JPH023968B2 - - Google Patents
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- JPH023968B2 JPH023968B2 JP56118530A JP11853081A JPH023968B2 JP H023968 B2 JPH023968 B2 JP H023968B2 JP 56118530 A JP56118530 A JP 56118530A JP 11853081 A JP11853081 A JP 11853081A JP H023968 B2 JPH023968 B2 JP H023968B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B9/00—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
- G02B9/60—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having five components only
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
本発明は画角28.5゜、口径比1.4を有し、近距離
撮影性能が良好で全長の短いコンパクトな大口径
比長焦点レンズに関する。 一般に画角28.5゜前後の長焦点レンズは、遠近
感描写の自然なことから、ポートレート用レンズ
と呼ばれ、近距離物体に対する使用頻度がかなり
高い。このため、Fナンバー1.4の大口径比レン
ズと言えどもFナンバー1.8〜2のレンズと同等
ないしはそれ以上の近距離撮影が可能となる高性
能なレンズが望まれている。 一方、バツクフオーカスの短いコンパクトな長
焦点レンズをガウス型によつて得るためには、絞
りより前側に配置されたレンズ群の屈折力を絞り
より後側に配置されたレンズ群の屈折力に比して
かなり強くすることが必要である。従つて、コン
パクト化をはかりながら大口径比を実現すること
は困難で、また、ある特定の設計基準倍率におい
て各収差を良好に補正し得たとしても、基準倍率
を外れるに従つて性能の劣化が大きくなる。通常
は無限遠物体を基準として設計される場合が多い
ため、近距離物体に対して性能低下が著しくな
る。即ち球面収差、非点収差、コマ収差等が極度
に変動してしまう。従つて至近距離をある程度に
とどめるか、または近接撮影においては結像性能
の維持をあきらめて設計せざるを得なかつた。 本発明は、ポートレート用レンズとして優れた
結像性能を有するコンパクトな大口径比長焦点レ
ンズ、すなわち、無限遠における性能が良好であ
ることのみならず、近距離においても性能劣化の
少ない、コンパクトな大口径比長焦点レンズを得
ることを目的とする。 本発明による大口径比長焦点レンズは、物体側
から順に、2つの正レンズと、負レンズとを有し
全体として正の屈折力を有する第1群、絞り、像
側に凸面を向けたメニスカスレンズの第2群、お
よび正の屈折力を有する第3群を有するレンズ系
において、全系の屈折力をφ、第1群の屈折力を
φG1とするとき、 0.45φ<φG1<0.6φ (1) を満足するとともに、無限遠から近距離への合焦
の際に、該第2群と該第3群との間隔が拡大する
ように、該第1群と該第2群とが一体となつて該
第3群の移動量よりも大きな移動量で像面に対し
共に物体側へ移動し、該第1群と該第2群との一
体的移動量をΔ12、該第3群の移動量をΔ3とする
とき、 0.26<Δ12−Δ3/Δ12<0.4 (2) の一定の比率を保ちつつ移動するものである。 以下、本発明による各条件式について説明す
る。 バツクフオーカスの短いコンパクトな長焦点レ
ンズを得るためには絞りより前側に配置されたレ
ンズ群の屈折力を、後側に配置されたレンズ群の
屈折力に比してかなり強くすることが必要であ
る。他方、第1群G1の屈折力を強めることは大
口径比化には不利なため、コンパクト化をはかり
ながら大口径比レンズを得るためには第1群の屈
折力を適切に選択しなければならない。そのため
の条件式が(1)である。 すなわち、第1群の屈折力φG1が条件(1)式の上
限を超えるとバツクフオーカスを短縮せしめレン
ズ全長をコンパクトにするのには有利であるが無
限遠物体に対して球面収差の発生が著しく、Fナ
ンバー1.4の大口径比を達成するのが困難になる
のみならず、近距離物体に対する球面収差、非点
収差、コマ収差の変動が増大し、(2)式で示すよう
な補助手段を施したにしても補正することが困難
になる。他方、下限を越えると、バツクフオーカ
スが増大し、コンパクト化の目的に反する。加え
て第1群G1での光束の収斂作用が不十分となり、
至近距離において、絞りより後の第2,3群G2,
G3での収差補正負担が増加するため、近距離状
態での性能の劣化を招く。 従つて、コンパクト化を図りながら、近距離物
体に対する性能劣化を最少限に抑え、(2)式で示す
ようないわゆる間隔修正の方法を併用し、近距離
性能の良好な大口径比レンズを得るためには絞り
より前の第1群の屈折力を(1)式の範囲に定めるこ
とが必要である。 一般にガウス型レンズの近接時の収差変動は球
面収差の補正不足方向に、メリデイオナル、サジ
ツタル両像面は共に負の方向に、又コマ収差はい
わゆる外方コマが増大してゆく方向となる傾向が
ある。特に、大口径比化を図ると、球面収差及び
コマ収差の補正が困難となる傾向にある。本発明
によるレンズ系は第2群G2と第3群G3との間で
光束は収斂状態になつているため近距離物体に対
してこの間隔d10を合焦のための全系のくり出し
と連動させて拡げることにより、軸上物点からの
光線束の第3群G3への入射高を低くすることが
でき、その結果第3群で発生する負の球面収差を
軽減し、近距離撮影時の球面収差の劣化が防止で
きる。また第2群と第3群との間隔d10を拡げる
と軸外物点からの斜光束に対しては第3群への入
射高が大きくなり、主光線に対する屈折作用が大
となる一方、下方の光線の屈折作用が弱まるた
め、近距離撮影時に増大しがちな外方コマが抑え
られる。更に、第3群の形状を適当に選択するこ
とにより、非点収差もバランス良く補正できる。 このように、ガウス型レンズの近接撮影時にお
ける性能劣化は、第1,2群と第3群を物体方向
へ異なる速度でくり出し、第2群と第3群との間
隔d10を拡げることにより補正できる。 この補正の効果は、第3群の屈折力、補正のた
めの第3群の移動量に依存するので適切な値の選
択が必要である。 (2)式は、第1,2群G1,G2と第3群G3との近
距離物体撮影時にくり出す移動量の差、すなわち
間隔d10の近距離時における補正量を規定するも
のである。(2)式の値が下限を下まわると、補正効
果を十分発揮するためには第3群G3の屈折力を
強くする必要が生じる。そして、第3群G3で過
剰な光線の集中が起こり、球面収差が補正不足に
なる。この欠点を解消するため屈折率の高い硝子
を使用すると、現有の硝子では第3群において色
消しが不十分になり、倍率色収差が補正しきれな
い。 また、第3群の屈折力を強くすることは、撮影
距離による歪曲収差、倍率色収差の変動を招くこ
とになり好ましくない。 一方、(2)式の値が上限を上まわると、第3群
G3の屈折力がそれほど強くなくとも、適度な補
正効果が得られるため、第3群の収差補正上の負
担が軽減され、大口径比レンズの実現には有利に
なる。しかしながら、(2)式の値が上限を上まわ
り、第1,2群と第3群の間隔d10があまり大き
くなると、至近距離撮影時に周辺光量を確保する
のが困難になる。すなわち一般には無限遠状態で
ある一定の周辺光量を確保するように設定してあ
るので、第2群と第3群との間隔d10を拡げるに
従つて、画面周辺に向かう光束の第3群への入射
高が大きなり、光束の上側から次第にケラレ量が
増大してくる。また、至近時において十分な周辺
光量を確保するためには、第3群レンズの有効直
径を増大しなければならなくなる。これはレンズ
の小型化に不利であるのみならず、このレンズを
装着するカメラボデーのマウントの直径の制約の
ため困難である。 このような本発明において、各群を次のように
構成することが望ましい。すなわち、正の屈折力
を有する第1群G1は、第1図に示すごとく、物
体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズの第1レンズL1、同じく物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズの第2レンズL2、
両凸レンズと両凹レンズとの貼合せからなる第3
レンズL3で構成され、第2群G2は負レンズと正
レンズとの貼合せからなる第4レンズL4で構成
され、第3群G3は単一の正レンズの第5レンズ
L5で構成される。 そして更に、全系のコンパクトさを保ちつつ、
無限遠から近距離まで性能変化の少ない大口径比
長焦点レンズを得るためには、第1群G1を構成
する各要素を次の範囲内に定めることが望まし
い。 0.75φ<φL1<0.85φ (3) 0.9φ<φL2<1.1φ (4) φL2>φL1 (5) 0<−φa<0.3φ (6) ここでφを全系の屈折力、φL1、φL2を各々第1
群G1を構成する第1レンズL1及び第2レンズL2
の屈折力、φaを第2レンズL2と第3レンズL3と
の間の空気レンズの屈折力とする。 第1群G1の第1レンズL1の屈折力が(3)式の上
限を超えると輪帯球面収差が増大し、大口径比が
達成しえず、特に近距離時における収差変動が著
しい。一方下限を超えると、収差補正上は有利で
あるが、光束の収斂作用が不充分で、バツクフオ
ーカスを短縮して、コンパクト化することが困難
になる。 第1群G1の第2レンズL2の屈折力が(4)式の上
限を超えると高次の球面収差が過大に発生し、(6)
式で示される空気レンズをはじめとする他の要素
の働きをもつてしても打ち消すことが出来なくな
る。下限を超えると屈折力が不充分でコンパクト
化が困難になる。コンパクト化には第1群G1を
構成する二枚の正レンズL1,L2の屈折力を共に
強めることが有効であるが、幅広い光束が通過す
るこれらのレンズによる高次収差の発生を最小限
にすることが肝要であり、そのためには、その直
後の発散作用をもつ空気レンズを伴なう第2レン
ズL2においてより多く屈折力を分担することが
有利である。すなわち(5)式に示すようにφL2>φL1
であることが望ましい。 第1レンズL1、第2レンズL2において発生し
た高次の負の球面収差、非点収差を緩和し、コン
パクト化と広い撮影倍率範囲内で良好な収差バラ
ンスを実現するためには、第2レンズL2と、第
3レンズL3との間に形成される空気レンズの働
らきが重要で、その屈折力を(6)式の範囲に構成す
ることが望ましい。すなわち、空気レンズの発散
作用が強いほど第1レンズL1と第2レンズL2の
正の屈折力を強くすることができ、コンパクト化
には有利であるが、その値が(6)式の上限を超える
と、軸外光束の瞳の上方を通る光線によるコマ収
差が増大し好ましくない。 更に本発明においては、大口径比の仕様を確保
しつつ、効果的に近距離時の補正を行なうために
は、第3群G3の正レンズの形状を以下のように
することが望ましい。すなわち第3群を構成する
正レンズの物体側の面と像側の面の曲率半径を
各々r11,r12とするとき、 −0.7<r11+r12/r11−r12<−0.3 (7) の条件を満足することである。 この(7)式の値が上限を超えると、レンズの形状
が入射瞳に対してよりコンセントリツクに近づく
ため非点収差の発生が少なく有利であるが、側側
の曲率が強くなるため球面収差が増大し、大口径
比が達成しえない。一方、下限を下まわると球面
収差の補正が容易になる反面、近距離撮影時に主
光線より下方の光線に対する屈折作用の減少の効
果が薄くなるため第2群と第3群との間隔変化に
もかかわらずコマ収差の補正、非点収差の補正が
不十分になる。 本発明による第1実施例の無限遠撮影状態での
レンズ断面形状を第1図aに、近距離撮影状態で
のレンズ断面形状を第1図bに示し、無限遠物体
に対する各収差図を第2図aに、撮影倍率1/10
の物体に対する各収差図を第2図bに示した。更
に比較のため第2群G2と第3群G3の間隔d10を無
限遠撮影状態のときの値に固定したまま全体繰り
出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合の各収
差を第2図cに示した。 また、本発明による第2実施例の無限遠撮影状
態でのレンズ断面形状を第3図aに、近距離撮影
状態でのレンズ断面形状を第3図bに示し、無限
遠物体に対する各収差を第4図aに、撮影倍率1/
10の物体に対する各収差を第4図bに示した。更
に比較のため第2群G2と第3群G3の間隔d10を無
限遠撮影状態のときの値に固定したまま全体繰り
出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合の各収
差を第4図cに示した。 これら各実施例の諸元を以下に示す。 但し、r1,r2、……は物体側から順次の各レン
ズ面の曲率半径、d1,d2、……は各レンズの中心
厚及び空気間隔、n1,n2、……及びν1,ν2、……
はそれぞれ各レンズの屈折率及びアツベ数を表わ
す。
撮影性能が良好で全長の短いコンパクトな大口径
比長焦点レンズに関する。 一般に画角28.5゜前後の長焦点レンズは、遠近
感描写の自然なことから、ポートレート用レンズ
と呼ばれ、近距離物体に対する使用頻度がかなり
高い。このため、Fナンバー1.4の大口径比レン
ズと言えどもFナンバー1.8〜2のレンズと同等
ないしはそれ以上の近距離撮影が可能となる高性
能なレンズが望まれている。 一方、バツクフオーカスの短いコンパクトな長
焦点レンズをガウス型によつて得るためには、絞
りより前側に配置されたレンズ群の屈折力を絞り
より後側に配置されたレンズ群の屈折力に比して
かなり強くすることが必要である。従つて、コン
パクト化をはかりながら大口径比を実現すること
は困難で、また、ある特定の設計基準倍率におい
て各収差を良好に補正し得たとしても、基準倍率
を外れるに従つて性能の劣化が大きくなる。通常
は無限遠物体を基準として設計される場合が多い
ため、近距離物体に対して性能低下が著しくな
る。即ち球面収差、非点収差、コマ収差等が極度
に変動してしまう。従つて至近距離をある程度に
とどめるか、または近接撮影においては結像性能
の維持をあきらめて設計せざるを得なかつた。 本発明は、ポートレート用レンズとして優れた
結像性能を有するコンパクトな大口径比長焦点レ
ンズ、すなわち、無限遠における性能が良好であ
ることのみならず、近距離においても性能劣化の
少ない、コンパクトな大口径比長焦点レンズを得
ることを目的とする。 本発明による大口径比長焦点レンズは、物体側
から順に、2つの正レンズと、負レンズとを有し
全体として正の屈折力を有する第1群、絞り、像
側に凸面を向けたメニスカスレンズの第2群、お
よび正の屈折力を有する第3群を有するレンズ系
において、全系の屈折力をφ、第1群の屈折力を
φG1とするとき、 0.45φ<φG1<0.6φ (1) を満足するとともに、無限遠から近距離への合焦
の際に、該第2群と該第3群との間隔が拡大する
ように、該第1群と該第2群とが一体となつて該
第3群の移動量よりも大きな移動量で像面に対し
共に物体側へ移動し、該第1群と該第2群との一
体的移動量をΔ12、該第3群の移動量をΔ3とする
とき、 0.26<Δ12−Δ3/Δ12<0.4 (2) の一定の比率を保ちつつ移動するものである。 以下、本発明による各条件式について説明す
る。 バツクフオーカスの短いコンパクトな長焦点レ
ンズを得るためには絞りより前側に配置されたレ
ンズ群の屈折力を、後側に配置されたレンズ群の
屈折力に比してかなり強くすることが必要であ
る。他方、第1群G1の屈折力を強めることは大
口径比化には不利なため、コンパクト化をはかり
ながら大口径比レンズを得るためには第1群の屈
折力を適切に選択しなければならない。そのため
の条件式が(1)である。 すなわち、第1群の屈折力φG1が条件(1)式の上
限を超えるとバツクフオーカスを短縮せしめレン
ズ全長をコンパクトにするのには有利であるが無
限遠物体に対して球面収差の発生が著しく、Fナ
ンバー1.4の大口径比を達成するのが困難になる
のみならず、近距離物体に対する球面収差、非点
収差、コマ収差の変動が増大し、(2)式で示すよう
な補助手段を施したにしても補正することが困難
になる。他方、下限を越えると、バツクフオーカ
スが増大し、コンパクト化の目的に反する。加え
て第1群G1での光束の収斂作用が不十分となり、
至近距離において、絞りより後の第2,3群G2,
G3での収差補正負担が増加するため、近距離状
態での性能の劣化を招く。 従つて、コンパクト化を図りながら、近距離物
体に対する性能劣化を最少限に抑え、(2)式で示す
ようないわゆる間隔修正の方法を併用し、近距離
性能の良好な大口径比レンズを得るためには絞り
より前の第1群の屈折力を(1)式の範囲に定めるこ
とが必要である。 一般にガウス型レンズの近接時の収差変動は球
面収差の補正不足方向に、メリデイオナル、サジ
ツタル両像面は共に負の方向に、又コマ収差はい
わゆる外方コマが増大してゆく方向となる傾向が
ある。特に、大口径比化を図ると、球面収差及び
コマ収差の補正が困難となる傾向にある。本発明
によるレンズ系は第2群G2と第3群G3との間で
光束は収斂状態になつているため近距離物体に対
してこの間隔d10を合焦のための全系のくり出し
と連動させて拡げることにより、軸上物点からの
光線束の第3群G3への入射高を低くすることが
でき、その結果第3群で発生する負の球面収差を
軽減し、近距離撮影時の球面収差の劣化が防止で
きる。また第2群と第3群との間隔d10を拡げる
と軸外物点からの斜光束に対しては第3群への入
射高が大きくなり、主光線に対する屈折作用が大
となる一方、下方の光線の屈折作用が弱まるた
め、近距離撮影時に増大しがちな外方コマが抑え
られる。更に、第3群の形状を適当に選択するこ
とにより、非点収差もバランス良く補正できる。 このように、ガウス型レンズの近接撮影時にお
ける性能劣化は、第1,2群と第3群を物体方向
へ異なる速度でくり出し、第2群と第3群との間
隔d10を拡げることにより補正できる。 この補正の効果は、第3群の屈折力、補正のた
めの第3群の移動量に依存するので適切な値の選
択が必要である。 (2)式は、第1,2群G1,G2と第3群G3との近
距離物体撮影時にくり出す移動量の差、すなわち
間隔d10の近距離時における補正量を規定するも
のである。(2)式の値が下限を下まわると、補正効
果を十分発揮するためには第3群G3の屈折力を
強くする必要が生じる。そして、第3群G3で過
剰な光線の集中が起こり、球面収差が補正不足に
なる。この欠点を解消するため屈折率の高い硝子
を使用すると、現有の硝子では第3群において色
消しが不十分になり、倍率色収差が補正しきれな
い。 また、第3群の屈折力を強くすることは、撮影
距離による歪曲収差、倍率色収差の変動を招くこ
とになり好ましくない。 一方、(2)式の値が上限を上まわると、第3群
G3の屈折力がそれほど強くなくとも、適度な補
正効果が得られるため、第3群の収差補正上の負
担が軽減され、大口径比レンズの実現には有利に
なる。しかしながら、(2)式の値が上限を上まわ
り、第1,2群と第3群の間隔d10があまり大き
くなると、至近距離撮影時に周辺光量を確保する
のが困難になる。すなわち一般には無限遠状態で
ある一定の周辺光量を確保するように設定してあ
るので、第2群と第3群との間隔d10を拡げるに
従つて、画面周辺に向かう光束の第3群への入射
高が大きなり、光束の上側から次第にケラレ量が
増大してくる。また、至近時において十分な周辺
光量を確保するためには、第3群レンズの有効直
径を増大しなければならなくなる。これはレンズ
の小型化に不利であるのみならず、このレンズを
装着するカメラボデーのマウントの直径の制約の
ため困難である。 このような本発明において、各群を次のように
構成することが望ましい。すなわち、正の屈折力
を有する第1群G1は、第1図に示すごとく、物
体側から順に、物体側に凸面を向けた正メニスカ
スレンズの第1レンズL1、同じく物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズの第2レンズL2、
両凸レンズと両凹レンズとの貼合せからなる第3
レンズL3で構成され、第2群G2は負レンズと正
レンズとの貼合せからなる第4レンズL4で構成
され、第3群G3は単一の正レンズの第5レンズ
L5で構成される。 そして更に、全系のコンパクトさを保ちつつ、
無限遠から近距離まで性能変化の少ない大口径比
長焦点レンズを得るためには、第1群G1を構成
する各要素を次の範囲内に定めることが望まし
い。 0.75φ<φL1<0.85φ (3) 0.9φ<φL2<1.1φ (4) φL2>φL1 (5) 0<−φa<0.3φ (6) ここでφを全系の屈折力、φL1、φL2を各々第1
群G1を構成する第1レンズL1及び第2レンズL2
の屈折力、φaを第2レンズL2と第3レンズL3と
の間の空気レンズの屈折力とする。 第1群G1の第1レンズL1の屈折力が(3)式の上
限を超えると輪帯球面収差が増大し、大口径比が
達成しえず、特に近距離時における収差変動が著
しい。一方下限を超えると、収差補正上は有利で
あるが、光束の収斂作用が不充分で、バツクフオ
ーカスを短縮して、コンパクト化することが困難
になる。 第1群G1の第2レンズL2の屈折力が(4)式の上
限を超えると高次の球面収差が過大に発生し、(6)
式で示される空気レンズをはじめとする他の要素
の働きをもつてしても打ち消すことが出来なくな
る。下限を超えると屈折力が不充分でコンパクト
化が困難になる。コンパクト化には第1群G1を
構成する二枚の正レンズL1,L2の屈折力を共に
強めることが有効であるが、幅広い光束が通過す
るこれらのレンズによる高次収差の発生を最小限
にすることが肝要であり、そのためには、その直
後の発散作用をもつ空気レンズを伴なう第2レン
ズL2においてより多く屈折力を分担することが
有利である。すなわち(5)式に示すようにφL2>φL1
であることが望ましい。 第1レンズL1、第2レンズL2において発生し
た高次の負の球面収差、非点収差を緩和し、コン
パクト化と広い撮影倍率範囲内で良好な収差バラ
ンスを実現するためには、第2レンズL2と、第
3レンズL3との間に形成される空気レンズの働
らきが重要で、その屈折力を(6)式の範囲に構成す
ることが望ましい。すなわち、空気レンズの発散
作用が強いほど第1レンズL1と第2レンズL2の
正の屈折力を強くすることができ、コンパクト化
には有利であるが、その値が(6)式の上限を超える
と、軸外光束の瞳の上方を通る光線によるコマ収
差が増大し好ましくない。 更に本発明においては、大口径比の仕様を確保
しつつ、効果的に近距離時の補正を行なうために
は、第3群G3の正レンズの形状を以下のように
することが望ましい。すなわち第3群を構成する
正レンズの物体側の面と像側の面の曲率半径を
各々r11,r12とするとき、 −0.7<r11+r12/r11−r12<−0.3 (7) の条件を満足することである。 この(7)式の値が上限を超えると、レンズの形状
が入射瞳に対してよりコンセントリツクに近づく
ため非点収差の発生が少なく有利であるが、側側
の曲率が強くなるため球面収差が増大し、大口径
比が達成しえない。一方、下限を下まわると球面
収差の補正が容易になる反面、近距離撮影時に主
光線より下方の光線に対する屈折作用の減少の効
果が薄くなるため第2群と第3群との間隔変化に
もかかわらずコマ収差の補正、非点収差の補正が
不十分になる。 本発明による第1実施例の無限遠撮影状態での
レンズ断面形状を第1図aに、近距離撮影状態で
のレンズ断面形状を第1図bに示し、無限遠物体
に対する各収差図を第2図aに、撮影倍率1/10
の物体に対する各収差図を第2図bに示した。更
に比較のため第2群G2と第3群G3の間隔d10を無
限遠撮影状態のときの値に固定したまま全体繰り
出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合の各収
差を第2図cに示した。 また、本発明による第2実施例の無限遠撮影状
態でのレンズ断面形状を第3図aに、近距離撮影
状態でのレンズ断面形状を第3図bに示し、無限
遠物体に対する各収差を第4図aに、撮影倍率1/
10の物体に対する各収差を第4図bに示した。更
に比較のため第2群G2と第3群G3の間隔d10を無
限遠撮影状態のときの値に固定したまま全体繰り
出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合の各収
差を第4図cに示した。 これら各実施例の諸元を以下に示す。 但し、r1,r2、……は物体側から順次の各レン
ズ面の曲率半径、d1,d2、……は各レンズの中心
厚及び空気間隔、n1,n2、……及びν1,ν2、……
はそれぞれ各レンズの屈折率及びアツベ数を表わ
す。
【表】
φ
【表】
【表】
φ
第1図a及び第1図bにはそれぞれ本発明の第
1実施例の無限遠(d0=∞)及び撮影倍率(β)
1/10の近距離撮影状態でのレンズ構成を示した
が、第2図aには第1実施例の無限遠物体に対す
る球面収差(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差
(Dis)、横収差(Lat)を示し、第2図bには撮
影倍率1/10の近距離物体に対する球面収差
(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差(Dis)、横収
差(Lat)を示した。第2図cには比較のため第
2群G2と第3群G3との間隔d10を無限遠の状態の
値に固定したままくり出しのみによつて撮影倍率
1/10にした場合の球面収差(Sph)、非点収差
(Ast)、歪曲収差(Dis)、横収差(Lat)を示し
た。 第3図a、第3図bは本発明の第2実施例の無
限遠(d0=∞)及び撮影倍率(β)1/10の近距離
撮影状態でのレンズ構成を示したが、第4図aは
第2実施例の無限遠物体に対する球面収差
(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差(Dis)およ
び横収差(Lat)を示し、第4図bは撮影倍率1/
10の近距離物体に対する球面収差(Spb)、非点
収差(Ast)、歪曲収差(Dis)、および横収差
(Lat)を示す。第4図cは比較のために第2群
G2と第3群G3の間隔d10を無限遠の状態の値に固
定したまま全体くり出しのみによつて撮影倍率1/
10にした場合の球面収差(Sph)、非点収差
(Ast)、歪曲収差(Dis)、および横収差(Lat)
を示す。 これらの各収差図の比較から、本発明による長
焦点レンズがFナンバー1.4という極めて大口径
比であるにもかかわらず、無限遠においては勿論
のこと、近距離撮影状態での諸収差、特に非点収
差及び横収差のバランスが非常に良好に維持され
ていることが明らかであり、本発明による効果が
最も良く現われていることが分る。 以上のように本発明によれば、大口径比コンパ
クトな長焦点レンズでありながら、本実施例の収
差図にみる如く、無限遠のみならず、近距離での
性能も良好に補正することができる。
第1図a及び第1図bにはそれぞれ本発明の第
1実施例の無限遠(d0=∞)及び撮影倍率(β)
1/10の近距離撮影状態でのレンズ構成を示した
が、第2図aには第1実施例の無限遠物体に対す
る球面収差(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差
(Dis)、横収差(Lat)を示し、第2図bには撮
影倍率1/10の近距離物体に対する球面収差
(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差(Dis)、横収
差(Lat)を示した。第2図cには比較のため第
2群G2と第3群G3との間隔d10を無限遠の状態の
値に固定したままくり出しのみによつて撮影倍率
1/10にした場合の球面収差(Sph)、非点収差
(Ast)、歪曲収差(Dis)、横収差(Lat)を示し
た。 第3図a、第3図bは本発明の第2実施例の無
限遠(d0=∞)及び撮影倍率(β)1/10の近距離
撮影状態でのレンズ構成を示したが、第4図aは
第2実施例の無限遠物体に対する球面収差
(Sph)、非点収差(Ast)、歪曲収差(Dis)およ
び横収差(Lat)を示し、第4図bは撮影倍率1/
10の近距離物体に対する球面収差(Spb)、非点
収差(Ast)、歪曲収差(Dis)、および横収差
(Lat)を示す。第4図cは比較のために第2群
G2と第3群G3の間隔d10を無限遠の状態の値に固
定したまま全体くり出しのみによつて撮影倍率1/
10にした場合の球面収差(Sph)、非点収差
(Ast)、歪曲収差(Dis)、および横収差(Lat)
を示す。 これらの各収差図の比較から、本発明による長
焦点レンズがFナンバー1.4という極めて大口径
比であるにもかかわらず、無限遠においては勿論
のこと、近距離撮影状態での諸収差、特に非点収
差及び横収差のバランスが非常に良好に維持され
ていることが明らかであり、本発明による効果が
最も良く現われていることが分る。 以上のように本発明によれば、大口径比コンパ
クトな長焦点レンズでありながら、本実施例の収
差図にみる如く、無限遠のみならず、近距離での
性能も良好に補正することができる。
第1図aは第1実施例の無限遠撮影状態でのレ
ンズ断面形状を、第1図bは近距離撮影状態での
レンズ断面形状を示す。第2図a〜第2図cは第
1図aの各収差図、撮影倍率1/10の物体に対する
各収差図及び比かくのため第2群と第3群の間か
くを無限遠撮影状態のときの値に固定したまま全
体くり出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合
の各収差図である。第3図aは第2実施例の無限
遠撮影状態でのレンズ断面形状を示し、第3図b
は近距離撮影状態でのレンズ断面形状を示す。第
4図aは第3図aの各収差図、第4図bは撮影倍
率1/10の物体に対する各収差図、第4図cは比か
くのため第2群と第3群の間隔を無限遠撮影状態
のときの値に固定したまま全体くり出しのみによ
つて撮影倍率1/10にした場合の各収差図を示す。 主要部分の符号の説明、{L1第1レンズ、L2第
2レンズ、L3第3レンズ}…第1群G1、L4第4
レンズ…第2群G2、L5第5レンズ…第3群G3。
ンズ断面形状を、第1図bは近距離撮影状態での
レンズ断面形状を示す。第2図a〜第2図cは第
1図aの各収差図、撮影倍率1/10の物体に対する
各収差図及び比かくのため第2群と第3群の間か
くを無限遠撮影状態のときの値に固定したまま全
体くり出しのみによつて撮影倍率1/10にした場合
の各収差図である。第3図aは第2実施例の無限
遠撮影状態でのレンズ断面形状を示し、第3図b
は近距離撮影状態でのレンズ断面形状を示す。第
4図aは第3図aの各収差図、第4図bは撮影倍
率1/10の物体に対する各収差図、第4図cは比か
くのため第2群と第3群の間隔を無限遠撮影状態
のときの値に固定したまま全体くり出しのみによ
つて撮影倍率1/10にした場合の各収差図を示す。 主要部分の符号の説明、{L1第1レンズ、L2第
2レンズ、L3第3レンズ}…第1群G1、L4第4
レンズ…第2群G2、L5第5レンズ…第3群G3。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体側から順に、2つの正レンズと、負レン
ズとを有し全体として正の屈折力を有する第1
群、絞り、像側に凸面を向けたメニスカスレンズ
の第2群、および正の屈折力を有する第3群を有
するレンズ系において、全系の屈折力をφ、第1
群の屈折力をφG1とするとき、 0.45φ<φG1<0.6φ (1) を満足するとともに、無限遠から近距離への合焦
の際に、該第2群と該第3群との間隔が拡大する
ように、該第1群と該第2群とが一体となつて該
第3群の移動量よりも大きな移動量で像面に対し
共に物体側へ移動し、該第1群と該第2群との一
体的移動量をΔ12、該第3群の移動量をΔ3とする
とき、 0.26<Δ12−Δ3/Δ12<0.4 (2) の一定の比率を保ちつつ移動することを特徴とす
る大口径比長焦点レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11853081A JPS5821221A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 大口径比長焦点レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11853081A JPS5821221A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 大口径比長焦点レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821221A JPS5821221A (ja) | 1983-02-08 |
JPH023968B2 true JPH023968B2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=14738873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11853081A Granted JPS5821221A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 大口径比長焦点レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821221A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071330B2 (ja) * | 1985-07-18 | 1995-01-11 | オリンパス光学工業株式会社 | 大口径長焦点マクロレンズ |
JP2717560B2 (ja) * | 1988-11-02 | 1998-02-18 | 旭光学工業株式会社 | 中望遠レンズ |
JP4550970B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2010-09-22 | 株式会社栃木ニコン | フローティングを利用した撮影レンズ |
JP6489514B1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-03-27 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
JP6489513B1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-03-27 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッド | 撮像光学レンズ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117292A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-12 | Nippon Zeon Co | Shinkina tankasuisojushino seizohoho |
-
1981
- 1981-07-30 JP JP11853081A patent/JPS5821221A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117292A (en) * | 1974-08-01 | 1976-02-12 | Nippon Zeon Co | Shinkina tankasuisojushino seizohoho |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821221A (ja) | 1983-02-08 |
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