JPH0239165Y2 - - Google Patents

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JPH0239165Y2
JPH0239165Y2 JP1030486U JP1030486U JPH0239165Y2 JP H0239165 Y2 JPH0239165 Y2 JP H0239165Y2 JP 1030486 U JP1030486 U JP 1030486U JP 1030486 U JP1030486 U JP 1030486U JP H0239165 Y2 JPH0239165 Y2 JP H0239165Y2
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water
flapper
water flow
flow detection
chamber
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、先止め式瞬間湯沸器の水路中の通水
を検知して器具の動作信号を出す水流検知機能を
備えた給水、給湯接続筒に関するものである。
〔従来の技術〕
近来、電気手段をもつてガス・水系制御装置を
動作させる先止め式瞬間湯沸器にあつては、器具
の燃焼能力が大きいわりに器具を小型化したもの
が要求され、実用化の傾向にある。この種の器具
において、本出願人は先に強制空冷式瞬間湯沸器
を提案した。(実公昭58−34373号参照)。しかし
乍ら、この強制空冷式瞬間湯沸器には次のような
問題があることを知つた。このものは、第3図に
示すように、コンパクト化した湯沸器本体Mに、
上部に排気筒aと熱交換用の吸熱部bを、その下
部側にバーナ群cとマニホルドdを配設し、かつ
内部を燃焼室eとした内胴fを外胴gにて気密状
に囲んで送気路hを形成し、この送気路hの上部
側に強制通気用の送風機iを配設し、これらの主
要部材で占められた残りの器具内の下部および側
部には、電磁バルブやガス圧調整器などを一体構
造にしたガス制御装置jや風圧スイツチkなどが
配設されていると共に、これらの制御部材を動作
させる電装ボツクスlと配線類が組み付けられ、
更に吸熱部b側より導出される給水管mと給湯管
nとを前述の制御部材をさけて配管し、その各配
管端末は器具本体Mの下部に突設する給水接続筒
oと給湯接続筒pとに接続されており、かつ、給
水管mと給水接続筒oとの中間に水制御装置Rを
介装させた構造である。
この水制御装置Rは、前述の如く主要部材が占
有する部分を外れた極めて狭い部位に配設される
ことを免かれず、このため、本出願人は先にこの
水制御装置についても提案した。(実開昭58−
83851号参照)。
この水制御装置Rは、第4図に示す如く、精密
な水ガバナ機能を有する水圧調整機構01と、自
動制御を可能にした水量調節機構02、さらに水
流検知機構03を一体状にまとめたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、この水流検知部のフラツパ部は、
ケーシング内の環座部へ固着させた内装式である
ため、水圧変動やゴミ、水垢等による動作不良を
起してその保守点検・修理作業が必要な際に、こ
れと接続する部材や近在の部材を予め取り外ずし
て行なわなければならないという不都合がある。
また構造的に接続部の連結が煩雑なうえ、水漏れ
に対する水密策を必要とし、作業性が悪いという
問題点がある。
本考案は、前記の如き先止め式湯沸器における
従来の水流検知機構の問題点を改善し、器具本体
内への取り付け作業を容易にすることは勿論、そ
の保守点検・修理時には余計な部材を取り外すこ
となく楽に作業が行なえ得ると共に、接続部の連
結が簡単にでき、水密策も最小限で済む作業性の
良い水流検知機能を備えた接続筒を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前述の如き目的を達成するために、
ケーシング内に、流入口、フラツパ室、流出口と
続く通水路を設け、そのフラツパ室の下方外壁側
に器具への取付用フランジを形成し、フラツパ室
上方の傾斜面に開設孔を設け、その開設孔上を、
磁性体を取着したフラツパを転回自在に軸ピンに
て支持具へ枢支した水流検知部を下向きに固着せ
る蓋体にて水密に閉塞し、かつ該蓋体の上側に水
流によるフラツパの磁性体の転移により開閉する
近接スイツチを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
器具の底板の所定位置にフランジを当接させて
取付ねじで固着することにより主要部材の位置と
は無関係に水流検知機構を組込むことができ、水
流検知部の保守、点検の必要が生じた場合には、
接続筒を器具に取付けた状態のままで、蓋体を取
外すことにより水流検知部を引き出して点検、修
理などを容易に行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の水流検知機能を備えた接続筒の
実施の一例を第1図に基づいて説明する。
図において、1は接続筒Aのケーシングで、そ
の内部に流入口2、フラツパ室3、流出口4と続
く屈折状の通水路を設け、かつ前記フラツパ室3
の上方の傾斜面に後述する水流検知部7を臨ませ
る開設孔5を設け、その下方外壁側に適数個の取
付孔を穿設したフランジ6を形成している。前記
水流検知部7は、前記開設孔5の上方から下向き
状態に蓋体8に固着されて前記フラツパ室3内に
パツキング9を介して水密状に収容されている。
該水流検知部7は、前記蓋体8に固着された支持
具10に磁性体11を蓋体8方向に取着したフラ
ツパ12を軸ピン13により転回自在に枢支して
いる。該フラツパ12は位置決め用ストツパ12
aをもつており、これにより開設孔5へ収容した
時(常態時)には前記流入口2へ対向するように
なる。14は前記蓋体8の上側に取着したリード
スイツチ等の近接スイツチで、水流による前記フ
ラツパ12の磁性体11の転移に感応して回路を
開閉する。15,16は取付けねじである。
なお、図示実施例は、前記の如く水流検知部7
以外に、前記フランジ6の下側に前記流入口2と
フラツパ室3とが交わる部位へこれと連通する排
水口17を開設した幹座18を突設しており、該
幹座18の前方にねじ孔19を設け、該ねじ孔1
9に前記排水口17へ当接した排水弁杆20を螺
合させている。また、前記排水弁杆20の先端は
排水口17内に設けた傾斜弁口を開閉させる傾斜
面を有すると共に、その部にリングパツキング2
1を嵌着させ、かつ中心部にT字形の細孔22を
穿設している。
本考案の接続筒は上記のような構成からなり、
以下述べるようにして組付ける。
先ず、本考案に係る接続筒Aの組立には、ケー
シング1の開設孔5の上方へ、下側に支持具10
を固着してその支持具7に磁性体11を取着した
フラツパ11を軸ピン13に転回自在に枢支させ
ると共に近接スイツチ14を上側に固着した蓋体
8をパツキング9を介して水密状に取付けねじ1
5で取付ければよい。この組立完了時には、フラ
ツパ12は位置決めストツパ12aによりフラツ
パ室3の所定部に給水口2へ向つて対向するよう
に位置付けられる。かくして、組立てられた本考
案の接続筒Aは、第3図に示す如く湯沸器本体M
に組み付ける。即ち、器具内の所定部に排気筒a
と吸熱部bを有する内胴fと外胴gを取付け、そ
の下部側にバーナ群cとマニホールドdとそのガ
ス導管などを配設した燃焼室eを組み込んだ後、
その下部にガス制御装置jを設け、これをバーナ
群cに連結する。そして器具内の上方には、燃焼
室eとバーナ群cに燃焼用空気を送気させる送風
機iを配設すると共に風圧スイツチkを組み付
け、更にその下方に電装ボツクスlを組み付け
る。これらの主要部材を収容した器具の底板の所
定部(実施例は左側)に設けた透孔へ給湯接続筒
pを臨ませて固着した後、この給湯接続筒に吸熱
部bの通水出側から垂下する給湯管nを接続す
る。また、底板の他方側(実施例は右側)に設け
た透孔へ前述した本考案の接続筒Aのフラツパ室
3と流出口4側を臨ませて底板にフランジ5を当
接させて取付けねじ16で固着する。そして、こ
の流出口4側を水制御装置R(水圧調整機構01
と水量調節機構02を一体状に取付けたもの)を
介し吸熱部bの通水入側と接続すればよい。この
ように、本考案においては、水流検知部の器具へ
の組み付けを主要部材の位置とは無関係に取り付
けできる。
次に現場施工後において、何らかの原因により
水流検知部を保守、点検する必要が生じた場合に
は、器具に取り付けられた状態のままでフラツパ
室3の上部の外方からドライバーを使用して取付
けねじ15を外ずし、蓋体8を開設孔5から上方
へ引き上げるように取り外せば、フラツパ室3や
フラツパ12などの点検、修理が容易にできる。
また終了後は、この部分を元に戻し、取付けねじ
15で蓋体8を締付ければよい。
第2図は本考案の他の実施例を示すもので、蓋
体8に固着する水流検知部7の形状と、その位置
付けが変更されているだけで、基本的には第1図
に示す実施例と同様であるので、変更部分につい
てのみ説明する。
第2図に示す実施例は、水流検知部7は、蓋体
8の下側に固着した支持具10を介して軸ピン1
3により転回自在に枢支するフラツパ12′が流
入口2a(前記実施例の流出口4に該当する)側
に対向して吊下げられていて、常態時ではこの状
態を維持し、第3図に示した湯沸器本体Mに備え
た給湯接続筒pに変つて取り付けられた場合に、
給湯管nからの水流によりフラツパ12′の磁性
体11を近接スイツチ14方向に転移させるよう
にしたものである。この時、前記流入口2aから
の水流は図示の如く流出口4a(前記実施例の流
入口2該当する)へ流れる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上述べたように、ケーシング内に
流入口、フラツパ室、流出口と続く通水路を設
け、フラツパ室の下方外壁側に器具への取付用フ
ランジを形成し、フラツパ室上方の傾斜面に開設
孔を設け、該開設孔上を、磁性体を取着したフラ
ツパを転回自在に軸ピンにて支持具へ枢支した水
流検知部を下向き状に固着せる蓋体にて水密に閉
塞し、かつ蓋体の上側に水流によるフラツパの磁
性体の転移により開閉する近接スイツチを備えた
水流検知部外装組み付け構造にしてあるので、器
具内への組付時には、他の部材の邪魔にならない
給水、給湯用の接続筒として水流検知部を組込む
ことができ、従つて強制空冷式瞬間湯沸器等のコ
ンパクト化した器具でも極めて容易に組込むこと
ができ、さらに、保守点検・修理時にはこれと接
続された部材を全く取り外ずすことなく楽に行な
うことができると共に、水流検知機構の水密策も
蓋体部だけの最小限ですむという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による水流検知機能を備えた給
水、給湯接続筒の一実施例を示す縦断面図、第2
図は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。
第3図は給水管路に水制御装置を介設した強制空
冷式瞬間湯沸器の概略構成図、第4図は従来の水
流検知機能を備えた水制御装置の断面図である。 A……接続筒、1……ケーシング、2,2a…
…流入口、3……フラツパ室、4,4a……流出
口、5……開設孔、6……フランジ、7……水流
検知部、8……蓋体、9……パツキング、10…
…支持具、11……磁性体、12,12′……フ
ラツパ、13……軸ピン、14……近接スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に流入口、フラツパ室、流出口と
    続く通水路を設け、前記フラツパ室の下方外壁側
    に器具への取付用フランジを形成し、フラツパ室
    上方の傾斜面に開設孔を設け、該開設孔上を、磁
    性体を取着したフラツパを転回自在に軸ピンにて
    支持具へ枢支した水流検知部を下向き状に固着せ
    る蓋体にて水密に閉塞し、かつ該蓋体の上側に水
    流による前記フラツパの磁性体の転移により開閉
    する近接スイツチを備えたことを特徴とする先止
    め式瞬間湯沸器における給水、給湯接続筒。
JP1030486U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0239165Y2 (ja)

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JP1030486U JPH0239165Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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JPS62124438U JPS62124438U (ja) 1987-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0728657Y2 (ja) * 1989-03-14 1995-06-28 リンナイ株式会社 水流スイッチ
JP4995490B2 (ja) * 2006-05-31 2012-08-08 株式会社パロマ 水流スイッチ
JP7084275B2 (ja) * 2018-10-22 2022-06-14 リンナイ株式会社 水流スイッチ

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