JPH0239580Y2 - - Google Patents

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JPH0239580Y2
JPH0239580Y2 JP15018786U JP15018786U JPH0239580Y2 JP H0239580 Y2 JPH0239580 Y2 JP H0239580Y2 JP 15018786 U JP15018786 U JP 15018786U JP 15018786 U JP15018786 U JP 15018786U JP H0239580 Y2 JPH0239580 Y2 JP H0239580Y2
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JP
Japan
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lid
sample tube
rotor
liquid
discharge
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JP15018786U
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JPS6358656U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B5/00Other centrifuges
    • B04B5/04Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers
    • B04B5/0407Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles
    • B04B5/0414Radial chamber apparatus for separating predominantly liquid mixtures, e.g. butyrometers for liquids contained in receptacles comprising test tubes

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は遠心分離機に係り、特に複数本の試料
管を回転するロータに収納した状態で上記試料管
に被処理液を連続的に供給し、この試料管内で分
離された分離液を連続的に外部に取出す遠心分離
機に関する。
b 従来技術 遠心分離機は、回転するロータに収納した試料
管内で懸濁液や乳濁液等の各種の被処理液を、遠
心力によつて分離処理するものであつて、例えば
懸濁液を処理するものとしては、第3図に示すも
のが従来より知られている。
この遠心分離機は、垂直な回転軸1の上端に取
付けられたロータ2と、このロータ2内に収納さ
れた複数本の試料管3と、ロータ2上部に装着さ
れた蓋4によつて主として構成されている。
このような遠心分離機において、被処理液は注
入パイプ5の下端から蓋4の中央孔6に連続的に
供給され、この中央孔6から供給パイプ7を通し
て試料管3内に供給される。そして試料管3内に
おいて分離された分離液は、排出パイプ8を通し
て連続的に外部に取出される。
c 考案が解決しようとする問題点 ところで、上記供給パイプ7および排出パイプ
8は試料管3のキヤツプ9に取付けられており、
試料管3をロータ2に収納した後蓋4を装着する
場合には、パイプ7,8を蓋4の挿通孔10,1
1に挿入しなければならない。
この際、パイプ7,8は試料管3の数だけある
ので、これら多数のパイプ7,8と挿通孔10,
11との位置合せが大変であり、ともすればパイ
プ7,8を蓋4で押曲げてしまうおそれがある。
本考案は上述した問題点を有効に解決すべく創
案するに至つたものであつて、その目的は蓋4の
装着をきわめて簡単かつスピーデイに行ない得る
遠心分離機を提供することにある。
d 問題点を解決するための手段 上述した問題点を解決するため本考案は、モー
タにて回転駆動されるロータに、その半径方向内
方から外方へと延出した複数の収納孔を放射状に
形成し、上記収納孔に、被処理液を充填する試料
管を内側から挿入して収納するとともに、上記収
納孔の挿入側端部を覆う蓋を、上記ロータに着脱
自在に装着した遠心分離機において、上記試料管
の上記蓋に臨む開口端に、供給口および排出口を
有するキヤツプを嵌合するとともに、上記蓋の内
側面を上記キヤツプに密着させ、かつ上記蓋に、
上記供給口および排出口とそれぞれ連通した供給
通路および排出通路を形成し、上記供給通路を通
じて上記被処理液を上記試料管に供給するととも
に、上記排出通路を通じて上記試料管内の分離液
を外部に排出するようにしたものである。
e 実施例 以下に本考案の実施例を第1図および第2図に
基づいて説明する。まず第1図は本考案の第1実
施例に係る遠心分離機の縦断面を示したものであ
つて、同図に示す如く、垂直な回転軸1の上端に
取付けられたロータ2には複数の収納孔15が形
成されている。これら収納孔15は、下方に傾斜
した状態でロータ2の半径方向内方から外方へと
延出形成されており、ロータ2を上から透視した
場合には収納孔15が放射状をなすように形成さ
れている。
各収納孔15には試料管3が挿脱自在に挿入さ
れており、この試料管3内において被処理液の分
離がなされるようになつている。試料管3はその
開口端16を上にした状態で収納孔15に挿入さ
れ、開口端16にはキヤツプ17が嵌合されて密
閉されている。
一方、ロータ2の上端には蓋4が装着され、こ
の蓋4によつて各収納孔15の挿入側端部が覆わ
れるようになつている。この蓋4の上面中央部の
縦孔18にはカラー19が嵌合され、さらにこの
カラー19の内側に締付軸20が挿入されてい
る。この締付軸20の下端に形成されためねじ部
21は、ロータ2の中央部のおねじ部22に螺合
しており、締付軸20の上端部をレンチ等にて締
付けることより、蓋4をロータ2に固定できるよ
うになつている。
蓋4の下面は、第1図に示す如くロータ2に装
着したときキヤツプ17に密着するようになつて
いる。キヤツプ17には供給口26と排出口27
がそれぞれ形成されており、これら供給口26、
排出口27は蓋4内部に形成された供給通路28
と排出通路29にそれぞれ連通している。供給通
路28は締付軸20の内側に形成された液溜30
に連通しており、供給管31から液溜30に供給
された被処理液が供給通路28を通じて試料管3
内に供給されるようになつている。一方、排出通
路29は蓋4内において垂直方向上方へと立上つ
て外部に連通しており、試料管3内の分離液が排
出通路29を通じて外部へ排出され、集液器32
にて排出ノズル33に集められるようになつてい
る。
なお、キヤツプ17の供給口26、排出口27
の周囲にはOリング34,35が嵌合され、この
部分での液漏れが防止されるようになつている。
また、ロータ2と蓋4との間には位置決めピン
27が配設され、この位置決めピン37によつて
蓋4とロータ2との円周方向の位置決めがなされ
るように構成されている。また、排出口27には
試料管3内へ延出した所定長さのパイプ36が接
続され、このパイプ36により所望の比重の分離
液を取出せるようになつている。
遠心分離機は上述の如く構成されてなり、試料
管3をロータ2の収納孔15に挿入した後は蓋4
をかぶせて締付軸20を締付ければ遠心分離作業
を直ちに開始することができ、従来のように蓋4
の取付けに手間取ることがない。
以上、本考案の第1実施例につき説明したが、
次に本考案の第2実施例を第2図に基づいて説明
する。この実施例はクローズドタイプの遠心分離
機であつて、被処理液および分離液が外気と直接
触れ合わないようにしたものである。すなわち、
被処理液を供給する供給管41と、分離液を排出
する排出管42とが一体化されて固定的な給排部
43をなし、この給排部43と蓋4との間に液体
シール機構44が配設され、このシール機構44
によつて供給管41、排出管42あるいは試料管
3内部に外気が混入しないように構成したもので
ある。なお、第2図で45は支持部材、46は蓋
押えリング、47は位置決めピンである。
f 考案の効果 本考案は上述の如く、ロータの蓋を試料管のキ
ヤツプと密着させ、蓋の内部に形成した供給通路
および排出通路を、キヤツプの供給口および排出
口にそれぞれ連通させて上記通路を通じて試料管
内に対する被処理液の給排を行なうようにしてい
るので、ロータに対する蓋の装着を簡単かつスピ
ーデイに行なうことができ、従来のように蓋の装
着に手間取ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案の実施例
を示す遠心分離機の縦断面図である。また、第3
図は従来の遠心分離機の縦断面図である。 1……回転軸、2……ロータ、3……試料管、
4……蓋、15……収納孔、16……開口端、1
7……キヤツプ、26……供給口、27……排出
口、28……供給通路、29……排出通路、31
……供給管、34,35……Oリング、37,4
7……位置決めピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータにて回転駆動されるロータに、その半径
    方向内方から外方へと延出した複数の収納孔を放
    射状に形成し、上記収納孔に、被処理液を充填す
    る試料管を内側から挿入して収納するとともに、
    上記収納孔の挿入側端部を覆う蓋を、上記ロータ
    に着脱自在に装着した遠心分離機において、上記
    試料管の上記蓋に臨む開口端に、供給口および排
    出口を有するキヤツプを嵌合するとともに、上記
    蓋の内側面を上記キヤツプに密着させ、かつ上記
    蓋に、上記供給口および排出口とそれぞれ連通し
    た供給通路および排出通路を形成し、上記供給通
    路を通じて上記被処理液を上記試料管に供給する
    とともに、上記排出通路を通じて上記試料管内の
    分離液を外部に排出するようにしたことを特徴と
    する遠心分離機。
JP15018786U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0239580Y2 (ja)

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JP15018786U JPH0239580Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP15018786U JPH0239580Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6358656U JPS6358656U (ja) 1988-04-19
JPH0239580Y2 true JPH0239580Y2 (ja) 1990-10-23

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JP15018786U Expired JPH0239580Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP7349058B2 (ja) * 2019-02-25 2023-09-22 エイブル株式会社 培養液処理装置及び液体処理装置

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JPS6358656U (ja) 1988-04-19

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