JPH0239704Y2 - - Google Patents

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JPH0239704Y2
JPH0239704Y2 JP1984054910U JP5491084U JPH0239704Y2 JP H0239704 Y2 JPH0239704 Y2 JP H0239704Y2 JP 1984054910 U JP1984054910 U JP 1984054910U JP 5491084 U JP5491084 U JP 5491084U JP H0239704 Y2 JPH0239704 Y2 JP H0239704Y2
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coil spring
shaft
torsion coil
elevator
group
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JP1984054910U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトーシヨンコイルスプリングを組付母
体に自動組付する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、組付作業の自動化が進みつつあり、各種
の部品が人手によらず組み付けられるようになつ
ている。トーシヨンコイルスプリングも、自動組
付されるようになつた部品の一例である。その組
付装置の例は特公昭57−1374号公報、実公昭56−
14017号公報、及び実公昭57−16663号公報に見受
けられる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記公報に記載された装置は、スプリングの両
端フツク部間隔を押し縮めた状態で組付母体の所
定個所に配置した後、スプリングをたわませてい
た力を徐々に解除して組付母体に設けた支え部に
フツク部を係合させるようにしており、作業時間
が長くかかる欠点があつた。
本考案は、作業時間を短縮できるトーシヨンコ
イルスプリング組付装置を提供することを目的と
する。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、トーシヨンコイルスプリングのコ
イル部に挿入されるセンターピンの外側にしごき
軸を配置し、このしごき軸の外側にジヨー群を配
置し、これらセンターピン、しごき軸、ジヨー群
をエレベータに支持させる。更に、ジヨー群の相
互間隔を変化させるアクチユエータと、エレベー
タに対する相対的な上下動をしごき軸に与えるア
クチユエータを設ける。
(ホ) 作用 トーシヨンコイルスプリングのコイル部にセン
ターピンを挿入し、トーシヨンコイルスプリング
の両端フツク部間隔をジヨー群をもつて押縮めれ
ばトーシヨンコイルスプリングは保持される。そ
してセンターピンが組付母体の取付軸に突き合わ
さり、またジヨー群が組付母体の取付軸と上下方
向において重なり合つてから、エレベータの上昇
と共にしごき軸を進出させると、トーシヨンコイ
ルスプリングは組付母体の方に残る。
(ヘ) 実施例 以下図に基き一実施例を説明する。第1図にお
いて、1はコイル部2の両端にフツク部3,4を
突出させた形状のトーシヨンコイルスプリング、
5は回動中心となる軸受部6に加えてフツク受7
とストツパ部8とを有する棒状の部品である。ス
プリング1と部品5とは、図の下方に見られるよ
うに、コイル部2を軸受部6の外周に嵌合させ、
フツク部3をフツク受7に係合させた状態に組合
せられる。そして組付母体の取付軸9に軸受部6
を嵌合させ、組付母体から突出した支えピン10
にフツク4を係合させることにより組付が行わ
れ、部品5は組付母体の支えピン11にストツパ
部8を係合させるべく回動附勢力を与えられる。
トーシヨンコイルスプリング組付装置12の構
造は次のようになつている。13は取付ベースで
あり、これは産業用ロボツトのアーム14に支持
される。15はエレベータで、2本のガイドバー
16,16を垂下させ、これを取付ベース13に
摺動自在に貫通させることにより、上下可能に支
持されている。取付ベース13にはエレベータ1
5を昇降させるためのエアシリンダ17を取り付
ける。18はエレベータ15から吊り下げられた
フレームである。フレーム18は吊下軸19を中
心として垂直軸線まわりに回動でき、その向きは
エレベータ15に取付けられたエアシリンダ20
によつて決定される。フレーム18は次の部材を
支持する。21はフレーム18の回動中心に垂直
且つ回動不能に支持された中空軸、22は中空軸
21の内部に軸方向に摺動できるよう挿入された
しごき軸である。しごき軸22は吊下軸19の上
端に支持したエアシリンダ23により昇降せしめ
られる。しごき軸22の内部にはセンターピン2
4を挿入する。センターピン24は圧縮コイルス
プリング25により下方に附勢される。通常の状
態では、しごき軸22の先端は中空軸21の先端
より少し上方に引つ込んでおり、逆にセンターピ
ン24の先端は中空軸21より少し下に突き出し
ている。また中空軸21の先端には部品5を通す
ための切欠26が設けられる(第7図以下参照)。
而して中空軸21の周囲には3個のジヨーが配
設される。第1のジヨー27は中空軸21に固定
されるが、第2のジヨー28及び第3のジヨー2
9は中空軸21の外周に回動可能に嵌合したスリ
ーブ30,31に装着されて中空軸21のまわり
を旋回できるようになつている。スリーブ30,
31には歯車部32,33を形設し、フレーム1
8に支持したロータリーアクチユエータ34,3
5の歯車36,37をこれにかみ合わせる。ロー
タリーアクチユエータ34,35は圧縮空気によ
り動作して歯車36,37に一定角度の回動を与
えるものである。なお、スリーブ30,31とフ
レーム18との間には引張コイルスプリング3
8、39を張り渡す。スプリング38,39は第
6図に見られるような形でスリーブ30,31に
巻付いており、上から見てスリーブ30には反時
計方向の回動附勢力を、スリーブ31には時計方
向の回動附勢力を、それぞれ与えている。
次に作用を説明する。トーシヨンコイルスプリ
ング1及び部品5は実公昭57−16663号公報に例
示されるような供給手段により所定の位置に所定
の姿勢で供給されるものであるが、まずロボツト
アーム14を動かして部品5の軸受部6の真上に
センターピン24を位置させ、次いでエレベータ
15を下げ、センターピン24を軸受部6に挿入
する。それからロータリーアクチユエータ34を
動作させるとジヨー28が旋回して、ジヨー2
7,28の相互間隔が縮まり、部品5はジヨー2
7,28によつて挾まれる。この間の挙動を第7
図及び第8図に示す。次にトーシヨンコイルスプ
リング組付装置12は、トーシヨンコイルスプリ
ング1の供給部へと移動し、部品5の軸受部6を
スプリングのコイル部2に突き入れる。続いてロ
ータリーアクチユエータ35が動作し、ジヨー2
9を旋回させてジヨー28に接近させる。すると
第9図及び第10図に見られるようにフツク部3
は部品5のフツク受7に受け止められ、フツク部
4はジヨー29に押されて、フツク部3,4の間
隔は押し縮められる。トーシヨンコイルスプリン
グ組付装置12はこのように部品5及びトーシヨ
ンコイルスプリング1を保持した状態で組付母体
の上に移動し、取付軸9の中心にセンターピン2
4の中心を一致させる。エレベータ15が降下す
るとセンターピン24が取付軸9に突き合わさ
る。エレベータ15がなおも降下すると中空軸2
1はそれに従つて降下するがセンターピン24は
圧縮コイルスプリング25を圧縮しつつ相対的に
退避し、部品5の軸受部6は取付軸9に乗り移
る。軸受部6が完全に取付軸9に嵌合した時点で
は、ジヨー28,29の先端は取付軸9及び支え
ピン10,11と上下方向において重なり合う。
ここでエアシリンダ23を動作させるとしごき軸
22が部品5を押さえつける。エアシリンダ23
をそのまま動作状態にしておいてエレベータ15
を上昇させるとジヨー27,28,29が部品5
及びトーシヨンコイルスプリング1から離れる。
この時ジヨー28を少し後退させてジヨー27と
挾持力を弱めるかゼロにしておく。ジヨー28,
29が部品5及びトーシヨンコイルスプリング1
から離れるや否や、フツク部3,4の間隔が広が
り、フツク部4は支えピン10に、部品5のスト
ツパ部8は支えピン11に、それぞれ支持され
る。この間の状況を第11図及び第12図に示
す。しごき軸22は中空軸21に対し相対的に進
出する形になるが、このしごき軸22もやがて部
品5から離れ、トーシヨンコイルスプリング1及
び部品5は組付母体に残り、組付は完了する。装
置12が部品5の供給部へと再び移動する間にエ
アシリンダ23及びロータリーアクチユエータ3
4,35は復帰動作を行い、しごき軸22及びジ
ヨー28,29は初期状態に戻る。なお、引張コ
イルスプリング38,39による回動附勢力はジ
ヨー28がジヨー27との間で部品5を挾む方
向、及びジヨー29がフツク部3,4の間隔を縮
める方向に一致しており、移送途中で停電事故が
あつても部品5及びトーシヨンコイルスプリング
1は引張コイルスプリング38,39の力で保持
され、落下しない。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、トーシヨンコイルスプリング
のフツク部間隔を押し縮めた状態で組付位置へ運
ぶことまでは従来装置と同じであるが、 その後、然るべき支え部にフツク部を引き渡す
のに、フツク部間隔を縮めていたジヨーを外側に
開いて行くことをせず、エレベータを上昇させつ
つしごき軸を進出させ、トーシヨンコイルスプリ
ングの組付母体への乗移りと、トーシヨンコイル
スプリング組付装置の組付母体からの離脱が同時
に進行するようにしたから、従来よりもずつとス
ピーデイーに作業を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はトーシ
ヨンコイルスプリングと部品、及びその組付状況
を示す斜視図、第2図はトーシヨンコイルスプリ
ング組付装置の一部断面側面図、第3図は同上装
置の正面図、第4図は同上装置の一部断面背面
図、第5図は同上装置の上面図、第6図は部分的
構成の説明図である。第7図以下は組付作業の説
明図で、第7図は部品ピツクアツプ時の装置下端
部縦断面図、第8図はその下面図、第9図及び第
10図はトーシヨンコイルスプリングピツクアツ
プ時の、第11図及び第12図は組付母体に組み
付ける時の、それぞれ装置下端部縦断面図及び下
面図である。 1……トーシヨンコイルスプリング、2……コ
イル部、3,4……フツク部、9……取付軸、1
0,11……支えピン(支え部)、24……セン
ターピン、22……しごき軸、28,29……ジ
ヨー、15……エレベータ、34,35……ロー
タリーアクチユエータ(アクチユエータ)、23
……エアシリンダ(アクチユエータ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トーシヨンコイルスプリングのコイル部に挿入
    されるセンターピンと、 前記センターピンの外側に配置されるしごき軸
    と、 前記しごき軸の外側に配置されるジヨー群と、 前記センターピン、しごき軸、ジヨー群を支持
    するエレベータと、 ジヨー群の相互間隔を変化させ、前記トーシヨ
    ンコイルスプリングの両端フツク部間隔をこのジ
    ヨー群をもつて押し縮めることにより、トーシヨ
    ンコイルスプリングの保持を行わせるアクチユエ
    ータと、 前記エレベータに対する相対的な上下動をしご
    き軸に与えるものにして、センターピンが組付母
    体の取付軸に突き合わさり、またジヨー群が組付
    母体側の支え部と上下方向において重なり合つて
    から、エレベータの上昇と共にしごき軸を進出さ
    せ、トーシヨンコイルスプリングを組付母体に残
    させるアクチユエータとを備えたトーシヨンコイ
    ルスプリング組付装置。
JP5491084U 1984-04-13 1984-04-13 ト−シヨンコイルスプリング組付装置 Granted JPS60167632U (ja)

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JP5491084U JPS60167632U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 ト−シヨンコイルスプリング組付装置

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JPS60167632U JPS60167632U (ja) 1985-11-07
JPH0239704Y2 true JPH0239704Y2 (ja) 1990-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523828B2 (ja) * 1988-10-17 1996-08-14 富士写真フイルム株式会社 引張コイルバネの組付方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5614017U (ja) * 1979-07-11 1981-02-06
JPS571374A (en) * 1980-06-05 1982-01-06 Oki Design Kenkyusho Kk Feeder for pinball
JPS5721238A (en) * 1980-07-08 1982-02-03 Mitsubishi Motors Corp Automatic fitting device for elastic ring member

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