JPH0239434Y2 - - Google Patents

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JPH0239434Y2
JPH0239434Y2 JP11746385U JP11746385U JPH0239434Y2 JP H0239434 Y2 JPH0239434 Y2 JP H0239434Y2 JP 11746385 U JP11746385 U JP 11746385U JP 11746385 U JP11746385 U JP 11746385U JP H0239434 Y2 JPH0239434 Y2 JP H0239434Y2
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thermoelectric conversion
heat exchange
conversion device
wet towel
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、おしぼりを加温及び冷却の少なく
とも一方を行うおしぼり加温、冷却装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来は、おしぼりの加温に対しては、ニクロム
線を用いた加熱装置が、一方おしぼりの冷却に対
しては、フレオンガスを用いた冷却装置が夫々利
用されていたが、このような加熱装置では、電力
を多く消費する一方、耐久性に問題があり、冷却
装置では、構造が複雑、かつ大型となり大きな設
置空間を必要とする上に、騒音を発するという問
題がある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は前記点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、消費電力を低減し得、構
造の簡単なかつ配置空間をそれ程必要とせず、騒
音の少ないおしぼり加温、冷却装置を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案によれば前記目的は、板状の2つの面の
いずれか一方の面が吸熱面となり、他方の面が放
熱面となる熱電変換装置に、直流電源が接続され
ており、各々の間でおしぼり収容空間を形成する
ように、複数枚の熱交換平板の端部が熱電変換装
置の一方の面に固着され、熱電変換装置の他方の
面と外気の接触面を増大させるための熱交換部材
が、熱電変換装置の他方の面に配設されているこ
とを特徴とするおしぼり加温兼冷却装置によつて
達成される。
[具体例] 以下、本考案について、図面に示す好ましい具
体例を用いてより詳細に説明する。
第1図において、1はおしぼり加温兼冷却装置
の側部と底部を囲うケーシングで、その上部には
おしぼり7を出し入れするための蓋2がヒンジ3
によつてケーシングに螺着されており、蓋2の開
閉のための取つ手4が蓋2のヒンジ3から離間し
た側に設けられている。また、ケーシング1の側
部の中位の位置にケーシング1の内側に向つて突
出部5が設けられ、断熱材6を介して、熱電変換
装置20が横架されている。好ましくは、ケージ
ンシング1および蓋2には断熱材を併設するのが
よい。
熱電変換装置20は二つの半導体の回路に電位
差を与えることによつて、接合点に温度差を与え
る、いわゆるベルチエ効果を利用した装置であ
り、本考案の装置に使用されている熱電変換装置
20としては、吸熱板と放熱板との間に配列され
たP型半導体とN型半導体とを備える熱電変換装
置20が好ましく、P型半導体とN型半導体とは
所望に応じ適宜の数だけ電気的に直列に接続され
ている。
熱電変換装置20の上面には、各々の間で、お
しぼり7を収容する収容空間を形成すべく、好ま
しくは当該空間でおしぼり7を密着して挾装すべ
く、複数の熱交換平板8が平行に配列され、熱交
換平板8端部が熱電変換装置20の上面に固着さ
れている。また、熱交換平板8に挾装されて多段
に積み重ねられたおしぼり7の夫々に当接するよ
うに、ケーシング1の正面側および後面側に、棒
状または板状のストツパー9が設けられている。
ただし、最下段のおしぼり7に対応する正面側の
ストツパーは、おしぼり7の抜き出しのために設
けられない。
ここで、正面側のストツパー9に代えて、ケー
シング1内の保温性を維持するためと、おしぼり
7の残存量を視認可能とするために一枚のアクリ
ル板を用いてもよい。一方後面側のストツパー9
に代えて、ケーシング1内の保温性を維持するた
めに、ケーシング1および蓋2と同等の部材でお
しぼり7に対応するケーシング1の後面側を閉鎖
してもよい。
また、おしぼり7の出し入れのための蓋2は、
本装置の正面側に設けられてもよい。この時は、
本装置の上面側はケーシング1と同等の部材で閉
鎖されるのが望ましい。本装置の正面側に設けら
れた蓋2の内側には、下から2段目および3段目
のおしぼり7に当接するように、ストツパー9ま
たはそれに代るアクリル板を配設してもよい。
一方、熱電変換装置20の下面には、ルーパ1
2,13を有する基板11から構成される、熱電
変換装置20の放熱または吸熱効率を増大するた
めの熱交換部材21が本装置の正面から見て前後
方向に沿つて固着されており、さらに、外気を熱
交換部材21に向かつて矢印Bの如く送風すべ
く、フアン22は本装置の正面に配設されてい
る。ここで、フアン22は本装置の後面側に配設
されていてもよい。
また、熱交換部材21は、本装置の正面から見
て左右方向に沿つて熱電変換装置20の下面に固
着されてもよい。この時はフアン22は、本装置
の側面側に配置される。
ここで、熱交換部材21の好ましい例を第2図
および第3図により詳述すると、 第2図および第3図において、11はアルミニ
ウム等の基板で、打抜等により、突出部と孔を有
する所望数のルルーバ12,13が形成されてい
る。この時、ルーバ12,13の長手方向は同一
方向であり、基板11上におけるルーバ12とル
ーバ13の取付面は第2図および第3図のように
互いに反対側の面でもよいし、すべて同一側の面
でもよい。このような基板11を熱交換部材21
に用いれば、基板11の表面近傍のA方向からの
流体の乱流化を促進し得、基板11の一面側の流
体の流れの一部を他面側へ供給することと相まつ
て、基板11と流体間の熱伝達係数を増大せしめ
熱交換の効率を増加させることができる。
つぎに、本装置への熱交換部材の好ましい使用
態様としては第1図のとおりであり、図中11は
前述の熱交換部材21で、多層に構成されてい
る。
ここで、第1図の本装置の天地を逆転し、おし
ぼり7を収容する熱交換平板8を下部に、熱交換
部材21を上部に配置してもよい。この場合は、
おしぼり7の出し入れは正面側から行なうことに
なる。
以上のように構成された第1図のおしぼり加熱
兼冷却装置において、直流電源(図示せず)を、
熱電変換装置20の上面が放熱面、下面が吸熱面
となるように熱電変換装置20に接続すると、入
力電力に基づくジユール熱に加えフアン22が送
風する外気の保有熱が、熱交換部材21、熱電変
換素子20および熱交換平板8を経ておしぼり7
に移動せしめられ、おしぼり7は加温される。こ
の時、熱交換平板8が程する温度勾配のために、
熱電変換装置20に最も近い、最下段のおしぼり
が最も高温となる。一方、直流電源(図示せず)
を、熱電変換装置20の上面が吸熱面、下面が放
熱面となるように熱電変換装置20に接続する
と、おしぼり7の保有熱が、熱交換平板8、熱電
変換装置20および熱交換部材21を経て、フア
ン22が送風する外気に移動せしめられ、おしぼ
り7は冷却される。この時、熱交換平板8が程す
る温度勾配のために、熱電変換装置20に最も近
い最下段のおしぼりが最も低温となる。
次に、このようなおしぼり加温兼冷却装置の使
用方法について説明すると、第1図において、お
しぼり7は蓋2を開けて上から入れ、おしぼり7
を熱交換平板8の間に多段に積み重ねるように挿
入する。そして、直流電源を熱電変換装置20に
適宜接続する。おしぼり7が所望の加温温度また
は冷却温度に達した後、最も高温または低温にな
つている最下段のおしぼりを本装置の正面側から
抜き取る。この時、最下段の上に積み重なつてい
るおしぼり7は、ストツパー9に当接し、最下段
のみのおしぼり7のみが本装置の外へ抜き出さ
れ、最下段の上に積みかさなつていたおしぼり7
は重力によつて下へ落下する。従つて、当該最下
段には順におしぼりが落下して来るので、おしぼ
り7が正面側に抜き出され易い状態にし得る。
尚、前記具体例では、加温及び冷却を行い得る
加温兼冷却装置について説明したが、本考案はこ
れに限定されず、加温のみ又は冷却のみを行なう
おしぼり用の装置にも適用し得る。
[本考案の効果] 本考案によれば熱電変換装置からなるが故に、
加温の場合には、消費電力を大巾に低減し得、冷
却の場合には、小型にし得、騒音を低減し得る。
加えて具体例のように、熱電変換装置への供給電
流を逆転させるようにすれば、一台のおしぼり加
温、冷却装置でおしぼりの加温および冷却を選択
的に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のおしぼり加温兼冷却装置の斜
視図、第2図は熱交換部材の具体例の斜視図、第
3図は第2図の部分断面図である。 1……ケーシング、2……蓋、3……ヒンジ、
4……取つ手、5……突出部、6……断熱材、7
……おしぼり、8……熱交換平板、9……ストツ
パー、11……基板、12,13……ルーバ、2
0……熱電変換装置、22……フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板状の2つの面のいずれか一方の面が吸熱面
    となり、他方の面が放熱面となる熱電変換装置
    に、直流電源が接続されており、各々の間でお
    しぼり収容空間を形成するように、複数枚の熱
    交換平板の端部が熱電変換装置の一方の面に固
    着され、熱電変換装置の他方の面と外気の接触
    面積を増大させるための熱交換部材が、熱電変
    換装置の他方の面に配設されていることを特徴
    とするおしぼり加温、冷却装置。 (2) フアンによつて、外気が前記熱交換部材に向
    かつて強制的に送風されることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のおしぼり
    加温、冷却装置。
JP11746385U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0239434Y2 (ja)

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JP11746385U JPH0239434Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP11746385U JPH0239434Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JPS6224792U JPS6224792U (ja) 1987-02-14
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