JPH0240018Y2 - - Google Patents

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JPH0240018Y2
JPH0240018Y2 JP1985008237U JP823785U JPH0240018Y2 JP H0240018 Y2 JPH0240018 Y2 JP H0240018Y2 JP 1985008237 U JP1985008237 U JP 1985008237U JP 823785 U JP823785 U JP 823785U JP H0240018 Y2 JPH0240018 Y2 JP H0240018Y2
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JP
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circuit
variable resistor
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speed
variable
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JP1985008237U
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JPS61127115U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、振動式パーツフイーダの速度コン
トローラに関するものである。
〔従来の技術〕
電子部品等の小部品の整列搬送のために、従来
から振動式パーツフイーダが使用されている。振
動式パーツフイーダは、内周面にら旋状搬送路を
設けたボウルに小部品を入れ、そのボウルに上下
方向と回転方向の複合振動を付与することによ
り、小部品が搬送路上に順次上昇するようにした
ものである。ボウルの振動は交流電磁石の作動に
より付与され、交流電磁石に印加する電圧の大小
によつて振動の振幅が決定され、その振幅の大小
によつて搬送速度が決定される。
そのため、従来から交流電磁石の印加電圧を位
相制御により適宜変更し、所要の搬送速度を得る
ようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の搬送速度は物品の大きさに応じて適宜設
定されるが、物品が小さくなればなるほど搬送速
度の設定範囲が限定されるため、高精度な調整が
要求されるが、従来の場合は速度調整用可変抵抗
のつまみの回転範囲でのみ調整できるにすぎず、
物品の種類に応じて搬送速度のゾーン設定の自由
度に制限があつた。
そこで、この考案は振動振幅の上限および下限
を調整することにより速度調整の分解能を高め、
これによつて搬送速度のゾーン設定の自由度を増
すことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するために、位相
角設定回路の可変抵抗を、上限設定用可変抵抗に
対し、速度調整用可変抵抗と下限調整用可変抵抗
の並列回路を直列回路を直列に接続した構成とし
たものである。
〔実施例〕
第1図はこの考案に係る速度コントローラの回
路図である。電磁石1の駆動回路2は、スイツチ
3、コンセント4を経て商用交流電源に接続され
る。上記の駆動回路2には、双方向性3端子サイ
リスタ等の3端子位相制御素子5とそのトリガー
回路からなる位相制御回路を有する。
トリガー回路は、双方向性2端子サイリスタ等
のトリガ素子6と、位相角設定回路7とからな
る。位相角設定回路7は、上限設定用可変抵抗
R1に対し、速度調整用可変抵抗R2と下限調整用
可変抵抗R3の並列回路を直列に接続し、更にコ
ンデンサC1を直列に接続したものである。上記
の速度調整用可変抵抗R2は、端子8,8を経て
配線板から引出され、装置の操作パネル9に実装
される。その抵抗値は、パネル9の前面に設けた
つまみを回転することにより増減される。他の可
変抵抗R1,R3はその他の回路部品とともに配線
板上に実装される。
また、トリガー素子6の一端は、コンデンサ
C1に接続され、その他端は位相制御素子5のゲ
ート端子10に接続される。
その他、抵抗R4は始動時の衝撃緩和用の抵抗
であり、抵抗R5は回路保護用抵抗である。また、
抵抗R6とコンデンサC2の直列回路は高インピー
ダンスであり、位相制御素子5のスイツチング時
のサージ吸収作用をなす。
次に、上記回路の作用について説明する。
位相角設定回路7の上限および下限設定用可変
抵抗R1,R3は、搬送すべき部品の大きさ等に応
じて所定の抵抗値に予め設定され、通常の作業時
は速度調整用可変抵抗R2のつまみを操作パネル
9上で操作することにより搬送速度を調整する。
この場合、位相角設定回路7の合成抵抗値が相対
的に小さく、したがつて回路の時定数が小である
ときは、トリガー素子6が、コンデンサC1の充
電電圧のゼロレベルから比較的短時間で一定のレ
ベルに達してターンオンする。その結果、位相制
御素子5がターンオンする位相角が小さくなるた
め、電磁石1に対する印加電圧は相対的に高くな
る。逆に、合成抵抗値が大きく、回路の時定数が
大であるときは、上記の位相角が大になるため、
印加電圧は低くなる。
従来は、速度調整用可変抵抗R2のみによつて
速度を調整するようにしていたので、この抵抗値
を最大から最小まで(つまみの回転角では最小か
ら最大)変化させると、印加電圧は、第2図の直
線aで示すように一定の範囲で最小から最大まで
変化するにすぎなかつた。
しかるに、この考案の場合は、上限および下限
設定用可変抵抗R1,R3を設けているので、第2
図の直線bで示すように印加電圧の上限を抑制
し、下限を上昇するように調整することができ
る。
すなわち、上限および下限設定用可変抵抗R1
R3は一定に設定したのち、速度調整用可変抵抗
R2の抵抗値をつまみの操作によりその抵抗値を
ゼロにすると、合成抵抗値はR1のみに左右され
る。したがつて、R1を所定の大きさに設定する
と、印加電圧の最大値が第2図のVHに低下し、
R2のつまみをその最大回転角(抵抗値最小)ま
でまわしても、印加電圧はVH以上に大きくなら
ない。
上記の場合、R3の抵抗値をゼロ近くに設定し
てみても印加電圧の最大値VHはR1のみによつて
決定され、R3の抵抗値に影響されない。
そこで、R1の抵抗値を印加電圧の最大値がVH
となるように定め、かつR3をR2の最大抵抗値よ
り小さい抵抗値での任意の値に設定すると、R2
とR3の合成抵抗はR3の抵抗値以上にならないの
で、R2のつまみを最小回転角度(抵抗値最大)
までまわしても、印加電圧は設定された一定の電
圧VL以下にならない。したがつて、R2の抵抗値
に対して印加電圧は、第2図の直線bで示すよう
に、Vmin−Vmaxより狭い範囲のVL−VHの範囲
内で変化する。
なお、抵抗R4は、スイツチ3開放時にコンデ
ンサC1の電荷を放電し、次回のスイツチ3の投
入時にトリガー素子6がターンオンするに至る電
圧レベルに達するまでの時間を遅延させることに
より、始動時の衝撃を緩和する。いわゆるスロー
スタートの作用を行なうものである。
〔効果〕
以上のように、この考案は位相角設定回路の可
変抵抗を、上限設定用可変抵抗R1に対し、下限
設定用可変抵抗R3を速度調整用可変抵抗R2と下
限設定用可変抵抗R3の並列回路を直列に接続し
たことにより単に速度調整用可変抵抗R2のみを
設ける場合に比べ、印加電圧の上限を抑制し、下
限を上昇することができるようになつた。その結
果、抵抗R2のつまみ回転角に対する印加電圧の
変化量が従来の場合より一層小さくなり、調整の
分解能が大きくなり、搬送速度のゾーン設定の自
由度が増す効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回路図、第2図はつまみ回転
角に対する印加電圧の関係を示すグラフである。 1……電磁石、2……駆動回路、5……位相制
御素子、6……トリガー素子、7……位相角設定
回路、R1……上限設定用可変抵抗、R2……速度
調整用可変抵抗、R3……下限設定用可変抵抗、
C1……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に接続される振動用電磁石の駆動回路
    に印加電圧の位相制御回路を設け、上記位相制御
    回路の位相角設定回路を上記駆動回路に接続され
    た可変抵抗とコンデンサの直列回路により構成
    し、そのコンデンサの電圧を位相制御回路のトリ
    ガ素子にかけるようにした振動式パーツフイーダ
    の速度コントローラにおいて、上記位相角設定回
    路の可変抵抗を、上限設定用可変抵抗に対し、速
    度調整用可変抵抗と下限調整用可変抵抗の並列回
    路を直列に接続することにより構成したことを特
    徴とする振動式パーツフイーダの速度コントロー
    ラ。
JP1985008237U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0240018Y2 (ja)

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JP1985008237U JPH0240018Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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JPS61127115U JPS61127115U (ja) 1986-08-09
JPH0240018Y2 true JPH0240018Y2 (ja) 1990-10-25

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JP6430122B2 (ja) * 2014-02-06 2018-11-28 株式会社東芝 増幅器

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