JPH0239002Y2 - - Google Patents

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JPH0239002Y2
JPH0239002Y2 JP11347884U JP11347884U JPH0239002Y2 JP H0239002 Y2 JPH0239002 Y2 JP H0239002Y2 JP 11347884 U JP11347884 U JP 11347884U JP 11347884 U JP11347884 U JP 11347884U JP H0239002 Y2 JPH0239002 Y2 JP H0239002Y2
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lock
door
hook
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hooking
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JP11347884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロツカーの扉をロツカー本体に完全
閉扉することにより、錠前の駆動が可能となり、
扉の「一側中央部及び一側上下部」とロツカー本
体の「縦框及び上下方の戸当り」とを同時に各施
錠することができるロツカーの施錠装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、ロツカーの扉の閉鎖機構としては、(イ)扉
とロツカー本体の縦框とをラツチ板により係止す
るもの、(ロ)扉の内面一側の上下端部に鉤状金具あ
るいはフオーク状金具を配し、これらの金具と扉
の引き手を作動杆により連結し、扉をロツカー本
体に押し付ければこれらの金具が自動回動して、
ロツカー本体の天板及び底板の横框に咬合して閉
扉され、引き手を手前に引けばその咬合が解かれ
開扉するものがある。(例えば、実公昭49−21505
号公報参照) (考案が解決しようとする課題) 従来の技術の項で述べたロツカーの扉の閉鎖機
構の(イ)は、錠前をドライバー等でロツカー本体の
内方に押込み破壊すれば、錠前のラツチ板が折曲
されてロツカー本体の縦框から外れて開扉し、(ロ)
は、(イ)と同様にして錠前を破壊すれば、引き手に
対する施錠が解消され、引き手の作動が可能とな
り開扉してしまう問題点と、両者共に開扉した状
態でも錠前を回動することが出来て、完全閉扉し
てからの施錠であることの確認が得られないとい
う問題点とを有していた。
本考案は、従来の技術の有する上記の問題点に
鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、扉をロツカー本体に完全閉扉することにより
錠前のシリンダー錠の駆動が可能となり、かつ扉
の一側中央部の錠前の1回の施錠動作で、ロツカ
ー本体の縦框とのラツチ施錠及び扉の上下2個所
とロツカー本体の上下戸当りの施錠を同時に行
い、錠前が破壊されても容易に開扉することが出
来ないロツカーの施錠装置を提供しようとするも
のである。
(問題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案のロツカ
ーの施錠装置は、シリンダー錠の奥端部に、鍵に
よる回動自在の鎌状ラツチ板と、その鎌状ラツチ
板の回動に連動して回動する円形の回動板とを装
着した「錠前」と、函体の上面に回動自在に捻子
止され、ロツカー本体の上下戸当りに穿設された
横長開孔に回入して、その戸当りを鉤止する鉤状
片をフオーク状に形成した鉤止金具と、上記函体
の内部に配設され、その鉤止金具の側方に頭部を
突出して、その鉤止金具の回動を制御するための
押上スプリングを装着した縦長の制御金具とより
成り、開扉時には、鉤止金具の端側部が函体の上
面に穿設された上記制御金具の突出孔を、閉鎖す
るように鉤止金具にスプリングを張設した2個の
「鉤止装置」と、長尺2本の「作動杆」と、より
成り、かく形成された「錠前」を扉の一側中央
に、「鉤止装置」を上下逆対称に扉の内方一側の
上部、下部に、各固装し、「錠前」の回動板の両
側端部と2本の「作動杆」の各端部を各軸着し、
その各他端部を「鉤止装置」の制御金具の各下端
部に各止着し、「錠前」と「鉤止装置」とを「作
動杆」により連結したものである。
(作用) イ 開扉時 錠前の回動板は、その両側端部において上方の
作動杆を引き下げ、下方の作動杆を引き上げてい
る構成なので、上下の鉤止装置の制御金具の頭部
が函体内部に在り、また同装置の鉤止金具の端側
部は、函体内部に張設されたスプリングの弾力に
より函体の上面に穿設された上記制御金具の突出
孔の上方に位置して、突出孔を閉鎖している。こ
のため制御金具の頭部の突出が阻止されて、錠前
のシリンダー錠を駆動しようとしても、上記の阻
止により駆動することが出来ない。
ロ 閉扉時 扉をロツカー本体に押し付ければ、上下の鉤止
装置の鉤止金具の鉤状片の一方が、ロツカー本体
の戸当りに衝当して鉤止金具が回動すると共に、
他方の鉤状片が戸当りの横長開孔より戸当りの背
部方向に回入して、戸当りを鉤止金具が鉤止す
る。また鉤止金具は、その回動により端側部が函
体の制御金具の突出孔の閉鎖を解除する。
ハ 閉扉後の施錠 次いで、錠前のシリンダー錠を鍵により閉錠方
向に回動すれば、鎌状ラツチ板が回動してロツカ
ー本体の縦框と係止し、一方、回動板も鎌状フツ
ク板により連動して回動し、回動板の両側端部に
各軸着した2本の作動杆を上下せしめ、その2本
の作動杆が上下の鉤止装置の制御金具の頭部を鉤
止金具の側方に突出せしめて、鉤止金具の回動を
制御する。
ニ 開扉するための施錠の解除 錠前のシリンダ錠を鍵により開錠方向に回動す
れば、鎌状ラツチ板、回動板、作動杆、鉤止装置
は、上記ハ、閉扉後の施錠の項で記したところと
逆に作動して、鎌状ラツチ板はロツカー本体との
係止を解除すると共に、回動板が作動杆を駆動し
て、鉤止装置の制御金具の頭部を函体内に引き戻
し、鉤止金具が張設されたスプリングにより、戸
当りとの鉤止を解除する方向に回動して、開扉を
可能ならしめる。また、制御金具の突出孔が閉鎖
される。
ホ 錠前破壊による作用 錠前がドライバー等により、シリンダー錠をロ
ツカー本体の内方に押し込み、鎌状ラツチ板とロ
ツカー本体の縦框との係合、回動板と作動杆との
軸着を破壊すれば、鎌状ラツチ板はロツカー本体
と分離するも、上下の鉤止装置の制御金具は函体
内部において押上スプリングを装着しているの
で、その弾力により以前として制御金具の頭部が
鉤止金具の側方に位置し、鉤止金具がロツカー本
体の上下戸当りとの咬止係合を継続せしめる。従
つて開扉することが出来ない。
(実施例) 本考案の一実施例を、図面を参照しながら説明
する。
第1図において、1はロツカー本体、4は扉、
10は錠前、20は鉤止装置、30は作動杆であ
り、扉4の一側中央に錠前10が、上下方に鉤止
装置20、20が各固装され、その両者間を作動
杆30,30により連結している。
イ 錠前10は、シリンダ錠11の奥端部に、鍵
14による回動自在の鎌状ラツチ板12の回動
に連動して回動する円形の回動板13とが装着
されている。第2図に示すように、鎌状ラツチ
板12にはその中央上辺部に突起12aを有
し、その12aが回動板13の上方周縁の切欠
13cに嵌合していて、その鎌状ラツチ板12
の突起12aにより回動板13が連動するよう
になつており、その回動板13の両側端部13
a,13bには、小軸体13a′,13b′が起設
されている。また、錠前10は施錠時鍵抜け、
解錠時鍵忘れ防止機構のもの(東京都港区芝3
−1−12所在 美和ロツク株式会社発売のM−
ELK型の錠前)を使用している。このため、
鍵14が引き手を兼ねるため特別の引き手は装
着されていない。
ロ 鉤止装置20は、第3図、第4図に示すよう
に、鉤止金具22と制御金具23とを函体21
に組込み形成したものであり、鉤止金具22
は、函体21の上面21aに回動自在に捻子止
22dされ、第1図に示すロツカー本体1の上
下戸当り2,2aに穿設された横長開孔3,3
aに回入して、その戸当り2,2aを鉤止する
鉤状片22a,22bをフオーク状に形成され
ている。制御金具23は、縦長に形成され函体
21の上面21aに穿設した突出孔21bよ
り、その頭部23aを鉤止金具22の側方に突
出して鉤止金具22の回動を制御すようになつ
ている。また、函体21の内部において鉤止金
具22の端側部22cが、開扉時に函体21の
上面21aの突出孔21bを閉鎖するようにス
プリング22eが張設され、制御金具23に
は、その突出を円滑ならしめることと、防犯対
策のための押上スプリング23cが装着され、
制御金具23と一体の案内杆23dが函体21
の下方に延長されて、後記の作動杆30を掛止
せしめるようになつている。また、第4図中の
1fは、制御金具23のストツパーである。
なお、この実施例においては、ロツカー本体
1の戸当り2,2aが2枚構造でないため、戸
当り2,2aと鉤止金具22の鉤止効果を確実
にするために、第5図に示すように、弾性合成
樹脂材により形成した前後吹抜き5aの枠体5
を、戸当り2,2aの横長開孔3,3aに嵌込
み、強く弾装してある。第6図は、鉤止装置2
0と戸当り2,2aとの関係を示し、イは開扉
時、ロは閉扉時のもである。
ハ 作動杆30,30は、その各端部に第2図に
示すように作動杆30,30が錠前10の回動
板13の回動により上下することによる、作動
杆30,30の横揺れを防止するための継手杆
30′,30′の端部と鋲止され、継手杆30′,
30′の他端部に穿設された横長小開孔30b,
30bに(第7図参照)、回動板13の小軸体
13a′,13b′を遊挿、軸着し、第4図に示す
ように作動杆30,30の他端部は外方に折曲
しており、この折曲部30a,30aが鉤止装
置20,20の制御金具23,23の案内杆2
3d,23dの下端部23b,23bの開孔
に、挿し込まれ係止されている。
ニ このようにして、開扉状態においては鉤止装
置20の鉤止金具22の端側部22cが、制御
金具23の頭部23aの突出を阻止するので、
錠前10を駆動することが出来ない。また、完
全閉扉後の施錠は一回の錠前操作でロツカー本
体1の縦框、上下戸当りとの施錠が出来る。加
えて作動杆30,30は、通常の使用では離脱
することは無いが、錠前の破壊によつて離脱し
ても前記(作用)の項のホで述べたとおり、扉
4とロツカー本体1の上下戸当り2,2aとの
咬止係合が継続する。
(考案の効果) 本考案は、次のような効果を有するものであ
る。
イ 完全閉扉しなければ、錠前のシリンダー錠を
駆動することが出来ないので、完全閉扉しての
施錠が確認出来る。
ロ 錠前に対する1回の施錠動作で、扉とロツカ
ー本体の縦框及び上下戸当りとの3個所を同時
に施錠し、より確実な施錠とすることが出来
る。
ハ 錠前が破壊され、扉の鎌状ラツチ板がロツカ
ー本体の縦框から外ずされても、なお、扉のロ
ツカー本体に対する鉤止が継続されていて、開
扉することが出来ないので防犯効果が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案の実施例に係る構成全体図、
第2図……錠前の正面図、第3図……鉤止装置の
斜視図、第4図……鉤止装置の構成を示す正面
図、第5図……枠体と戸当りの関係を示す斜視
図、第6図……イは開扉時、ロは閉扉時、におけ
る戸当りと鉤止装置との関係図、第7図……継手
杆の正面図。 1……ロツカー本体、2,2a……戸当り、
3,3a……横長開孔、4……扉、10……錠
前、11……シリンダー錠、12……鎌状ラツチ
板、13……回動板、13a,13b……側端
部、14……鍵、20……鉤止装置、21……函
体、21a……上面、21b……突出孔、22…
…鉤止金具、22a,22b……鉤状片、22c
……端側部、22d……捻子止、22e……スプ
リング、23……制御金具、23a……頭部、2
3b……下端部、23c……押上スプリング、3
0……作動杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 シリンダー錠11の奥端部に、鍵14による
    回動自在の鎌状ラツチ板12と、その鎌状ラツ
    チ板12の回動に連動して回動する円形の回動
    板13とを装着した「錠前10」と、函体21
    の上面21aに回動自在に捻子止22dされ、
    ロツカー本体1の上下戸当り2,2aに穿設さ
    れた横長開孔3,3aに回入して、その戸当り
    2,2aを鉤止する鉤状片22a,22bをフ
    オーク状に形成した鉤止金具22と、上記函体
    21の内部に配設され、その鉤止金具22の側
    方に頭部23aを突出して、その鉤止金具22
    の回動を制御するための押上スプリング23c
    を装着した縦長の制御金具23とより成り、開
    扉時には、鉤止金具22の端側部22cが函体
    21の上面21aに穿設された上記制御金具2
    3の突出孔21bを、閉鎖するように鉤止金具
    22にスプリング22eを張設した2個の「鉤
    止装置20,20」と、長尺2本の「作動杆3
    0,30」と、より成り、かく形成された「錠
    前10」を扉4の一側中央に、「鉤止装置20,
    20」を上下逆対称に扉4の内方一側の上部、
    下部に、各固装し、「錠前10」の回動板13
    の両側端部13a,13bと「作動杆30,3
    0」の各端部を各軸着し、その各他端部を「鉤
    止装置20,20」の制御金具23,23の各
    下端部23b,23bに各止着し、「錠前10」
    と「鉤止装置20,20」とを「作動杆30,
    30」により連結したロツカーの施錠装置。 2 錠前のシリンダー錠を、施錠時鍵抜けのシリ
    ンダー錠とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のロツカーの施錠装置。
JP11347884U 1984-07-27 1984-07-27 ロツカ−の施錠装置 Granted JPS6128863U (ja)

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JP11347884U JPS6128863U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 ロツカ−の施錠装置

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JP11347884U JPS6128863U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 ロツカ−の施錠装置

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Publication Number Publication Date
JPS6128863U JPS6128863U (ja) 1986-02-21
JPH0239002Y2 true JPH0239002Y2 (ja) 1990-10-19

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