面の間に配置
    し、上記両端面を突き合わせる前に、該誘導コイ
    ルを上記両端面の間から取り除く段階をさらに含
    む溶接方法。 11 特許請求の範囲第10項記載の溶接方法に
    おいて、上記誘導コイルを移動させてさらに取り
    除く段階の中において、上記誘導コイルを冷却す
    る段階をさらに含む溶接方法。 12 1個の誘導コイルを用いて、溶接端面の周
    りにあつて内部中央に空間を形成する外周面から
    なる2つの部材の端面を溶接する誘導加熱溶接方
    法であつて、 上記2部材を上記端面間に隙間が生じるように
    離隔させて保持する段階と、 上記誘導コイルを上記隙間内に移動させて誘導
    加熱装置を加熱予定の上記各端面にそれぞれ沿つ
    て接近させて配置する段階と、 上記両端面の周囲を実質的に不活性なガスで被
    包する段階と、 上記誘導コイルに高周波電流を流して上記両端
    面を加熱する段階と、 上記両部材の温度が溶接温度に達すると上記隙
    間から上記誘導コイルを取り除く段階と、 上記両端面をアプセツトして溶着させる段階と
    からなる溶接方法。 13 特許請求の範囲第12項記載の溶接方法に
    おいて、2個の誘導コイルを用い、該両コイルを
    上記隙間に移動して、上記部材が溶接温度に達す
    ると該両コイルを上記隙間から取り除く溶接方
    法。 14 溶接端面の周りにあつて内部中央に空間を
    形成する外周面からなる2部材の端面を溶接する
    装置であつて、 上記端面間に隙間が生じるように該各端面を保
    持する装置と、 上記各端面がアプセツトの適温に達するまで上
    記各端面にそれぞれ沿つて接近して配置されて該
    各端面を加熱する誘導加熱装置と、 上記誘導加熱装置と上記両端面とを相対運動さ
    せて、上記両端面及び上記誘導加熱装置を、端面
    加熱位置と、端面から離隔された位置とに選択的
    に配置する装置と、 上記誘導加熱装置が上記端面から離隔された位
    置にあるとき、上記加熱された両端面に十分な力
    を加えて該両端面の一部をアプセツトする装置と
    を有する溶接装置。 15 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が上記両端面をアプセツト
    温度まで加熱し、さらに該加熱された両端面が加
    圧されている間、該両端面を実質的に不活性なガ
    スの雰囲気内に保持する装置をさらに含む装置。 16 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が単一の誘導コイルである
    装置。 17 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が、加熱要件の異なる端面
    を加熱するため、個別に制御される一対のコイル
    から構成されている装置。 18 特許請求の範囲第17項記載の装置におい
    て、溶着される上記2部材の端面の寸法が異なる
    装置。 19 特許請求の範囲第17項記載の装置におい
    て、溶着される上記2部材の表面が金属である装
    置。 20 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、上記2部材が加熱されてアプセツト溶接され
    ている際に、該2部材が互いに回転しないように
    該2部材を保持する装置。 21 特許請求の範囲第15項記載の装置におい
    て、上記実質的に不活性なガスの雰囲気が大気圏
    外空間のように完全真空である装置。 22 特許請求の範囲第14項記載の装置におい
    て、 上記誘導加熱装置が上記端面加熱位置にあると
    き、該誘導加熱装置を働かせて上記各端面を溶接
    温度まで加熱する装置をさらに含む溶接装置。 23 特許請求の範囲第22項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が上記両端面をアプセツト
    温度まで加熱し、さらに該加熱された両端面が加
    圧されている間、該両端面を実質的に不活性なガ
    スの雰囲気内に保持する装置をさらに含む装置。 24 特許請求の範囲第22項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が単一の誘導コイルである
    装置。 25 特許請求の範囲第22項記載の装置におい
    て、上記誘導加熱装置が、溶接するための加熱要
    件の異なる端面を加熱するため、個別に制御され
    る一対のコイルから構成されている装置。 26 特許請求の範囲第24項記載の装置におい
    て、2端面の加熱要件が異なる場合には、上記単
    一の誘導コイルと上記2端面の各々との上記隙間
    を調整して、誘導電流の要求が大きい一方の上記
    端面を、他方の上記端面より上記誘導コイルにさ
    らに接近させる装置。 27 実質的に酸素を含まない雰囲気の中で、溶
    接端面の周りにあつて内部中央に空間を形成する
    外周面からなる2部材の端面を誘導加熱してアプ
    セツト溶接する装置であつて、 上記両部材の一方を保持する第1保持装置と、
    上記端面間に隙間が生じるように上記両部材の他
    方を保持する第2保持装置と、 上記各端面にそれぞれ沿つて接近して配置され
    て該各端面を加熱する1個の誘導コイルと、 該誘導コイルと上記両端面とを相対運動させ
    て、上記誘導コイル及び上記両端面を、相互に整
    合する誘導加熱位置と、相互に整合しない溶接位
    置とに選択的に配置する装置と、 上記両端面の温度をアプセツトの温度まで高め
    るため、上記誘導加熱位置にある上記誘導コイル
    に高周波電流を流す装置と、 上記誘導コイルが上記溶接位置にあるとき、上
    記加熱された両端面に十分な力を加えて移動させ
    て該両端面をアプセツトする装置とを有する溶接
    装置。 28 特許請求の範囲第27項記載の装置におい
    て、上記誘導コイルが上記誘導加熱位置と上記溶
    接位置とにあるとき、上記第1保持装置が、上記
    2部材の一方をしつかりと固定する装置。 29 特許請求の範囲第27項記載の装置におい
    て、 上記第2保持装置が、上記2部材の他方を可動
    的に保持して、上記離隔位置と上記溶接位置との
    間を移動する装置。 30 特許請求の範囲第28項記載の装置におい
    て、上記加熱装置が上記第2保持装置に連結され
    た油圧シリンダのピストンロツドである装置。
JP62027422A 1986-03-27 1987-02-10 誘導加熱及び加圧による溶接方法及び装置 Granted JPS62227584A (ja)

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AU593339B2 (en) 1990-02-08
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