JPH0238911Y2 - - Google Patents

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JPH0238911Y2
JPH0238911Y2 JP1987059121U JP5912187U JPH0238911Y2 JP H0238911 Y2 JPH0238911 Y2 JP H0238911Y2 JP 1987059121 U JP1987059121 U JP 1987059121U JP 5912187 U JP5912187 U JP 5912187U JP H0238911 Y2 JPH0238911 Y2 JP H0238911Y2
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JP
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workpiece
center
hardening
center hole
hole
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JP1987059121U
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JPS63167157U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はシヤフト等のワークに焼入(特に全体
焼入)を行う場合に、ワークの両端部に設けられ
たセンタ穴にその先端部を挿入して、ワークを保
持する焼入用センタに関する。
〈従来の技術〉 第3図は従来の焼入用センタ30の斜視図であ
る。
この焼入用センタ30は、略円錐形状の先端部
31と、先端部31と連続する円柱形状の円柱部
32と、円柱部32の直径より若干大きい直径を
有し、円柱部32と連続する略円柱形状の本体3
3と、前記円柱部32の直径よりも小さい直径を
有し、本体33と連続する略円柱形状のばね座3
4とを有しており、全体として略弾丸状を呈して
いる。なお、前記先端部31、円柱部32、本体
33及びばね座34はすべて同芯になつている。
上記構成による焼入用センタ30の使用方法を
説明する。
なお、Wは焼入が施されるワークを示し、当該
ワークWは長円柱形状のシヤフトであり、このワ
ークWには焼入が施されるものとする。また、焼
入用センタ30のばね座34には焼入用センタ3
0をワークW方向に弾発付勢する図示しないばね
が取り付けられているものとする。
ワークWの軸芯と一致するとともに、ワークW
の両端部に設けられたセンタ穴20に焼入用セン
タ30の先端部31を挿入する。すると、ワーク
Wは2つの焼入用センタ30によつて保持される
ことになる。
この状態において、図示しない駆動機構から焼
入用センタ30に対して駆動力を伝達してワーク
Wを回転させつつ、図示しない高周波加熱コイル
によつて当該ワークWを加熱する。
ワークWの加熱が終了したら、2つの焼入用セ
ンタ30に保持されたワークWを冷却液等によつ
て冷却する。これでワークWに対する焼入は終了
する。
焼入が終了した時点で、焼入用センタ30は図
示しない駆動機構によつて左右に開き(アンクラ
ンプする)、ワークWをほんの僅か落下させてV
ブロツク等に載せる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記構成による焼入用センタによると、ワーク
のセンタ穴は焼入用センタの先端部によつて密閉
されていることになる。従つて、ワークを加熱し
た際に、センタ穴内部の空気は加熱されて高温
(約700℃)、高圧となる。よつて、ワークを加熱
している時に、焼入用センタは高温高圧空気によ
りばねの弾性力に抗して僅かながらも移動させら
れるため、センタ穴とセンタの間に隙間ができ
(隙間から空気がもれている間)センタリングの
機能を失うことになる。空気圧力が減少するとセ
ンタとセンタ穴は再び密着する。
この状態で、ワークを冷却すると、センタ穴内
部は負圧状態となる。
つまり、上記した構成による焼入用センタは、
ワークの加熱時にはワークを保持する力が弱くな
り、空気がもれている間に保持力を失い、冷却時
にはワークと焼入用センタとが引き合うことにな
り、アンクランプ時にワークの落下姿勢が崩れ、
場合によつてはVブロツクに載らないことがあ
る。
焼入用センタによるワークの保持力が弱まつて
ワークが加熱時に落下したり、アンクランプ時に
ワークの落下姿勢が崩れてワークがVブロツクに
正しく落下しないと、焼入装置全体を一度ストツ
プさせなければならない。
本考案に係る焼入用センタは上記問題点を解消
するために案出されたものであつて、ワークの加
熱時にワークを保持する力が弱まらず、しかもア
ンクランプ時にワークの落下姿勢が崩れることが
ない焼入用センタを提供することを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案に係る焼入用センタは、ワークに設けら
れたセンタ穴にその先端部を挿入してワークを保
持する焼入用センタであつて、略円錐形状をなし
た前記先端部には、先端部を前記センタ穴に挿入
した状態で、センタ穴と外部とを連通させる連通
手段が設けられた構成とする。
〈作用〉 ワークの加熱時には、センタ穴内部の空気は連
通手段を介して外部に漏れる。
ワークの冷却時には、連通手段を介してセンタ
穴内部に空気と冷媒が入り込む。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を
説明する。
第1図は本考案に係る焼入用センタの斜視図、
第2図はその使用状態を示す概略図である。
本考案に係る焼入用センタ10は、全体として
略弾丸状をなしており、略円錐形状の先端部11
と、先端部11から連続しており、円筒形状をな
す円柱部12と連続しており、円柱部の直径より
も若干大きな直径を有する本体13と、本体13
と連続し、前記円柱部12の直径よりも小さな直
径を有する略円柱形状のばね座14とを有する。
前記先端部11は連通手段15を有するととも
に、円柱部12と連続しており、先端部11と円
柱部12との間に跨つて、連通手段15を構成す
るものの1つである溝151が先端部11の中心
に向かつて切削形成されており、先端部11の先
端には連通手段15の1つである中心孔152が
開設されている。
また円柱部12には、軸芯と直交する方向に貫
通孔153が開設されており、この貫通孔153
は前記中心孔152と連通して、連通手段15を
構成している。つまり、中心孔152と貫通孔1
53とは略T字状に交差しているのである。
前記ばね座14の角部にはテーパ面141が形
成されている。このばね座14には図示しないば
ねが取り付けられ、このばねによつて焼入用セン
タ10はワークW方向に弾発付勢されて、ワーク
Wを保持する。
次に、本考案に係る焼入用センタ10の使用方
法を説明する。
ワークWの両端部に形成されたセンタ穴20
に、焼入用センタ10を挿入する。
この焼入用センタ10は図示しない駆動機構に
よつて矢印A方向に回転されつつ、図示しない高
周波加熱コイルによつて加熱される。ワークWは
回転されつつ、加熱されるからワークWの表面全
体は均一に加熱されることになる。
この時、センタ穴20内部の空気は、溝151
又は中心孔152、貫通孔153を介して外部に
漏れる。従つて焼入用センタによるワークWの保
持力が弱まることはない。
高周波加熱コイルによる加熱が完了したら、高
周波加熱コイル又はワークWを移動させて、両者
を遠ざける。その後、ワークWを加熱時と同様に
回転させながら、冷却液に浸漬するか、冷却液を
噴射するかして、ワークWを冷却する。
この時、センタ穴20には、溝151、中心孔
152、貫通孔153を介して外部から空気と冷
媒とが流入するので、センタ穴20内部は大気圧
と同じ圧力を保持する。従つて、アンクランプ時
にワークWの落下姿勢が崩れることがない。
なお、上記実施例では連通手段15を溝15
1、中心孔152、貫通孔153として説明した
が、本考案は上記実施例に限定されることなく、
他の手段、例えば先端部に縦方向に溝を施すこと
によつてもよい。
〈考案の効果〉 本考案に係る焼入用センタによると、ワークの
センタ穴内部は連通手段によつて、常に外部と連
通しているので、センタ穴内部の圧力は大気圧と
同一である。
よつて、ワークの加熱時にワークを保持する力
が弱まつたり、アンクランプ時にワークの落下姿
勢が崩れることがない。
従つて、ワークが加熱時に不意に落下したり、
アンクランプ時に落下姿勢を崩してVブロツクに
載りそこねたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る焼入用センタの斜視図、
第2図はその使用状態を示す概略図、第3図は従
来の焼入用センタの斜視図、第4図はその使用状
態を示す概略図である。 10……焼入用センタ、11……先端部、15
……連通手段,151……溝、152……中心
孔、153……貫通孔、W……ワーク、20……
センタ穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークに設けられたセンタ穴にその先端部を挿
    入してワークを保持する焼入用センタにおいて、
    略円錐形状をなした前記先端部には、先端部を前
    記センタ穴に挿入した状態で、センタ穴と外部と
    を連通させる連通手段が設けられたことを特徴と
    する焼入用センタ。
JP1987059121U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0238911Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987059121U JPH0238911Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP1987059121U JPH0238911Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167157U JPS63167157U (ja) 1988-10-31
JPH0238911Y2 true JPH0238911Y2 (ja) 1990-10-19

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ID=30890318

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JP1987059121U Expired JPH0238911Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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