JPH0240280Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240280Y2 JPH0240280Y2 JP16304283U JP16304283U JPH0240280Y2 JP H0240280 Y2 JPH0240280 Y2 JP H0240280Y2 JP 16304283 U JP16304283 U JP 16304283U JP 16304283 U JP16304283 U JP 16304283U JP H0240280 Y2 JPH0240280 Y2 JP H0240280Y2
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- JP
- Japan
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- internal combustion
- combustion engine
- equipment
- ventilation
- atmospheric
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 本考案の技術分野
本考案は、内燃機関で駆動する発電設備、ポン
プ設備等において、換気（給，排気）の不具合発
生を確実に検出できるようにした内燃機関の監視
装置に関するものである。
プ設備等において、換気（給，排気）の不具合発
生を確実に検出できるようにした内燃機関の監視
装置に関するものである。
(2) 従来技術の説明
従来、第１図に示すような、デイーゼル機関、
ガスエンジン、ガスタービン機関などの内燃機関
１により発電機２やポンプ設備などを駆動する設
備においては、換気用の給気口や排気口よりの騒
音を外部周辺に放散し、環境を乱さぬために、上
記設備を構造物３に収納しているが、その際設備
を収納する建物やカバー等の構造物３には、吸音
材や迷路で構成された給気あるいは排気用の防音
構造の換気用給気消音器４および換気用排気消音
器５を設けている。そして給気口４側に電動フア
ン６を設け、強制的に換気用吸気４１、換気用排
気５１を行なつている。なお、７は排気消音器で
内燃機関１自身の発生する排ガス８の騒音を防止
するために設けられている。このような設備にお
いて、万一強制給気用電動フアン６が不具合とな
り、停止、あるいは給入口が閉鎖した場合には内
燃機関１への換気用給気４１が十分に行なわれ
ず、内燃機関１は燃焼不良をおこして停止するこ
とがあつた。従来、電動フアン６が停止してしま
つた場合には検出リレーなどの動作信号を用い、
発電装置の過電流保護などの保護動作を行なつて
いるが、給入口が閉鎖してしまつた場合には換気
の不具合を検出することはできず、依然として内
燃機関が燃焼不良をおこして停止してしまうとい
う欠点を有していた。
ガスエンジン、ガスタービン機関などの内燃機関
１により発電機２やポンプ設備などを駆動する設
備においては、換気用の給気口や排気口よりの騒
音を外部周辺に放散し、環境を乱さぬために、上
記設備を構造物３に収納しているが、その際設備
を収納する建物やカバー等の構造物３には、吸音
材や迷路で構成された給気あるいは排気用の防音
構造の換気用給気消音器４および換気用排気消音
器５を設けている。そして給気口４側に電動フア
ン６を設け、強制的に換気用吸気４１、換気用排
気５１を行なつている。なお、７は排気消音器で
内燃機関１自身の発生する排ガス８の騒音を防止
するために設けられている。このような設備にお
いて、万一強制給気用電動フアン６が不具合とな
り、停止、あるいは給入口が閉鎖した場合には内
燃機関１への換気用給気４１が十分に行なわれ
ず、内燃機関１は燃焼不良をおこして停止するこ
とがあつた。従来、電動フアン６が停止してしま
つた場合には検出リレーなどの動作信号を用い、
発電装置の過電流保護などの保護動作を行なつて
いるが、給入口が閉鎖してしまつた場合には換気
の不具合を検出することはできず、依然として内
燃機関が燃焼不良をおこして停止してしまうとい
う欠点を有していた。
(3) 考案の目的
本考案は、上記の欠点にかんがみなされたもの
で、内燃機関に駆動される設備を収納した防音構
造物内の換気用給気の供給状況を確実に監視でき
る内燃機関の監視装置を提供することを目的とす
る。
で、内燃機関に駆動される設備を収納した防音構
造物内の換気用給気の供給状況を確実に監視でき
る内燃機関の監視装置を提供することを目的とす
る。
(4) 考案の構成
本考案は内燃機関で駆動される発電設備やポン
プ設備などにおいて、上記設備類の設置構造物内
部に室内の気圧を大気圧と相対監視して、給気設
備などの異常による内燃機関への給気圧力の低下
を検出するＵ字管大気差圧計等から成る大気差圧
計を設けて構成したものである。
プ設備などにおいて、上記設備類の設置構造物内
部に室内の気圧を大気圧と相対監視して、給気設
備などの異常による内燃機関への給気圧力の低下
を検出するＵ字管大気差圧計等から成る大気差圧
計を設けて構成したものである。
(5) 実施例の説明
以下に本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。第２図において、第１図と同一記号のものは
同一または相当なものである。同図において、３
は内燃機関１および発電機２等を収納した防音構
造の構造物であり、構造物３は環境上の問題から
気密構造となつており外気の自然流入はない。構
造物３にはＵ字管式大気差圧計９（マノメータと
称する）とレベル検出器１１とから成る大気差圧
計が設けてある。Ｕ字管式大気差圧計９は、水，
水銀などの液体１０を収納したＵ字管部分を構造
物３内に配し、管路の一端を大気中（構造物３外
方）に、他端を構造物３内に開口して設けてあ
る。大気差圧計は、Ｕ字管部分の液体１０のレベ
ルをフロート式，光学式などよりなるレベル検出
器１１によつて検出することによつて構造物３内
の圧力が大気に対して負圧になつたことを検知す
るよう構成されている。
る。第２図において、第１図と同一記号のものは
同一または相当なものである。同図において、３
は内燃機関１および発電機２等を収納した防音構
造の構造物であり、構造物３は環境上の問題から
気密構造となつており外気の自然流入はない。構
造物３にはＵ字管式大気差圧計９（マノメータと
称する）とレベル検出器１１とから成る大気差圧
計が設けてある。Ｕ字管式大気差圧計９は、水，
水銀などの液体１０を収納したＵ字管部分を構造
物３内に配し、管路の一端を大気中（構造物３外
方）に、他端を構造物３内に開口して設けてあ
る。大気差圧計は、Ｕ字管部分の液体１０のレベ
ルをフロート式，光学式などよりなるレベル検出
器１１によつて検出することによつて構造物３内
の圧力が大気に対して負圧になつたことを検知す
るよう構成されている。
次に本考案の作用を説明する。内燃機関１は、
電動フアン６によつて換気給入口４より供給され
る外気を燃焼空気として室内より吸入し運転を行
なう。この際室内圧力と外気圧とのバランスは前
述したＵ字管式大気差圧計９のレベルがレベル検
出器１１によつて監視されている。今、なんらか
の原因によつて換気給入口４の閉鎖や電動フアン
６の停止が起こると、外部よりの換気用給気４１
が減少する。しかし内燃機関１が運転を継続する
ため構造物３内部の圧力は大気に対し負圧となり
始め構造物３内部に設置された前記Ｕ字管式大気
差圧計９が動作し、レベル検出器１１が負圧現象
を検出するので、換気の不具合の発生を検知する
ことができる。レベル検出器１１の出力によつ
て、例えば、警報を発生すると共に内燃機関１が
出力異常を発生する前に、発電機２の出力選択し
や断などの保護動作等を行なうように構成してお
けば、最重要負荷への電力の供給を継続しつつ、
異常発生を運転員に確実に検出、警報することが
できる。
電動フアン６によつて換気給入口４より供給され
る外気を燃焼空気として室内より吸入し運転を行
なう。この際室内圧力と外気圧とのバランスは前
述したＵ字管式大気差圧計９のレベルがレベル検
出器１１によつて監視されている。今、なんらか
の原因によつて換気給入口４の閉鎖や電動フアン
６の停止が起こると、外部よりの換気用給気４１
が減少する。しかし内燃機関１が運転を継続する
ため構造物３内部の圧力は大気に対し負圧となり
始め構造物３内部に設置された前記Ｕ字管式大気
差圧計９が動作し、レベル検出器１１が負圧現象
を検出するので、換気の不具合の発生を検知する
ことができる。レベル検出器１１の出力によつ
て、例えば、警報を発生すると共に内燃機関１が
出力異常を発生する前に、発電機２の出力選択し
や断などの保護動作等を行なうように構成してお
けば、最重要負荷への電力の供給を継続しつつ、
異常発生を運転員に確実に検出、警報することが
できる。
(6) 考案の効果
以上説明したように、本考案によれば内燃機関
で駆動する発電機がポンプ設備などを設置した構
造物中に、Ｕ字管式等の大気差圧計を設けて、室
内気圧低下を検出することを可能とするものであ
る。したがつて、近年、環境衛生面からの防音構
造要求がきつくなり構造物の密閉性は向上してお
り、給気関連部の故障等により酸素欠乏現象が起
こりやすいが、前記大気差圧計の設置により確実
に換気の不具合を検知することができるという優
れた効果を生ずるものである。
で駆動する発電機がポンプ設備などを設置した構
造物中に、Ｕ字管式等の大気差圧計を設けて、室
内気圧低下を検出することを可能とするものであ
る。したがつて、近年、環境衛生面からの防音構
造要求がきつくなり構造物の密閉性は向上してお
り、給気関連部の故障等により酸素欠乏現象が起
こりやすいが、前記大気差圧計の設置により確実
に換気の不具合を検知することができるという優
れた効果を生ずるものである。
第１図は従来の内燃機関による駆動設備の建物
内部構成図、第２図は本考案の一実施例の構成図
である。 １は内燃機関、２は発電機、３は建物、４は給
気口、５は換気用排気消音器、６は電動フアン、
７は排気消音器、８は排気ガス、９はＵ字管式大
気差圧計、１０は水、１１はレベル検出部。
内部構成図、第２図は本考案の一実施例の構成図
である。 １は内燃機関、２は発電機、３は建物、４は給
気口、５は換気用排気消音器、６は電動フアン、
７は排気消音器、８は排気ガス、９はＵ字管式大
気差圧計、１０は水、１１はレベル検出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内燃機関で駆動される発電設備やポンプ設備な
どの設備を構造物内に収納するものにおいて、 前記構造物に、該構造物内の気圧を監視し、前
記内燃機関への給気圧力の低下を検出する大気差
圧計を設けたことを特徴とする内燃機関の監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16304283U JPS6070732U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 内燃機関の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16304283U JPS6070732U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 内燃機関の監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070732U JPS6070732U (ja) | 1985-05-18 |
| JPH0240280Y2 true JPH0240280Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=30357857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16304283U Granted JPS6070732U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | 内燃機関の監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070732U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016050577A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 西部電気工業株式会社 | 防音ボックス及び防音方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5631360B2 (ja) * | 2012-06-07 | 2014-11-26 | デンヨー株式会社 | エンジン駆動作業機の吸気・排気構造 |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16304283U patent/JPS6070732U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016050577A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-11 | 西部電気工業株式会社 | 防音ボックス及び防音方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070732U (ja) | 1985-05-18 |
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